JP2009096626A - エレベータのピット昇降用踏み台装置 - Google Patents

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史郎 池田
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Abstract

【課題】本発明は、簡単な構成で、展開・収納時間を短縮することができ、コストを低減することを目的とするものである。
【解決手段】トーガード2には、複数個の踏み台4が取り付けられている。各踏み台4は、保守員の足を乗せるための矩形の踏み面4aを有している。各踏み台4は、トーガード2の前面2aに対して踏み面4aが直交するように前面2aから突出する作業位置と、トーガード2に収納された収納位置との間で回動変位可能である。踏み台4には、乗場から操作することにより踏み台4を同時に回動変位させる引上棒7が連結されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、昇降路のピット内に配置された機器を保守点検する際、保守員が乗場とピットとの間を移動するために使用されるエレベータのピット昇降用踏み台装置に関するものである。
従来のエレベータピット点検用の梯子装置では、トーガードの下部とピット底面との間に梯子が設けられる(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のピット梯子を用いたエレベータシステムでは、折り畳み式のピット梯子がピット底面に配置されている。このピット梯子は、非使用時には折り畳まれており、使用時に乗場から展開・起立させてピット底面と乗場との間に架けられる(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−227045号公報 特開2002−173276号公報
上記のような従来のエレベータピット点検用の梯子装置では、梯子の長さがピット深さによって異なるため、ピット深さに合わせた梯子を現場毎に製作する必要があり、コストが高くなってしまう。また、梯子の下端部をアンカーボルト等でピット底面に固定する必要があり、据付の手間がかかる。
また、上記のような従来のエレベータシステムでは、使用時にピット梯子を展開・起立させる作業や保守作業後にピット梯子を折り畳む作業に時間がかかってしまう。また、ピット深さ毎にピット梯子の長さを変更したりピット梯子の設置位置を調整したりする必要があり、コストが高くなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で、展開・収納時間を短縮することができ、コストを低減することができるエレベータのピット昇降用踏み台装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのピット昇降用踏み台装置は、昇降路のピットに設けられたトーガード、保守員の足を乗せるための踏み面を有し、トーガードの昇降路内に面する前面に対して踏み面が交差するように前面から突出する作業位置と、トーガードに収納された収納位置との間で回動変位可能にトーガードに設けられている踏み台、及び踏み台に連結されており、乗場から操作することにより踏み台を回動変位させる操作部材を備えている。
この発明のエレベータのピット昇降用踏み台装置は、作業位置と収納位置との間で回動変位可能な踏み台をトーガードに設け、乗場から操作部材を操作することにより踏み台を回動変位させるようにしたので、簡単な構成で、展開・収納時間を短縮することができる。また、ピット深さ毎に長さや取付位置を調整する必要がないため、コストを低減することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのピット昇降用踏み台装置の使用状態を示す斜視図、図2は図1の要部を拡大して示す斜視図、図3は図1の手摺棒を取り外した状態を示す斜視図、図4は図3のピット昇降用踏み台装置を示す側面図、図5は図4の踏み台を作業位置と収納位置との間の位置に回動変位させた状態を示す側面図、図6は図4の踏み台を収納位置に回動変位させた状態を示す側面図である。
図において、最下階乗場の乗場敷居1には、平板状のトーガード2の上端部が取り付けられている。トーガード2は、昇降路のピット3内に配置され、かご(図示せず)が最下階に着床したとき、かごに設けられたエプロン(図示せず)に対向する。トーガード2は、昇降路内(ピット3内)に面する鉛直な前面2aを有している。また、トーガード2の幅方向中央部には、上下方向に互いに間隔をおいて複数(ここでは2つ)の矩形の開口部2bが設けられている。
トーガード2には、断面コ字形の複数個(ここでは2個)の踏み台4が取り付けられている。踏み台4は、開口部2bに設けられている。即ち、踏み台4は、上下方向に互い間隔をおいて配置されている。また、各踏み台4は、保守員の足を乗せるための矩形の踏み面4aを有している。
さらに、各踏み台4は、トーガード2の前面2aに対して踏み面4aが直交するように前面2aから突出する作業位置(図1、3、4)と、トーガード2に収納された収納位置(図6)との間で回動変位可能である。さらにまた、各踏み台4は、踏み台4とトーガード2との間に設けられた回動軸5を中心として回動される。
踏み台4が作業位置にあるとき、踏み面4aは水平である。また、踏み台4が収納位置にあるとき、踏み面4aはトーガード2の前面と平行、即ち鉛直である。踏み台4の回動は、作業位置と収納位置との間の90度の範囲内に規制されている。踏み台4は、収納位置では全体が前面2aよりも乗場側(図4〜6の左側)に位置し前面2aから突出しない。
各踏み台4には、保守員が掴むための棒状の手掛け部材6が取り付けられている。手掛け部材6は、踏み台4が作業位置にあるとき前面2aから突出する部分の踏み面4aの下部に、踏み面4a及び前面2aと平行に設けられている。
踏み台4には、乗場から操作することにより踏み台4を同時に回動変位させる操作部材としての引上棒7が連結されている。引上棒7は、各踏み台4に設けられた連結軸8を介して、踏み台4に対して回動自在に連結されている。
引上棒7は、トーガード2の裏側(乗場側)に鉛直に配置され、上下動可能となっている。また、引上棒7の上端部には、直角に屈曲された係止部7aが設けられている。係止部7aは、乗場敷居1の上面に対して突出・退没される。
踏み台4が収納位置にあるときには、係止部7aは、乗客の歩行の障害とならないように、乗場敷居1の上面及びトーガード2の上面に対して退没されトーガード2の上端部に係止されている。この状態から、係止部7aを引き上げ、引上棒7を上動させることにより、踏み台4が図6の状態から回動軸5を中心として図6の時計方向へ回動され、図5の状態を経て図4の作業位置まで回動される。踏み台4を収納位置に戻す場合は、引上棒7を押し下げればよい。
踏み台4が作業位置にあるとき、トーガード2の上部には、保守員が掴むための手摺棒9が鉛直に立設される。トーガード2の上部には、手摺棒9の下端部が装着される手摺棒装着部2cが設けられている。手摺棒9には、係止部7aを引き上げた位置に係止する(引っ掛ける)切り欠き9aが設けられている。切り欠き9aの形状は、係止部7aの形状に合わせてL字形になっている。
このようなピット昇降用踏み台装置では、作業位置と収納位置との間で回動変位可能な踏み台4をトーガード2に設け、乗場から引上棒7を操作することにより踏み台4を回動変位させるようにしたので、簡単な構成で、展開・収納時間を短縮することができる。特に、折り畳み式のピット梯子を起立・展開させたり折り畳んだりするのに比べて、小さな力で踏み台4を回動変位させることができる。また、ピット深さ毎に長さや取付位置を調整する必要がないため、コストを低減することができる。
また、操作部材として、上端部が乗場敷居1の上面に対して突出・退没可能な引上棒7を用いたので、乗場からピット3側へ身を乗り出さずに安定した姿勢で踏み台4の回動操作を行うことができる。
さらに、トーガード2の上部に立設される手摺棒9を用いたので、保守員のピット3内への出入りが容易になる。また、手摺棒9に係止部7aを係止させるようにしたので、踏み台4を作業位置に保持することができ、踏み台4を誤って蹴上げた場合にも、踏み台4が収納位置側へ回動されるのを防止することができる。
さらにまた、踏み台4に手掛け部材6を取り付けたので、ピット昇降用踏み台装置を使った昇降をさらに容易にすることができる。
なお、踏み面4aの形状は、保守員の足を乗せることができれば特に限定されるものではなく、踏み面4aの形状に応じて開口部2bの形状も変更可能である。
また、上記の例では、踏み台4をトーガード2の幅方向中央部に配置したが、これに限定されるものではなく、例えば幅方向の一端部に配置してもよい。これに伴って、引上棒7を乗場出入口の開口部の幅方向一端部に配置してもよく、これにより収納時の引上棒7を目立たなくすることができる。
さらに、上記の例では、踏み台4を2個のみ示したが、ピット深さ及びトーガード2の上下方向寸法に応じて1個又は3個以上としてもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータのピット昇降用踏み台装置の使用状態を示す斜視図である。 図1の要部を拡大して示す斜視図である。 図1の手摺棒を取り外した状態を示す斜視図である。 図3のピット昇降用踏み台装置を示す側面図である。 図4の踏み台を作業位置と収納位置との間の位置に回動変位させた状態を示す側面図である。 図4の踏み台を収納位置に回動変位させた状態を示す側面図である。
符号の説明
1 乗場敷居、2 トーガード、2a 前面、3 ピット、4 踏み台、4a 踏み面、6 手掛け部材、7 引上棒(操作部材)、9 手摺棒。

Claims (4)

  1. 昇降路のピットに設けられたトーガード、
    保守員の足を乗せるための踏み面を有し、上記トーガードの上記昇降路内に面する前面に対して上記踏み面が交差するように上記前面から突出する作業位置と、上記トーガードに収納された収納位置との間で回動変位可能に上記トーガードに設けられている踏み台、及び
    上記踏み台に連結されており、乗場から操作することにより上記踏み台を回動変位させる操作部材
    を備えていることを特徴とするエレベータのピット昇降用踏み台装置。
  2. 上記操作部材は、上記踏み台に回動可能に連結され、上端部が乗場敷居の上面に対して突出・退没可能な引上棒であり、
    上記引上棒を上下動させることにより、上記踏み台が回動変位されることを特徴とする請求項1記載のエレベータのピット昇降用踏み台装置。
  3. 上記踏み台が作業位置にあるときに、上記トーガードの上部に立設されるとともに、上記引上棒の上端部が係止される手摺棒をさらに備えていることを特徴とする請求項2記載のエレベータのピット昇降用踏み台装置。
  4. 上記踏み台には、保守員が掴むための手掛け部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータのピット昇降用踏み台装置。
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