JP2009112481A - 引出のロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立時に引出を無造作に押し込んでも衝撃による損傷や破損を招かず、高い作業性も得られるようにしたロック装置を実現する。
【解決手段】引出2の出し入れに連動して引出に設けた突子23aが筐体1の側板のカム7を姿勢変更させ、2以上のカム7が開口を前側方に向く姿勢となることを禁止してセーフティロックを実現しているものにおいて、突子23aを、引出2の押し込み方向への動作中にカム本体73と干渉した際にはある力以上で弾性によりカム8を通過することが可能な干渉回避位置まで変形可能とし、引出2の引き出し方向への動作中にカム本体73と干渉した際には干渉状態を維持するように構成した。
【選択図】図15

Description

本発明は、引出の出し入れ動作を制限する必要があるものに対して、そのロック状態を組立時の作業性や使用時の耐久性を損なわずに実現可能とした引出のロック装置に関するものである。
従来より、筐体に収容された引出を複数同時に引き出した際に、重心が前方に移動し、これにより筐体が前方に転倒することがある。このため、引出の機能の一つとして、1個の引出が引き出された後に、2つ目の引出が引き出せないようにするセーフティロック機構が採用される場合がある。
例えば、特許文献1に示されるものは、各引出に突子を設ける一方、キャビネット本体に、上下移動可能な支柱と、各杆部材に対応して支柱に設けられた傾斜溝付きのカムとを設け、引出が引き出される際に杆部材がカムの傾斜溝に係合して支柱を持ち上げ、この状態で2つ目の引出を引き出そうとしても、変位したカムに杆部材がブロックされて当該引出を引き出せないようにして、セーフティロック状態が実現されるようにしている。
特開2001−342770号公報
このように、この種のカムの機能は、一部に設けた上記溝のごとき開口部が引出の動作方向に対して予め関連づけられた位置関係にあるときに突子を受容して引出の出し入れ動作に伴い姿勢変更(カムとともに支柱が上下動)が可能であるが、開口部が引出の動作方向に対して予め関連づけられた位置関係を外れたとき(カムが上動状態にあるとき)には突子を受容せずにカム本体が突子と干渉する関係となるものである。
ところで、上記カムの場合、溝は後方に開口すると同時に前方にも開口しており、初期組立時などに引出を押し込む際には、その溝を通して引出の突子を通過させることができるようにも思えるが、カムの機能を的確ならしめるためにカムの開口部の内奥を閉じた形状にして引出の出し入れ動作とともに突子を開口部に係り合わせ、カムを振り子のように作動させるタイプのものでは、カムの開口部が後方を向いた状態にあるときに前方から引出を押し込もうとすると、突子がカムに激しく干渉し、これらの損傷や破損を招きかねない。
このため、初期組立時やメンテナンス時など、空の筐体に対して引出を組み付けていく際には、対応するカムの開口部が前方を向いているか否かを都度確認しながら引出の充填作業を進めなければならず、作業性が悪い上に、誤って回転カム板の開口部が後方を向いた姿勢で引出を押し込む事態には対応できないという問題がある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、引出にロックが必要なこの種の収納装置等に適用して上記のようなカムによりロック装置を構成した場合に、組立時に引出を無造作に押し込んでも衝撃による損傷や破損を招かず、高い作業性も得られるようにした、新たな構造からなる引出のロック装置を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る引出のロック装置は、引出の一部に突子を設ける一方、筐体の内面における前記突子の移動軌跡上にカムを設け、このカムは一部に設けた開口部が引出の動作方向に対して予め関連づけられた位置関係にあるときには突子を受容して引出の出し入れ動作に伴い姿勢変更可能であるが、開口部が引出の動作方向に対して予め関連づけられた位置関係を外れたときには突子を受容せずにカム本体が突子と干渉してカムには姿勢変更動作が引き起こされないように構成したものである。そして、前記突子を、引出の押し込み方向への動作中にカム本体と干渉した際にはある力以上で弾性によりカムを通過することが可能な干渉回避位置まで変位又は変形可能とし、引出の引き出し方向への動作中にカム本体と干渉した際には干渉状態を維持するように構成したことを特徴とする。
このようにすれば、引出を引き出そうとする際に、対応するカムのカム本体が突子に干渉する位置関係にあれば引出の引き出し動作は確実に禁止されるが、引出を押し込もうとする際に、対応するカムのカム本体が突子に干渉する位置関係にあっても、突子が弾性により干渉を回避しつつカムを通過しながら引出が押し込まれることになる。このため、引出の適切なロック機能と、カムの姿勢によらずに空の筐体に対して引出を押し込んで組み付け可能とすることによる衝撃回避及び良好な作業性とを有効に両立させることができる。
本発明の好適な適用対象としては、引出を筐体から分離させた状態において、カムは姿勢変更自在であるように、または引出の押し込み方向への動作に対して突子がカム本体と干渉する姿勢が基準姿勢となるように当該カムが構成されているものが挙げられる。
或いは、カムが軸心回りに水平回転可能であり、その開口部が、引出の押込み位置で後方斜め内側に開口し、引き出し位置で前方斜め内側に開口するように姿勢変更可能とされている対象に適用しても極めて有用である。
引出の作動方向に応じて突子に異なる作用を営ませるためには、基端を引出に片持ち的に支持された支持腕の先端に形成され、基端と先端の間に突子を介して引っ張り力が働いた際には突子がカムとの干渉を回避する位置まで支持腕が変形可能であり、基端と先端の間に突子を介して圧縮力が働いた際には前記干渉回避位置までの変形が引き起こされないように構成していることが望ましい。
このような作用を簡単かつ有効に実現するためには、基端から先端に向かう支持腕の一部に、突子を前方斜め外側に持ち出すための傾斜部を設けていることが好適である。
板金等により構成される引出の側板に対し、突子を簡単に形成、取り付けして所期の作用を営ませるためには、支持腕及び突子が一対の側枠とともに樹脂部材として一体成形されたものであって、側枠は引出の側板に着脱可能に装着され、支持腕は基端が一対の側枠間を連結する部位に支持されて先端を側枠に沿って前方に延出させ、その支持腕は成形のみによって変形可能な状態となることが望ましい。
特に、簡素に成形しても装着状態において的確に作用し、組立分解、メンテナンス、分別廃棄の便も有効に向上させるためには、引出の側板に、側枠を差し込む一対のレールと、差込方向の終端位置を規制する規制部と、肉厚方向の貫通孔とを設ける一方、樹脂部材には更に前記支持腕とは異なる位置において側枠間を連結する部位に基端を支持させた弾性凸部を設け、前記差込終端位置で弾性凸部を貫通孔に落とし込んだ状態で樹脂部材を引出の側板に取り付けるようにしているものが好都合である。
本発明は以上のような構成であるから、複数の引出を有する収納装置にこのロック装置を適用して、全ての引出が押し込まれた状態から、一つの引出に対応するカムが引出の引き出し動作に伴って姿勢変更している間は、他の引出に対応するカムの姿勢変更が禁止されるように構成しているものが効果的である。
本発明に係る引出のロック機構は、以上説明した構成であるから、セーフティロック機構等を有する収納装置に適用した場合に、組立時にカムの姿勢が不適切な状態で引出を押し込んでも衝撃による損傷や破損を防止することができ、これにより収納装置の信頼性や耐久性を有効に向上させるとともに、カムの姿勢を逐一変更せずに無造作に引出を押し込むことができるため、組立やメンテナンス時の作業性を格段に向上させることのできる新規有用な引出のロック装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示す収納装置は、筐体1に複数段の引出2を、図示しないレール機構を介して出し入れ可能に取り付けたもので、図2に示すように筐体1の内側面と引出2の外側面との間に、2以上の引出2が順次に或いは同時に引き出されることを禁止するセーフティロック機構SLを構成している。図2においては最上段の引出2のみが想像線で示してあるが、それ以外の引出2も基本構成は同様である。
すなわち、引出2は、引出本体21の前面側に鏡板22を設けたもので、引出本体21を構成する側板21aには、図2及び図5に示すようにセーフティロック機構SLを作動させるための突子23aが引出2の一部として設けられている。この実施形態の突子23aは樹脂部材23の一部に形成され、樹脂部材23は引出本体21の側板21aに嵌め込まれた状態で取り付けられている。
一方、セーフティロック機構SLを構成する筐体1側の構成要素は、図2〜図4に示すように、筐体1の側板11の内面に同一軸心m上に積み重ねるように配置した複数の軸部材3、4、5を主体としている。具体的には、筐体1の側板11に設けた凹所11aに概略チャネル状の取付具12を介して上下のエンド部材61、62を固定配置し、そのエンド部材61、62間に本発明のガイド部材としての役割を担う角柱状の軸心部材63を配置して、この軸心部材63に、姿勢変更用の軸部材3、変位惹起用の軸部材4、及び、変位伝達用の軸部材5を外嵌している。各軸部材3、4、5は、本実施形態の場合樹脂素材からなっている。
姿勢変更用の軸部材3は、各引出2の対応位置において軸心部材63に対して回転可能かつ軸心m方向にスライド可能に配置された、少なくとも本体部31が円柱体状をなすもので、その上下両端面に図4、図7等に拡大図示するように円周方向に沿って波状に変化する凹凸の斜面(テーパ面)32を形成している。この軸部材3は中空状のものであり、斜面32は中空部分以外、軸心mから延びる線の集まりである。
そして、この姿勢変更用の軸部材3の一部を利用して、前記軸心部材63の軸心m回りに一体的に回転するようにカム7を構成している。このカム7は、図4及び図5に示すように、軸部材3の周壁に軸心mに垂直な方向に向けて内奥の閉じた切欠状の開口部71を有し、この開口部71に引出2の一部である前記突子23aを出し入れ動作時に係り合わせるようにしたもので、軸部材3の通常位置(引出2の押込時に対応)でこの開口部71は図5及び図6(a)に示すように収納装置の前方から見て斜め後方を向いており、引出2を引き出す際に図6(a)→(b)→(c)→(d)→(e)のように引出2の突子23aでこのカム7を回転させて、軸部材3に通常位置から引出時対応位置までの水平回転動作を引き起こすようにしている。そして、引出2が通過した後の軸部材3の引出時対応位置で、カム7の開口部71は斜め前方を向き、突子23aは開口部71から離れることができる。引出2を押し込む際には、逆に図6(e)→(d)→(c)→(b)→(a)のように引出2の突子23aでカム7を逆回転させて、軸部材3に引出時対応位置から通常位置に復帰する水平回転動作を引き起こすことができる。カム7は、図4に示すようにその開口部71の上方を頂部72により閉止されており、突子23aが開口部71から上方に抜け出ることを規制している。
変位惹起用の軸部材4は、図2〜図4に示すように、前記姿勢変更用の軸部材3に接するようにその上下隣接位置において軸心部材63に対して回転可能かつ軸心m方向にスライド不能に配置された、少なくとも姿勢変更用の軸部材3に面する本体部41が円柱体状をなすもので、その本体部41のうち姿勢変更用の軸部材3に隣接する端面に、図4、図7等に拡大図示するように円周方向に沿って波状に変化する凹凸の斜面(テーパ面)42を形成している。この軸部材4も中空状のものであり、斜面42はある回転位相において前記斜面32に対し山と谷、谷と山が合致するものである。この姿勢変更用の軸部材4は、側端面に設けた係合突起43が図3に示すチャネル状の取付具12の一部に設けた前壁12aに係り合った状態で取り付けられ、回転を禁止されるとともに軸心m方向にスライド動作を許容されている。姿勢変更用の軸部材3の上下に位置する変位惹起用の軸部材4同士は、互いに上下対称なものである。
そして、これら両軸部材3、4に形成された凹凸の斜面32、42同士は、姿勢変更用の軸部材3が図6(a)の通常位置にあるとき図7(a)に示すように凹凸で嵌り合う関係、すなわち、山と谷同士が相互に隙間なく密接に係り合う関係にあり、姿勢変更用の軸部材3が図6(e)に示す引出時対応位置にまで姿勢変更すると、図7(b)に示すように山と山が突き合い、谷と谷の間に隙間が生じる関係となるように設定されている。この実施形態の場合、図7(b)に示す凸同士が突き合う位置において、一方の凸の先端に他方の凸の先端を受け入れる微小な凹所3a(図4、図7(b)参照)が設けてある。
変位伝達用の軸部材5は、図2及び図3に示すように、下の段の引出2に関連する変位惹起用の軸部材4と上の段の引出2に関連する変位惹起用の軸部材4との間に接するように介在した状態で、軸心部材63に対して少なくとも軸方向にスライド可能に配置された細長いパイプ状のもので、下の段の変位惹起用の軸部材4に生じる上下方向の変位を上の段に位置する変位惹起用の軸部材4に伝達して上下変位を連動させる役割をなしている。なお、最上方に位置する変位伝達用の軸部材5の上端には、拡開した変位伝達用の軸部材5´が設けてある。この軸部材5´は、姿勢変更用の軸部材3の上側に位置する変位惹起用の軸部材4の構造を利用しており、基本的に同じものである。
すなわち、例えば最上段の引出2が引き出される際に、その引出2に対応する軸部材3が図6(a)→(e)に示すように水平回転動作をするに伴って、斜面32,42の凸同士が突き合うまで当該軸部材3が図8(a)→(b)のように姿勢変更すると、姿勢変更用の軸部材3に隣接する1つの変位惹起用の軸部材4が山と谷のピッチ相当分だけ軸方向に相対変位し、姿勢変更用の軸部材3の上下に隣接する変位惹起用の軸部材4との間でその2倍の相対変位が現われるので、姿勢変更用の軸部材3を含みその上方に位置する軸部材4、5、5´が軸心m方向にスライドして、これにより軸部材全体(最下段の変位惹起用の軸部材4から最上段の軸部材5´まで)の軸方向寸法Lを実質的にΔLだけ増大させることになる。引出2を押し込むと、対応する軸部材3は図8(b)→(a)で示すように姿勢変更状態が解消されて、軸部材全体の軸方向寸法Lの増大量ΔLが消失することとなる。図8(c)は真ん中の引出2を引き出した際の作動状態を示し、図8(d)は最下段の引出2を引き出した状態を示し、それぞれ対応する軸部材3を含みその上方に位置する軸部材4、5、4、3…が軸心m方向にスライドして、これにより軸部材全体の軸方向寸法Lの実質的な増大量ΔLが得られることになる。
そして、この実施形態では、図2、図3及び図8に示すように、上下のエンド部材61、62を軸部材全体の軸方向寸法Lの増大を規制する規制手段6として機能させて、1つの引出2の引き出し動作に伴って生じる軸方向の増大量ΔLにその増大可能範囲をほぼ規制している。すなわち、引出2が押し込まれている状態では、軸部材3、4、5、5´は自重により下エンド部材62の上に順次積み重なった状態にあり、最上段の軸部材5´と上エンド部材61との間には、1つの引出2を引き出した際に生じる軸部材全体の実質的な増大量ΔLに対応する空隙S(図10参照)が形成してある。そして、何れかの引出2が引き出されると、その引出2に対応する姿勢変更用の軸部材3が図8(b)〜(d)のように姿勢変更して実質的な軸部材全体の軸方向寸法Lを増大させる結果、何れの場合にも前記空隙Sが埋められるように構成しており、その状態で次の引出2を引き出そうとしても、空隙Sがないためにそれ以上に軸部材全体の軸方向寸法Lが増大できず、カム7の開口部71に突子23aが進入しても他の姿勢変更用の軸部材3の回転すなわちカム7の回転が規制されて、図6(a)→(e)に向かう引出2の引き出し操作が禁止されることになる。すなわち、前記空隙Sの大きさが軸部材全体の軸方向寸法Lの増大を規制する規制値を与えるものとなっている。
また、図9に示すように、2以上の引出2を同時に引き出そうとした場合、対応する軸部材3、3が同時に姿勢変更しようとしても、それらにより生じる軸方向寸法Lの増大量ΔLの総和が全体として前記空隙Sに対応した規制値を超えた時点でそれ以上の軸部材3、3の姿勢変更が規制されるため、軸部材3、3は精々図6(b)と(c)の中間位置あたりまでしか回転できず、引出2、2の同時引き出しも有効に禁止されることになる。
この規制手段6を構成する下エンド部材62には、図10に示すように、軸部材全体の軸方向寸法Lの増大に対する規制位置すなわち規制値を調節するための調節部8が設けてある。この調節部8は、下エンド部材62に昇降可能にねじ部材81を螺合させたもので、このねじ部材81で最下段に位置する変位惹起用の軸部材4を支持しており、その支持位置を変化させることによって、上方に存在する空隙Sの寸法を調整できるようになっている。すなわち、軸部材全体の軸方向寸法Lの増大を規制する規制は、厳密には下エンド部材61に付帯するねじ部材81の上端と上エンド部材62の下面との間において行われるものとなっている。
さらに、本実施形態は、上記セーフティロック機構SLを利用して全ての引出2にオールロックを掛けるべく、図2、図3及び図11に示すロック部材91を設けている。このロック部材91は、前記空隙Sに臨む位置に進退可能に配されたもので、一端部91aが筐体1の側板11に支軸92a回りに取り付けたアーム92に係り合っており、このアーム92は、図1に示す筐体1の頂板12内に組み込んだ軸93を介して、頂板12の巾方向中央付近に配置した駆動体94に接続してある。この駆動体94は、最上段の引出2に設けた施錠部であるシリンダ錠24が操作された際に、図3に示すデッドボルト24aが先端94aに係ってこれを押し上げ、駆動体94が軸93とともに回転する結果、これによりアーム92が回転してロック部材91を進退動作させるようにしている。ロック部材91は、進退中心から偏心した位置に図11に示すような壁部91bを有していて、図11(a)、(b)に示す退避位置では壁部91bは前記隙間Sを侵さず、変位伝達部材5´の上端5a´はその隙間Sに進入することができるが、シリンダ錠24が操作されてロック部材91が図11(c)の施錠位置に移動すると、壁部91bが隙間Sの少なくとも一部を埋める位置に進入して、変位伝達部材5´の上端5a´の進入をブロックし、変位伝達部材5´の上昇を禁止するようになっている。この場合も上記と同様、カム7の開口部71に突子23aが進入しても他の姿勢変更用の軸部材3の回転すなわちカム7の回転が規制されるため、図6(a)→(e)に向かう引出2の引き出し操作が禁止されることになる。ロック部材91は、取付具12に配置した軸受部材90によって進退可能に支持されている。91xはロック部材91を非ロック方向にオフセットするバネであり、5x´は軸部材3、4、5、5´をオールロック解除方向にオフセットするバネである。
以上のように、この収納装置は、引出2の一部に突子23aを設ける一方、筐体1の内面における前記突子23aの移動軌跡上にカム7を設け、このカム7は一部に設けた開口部71が引出2の動作方向に対して予め関連づけられた位置関係にあるときには突子23aを受容して引出2の出し入れ動作に伴い姿勢変更可能であるが、引出2のセーフティロック時には、他の引出2は図12に示すように開口部71が引出2の動作方向に対して予め関連づけられた位置関係を外れるため、図12(a)に示すように突子23aを受容せずに姿勢変更用の軸部材3の本体部31と一体をなすカム本体73が突子23aと干渉してカム7には姿勢変更動作が引き起こされないようにしている。
そして、引出2を筐体1から分離させた状態において、カム7は姿勢変更自在であるため、引出2を引き出した状態で図6(e)に示すようにカム7の開口部71が斜め後方を向いていれば引出2を押し込む際にカム7は開口部71に突子23aを受容してカム7は姿勢変更することができるが、図12(b)に示すように開口部71が斜め後方を向いている場合には、引出2を押し込もうとしても突子23aはカム本体73に激しく干渉することになり、初期組立時やメンテナンス時の作業性が損なわれるばかりか、通常の単純なピン構造であれば破損や損傷を招き易い。
そこで、本実施形態は、前述した樹脂部材23を、引出2の押込み時に突子23aがカム7と干渉した場合のみ、その干渉を回避しつつカム7を乗り越えて引出2を押し込める構造にしている。図13及び図14は、図5、図6に示した樹脂部材23のより具体的な構造を示すものである。
この樹脂部材23は、側板21aに着脱可能に装着される縦断面L字型をなす一対の側枠23bと、基端から中間部に至る部位が側枠23b、23bの一端部同士を接続する部位より立ち上がり中間部から先が片持ち的となって先端を側枠23bに沿って前方に延出させた支持腕23cと、この支持腕23cの先端に外側に突出するように設けた前記突子23aとからなる樹脂一体成形体である。支持腕23cは中間部から先が両側の側枠23bとは成形時より縁が切れているため、成形後の時点で弾性変形可能とされている。そして、この支持腕23cのうち、基端から先端に向かう一部(この実施形態では基端より)に、突子23aを前方斜め外側に持ち出すための傾斜部23c1を設けている。つまり、図14の取付状態で側枠23bの外面よりも支持腕23cの外面の方が外側方(筐体の内面側)に突出した状態に設けてあり、突子23aを含めてその突出部分の上下寸法d1を側枠23bの外法間の上下寸法d2よりも狭い範囲に制限している。また、前記支持腕23cとは異なる位置において側枠23b、23b間を連結する部位に基端を支持させて、裏面側に一部突出する弾性凸部23eを設けている。
一方、引出2の側板21aには、側枠23bのベース部分を差し込むことによってこれを抱え込むように支持する一対のレール21tと、樹脂部材23の後端面に突き当たって差込方向の終端位置を規制する規制部21uとが切り起こしてあり、また、前記終端位置で弾性凸部23eを弾性により落とし込むための肉厚方向の貫通孔21vが穿設してある。
そして、レール21tに沿って樹脂部材23をスライドさせることにより、この樹脂部材23を図15に示すように引出2の側板21aの所定位置に装着し、この位置において図6に示すような突子23aとカム7の正常時の相対関係が得られるようにしている。
このような構造において、図16(a)に示すように、カム7の開口部71が斜め後方を向いている状態から引出2を前方より押し込もうとした際に、突子23aがカム本体73と干渉すると、同図(b)に示すように突子23aがカム本体73により没入方向に押圧されて支持腕23cが撓むことになるので、ある力以上で突子23aは弾性によりカム7を通過することが可能な干渉回避位置まで変形し、通過後に同図(c)に示すように元の状態に復元することになる。
一方、図17(a)に示すように、カム7の開口部71が斜め前方を向いている状態から引出2を引き出そうとして、突子23aがカム本体73と干渉しても、突子23aには没入方向への押圧力が働かず、支持腕23cがカム7から逃げる方向に撓まないため、突子23aとカム7の干渉状態は適正に維持されることとなる。その理由は、支持腕23cの先端の突子23aに外力が働く場合、基端に対して引っ張り力となるときには突子23aを摺動させて反り易いが、圧縮力となるときには反りは生じ難い点に加えて、突子23aが傾斜部23c1を介して基端に対して持ち出されており、前者の場合は突子23aが逃げる方向のモーメントが働くが、後者の場合は突子23aがむしろ近づく方向のモーメントとして作用するためである。
したがって、引出2の適切なロック機能を担保した上で、空の筐体1に対して、或いは、いまだ引出2が装着されていない筐体1の空の収納領域に対して、引出2を無造作に押し込んでも、カム7の姿勢によらず、図6(e)→(a)または図16(a)→(c)の何れかの態様で突子23aをカム7を通過させて引出2を所定の位置に押し込むことができる。このため、衝撃回避作用と良好な作業性とを有効に両立させることが可能となる。
特に、この実施形態の収納装置2は、引出2を筐体1から分離させた状態において、1つのカム7のみは開口部71を斜め前方に向けて姿勢変更することができるものの、基本的には開口部71を斜め後方に向けた姿勢が基準姿勢となるため、押し込もうとする引出2の突子23aがカム本体73と干渉する可能性は極めて高い。このような場合に、その都度カム7の向きを確認し、必要であればカム7を水平回転させた上で引出2を押し込むといった手順を踏まずとも引出2を押し込むことができ、また例えそのような手順を踏むこととしている場合にも、不注意によりそのまま引出2を押し込んだ際の衝撃による損傷や破損から突子23aやカム7を有効に保護することができる。
とりわけ、この実施形態のカム7は、軸心m回りに水平回転可能であり、その開口部71は、引出2の押込み位置で後方斜め内側に開口し、引き出し位置で前方斜め内側に開口するように水平回転動作を通じて姿勢変更可能とされていて、筐体1の内面からのカム7の突出量したがって突子23aとの干渉がより大きくなる傾向にある。このため、上述した不慮の衝撃は特に大きく、本発明を適用することによる効果は極めて顕著なものとなる。
具体的な突子23aの支持の態様としては、基端を引出2に片持ち的に支持された支持腕23cの先端に当該突子23aを形成し、基端と先端の間に突子23aを介して図16に示すように引っ張り力が働いた際には突子23aがカム7との干渉を回避する位置まで支持腕23cが変形可能であるのに対して、基端と先端の間に突子23aを介して図17に示すように圧縮力が働いた際には前記干渉回避位置までの変形が引き起こされない構造のものである。このような支持腕23cと突子23aを組み合わせることで、引出2の作動方向に応じて突子23aに異なる作用を的確に営ませることができる。
より具体的な作用としては、基端から先端に向かう支持腕23cの一部に、突子23aを前方斜め外側に持ち出すための傾斜部23c1を設けており、この傾斜部23c1によって前述したように突子23aがカム本体73に突き当たった際のモーメントが逆に作用するようにしている。すなわち、図16に示すように引出2を押し込む方向から突子23aがカム本体73に衝突した際には、突子23aを介して支持腕23cに没入方向へのモーメントが作用し、図17に示すように引出2を引き出す方向から突子23aがカム本体に衝突した際には、突子23aを介して支持腕23cにむしろ突出方向へのモーメントが作用することとなるので、簡素な構造により、引出2の作動方向に応じて異なる作用を営む突子23aを簡単かつ有効に実現することができる。
樹脂部材23に関しては、支持腕23c及び突子23aが一対の側枠23bとともに樹脂一体成形されたものであり、側枠23bは引出2の側板21に着脱可能に装着され、支持腕23cは基端が一対の側枠23b、23b間を連結する部位に支持されて先端を側枠23bに沿って前方に延出させ、その支持腕23cは成形のみによって変形可能な状態とされているため、板金等により構成される引出2の側板21aに対して、樹脂部材23を成形して取り付けるだけで突子23aの所期の作用を簡単に得ることができる。
この場合、突子23aを含めて支持腕23cの突出部分の上下寸法d1を側枠23bの外法間の上下寸法d2よりも狭い範囲に制限しているため、周囲との干渉を極力避けた設計が可能となっている。すなわち、この種の収納装置には通常、引出2側に設けられるラッチを収納位置で係留するために筐体1の内面にラッチ受けが設けられ、また、引出2の引き出し端を規制するレールストッパが引出2側に設けられており、これらは似たような高さ位置にある。このため、樹脂部材23がそのままの嵩張りで移動すると移動軌跡上でラッチ受けと干渉したり、或いはレールストッパが移動軌跡上でカム本体などと干渉し易い。これに対して、上記のように引出2側から実質的に突出する部分d1を樹脂部材の上下寸法d2に比して小さい値に制限すれば、樹脂部材23とラッチ受けとの干渉を回避し易くなり、また、対応するカム7の上下寸法も小さくできることでレールストッパとカム本体73との干渉も回避し易くなる効果が得られる。
特に、引出2の側板21に、側枠23bを差し込む一対のレール21tと、差込方向の終端位置を規制する規制部21uと、肉厚方向の貫通孔21vとを設け、樹脂部材23には更に前記支持腕23cとは異なる位置において側枠23b,23b間を連結する部位に基端を支持させた弾性凸部23eを設け、差込終端位置で弾性凸部23eを貫通孔21vに落とし込んだ状態で樹脂部材23を引出2の側板21に取り付けるようにしているので、レール21tに沿ってスライドさせるだけで樹脂部材23を引出2に簡単に装着することができ、装着状態で樹脂部材23は一対のレール21t、規制部21u及び貫通孔21vによって支持されて樹脂部材23自体に高い強度を付与せずとも支持腕23c以外の部位の変形を的確に抑止してカム7との干渉にも適切な役割を果たすことができる。また、取り外す際には、前記貫通孔21vを介して裏面から弾性凸部23eを押圧することで弾性凸部23b1と貫通孔21vとの係合を簡単に解除することができ、指で突子23aを摘む等して反差込方向にスライドさせれば樹脂部材23を引出2から離脱することができるので、組立分解、メンテナンス、分別廃棄の便を有効に向上させることが可能となる。
本実施形態は、以上のような構成であるから、複数の引出2を有し、全ての引出2が押し込まれた状態から、一つの引出2に対応するカム7が引出2の引き出し動作に伴って姿勢変更している間は、他の引出2に対応するカム7の姿勢変更が禁止されるように構成して、引出2のセーフティロック状態を実現している図示のような収納装置において極めて有用な効果を奏することとなる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るセーフティロック機構を適用した収納装置の斜視図。 同収納装置を構成する筐体の側板内面ならびにその周辺構成を示す一部省略した部分拡大斜視図。 図2の分解斜視図。 図3の部分拡大図。 同実施形態における引出の突子とカムの関係を示す模式的な平面図。 図5に対応した作動説明図。 同実施形態において軸部材の回転から軸方向変位が生じる過程を説明するための図。 同実施形態において引出の引出状態と軸部材の軸方向寸法の変化の関係を説明するための図。 同実施形態において引出の他の引出状態と軸部材の軸方向寸法の変化の関係を説明するための図。 同実施形態における調節部の構成を示す図。 同実施形態におけるロック部材の構成を示す図。 同実施形態の解決課題を示す図。 同実施形態における樹脂部材の構成を示す図。 同実施形態における樹脂部材と引出との関係を示す斜視図。 引出への樹脂部材の取付状態を示す斜視図。 同実施形態における突子とカムの関係を示す図。 同実施形態における突子とカムの関係を示す図。
符号の説明
1…筐体
2…引出
7…カム
21a…側板
21t…レール
21u…規制部
21v…貫通孔
23…樹脂部材
23a…突子
23b…側枠
23b1…弾性凸部
23c…支持腕
23c1…傾斜部
71…開口部
73…カム本体
m…軸心

Claims (8)

  1. 引出の一部に突子を設ける一方、筐体の内面における前記突子の移動軌跡上にカムを設け、このカムは一部に設けた開口部が引出の動作方向に対して予め関連づけられた位置関係にあるときには突子を受容して引出の出し入れ動作に伴い姿勢変更可能であるが、開口部が引出の動作方向に対して予め関連づけられた位置関係を外れたときには突子を受容せずにカム本体が突子と干渉してカムには姿勢変更動作が引き起こされないように構成したものであって、
    前記突子を、引出の押し込み方向への動作中にカム本体と干渉した際にはある力以上で弾性によりカムを通過することが可能な干渉回避位置まで変位又は変形可能とし、引出の引き出し方向への動作中にカム本体と干渉した際には干渉状態を維持するように構成したことを特徴とする引出のロック装置。
  2. 引出を筐体から分離させた状態において、カムは姿勢変更自在であるように、または引出の押し込み方向への動作に対して突子がカム本体と干渉する姿勢が基準姿勢となるように当該カムが構成されたものである請求項1記載の引出のロック装置。
  3. カムは軸心回りに水平回転可能であり、その開口部は、引出の押込み位置で後方斜め内側に開口し、引き出し位置で前方斜め内側に開口するように姿勢変更可能とされている請求項1又は2記載の引出のロック装置。
  4. 突子は、基端を引出に片持ち的に支持された支持腕の先端に形成されており、基端と先端の間に突子を介して引っ張り力が働いた際には突子がカムとの干渉を回避する位置まで支持腕が変形可能であり、基端と先端の間に突子を介して圧縮力が働いた際には前記干渉回避位置までの変形が引き起こされないように構成している請求項1〜3記載の引出のロック装置。
  5. 基端から先端に向かう支持腕の一部に、突子を前方斜め外側に持ち出すための傾斜部を設けている請求項4記載の引出のロック装置。
  6. 支持腕及び突子が一対の側枠とともに樹脂部材として一体成形されたものであって、側枠は引出の側板に着脱可能に装着され、支持腕は基端が一対の側枠間を連結する部位に支持されて先端を側枠に沿って前方に延出させ、その支持腕は成形のみによって変形可能な状態にある請求項4又は5記載の引出のロック装置。
  7. 引出の側板に、側枠を差し込む一対のレールと、差込方向の終端位置を規制する規制部と、肉厚方向の貫通孔とを設け、樹脂部材には更に前記支持腕とは異なる位置において側枠間を連結する部位に基端を支持させた弾性凸部を設け、前記差込終端位置で弾性凸部を貫通孔に落とし込んだ状態で樹脂部材を引出の側板に取り付けるようにしている請求項6記載の引出のロック装置。
  8. 複数の引出を有する収納装置に適用され、全ての引出が押し込まれた状態から、一つの引出に対応するカムが引出の引き出し動作に伴って姿勢変更している間は、他の引出に対応するカムの姿勢変更が禁止されるように構成して、引出のセーフティロック状態を実現している請求項1〜7記載の引出のロック装置。
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