JP2009117776A - 加工装置 - Google Patents

加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009117776A
JP2009117776A JP2007292397A JP2007292397A JP2009117776A JP 2009117776 A JP2009117776 A JP 2009117776A JP 2007292397 A JP2007292397 A JP 2007292397A JP 2007292397 A JP2007292397 A JP 2007292397A JP 2009117776 A JP2009117776 A JP 2009117776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image drawing
input
processing
numerical data
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007292397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5118445B2 (ja
Inventor
Naoya Tokumitsu
直哉 徳満
Maki Sakai
真樹 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2007292397A priority Critical patent/JP5118445B2/ja
Priority to CN 200810173195 priority patent/CN101428452B/zh
Publication of JP2009117776A publication Critical patent/JP2009117776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5118445B2 publication Critical patent/JP5118445B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】加工条件設定のための数値データの入力ミスを低減させることが可能な加工装置を提供する。
【解決手段】操作パネル30は、加工条件設定画面として、個々の加工条件の数値データの入力を受付けるための複数の入力欄33a〜33lを配列した入力領域33と、個々の加工条件の内容をイメージ描画34a〜34rで表現したイメージ描画領域34と、入力領域33中の各入力欄33a〜33lとイメージ描画領域34中の対応するイメージ描画34c〜34f,34l〜34rを連結した連結線35a〜35kとを表示する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、操作パネルを備える切削装置等の加工装置に関するものである。
IC,LSI等のデバイスが複数形成されたウエーハは、裏面が研削されて所定の厚さに形成され、ダイシング装置等の加工装置によって個々のデバイスに分割されて携帯電話、パソコン等の電子機器に利用される。
ダイシング装置でのダイシングは、高速回転した切削ブレードが保持手段に保持された被加工物に切り込み、切削ブレードと保持手段とが相対的に移動することで、切削ブレードが切り込んだ量のみ切削加工される(例えば、特許文献1等参照)。
上述のダイシング時には、所望の加工結果を得るために、被加工物への切り込み量や保持手段の送り速度等の細かい諸々の加工条件を被加工物毎に入力し、ダイシングを行っている。
特開2003−334751号公報
加工条件の設定は、上述のように被加工物毎に多種の数値データを入力する必要があり、入力の際には、オペレータが細心の注意を払っている。しかしながら、従来の加工装置の操作パネルにあっては、個々の加工条件の数値データの入力欄のみ表示されているだけであり、入力ミスを見逃し、その後の実際の加工工程で製品が破損して初めて入力ミスに気づくことがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、加工条件設定のための数値データの入力ミスを低減させることが可能な加工装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる加工装置は、被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物を加工する加工手段と、該加工手段の加工条件を入力する操作パネルとを備える加工装置であって、前記操作パネルは、加工条件設定画面として、個々の加工条件の数値データの入力を受付けるための複数の入力欄を配列した入力領域と、個々の加工条件の内容をイメージ描画で表現したイメージ描画領域と、前記入力領域中の各入力欄と前記イメージ描画領域中の対応するイメージ描画を連結した連結線とを表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる加工装置は、上記発明において、前記操作パネルは、前記入力欄に入力される数値データに連動して前記イメージ描画領域中の対応するイメージ描画を変更することを特徴とする。
また、本発明にかかる加工装置は、上記発明において、前記加工手段は、高速回転して前記被加工物を個々のデバイスに分割する切削ブレードを有し、当該加工装置は、前記加工手段を前記保持面に対して垂直なZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、前記切削ブレードの軸心方向であるY軸方向に前記加工手段を割り出し送りするY軸移動手段と、前記保持手段をZ軸方向およびY軸方向に直交するX軸方向に加工送りするX軸移動手段とを備え、前記操作パネルに表示される前記加工条件は、対象とする被加工物の寸法、前記Z軸移動手段の送り量、前記Y軸移動手段の移動量、前記X軸移動手段の加工送り速度を含むことを特徴とする。
本発明にかかる加工装置は、操作パネルにおいて加工条件設定画面では、数値データ入力のための複数の入力欄を配列した入力領域と、加工条件の内容をイメージ描画で表現したイメージ描画領域とが併設表示され、かつ、個々の入力欄と対応するイメージ描画とが連結線で連結されて表示されるので、入力欄に対する数値データの入力の際にはその加工条件の内容を理解しやすく、数値データの入力ミスを低減させることができるという効果を奏する。特に、入力された数値データに連動させてイメージ描画を変更させることで、入力された数値データが誤っている場合にはイメージ描画の状態を見ることで容易に気づかせることができ、数値データの再入力を促し、数値データの入力ミスを低減させることができるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態である加工装置について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1は、加工装置として、切削ブレードを有する加工手段を備える切削装置への適用例を示す。図1は、本発明の実施の形態1の加工装置の一例を示す外観斜視図であり、図2は、その加工手段周りの構成を抽出して示す斜視図である。本実施の形態1の加工装置10は、被加工物Wを分割予定ラインに沿って切削する切削装置に適用したものであり、概略構成として、図1に示すように、保持手段11、撮像手段12、加工手段20、操作パネル30および制御手段40を備える。
加工手段20は、2つの切削ブレードをY軸方向に対向配置させて並行して切削動作が可能なデュアルカット方式のもので、保持手段11の保持面11aに保持された被加工物Wの分割予定ラインに沿って、第1の切削ブレード21aがハーフカットを行い、第2の切削ブレードがハーフカット済み部分のフルカットを行うものである。ここで、加工手段20のうち、第1のブレード21a側は、第1の切削ブレード21aが着脱自在に装着されたスピンドル22aと、このスピンドル22aを回転可能に支持するとともに回転駆動する図示しない駆動源を含む円筒状のハウジング23aとを備える。加工手段20のうち、フルカット用の第2のブレード側も同様に構成され、ハウジング23b等を備える。
また、第1の切削ブレード21aおよび第2の切削ブレードは、略リング形状を有する極薄の切削砥石である。本実施の形態1では、ハーフカット用の第1の切削ブレード21aは、フルカット用の第2の切削ブレードよりも厚めのものが用いられている。
撮像手段12は、図2に示すように、ハウジング23aの側部に設けられたもので、保持手段11に保持された被加工物Wの表面を撮像するCCDカメラ等を搭載した顕微鏡であり、切削すべき分割予定ラインに対する第1の切削ブレード21aの位置付けに供するアライメント用である。
保持テープTを介してフレームFと一体となった状態のウエーハ状の被加工物Wを保持する保持面11aを有する保持手段11は、図2に示すように、駆動源13に連結されて回転可能とされている。駆動源13は、移動基台14に固定されている。
操作パネル30は、加工装置10の筐体において見やすくて操作しやすい箇所に配設されて、加工装置10に内蔵された制御手段40による制御の下に、撮像手段12が撮像した画像の他、加工処理等に伴う必要な各種情報を表示する表示パネルを兼用するとともに、加工手段20の加工条件設定等に必要な入力操作を行うためのキー表示等を行うタッチパネル構成のものである。
ここで、加工装置10は、切削動作に必要な送り動作を行うためのX軸移動手段50、Z軸移動手段60およびY軸移動手段70を備える。図2は、第1の切削ブレード21aに対する送り機構の構成例を示しているが、第2の切削ブレードに対する送り機構も対称的に同様の構成とされている。
X軸移動手段50は、移動基台14をX軸方向に移動させることで、保持手段11を加工手段20の第1のブレード21aに対して相対的にX軸方向に加工送りするためのものである。X軸移動手段50は、X軸方向に配設されたボールねじ51と、ボールねじ51の一端に連結されたパルスモータ52と、ボールねじ51と平行に配列された一対のガイドレール53とから構成され、ボールねじ51には、移動基台14の下部に設けられた図示しないナットが螺合している。ボールねじ51は、パルスモータ52に駆動されて回転し、それに伴って移動基台14がガイドレール53にガイドされてX軸方向に移動する構成となっている。
Z軸移動手段60は、第1のブレード21aのハウジング23aを支持する支持部15を壁部16に対して相対的にZ軸方向に移動させることで、加工手段20の第1のブレード21aを昇降させて被加工物Wに対する切り込み量を制御するためのものである。Z軸移動手段60は、壁部16の一方の面においてZ軸方向に配設されたボールねじ61と、このボールねじ61を回動させるパルスモータ62と、ボールねじ61と平行に配列された一対のガイドレール63とを有し、支持部15の内部の図示しないナットがボールねじ61に螺合している。支持部15は、パルスモータ62によって駆動されてボールねじ61が回動するのに伴ってガイドレール63にガイドされてZ軸方向に昇降し、支持部15に支持された第1の切削ブレード21aもZ軸方向に昇降する構成となっている。
Y軸移動手段70は、第1のブレード21aのハウジング23aを、支持部15を介して支持する壁部16をY軸方向に移動させることで、加工手段20の第1のブレード21aを保持手段11に対して相対的にY軸方向に割り出し送りするためのものである。Y軸移動手段70は、Y軸方向に配設されたボールねじ71と、ボールねじ71の一端に連結されたパルスモータ72と、ボールねじ71と平行に配列された一対のガイドレール73とから構成され、ボールねじ71には、壁部16と一体に形成された移動基台17の内部に設けられた図示しないナットが螺合している。ボールねじ71は、パルスモータ72に駆動されて回転し、それに伴って移動基台17がガイドレール73にガイドされてY軸方向に移動する構成となっている。
ここで、本実施の形態1の加工装置10による被加工物Wのステップカット動作について説明する。本実施の形態1の加工装置10においては、第1の切削ブレード21aを用いて分割予定ラインに沿って被加工物Wの表面から所定の切り込み量で切削溝を形成するハーフカット動作に並行して、既にハーフカットされた切削溝部分を第2の切削ブレードを用いてフルカットすることで、被加工物Wをデバイス毎に分割するものである。
まず、高速回転させた第1の切削ブレード21aをZ軸移動手段60による切り込み送りで保持手段11上の被加工物Wに所定の切り込み深さで切り込ませながら、加工手段20の第1の切削ブレード21aに対して保持手段11をX軸移動手段50でX軸方向に相対的に加工送りすることで、被加工物W上の分割予定ラインを切削加工してハーフカットされた切削溝を形成する。同一方向の次の分割予定ラインの切削加工は、保持手段11に対して第1の切削ブレード21aをY軸移動手段70でY軸方向に分割予定ライン幅分だけ相対的に割り出し送りすることで、同様に繰り返す。そして、同一方向の全ての分割予定ラインについてハーフカットされた切削溝を形成した後、保持手段11の回転により被加工物Wを90°回転させ、新たにX軸方向に配された全ての分割予定ラインについて第1の切削ブレード21aで同様の切削加工を繰り返すことにより、ハーフカットされた切削溝を形成する。
このような第1の切削ブレード21aによる分割予定ラインに沿ったハーフカット動作に並行して、高速回転させた第2の切削ブレードをZ軸移動手段による切り込み送りで保持手段11上の被加工物Wに所定の切り込み深さで切り込ませながら、第2の切削ブレードに対して保持手段11をX軸移動手段でX軸方向に相対的に加工送りすることで、被加工物W上のハーフカットされた切削溝を切削加工してフルカットする。同一方向の次のハーフカットされた切削溝のフルカットは、保持手段11に対して第2の切削ブレードをY軸移動手段でY軸方向に分割予定ライン幅分だけ相対的に割り出し送りすることで、同様に繰り返す。そして、同一方向の全てのハーフカットされた切削溝についてフルカットした後、保持手段11の回転により被加工物Wを90°回転させ、新たにX軸方向に配されてハーフカット済みの切削溝について第2の切削ブレードで同様のフルカット加工を繰り返すことにより、個々のデバイスに分割される。
次に、本実施の形態1の加工装置10が備える制御系の構成について説明する。図3は、本実施の形態1の加工装置10が備える制御手段40の構成例を示す概略ブロック図である。制御手段40は、例えばCPU等で構成された演算処理装置やROM、RAM等を備え加工装置10全体の制御を司るマイクロプロセッサ41を主体に構成されている。加工手段20、X軸移動手段50、Y軸移動手段70、およびZ軸移動手段60はマイクロプロセッサ41に接続されこのマイクロプロセッサ41により加工動作、移動動作等の動作が制御される。また、マイクロプロセッサ41は、操作パネル30に対して必要な表示情報を記憶部42やパネル表示画面記憶部43から読み出して表示制御部44を介して表示内容を制御するとともに、操作パネル30上で指示操作された入力情報を解析し、各部の動作制御、表示制御等に供する。パネル表示画面記憶部43には、操作パネル30に対する各種モードに応じた操作キー等の表示パターンが設定された表示画面情報が格納されている。パネル表示画面記憶部43は、本実施の形態では、この表示画面情報の一つとして、後述の加工条件設定画面用の基本表示パターン情報、並びにその変形用の様々なイメージ描画情報が格納されている。
また、マイクロプロセッサ41は、撮像手段12に対してアライメント時やカーフチェック時の撮像動作を制御するとともに、撮像手段12が撮像した画像情報の処理制御を行う。この画像情報の処理制御として、撮像手段12が撮像した画像情報をそのまま記憶部42に記憶させたり、画像情報を画像処理部45で画像処理したデータ等を記憶部42に記憶させたりする制御を行う。
次に、本実施の形態1の操作パネル30の表示例について説明する。図4は、当該加工装置10によりステップカットを行う際に操作パネル30に表示される加工条件設定画面の一例を示す正面図である。操作パネル30は、概略的にメインエリア31とソフトウエアキーボードエリア32とからなり、所定のメニュー画面において、ステップカット用の加工条件設定モードを選択操作すると、マイクロプロセッサ41および表示制御部44による制御の下に、操作パネル30のメインエリア31には、ステップカット用の加工条件設定画面として、図4に示すように、入力領域33とイメージ描画領域34とが同時に併設表示される。
ここで、例えばメインエリア31の左側略半分を占める入力領域33は、ステップカットなる加工を行う上で必要となる個々の加工条件の入力を受付けるための複数の入力欄33a〜33lを縦一列に纏めて配列表示させたものである。入力領域33は、具体的には、ワーク(被加工物W)の形状に応じた横、縦のサイズの入力欄33a〜33c、Y軸移動手段70によるインデックス量(割り出し送り量)のチャンネルCH1,CH2毎の入力欄33d,33e、Z1ブレード(第1の切削ブレード21a)に関する回転数や切り残し量(切削ブレードの送り量)の入力欄33f,33g、Z2ブレード(第2の切削ブレード)に関する回転数や切り残し量(切削ブレードの送り量)の入力欄33h,33i、ワーク(被加工物W)厚みやテープT厚みに関する入力欄33j,33k、およびX軸移動手段50による保持手段11の送り速度(加工送り速度)に関する入力欄33lからなる。
一方、例えばメインエリア31の右側略半分を占めるイメージ描画領域34は、ステップカットにおける個々の加工条件の内容をイメージ描画による表示で纏めて表現した領域である。本実施の形態1の場合、イメージ描画領域34に表示されるイメージ描画としては、例えば、ワーク(被加工物W)の円形平面形状や四角平面形状を示すイメージ描画34a,34b、これらイメージ描画34a,34bに付されてワーク(被加工物W)の平面寸法を示す寸法線によるイメージ描画34c,34d、イメージ描画34a,34b中に付されてチャンネルCH1,CH2毎のY軸割り出し送り量を示す寸法線によるイメージ描画34e,34fが含まれている。また、このイメージ描画領域34に表示されるイメージ描画としては、例えば、Z1ブレード(第1の切削ブレード21a)、Z2ブレード(第2の切削ブレード)、保持手段11、ワーク(被加工物W)、およびテープTを含む加工部のそれぞれの断面構造を表現したイメージ描画34g〜34k、イメージ描画34g,34h中に付されZ1ブレード(第1の切削ブレード21a)、Z2ブレード(第2の切削ブレード)の回転数を示す矢印によるイメージ描画34l,34m、イメージ描画34g,34hの真下に付されてZ1ブレード(第1の切削ブレード21a)、Z2ブレード(第2の切削ブレード)による切り残し量を示す寸法線によるイメージ描画34n,34o、イメージ描画34i中に付されて保持手段11の送り速度を示す矢印によるイメージ描画34p、イメージ描画34j,34kに対して付されてワーク(被加工物W)、およびテープTの厚みを示す寸法線によるイメージ描画34q,34rが含まれる。
なお、加工条件設定モードの選択操作によりメインエリア31に表示される加工条件設定画面は、基本となる加工条件設定画面であり、ステップカット処理の態様に対応させて、Z1ブレード(第1の切削ブレード21a)はワーク(被加工物W)に対してハーフカット状態、Z2ブレード(第2の切削ブレード)はテープTまで切り込むフルカット状態となるイメージ描画となるように設定されている。
さらに、このステップカット用の加工条件設定画面においては、入力領域33中の各入力欄33a〜33lとイメージ描画領域34中の対応するイメージ描画を連結した連結線35a〜35kも、併せて同時に表示される。すなわち、連結線35aは、入力欄33a,33bとイメージ描画34a,34b上のイメージ描画34cとを連結し、連結線35bは、入力欄33cとイメージ描画34a,34bに対して付されたイメージ描画34dとを連結し、連結線35cは、入力欄33dとイメージ描画34a,34b中に付されたイメージ描画34eとを連結し、連結線35dは、入力欄33eとイメージ描画34a,34b中に付されたイメージ描画34fとを連結したものである。
また、連結線35eは、入力欄33fとイメージ描画34g中に付されたイメージ描画34lとを連結し、連結線35fは、入力欄33gとイメージ描画34gの真下に付されたイメージ描画34nとを連結し、連結線35gは、入力欄hとイメージ描画34h中に付されたイメージ描画34mとを連結し、連結線35hは、入力欄33iとイメージ描画34hの真下に付されたイメージ描画34oとを連結したものである。さらに、連結線35iは、入力欄33jとイメージ描画34jに付されたイメージ描画34qとを連結し、連結線35jは、入力欄33kとイメージ描画34kに付されたイメージ描画34rとを連結し、連結線35kは、入力欄33lとイメージ描画34i中に付されたイメージ描画34pとを連結したものである。
さらに、メインエリア31の右欄には、確定キー36a、エンターキー36b、イクジットキー36c等が表示される。確定キー36aは、加工条件設定画面における入力データを最終的に確定する場合に押下するためのキーである。エンターキー36bは、入力欄33a〜33lに対して入力した数値データを一時的に確定する場合に押下するためのキーである。イクジットキー36cは、加工条件設定画面から他のモード画面へ移行する場合に押下するためのキーである。
また、操作パネル30におけるソフトウエアキーボードエリア32は、機能切替ボタン37の選択操作に応じて所望のキーボードを操作可能に表示する領域である。図4では、機能切替ボタン37中の数字入力ボタン37aの操作により、数値データ入力のために0〜9等のテンキー38が表示されている例を示している。なお、機能切替ボタン37中の他のボタンを操作すれば、文字入力等も可能となる。この他、ソフトウエアキーボードエリア32には、カーソル移動および入力制御ボタン39も表示されている。
これにより、ステップカット用の加工条件設定画面において、個々の加工条件の数値データを入力する際には、入力領域33中の所望の入力欄33a〜33lをタッチ指定し、または、カーソル移動および入力制御ボタン39の操作により指定し、テンキー38の操作で所望の数値データを図4中に示す如く入力し、エンターキー36bや確定キー36aを押下することで行われる。このような数値データの入力の際、操作パネル30のメインエリア31においては、数値データの入力欄だけでなく、数値データ入力のための複数の入力欄33a〜33lを配列した入力領域33と、加工条件の内容をイメージ描画34a〜34rで表現したイメージ描画領域34とが併設表示され、かつ、個々の入力欄33a〜33lと対応するイメージ描画とが連結線35a〜35kで連結されて表示されるので、入力欄33a〜33lに対する数値データの入力の際には、その加工条件の内容は入力領域33における文字表現に比べてイメージ描画34a〜34rを通じて理解しやすく、数値データの入力ミスを低減させることができる。
例えば、入力欄33gへの数値データの入力時であれば、「Z1切り残し量(ハイト)(mm)」と文字表示された当該入力欄33gにより設定される加工条件の内容は、連結線35fを辿ることで、寸法線のイメージ描画34nが対応していることが判り、このイメージ描画34nを見ることで、Z1ブレード(第1の切削ブレード21a)によるワーク(被加工物W)に対する送り量を設定する欄であることを視覚的に容易に認識することができ、適正な数値データ入力を促進させることができる。他の入力欄33a〜33f,33h〜33lに対する数値データの入力時であっても同様である。
また、各入力欄を対応するイメージ描画の間近な位置に配置させれば、連結線を省略することも可能であるが、本実施の形態1によれば、連絡線35a〜35kを活用することで、複数の入力欄33a〜33lを纏めて配列させて入力領域33とすることができ、数値データの入力操作をその配列に従い順次行えばよく、ばらばらに配置される場合に比べ、入力欄の指定を含め、入力操作性のよいものとなる。
ところで、上述したような加工条件設定画面の入力欄33a〜33lを通じて入力された数値データの適否を判断しやすくするため、本実施の形態1の加工装置10の制御手段40は、入力欄33a〜33lに入力された数値データに連動させてイメージ描画領域34中のイメージ描画34a〜34rの状態を簡易的に変更させるように表示パネル30の表示を制御する。ここでは、説明を簡単にするため、各種イメージ描画中、Z1ブレード(第1の切削ブレード21a)やZ2ブレード(第2の切削ブレード)による切り残し量(ハイト)の例について説明する。
Z軸方向の送り量を意味する切り残し量に関する数値データの適否を概略的に判断するためには、Z1ブレードとZ2ブレードのZ軸方向における概略位置がわかればよい。そこで、イメージ描画領域34中に表示すべき加工部におけるイメージ描画データとしては、図5中に示すように、表示位置を異ならせた4種類のパターン1〜4を選択自在に用意しておけばよい。パターン1は、ブレードを示すイメージ描画34g,34hがワークを示すイメージ描画34iに浅く切り込んでいるパターン例を示している。パターン2は、イメージ描画34g,34hがイメージ描画34iの中ほどまで切り込んでいるパターン例を示している。パターン3は、イメージ描画34g,34hがワークを示すイメージ描画34iをフルカットし、テープTを示すイメージ描画34kまで切り込んでいるパターン例を示している。パターン4は、イメージ描画34g,34hがワークを示すイメージ描画34iに対して切り込んでいないパターン例を示している。
これらのパターン1〜4の態様のイメージ描画は、パネル表示画面記憶部43中にその変形用データ例として予め選択自在に格納され、マイクロプロセッサ41による判定・指示の下に必要なパターンが選択される。なお、これらパターン1〜4に関して、Z1ブレード周りについてはパターン2のイメージ描画、Z2ブレード周りについてはパターン3のイメージ描画が、それぞれ基本の加工条件設定画面用に選択されており、図4に示したような表示に使用される。
ここで、入力欄33a〜33lに対する数値データ中、Z1切り残し量をZ1、Z2切り残し量をZ2、ワークの厚みをW、テープ厚みをTとし、入力された数値データに連動するイメージ描画の表示変更制御例について、図6〜図8を参照して説明する。図6は、ステップカット用の加工条件設定時の操作制御例を示す概略フローチャートであり、図7は、図6中の入力データ判定処理例のサブルーチンを示す概略フローチャートであり、図8は、誤りのある数値データ入力時の操作パネルの表示例を示す概略正面図である。
まず、操作パネル30の初期メニュー画面において、ステップカット用の加工条件設定モードが選択されると(ステップS1:Yes)、マイクロプロセッサ41は、パネル表示画面記憶部43から対応するステップカット用の基本となる加工条件設定画面の表示データを呼び出し、表示制御部44を通じて操作パネル30のメインエリア31に図4に示したような入力領域33、イメージ描画領域34および連結線35a〜35kを含む加工条件設定画面を表示させる(ステップS2)。この画面表示において、必要な入力欄33a〜33lの指定と、テンキー38等を通じた数値データの入力とを、エンターキー36bが押下されるまで繰り返す(ステップS3:Yes,ステップS4:Yes、ステップS5)。全ての入力欄33a〜33lについて数値データの入力があり、エンターキー36が押下されると(ステップS5:Yes)、マイクロプロセッサ41は、入力された数値データに基づき入力データ判定処理を実行する(ステップS6)。この入力データ判定処理を経てオペレータにより入力された数値データが適正であると判断され、確定キー36aが押下されると(ステップS7:Yes)、ステップカット用の加工条件の設定が完了する。
ここで、ステップS6の入力データ判定処理においては、図7に示すように、まず、切り残し量Z1がテープ厚みTよりも大きいか否かを判定する(ステップS11)。Z1>Tでなければ(ステップS11:No)、テープTまで切り込む数値データであることから、Z1ブレード周りに関するイメージ描画の表示を基本のパターン2からパターン3に変更させる(ステップS12)。一方、Z1>Tであれば(ステップS11:Yes)、切り残し量Z1がワークとテープとの厚み(T+W)よりも小さいか否かを判定する(ステップS13)。(T+W)>Z1でなければ(ステップS13:No)、ワークに対して全く切り込まない数値データであることから、Z1ブレード周りに関するイメージ描画の表示を基本のパターン2からパターン4に変更させる(ステップS14)。(T+W)>Z1であれば(ステップS13:Yes)、ステップカットのハーフカットとして正常な範囲内であり、Z1ブレード周りに関するイメージ描画の表示は基本のパターン2のままとする。
同様に、切り残し量Z2がテープ厚みTよりも大きいか否かを判定する(ステップS15)。Z2>Tでなければ(ステップS15:No)、切り残し量Z2がワークとテープとの厚み(T+W)よりも小さいか否かを判定する(ステップS16)。(T+W)>Z2でなければ(ステップS16:No)、ワークに対して全く切り込まない数値データであることから、Z2ブレード周りに関するイメージ描画の表示を基本のパターン3からパターン4に変更させる(ステップS17)。一方、T≦Z2であって(T+W)>Z2の場合であれば(ステップS16:Yes)、テープTまで切り込まないハーフカット状態の数値データであることから、Z2ブレード周りに関するイメージ描画の表示を基本のパターン3からパターン2に変更させる(ステップS18)。さらに、T>Z2であれば(ステップS15:Yes)、ステップカットのフルカットとして正常な範囲内であり、Z2ブレード周りに関するイメージ描画の表示は基本のパターン3のままとする。
なお、イメージ描画に関するパターンの変更がある場合、対応する入力欄とを結ぶ連結線35e〜35hの位置も、パターン変更に伴うイメージ描画表示位置の変更に連動して変更される。この制御は、各パターンのイメージ描画毎に画面上での連結点の座標位置を予め設定しておき、対応する入力欄の連結点を結ぶように制御すればよい。
そして、ステップS12,S14,S17,S18のような変更パターンでのイメージ描画がなされた場合には、オペレータは、対応する入力欄の数値データを変更するための数値データの入力を行う。テンキー38等による数値データの入力があり(ステップS19)、エンターキー36bが押下された場合には(ステップS20)、再度、ステップS11以降の入力データ判定処理をやり直す。ステップS12,S14,S17,S18のような変更パターンでのイメージ描画がなくなり、数値データの新たな入力がなくなると(ステップS19:No)、ステップS7に戻り、確定キー36aの押下を待つ。
図8は、図4に示したような基本となるステップカット用の加工条件設定画面において、入力欄33a〜33lの一部に、例えば桁を間違えた数値データを入力し、エンターキー36bを押下した場合の、ステップS6の入力データ判定処理結果例を示すものである。例えば、入力欄33gに対して入力された数値データ“0.01”に対応するイメージ描画側は、ステップS11:NoおよびステップS12の処理に従い、基本となる当初のパターン2によるイメージ描画表示からパターン3によるイメージ描画表示に変更されている。また、入力欄33iに対した入力された数値データ“0.5”に対応するイメージ描画側は、ステップS15:No,ステップS16:NoおよびステップS17の処理に従い、基本となる当初のパターン3によるイメージ描画表示からパターン4によるイメージ描画表示に変更されている。
このような入力された数値データに応じたイメージ描画の状態(位置)の変更により、オペレータは、ハーフカットを行うべきZ1ブレードがフルカット状態にあり、フルカットを行うべきZ2ブレードが空カット状態にあり、入力した数値データに誤り(桁違い)があることを視覚的に容易に気づくことができ、対応する数値データの入力し直しが促される。この際、誤りのある数値データの入力欄は、変更されたイメージ描画側から連結線によって入力欄側に辿ることで、容易に判別できる。図8に示す例では、テープTまで切り込んでしまう寸法線によるイメージ描画34nから連結線35fを辿ることで入力欄33gの数値データに誤りがあり、同様に、ワークから浮いてしまう寸法線によるイメージ描画34oから連結線33hを辿ることで入力欄33iの数値データに誤りがあることがわかる。
そこで、これらの入力欄33g,33iの数値データを入力し直し、エンターキー36bを押下すると、ステップS6の入力データ判定処理結果例は、図4に示す基本の加工条件設定画面における表示パターン例となり、確定キー36aによる入力データの確定が可能となる。
なお、Z1ブレード、Z2ブレードがともにハーフカット状態の設定で、いずれが切り込み量が深いか、浅いかを知らせたい場合には、両者の切り残し量の大小を比較し、その結果に応じて、一方をパターン1のイメージ描画表示とし、他方をパターン2のイメージ描画表示とし、両者の設定状態が異なることを示すようにすればよい。
また、ここでは、ブレードによる切り残し量に関するイメージ描画の変更例について例を挙げて説明したが、この他、例えばワークに関するイメージ描画について、基本となる正方形パターンのイメージ描画の他に横長パターンのイメージ描画や縦長パターンのイメージ描画のデータを予めパネル表示画面記憶部43に記憶させておき、入力欄33b,33cに入力された数値データの大小に連動させてイメージ描画の状態(形状)を変更させるように制御される。インデックス量を示すイメージ描画に関しても、基本となる正方形パターンのイメージ描画の他に横長パターンのイメージ描画や縦長パターンのイメージ描画のデータを予めパネル表示画面記憶部43に記憶させておき、入力欄33d,33eに入力された数値データの大小に連動させてイメージ描画の状態(形状)を変更させるように制御される。
(実施の形態2)
本実施の形態2は、加工装置として、切削ブレードに代えて、被加工物にパルスレーザ光線を照射するレーザ光線照射手段を有する加工手段を備えるレーザ加工装置への適用例を示す。被加工物の保持手段や、保持手段に対するX軸移動手段や、レーザ光線照射手段に対するZ軸移動手段、Y軸移動手段、並びに制御系は、実施の形態1の場合と同様に構成し得るので、本実施の形態2のレーザ加工装置の構成および制御系についての図示および説明は省略する。
ここでは、本実施の形態2の操作パネル80の表示例について説明する。図9は、本実施の形態2のレーザ加工装置により被加工物に対してレーザ加工を行う際に操作パネル80に表示される加工条件設定画面の一例を示す正面図である。なお、操作パネル30に相当する本実施の形態の操作パネル80を示す図9等においては、ソフトウエアキーボードエリアやメインエリア中の右側のエンターキー等の部分は省略してある。
操作パネル80の所定のメニュー画面において、加工条件設定モードを選択操作すると、実施の形態1の場合と同様、マイクロプロセッサおよび表示制御部による制御の下に、操作パネル80のメインエリア81には、レーザ加工用の加工条件設定画面として、図9に示すように、入力領域83とイメージ描画領域84とが同時に併設表示される。
ここで、例えばメインエリア81の左側略半分を占める入力領域83は、レーザ加工を行う上で必要となる個々の加工条件の入力を受付けるための複数の入力欄83a〜83fを縦一列に纏めて配列表示させたものである。入力領域83は、具体的には、ワーク(被加工物W)の形状に応じた横、縦のサイズの入力欄83a〜83c、Y軸移動手段によるインデックス量(割り出し送り量)のチャンネルCH1,CH2毎の入力欄83d,83e、カットモードを特定するための入力欄83g、レーザ加工するストリート幅に関する入力欄83hからなる。なお、入力領域83中には、カットモード設定画面用ボタン82を有する。
一方、例えばメインエリア81の右側略半分を占めるイメージ描画領域84は、レーザ加工における個々の加工条件の内容をイメージ描画による表示で纏めて表現した領域である。本実施の形態2の場合、イメージ描画領域84に表示されるイメージ描画としては、例えば、ワーク(被加工物)の円形平面形状や四角平面形状を示すイメージ描画84a,84b、これらイメージ描画84a,84bに付されてワーク(被加工物)の平面寸法を示す寸法線によるイメージ描画84c,84d、イメージ描画84a,84b中に付されてチャンネルCH1,CH2毎のY軸割り出し送り量を示す寸法線によるイメージ描画84e,84fが含まれている。また、このイメージ描画領域84に表示されるイメージ描画としては、例えば、ワーク(被加工物)におけるストリートエッジを示すイメージ描画84gおよびこのイメージ描画84gに対して付されてストリート幅を示す寸法線によるイメージ描画84hが含まれている。
さらに、このレーザ加工用の加工条件設定画面においては、入力領域83中の各入力欄83a〜83gとイメージ描画領域84中の対応するイメージ描画を連結した連結線85a〜85eも、併せて同時に表示される。すなわち、連結線85aは、入力欄83a,83bとイメージ描画84a,84b上のイメージ描画84cとを連結し、連結線85bは、入力欄83cとイメージ描画84a,84bに対して付されたイメージ描画84dとを連結し、連結線85cは、入力欄83dとイメージ描画84a,84b中に付されたイメージ描画84eとを連結し、連結線85dは、入力欄83eとイメージ描画84a,84b中に付されたイメージ描画84fとを連結し、連結線85eは、入力欄83gとイメージ描画84hとを連結したものである。
これにより、レーザ加工用の加工条件設定画面において、個々の加工条件の数値データを入力する際には、実施の形態1の場合と同様に、入力領域83中の所望の入力欄83a〜83gをタッチ指定し、または、カーソル移動および入力制御ボタンの操作により指定し、テンキーや文字キーの操作で所望の数値データを図9中に示す如く入力し、エンターキーや確定キーを押下することで行われる。このような数値データの入力の際、操作パネル80のメインエリア81においては、数値データの入力欄だけでなく、数値データ入力のための複数の入力欄83a〜83gを配列した入力領域83と、加工条件の内容をイメージ描画84a〜84hで表現したイメージ描画領域84とが併設表示され、かつ、個々の入力欄83a〜83gと対応するイメージ描画とが連結線85a〜85eで連結されて表示されるので、入力欄83a〜83gに対する数値データの入力の際には、その加工条件の内容は入力領域83における文字表現に比べてイメージ描画84a〜84rを通じて理解しやすく、数値データの入力ミスを低減させることができる。
ここで、図9では、レーザ加工におけるカットモードとして、インデックスサブシーケンスカットモード(SUB_SEQ)が選択指定されている画面例を示している。このインデックスサブシーケンスカットモードは、被加工物の比較的広いストリートエッジ内に対してレーザ光線照射手段からのレーザ光線を複数カットライン分に分けて順次照射することで溝を形成させる(アブレーションによる溝形成)加工モードである。
そこで、レーザ加工用の図9に示すような加工条件設定画面において、カットモード設定画面ボタン82を押下すると、マイクロプロセッサおよび表示制御部による制御の下に、操作パネル80のメインエリア81には、SUB_SEQモード用の加工条件設定画面として、図10に示すように、入力領域93とイメージ描画領域94とが同時に併設表示される。ここで、SUB_SEQモードでは、ストリートエッジ内のカットライン毎にレーザ出力、周波数、デフォーカス量、送り量およびストリートアジャストセンタ位置からのインデックス値を入力する必要があり、入力領域93には、例えばカット順序を示すNo.1〜No.6の6本のカットライン毎に上記項目を入力する入力欄93a〜93fが表形式で表示される。
また、イメージ描画領域94においては、ストリートエッジを示すイメージ描画94a上に、ストリートアジャストセンタ位置を示すイメージ描画94bが付され、かつ、それぞれカット順を示す1〜6の数字が付されてストリートアジャストセンタ位置からの位置に応じたカットラインを示すイメージ描画94c〜94hが表示される。また、イメージ描画領域94においては、ストリートアジャストセンタ位置からのインデックス値の正負方向を示す指針となるイメージ描画94iも表示される。
さらに、このSUB_SEQモード用のカットモード設定画面なる加工条件設定画面においては、入力領域93中のカットライン毎の入力欄93a〜93fとイメージ描画領域94中の対応するイメージ描画94c〜94hとを連結した連結線95a〜85fも、併せて同時に表示される。すなわち、連結線95aは、No.1のカットライン用の入力欄93aと数字1が付されたカットラインを示すイメージ描画94fとを連結し、連結線95bは、No.2のカットライン用の入力欄93bと数字2が付されたカットラインを示すイメージ描画94aとを連結し、連結線95cは、No.3のカットライン用の入力欄93cと数字3が付されたカットラインを示すイメージ描画94eとを連結し、連結線95dは、No.4のカットライン用の入力欄93dと数字4が付されたカットラインを示すイメージ描画94bとを連結し、連結線95eは、No.5のカットライン用の入力欄93eと数字5が付されたカットラインを示すイメージ描画94dとを連結し、連結線95fは、No.6のカットライン用の入力欄93fと数字6が付されたカットラインを示すイメージ描画94cとを連結したものである。
これにより、SUB_SEQモード用の加工条件設定画面において、個々の加工条件の数値データを入力する際には、入力領域93中の所望No.の入力欄93a〜93fをタッチ指定し、または、カーソル移動および入力制御ボタンの操作により指定し、テンキーの操作で所望の数値データを図10に示す如く入力し、エンターキーや確定キーを押下することで行われる。このような数値データの入力の際、操作パネル80のメインエリア81においては、数値データの入力欄だけでなく、数値データ入力のための複数の入力欄93a〜93fを配列した入力領域93と、加工条件の内容をイメージ描画94a〜94fで表現したイメージ描画領域94とが併設表示され、かつ、個々のNo.の入力欄93a〜93fと対応するカットラインのイメージ描画94a〜94fとが連結線95a〜95fで連結されて表示されるので、入力欄93a〜93fに対する数値データの入力の際には、その加工条件の内容(カットライン位置)はメージ描画94a〜94fを通じて理解しやすく、数値データの入力ミスを低減させることができる。
ところで、上述したような加工条件設定画面を通じて入力された数値データの適否を判断しやすくするため、本実施の形態2のレーザ加工装置においても、図示しない制御手段は、実施の形態1の場合と同様に、入力欄93a〜93fに入力された数値データに連動させてイメージ描画領域94中のイメージ描画39a〜94fの状態、例えば位置を変更させるように表示パネル80の表示を制御する。
図11は、図10に示したような基本となるSUB_SEQモード用の加工条件設定画面において、入力欄93a〜93fの一部に、例えば桁を間違えた数値データを入力し、エンターキーを押下した場合の入力データ判定処理結果例を示すものである。例えば、インデックス値に対する桁を間違えて入力された数値データ“−0.2”の入力欄93cに対応するイメージ描画94eは、基本となる図10中に示すような位置でのイメージ描画表示から図11中に示すような位置でのイメージ描画表示に変更される。
このような入力された数値データに応じたイメージ描画の状態(位置)の変更により、オペレータは、3番目のカットラインついてのインデックス値がストリート幅(中心から0.05mm)の範囲内に収まらずストリートから外れた状態にあり、入力した数値データに誤り(桁違い)があることを視覚的に容易に気づくことができ、対応する数値データの入力し直しが促される。この際、誤りのある数値データの入力欄は、変更されたイメージ描画側から連結線によって入力欄側に辿ることで、容易に判別できる。
そこで、入力欄93cのインデックス値の数値データを入力し直し、エンターキーを押下すると、入力データ判定処理結果例は、図10に示す基本の加工条件設定画面における表示パターン例となり、確定キーによる入力データの確定が可能となる。
本発明は、以下の実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。すなわち、実施の形態1,2では、切削ブレードによるステップカットモード時の加工条件設定画面例や、レーザ加工装置によるSUB_SEQモード用の加工条件設定画面例で説明したが、このような加工モード時の加工条件設定画面に限らず、各種加工モード時の加工条件設定画面についても同様に適用し得るのはもちろんである。また、イメージ描画領域において表示するイメージ描画も、図示例に限らず、加工条件の内容をオペレータに判りやすく呈示し得るものであれば、適宜変更し得ることももちろんである。
本発明の実施の形態1の加工装置の一例を示す外観斜視図である。 図1の加工手段周りの構成を抽出して示す斜視図である。 実施の形態1の加工装置が備える制御手段の構成例を示す概略ブロック図である。 当該加工装置によりステップカットを行う際に操作パネルに表示される加工条件設定画面の一例を示す正面図である。 表示位置を異ならせたイメージ描画データのパターン例を示す説明図である。 ステップカット用の加工条件設定時の操作制御例を示す概略フローチャートである。 図6中の入力データ判定処理例のサブルーチンを示す概略フローチャートである。 誤りのある数値データ入力時の操作パネルの表示例を示す概略正面図である。 本発明の実施の形態2のレーザ加工装置により被加工物に対してレーザ加工を行う際に操作パネルに表示される加工条件設定画面の一例を示す正面図である。 SUB_SEQモード用の加工条件設定画面の一例を示す正面図である。 誤りのある数値データ入力時の操作パネルの表示例を示す概略正面図である。
符号の説明
10 加工装置
11 保持手段
11a 保持面
20 加工手段
21a 切削ブレード
30 操作パネル
33 入力領域
33a〜33l 入力欄
34 イメージ描画領域
34a〜34r イメージ描画
35a〜35k 連結線
50 X軸移動手段
60 Z軸移動手段
70 Y軸移動手段
80 操作パネル
83 入力領域
83a〜83g 入力欄
84 イメージ描画領域
84a〜84h イメージ描画
85a〜85e 連結線
93 入力領域
93a〜93f 入力欄
94 イメージ描画領域
94a〜94i イメージ描画
95a〜95f 連結線
W 被加工物

Claims (3)

  1. 被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物を加工する加工手段と、該加工手段の加工条件を入力する操作パネルとを備える加工装置であって、
    前記操作パネルは、加工条件設定画面として、個々の加工条件の数値データの入力を受付けるための複数の入力欄を配列した入力領域と、個々の加工条件の内容をイメージ描画で表現したイメージ描画領域と、前記入力領域中の各入力欄と前記イメージ描画領域中の対応するイメージ描画を連結した連結線とを表示することを特徴とする加工装置。
  2. 前記操作パネルは、前記入力欄に入力される数値データに連動して前記イメージ描画領域中の対応するイメージ描画を変更することを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記加工手段は、高速回転して前記被加工物を個々のデバイスに分割する切削ブレードを有し、
    当該加工装置は、前記加工手段を前記保持面に対して垂直なZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、前記切削ブレードの軸心方向であるY軸方向に前記加工手段を割り出し送りするY軸移動手段と、前記保持手段をZ軸方向およびY軸方向に直交するX軸方向に加工送りするX軸移動手段とを備え、
    前記操作パネルに表示される前記加工条件は、対象とする被加工物の寸法、前記Z軸移動手段の送り量、前記Y軸移動手段の移動量、前記X軸移動手段の加工送り速度を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の加工装置。
JP2007292397A 2007-11-09 2007-11-09 加工装置 Active JP5118445B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007292397A JP5118445B2 (ja) 2007-11-09 2007-11-09 加工装置
CN 200810173195 CN101428452B (zh) 2007-11-09 2008-11-06 加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007292397A JP5118445B2 (ja) 2007-11-09 2007-11-09 加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009117776A true JP2009117776A (ja) 2009-05-28
JP5118445B2 JP5118445B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=40644204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007292397A Active JP5118445B2 (ja) 2007-11-09 2007-11-09 加工装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5118445B2 (ja)
CN (1) CN101428452B (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013191618A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置
JP2016015042A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 株式会社ディスコ 加工装置
JP2017004454A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 株式会社ディスコ タッチパネル装置
KR20180121836A (ko) * 2017-05-01 2018-11-09 가부시기가이샤 디스코 절삭 장치
KR20190005130A (ko) 2017-07-05 2019-01-15 가부시기가이샤 디스코 가공 장치
DE102019208101A1 (de) 2018-06-05 2019-12-05 Disco Corporation Bearbeitungsvorrichtung und verfahren zum steuern einer bearbeitungsvorrichtung
JP2020136555A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 株式会社ディスコ 加工装置
CN111712768A (zh) * 2018-02-16 2020-09-25 东京毅力科创株式会社 加工装置
KR20210015686A (ko) 2019-08-01 2021-02-10 가부시기가이샤 디스코 가공 장치
JP2021044504A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 株式会社ディスコ 加工装置
WO2021177376A1 (ja) * 2020-03-06 2021-09-10 浜松ホトニクス株式会社 検査装置及び処理システム
WO2021177363A1 (ja) * 2020-03-06 2021-09-10 浜松ホトニクス株式会社 検査装置及び検査方法
KR20210145668A (ko) 2020-05-25 2021-12-02 가부시기가이샤 디스코 가공 장치
JP2022113730A (ja) * 2019-05-21 2022-08-04 カシオ計算機株式会社 図形表示装置、図形表示方法及びプログラム
CN115365856A (zh) * 2021-05-19 2022-11-22 佳陞科技有限公司 换刀装置及换刀装置操作方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5991874B2 (ja) * 2012-07-26 2016-09-14 株式会社ディスコ 加工装置
CN109697009A (zh) * 2017-10-20 2019-04-30 毅德机械股份有限公司 对话式控制系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06320386A (ja) * 1993-05-11 1994-11-22 Yamazaki Mazak Corp 対話型自動プログラミング装置
JPH07214457A (ja) * 1994-02-02 1995-08-15 Jeol Ltd 切削加工データ入力処理装置
JPH08115117A (ja) * 1994-10-18 1996-05-07 Imao Corp:Kk 加工シミュレーションによる干渉チェック方法
JPH08123523A (ja) * 1994-10-21 1996-05-17 Amada Co Ltd 工作機械の制御装置及びその制御装置を用いた部品情報表示方法、アラーム情報表示方法、及び操作情報表示方法
JP2007019478A (ja) * 2005-06-07 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ウエハのダイシング方法、ダイシング装置および半導体素子

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003334751A (ja) * 2003-06-27 2003-11-25 Disco Abrasive Syst Ltd 切削方法
JP2005046979A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP4640731B2 (ja) * 2005-10-18 2011-03-02 株式会社ディスコ 切削装置オペレーションシステム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06320386A (ja) * 1993-05-11 1994-11-22 Yamazaki Mazak Corp 対話型自動プログラミング装置
JPH07214457A (ja) * 1994-02-02 1995-08-15 Jeol Ltd 切削加工データ入力処理装置
JPH08115117A (ja) * 1994-10-18 1996-05-07 Imao Corp:Kk 加工シミュレーションによる干渉チェック方法
JPH08123523A (ja) * 1994-10-21 1996-05-17 Amada Co Ltd 工作機械の制御装置及びその制御装置を用いた部品情報表示方法、アラーム情報表示方法、及び操作情報表示方法
JP2007019478A (ja) * 2005-06-07 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ウエハのダイシング方法、ダイシング装置および半導体素子

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013191618A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置
JP2016015042A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 株式会社ディスコ 加工装置
JP2017004454A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 株式会社ディスコ タッチパネル装置
KR20180121836A (ko) * 2017-05-01 2018-11-09 가부시기가이샤 디스코 절삭 장치
JP2018187707A (ja) * 2017-05-01 2018-11-29 株式会社ディスコ 切削装置
TWI760473B (zh) * 2017-05-01 2022-04-11 日商迪思科股份有限公司 切割裝置
KR102370311B1 (ko) * 2017-05-01 2022-03-04 가부시기가이샤 디스코 절삭 장치
KR20190005130A (ko) 2017-07-05 2019-01-15 가부시기가이샤 디스코 가공 장치
CN111712768A (zh) * 2018-02-16 2020-09-25 东京毅力科创株式会社 加工装置
DE102019208101A1 (de) 2018-06-05 2019-12-05 Disco Corporation Bearbeitungsvorrichtung und verfahren zum steuern einer bearbeitungsvorrichtung
KR20190138600A (ko) 2018-06-05 2019-12-13 가부시기가이샤 디스코 가공 장치 및 가공 장치의 제어 방법
US11061378B2 (en) 2018-06-05 2021-07-13 Disco Corporation Processing apparatus and method of controlling processing apparatus using a touch-screen displaying an image-captured workpiece
JP7232077B2 (ja) 2019-02-22 2023-03-02 株式会社ディスコ 加工装置
JP2020136555A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 株式会社ディスコ 加工装置
JP7420164B2 (ja) 2019-05-21 2024-01-23 カシオ計算機株式会社 図形表示装置、図形表示方法及びプログラム
JP2022113730A (ja) * 2019-05-21 2022-08-04 カシオ計算機株式会社 図形表示装置、図形表示方法及びプログラム
KR20210015686A (ko) 2019-08-01 2021-02-10 가부시기가이샤 디스코 가공 장치
US11256406B2 (en) 2019-08-01 2022-02-22 Disco Corporation Processing apparatus
JP7321038B2 (ja) 2019-09-13 2023-08-04 株式会社ディスコ 加工装置
JP2021044504A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 株式会社ディスコ 加工装置
WO2021177363A1 (ja) * 2020-03-06 2021-09-10 浜松ホトニクス株式会社 検査装置及び検査方法
WO2021177376A1 (ja) * 2020-03-06 2021-09-10 浜松ホトニクス株式会社 検査装置及び処理システム
JP7385504B2 (ja) 2020-03-06 2023-11-22 浜松ホトニクス株式会社 検査装置及び処理システム
KR20210145668A (ko) 2020-05-25 2021-12-02 가부시기가이샤 디스코 가공 장치
JP7423158B2 (ja) 2020-05-25 2024-01-29 株式会社ディスコ 加工装置
CN115365856A (zh) * 2021-05-19 2022-11-22 佳陞科技有限公司 换刀装置及换刀装置操作方法
CN115365856B (zh) * 2021-05-19 2024-04-30 佳陞科技有限公司 换刀装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101428452A (zh) 2009-05-13
JP5118445B2 (ja) 2013-01-16
CN101428452B (zh) 2013-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5118445B2 (ja) 加工装置
JP4749892B2 (ja) 穴データ入力装置及びこれを備える眼鏡レンズ加工装置
JP5134216B2 (ja) ウエーハの加工結果管理方法
JP6351745B2 (ja) 工作機械の制御方法および工作機械の制御装置
JP4290672B2 (ja) 眼鏡レンズ周縁加工装置
JP6518141B2 (ja) タッチパネル装置
JP2009206206A (ja) 加工装置
JP6359026B2 (ja) 加工機械ライン
JP7084533B1 (ja) 表示制御装置
US20080186446A1 (en) Eyeglass lens processing apparatus
JP5028025B2 (ja) 眼鏡レンズ周縁加工装置
JP6566719B2 (ja) 加工装置
JP6584593B2 (ja) 工作機械
JP6433178B2 (ja) 加工装置
JP2007229862A (ja) 眼鏡レンズ加工装置
JP5028024B2 (ja) ファセット加工領域設定装置
KR20180121836A (ko) 절삭 장치
JP7450350B2 (ja) 切削装置
US11992891B2 (en) Machining method of wire discharge machine, machining program generating device, wire discharge machining system and machined object manufacturing method
US20220176481A1 (en) Machining method of wire discharge machine, machining program generating device, wire discharge machining system and machined object manufacturing method
JP2022116492A (ja) 加工装置、プログラム、及び記憶媒体
JP2009056488A (ja) 三次元レーザ加工機におけるティーチング装置
JP2020113182A (ja) 描画装置及び描画方法
JPH11333608A (ja) プリント基板穴あけ装置および穴あけ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5118445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250