JP2009100862A - 車両用シートのヘッドレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルに大きな力が負荷され難い車両用シートのヘッドレストを提供する。
【解決手段】ヘッドレスト1は、ベース部材2と、ベース部材2に傾動可能に取付けられる本体フレーム3と、これらをロックするロック装置4と、ロック解除装置5を有している。ロック解除装置5は、ベース部材2に回動可能に取付けられる回動体5aと、本体フレーム3に対して移動可能に取付けられ回動体5aに押されて本体フレーム3に対して移動することでロック装置4をロック解除する移動体8を有している。回動体5aは、ベース部材2に設けられたステー2aを貫通したケーブル6bの一端部が連結される連結部5a1と、ケーブル6bが配設される円弧形状の外周面5a2を有している。そしてケーブル6bが引っ張られると、外周面5a2の円弧略接線上に位置するステー2aの入口2a1からステー2aにケーブル6bが引き込まれる構成になっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用シートのヘッドレストに関し、とりわけシートバックに対して傾動するヘッドレストに関する。
従来、シートバックに対して傾動するヘッドレストが知られている(例えば特許文献1参照)。この種のヘッドレストは、前方または後方への視界性を確保するため、あるいはシートバックの前倒時に前列のシートとの干渉を避けるために傾動されて倒される。ヘッドレストとシートバックの間には、ヘッドレストをシートバックに対して傾動不能にロックするロック装置と、ロック装置をロック解除するロック解除装置が設けられている。そしてロック解除装置は、ケーブルを引っ張ることで操作され、ロック装置をロック解除する構成になっている。
実公平4−44130号公報
しかしケーブルの先端は、ヘッドレストとともにシートバックに対して傾動していた。そのためケーブルがヘッドレストの傾動の際に力を受けて大きく曲がる場合があった。あるいは大きく曲がった状態で引っ張られることで大きな力を受ける場合があった。このためケーブルが変形または破損したり、ケーブルの操作性が悪くなったりする問題があった。そこで本発明は、ヘッドレストをシートバックに対して傾動不能にロックするロック装置と、そのロック装置をロック解除する際に操作されるケーブルを有し、そのケーブルに大きな力が負荷され難い車両用シートのヘッドレストを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える車両用シートのヘッドレストであることを特徴とする。すなわち請求項1に記載の発明によると、シートバックに取付けられるベース部材と、そのベース部材に傾動可能に取付けられる本体フレームと、その本体フレームとベース部材を傾動不能にロックするロック装置と、そのロック装置をロック解除するロック解除装置とを有している。ロック解除装置は、ベース部材に回動可能に取付けられる回動体と、本体フレームに対して移動可能に取付けられ回動体に押されて本体フレームに対して移動することでロック装置をロック解除する移動体とを有している。回動体は、ベース部材に設けられた管部を貫通したケーブルの一端部が連結される連結部と、ケーブルが配設される円弧形状の外周面を有している。そしてケーブルが引っ張られると、外周面の円弧略接線上に位置する管部の入口から管部にケーブルが引き込まれる構成になっている。
したがってケーブルを引っ張ると、回動体が回動し、回動体の円弧形状の外周面に配設されたケーブルが円弧略接線上に位置する管部の入口から管部内に引き込まれる。そのためケーブルは、引っ張り量によらずに管部への挿入角度がほとんど変わらない。そのためケーブルは、大きな力を受け難い。しかも回動体は、回動することで本体フレーム側に設けられた移動体を押し、移動体を介してロック装置をロック解除する。そのため本体フレームをベース部材に対して傾動させると移動体が回動体とは別個に本体フレームとともに回動して回動体から離れる。そのため本体フレームをベース部材に対して傾動させた際に、回動体に連結されたケーブルに大きな力が加わることが防止され得る。
請求項2に記載の発明によると、回動体は、ヘッドレストの前面に対して垂直な回動軸周りに回動する。移動体は、本体フレームのベース部材に対する傾動軸と略平行に延出しかつ本体フレームに軸回動可能に取付けられるロッドと、そのロッドから回動体に向けて張出す力受部材を有している。そして回動体が回動した際に力受部材が回動体によって押されてロッド中心に傾動し、ロッドに装着されたロック装置のフックがベース部材に設けられたロックベースから係止解除される構成になっている。
ところでヘッドレストは、前面に沿う面積が広く、厚み方向の長さが短い。これに対して回動体は、面積が広いヘッドレストの前面に対して平行に回動する。そのため回動体を大きくしてケーブルによる引張り力を小さくすることができる。一方、ロッドは、本体フレームの傾動軸と平行であり、軸回動することで回動体の押す力をフックに伝達する。そしてフックは、ロッド中心に傾動して、ロックベースの傾動に対して略垂直に係止する。そのためロック装置は、本体フレームをベース部材に対して安定良く傾動不能にロックすることができる。
本発明の実施の形態を図1〜8にしたがって説明する。図1に示すように車両用シート10は、シートクッション11とシートバック12とヘッドレスト1を有している。シートクッション11とシートバック12は、フレーム11a,12aを有しており、フレーム11a,12aの間には、これらを回動可能でかつ角度調節可能に連結するリクライニング装置13が設けられている。フレーム12aの上側部には、一対の筒状の取付部12bが取付けられており、取付部12bにヘッドレスト1が取付けられている。
ヘッドレスト1は、図1,2に示すようにシートバック12に対して傾動可能に設けられており、視界性を確保するために傾倒される。あるいはシートバック12を前倒させた時にヘッドレスト1が前列のシートと干渉することを避けるために傾倒される。図3に示すようにヘッドレスト1は、ベース部材2とベース部材2に傾動可能に取付けられる本体フレーム3を有している。ベース部材2は、一対の筒状(例えば円筒状)のステー2aと、一対のステー2aを連結する橋梁板2bを有している。ステー2aは、取付部12bに摺動可能に挿入されて、シートバック12に対して上下に位置調整可能に取付けられる。橋梁板2bは、ステー2aの上端部の前面側と裏面側に設けられて、一対のステー2aの上端部同士を連結する。
本体フレーム3は、図3,4に示すように左右の取付板部3aと管状の連結管3bを有している。取付板部3aは、橋梁板2bの端部に回動可能に取付けられる。連結管3bは、左右の取付板部3aから上方に延出して連結され、ヘッドレスト1の上側部の骨組みを構成する。
ベース部材2と本体フレーム3の間には、図3,4に示すようにロック装置4とロック解除装置5が設けられている。ロック装置4は、本体フレーム3をベース部材2に対して使用位置においてロックする装置であって、ロックベース4bとフック4aを有している。ロックベース4bは、ベース部材2の橋梁板2bの端部、例えば左端部に固定されている。フック4aは、本体フレーム3の取付板部3aに軸回動可能に取付けられたロッド5cに固定される。そしてロッド5cを軸中心としてロッド5cとともに本体フレーム3に対して傾動する。フック4aの傾動先端部には、図6に示すように鉤部4a2が形成されている。そしてフック4aは、鉤部4a2がロックベース4bの外周部に形成された凹部4b1に突入することで、本体フレーム3をベース部材2に対してロックする。
図3,4に示すようにフック4aをロックベース4bに係合する方向に付勢する付勢部材5eがロッド5cに挿通されている。付勢部材5eは、コイルスプリングであって一端部がフック4aの外周面に係止され、他端部が本体フレーム3の係止部3b1に掛け止められる。これによりフック4aは、鉤部4a2が凹部4b1に突入する方向に付勢され、フック4aがロックベース4bに対して係止する。
ロック解除装置5は、ロック装置4をロック解除するための装置であって、図3,4に示すように回動体(プーリ)5と、移動体8を有している。回動体5aは、一対の橋梁板2b間に回動可能に取付けられており、ベース部材2に対して回動する。回動体5aの回動軸5a5は、ヘッドレスト1の前面に対して略垂直になっており、回動体5aは、ヘッドレスト1の前面に対して平行に傾動する。回動体5aの一端側には、ケーブル6のインナケーブル6bが連結される連結部5a1と、円弧状の外周面5a2を有している。そして外周面5a2にインナケーブル6bが設置される溝が形成されている。
回動体5aの他端側の外周面には、図4に示すように力付与部5a3とストッパ部5a4が形成されている。力付与部5a3は、回動体5aが時計回りに回動した際に、移動体8の力受部材5bを押し上げる。ストッパ部5a4は、回動体5aが反時計回りに回動した際に、橋梁板2bの下端部に形成されたストッパ片2cに当ることで、回動体5aの回動量を規制する。
図4に示すように回動体5aと橋梁板2bの間には、付勢部材18が設けられている。付勢部材18は、回動体5aを反時計方向に付勢して、力付与部5a3が力受部材5bから離間する方向に常に付勢する。そして力付与部5a3が力受部材5bから離間するために、この離間によってインナケーブル6bの引っ張り方向の遊びが形成される。かくしてインナケーブル6bに余分な力が付与されることがこの離間にて防止され得る。また付勢部材18は、回動体5aを介してインナケーブル6bを引っ張る。そのためインナケーブル6bにたるみが生じることをも防止できる。
移動体8は、図3,4に示すようにロッド5cと力受部材5bを有している。ロッド5cは、左右の取付板部3aに渡って延出しており、軸回転可能に取付板部3aに取付けられる。力受部材5bは、ロッド5cの略中央位置から回動体5aに向けて張出しており、回動体5aが回転した際に、回動体5aの力付与部5a3によって先端部が上方に押される。これにより力受部材5bがロッド5cを軸中心に回転する。かくして移動体8が付勢部材5eに抗して本体フレーム3に対して回転(移動)する。
ロッド5cが軸回動すると、ロッド5cとともにフック4aが回転する。これにより図6に示すように鉤部4a2が凹部4b1から外れ、ロック装置4がロック解除される。その結果、本体フレーム3がベース部材2に対して傾動可能になる。その状態で本体フレーム3をベース部材2に対して傾動させると、フック4aがロックベース4bに対して相対的に前方に傾動する。この時、フック4aは、図6に示すようにロックベース4bに沿って移動する。
フック4aとロックベース4bの間には、本体フレーム3の前傾量を規制するために図6に示すように膨出部4a3とストッパ部4b2が形成されている。膨出部4a3は、フック4aの基端部外周面に形成されており、ロックベース4bに向けて膨出している。ストッパ部4b2は、ロックベース4bの外周面に形成されており、膨出部4a3が当ることでフック4aの移動を規制し、これによって本体フレーム3の前傾量を規制する。
図3,4に示すようにベース部材2と本体フレーム3の間には、本体フレーム3の前傾および後傾を規制する傾動ストッパ装置7が設けられている。傾動ストッパ装置7は、ストッパベース7bと被ストッパ体7aを有している。ストッパベース7bは、ベース部材2の橋梁板2bの一端部、例えば右端部に固定されている。被ストッパ体7aは、ロッド5cの一端部に固定されており、ロッド5cを介して本体フレーム3に傾動可能に取付けられる。
被ストッパ体7aは、図7に示すように傾動先端部7a2を有しており、傾動先端部7a2がストッパベース7bの外周部に形成された凸部7b1に当ることで、本体フレーム3がベース部材2に対して後方に倒れることを防止する。被ストッパ体7aは、基端部外周面にストッパベース7b側に膨らむ膨出部7a3を有しており、膨出部7a3がストッパベース7bの外周面に形成されたストッパ部7b2に当ることで、本体フレーム3のベース部材2に対する前傾を規制する。
図3に示すように回動体5aを回動させるためのケーブル6は、インナケーブル6bとアウタケーブル6aを有している。アウタケーブル6aは、管状であって、一端部にコネクタ9が取付けられている。そしてコネクタ9がステー2aの下端部に接続される。インナケーブル6bは、アウタケーブル6aに摺動可能に収納されており、図4に示すように一端部に円柱部6cを有し、円柱部6cが回動体5aの連結部5a1に連結される。そしてインナケーブル6bは、回動体5aの円弧状の外周面5a2に沿って配設され、外周面5a2の円弧略接線上に位置するステー(管部)2aの入口2a1からステー2a内に挿入される。続いてアウタケーブル6aに挿入される。したがってインナケーブル6bは、ステー2aとアウタケーブル6aに対して傾き角度が例えば±10°以内において常に挿入され得る。
ケーブル6は、シートバック12内に取回されて、図8に示すようにアウタケーブル6aの一端部がシートバック12のフレーム11a側に取付けられる。一方、インナケーブル6bの一端部は、連動装置14の解除リンク16に取付けられる。連動装置14は、シートバック12の前倒に連動してインナケーブル6bを引っ張る装置であって、解除リンク16と蹴り部材15を有している。
解除リンク16は、図8に示すようにフレーム11aに傾動可能に取付けられる傾動軸16aを基端側に有し、インナケーブル6bが連結される連結部16bを傾動先端側に有している。解除リンク16の中央には、蹴り部材15に向けて延出する延出部16cと、延出部16cから図8紙面方向に延出する力受軸16dを有している。蹴り部材15は、シートバック12のフレーム12aの端部に固定されており、力受軸16dの前側に張出す張出片14aを有している。張出片14aは、シートバック12とともに回動して力受軸16dを押す。これにより解除リンク16が傾動し、解除リンク16がインナケーブル6bを引っ張り、インナケーブル6bによってロック解除装置5が操作され、ロック装置4がロック解除される。
図1,2に示すようにヘッドレスト1の側部には、ロック装置4を解除する操作レバー17が取付けられている。操作レバー17は、図4に示すようにロッド5cの一端部に取付けられており、傾動されることでロッド5cを軸回転させる。したがってロッド5cを軸回転させることでフック4aが傾動して、ロック装置4がロック解除され得る。そのため操作レバー17によって本体フレーム3を適宜、ベース部材2に対して傾動させることができる。なおこの時、回動体5aは、ロッド5cが軸回動しても回動しない。そのため操作レバー17操作時においてインナケーブル6bを余分に引っ張られることが抑制される。
以上のようにして実施の形態が形成されている。すなわち回動体5aは、図4に示すようにベース部材2に設けられたステー(管部)2aを貫通したインナケーブル(ケーブル)6bの一端部が連結される連結部5a1と、インナケーブル6bが配設される円弧形状の外周面5a2を有している。そしてインナケーブル6bが引っ張られると、外周面5a2の円弧略接線上に位置するステー2aの入口2a1からステー2aにインナケーブル6bが引き込まれる構成になっている。
したがってインナケーブル6bを引っ張ると、回動体5aが回動し、回動体5aの円弧形状の外周面5a2に配設されたインナケーブル6bが円弧略接線上に位置するステー2aの入口2a1からステー2a内に引き込まれる。そのためインナケーブル6bは、引っ張り量によらずにステー2aへの挿入角度がほとんど変わらない。そのためインナケーブル6bは、大きな力を受け難い。しかも回動体5aは、回動することで本体フレーム3側に設けられた移動体8を押し、移動体8を介してロック装置4をロック解除する。そのため本体フレーム3をベース部材2に対して傾動させると移動体8が回動体5aとは別個に本体フレーム3とともに回動して回動体5aから離れる。そのため本体フレーム3をベース部材2に対して傾動させた際に、回動体5aに連結されたインナケーブル6bに大きな力が加わることが防止され得る。
また回動体5aは、図2に示すようにヘッドレスト1の前面に対して垂直な回動軸周りに回動する。移動体8は、本体フレーム3のベース部材2に対する傾動軸と略平行に延出しかつ本体フレーム3に軸回動可能に取付けられるロッド5cと、そのロッド5cから回動体5aに向けて張出す力受部材5bを有している。そして回動体5aが回動した際に力受部材5bが回動体5aによって押されてロッド5c中心に傾動し、ロッド5cに装着されたロック装置4のフック4aがベース部材2に設けられたロックベース4bから係止解除される構成になっている。
ところでヘッドレスト1は、前面に沿う面積が広く、厚み方向の長さが短い。これに対して回動体5aは、面積が広いヘッドレスト1の前面に対して平行に回動する。そのため回動体5aを大きくしてインナケーブル6bによる引張り力を小さくすることができる。一方、ロッド5cは、本体フレーム3の傾動軸と平行であり、軸回動することで回動体5aの押す力をフック4aに伝達する。そしてフック4aは、ロッド5c中心に傾動して、ロックベース4bの傾動に対して略垂直に係止する。そのためロック装置4は、本体フレーム3をベース部材2に対して安定良く傾動不能にロックすることができる。
(他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態等であっても良い。
(1)上記実施の形態の移動体8は、本体フレーム3に対してロッド5c中心に回動(移動)する形態であった。しかし移動体が本体フレームに対して平行に移動可能に設けられ、平行に移動することでロック装置を解除する形態であっても良い。
(2)上記実施の形態は、ベース部材2にステー(管部)2aが設けられ、ステー2aの入口2a1が回動体5aの外周面5a2の円弧略接線上に位置し、インナケーブル6bが入口2a1からステー2aに挿入される形態であった。しかしアウタケーブル(管部)がベース部材に設けられ、アウタケーブルの入口が回動体の外周面の円弧略接線上に位置し、インナケーブルが前記入口からアウタケーブルに挿入される形態であっても良い。
(3)上記実施の形態のベース部材2は、シートバック12に対して上下に位置調整可能に取付けられていた。しかしベース部材がシートバックに対して位置調整不能に取付けられる形態であっても良い。
車両用シートの斜視図である。 シートバックを前倒しした際の車両用シートの斜視図である。 ヘッドレストの骨組みの斜視図である。 ヘッドレストの骨組みの背面図である。 本体フレームを前傾させた状態におけるヘッドレストの骨組みの斜視図である。 ロック装置の側面図である。 傾動ストッパ装置の側面図である。 連動装置の側面図である。
符号の説明
1…ヘッドレスト
2…ベース部材
2a…ステー(管部)
2a1…入口
3…本体フレーム
4…ロック装置
4a…フック
4b…ロックベース
5…ロック解除装置
5a…回動体
5b…力受部材
5c…ロッド
6…ケーブル
6a…アウタケーブル
6b…インナケーブル(ケーブル)
7…傾動ストッパ装置
8…移動体
10…車両用シート
11…シートクッション
12…シートバック
13…リクライニング装置
14…連動装置
17…操作レバー

Claims (2)

  1. シートバックに対して傾動する車両用シートのヘッドレストであって、
    前記シートバックに取付けられるベース部材と、そのベース部材に傾動可能に取付けられる本体フレームと、その本体フレームと前記ベース部材を傾動不能にロックするロック装置と、そのロック装置をロック解除するロック解除装置とを有し、
    前記ロック解除装置は、前記ベース部材に回動可能に取付けられる回動体と、前記本体フレームに対して移動可能に取付けられ前記回動体に押されて前記本体フレームに対して移動することで前記ロック装置をロック解除する移動体とを有し、
    前記回動体は、前記ベース部材に設けられた管部を貫通したケーブルの一端部が連結される連結部と、前記ケーブルが配設される円弧形状の外周面を有し、前記ケーブルが引っ張られると、前記外周面の円弧略接線上に位置する前記管部の入口から前記管部に前記ケーブルが引き込まれる構成になっていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト。
  2. 請求項1に記載の車両用シートのヘッドレストであって、
    回動体は、ヘッドレストの前面に対して垂直な回動軸周りに回動し、
    移動体は、本体フレームのベース部材に対する傾動軸と略平行に延出しかつ前記本体フレームに軸回動可能に取付けられるロッドと、そのロッドから前記回動体に向けて張出す力受部材を有し、前記回動体が回動した際に前記力受部材が前記回動体によって押されて前記ロッド中心に傾動し、前記ロッドに装着されたロック装置のフックが前記ベース部材に設けられたロックベースから係止解除される構成になっていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト。


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