JP2009125165A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】枠部材同士の連結を容易にすると共に、連結強度を向上し得る遊技機を提供する。
【解決手段】外枠11における左枠部材37および下枠部材40は、第1の連結補強金具111および第2の連結補強金具115で連結され、第1の連結補強金具111は、所定間隔離間して対向する一対の対向板部112,113と、該一対の対向板部112,113の内側に連設された連結板部114とを備えて、左枠部材37に連結板部114が固定されると共に、下枠部材40に一方の対向板部112が固定され、第2の連結補強金具115は、第1の連結補強金具111における一対の対向板部112,113および連結板部114の何れかに重なり合うよう固定される重合板部116と、該重合板部116に連結されて一対の対向板部112,113の間に臨む支持板部117とを備える。
【選択図】図15

Description

本発明は、複数の枠部材から構成される外枠において、枠部材と枠部材とを金具を用いて強固に連結するよう構成された遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、上下および左右の枠部材を相互に連結することで枠状に形成された外枠に対し、所要の遊技領域を画成した遊技盤を配設した中枠が着脱および開閉可能に組付けられると共に、中枠の前面側には、遊技盤を透視保護するガラス板を備えた前枠が開閉可能に枢支されている。ここで、前記外枠における各枠部材の連結構造としては、各端部を相互に当接した枠部材の内側および外側に、L字状の板金を各枠部材に跨って当接させて、該L字状の板金同士をビスで相互に連結固定する形態(例えば特許文献1参照)や、連結する2つの枠部材の内側にコ字状の板金を当接させて、各枠部材とコ字状の板金とを溶接することで相互に連結固定する形態(例えば特許文献2参照)が知られている。
特開2006−340966号公報 特開平5−68737号公報
ところで、近年では、前記中枠に配設される遊技盤の大型化や、該中枠に搭載される機構セット盤に組み付けられる制御装置等の構成部材の増加によって、遊技機全体の重量が増加する傾向にある。これに伴い中枠を支持する外枠自体の剛性の向上が望まれているものの、前述した特許文献1や2に開示された枠部材の連結構造では外枠の強度が未だ充分ではなく、外枠にガタツキや変形が生ずる虞があった。特に、外枠で中枠を開閉可能に支持する構造上、外枠が変形すると中枠の開閉に支障を来たすことから、外枠の剛性向上が強く求められていた。
そこで、本発明は、枠部材同士の連結を容易にすると共に、連結強度を向上し得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る遊技機は、
複数の縦枠部材(37,38)および横枠部材(35,40)を相互に連結することで枠状に構成された外枠(11)と、前記外枠(11)に開閉可能に支持され、遊技球が流下可能な遊技領域(13a)を形成した遊技盤(13)が配設される中枠(12)と、前記中枠(12)に開閉可能に支持され、前記遊技盤(13)を透視保護する前枠(14)とを備えた遊技機において、
前記外枠(11)における縦枠部材(37,38)および横枠部材(35,40)は、第1の金具(111,121)および第2の金具(115,125)で連結され、
前記第1の金具(111,121)は、所定間隔離間して対向する一対の対向板部(112,113,122,123)と、該一対の対向板部(112,113,122,123)の内側に連設された連結板部(114,124)とを備えて、前記縦枠部材(37,38)に連結板部(114,124)が固定されると共に、前記横枠部材(35,40)に一方の対向板部(112,113,122,123)が固定され、
前記第2の金具(115,125)は、前記第1の金具(111,121)における前記一対の対向板部(112,113,122,123)および連結板部(114,124)の何れかに重なり合うよう固定される重合板部(116,126)と、該重合板部(116,126)に連結されて一対の対向板部(112,113,122,123)の間に臨む支持板部(117,127)とを備えることを要旨とする。
すなわち、外枠の縦枠部材と横枠部材とを第1の金具および第2の金具で連結した状態では、該第2の金具の支持板部が第1の金具の一対の対向板部の間に臨んでいる。このため、横方向の力が作用して縦枠部材が変形しようとした場合には、前記第1の金具の対向板部が第2の金具の支持板部に接触し、該縦枠部材の変形が阻止される。これにより外枠全体の剛性の向上が図られる。また、第2の金具の重合板部を、前記第1の金具における一対の対向板部および連結板部の何れかに重なり合うよう固定したことで、両金具の一体性が向上し、補強効果の向上を図り得る。
請求項2に係る遊技機は、前記縦枠部材(37,38)は、前後方向の中央位置に、前記外枠(11)の開口内側に突出する膨出部(39)が形成され、前記第1の金具(111,121)における連結板部(114,124)には、該膨出部(39)に整合する溝部(114a)が形成されることを要旨とする。
すなわち、縦枠部材に形成した膨出部と、第1の金具の連結板部に形成した凹部とを整合させることで、該縦枠部材に対して第1の金具が前後方向に位置ずれするのを防止できる。
請求項3に係る遊技機は、前記第1の金具(111,121)および前記第2の金具(115,125)において相互に重なり合う板部(114,116,124,126)には、一方側に位置決め突部(114c,124c)が設けられると共に、他方側に位置決め突部(114c,124c)を挿脱可能な位置決め孔(116b,126b)が設けられて、該位置決め突部(114c,124c)を位置決め孔(116bc,126b)に挿入することにより、第1および第2の金具(111,115,121,125)が位置決めされることを要旨とする。
このように、位置決め突部を位置決め孔に挿入することにより、第1および第2の金具が位置決めされるから、両金具が誤った状態で組み付けられるのを防止し得ると共に、第1および第2の金具の位置ずれを防止できる。
すなわち、本発明に係る遊技機によれば、2つの金具により枠部材を連結でき、枠部材同士の連結を容易に行ない得ると共に、一方の金具が他方の金具を補強して連結強度を向上し得る。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行なうパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を正面側(遊技者側)から視た状態で指称するものとする。
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、矩形枠状に形成されて外郭をなす外枠(固定枠)11の開口前面側に、遊技盤13が配設される縦長方形の中枠(本体枠)12が開閉および着脱可能に組み付けられている。この中枠12の前面側には、遊技盤13(図2参照)を透視保護するガラス板14aを備えた前枠14が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠14の下方にパチンコ球を貯留する下球皿16が開閉可能に組み付けられる。なお、前記前枠14の下部位置には、パチンコ球を貯留する上球皿15が一体的に組み付けられており、前枠14の開閉に合わせて上球皿15も開閉するよう構成されている。また、中枠12における下球皿16の右側には、回動操作可能なハンドル部材17が配設されており、該ハンドル部材17の回動操作により中枠12に配設された打球発射装置18が作動して、上球皿15に貯留したパチンコ球が遊技盤13の遊技領域13aに向けて打出されるようになっている。なお、前記前枠14の上方位置には、左右両端部側に高音出力用のスピーカユニット130,130が夫々配設されている。
(中枠について)
前記中枠12は、図2〜図4に示すように、上側縁をなす上枠体20aと、下側縁をなし、スピーカユニット19や前記打球発射装置18等を設置する設置部材として機能する合成樹脂製の下枠体20bと、左側縁をなす左枠体20cと、右側縁をなす右枠体20dとから略矩形状に形成されて、全体が前記外枠11の開口領域に整合する矩形枠状に大きさに構成される。ここで、前記上下および左右の枠体20a〜20dにより画成された前後に開口する開口領域が、前記遊技盤13を着脱可能に設置する遊技盤収容枠部21として機能する。
図1または図2に示すように、前記中枠12における上枠体20aの前面における左上端部、および前記下枠体20bの前面における左下端部には、ヒンジ金具としての上支持金具22および下支持金具(本体枠側金具)23が夫々配設されている。前記上支持金具22には、上方に開口する第1軸孔22aが形成されると共に、前記下支持金具23には、下方に開口する第2軸孔23aが形成されており、該上下の支持金具22,23の夫々が、該第1および第2軸孔22a,23aを介して前記外枠11に設けられたヒンジ金具としての第1の上連結金具100および第1の下連結金具(固定枠側金具)110(何れも後述)に形成された上下の支軸100a,110aに軸支されることで、外枠11に対して中枠12が開閉可能に支持される。なお、前記右枠体20dには、施錠装置24が設けられており、施錠操作により中枠12を外枠11に対して閉成状態で保持され、解錠操作により係合部との係合が解除されて中枠12を外枠11に対して開放し得るようになっている。
また、図2に示すように、前記下枠体20bにおける左右方向の略中央位置に、前記打球発射装置18が配設され、該下枠体20bの左下端部に、スピーカユニット19が収容される第1箱状部28(図3参照)が設けられている。なお、前記打球発射装置18から発射されたパチンコ球は、下枠体20bの上面に形成した発射口26aを介して前記遊技盤収容枠部21に設置した遊技盤13の遊技領域13aに向けて打出されるようになっている。
前記第1箱状部28は、図3、図12または図13に示すように、前記下枠体20bと一体形成されて前方に開放する収容部本体29と、該収容部本体29の開口前端側に配設されて収容部本体29の前方開口を閉成する蓋体32とから構成され、該収容部本体29と蓋体32との間に、スピーカユニット19を収容する空間(以下、第1空間S1という)が画成されている。前記蓋体32には、スピーカユニット19を取り付ける取付部34が前方へ膨出するよう形成され、該取付部34に開設した第1出力孔32aを介して出力部19aが前面側に露出するようスピーカユニット19が蓋体32の裏側にネジ止めされる。すなわち、前記スピーカユニット19を取り付けた蓋体32を前記収容部本体29にネジ止めすることで、スピーカユニット19が前面(出力部19a)を露出した状態で第1箱状部28内に収容される。なお、前記中枠12に配設されるスピーカユニット19は、中低音出力用のスピーカユニットである。
また、図3、図4、図12または図13に示すように、前記収容部本体29の一部には、第1空間S1内に開口する第1の接続口(第1開口部)30が開設されており、該第1の接続口30を介して第1空間S1の一部が機裏側に開放するようになっている。そして、前記第1の接続口30には、中枠12を外枠11に対して閉成した状態で、前記下枠部材40に上方へ突出するよう形成された第1ダクトD1が連通接続するよう構成されている。なお、前記中枠12(下枠体20b)の下端部(下面)は略水平に形成されて、該中枠12の下端部に沿って左右方向に延在する横長矩形状に前記第1の接続口30が形成される。また、前記中枠12(下枠体20b)の前面左下端部に配設された前記下支持金具23の下端部が、該中枠12(下枠体20b)の下端部(下面)から下方へ露出するようになっている。
(外枠について)
次に、前記中枠12を開閉可能に支持する前記外枠11の構成につき説明する。前記外枠11は、図5または図6に示すように、上縁を構成する上枠部材(横枠部材)35と、下縁を構成する下枠部材(横枠部材)40と、左縁を構成する左枠部材(縦枠部材)37と、右縁を構成する右枠部材(縦枠部材)38とから基本的に構成される。そして、前記上枠部材35および左枠部材37が第1の上連結金具100(後述)を介して連結固定されると共に、上枠部材35および右枠部材38が第2の上連結金具101(後述)を介して連結固定されるようになっている。また、前記下枠部材40および左枠部材37が第1の下連結金具110(後述)を介して連結固定されると共に、下枠部材40および右枠部材38が第2の下連結金具120(後述)を介して連結固定されて、各枠部材35,37,38,40を連結することで外枠11が縦長の矩形枠体として構成される。
前記上枠部材35は、図6に示すように、所要厚みの長尺な木製の板部材で構成され、該上枠部材35の左右の上端部に、前記第1の上連結金具100および第2の上連結金具101(具体的には、後述の第1外側固定板103)の厚みと略同等分だけ凹む段部36が夫々形成されている。そして、前記各段部36の複数箇所に、固定ネジ(図示せず)を挿通可能な通孔36aが上下に貫通するよう形成されている。前記左右の枠部材37,38は、基本的に左右対称な形状に形成されており、アルミ等の金属板を折返すことで、前後方向の略中央位置が外枠11の開口内外に膨出する膨出部39が形成されて、所要の剛性を備えるよう構成される。また、前記左右の枠部材37,38における上下の端部には、前記膨出部39を挟む前後位置に、固定ネジの挿通を許容する通孔37a,38aが左右に貫通するよう複数箇所に形成されている。
前記下枠部材40は、図6〜図11に示すように、前記上枠部材35と略同一の長さ寸法に設定されると共に前記左右の枠部材37,38と略同一の前後の幅寸法に設定された木製の底板41と、該底板41の前端縁に配設される合成樹脂製の幕板44とを備えている。前記底板41の左右両端部には、図8または図9に示すように、前記第1の下連結金具110(具体的には、後述の下側対向板部113)および第2の下連結金具120(具体的には、後述の下側対向板部123)を固定する第1固定部42,42が形成されており、各第1固定部42の複数箇所にネジ孔42aが形成されている。また、前記底板41の前端縁には、左右に位置する第1固定部42,42の間に、前方および上下に開放する凹部41aが形成されており、該凹部41aに後述するボックスカバー80が配置される。
前記幕板44は、図5または図6に示すように、前記左枠部材37の前端面から右枠部材38の前端面まで延在する横長矩形状に形成されて後方へ開口する箱状に形成され、該幕板44の裏側に配設されたボックスカバー80との間に空間(以下、第2空間S2という)を画成するようになっている。また、前記幕板44の裏側における左右両端部には、前記底板41における前記左右の第1固定部42,42の前側に臨む位置に、前記第1の下連結金具110(具体的には、後述の支持板部117)および第2の下連結金具120(具体的には、後述の支持板部127)を固定する第2固定部45,45(図11参照)が形成されている。ここで、前記各第2固定部45には、2箇所のネジ孔(図示せず)が形成されると共に、後方に突出する位置決め突部45bが突設されている。また、前記幕板44の裏側には、前記第2空間S2が幕板44の左右方向の略全長に亘って形成されるよう、該第2空間S2を区画して当該第2空間S2の上下および左右の壁面をなす区画壁44b(図9参照)が形成されている。
また、前記幕板44の上面49における左上端部には、図5または図7に示すように、前記第1の下連結金具110(具体的には、後述の上側対向板部112)を固定する設置部46が前方へ湾曲状に突出するよう形成されている。この設置部46の上面には、上方および後方へ開放する第1設置凹部47が形成されており、中枠12を閉成する際に中枠12の下端部が乗り上げる第1の傾斜案内部材50を設置するようになっている。また、前記第1設置凹部47には、位置決め孔47aが2箇所に形成されると共にネジ孔47bが1箇所に形成されている。前記幕板44の上側後端部には、左右方向の略全長に亘って、上方および後方へ突出する庇状部44aが形成されている。但し、前記庇状部44aは、前記幕板44の右端部から前記設置部46に至るまでの範囲に形成され、該設置部46の後方側には庇状部44aは形成されていない。また、前記幕板44の上面49における右端部には、上下に貫通する通孔49aが左右に離間する2箇所に形成されている。
前記第1の傾斜案内部材50は、図7に示すように、前記第1設置凹部47に整合する大きさに形成された平板部51と、該平板部51から上方に突出する突出部52とを備え、該平板部51を第1設置凹部47に設置した際に、平板部51の上面と設置部46(幕板44)の上面とが同一面に位置するよう構成されている。また、前記平板部51には、前記第1設置凹部47の位置決め孔47aの夫々と対応する位置に、各位置決め孔47aに挿脱可能に挿入される位置決め突部(図示せず)が下方へ向けて突設されると共に、該第1設置凹部47のネジ孔47bと対応する位置に、上下に貫通する通孔54が形成されており、各位置決め孔47aに位置決め突部を挿入することで、第1設置凹部47のネジ孔47bと第1の傾斜案内部材50の通孔54とが整合するよう構成されている。そして、前記第1設置凹部47に設置した第1の傾斜案内部材50に、前記第1の下連結金具110(上側対向板部112)を当接させて(すなわち設置部46と第1の下連結金具110との間に第1の傾斜案内部材50挟んだ状態で)、第1の下連結金具110を設置部46にネジ止めするようになっている
また、前記突出部52の上面には、後方へ向けて上方傾斜する第1の傾斜面部52aが形成されており、中枠12を閉成する過程で中枠12の下端部(具体的には下支持金具23)が第1の傾斜面部52aに接触し、中枠12を更に閉成することで、中枠12の下端部(下支持金具23)が第1の傾斜面部52aに沿って乗り上げるよう構成されている。ここで、第1の傾斜面部52aは、前記第1の下連結金具110の下支軸110a側(左斜め前方)に下方傾斜するようになっており、閉成時に中枠12の下端部(下支持金具23)が第1の傾斜面部52aに接触した際に、当該中枠12の接触部位が第1の傾斜面部52aに対して平行になるよう構成される。
また、図6または図7に示すように、前記幕板44の上面49には、前記設置部46から離間する右端部側に、上方および前方へ開放する第2設置凹部48が形成されており、該第2設置凹部48に、中枠12を閉成する際に中枠12の下端部が乗り上げる第2の傾斜案内部材56が着脱可能に配設される。この第2設置凹部48の後端部には、前後に貫通する係合孔48aが左右方向に離間する位置に形成されると共に、第2設置凹部48の前端部には、左右方向に延在する係合溝48bが凹設されている。
図7に示すように、前記第2の傾斜案内部材56は、後端面から後方へ突出し、前記第2設置凹部48の係合孔48aに係脱可能に係合する係合フック57と、前端部から下方に延出する延出部58と、該延出部58の下端部から後方へ突出し、第2設置凹部48の係合溝48bに係脱可能に係合する係止片59とを備えている。そして、前記第2設置凹部48の係合孔48aおよび係合溝48bに対して、前記第2の傾斜案内部材56の係合フック57および係止片59の夫々を前側から係合することで、該第2設置凹部48に第2の傾斜案内部材56が着脱可能に配設される。
また、前記第2の傾斜案内部材56には、前端部から後方へ向けて上方傾斜し、前記中枠12の閉成時に中枠12の下端部(具体的には樹脂部分)が接触して乗り上げる第2の傾斜面部60と、該第2傾斜面部60の傾斜後端に連接して前後方向に水平に延在し、中枠12を完全に閉成した際に、当該中枠12の下端部(具体的には樹脂部分)を支持する支持面部62とを備えている。すなわち、中枠12を閉成する過程で中枠12の下端部(樹脂部分)が第2の傾斜面部60に接触し、中枠12を更に閉成することで、中枠12の下端部(樹脂部分)が第2の傾斜面部60に沿って乗り上げて、最終的に支持面部62で支持されるようになっている。また、前記第2の傾斜案内部材56には、側端部から前記支持面部62に向けて上方傾斜する側方傾斜面部61,61が形成されている。
更に、前記幕板44の上面49には、図7に示すように、前記第1設置凹部47と第2設置凹部48との間に、前後方向に延在する支持リブ65(第3傾斜案内部)が左右に離間する2箇所に形成されている。この支持リブ65は、幕板44の前端部から後方へ向かうにつれて上方傾斜し、前記中枠12の閉成時に中枠12の下端部(具体的には樹脂部分)が接触して乗り上げる第3の傾斜面部66と、該第3の傾斜面部66の傾斜後端に連接し、前後方向に水平に延在する支持面部67とを備え、外枠11に対して中枠12を閉成した際に、支持リブ65の支持面部67に中枠12の下端部が当接するようになっている。すなわち、中枠12を閉成する過程で中枠12の下端部(樹脂部分)が第3の傾斜面部66に接触し、中枠12を更に閉成することで、中枠12の下端部(樹脂部分)が第3の傾斜面部66に沿って乗り上げて、最終的に支持面部67で支持されるようになっている。すなわち、中枠12の閉成時には、前記第2の傾斜案内部材56および支持リブ65の支持面部62,67で中枠12の下端部を支持するよう構成されている。
ここで、前記第2の傾斜案内部材56および支持リブ65の高さ寸法は、前記庇状部44aの高さ寸法より低く設定され、外枠11に対して中枠12を閉成して前記支持面部62,67で中枠12を支持した際に、庇状部44aの前端面に中枠12の下端部の裏側が当接するようになっている。なお、前記第1の傾斜案内部材50における第1の傾斜面部52aの高さ寸法は、前記第2の傾斜案内部材56および支持リブ65における第2の傾斜面部60および第3の傾斜面部66の高さ寸法より僅かに低く設定されて、前記支持面部62,67で中枠12を支持した際に、第1の傾斜案内部材50から中枠12(下支持金具23)が離間し、該第1の傾斜案内部材50と中枠12(下支持金具23)との間に隙間が形成されるよう構成されている。
ここで、図8に示すように、前記第1の傾斜案内部材50の第1の傾斜面部52aは、前記第2の傾斜案内部材56の第2の傾斜面部60および支持リブ65の第3の傾斜面部66より前側に位置するよう構成されている。そして、前記第1〜第3の傾斜面部52a,60,66の夫々は、前記中枠12の閉成時に、該中枠12の下端部が最初に第1の傾斜面部52aに接触し、該第1の傾斜面部52aに乗り上げる過程で中枠12の下端部が第3の傾斜面部66に接触すると共に、第3の傾斜面部66に乗り上げる過程で中枠12の下端部が第2の傾斜面部60に接触する位置関係となっている。
また、図6または図7に示すように、前記庇状部44aの左端部側には、前記第1ダクトD1の前面を構成するダクト前半体70が上方へ突出するよう形成されている。前記ダクト前半体70は、第1ダクトD1の前面を画成する平板部70aと、該平板部70aの上縁および左右側縁から後方へ突出する隔壁70bとから構成され、該平板部70aに前後に開口する第2の接続口71が横長矩形状に開設されている。また、前記平板部70aには、第2の接続口71の開口縁に沿って前方へ突出する突出片72が形成されている。この第2の接続口71は、前記中枠12を閉成した際に、前記第1箱状部28(収容部本体29)に開設した前記第1の接続口30に整合する位置に形成されており、中枠12を閉成することで、第1および第2の接続口30,71が連通するようになっている(図12参照)。また、中枠12を閉成した際には、前記突出片72が前記第1の接続口30の開口内側に臨み、相互に連通した第1および第2の接続口30,71の気密性を向上するようになっている。そして、前記隔壁70bにおける平板部70aの上縁から突出した部位には、上方へ突出する突条部73,73が左右方向に離間する位置に形成されている。
更に、前記幕板44の前面には、右端部側に前後に開口する第2出力孔(第2開口部)76が縦長矩形状に開設されており、該第2出力孔76を介して前記第2空間S2の一部が機前面側に開放するようになっている。また、前記幕板44の裏側には、図9に示すように、前記第2出力孔76に連通する第1連結筒部(第1接続ダクト)75が第2空間S2内に突出するよう後方へ向けて形成されると共に、該第1連結筒部75から左方向(第1ダクトD1側)に離間する位置に、後方へ突出する第1支持ボス77が前後方向に延在するよう突設されている。
前記幕板44の裏側に配設される前記ボックスカバー80は、図6に示すように、前方へ開口する箱状に形成され、前記幕板44の区画壁44bの後端面に当接して前記第2空間S2を画成するボックス本体81と、該幕板44に形成された前記ダクト前半体70の裏側に整合し、前記第1ダクトD1の後面を構成するダクト後半体87とから構成されている。すなわち、前記幕板44とボックスカバー80とを組み付けることで、外枠11の左右方向の全長に亘って延在する第2空間S2を画成する第2箱状部78が形成される。ここで、実施例では、前記第2箱状部78の容積が前記第1箱状部28の容積以上に設定される。
前記ボックス本体81は、前記幕板44に対向する後面壁82と、該後面壁82に連接してボックス本体81の上下および左右の壁面をなす外周壁83とから前方へ開口する箱状に形成されると共に、該外周壁83の開口前端に、前記幕板44に形成された前記区画壁44bの後端面に当接する当接片83aが外側に向けて突出するよう形成されている。また、前記ボックス本体81(外周壁83)の開口前端には、前方へ延出する延出片84が形成されており、該延出片84が前記区画壁44bの第2空間S2側の面に当接して、第2空間S2の気密性を高めるようになっている(図10または図11参照)。なお、前記外周壁83および延出片84の夫々は、前記ダクト前半体70(第1ダクトD1)と対応する位置で切り欠いた切欠部85(図6参照)が形成されており、該切欠部85を介して第1ダクトD1が第2空間S2に連通するよう構成される。
前記ダクト後半体87は、図6または図7に示すように、前記切欠部85の形成位置に形成されて、前記ボックス本体81の後面壁82から後方へ膨出するよう該後面壁82に連接すると共に、前方へ開口する皿状に形成されている。そして、前記ボックスカバー80を前記幕板44に組み付けた際に、前記ダクト後半体87の開口前端が前記ダクト前半体70の隔壁70bの開口後端に当接することで、中空の第1ダクトD1が形成される。すなわち、前記第1ダクトD1は、前記ダクト前半体70に形成した第2の接続口71を介して前方へ開口すると共に、前記切欠部85を介して前記第2空間S2に連通する。ここで、実施例では、前記幕板44の上面49から突出する前記第1ダクトD1の突出寸法より、該第1ダクトD1の左右方向の幅寸法を大きくして、該第1ダクトD1の容積を確保するよう前記ダクト前半体70およびダクト後半体87の夫々が形成される。また、前記ダクト後半体87には、前記ダクト前半体70における隔壁70bの外側を囲繞する囲繞片88が形成されており、第1ダクトD1の気密性を高めるようになっている。この囲繞片88には、前記ダクト前半体70の隔壁70bに形成した前記突条部73と対応する位置に、上下に開口する差込み係合孔88aが左右に離間する2箇所に開設されており、該差込み係合孔88aに各突条部73を挿入することで、ダクト前半体70とダクト後半体87の上端部が位置決めされるようになっている。
また、図6または図11に示すように、前記第2空間S2内には、前記幕板44に形成した前記第1連結筒部75に連結されるダクト部材90が設けられている。前記ダクト部材90は、前記第1連結筒部75が挿脱可能に内挿される第2連結筒部(第2接続ダクト)91と、該第2連結筒部91に連設し、後方および前記第1ダクトD1側の側方へ開放する箱状のダクト本体92とから構成される。前記ダクト本体92は、前記幕板44に対向する平板部92aと、該平板部92aの上下の縁部および一方の側縁部(図9では左側の側縁部)から後方へ突出する立上がり壁92bから構成されて、該立上がり壁92bが形成された側端部側に前記第2連結筒部91が開口するようになっている。ここで、前記第2連結筒部91とダクト本体92との接続位置には、該第2連結筒部91に内挿した前記第1連結筒部75の後端部が当接する位置決め段部94が形成されており、該位置決め段部94に第1連結筒部75が当接することで、第1および第2連結筒部75,91が位置決めされるようになっている。
また、前記ダクト本体92における平板部92aの前面側には、上下に離間する位置に前方へ突出する第2支持ボス93が形成されると共に、該第2支持ボス93の前端部に前記第1支持ボス77を挿入可能な有底の挿入孔93a(図6参照)が形成されており、前記第1連結筒部75を第2連結筒部91に内挿すると共に、第2支持ボス93の挿入孔93aに第1支持ボス77を挿入することで、ダクト本体92が幕板44の裏側に着脱可能に取り付けられる。そして、前記ダクト本体92を取り付けた幕板44に対して前記ボックスカバー80を組み付けた際に、該ダクト本体92の各立上がり壁92bの後端部がボックスカバー80のボックス本体81における後面壁82の前面に当接するようになっている。
すなわち、ダクト本体92の各立上がり壁92bの後端部がボックスカバー80(ボックス本体81)の前面に当接することで、図11に示すように、一方の端部側(右端部側)で前記第2出力孔76に連通すると共に他方の端部側(左端部側)で第2空間S2内に開口する第2ダクトD2が形成される。すなわち、前記中枠12を外枠11に対して閉成し、中枠12における第1箱状部28の第1の接続口30と前記第1ダクトD1の第2の接続口71とを連通接続することで、該第1箱状部28(第1空間S1)、第1ダクトD1、第2箱状部78(第2空間S2)および第2ダクトD2により、所謂ダブルバスレフ構造のエンクロージャが形成される。ここで、実施例では、第2ダクトD2の容積が第1ダクトD1の容積以上となるよう前記ダクト部材90の大きさが設定されている。また、ダクト部材90における側縁部に形成された立上がり壁92bの内側に、円弧状に湾曲した曲面部95が形成されており、ダクト本体92とボックスカバー80との間を通過した音を曲面部95に沿って滑らかに第2出力孔76へ誘導し得るよう構成されている。
(外枠の連結構造について)
次に、前記外枠11の各枠部材35,37,38,40の連結構造に関して説明する。
(上枠部材と左右の枠部材の連結構造)
前記外枠11の上枠部材35および左枠部材37を連結する第1の上連結金具100と、該上枠部材35および右枠部材38を連結する第2の上連結金具101とは、基本構成が同一なので、第1の上連結金具100について説明し、第2の上連結金具101については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。前記第1の上連結金具100は、図14に示すように、前記上枠部材35の左上端部に設けた段部36から左枠部材37の上端部の外面側に亘って延在する略L字状に形成された外側連結金具102と、上枠部材35の左上端部の下面から左枠部材37の上端部の内面側に亘って延在する略L字状に形成された内側連結金具106とから構成されている。前記外側連結金具102には、前記上枠部材35の段部36に当接する第1外側固定板103に、該段部36に形成された各通孔36aの対応位置に上下に貫通する通孔103aが形成されると共に、該左枠部材37に当接する第2外側固定板104に、該左枠部材37の上端部に形成された各通孔37aの対応位置に左右に貫通する通孔104aが夫々形成されている。一方、前記内側連結金具106には、前記上枠部材35に当接する第1内側固定板107に、該上枠部材35に形成した通孔36aと対応する位置にネジ孔107aが形成され、左枠部材37の上端部に当接する第2内側固定板108に、該左枠部材37に形成した通孔37aと対応する位置にネジ孔108aが夫々形成されている。すなわち、前記第1外側固定板103の通孔103aおよび上枠部材35の通孔36aに挿通した固定ネジを、第1内側固定板107の対応するネジ孔107aに螺挿すると共に、前記第2外側固定板104の通孔104aおよび左枠部材37の上端部の通孔37aに挿通した固定ネジを、第2内側固定板108の対応するネジ孔108aに螺挿することで、前記外側連結金具102と内側連結金具106が固定され、上枠部材35と左枠部材37とが連結される。
ここで、前記内側連結金具106には、前後方向の略中央位置に外枠11の開口内側に向けて凹んだ凹設部106aが、前記第1内側固定板107から第2内側固定板108に亘る全長に設けられており、内側連結金具106の剛性を高めている。また、前記内側連結金具106の凹設部106aは、前記左枠部材37に形成した前記膨出部39に整合するよう構成されており、該凹設部106aと膨出部39とを整合させることで、内側連結金具106の位置ずれを防止している。なお、前記上枠部材35と左枠部材37とを連結する外側連結金具102は、前記第1外側固定板103に上枠部材35の前端より前方へ延出する支持片部105が設けられており、該第1外側固定板103の支持片部105に、前記中枠12に設けた上支持金具22の第1軸孔22aに軸支される上支軸100aが垂設されている。
(下枠部材と左枠部材の連結構造)
前記外枠11の下枠部材40および左枠部材37を連結する第1の下連結金具110は、図15に示すように、断面略コ字状に形成された第1の連結補強金具(第1の金具)111と、断面略L字状に形成された第2の連結補強金具(第2の金具)115とから構成される。前記第1の連結補強金具111は、上下に所定間隔離間して対向する一対の対向板部112,113と、該一対の対向板部112,113の左端縁に連設された連結板部114とから形成されており、該連結板部114を前記左枠部材37の下端部に固定するよう構成される。ここで、前記連結板部114には、前記左枠部材37に形成された前記膨出部39を挿入可能な溝部114aが上下方向の全長に亘って形成されると共に、該膨出部39と溝部114aとを整合させた状態で、左枠部材37の下端部に形成した各通孔37aと対応する位置に、左右に貫通する通孔114bが形成されている。また、前記連結板部114には、前後に離間する2箇所に、右方へ突出する位置決め突部114cが突設されている(図15には1つの位置決め突部114cのみ図示)。なお、以下の説明では、一対の対向板部において、上側に位置するほうを上側対向板部112と指称すると共に、下側に位置するほうを下側対向板部113と指称する。
前記上側対向板部112は、前記下枠部材40の幕板44に形成した前記設置部46まで延在すると共に、該設置部46の上面全体を被覆可能な形状に形成されており、該上側対向板部112の前端部近傍に、前記中枠12に設けた下支持金具23の第2軸孔23aに軸支される下支軸110aが上方へ向けて突設されている。また、前記上側対向板部112には、前記設置部46の第1設置凹部47に配設される第1の傾斜案内部材50の突出部52と対応する位置に、該突出部52を挿通可能な貫通孔112bが形成されると共に、該第1設置凹部47のネジ孔47bと上下に整列する位置に、上下に貫通する通孔112aが形成されている。すなわち、前記設置部46の第1設置凹部47に配設した前記第1の傾斜案内部材50の突出部52を挿通すると共に、前記上側対向板部112の通孔112aおよび第1の傾斜案内部材50の通孔54に挿通したネジを第1設置凹部47のネジ孔47bに螺挿することで、該第1の傾斜案内部材50の平板部51を挟んだ状態で上側対向板部112が設置部46に連結される。
また、前記下側対向板部113には、前記下枠部材40を構成する前記底板41の左側に形成された第1固定部42のネジ孔42aと整合する位置に、上下に貫通する通孔113aが形成されており、該下側対向板部113の通孔113aに挿通したネジを底板41(第1固定部42)のネジ孔42aに螺挿することで、下側対向板部113(第1の下連結金具110)と下枠部材40(底板41)とが連結される。
図15に示すように、前記第2の連結補強金具115は、前記第1の連結補強金具111における前記連結板部114に重なり合う重合板部116と、該重合板部116の前端に連結されて該第1の連結補強金具111における上下の対向板部112,113の間に臨む支持板部117とから構成されている。前記重合板部116には、前記連結板部114の通孔114bと対応する位置にネジ孔116aが形成されると共に、該連結板部114の位置決め突部114cと対応する位置に、該位置決め突部114cを挿入可能な位置決め孔116bが形成されている。そして、前記連結板部114の位置決め突部114cを重合板部116の位置決め孔116bに挿通したもとで、左枠部材37の下端部に形成した通孔37aおよび前記連結板部114の通孔114bに挿通したネジを前記重合板部116のネジ孔116aに螺挿することで、第1および第2の連結補強金具111,115が左枠部材37に対して一体的に連結される。
また、前記支持板部117には、前記幕板44の左側に位置する第2固定部45に形成されたネジ孔と整列する位置に、前後に貫通する通孔117aが形成されると共に、該第2固定部45に形成された位置決め突部45bと整列する位置に位置決め孔117bが形成されている。すなわち、前記幕板44の左側に位置する第2固定部45の位置決め突部45bを支持板部117の位置決め孔117bに挿通したもとで、該支持板部117の通孔117aに挿通したネジを第2固定部45のネジ孔に螺挿することで、前記支持板部117が幕板44(第2固定部45)に連結される。すなわち、前記第1の下連結金具110は、前記第1の連結補強金具111が前記左枠部材37の下端部と下枠部材40の底板41および幕板44とを連結固定し、更に前記第2の連結補強金具115が左枠部材37の下端部と下枠部材40の幕板44(第2固定部45)とを連結固定する。
(下枠部材と右枠部材の連結)
前記外枠11の下枠部材40および右枠部材38を連結する第2の下連結金具120は、図16に示すように、断面略コ字状に形成された第3の連結補強金具(第1の金具)121と、断面略L字状に形成された第4の連結補強金具(第2の金具)125とから構成される。ここで、前記第3の連結補強金具121は、前述した第1の連結補強金具111と基本的な構成は同一であって、所定間隔上下に離間して対向する一対の対向板部122,123と、該一対の対向板部122,123の右端縁に連設された連結板部124とから形成されており、該連結板部124を前記右枠部材38の下端部に固定するよう構成される。ここで、前記連結板部124には、前記右枠部材38に形成された前記膨出部39を挿入可能な溝部124aが上下方向の全長に亘って形成されると共に、該膨出部39と溝部124aとを整合させた状態で、右枠部材38の下端部に形成した各通孔38aと対応する位置に、左右に貫通する通孔124bが形成されている。また、前記連結板部124には、前後に離間する2箇所に、右方へ突出する位置決め突部124cが突設されている(図16には1つの位置決め突部124cのみ図示)。なお、以下の説明では、一対の対向板部において、上側に位置するほうを上側対向板部122と指称すると共に、下側に位置するほうを下側対向板部123と指称する。
前記上側対向板部122は、前記下枠部材40における幕板44の上面49の裏側に重なるよう延在しており、該幕板44の上面49に形成した通孔49aと整合する位置に、ネジ孔122aが形成されている。すなわち、前記幕板44の通孔49aに挿通したネジを上側対向板部122のネジ孔122aに螺挿することで、該上側対向板部122が幕板44に連結される。また、前記下側対向板部123には、前記下枠部材40を構成する前記底板41の右側に形成された第1固定部42のネジ孔42aと整合する位置に、上下に貫通する通孔123aが形成されており、該下側対向板部123の通孔123aに挿通したネジを底板41(第1固定部42)のネジ孔42aに螺挿することで、下側対向板部123(第2の下連結金具120)と下枠部材40(底板41)とが連結される。
図16に示すように、前記第4の連結補強金具125は、前記第2の連結補強金具115と左右対称に形成される。すなわち、前記第4の連結補強金具125は、前記第2の連結補強金具121における前記連結板部124に重なり合う重合板部126と、該重合板部126の前端に連結されて該第2の連結補強金具121における上下の対向板部122,123の間に臨む支持板部127とから構成されている。前記重合板部126には、前記連結板部124の通孔124bと対応する位置にネジ孔126aが形成されると共に、該連結板部124の位置決め突部124cと対応する位置に、該位置決め突部124cを挿入可能な位置決め孔126bが形成されている。そして、前記連結板部124の位置決め突部124cを重合板部126の位置決め孔126bに挿通したもとで、右枠部材38の下端部に形成した通孔38aおよび前記連結板部124の通孔124bに挿通したネジを前記重合板部126のネジ孔126aに螺挿することで、第3および第4の連結補強金具121,125が右枠部材38に対して一体的に連結される。
また、前記支持板部127には、前記幕板44の右側に位置する第2固定部45に形成されたネジ孔と整列する位置に、前後に貫通する通孔127aが形成されると共に、該第2固定部45に形成された位置決め突部45bと整列する位置に位置決め孔127bが形成されている。すなわち、前記幕板44の右側に位置する第2固定部45の位置決め突部45bを支持板部127の位置決め孔127bに挿通したもとで、該支持板部127の通孔127aに挿通したネジを第2固定部45のネジ孔に螺挿することで、前記支持板部127が幕板44(第2固定部45)に連結される。すなわち、前記第2の下連結金具120は、前記第3の連結補強金具121が前記右枠部材38の下端部と下枠部材40の底板41および幕板44とを連結固定し、更に前記第4の連結補強金具125が右枠部材38の下端部と下枠部材40の幕板44(第2固定部45)とを連結固定する。
〔実施例の作用〕
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
実施例に係るパチンコ機10における外枠11の上枠部材35および左枠部材37は、第1の上連結金具100により連結固定され、上枠部材35および右枠部材38は、第2の上連結金具101により連結固定される。ここで、前記第1および第2の連結金具100,101は、外側連結金具102および内側連結金具106の間に上枠部材35および左右の枠部材37,38を挟んで両金具102,106を連結するよう構成してあるから、1つの金具で2つの枠部材を連結する構成に比べて剛性の向上が図られる。また、内側連結金具106には、上枠部材35に当接する第1内側固定板107から対応の左右の枠部材37,38に当接する第2内側固定板108に亘って凹設部106aが形成されているから、該内側連結金具106の剛性が格段に向上し、外枠11における上枠部材35および左枠部材37の連結部位や上枠部材35および右枠部材38の連結部位が変形するのを効果的に防止し得る。
また、前記外枠11の下枠部材40および左枠部材37は、第1の下連結金具110により連結固定される。この第1の下連結金具110は、断面L字状に形成された第2の連結補強金具115の支持板部117が断面コ字状に形成された第1の連結補強金具111における上下の対向板部112,113の間に臨むよう構成されている。このため、外枠11に対して横方向の力が作用して左枠部材37が開口内側に倒れ込むよう変形しようとした場合には、前記第1の連結補強金具111の上側対向板部112が第2の連結補強金具115の支持板部117に接触し、該左枠部材37の変形が阻止される。また、前記第1の下連結金具110では、前記第1の連結補強金具111における前記上側対向板部112が前記下枠部材40における幕板44の設置部46に連結されると共に、下側対向板部113が下枠部材40における左側の第1固定部42に連結され、更に連結板部114が左枠部材37に連結されている。そして、前記第2の連結補強金具115は、重合板部116が前記第1の連結補強金具111の連結板部114に重なるよう左枠部材37に連結されると共に、前記支持板部117が前記幕板44における左側の第2固定部45に連結される。従って、前記左枠部材37が開口内側に倒れ込むよう変形する場合には、前記第1の連結補強金具111の上側対向板部112が右側に移動しようとするのに対して、該上側対向板部112が連結される幕板44(設置部46)は、前記第2の連結補強金具115にも連結されているため、該第2の連結補強金具115により幕板44(設置部46)の移動が規制される。すなわち、前記第1の連結補強金具111および第2の連結補強金具115の夫々を前記左枠部材37および幕板44の夫々に連結することで、該左枠部材37の変形が規制され、外枠11の剛性の向上が図られる。
同様に、前記外枠11の下枠部材40および右枠部材38は、第3の下連結金具120により連結固定される。この第2の下連結金具120は、断面L字状に形成された第4の連結補強金具125の支持板部127が断面コ字状に形成された第3の連結補強金具121における上下の対向板部122,123の間に臨むよう構成される。このため、外枠11に対して横方向の力が作用して右枠部材38が開口内側に倒れ込むよう変形しようとした場合には、前記第3の連結補強金具121の上側対向板部122が第4の連結補強金具125の支持板部127に接触し、該右枠部材38の変形が阻止される。また、前記第2の下連結金具120では、前記第3の連結補強金具121における前記上側対向板部122が前記下枠部材40における幕板44の右端部側に連結されると共に、下側対向板部123が下枠部材40における右側の第1固定部42に連結され、更に連結板部124が右枠部材38に連結されている。そして、前記第4の連結補強金具125は、重合板部126が前記第3の連結補強金具121の連結板部124に重なるよう右枠部材38に連結されると共に、前記支持板部127が前記幕板44における右側の第2固定部45に連結される。従って、前記右枠部材38が開口内側に倒れ込むよう変形する場合には、前記第3の連結補強金具121の上側対向板部122が左側に移動しようとするのに対して、該上側対向板部122が連結される幕板44は、前記第4の連結補強金具125にも連結されているため、該第4の連結補強金具125により幕板44の移動が規制される。すなわち、前記第3の連結補強金具121および第4の連結補強金具125の夫々を前記右枠部材38および幕板44に連結することで、該右枠部材38の変形が規制され、外枠11の剛性の向上が図られる。
すなわち、前記下枠部材40および左枠部材37を第1の下連結金具110で連結固定すると共に、下枠部材40および右枠部材38を第2の下連結金具120で連結固定することで、下枠部材40および左枠部材37の連結部位や下枠部材40および右枠部材38の連結部位が変形するのが防止され、外枠11全体の剛性の向上が図られる。
そして、前記第1の下連結金具110の上側対向板部112には、中枠12の下端部(下支持金具23)を軸支する下支軸110aが形成されており、該中枠12を開放した状態では、中枠12だけでなく、該中枠12に配設された遊技盤13や前枠14、上下の球皿15,16、その他の部材の重量が全て第1の下連結金具110の上側対向板部112に集中する。この場合も、中枠12を支持する第1の連結補強金具111の上側対向板部112が第2の連結補強金具115の支持板部117で支持されるから、該上側対向板部112の変形等を招来することなく、中枠12を支持することができる。また、第1の連結補強金具111の上側対向板部112が第2の連結補強金具115の支持板部117で支持されることで、該上側対向板部112が当接する前記下枠部材40の幕板44(設置部46)に過大な負荷が掛かるのを防止でき、該幕板44(設置部46)が損傷するのを防止できる。
また、前記中枠12を閉成した状態では、該中枠12が幕板44(第2の傾斜案内部材56および支持リブ65)に支持され、中枠12に配設された遊技盤13等を含む重量が幕板44の上面49に集中する。実施例では、前記第2の下連結金具120における第3の連結補強金具121の上側対向板部122が幕板44の上面49の裏側に当接するから、該幕板44(第2の傾斜案内部材56および支持リブ65)に掛かる荷重を上側対向板部122で支持でき、該幕板44の変形等を招来することなく確実に中枠12を支持することができる。
また、第1の下連結金具110における第1の連結補強金具111の連結板部114と、第2の連結補強金具115における重合板部116とを重ね合わせた状態で前記左枠部材37に一体的に連結するようにしたことにより、両補強金具111,115の一体性が向上し、補強効果の向上を期待できる。更に、前記第1の連結補強金具111における連結板部114に溝部114aを形成して、前記左枠部材37に形成した膨出部39と整合させるようにしたことで、該左枠部材37に対して第1の連結補強金具111が前後方向に位置ずれするのを防止でき、位置ずれによる補強効果の低下を防ぐことができる。また、第1の連結補強金具111と第2の連結補強金具115とを組み付けた際には、該第1の連結補強金具111の連結板部114に形成した位置決め突部114cが第2の連結補強金具115の重合板部116に形成した位置決め孔116bに挿入されるようにしたことにより、第1の連結補強金具111と第2の連結補強金具115とを位置決めすることができ、両補強金具111,115の位置ずれによる補強効果の低下を防止し得る。また、前記位置決め突部114cおよび位置決め孔116bにより、前記第1の連結補強金具111および第2の連結補強金具115が誤った状態で組み付けられるのを防止できる。
そして、第2の下連結金具120についても前述した第1の下連結金具110の関係が成立する。すなわち、前記第2の下連結金具120における第3の連結補強金具121の連結板部124と、第4の連結補強金具125における重合板部126とを重ね合わせた状態で前記右枠部材38に一体的に連結するようにしたことにより、両補強金具121,125の一体性が向上し、補強効果の向上を期待できる。更に、前記第3の連結補強金具121における連結板部124に溝部124aを形成して、前記右枠部材38に形成した膨出部39と整合させるようにしたことで、該右枠部材38に対して第3の連結補強金具121が前後方向に位置ずれするのを防止でき、位置ずれによる補強効果の低下を防ぐことができる。また、第3の連結補強金具121と第4の連結補強金具125とを組み付けた際には、該第3の連結補強金具121の連結板部124に形成した位置決め突部124cが第4の連結補強金具125の重合板部126に形成した位置決め孔126bに挿入されるようにしたことにより、第3の連結補強金具121と第4の連結補強金具125とを位置決めすることができ、両補強金具121,125の位置ずれによる補強効果の低下を防止し得る。また、前記位置決め突部124cおよび位置決め孔126bにより、前記第3の連結補強金具121および第4の連結補強金具125が誤った状態で組み付けられるのを防止できる。
また、前記中枠12を枢支する上支持金具22における第1軸孔22aと第1の上連結金具100における上支軸100aとの遊びや、下支持金具23における第2軸孔23aと第1の下連結金具110における下支軸110aとの遊び等に起因して、中枠12の開放時に、中枠12の重量により開放端側が垂れ下がる。そこで、実施例に係るパチンコ機10では、前記外枠11における下枠部材40(幕板44)の第1の下連結金具110側(左枠部材37側)に、第1の傾斜案内部材50を配設すると共に、該下枠部材40(幕板44)の右端部側(右枠部材38側)に、第2の傾斜案内部材56を配設し、更に該下枠部材40(幕板44)における第1の傾斜案内部材50と第2の傾斜案内部材56との間に支持リブ65を設けて、中枠12を閉成するに際し、該中枠12の下端部を持ち上げるようにしたから、中枠12の開放端側の垂れ下がりが矯正され、下枠部材40(幕板44)に中枠12が接触するのを防止できる。
具体的には、中枠12を閉成する過程において、中枠12における下支持金具23側の下端部が前記第1の傾斜案内部材50の第1の傾斜面部52aに乗り上げて持ち上げられ、この状態で更に中枠12を閉成させると、中枠12における下支持金具23側より右側の下端部が前記支持リブ65の第3の傾斜面部66に乗り上げて持ち上げられる。更に中枠12の閉成を続けると、中枠12の開放端側の下端部が前記第2の傾斜案内部材56の第2の傾斜面部60に乗り上げて持ち上げられる。すなわち、中枠12を閉成する際に、中枠12における下支持金具23側の下端部から開放端側の下端部に亘る全体が持ち上げられることで中枠12の傾きが矯正され、中枠12が下枠部材40(幕板44)の前面に接触するのは防止される。
そして、図17〜図20に示すように、前記下枠部材40における幕板44の左右に離間する位置に前記第1の傾斜案内部材50(第1の傾斜面部52a)、第2の傾斜案内部材56(第2の傾斜面部60)および支持リブ65(第3の傾斜面部66)を設けたことにより、前記中枠12を閉成する過程において、中枠12の下端部が最初に第1の傾斜面部52aに接触して乗り上げ、該第1の傾斜面部52aに乗り上げる途中で中枠12の下端部が第3の傾斜面部66に接触して乗り上げると共に、第3の傾斜面部66に乗り上げる途中で中枠12の下端部が第2の傾斜面部60に接触して乗り上げることになる。このように、中枠12を閉成する過程で、中枠12の下端部を第1〜第3の傾斜面部52a,60,66で徐々に持ち上げることにより、中枠12の閉成動作を円滑に行ない得ると共に、第1〜第3の傾斜面部52a,60,66の夫々に掛かる荷重を分散でき、中枠12の開閉に対する耐久性の向上を図り得る。また、中枠12を完全に閉成した状態では、第2の傾斜案内部材56および支持リブ65に設けた支持面部62,67に中枠12の下端部が当接するから、該中枠12の荷重を分散して支持することができる。
ここで、前記第1の傾斜案内部材50は、前記中枠12を枢支する第1の下連結金具110に最も近接する位置に設けられており、閉成した中枠12が前記第1の傾斜案内部材50(第1の傾斜面部52a)に接触した際に、該中枠12と下枠部材40(幕板44)との交差角度が大きくなる。このため、前記第1の傾斜案内部材50における第1の傾斜面部52aを前端部から後方へ向けて一様に上方傾斜させた場合には、中枠12の閉成時に、第1の傾斜面部52aの左端部にのみ中枠12(下支持金具23)が接触し、当該第1の傾斜面部52aに傷や削れが生ずる原因ともなる。そこで、実施例では、閉成した中枠12が前記第1の傾斜案内部材50(第1の傾斜面部52a)に接触した際に、該第1の傾斜面部52aと中枠12における下支持金具23の接触部位とが平行になるよう構成してあるから(図18参照)、中枠12の下支持金具23を第1の傾斜面部52aの全体で支持でき、当該第1の傾斜面部52aへの傷や削れが生ずるのを防止しつつ、中枠12を円滑に持ち上げることができる。
前記第1の傾斜案内部材50は、前記下枠部材40の幕板44に形成した設置部46の第1設置凹部47に配置されて、該第1設置凹部47に第1の傾斜案内部材50を設置した状態で、前記第1の下連結金具110の上側対向板部112に形成した通孔112aおよび第1の傾斜案内部材50に形成した通孔54に挿通したネジを、設置部46(第1設置凹部47)のネジ孔47aに螺挿して固定される。すなわち、第1の下連結金具110を下枠部材40(幕板44)に連結するのに併せて第1の傾斜案内部材50を固定できるから、該第1の傾斜案内部材50を容易に取り付けることができる。
そして、前記第1の傾斜案内部材50を前記設置部46に固定した際には、該第1の傾斜案内部材50における第1の傾斜面部52aが前記第1の下連結金具110の上側対向板部112に形成した貫通孔112bに臨むから、中枠12の閉成時に中枠12の下端部を第1の傾斜面部52aに当接させることができる。また、第1の傾斜案内部材50における第1の傾斜面部52aを前記上側対向板部112の貫通孔112bに臨ませることで、該第1の傾斜面部52aに中枠12が接触した際に、当該第1の傾斜案内部材50が設置部46から外れることはない。
また、前記第2の傾斜案内部材56は、該第2の傾斜案内部材56に形成された係止片59を下枠部材40の幕板44に形成した第2設置凹部48の係合溝48bに対して前方から差込むと共に、該第2設置凹部48に形成した係合孔48aに対して第2の傾斜案内部材56に形成した係合フック57,57を係合するだけで、当該第2設置凹部48に固定される。一方で、第2の傾斜案内部材56の係合フック57と第2設置凹部48の係合孔48aとの係合を解除すると共に、該第2の傾斜案内部材56を前方へ移動して前記係止片59と係合溝48bとの係合を解除するだけで、当該第2の傾斜案内部材56を第2設置凹部48から取り外すことができる。すなわち、前記第2の傾斜案内部材56を前記第2設置凹部48に対して簡単に着脱できる。
中枠12の開閉時に中枠12を単独で支持することのある第1の傾斜案内部材50や、中枠12の垂れ下がりが最も大きくなる開放端側を支持する第2の傾斜案内部材56には、当該中枠12の開閉を繰り返すにつれて傷や削れ等の摩耗が生じ易い。実施例では、前述のように、前記第1の傾斜案内部材50および第2の傾斜案内部材56の夫々を、前記下枠部材40の幕板44とは別部材として形成し、該幕板44の第1設置凹部47および第2設置凹部48に対して着脱交換し得るよう構成したから、傷や削れ等の摩耗が生じた第1の傾斜案内部材50や第2の傾斜案内部材56のみを交換でき、コストや廃棄物の低減を図り得る。
ところで、実施例に係るパチンコ機10では、遊技者が前記ハンドル部材17を操作してパチンコ球を遊技盤13の遊技領域13aに打出して遊技が開始されると、所定の制御条件に基づいて前記中枠12に設けられたスピーカユニット19から中低音が出力され、前記前枠14に設けられたスピーカユニット130から高音が出力される。このスピーカユニット19は、前記中枠12の左下部に設けられた第1箱状部28の第1空間S1内に、該第1箱状部28(蓋体32)の第1出力孔32aを介して出力部19aが前面に露出する状態で収容されている。この第1箱状部28は、前記収容部本体29に開設した第1の接続口30を介して第1空間S1の一部が中枠12の裏側に開口し、該中枠12を閉成した状態(すなわち、遊技が行なわれる状態)において、前記外枠11の下枠部材40に形成された第1ダクトD1の第2接続口71に連通接続する。また、前記第1ダクトD1は、前記下枠部材40に形成された第2箱状部78の第2空間S2に連通すると共に、第2空間S2は、当該第2空間S2内に設けた第2ダクトD2を介して、パチンコ機10の前面側に連通(開放)している。
すなわち、前記スピーカユニット19における出力部19aの前面から出力された効果音は、前記第1箱状部28の第1出力孔32aを介して直接遊技者側に出力されるのに対し、スピーカユニット19における出力部19aの背面から出力された効果音は、前記第1箱状部28の第1空間S1から第1ダクトD1、第2空間S2および第2ダクトD2の夫々を通って遊技者側に出力される。すなわち、実施例に係るパチンコ機10では、前記スピーカユニット19における出力部19aの背面から出力された効果音の経路が、所謂ダブルバスレフ構造に形成される。従って、前記スピーカユニット19における出力部19aの背面から出力された効果音は、第1空間S1から第1ダクトD1を通って第2空間S2に至る過程で低音域が増強されると共に、該第2空間S2から第2ダクトD2を通ってパチンコ機10の前面側に出力される過程で低音域がより一層増強されるから、音の拡がりを高め、パチンコ機10の音響効果の向上を図り得る。
ここで、前記第1箱状部28は、前記中枠12の左下部に設けられるため、該第1箱状部28内の第1空間S1の容積は比較的小さなものとなる。一方で、前記第2箱状部78は、パチンコ機10として機能するために必須の構成部材(制御装置や球処理機構、その他の遊技の実行に必要とされる構成)が設けられていない下枠部材40に設けるようにしたから、第2箱状部78内の第2空間S2の容積拡大を図り得る。すなわち、外枠11における中枠12より下方位置に第2箱状部78を設けることで、該第2箱状部78内に画成される第2空間S2を、中枠12に設けられた第1箱状部28に画成される第1空間S1以上の容積にできる。
また、前記第1箱状部28の形成位置に対応して、前記下枠部材40(幕板44)の左端部側(第1の下連結金具110側)に第1ダクトD1を形成すると共に、第1箱状部28を中枠12の下端部に設けることで、外枠11における下枠部材40における幕板44の上面49からの第1ダクトD1の突出寸法を必要最小限とできる。このように、前記幕板44の上面49から前記第1ダクトD1が突出する寸法を小さくすることで、中枠12の開閉時等に各種配線が第1ダクトD1に引っかかるのを抑制でき、該中枠12の開閉操作を阻害するのを防止できる。なお、前記幕板44の上面49からの第1ダクトD1の突出寸法を小さくしたとしても、該第1ダクトD1の横幅寸法を大きくするようにしたことで、第1ダクトを通過する低音の増幅効果が損なわれることはない。また、前記第2箱状部78を構成する幕板44には、前記第1ダクトD1から離間する右端部側(第2の下連結金具120側)に第2出力孔76を開設したから、該第2出力孔76から第1ダクトD1に向けて延在する前記第2ダクトD2の長さを大きくできる。これにより、前記第2ダクトD2の容積を第1ダクトD1の容積以上に容易に形成することができる。そして、前記第2箱状部78の第2空間S2の容積を前記第1箱状部28の第1空間S1の容積以上に設定すると共に、前記第2ダクトD2の容積を第1ダクトD1の容積以上に設定することで、スピーカユニット19における出力部19aの背面側から出力される効果音(中低音)の低音域を、第1箱状部28(第1空間S1)、第1ダクトD1、第2箱状部78(第2空間S2)および第2ダクトD2により構成されたダブルバスレフ構造のエンクロージャを利用して効果的に増幅することができ、より豊かな低音を出力できる。
また、前記第1ダクトD1および第2空間S2は、前記第2箱状部78を構成する前記幕板44とボックスカバー80とを組み付けるだけで形成されるから、該第1ダクトD1や第2空間S2を容易に形成することができる。また、前記ボックスカバー80に形成された延出片84や囲繞片88により、前記第1ダクトD1および第2空間S2の気密性を高めるよう構成してあるから、第1ダクトD1や第2空間S2での音漏れを抑制でき、低音域の増強効果が低下するのを防止し得る。更に、前記第1ダクトD1(ダクト前半体70)には、前記第1箱状部28の第1の接続口30に連通する第2の接続口71の開口縁に沿って突出片72が形成されて、中枠12の閉成時に該突出片72が第1の接続口30の開口内側に臨むよう構成されているから、第1箱状部28の第1空間S1と第1ダクトD1との間での音漏れも抑制され、低音域の増強効果が低下するのをより効果的に防止し得る。
また、前記第2ダクトD2は、前記幕板44に形成した第2出力孔76に連通する第1連結筒部75を、前記ダクト部材90の第2連結筒部91に内挿し、前記ボックスカバー80と幕板44とを組み付けることで形成される。すなわち、後方および一側方に開放する簡単な形状のダクト部材90により、幕板44に沿って左右方向に延在する第2ダクトD2を形成し得るから、製造コストの増大を防止し得る。また、第2箱状部78を構成するボックスカバー80で第2ダクトD2の後壁を代用することで、第2箱状部78の薄型化が図られると共に、ダクト部材90の後方開口を塞ぐ蓋部材が不要となり、部品点数の低減を図り得る。
また、前記ダクト部材90は、前記第2連結筒部91とダクト本体92との連設位置に形成した位置決め段部94に、該第2連結筒部91に内挿した第1連結筒部75が当接すると共に、該ダクト本体92に形成した第2支持ボス93の挿入孔93aに幕板44の第1支持ボス77を挿入することで、ダクト部材90の前方および上下左右方向への移動が規制される。そしてこの状態で、前記ダクト本体92における立上がり壁92bの後端縁に前記ボックスカバー80が当接することで、ダクト部材90の後方移動が規制される。すなわち、ネジ等を用いることなくダクト部材90を第2箱状部78に配設することができ、該ダクト部材90の取付作業を簡単に行なうことができる。
〔変更例〕
なお、本発明に係る遊技機としては、実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。
実施例では、第1の傾斜案内部材および第2の傾斜案内部材を、前記下枠部材(幕板)とは別体として形成するようにしたが、後方へ向かうにつれて上方傾斜し、中枠の閉成時に中枠の下端部が乗り上げ可能な第1の傾斜案内部および第2の傾斜案内部を、該下枠部材(幕板)に一体的に形成するようにしてもよい。
実施例では、第1の傾斜案内部の傾斜面部(第1の傾斜面部)を、中枠の閉成時に中枠の下端部が接触した際に、該中枠の接触部位と平行になるよう形成したが、これに限られるものではなく、該第1の傾斜案内部の傾斜面部を後方へ向かうにつれて一様に上方傾斜するようにしてもよい。反対に、第2の傾斜案内部の傾斜面部(第2の傾斜面部)や、第3傾斜案内部の傾斜面部(第3の傾斜面部)を、中枠の閉成時に中枠の下端部が接触した際に、該中枠の接触部位と平行になるよう形成することも可能である。
実施例では、下枠部材(幕板)に第1〜第3の傾斜案内部を設けるようにしたが、少なくとも第1の傾斜案内部および第2の傾斜案内部を設けるようにすればよい。また、第1〜第3の傾斜案内部の大きさは、実施例にものに限られるものではない。例えば、第2の傾斜案内部を、下枠部材(幕板)の上面の全長に亘って形成することも可能である。
実施例では、前記第2の傾斜案内部および第3の傾斜案内部に、中枠の下端部を支持する支持面部を備えるようにしたが、下枠部材(幕板)に中枠の下端部を支持する支持部を形成し、第2の傾斜案内部および第3の傾斜案内部に形成された傾斜面部に乗り上げた中枠を、下枠部材(幕板)の支持部で支持させるようにすることもできる。
実施例では、第1の下連結金具および第2の下連結金具の夫々において、断面L字状に形成した第2の金具(すなわち第2の連結補強金具および第4の連結補強金具)の重合板部を、断面コ字状に形成した第1の金具(すなわち第1の連結補強金具および第3の連結補強金具)の連結板部に重なり合うよう構成したが、これに限らず、重合板部が第1の金具の上下の対向板部に重なり合うようにしてもよい。
実施例では、前記第2の金具における支持板部を下枠部材(幕板)に連結固定するよう構成したが、支持板部と下枠部材とを連結固定しない形態であってもよい。また、実施例では、第1の金具の連結板部に溝部を形成するようにしたが、該連結板部を平板状に形成してもよい。
実施例では、中枠に形成した収容部本体と蓋体とにより第1空間を画成する第1箱状部を形成するようにしたが、該中枠とは別に第1箱状部を形成して中枠に配設するようにしてもよい。
実施例では、第1箱状部に開設される第1開口部を、中枠におけるヒンジ金具側に位置させ、第2箱状部に開設される第2開口部を、中枠の開放端側に位置させるようにしたが、これに限られるものではなく、該第1開口部および第2開口部が夫々反対側に位置する構成であってもよい。
実施例では、第1ダクトを第2箱状部と一体的に形成するようにしたが、これに限らず、第1ダクトと第2箱状部とを別に形成することもできる。また、第1ダクトの形状・構成は、前記外枠に対して中枠を閉成した状態で、第1箱状部の第1開口部および第2箱状部の第2空間に連通するよう構成すればよい。
実施例では、下枠部材(幕板)に開設した第2の接続口の開口縁に沿って形成した突出片を、中枠を閉成した際に第1箱状部に開設した第1の接続口の開口内側に臨ませるよう構成したが、該第2の接続口の開口縁に沿ってパッキンを更に配設するようにしてもよい。すなわち、中枠を閉成した際に、第1箱状部に開設した第1の接続口の開口内側に突出片を臨ませると共に、該第1箱状部の後面にパッキンを当接させることで、相互に連通した第1および第2の接続口の気密性をより一層向上することができる。なお、前記パッキンは、第1箱状部に開設された第1の接続口に沿って配設することも可能である。
また、第2箱状部の第2空間に設けられる第2ダクトは、実施例の構成に限らず、一方の端部側で第2箱状部の第2開口部に連通すると共に他方の端部側で第2空間内に開口するよう形成すればよい。例えば、前記下枠部材の幕板には、前後に貫通する第2出力孔を開設し、前方および第1ダクト側の側方へ開放する箱状の第2のダクト部材を、該第2のダクトの閉鎖端部側に前記第2出力孔が臨ませて、当該第2のダクト部材の前方開放端に幕板の裏面を当接させることで、第2ダクトを形成することもできる。なお、前記ボックスカバーには、前記第2のダクト部材の後方および上下左右への移動を規制する規制片が形成されて、該ボックスカバーを幕板に組み付けた際に、該規制片が第2のダクト部材に当接して位置決めするよう構成される。この場合でも、簡単な形状の第2のダクト部材により第2ダクトを形成し得るから、製造コストの増大を防止し得る。また、第2箱状部を構成する幕板で第2のダクト部材の前面壁を代用することで、第2箱状部の薄型化を図り得ると共に、第2のダクト部材の前方開口を塞ぐ蓋部材が不要となり、部品点数の低減を図り得る利点がある。
実施例では、前記ダクト部材における立上がり壁の後端縁がボックスカバーに直接当接するようにしたが、該ダクト部材とボックスカバーとの間にパッキンを配設して、当該ダクト部材における立上がり壁の後端縁がパッキンを介して間接的にボックスカバーに当接するよう構成することもできる。同様に、前記第2のダクト部材における立上がり壁の前端縁が下枠部材(幕板)に直接当接する構成に限らず、該第2のダクト部材と下枠部材(幕板)との間にパッキンを配設して、当該第2のダクト部材における立上がり壁の前端縁がパッキンを介して間接的に下枠部材(幕板)に当接するよう構成してもよい。このように、パッキンを介在させることで、ダクト部材とボックスカバーとの間や、第2のダクト部材と下枠部材(幕板)との間からの音漏れを防止して、低音の増幅効果が低下するのを防ぐことができる。
実施例では、本発明を実施する遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、外郭をなす外枠に開閉自在に組み付けた中枠にスピーカユニットを配設するよう構成した遊技機であれば、アレンジボール機等の従来公知の各種遊技機に対しても好適に採用し得る。
本発明の実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係るパチンコ機を示す分解斜視図である。 実施例に係る中枠を示す要部拡大斜視図である。 実施例に係る中枠と外枠との関係を、中枠を開放して裏側から視た状態を示す斜視図である。 実施例に係る外枠を示す斜視図である。 実施例に係る外枠の分解斜視図である。 実施例に係る外枠の下枠部材を示す分解斜視図である。 実施例に係る外枠の横断平面図である。 実施例に係る下枠部材からボックスカバーを取り外して背面側から視た状態で示す斜視図である。 実施例に係る下枠部材の縦断側面図であって、第1ダクトの形成位置で縦断した状態を示す。 実施例に係る外枠の横断平面図であって、第2ダクトの形成位置で横断した状態を示す。 実施例に係る外枠に対して閉成した中枠の第1箱状部を横断して示す平面図である。 実施例に係る外枠に対して開放した第1箱状部を横断して示す平面図である。 実施例に係る第1の上連結金具による連結構造を示し、(a)は第1の上連結金具で上枠部材および左枠部材を連結した状態を示す斜視図であり、(b)は第1の上連結金具の分解斜視図である。 実施例に係る第1の下連結金具による連結構造を示し、(a)は第1の下連結金具で下枠部材および左枠部材を連結した状態を示す斜視図であり、(b)は第1の下連結金具の分解斜視図である。 実施例に係る第2の下連結金具による連結構造を示し、(a)は第2の下連結金具で下枠部材および右枠部材を連結した状態を示す斜視図であり、(b)は第2の下連結金具の分解斜視図である。 実施例に係る中枠の開閉位置と、外枠に設けた傾斜案内部材との関係を示す説明図であって、中枠を完全に開放した状態を示す。 実施例に係る中枠の開閉位置と、外枠に設けた傾斜案内部材との関係を示す説明図であって、中枠の下端部が第1の傾斜案内部材における第1の傾斜面部に接触した状態を示す。 実施例に係る中枠の開閉位置と、外枠に設けた傾斜案内部材との関係を示す説明図であって、中枠の下端部が支持リブにおける第3の傾斜面部に接触した状態を示す。 実施例に係る中枠の開閉位置と、外枠に設けた傾斜案内部材との関係を示す説明図であって、中枠の下端部が第2の傾斜案内部材における第2の傾斜面部に接触した状態を示す。
符号の説明
11 外枠
12 中枠
13 遊技盤
13a 遊技領域
14 前枠
35 上枠部材(横枠部材)
37 左枠部材(縦枠部材)
38 右枠部材(縦枠部材)
39 膨出部
40 下枠部材(横枠部材)
111 第1の連結補強金具(第1の金具)
112 上側対向板部(対向板部)
113 下側対向板部(対向板部)
114 連結板部
114a 溝部
114c 位置決め突部
115 第2の連結補強金具(第2の金具)
116 重合板部
116b 位置決め孔
117 支持板部
121 第3の連結補強金具(第1の金具)
122 上側対向板部(対向板部)
123 下側対向板部(対向板部)
124 連結板部
124a 溝部
124c 位置決め突部
125 第4の連結補強金具(第2の金具)
126 重合板部
126b 位置決め孔
127 支持板部

Claims (3)

  1. 複数の縦枠部材および横枠部材を相互に連結することで枠状に構成された外枠と、前記外枠に開閉可能に支持され、遊技球が流下可能な遊技領域を形成した遊技盤が配設される中枠と、前記中枠に開閉可能に支持され、前記遊技盤を透視保護する前枠とを備えた遊技機において、
    前記外枠における縦枠部材および横枠部材は、第1の金具および第2の金具で連結され、
    前記第1の金具は、所定間隔離間して対向する一対の対向板部と、該一対の対向板部の内側に連設された連結板部とを備えて、前記縦枠部材に連結板部が固定されると共に、前記横枠部材に一方の対向板部が固定され、
    前記第2の金具は、前記第1の金具における前記一対の対向板部および連結板部の何れかに重なり合うよう固定される重合板部と、該重合板部に連結されて一対の対向板部の間に臨む支持板部とを備える
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記縦枠部材は、前後方向の中央位置に、前記外枠の開口内側に突出する膨出部が形成され、前記第1の金具における連結板部には、該膨出部に整合する溝部が形成される請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第1の金具および前記第2の金具において相互に重なり合う板部には、一方側に位置決め突部が設けられると共に、他方側に位置決め突部を挿脱可能な位置決め孔が設けられて、該位置決め突部を位置決め孔に挿入することにより、第1および第2の金具が位置決めされる請求項1または2記載の遊技機。
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