JP2011102070A - 乗物シート用シートバック角度調整装置 - Google Patents

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秀輝 浦道
Madoka Tsuchiya
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Abstract

【課題】構造が簡易でかつ位置合わせが容易な乗物シート用シートバック角度調整装置を提供する。
【解決手段】シートバック11を乗物本体21に対して角度調整する乗物シート用シートバック角度調整装置1であって、シートバック11の一端部を乗物本体21に対して回転可能に支持する支持装置2と、シートバック11の他端部のサイド部を乗物本体21に対して位置調整可能にかつ解放可能に連結する解放可能位置調整装置3を有する。解放可能位置調整装置3は、乗物本体21に角度調整可能に取付けられるアーム4と、アーム4に設けられるストライカ5と、シートバック11に設けられかつストライカ5に解放可能に係合するロック機構6を有する。アーム4の回転中心4bとシートバック11の回転中心11bが同軸線上に設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートバックを乗物本体に対して角度調整する乗物シート用シートバック角度調整装置に関する。
従来のシートバック角度調整装置は、特許文献1を参照するように、シートバックの一端部を乗物本体に対して回転可能に支持する支持装置と、シートバックの他端部のサイド部を乗物本体に対して位置調整可能にかつ解放可能に連結する解放可能位置調整装置を有する。解放可能位置調整装置は、乗物本体のピラーに設けられたレールと、レールに位置調整可能に設けられるストライカと、シートバックのサイド部に設けられてストライカに解放可能に係合するロック機構を有する。したがってストライカをレールに対して位置調整することで、シートバックのリクライニング角度を所望の角度に調整できる。またロック機構からストライカを解放することで、シートバックを前方に倒すこともできる。
特開2008−137604号公報
しかしロック機構がシートバックとともに円弧状に移動するのに対してレールが直線上に延出している。そのためロック機構の移動軌跡とレールに沿って移動するストライカの距離が変化する。そのため距離変化を吸収するために、ストライカをレールに対して揺動可能とする吸収機構と、ストライカのレールに対するガタを軽減するばねとを設ける必要があり、構造が複雑であった。あるいはロック機構の移動軌跡に合わせてレールを円弧状に形成する構造も考えられる。しかし円弧状のレールは、直線状のレールに比べて製造が容易でなくかつ位置設定も容易でない。そこで本発明は、構造が簡易でかつ位置合わせが容易な乗物シート用シートバック角度調整装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える乗物シート用シートバック角度調整装置であることを特徴とする。請求項1に記載の発明によると、シートバックの一端部を乗物本体に対して回転可能に支持する支持装置と、シートバックの他端部のサイド部を乗物本体に対して位置調整可能にかつ解放可能に連結する解放可能位置調整装置を有する。解放可能位置調整装置は、乗物本体に角度調整可能に取付けられるアームと、シートバックとアームの両部材のいずれか一つに設けられるストライカと、両部材の他の一つに設けられかつストライカに解放可能に係合するロック機構を有する。アームの回転中心とシートバックの回転中心が同軸線上に設定されている。
したがってストライカとロック機構は、アームまたはシートバックとともに同軸線を中心に回転する。そのためシートバックを角度調整する場合、ストライカとロック機構は平行に移動し、これらの距離が変化しない。そのため前記距離変化を吸収するために従来必要であった吸収機構が不要である。かくしてシートバック角度調整装置は簡易な構造になる。またアームとシートバックは、回転中心を同軸上に設定することで位置合わせされる。そのため例えばシートバックの円弧状移動軌跡に合わせて円弧状レールを位置設定する場合に比べて、アームが容易に位置合わせされ得る。
請求項2に記載の発明によると、アームは、乗物本体の中空状ピラーに内設される。ストライカは、アームに設けられかつピラーに形成された開口部を通ってシートバック側に突出する。したがってアームは、ピラー内にて回転するために使用者の邪魔になり難い。一方、ストライカはシートバック側に突出するために、シートバックに設けられたロック機構に容易に係合され得る。
乗物本体の一部と使用状態における乗物シートの側面図である。 乗物本体の一部と折畳み状態における乗物シートの側面図である。 角度調整機構とロック機構の拡大側面図である。 乗物本体の一部と乗物シートの一部の後方視断面図である。
本発明の実施の形態を図1〜4にしたがって説明する。図1に示すように乗物20は、自動車などの車両であって、乗物本体21とドア22を有する。乗物本体21は、床面と床面に起立するピラー21aを有する。床面には、前列シートと後列シート10が配設される。後列シート10は、シートクッション12とシートバック11とシートバック角度調整装置1を有する。
シートバック角度調整装置1は、図1,2に示すようにシートバック11を乗物本体21に対して角度調整するため、支持装置2と解放可能位置調整装置3を有する。支持装置2は、図4に示すようにピン2aを有する。ピン2aは、シートバック11のフレーム11aの一端部とシートクッション12のフレーム12aの後端部とを自由回転可能に連結する。シートクッション12は、床面に取付けられる。したがってシートバック11は、乗物本体21に対して回転可能に支持される。
解放可能位置調整装置3は、図3,4に示すようにシートバック11の他端部のサイド部を乗物本体21に対して位置調整可能にかつ解放可能に連結する。解放可能位置調整装置3は、ロック機構6とストライカ5と角度調整機構7を有する。ロック機構6は、シートバック11のフレーム11aに取付けられるロックベース6aと、ロックベース6aに回転可能にそれぞれ取付けられるフック6bとポール6cと、フック6bとポール6cの間に設けられるばね6dを有する。
ロックベース6aには、図3,4に示すようにストライカ5が挿入され得る凹部6a1が形成される。フック6bは、力受部6b2と爪部6b1を有する。フック6bは、力受部6b2が凹部6a1に張出す待機位置と、力受部6b2がストライカ5に押されて反時計回りに回転し、爪部6b1がストライカ5に係止する係止位置との間で回転する。ばね6dは、フック6bを待機位置と係止位置の両位置においてポール6cに押し当て、これによりばね6dによってフック6bがこれら両位置に保持される。
ポール6cの一端部には、図3,4に示すようにケーブル15の一端部が連結される。ケーブル15の他端部は、シートクッション12の上部サイド位置から突出する。ケーブル15の他端部が使用者によって引っ張られることで、ポール6cが回転する。これによりフック6bが係止位置から待機位置に回転し、フック6bがストライカ5を解放する。
角度調整機構7は、図3,4に示すように中空状のピラー21a内にてピラー21aに取付けられるベース7aと、ベース7aに回転可能に装着される円盤体7bを有する。ベース7aと円盤体7bの間にロック体7cが設けられる。ロック体7cは、ばね7eに付勢されてベース7aと円盤体7bを回転不能にロックする。ロック体7cには、解除アーム7dが連結され、解除アーム7dにケーブル14の一端部が連結される。
ケーブル14の他端部は、図1に示すようにピラー21aに設けられた解除レバー13に連結される。したがって解除レバー13を操作することで、ケーブル14と解除アーム7dを介してロック体7cがロック解除される。これにより円盤体7bがベース7aに対して回転可能になる。解除レバー13の操作を解放した場合は、ばね7eの付勢力によってロック体7cが円盤体7bをベース7aに対して回転不能にロックする。
円盤体7bには、図3,4に示すように板状のアーム4が取付けられる。アーム4は、円盤体7bとともにピラー21a内にて回転する。アーム4の回転中心4bは、シートバック11の回転中心11bと同軸線上に設定されている。アーム4は、円盤体7bから上方に延出しており、上端部4aにストライカ5が取付けられる。
ストライカ5は、図3,4に示すようにアーム4に起立する第一と第二の起立部5a,5bと、起立部5a,5bの端部を連結する連結部5cを一体に有する。ストライカ5は、ピラー21a内からピラー21aに形成された開口部21bを通ってシートバック11側に突出する。開口部21bは、円弧状であって、ストライカ5が円弧状に移動することを許容する。起立部5a,5bは、移動軌跡が略同じになるように並設される。起立部5bよりも前方に位置する起立部5aがロック機構6に係合され得る。
図1に示すようにシートバック11の角度を調整する場合は、解除レバー13を操作する。これにより角度調整機構7がアーム4を回転許容し、アーム4とともにストライカ5が回転中心4bを中心に回転許容される。その状態で、シートバック11を回転させると、シートバック11とともにロック機構6とストライカ5とアーム4が回転中心4b,11bを中心に回転する。
シートバック11を所望の後傾角度にした後に、解除レバー13を元の位置に戻す。これにより角度調整機構7がアーム4を回転不能にする。かくしてシートバック11が乗物本体21に対して所望の後傾角度にて保持される。
図2に示すようにシート10を使用状態から折畳み状態にする場合は、ケーブル15を引っ張る。これによりロック機構6がストライカ5を解放する。かくしてシートバック11が支持装置2を中心に回転可能になり、シートバック11が前方に倒れてシートクッション12の上に重なる(折畳み状態)。シートバック11を起立させると、ロック機構6のフック6bがストライカ5に押されて回転してフック6bがストライカ5に係合する(使用状態)。これによりシートバック11は、前方に倒れる直前の所定の後傾角度に戻り得る。
以上のように解放可能位置調整装置3は、図1,4に示すようにアーム4に設けられるストライカ5と、シートバック11に設けられるロック機構6を有する。アーム4の回転中心4bとシートバック11の回転中心11bが同軸線上に設定されている。
したがってストライカ5とロック機構6は、アーム4またはシートバック11とともに同軸線を中心に回転する。そのためシートバック11を角度調整する場合、ストライカ5とロック機構6は、平行に移動し、これらの距離が変化しない。そのため前記距離変化を吸収するために従来必要であった吸収機構が不要である。かくしてシートバック角度調整装置1は簡易な構造になる。またアーム4とシートバック11は、回転中心を同軸上に設定することで位置合わせされる。そのため例えばシートバック11の円弧状移動軌跡に合わせて円弧状レールを位置設定する場合に比べて、アーム4が容易に位置合わせされ得る。
またアーム4は、図4に示すように乗物本体21の中空状ピラー21aに内設される。ストライカ5は、アーム4に設けられかつピラー21aに形成された開口部21bを通ってシートバック11側に突出する。したがってアーム4は、ピラー21a内にて回転するために使用者の邪魔になり難い。一方、ストライカ5はシートバック11側に突出するために、シートバック11に設けられたロック機構6に容易に係合され得る。
本発明は、上記実施の形態に限定されず以下の形態等であっても良い。
(1)図4に示すシートバック11は、シートクッション12を介して乗物本体21に回転可能に取付けられる。しかしシートバックが乗物本体にシートクッションを介すことなく直接、回転可能に取付けられても良い。
(2)図4に示すストライカ5はアーム4に設けられ、ロック機構6はシートバック11に設けられる。しかしストライカがシートバックに設けられ、ロック機構がアームに設けられても良い。
(3)図4に示す角度調整機構7とアーム4は、ピラー21aに内設されている。しかし角度調整機構とアームが室内を向くピラー表面に取付けられても良い。
1…シートバック角度調整装置
2…支持装置
3…解放可能位置調整装置
4…アーム
4b,11b 回転中心
5…ストライカ
6…ロック機構
7…角度調整機構
10…シート
11…シートバック
12…シートクッション
21…乗物本体
21a…ピラー
21b…開口部

Claims (2)

  1. シートバックを乗物本体に対して角度調整する乗物シート用シートバック角度調整装置であって、
    前記シートバックの一端部を前記乗物本体に対して回転可能に支持する支持装置と、前記シートバックの他端部のサイド部を前記乗物本体に対して位置調整可能にかつ解放可能に連結する解放可能位置調整装置を有し、
    前記解放可能位置調整装置は、前記乗物本体に角度調整可能に取付けられるアームと、前記シートバックと前記アームの両部材のいずれか一つに設けられるストライカと、前記両部材の他の一つに設けられかつ前記ストライカに解放可能に係合するロック機構を有し、
    前記アームの回転中心と前記シートバックの回転中心が同軸線上に設定されていることを特徴とする乗物シート用シートバック角度調整装置。
  2. 請求項1に記載の乗物シート用シートバック角度調整装置であって、
    前記アームは、前記乗物本体の中空状ピラーに内設され、
    前記ストライカは、前記アームに設けられかつ前記ピラーに形成された開口部を通って前記シートバック側に突出することを特徴とする乗物シート用シートバック角度調整装置。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103818274A (zh) * 2012-11-19 2014-05-28 铃木株式会社 车辆用座椅的座椅靠背的锁定结构

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