JP2002315879A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002315879A
JP2002315879A JP2001121285A JP2001121285A JP2002315879A JP 2002315879 A JP2002315879 A JP 2002315879A JP 2001121285 A JP2001121285 A JP 2001121285A JP 2001121285 A JP2001121285 A JP 2001121285A JP 2002315879 A JP2002315879 A JP 2002315879A
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box
speaker
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gaming machine
speaker box
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Pending
Application number
JP2001121285A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nozaki
浩 野崎
Mutsuyuki Oura
睦志 大浦
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカボックスを遊技機内に設置するに際
し、遊技機内のスペースを効率的に利用できるように設
置場所を選定し、また、スピーカボックスの形成方法等
についても工夫することにより、スピーカ装置から発す
る音を音量的に優れたものにできる遊技機を提供するこ
と。 【解決手段】 パチンコ遊技機39は、前側へ開閉可能
となるように取り付けられるガラス扉41を備えてい
る。このガラス扉41の左右上方に、中空部分42、4
3を形成し、その中空部分42、43を、スピーカボッ
クス44、45の一部となるボックス構成部44B、4
5Bとした。このボックス構成部44B、45Bに相手
方構成部44C、45Cを構成する蓋体46を組み付け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば効果音等の
音を外部に出力するスピーカ装置を備える遊技機に関
し、特に、音量的な改善等を図るため、スピーカボック
スをスピーカ装置に備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコ遊技機等の遊技機におい
ては、複数の変動図柄を表示する図柄表示装置を備え、
変動図柄の変動開始後、一部の変動図柄が所定の態様で
停止するリーチ状態を経て、全ての変動図柄が所定の組
み合わせで停止した際に、遊技者にとって、有利な遊技
状態(例えば大当たり状態)発生するものがある。かか
る大当たり状態の場合、パチンコ遊技機は、左右のコー
ナーランプからなるランプ照明装置が点滅して、発光方
法を派手にする演出を行うとともに、スピーカから楽曲
を流して、大当たりの雰囲気を盛り上げるように構成さ
れている。しかしながら、従来のスピーカ装置は、平面
状の振動板を有するスピーカを単に備えるにすぎないの
で、音量的に十分なものとは、必ずしもいえなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、音量及び音
質の改善を図るため、スピーカボックスを備えるスピー
カ装置を、パチンコ遊技機内に設置するのが望ましい。
そのためスピーカコーン等を内蔵したスピーカボックス
を、予め形成したスピーカ装置を、パチンコ遊技機内に
埋め込むことも考えられる。しかし、予めボックス状に
形成したスピーカボックスは嵩張るため、パチンコ遊技
機内の設置場所を選定するのが困難であるという問題が
あった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、スピーカボックスを遊技機内に
設置するに際し、遊技機内のスペースを効率的に利用で
きるように設置場所を選定し、また、スピーカボックス
の形成方法等についても工夫することにより、スピーカ
装置から発する音を、音量的に優れたものにできる遊技
機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る遊技機によれば、前側へ開閉可能と
なるように取り付けられるガラス扉を備えた遊技機にお
いて、前記ガラス扉に中空部分を形成し、その中空部分
に、スピーカボックスの一部となるボックス構成部を設
け、このボックス構成部に組み付けることができる相手
方構成部を設けたことを特徴とする。この場合、「ガラ
ス扉の中空部分に、スピーカボックスの一部となるボッ
クス構成部を設けたこと」の意味には、ガラス扉自体の
一部をスピーカボックスの一部とするタイプを含む他
に、その中空部分にスピーカボックスを構成する筐体の
一部を収納するタイプを含めても良く、その双方の意味
を含む。また、「ボックス構成部に組み付けることがで
きる相手方構成部」は、ガラス扉に取り付けられる部材
でもって相手方構成部を構成してもよいし、その中空部
分に位置するボックス構成部に、ガラス扉を介さずに直
接取り付ける部材でもって、相手方構成部を構成しても
よい。
【0006】このような特徴を有する請求項1に係る遊
技機においては、ガラス扉が、遊技者のいる前面側に開
閉可能となるように取り付けられている。このガラス扉
の中空部分に、スピーカボックスの一部となるボックス
構成部を設け、このボックス構成部に相手方構成部を組
み付けたので、容易にスピーカボックスを形成すること
ができ、スピーカ装置から発する音を、音量的に優れた
ものにできる。このようにボックス構成部に、相手方構
成部を組み付けるといった、形成方法に工夫を施したの
で、予めボックス状に形成したスピーカボックスと異な
って、スピーカボックスの組み付け前はさほど嵩張るこ
とがなく、遊技機の製造が容易になる。この場合、前記
ボックス構成部及び相手方構成部は、例えば木材等の同
じ種類の材質で形成されるのが望ましい。また、ガラス
扉は、略中央部に窓部を有し、この窓部の周囲にスピー
カボックスの一部となるボックス構成部を収納するため
の、空間部を有している。
【0007】また、請求項2に係る遊技機に係る遊技機
によれば、前側へ開閉可能となるように取り付けられる
中枠と、この中枠の後面に取り付けられた機構盤とを備
えた遊技機において、前記機構盤に中空部分を形成し、
その中空部分に、スピーカボックスの一部となるボック
ス構成部を設け、このボックス構成部に組み付けること
ができる相手方構成部を設けたことを特徴とする。この
場合、「機構盤の中空部分に、スピーカボックスの一部
となるボックス構成部を設けたこと」の意味には、機構
盤自体の一部をスピーカボックスの一部とするタイプを
含む他に、その中空部分にスピーカボックスを構成する
筐体の一部を収納するタイプを含めても良く、その双方
の意味を含む。また、「ボックス構成部に組み付けるこ
とができる相手方構成部」は、機構盤に取り付けられる
部材でもって相手方構成部を構成してもよいし、その中
空部分に位置するボックス構成部に、機構盤を介さずに
直接取り付ける部材でもって相手方構成部を構成しても
よい。
【0008】このような特徴を有する請求項2に係る遊
技機によれば、後面に機構盤を取り付けられた中枠が、
遊技者のいる前側に開閉可能となるように取り付けられ
ている。この機構盤の中空部分に、スピーカボックスの
一部となるボックス構成部を設け、このボックス構成部
に相手方構成部を組み付けたので、容易にスピーカボッ
クスを形成することができ、スピーカ装置から発する音
を、音量的に優れたものにできる。このようにボックス
構成部に、相手方構成部を組み付けるといった、形成方
法に工夫を施したので、予めボックス状に形成したスピ
ーカボックスと異なって、スピーカボックスの組み付け
前はさほど嵩張ることがなく、遊技機の製造が容易にな
る。
【0009】また、請求項3に係る遊技機に係る遊技機
によれば、前側へ開閉可能となるように取り付けられる
中枠を備えた遊技機において、前記中枠に中空部分を形
成し、その中空部分に、スピーカボックスの一部となる
ボックス構成部を設け、このボックス構成部に組み付け
ることができる相手方構成部を設けたことを特徴とす
る。この場合、「中枠の中空部分に、スピーカボックス
の一部となるボックス構成部を設けたこと」の意味に
は、中枠自体の一部をスピーカボックスの一部とするタ
イプを含む他に、その中空部分にスピーカボックスを構
成する筐体の一部を収納するタイプを含めても良く、そ
の双方の意味を含む。また、「ボックス構成部に組み付
けることができる相手方構成部」は、中枠に取り付けら
れる部材でもって相手方構成部を構成してもよいし、そ
の中空部分に位置するボックス構成部に、中枠を介さず
に直接取り付ける部材でもって相手方構成部を構成して
もよい。
【0010】このような特徴を有する請求項3に係る遊
技機によれば、中枠が、外枠の遊技者側の前側に開閉可
能となるように取り付けられている。そして、中枠の中
空部分に、スピーカボックスの一部となるボックス構成
部を設け、このボックス構成部に相手方構成部を組み付
けたので、容易にスピーカボックスを形成することがで
き、スピーカ装置から発する音を、音量的に優れたもの
にできる。このようにボックス構成部に、相手方構成部
を組み付けるといった、形成方法に工夫を施したので、
予めボックス状に形成したスピーカボックスと異なっ
て、スピーカボックスの組み付け前はさほど嵩張ること
がなく、遊技機の製造が容易になる。この場合、中空部
分を中枠に形成する方法としては、例えば断面ロ字状ま
たは断面コ字状の枠部材をそのまま使用するのが望まし
い。また、この中枠は、略中央部に窓部を有し、この窓
部の周囲に位置する部分が、スピーカボックスの一部と
なるボックス構成部を収納するための、空間部を有して
も良い。
【0011】また、請求項4に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記スピーカボックスのボックス構成部は、開口を
有する筐体からなり、前記相手方構成部は、開口を塞ぐ
蓋体からなることを特徴とする。
【0012】このような特徴を有する請求項4に係る遊
技機によれば、開口を有する筐体からなるボックス構成
部に対して、開口を塞ぐ蓋体からなる相手方構成部を組
み付けたので、容易にスピーカボックスを形成すること
ができ、スピーカ装置から発する音を、音量的に優れた
ものにできる。このようにボックス構成部に、相手方構
成部を組み付けるといった、形成方法に工夫を施したの
で、予めボックス状に形成したスピーカボックスと異な
って、スピーカボックスの組み付け前はさほど嵩張るこ
とがなく、遊技機の製造が容易になる。この場合、開口
を塞ぐ蓋体に、例えばスピーカ用の音出力部等を設置す
るのが望ましい。
【0013】また、請求項5に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記ボックス構成部と相手方構成部との間には、音
漏れ防止材が設けられていることを特徴とする。この音
漏れ防止材は、例えばパッキング材、シール材及びスポ
ンジ材等からなるのが望ましい。
【0014】このような特徴を有する請求項5に係る遊
技機では、スピーカボックスのボックス構成部と相手方
構成部との間の隙間から音が漏れ出て、音量的及び音質
的に不十分なものになりやすいが、これら構成部と構成
部との間に音漏れ防止材を設けることにより、ボックス
構成部と相手方構成部との間の隙間から音が漏れ出るの
をなるべく防止できる。そのため、スピーカボックスが
密閉された状態となって、音量的及び音質的な改善を図
ることができる。この場合、スピーカボックスに近接し
て錠を設置する場合、音漏れ防止材を錠の周囲に取り付
けるのが望ましい。
【0015】また、請求項6に係る遊技機によれば、請
求項1に記載の遊技機において、前記ガラス扉の左右上
方側に中空部分を設け、この中空部分にスピーカボック
スのボックス構成部を設けたことを特徴とする。
【0016】このような特徴を有する請求項6に係る遊
技機によれば、ガラス扉の左右上方側は、ある程度の大
きさの中空部分を比較的容易に確保できる。このためス
ピーカボックスのボックス構成部を、ガラス扉の左右上
方側の中空部分に設けるにあたって、他部品の形状や大
きさ等を変える設計的な手間が少なくて済む。そして、
かかる位置に設置されたスピーカボックスは、遊技者の
耳に近いため、スピーカボックスから遊技者の耳に届く
までの間のパチンコホールの喧騒に邪魔されずに、スピ
ーカボックスからの音が、聞き取り易くなる。
【0017】請求項7に係る遊技機によれば、請求項2
に記載の遊技機において、発射装置の側方に中空部分を
設け、この中空部分にスピーカボックスのボックス構成
部を設けたことを特徴とする。この場合、パチンコ遊技
機に遊技機を応用した場合、発射装置によって発射され
て遊技盤まで到達しなかったパチンコ球を下皿に導くた
めのこぼれ球樋の側方に、スピーカボックスのボックス
構成部を配置するのが望ましい。
【0018】このような特徴を有する請求項7に係る遊
技機によれば、発射装置の側方は、他部品が少なくてス
ペース的な余裕がわりとあるので、ある程度の大きさの
中空部分を比較的容易に確保できる。このためスピーカ
ボックスのボックス構成部を、発射装置の側方の中空部
分に設けるにあたって、他部品の形状や大きさ等を変え
る設計的な手間が少なくて済む。
【0019】請求項8に係る遊技機によれば、請求項3
に記載の遊技機において、前記中枠の左縦枠部材及び右
縦枠部材に中空部分を設け、この中空部分にスピーカボ
ックスのボックス構成部を設けたことを特徴とする。こ
の場合、遊技機における中枠は、上部分を構成する上枠
部材と、下部分を構成する下枠部材と、上枠部材及び下
枠部材の左右方向の外側端縁部に位置する左縦枠部材及
び右縦枠部材とを有し、これら左縦枠部材及び右縦枠部
材に中空部分を設け、この中空部分にスピーカボックス
のボックス構成部を設けた。
【0020】このような特徴を有する請求項8に係る遊
技機によれば、中枠の左縦枠部材及び右縦枠部材に中空
部分を設けた場合、ある程度の大きさの中空部分を比較
的容易に確保できる。このため中枠の左縦枠部材及び右
縦枠部材の中空部分に、スピーカボックスのボックス構
成部を設けるにあたって、他部品の形状や大きさ等を変
える設計的な手間が少なくて済む。そして、かかる位置
に設置されたスピーカボックスは、遊技者の耳に近い位
置に設置することにより、スピーカボックスから遊技者
の耳に届くまでの間のパチンコホールの喧騒に邪魔され
ないので、スピーカボックスからの音が、聞き取り易く
なる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機につい
てパチンコ遊技機につき具体化した第1の実施の形態
を、図面を参照して詳細に説明する。先ず、本実施形態
に係るパチンコ遊技機の全体の概略構成について、図1
乃至図4に基づいて説明する。図1は第1の実施形態に
係るパチンコ遊技機1の全体を示した正面図である。図
2は第1の実施形態に係るパチンコ遊技機1の全体を示
した平面図である。図3は第1の実施形態に係るパチン
コ遊技機1の全体を示した側面図である。図4は第1の
実施形態に係るパチンコ遊技機1の中枠3の概略構成を
示す図であって、図4(A)は正面図、図4(B)は図
4(A)のn−n線で切断した断面図、図4(C)は平
面図である。尚、図1乃至図3に示すパチンコ遊技機1
は、いわゆるCR機(カードリーディング機)と称さ
れ、図示しないカード式球貸機とパチンコ遊技機1とに
よって構成され、これらは対をなして設置される。この
パチンコ遊技機1は、入賞に応じて所定量のパチンコ球
を、賞球として払い出す。パチンコ遊技機1は、図1乃
至図3に示す木製の外枠2に対して開閉自在となるよう
に、図4に示す中枠3を、上ヒンジ4及び下ヒンジ5を
介して取り付けている。そして、この中枠3のほぼ中央
部には、開口を形成する窓部10が形成され、この窓部
10には、遊技盤(不図示)が取り付けられている。ま
た、この窓部10の前側には、鋼板やステンレス等の金
属製のガラス扉6が取り付けられている。この場合、ガ
ラス扉6は、中枠3に対して開閉自在に取り付けられて
おり、左側端縁部の上ヒンジ4と、中枠3を構成する左
縦枠部材7(図4参照)の前面に取り付けられる軸支持
部材8とによって支えられているので、上ヒンジ4及び
軸支持部材8を回転中心として、開閉自在となる。この
ガラス扉6のほぼ中央部には、開口部9が形成され、ガ
ラス板11が装着されている。それにより、遊技者は該
ガラス板11を通して遊技領域を見えるようになってい
る。
【0022】この場合、図4に示す中枠3は、略四角形
の窓部10の上端縁部に配置される上枠部材3Aと、そ
の窓部10の下端縁部に配置される下枠部材3Bと、こ
の上枠部材3Aの左端部及び下枠部材3Bの左端部に位
置する左縦枠部材7と、この上枠部材3Aの右端部及び
下枠部材3Bの右端部に位置する右縦枠部材12とから
構成されている。このような上枠部材3A、下枠部材3
B、左縦枠部材7、及び右縦枠部材12は、断面ロ字状
の鋼やステンレス等の金属製の部材であって、内部に空
洞を形成できるよう所定厚さの金属製の部材からなって
いる。そのため上枠部材3A、下枠部材3B、左縦枠部
材7、及び右縦枠部材12は、その内部に比較的スペー
スを確保できるので、後述するスピーカボックスの一部
となるボックス構成部としやすい。もっとも、上枠部材
3A、下枠部材3B、左縦枠部材7、及び右縦枠部材1
2を木材、樹脂材等から形成してもなんらかまわない。
また、中枠3を構成する右縦枠部材12の裏面には、図
3に示すように、中枠3及びガラス扉6を施錠する施錠
用のロック13が設けられている。そして、ガラス扉6
の右側端縁部の上下方向中央部には、この施錠用のシリ
ンダ錠14を前面側に設置するための貫通孔15が形成
されている。このシリンダ錠14に、所定のキーを挿入
して、所定方向(本実施形態では時計方向)に回せば、
中枠3と外枠2とのロック状態が解除されて、中枠3が
前側にオープンされる。また、このシリンダ錠14に所
定のキーを挿入して、反対方向(本実施形態では反時計
方向)に回せば、中枠3とガラス扉6とのロック状態が
解除されて、ガラス扉6のみが前面側にオープンされ
る。
【0023】また、このガラス扉6の下側には、図1乃
至図3に示すように、賞球を受ける上皿ユニット17が
開閉自在に設けられている。具体的には、左側端部に位
置する軸支持部材8が、上皿ユニット17を開閉自在に
支えている。この上皿ユニット17は、ABS等の合成
樹脂製であって、中枠3の右内側面に設けられた施錠装
置(不図示)により施錠される。この上皿ユニット17
を開くためには、先ず、ガラス扉6をオープンした後、
上皿ユニット17の裏側に設けられているロック解除レ
バー(不図示)を押し下げることにより、上皿ユニット
17の施錠装置のロック状態が解除されて、上皿ユニッ
ト17がオープンされる。また、この上皿ユニット17
の中央前面部には、カード式球貸機の操作ボタン17
B、17C及びカード残高表示装置17Dが設けられて
いる。これら操作ボタン17B、17Cを操作すると、
カード式球貸機の制御の下に、パチンコ球が上皿ユニッ
ト17に排出される。また、その上皿ユニット17の下
側であって、中枠3の前面部には、下皿ユニット19
が、ビス止め等によって取り付けられている。この下皿
ユニット19は、例えばABS等の合成樹脂製である。
そして、上皿ユニット17から溢れた賞球が、下皿排出
路及び下部受皿ボックスを介して下皿ユニット19に排
出される。また、上皿ユニット17には、連通する球送
り機構(図示せず)が連結されており、この球送り機構
を介して、上皿ユニット17のパチンコ球が、操作ハン
ドル20に連結された発射装置(図示せず)へ送られる
よう構成されている。
【0024】次に、中枠3の概略構成について説明す
る。この中枠3は、図1に示す上ヒンジ4及び下ヒンジ
5によって、外枠2に開閉可能に取り付けられている。
この場合、中枠3の左上角部には、上ヒンジ軸受部材4
Bが取り付けられており、この中枠3の左下角部には、
下ヒンジ軸受部材5B等が取り付けられている。また、
中枠3の下枠部材3Bのほぼ中央部には、中枠3の裏側
面に取り付けられる下部受皿ボックスからパチンコ球
を、中枠3の前面側に排出するための、横長四角形の排
出口21が形成されている。また、排出口21の右側に
は、逃げ孔22が形成されており、逃げ孔22を介し
て、中枠3の裏側に配置されるパチンコ球発射装置(図
示せず)と中枠3の表側に配置される操作ハンドル20
とを接続することができる。また、下枠部材3Bの左端
縁部には、灰皿取り付け用の略円形の貫通孔23が穿設
されている。
【0025】次に、中枠3の左縦枠部材7に設けられて
いるスピーカボックス25、及び、右縦枠部材12に設
けられている音出力用のスピーカボックス24の概略構
成について、図5及び図6を参照して説明する。図5
は、左縦枠部材7に設けられているスピーカボックス2
5の概略構成を拡大して示す断面図であって、図4
(A)のl−l線で切断したものである。図6は、右縦
枠部材12に設けられているスピーカボックス24の概
略構成を拡大して示す断面図であって、図4(A)のn
−n線で切断したスピーカボックス24の概略構成を示
す。具体的には、中枠3の左縦枠部材7及び右縦枠部材
12の縦方向の中央には、音出力用のスピーカボックス
24、25が設けられており、中枠3の左縦枠部材7及
び右縦枠部材12の一部には、中空部分7A、12Aが
形成されている。これら中空部分7A、12Aには、バ
スレフ型のスピーカボックス24、25の一部となるボ
ックス構成部24B、25Bを配置し、これらボックス
構成部24B、25Bに、相手方構成部24C、25C
を組み付けることができる。これら音出力用のスピーカ
ボックス24、25には、振動板等を有する音出力部2
4A、25Aが、その上下方向のほぼ中央に設けられて
いる。これら音出力部25Aの下方には、バスレフ型の
別の音出力部24D、25Dがそれぞれ設けられてお
り、これら音出力部24A、25A及び別の音出力部2
4D、25Dが、蓋状の相手方構成部24C、25Cに
設けられている。
【0026】左縦枠部材7に穿設されている中空部分7
Aには、図5に示すボックス状のボックス構成部25B
がほぼ完全に収納されている。このボックス構成部25
Bに、蓋状の相手方構成部25Cを組み付けることがで
きるので、スピーカボックス25内には、密閉した空間
部が形成できる。右縦枠部材12に穿設されている中空
部分12Aには、図6に示すボックス状のボックス構成
部24Bがほぼ完全に収納されている。このボックス構
成部24Bに、蓋状の相手方構成部24Cを組み付ける
ことができるので、スピーカボックス24内には、密閉
した空間部が形成できる。
【0027】具体的には、図5に示すボックス構成部2
5Bは、中空部分7Aに填ることができる、前面側に開
口26aを有する筐体26からなるのに対して、相手方
構成部25Cは、筐体26の前面側の開口26aを塞ぐ
蓋体27からなる。これら蓋体27及び筐体26は、相
互に確実に組み付けることにより、バスレフ型のスピー
カボックス25を構成し、音量的及び音質的に優れたも
のとする。
【0028】蓋体27に設けられた音出力部25Aは、
スピーカボックス25の平面状の振動板を有するコーン
形のものであって、音出力部25Aの下には、複数の円
孔状の音出力部25Dがそれぞれ設けられている。この
場合、音出力部25Dの複数の円孔状のサイズは任意に
変更して、音出力部25Dの音調整することができる。
かかる音出力部25Dの円孔状のサイズの変更は、孔を
削ってもよいし、孔に詰め物をしてもよい。そして、音
出力部25Dの前面側の美観を維持するべく、音出力部
25Dの前面側には、装飾部材(図示せず)を設けるの
が望ましい。また、図6に示すボックス構成部24B
は、中空部分12Aに填ることができる、前面側に開口
28aを有する筐体28からなるのに対して、相手方構
成部24Cは、筐体28の前面側の開口28aを塞ぐ蓋
体29からなる。これら蓋体29及び筐体28は、バス
レフ型のスピーカボックス24を構成するものである。
蓋体29に設けられた音出力部24Aは、スピーカボッ
クス24の平面状の振動板を有するコーン形のものであ
って、音出力部24Aの上下には、円孔状の音出力部2
4Dがそれぞれ設けられている。この場合、音出力部2
4Dの複数の円孔状のサイズは任意に変更して、音出力
部24Dの音調整することができる。かかる音出力部2
4Dの円孔状のサイズの変更は、孔を削ってもよいし、
孔に詰め物をしてもよ。そして、音出力部24Dの前面
側の美観を維持するべく、音出力部24Dの前面側に
は、装飾部材X1を設けるのが望ましい。
【0029】また、図5に示す筐体26には、上下にボ
ス部26Aが複数個設けられおり、このボス部26Aに
は、締め付けネジ26Bが挿入されて締め付けることが
できるので、これら蓋体27及び筐体26は相互に固着
することができる。ボックス構成部25Bを構成する筐
体26と、相手方構成部25Cを構成する蓋体27との
間の隙間には、例えば接着材等の音漏れ防止材(図示せ
ず)が設けられている。この他に、音漏れ防止材として
は、例えばパッキング材、シール材及びスポンジ材等か
らなってもよい。また、図6に示す筐体28には、上下
にボス部28Aが複数個設けられおり、このボス部28
Aには、締め付けネジ28Bが挿入されて締め付けるこ
とができるので、これら蓋体29及び筐体28は相互に
固着することができる。ボックス構成部24Bを構成す
る筐体28と、相手方構成部24Cを構成する蓋体29
との間には、例えば接着材等の音漏れ防止材(図示せ
ず)が設けられている。この場合、音漏れ防止材は、例
えばパッキング材、シール材及びスポンジ材等からなっ
てもよい。また、この実施の形態のように、音出力用の
スピーカボックス24に近接してシリンダ錠14を設置
する場合、例えば接着材等の音漏れ防止材をシリンダ錠
14の周囲14aに付けて、スピーカボックス24全体
の密閉性を高めるのが望ましい。
【0030】尚、相手方構成部24C、25Cは、必ず
しも蓋体29、27からなる必要はなく、また、ボック
ス構成部24C、25Bは、必ずしも筐体29、26か
らなる必要はない。要は、相手方構成部及びボックス構
成部を組み付けて、スピーカボックスを形成することが
できるものであれば、上記以外の構成からなっていても
良い。また、音出力用のスピーカボックス24、25
は、左縦枠部材7及び右縦枠部材12の縦方向の中央付
近に設けられているので、スピーカボックス24、25
は、遊技者の耳に近く、スピーカボックス24、25か
ら遊技者の耳に届くまでの間のパチンコホールの喧騒に
邪魔されない。そのため、スピーカボックス24、25
から出力される音が、聞き取り易くなる。もっとも、音
出力用のスピーカボックスは、左縦枠部材7及び右縦枠
部材12の縦方向の上方付近等に設けられてもよいし、
更には、中枠3の下枠部材3Bまたは上枠部材3A等に
設けられていてもよい。また、左縦枠部材7及び右縦枠
部材12が例えば木枠からなり、その木枠を穿設するこ
とにより、左縦枠部材7及び右縦枠部材12自体に中空
部分7A、12Aを形成して、ボックス構成部を構成し
ても良い。また、ボックス構成部24B、25B及び相
手方構成部24C、25Cは、例えば木材等の同じ種類
の材質で形成されるのが望ましい。
【0031】以上詳述した如く、この実施の形態によれ
ば、外枠2に対して、前側へ開閉可能となるように取り
付けられる中枠3を備えたパチンコ遊技機1において、
前記中枠2の左縦枠部材7及び右縦枠部材12に、中空
部分7A、12Aを形成し、その中空部分7A、12A
に、スピーカボックス24、25の一部となるボックス
構成部24B(28)、25B(26)を配置し、この
ボックス構成部24B、25Bに組み付けることができ
る相手方構成部24C(29)、25C(27)を設け
たので、ボックス構成部24B、25Bに、相手方構成
部24C、25Cを相互に組み付けることによって、容
易に密閉された空洞状のスピーカボックス24、25を
形成することができる。このように比較的スペースを確
保できる中枠3の中空部分7A、12Aに、スピーカボ
ックスの一部となるボックス構成部24B、25Bを配
置し、パチンコ遊技機1内のスペースを効率的に利用で
きるような設置場所を選定したことから、他部品の形状
や大きさ等を変える設計的な手間が少なくて済む。この
実施の形態のスピーカ装置は、スピーカボックス24、
25を備えているので、音質及び音量が向上する。ま
た、中枠2の左縦枠部材7及び右縦枠部材12の中空部
分7A、12A内にボックス構成部24B、25Bが納
められるので、遊技者側へスピーカボックス24、25
の出張り量がなくなり、パチンコ遊技機1は美観に優れ
たものとなる。また、中枠3の中空部分に、スピーカボ
ックス7A、12Aの一部となるボックス構成部を設け
る態様として、以下のものを用いても良い。すなわち、
中枠3自体の一部をスピーカボックスの一部とするタイ
プを含む他に、その中空部分7A、12Aにスピーカボ
ックスを構成する筐体の一部を収納するタイプでも良
い。また、ボックス構成部に組み付けることができる相
手方構成部は、中枠3に取り付けられる部材でもって相
手方構成部を構成してもよい。また、その中空部分7
A、12Aにスピーカボックス24、25を構成するボ
ックス構成部を収納(または形成)した場合、そのボッ
クス構成部に相手方構成部を、中枠3を介さずに直接取
り付けるように構成してもよい。
【0032】次に、第2の実施の形態の概略構成につい
て、図7乃至図9に基づいて説明する。図7は第2の実
施形態に係るパチンコ遊技機39の概略構成を示す図で
あって、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は平
面図である。図8は第2の実施形態に係るパチンコ遊技
機39のガラス扉41の概略形状を示す斜視図で、
(A)は前側から見たガラス扉41の斜視図、(B)は
後側から見たガラス扉41の斜視図である。図9は第2
の実施形態に係るパチンコ遊技機39のガラス扉41の
概略形状を示す正面図で、(A)はガラス扉41の正面
図、(B)はガラス扉41の裏面図である。また、図1
0は第2の実施形態に係るパチンコ遊技機39のガラス
扉41の変形例であって、図8(B)に対応する図であ
る。尚、第2の実施形態に係るパチンコ遊技機39にお
ける、第1の実施の形態のパチンコ遊技機1と同一の部
材及び部品等については、同一の符号を付けて説明し、
その詳細な説明を省略する。
【0033】ガラス扉41は、図7乃至図9に示すよう
に、不図示の遊技盤により構成される遊技領域を透視で
きるガラス板(図示せず)を保持するステンレス板や鋼
板等により形成される金属製のカバー部材から構成され
ている。また、このカバー部材の上方に、円弧状をなす
窓状の開口部40が形成される。ガラス扉41の左上方
部41A及び右上方部41Bには、図8(B)に示すよ
うに、開口部40の一部に沿うような中空部分42、4
3が形成されている。
【0034】そして、中空部分42、43を、バスレフ
型のスピーカボックス44、45の一部となるボックス
構成部44B、45Bとする。これらボックス構成部4
4B、45Bに、中空部分42、43よりも大きめの蓋
体46(図9(B)参照)を組み付けることができ、こ
の蓋体46がボックス構成部44B、45Bに組み付け
ることができる相手方構成部44C、45Cとなる。こ
の中空部分42、43には、スピーカ音出力部品47、
48が取り付けられ、これらスピーカ音出力部品47、
48の前側が、音出力部47A、48Aを構成する。こ
の音出力部47A、48Aの左右には、円孔状の音出力
部47B、48Bがそれぞれ設けられている。この場
合、音出力部47B、48Bの複数の円孔状のサイズ
を、任意に変更して、音出力部47B、48Bの音調整
をすることができる。そして、ボックス構成部44B、
45B及び相手方構成部44C、45C(蓋体46)を
組み付けることにより、バスレフ型のスピーカボックス
44、45内には、密閉した空間部が形成できる。この
ようなバスレフ型のスピーカボックス44、45を備え
るスピーカ装置は、音量的及び音質的に優れたものとな
る。
【0035】そして、ボックス構成部44B、45B
と、相手方構成部44Cを構成する蓋体46との間に
は、例えば接着材等の音漏れ防止材(図示せず)が設け
られているので、スピーカボックス44、45全体の密
閉性が高まる。この場合、音漏れ防止材は、例えばパッ
キング材、シール材及びスポンジ材等からなってもよ
い。また、この実施の形態のように、音出力用のスピー
カ音出力部品47、48のコード49、50の取り出し
口に、例えば接着材等の音漏れ防止材を付けて、スピー
カボックス47、48全体の密閉性を高めるのが望まし
い。また、スピーカボックス44、45を備えるスピー
カ装置は、ガラス扉41の左上方部41A及び右上方部
41Bにあって、遊技者の耳に近いため、スピーカボッ
クス44、45から遊技者の耳に届くまでの間のパチン
コホールの喧騒に邪魔されないので、スピーカボックス
44、45から出力される音が、聞き取り易くなる。も
っとも、スピーカボックス44、45の設置位置は、必
ずしもガラス扉41の左右上方側にある必要はない。ま
た、中空部分42、43に筐体を設置して、ボックス構
成部44B、45Bとしても良い。また、ボックス構成
部44B、45Bに組み付けることができる相手方構成
部44C、45Cは、必ずしも大きめの蓋体46からな
る必要はなく、個別に形成されていてもよい。
【0036】以上詳述した如く、第2の実施の形態によ
れば、外枠2に対して、前側へ開閉可能となるように取
り付けられるガラス扉41を備えたパチンコ遊技機39
において、前記ガラス扉41の左上方部41A及び右上
方部41Bに、中空部分42、43を形成し、その中空
部分42、43を、スピーカボックス44、45の一部
となるボックス構成部44B、45Bとし、このボック
ス構成部44B、45Bに組み付けることができる相手
方構成部44C、45Cを設けたので、ボックス構成部
44B、45Bに、相手方構成部44C、45Cを組み
付けることによって、容易に密閉された空洞状のスピー
カボックス44、45を形成することができる。このよ
うに比較的スペースを確保できる中枠3の中空部分4
2、43に、スピーカボックスの一部となるボックス構
成部44B、45Bを配置し、パチンコ遊技機39内の
スペースを効率的に利用できるような設置場所を選定し
たことから、他部品の形状や大きさ等を変える設計的な
手間が少なくて済む。この実施の形態のスピーカ装置
は、スピーカボックス44、45を備えているので、音
質及び音量が向上する。また、中空部分42、43内に
ボックス構成部44B、45Bが納められるので、遊技
者側へスピーカボックス44、45の出張り量がなくな
り、パチンコ遊技機39は美観に優れたものとなる。こ
の実施の形態の変形例として、図10に示すように、中
空部分42を備える部材を、ガラス扉41に取り付ける
態様を採用してもよい。この中空部分42は、ボックス
構成部44Bとなり、このボックス構成部44Bがガラ
ス扉41の左上方部41Aを構成するスピーカボックス
44の一部となる。また、ガラス扉41の中空部分4
2、43に、スピーカボックス44、45の一部となる
ボックス構成部を設ける態様として、以下のものを用い
ても良い。すなわち、ガラス扉41自体の一部をスピー
カボックスの一部とするタイプを含む他に、その中空部
分42、43にスピーカボックスを構成する筐体の一部
を収納するタイプでも良い。また、ボックス構成部に組
み付けることができる相手方構成部は、ガラス扉41に
取り付けられる部材でもって相手方構成部を構成しても
よい。そして、その中空部分42、43にスピーカボッ
クス44、45を構成するボックス構成部を収納(また
は形成)した場合、そのボックス構成部に相手方構成部
を、ガラス扉41を介さずに直接取り付けるように構成
してもよい。
【0037】次に、第3の実施の形態の概略構成につい
て、図11乃至図16に基づいて説明する。図11は第
3の実施形態に係るパチンコ遊技機59の概略構成を示
す図であって、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は平面図である。この場合、図11(A)では機
構枠60を見やすくするため、機構枠60を取り付ける
中枠を図示せず、機構枠60のみを表示する。図12は
第3の実施形態に係るパチンコ遊技機59の機構枠60
の概略構成を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面
図、(C)は平面図、(D)は図12(A)のK−K線
で切断して拡大して示す断面図である。図13は第3の
実施形態に係るパチンコ遊技機59のこぼれ球樋61の
概略構成を拡大して示す図で、(A)は正面図、(B)
は側面図、(C)は底面図、(D)斜視図である。図1
4は第3の実施形態に係るパチンコ遊技機59のスピー
カ付きこぼれ球樋61の概略構成を拡大して示す図で、
(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図、
(D)斜視図である。図15は第3の実施形態に係るパ
チンコ遊技機1の機構枠60の概略構成を示す裏面図で
あって、蓋体66が取り付けられていない状態を示す。
図16は第3の実施形態に係るパチンコ遊技機59の機
構枠60の概略構成を示す裏面図であって、蓋体66が
取り付けられた状態を示す。尚、第3の実施形態に係る
パチンコ遊技機59における、第1の実施の形態のパチ
ンコ遊技機1と同一の部材及び部品等については、同一
の符号を付けて説明し、その詳細な説明を省略する。こ
のパチンコ遊技機59には、カード式球貸機63が側方
に設置される。
【0038】機構枠60は、図11及び図16に示すよ
うに、略四角形の窓部64の上端縁部に配置される上枠
部材60Aと、その窓部64の下端縁部に配置される下
枠部材60Bと、この上枠部材60Aの左端部及び下枠
部材60Bの左端部に位置する左縦枠部材60Cと、こ
の上枠部材60Aの右端部及び下枠部材60Bの右端部
に位置する右縦枠部材60Dとから構成されている。機
構枠60の下枠部材60Bの右方には、図11(A)に
示すように、発射レール67が取り付けられており、こ
の発射レール67は発射装置から発射されたパチンコ球
を遊技盤に導くことができる。機構枠60の下枠部材6
0Bの発射レール67の左方には、図11(A)、図1
2乃至図14に示すように、こぼれ球樋61が設けられ
ており、こぼれ球樋61は、発射装置(図示せず)によ
って発射されて、遊技盤まで到達しなかったこぼれたパ
チンコ球を、下皿ユニット19に導くことができる。そ
のため、こぼれ球樋61には、こぼれたパチンコ球を入
れる入口61Aが設けられている。機構枠60のこぼれ
球樋61の裏側には、中空部分65(図15参照)が設
けられており、この中空部分65が、スピーカボックス
内の空間部を形成する。この場合、こぼれ球樋61の一
部には、図12及び図13に示すスピーカ受け63が設
けられ、このスピーカ受け63に、スピーカ用音出力部
品62Aが配置されている。バスレフ型のスピーカ用音
出力部品62Aは、円形状のスピーカ受け63に取り付
けられており、このスピーカ受け63に取り付けられた
スピーカ用音出力部品62Aを、上方から押さえるため
のスピーカ押さえ64が、ネジ締め付け部63Aを介し
てネジ締めされる。スピーカ用音出力部品62Aは、図
12(D)に示すように、振動板を有するコーン形のも
のであって、筐体状のボックス構成部62Bに取り付け
られている。このボックス構成部62Bには、図16に
示すように、蓋状の相手方構成部62Cとしての大きめ
の蓋体66を組み付けることができ、スピーカボックス
62が形成されている。そして、ボックス構成部62B
と、相手方構成部62Cとの間の隙間には、例えば接着
材等の音漏れ防止材(図示せず)が設けられている。こ
の他に、音漏れ防止材としては、例えばパッキング材、
シール材及びスポンジ材等からなってもよい。このよう
にボックス構成部62Bに、蓋体66を組み付けること
により、スピーカボックス62には、密閉した空間部が
形成できるので、スピーカボックス62を備えるスピー
カ装置は、音量的及び音質的に優れたものとなる。この
場合、バスレフ型のスピーカには、スピーカ用音出力部
品62A以外の別の音出力部62Dが形成されている。
この別の音出力部62Dは、スピーカ受け63の周囲に
円孔状に複数個設けられており、これら音出力部62D
の複数の円孔状のサイズ及び個数を、任意に変更して、
音出力部24Dを音調整することができる。
【0039】そして、こぼれ球樋61の側方の中空部分
65に、スピーカボックス62のボックス構成部62B
を配置した場合、他部品が比較的少なくてスペース的な
余裕がわりとあるので、ある程度の大きさのスペースを
確保できる。もっとも、機構盤60の中空部分に、スピ
ーカボックスの一部となるボックス構成部62Bに設け
る構成であれば、別の位置に設ける等、必ずしも上記の
態様に限定される訳ではない。また、スピーカボックス
を備えるスピーカ装置は、部品としてのこぼれ球樋61
の側方にあって、遊技者の腹部に近いため、スピーカボ
ックスから出力される音が、腹部に直接響くことにな
る。以上詳述した如く、第3の実施の形態によれば、機
構枠60を備えたパチンコ遊技機59において、前記機
構枠60に、中空部分65を形成し、その中空部分65
を、スピーカボックス62の一部となるボックス構成部
62Bとし、このボックス構成部62Bに組み付けるこ
とができる相手方構成部62C(蓋体66)を設けたの
で、ボックス構成部62Bに、相手方構成部62Cを組
み付けることによって、容易に密閉された空洞状のスピ
ーカボックス62を形成することができる。このように
比較的スペースを確保できる機構枠60の中空部分65
に、スピーカボックスの一部となるボックス構成部62
Bを配置し、パチンコ遊技機59内のスペースを効率的
に利用できるような設置場所を選定したことから、他部
品の形状や大きさ等を変える設計的な手間が少なくて済
む。この実施の形態のスピーカ装置は、スピーカボック
ス62を備えているので、音質及び音量が向上する。ま
た、中空部分65内にボックス構成部62Bが納められ
るので、遊技者側へスピーカボックス62の出張り量が
なくなり、パチンコ遊技機59は美観に優れたものとな
る。また、機構枠60の中空部分65に、スピーカボッ
クス62の一部となるボックス構成部を設ける態様とし
て、以下のものを用いても良い。すなわち、機構枠60
自体の一部をスピーカボックスの一部とするタイプを含
む他に、その中空部分65にスピーカボックスを構成す
る筐体の一部を収納するタイプでも良い。また、ボック
ス構成部に組み付けることができる相手方構成部は、機
構枠60に取り付けられる部材でもって相手方構成部を
構成してもよい。また、その中空部分65にスピーカボ
ックス62を構成するボックス構成部を収納(または形
成)した場合、そのボックス構成部に相手方構成部を、
機構枠60を介さずに直接取り付けるように構成しても
よい。また、ボックス構成部62Bに組み付けることが
できる相手方構成部44C、62Cは、必ずしも大きめ
の蓋体66からなる必要はなく、小さめに形成されてい
てもよい。
【0040】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。例えばコー
ン状の振動板を有するコーン形のスピーカを用いたり、
半球面状の振動板を有するドーム形のスピーカを用いて
も良い。また、スピーカボックスは、必ずしもバスレフ
型のスピーカボックスである必要はなく、通常のスピー
カボックスであってもよい。スピーカボックス内に、例
えばリブ等の補強部材を適宜設置することにより、スピ
ーカボックスの機械的な強度を高めるのが望ましい。い
ずれのスピーカボックスを利用しても、音量及び音質を
高めることができるので、予告リーチ用の曲を出力した
場合、図柄の変動画面がリーチ画面に発展する期待感を
高めることができる。また、スピーカボックスを備えた
スピーカ装置から、大当たり用の曲を出力した場合、大
当たりが発生した喜びを高めることができる。また、遊
技機の一例として第1種パチンコ遊技機を例示したが、
それ以外の第2種または第3種パチンコ遊技機であって
もよいし、それ以外のスロット機等の遊技機であっても
良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1に係る遊技
機によれば、前側へ開閉可能となるように取り付けられ
るガラス扉を備えた遊技機において、前記ガラス扉に中
空部分を形成し、その中空部分に、スピーカボックスの
一部となるボックス構成部を設け、このボックス構成部
に組み付けることができる相手方構成部を設けたので、
ガラス扉に設けられたスピーカボックスの一部となるボ
ックス構成部と、相手方構成部とを組み付けることがで
きる。それにより、これらボックス構成部及び相手方構
成部を組み付けることによって、容易にスピーカボック
スを形成することができ、スピーカ装置から発する音
を、音量的に優れたものにできる。このようにボックス
構成部に、相手方構成部を組み付けるといった、形成方
法に工夫を施したので、予めボックス状に形成したスピ
ーカボックスと異なって、スピーカボックスの組み付け
前はさほど嵩張ることがなく、製造上の障害にならない
ため、遊技機の製造が容易になる。そして、比較的スペ
ースを確保できるガラス扉の中空部分に、スピーカボッ
クスの一部となるボックス構成部を設け、遊技機内のス
ペースを効率的に利用できるような設置場所を選定した
ことから、他部品の形状や大きさ等を変える設計的な手
間が少なくて済む。
【0042】また、請求項2に係る遊技機によれば、前
側へ開閉可能となるように取り付けられる中枠と、この
中枠の後面に取り付けられた機構盤とを備えた遊技機に
おいて、前記機構盤に中空部分を形成し、その中空部分
に、スピーカボックスの一部となるボックス構成部を設
け、このボックス構成部に組み付けることができる相手
方構成部を設けたので、機構盤の中空部分に設けたスピ
ーカボックスの一部となるボックス構成部と、相手方構
成部とを組み付けることができる。それにより、これら
ボックス構成部及び相手方構成部を組み付けることによ
って、容易にスピーカボックスを形成することができ、
スピーカ装置から発する音を、音量的に優れたものにで
きる。このようにボックス構成部に、相手方構成部を組
み付けるといった、形成方法に工夫を施したので、予め
ボックス状に形成したスピーカボックスと異なって、ス
ピーカボックスの組み付け前はさほど嵩張ることがな
く、製造上の障害にならないため、遊技機の製造が容易
になる。そして、比較的スペースを確保できる機構盤の
中空部分に、スピーカボックスの一部となるボックス構
成部を設け、遊技機内のスペースを効率的に利用できる
ような設置場所を選定したことから、他部品の形状や大
きさ等を変える設計的な手間が少なくて済む。
【0043】また、請求項3に係る遊技機によれば、前
側へ開閉可能となるように取り付けられる中枠を備えた
遊技機において、前記中枠に中空部分を形成し、その中
空部分に、スピーカボックスの一部となるボックス構成
部を設け、このボックス構成部に組み付けることができ
る相手方構成部を設けたので、中枠の中空部分に設けた
スピーカボックスの一部となるボックス構成部と、相手
方構成部とを組み付けることができる。それにより、こ
れらボックス構成部及び相手方構成部を組み付けること
によって、容易にスピーカボックスを形成することがで
き、スピーカ装置から発する音を、音量的に優れたもの
にできる。このようにボックス構成部に、相手方構成部
を組み付けるといった、形成方法に工夫を施したので、
予めボックス状に形成したスピーカボックスと異なっ
て、スピーカボックスの組み付け前はさほど嵩張ること
がなく、製造上の障害にならないため、遊技機の製造が
容易になる。そして、比較的スペースを確保できる中枠
の中空部分に、スピーカボックスの一部となるボックス
構成部を設け、遊技機内のスペースを効率的に利用でき
るような設置場所を選定したことから、他部品の形状や
大きさ等を変える設計的な手間が少なくて済む。
【0044】また、請求項4に係る遊技機によれば、ス
ピーカボックスのボックス構成部は、開口を有する筐体
からなり、前記相手方構成部は、開口を塞ぐ蓋体からな
るので、開口を有する筐体からなるボックス構成部に対
して、開口を塞ぐ蓋体からなる相手方構成部を組み付け
ることができる。それにより、この開口を有する筐体
に、開口を塞ぐ蓋体を組み付けることによって、容易に
スピーカボックスを形成することができ、スピーカ装置
から発する音を、音量的に優れたものにできる。このよ
うにボックス構成部に相手方構成部を組み付けるといっ
た、形成方法に工夫を施したので、予めボックス状に形
成したスピーカボックスと異なって、スピーカボックス
の組み付け前はさほど嵩張ることがなく、遊技機の製造
が容易になる。
【0045】また、請求項5に係る遊技機によれば、ボ
ックス構成部と相手方構成部との間には、音漏れ防止材
が設けられているので、密閉されたスピーカボックスの
これら構成部と構成部との間の隙間から漏れ出る音が少
なくなって、音量的及び音質的な改善を図ることができ
る。
【0046】また、請求項6に係る遊技機によれば、ガ
ラス扉の左右上方側に中空部分を設け、この中空部分に
スピーカボックスのボックス構成部を設けたので、ある
程度の大きさの中空部分を比較的容易に確保できる。こ
のためスピーカボックスのボックス構成部を、ガラス扉
の左右上方側の中空部分に配置するにあたって、他部品
の形状や大きさ等を変える設計的な手間が少なくて済
む。そして、かかる位置に設置されたスピーカ装置は遊
技者の耳に近いため、スピーカボックスから遊技者の耳
に届くまでの間のパチンコホールの喧騒に邪魔されず
に、スピーカボックスからの音が、聞き取り易くなる。
【0047】また、請求項7に係る遊技機によれば、発
射装置の側方に中空部分を設け、この中空部分にスピー
カボックスのボックス構成部を設けたので、発射装置の
側方は、他部品が少なくてスペース的な余裕がわりとあ
って、ある程度の大きさの中空部分を比較的容易に確保
できる。このためスピーカボックスのボックス構成部
を、発射装置の側方の中空部分に設けるにあたって、他
部品の形状や大きさ等を変える設計的な手間が少なくて
済む。
【0048】更に、請求項8に係る遊技機によれば、中
枠の左縦枠部材及び右縦枠部材に中空部分を設け、この
中空部分にスピーカボックスのボックス構成部を設けた
ので、ある程度の大きさの中空部分を比較的容易に確保
できる。このため中枠の左縦枠部材及び右縦枠部材の中
空部分に、スピーカボックスのボックス構成部を配置す
るにあたって、他部品の形状や大きさ等を変える設計的
な手間が少なくて済む。そして、かかる位置に設置され
たスピーカボックスは、遊技者の耳に近い位置に設置す
ることにより、スピーカボックスから遊技者の耳に届く
までの間のパチンコホールの喧騒に邪魔されないので、
スピーカボックスからの音が、聞き取り易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体を
示した正面図である。
【図2】第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体を
示した平面図である。
【図3】第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体を
示した側面図である。
【図4】第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の中枠の
概略構成を示す図で、(A)は正面図、(B)は(A)
のn−n線で切断した断面図、(C)は平面図である。
【図5】第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の中枠に
取り付けられているスピーカボックスの概略構成を拡大
して示す断面図であって、図4(A)のl−l線で切断
したものである。
【図6】第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の中枠に
取り付けられているスピーカボックスの概略構成を拡大
して示す断面図であって、図4(A)のn−n線で切断
したものである。
【図7】第2の実施形態に係るパチンコ遊技機の概略形
状を示す斜視図で、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は平面図である。
【図8】第2の実施形態に係るパチンコ遊技機のガラス
扉の概略形状を示す斜視図で、(A)は前側から見たガ
ラス扉の斜視図、(B)は後側から見たガラス扉の斜視
図である。
【図9】第2の実施形態に係るパチンコ遊技機のガラス
扉の概略形状を示す正面図で、(A)はガラス扉の正面
図、(B)はガラス扉の裏面図である。
【図10】第2の実施形態に係るパチンコ遊技機の変形
例を示す図であって、図8(B)に対応する図である。
【図11】第3の実施形態に係るパチンコ遊技機の概略
形状を示す斜視図で、(A)は正面図、(B)は側面
図、(C)は平面図である。
【図12】第3の実施形態に係るパチンコ遊技機の機構
枠の概略構成を示す図で、(A)は正面図、(B)は側
面図、(C)は平面図、(D)は図12(A)のK−K
線で切断して示す拡大断面図である。
【図13】第3の実施形態に係るパチンコ遊技機のこぼ
れ球樋の概略構成を拡大して示す図で、(A)は正面
図、(B)は側面図、(C)は底面図、(D)は斜視図
である。
【図14】第3の実施形態に係るパチンコ遊技機のスピ
ーカ付きこぼれ球樋の概略構成を拡大して示す図で、
(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図、
(D)は斜視図である。
【図15】第3の実施形態に係るパチンコ遊技機の機構
枠の概略構成を示す裏面図であって、蓋体が取り付けら
れていない状態を示す。
【図16】第3の実施形態に係るパチンコ遊技機の機構
枠の概略構成を示す裏面図であって、蓋体が取り付けら
れた状態を示す。
【符号の説明】
1、39、59 パチンコ遊技機 2 外枠 3 中枠 4 上ヒンジ 5 下ヒンジ 6 ガラス扉 7 左縦枠部材 8 軸支持部材 9 開口部 10 窓部 11 ガラス板 12 右縦枠部材 13 施錠装置 17 上皿ユニット 19 下皿ユニット 24、25 スピーカボックス 24A、25A 音出力部 24B、25B ボックス構成部 24C、25C 相手方構成部 24D、25D 音出力部 31 上枠部材 32 下枠部材 41 ガラス扉 42、43 中空部分 44、45 スピーカボックス 44B、45B ボックス構成部 44C、45C 相手方構成部 46 蓋体 47、48 スピーカ音出力部品 47A、48A 音出力部 47B、48B 音出力部 60 機構枠 61 こぼれ球樋 62 スピーカボックス 65 中空部分 62A スピーカ用音出力部品 62B ボックス構成部 62C 相手方構成部 62D 音出力部 63 スピーカ受け 65 中空部分 66 蓋体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側へ開閉可能となるように取り付けら
    れるガラス扉を備えた遊技機において、 前記ガラス扉に中空部分を形成し、その中空部分に、ス
    ピーカボックスの一部となるボックス構成部を設け、こ
    のボックス構成部に組み付けることができる相手方構成
    部を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前側へ開閉可能となるように取り付けら
    れる中枠と、この中枠の後面に取り付けられた機構盤と
    を備えた遊技機において、 前記機構盤に中空部分を形成し、その中空部分に、スピ
    ーカボックスの一部となるボックス構成部を設け、この
    ボックス構成部に組み付けることができる相手方構成部
    を設けたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前側へ開閉可能となるように取り付けら
    れる中枠を備えた遊技機において、 前記中枠に中空部分を形成し、その中空部分に、スピー
    カボックスの一部となるボックス構成部を設け、このボ
    ックス構成部に組み付けることができる相手方構成部を
    設けたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記
    載の遊技機において、 前記スピーカボックスのボックス構成部は、開口を有す
    る筐体からなり、 前記相手方構成部は、開口を塞ぐ蓋体からなることを特
    徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一に記
    載の遊技機において、 前記ボックス構成部と相手方構成部との間には、音漏れ
    防止材が設けられていることを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の遊技機において、 前記ガラス扉の左右上方側に中空部分を設け、この中空
    部分に前記ボックス構成部を設けたことを特徴とする遊
    技機。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の遊技機において、 発射装置の側方に中空部分を設け、この中空部分に前記
    ボックス構成部を設けたことを特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の遊技機において、 前記中枠の左縦枠部材及び右縦枠部材に中空部分を設
    け、この中空部分に前記ボックス構成部を設けたことを
    特徴とする遊技機。
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