JP2015134663A - エレベータ乗場 - Google Patents

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【課題】乗場ドアの移動に支障が生じることなく、昇降路ピットに設置された梯子に乗り移るための、把持手段を有するエレベータ乗場を提供する。【解決手段】昇降路ピット1に面するエレベータ乗場20において、一対の側部3aと上部3bとを有する三方枠3と、三方枠3に沿って移動する一対の乗場ドア5、5とを備え、三方枠3の一方の側部3aのうち昇降路ピット1に向う面に、側部3aから突出自在に設けられた取手7を有する。【選択図】図2

Description

本実施の形態はエレベータ乗場に関する。
従来より昇降路ピットには梯子が設置され、作業者はこの梯子を用いて昇降路ピットから昇降路ピットに面するエレベータ乗場へ移動している。
また梯子からエレベータ乗場へ移動する場合、エレベータ乗場側には一般に取手がないため、梯子からエレベータ乗場への移動はむずかしい。
このような場合、エレベータ乗場側に取手を設けることも考えられるが、エレベータ乗場側の取手と乗場ドアとが干渉する恐れがあり、エレベータ乗場に取手を設けることは簡単ではない。
特開2011−219223号公報
本実施の形態は、このような点を考慮してなされたものであり、乗場ドアと干渉することのない把持手段を有するエレベータ乗場を提供することを目的とする。
本発明は、昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、一対の側部と上部とを有する三方枠と、三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、三方枠の一方の側部のうち昇降路ピットに向う面に、取手を側部から突出自在に設けたことを特徴とするエレベータ乗場である。
本発明は、取手は回転又は押圧して側部内へ収納可能となることを特徴とするエレベータ乗場である。
本発明は、一対の乗場ドアを案内する案内レールを更に備え、案内レールの両端に一対の乗場ドアの脱落を防止するストッパを各々設けたことを特徴とするエレベータ乗場である。
本発明は、昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、一対の側部と上部とを有する三方枠と、三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、いずれか一方の乗場ドアのうち昇降路ピットに向う面に、取手を乗場ドアから突出自在に設けたことを特徴とするエレベータ乗場である。
本発明は、昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、一対の側部と上部とを有する三方枠と、三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアと、一対の乗場ドアの下方に配置された溝部を有する敷居とを備え、敷居の溝部に垂直方向に延びる把持棒を差し込み自在に設け、三方枠の一方の側部のうち昇降路ピットに向う面に、把持棒を保持する保持体を側部に取外自在に設けたことを特徴とするエレベータ乗場である。
本発明は、昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、一対の側部と上部とを有する三方枠と、三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、いずれか一方の乗場ドアのうち昇降路ピットに向う面に、把持用の開口が設けられたプレートが設置されていることを特徴とするエレベータ乗場である。
以上のように本実施の形態によれば、昇降路ピットに面するエレベータ乗場であって、乗場ドアと干渉することのない把持手段を有するエレベータ乗場を提供することができる。
図1はエレベータ乗場の第1の実施の形態を示す斜視図。 図2はエレベータ乗場の第1の実施の形態を示す斜視図であって、取手が突出した状態を示す図。 図3(a)(b)はエレベータ乗場の第1の実施の形態の作用を示す図であって図2のA部拡大図。 図4はエレベータ乗場の第2の実施の形態を示す斜視図。 図5(a)(b)はエレベータ乗場の第2の実施の形態の作用を示す図であって図4のB部拡大図。 図6はエレベータ乗場の第3の実施の形態を示す斜視図。 図7は図6のC部拡大図。 図8はエレベータ乗場の第4の実施の形態を示す斜視図。 図9はエレベータ乗場の第5の実施の形態を示す斜視図。 図10は図9のD部拡大図。 図11はエレベータ乗場の第6の実施の形態を示す斜視図。 図12は図11のE部拡大図。
第1の実施の形態
以下、図面を参照してエレベータ乗場の第1の実施の形態について説明する。
ここで図1乃至図3はエレベータ乗場の第1の実施の形態を示す図である。
図1乃至図3に示すように、昇降路ピット1に面するエレベータ乗場20は、一対の側部3aと、上部3bとを有する三方枠3と、三方枠3に沿って移動する一対の乗場ドア5、5とを備えている。各乗場ドア5、5はエレベータ乗場20に設置された案内レール13に沿って移動するようになっている。この場合、各乗場ドア5、5は、案内ローラ14に吊下ガイド(図示せず)を介して連結され、案内ローラ14が案内レール13に沿って走行することにより、各乗場ドア5、5が案内レール13に沿って移動する(図7参照)。
またエレベータ乗場20には、溝部6aが形成された敷居6が設置され、各乗場ドア5、5は、敷居6の溝部6aに沿って移動する。
ところで昇降路ピット1内には、作業者が昇降路ピット1内を清掃又は点検するための梯子4が設置されている。昇降路ピット1内を清掃又は点検する場合、作業者はエレベータ乗場20からこの梯子4を利用して降りたり、昇降路ピット1から梯子4を利用してエレベータ乗場20へ戻ることができる。
また三方枠3の一方の側部3aのうち、昇降路ピット1に向う面に、取手7が側部3aから突出自在に設けられている。すなわち、取手7は一方の側部3aのうち、昇降路ピット1に向う面に取付けられた取付板7bに回転自在に取付けられている。
そして取手7を使用しない場合は、取手7を回転させて一方の側部3a内へ収納する(図1および図3(b)参照)。
他方、取手7を使用する場合は、取手7を回転させて一方の側部3aから外方へ引出す。
このとき、取手7には予め折曲部7aが形成されているため、取手7を一方の側部3aから外方へ引出した場合、取手7は折曲部7aを介して折曲げられて、取手7に把持用の空間7cが形成される(図2および図3(a)参照)。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
エレベータの通常運転時、取手7は使用されることなく、取手7は回転して一方の側部3a内に収納される(図1および図3(b)参照)。
次に作業者が昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を行なう場合、取手7が回転して一方の側部3aから外方へ引出される。このとき取手7は折曲部7aを介して折曲げられて取手7に把持用空間7cが形成される。
作業者が乗場20側から昇降路ピット1内の梯子4に移動する際、作業者は取手7の把持用の空間7c内に指を通して取手7を把持する。作業者は次に取手7を把持したまま梯子4に乗り移り、梯子4を使って降りることができる。
昇降路ピット1内の清掃又は点検作業が終了すると、作業者は梯子4を昇り、次に取手7を把持して乗場20へ戻ることができる。
このように本実施の形態によれば、昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を実施する場合、作業者は一方の側部3aから取手7を引出し、乗場20から取手7を把持して梯子4に安全に乗り移ることができる。また昇降路ピット1内の作業が終了した場合、梯子4を昇り取手7を把持して乗場20に安全に戻ることができる。
次に昇降路ピット1内で清掃又は点検作業が終了した場合、取手7を回転させて一方の側部3a内に収納することができる。このため通常運転時に、取手7が突出して乗場ドア5、5と干渉することはない。
第2の実施の形態
次に図4および図5によりエレベータ乗場の第2の実施の形態について説明する。
図4および図5に示す第2の実施の形態は、一方の側部3に取手7を回転自在に設ける代わりに、取手8を一方の側部3に押圧して収納可能に設けたものであり、他の構成は図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。
図4および図5に示す第2の実施の形態において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4および図5に示すように、三方枠3の一方の側部3aのうち昇降路ピット1に向う面に取付板8bが設けられ、この取付板8bに取手8が押圧して側部3a内に移動するよう設けられている。
そして取手8を使用しない場合は、取手8を押圧して一方の側部3a内へ収納する(図5(b)参照)。
他方、取手8を使用する場合は、取手8を引出して、一方の側部3aから外方へ突出させる。
このとき、取手8は予め折曲部8aを介して折曲げられている。取手8を一方の側部3aから外方へ引出した場合、取手8に把持用の空間8aが形成されている(図5(a)参照)。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
エレベータの通常運転時、取手8は使用されることなく、取手8は押圧されて一方の側部3a内に収納される(図5(b)参照)。
次に作業者が昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を行なう場合、取手8は一方の側部3aから外方へ引出される。このとき取手8は折曲部8aを介して予め折曲げられているため、取手8に把持用の空間8cが形成されている。
作業者が乗場20側から昇降路ピット1内の梯子4に移動する際、作業者は取手8の把持用の空間8c内に指を通して取手8を把持する。作業者は次に取手8を把持したまま梯子4に乗り、梯子4を使って降りることができる。
昇降路ピット1内の清掃又は点検作業が終了すると、作業者は梯子4を昇り、次に取手8を把持して乗場20へ戻ることができる。
このように本実施の形態によれば、昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を実施する場合、作業者は一方の側部3aから取手8を引出し、乗場20から取手8を把持して梯子4に安全に乗り移ることができる。また昇降路ピット1内の作業が終了した場合、梯子4を昇り取手8を把持して乗場20に安全に戻ることができる。
次に、昇降路ピット1内での清掃又は点検作業が終了した場合、取手8を押圧して、一方の側部3a内に収納することができる。このため通常運転時に、取手8が突出して乗場ドア5、5と干渉することはない。
第3の実施の形態
次に図6および図7によりエレベータ乗場の第3の実施の形態について説明する。
図6および図7に示す第3の実施の形態は、案内レール13の両端にストッパ9を設けたものであり、他の構成は図1乃至図3に示す第1の実施の形態、あるいは図6および図7に示す第2の実施の形態と略同一である。
図6および図7に示す第3の実施の形態において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態、あるいは図6および図7に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6および図7に示すように、三方枠3の一方の側部3aのうち昇降路ピット1に向う面に回転可能に取手7が設けられている(図1乃至図3参照)。なお、回転可能な取手7の代わりに取手8を押圧可能に設けてもよい(図4乃至図5参照)。
また上述のように、エレベータ乗場20には案内レール13が設置されている。そして各乗場ドア5、5は、案内ローラ14に吊下ガイドを介して連結され、案内ローラ14が案内レール13に沿って走行することにより、各乗場ドア5、5が案内レール13に沿って移動する。また案内レール13の両端に、各乗場ドア5、5に連結された案内ローラ14、14の脱落を防止するためのストッパ9が設けられている。
本実施の形態によれば、昇降路ピット1内で清掃または点検作業を実施する際、作業者が各乗場ドア5、5を移動させて開とする。この場合、各乗場ドア5、5は案内レール13に沿って移動するが、案内レール13の両端にストッパ9を設けたことにより、乗場ドア5、5の案内ローラ14、14がこのストッパ9に当接して停止する。このため乗場ドア5、5の移動時に乗場ドア5、5の案内ローラ14、14が案内レール13から脱落することはない。
第4の実施の形態
次に図8によりエレベータ乗場の第4の実施の形態について説明する。
図8に示す第4の実施の形態は、取手7を回転自在に設ける代わりに、取手7を一方の乗場ドア5の補強体5aに回転自在に設けたものであり、他の構成は図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。
図8に示す第4の実施の形態において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、一方の乗場ドア5の補強体5aのうち昇降路ピット1に向う面に取付板7bが設けられ、この取付板7bに取手7が回転自在に設けられている(図3(a)(b)参照)。
図8において、補強体5aは乗場ドア5の昇降路ピット1に向う面に設置されている。また乗場ドア5の端部には目隠板5bが設置されている。
図8において、取手7を使用しない場合は、取手7を回転させて一方の乗場ドア5の補強体5a内へ収納する(図3(b)参照)。
他方、取手7を使用する場合は、取手7を回転させて一方の乗場ドア5の補強体5aから外方へ引出す。
このとき取手7には予め折曲部7aが形成されているため、取手7を一方の乗場ドア5から外方へ引出した場合、取手7は折曲部7aを介して折曲げられて取手7に把持用の空間7cが形成される(図3(a)参照)。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
エレベータの通常運転時、取手7は使用されることなく、取手7は回転して一方の乗場ドア5の補強体5a内に収納される(図3(b)参照)。
次に作業者が昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を行なう場合、取手7は回転して一方の乗場ドア5の補強体5aから外方へ引出される。このとき取手7は折曲部7aを介して折曲げられて取手7に把持用の空間7cが形成される。
作業者が20側から昇降路ピット1内の梯子4に移動する際、作業者は取手7の把持用の空間7c内に指を通して取手7を把持する。作業者は次に取手7を把持したまま梯子4に乗り移り、梯子4を使って降りることができる。
昇降路ピット1内の清掃又は点検作業が終了すると、作業者は梯子4を昇り、次に取手4を把持して乗場20へ戻ることができる。
このように本実施の形態によれば、昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を実施する場合、作業者は一方の乗場ドア5の補強体5aから取手7を引出し、乗場20から取手7を把持して梯子4に安全に乗り移ることができる。また昇降路ピット1内の作業が終了した場合、梯子4を昇り取手7を把持して乗場20に安全に戻ることができる。
次に、昇降路ピット1内での清掃又は点検作業が終了した場合、取手7を回転させて、一方の乗場ドア5の補強体5a内に収納することができる。このため通常運転時に、取手7が突出してエレベータの乗りかご(図示せず)と干渉することはない。
さらにまた、三方枠3の一対の側部3aに、意匠上の理由から昇降路ピット1側に向う面が存在しない場合であっても、乗場ドア5の昇降路ピット1側に向う面を利用して、回転自在に取手7を設けることができる。
なお、乗場ドア5の補強体5aの昇降路ピット1に向う面に取手7を回転自在に設ける代わりに、乗場ドア5の補強体5aの昇降路ピット1に向う面に、取手8を押圧自在に設けてもよい(図4および図5参照)。
第5の実施の形態
次に図9および図10によりエレベータ乗場の第5の実施の形態について説明する。
図9および図10に示す第5の実施の形態は、一方の側部3に取手7を回転自在に設ける代わりに、敷居6の溝部6aに垂直方向に延びる把持棒10を差し込んだものであり、他の構成は図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。
図9および図10に示す第5の実施の形態において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9および図10に示すように、敷居6の溝部6a内に垂直方向に延びる把持棒10が設けられている。
また三方枠3の一方の側部3aのうち、昇降路ピット1に向う面に取付板11が取付けられ、この取付板11に保持体11aが固定されている。保持体11aは把持棒10を保持するものであり、取付板11は側部3aに取付自在に取付けられている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
エレベータの通常運転時、把持棒10および保持体11aは使用されることなく、保持体11aを固定する取付板11は側部3aから取外されている。
次に作業者が昇降路ピット内で清掃又は点検作業を行なう場合、把持棒10が保持体11a内に挿入され、把持棒10が敷居6の溝部6a内に差し込まれる。
次に保持体11aを固定する取付板11が一方の側部3aの昇降路ピット1に向う面に適宜の取付手段(ボルト等)により取付けられる。
作業者が乗場20側から昇降路ピット1内の梯子4に移動する際、作業者は把持棒10を把持する。作業者は次に把持棒10を把持したまま梯子4に乗り移り、梯子4を使って降りることができる。
昇降路ピット1内の清掃又は点検作業が終了すると、作業者は梯子4を昇り、次に把持棒10を把持して乗場20へ戻ることができる。
このように本実施の形態によれば、昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を実施する場合、作業者は把持棒10を敷居6の溝部6a内に差し込み、把持棒10が挿入された保持体11aを一方の側部3の昇降路ピットに向う面に取付板11を介して取付ける。次に作業者は乗場20から把持棒10を把持して梯子4に安全に乗り移ることができる。また昇降路ピット1内の清掃又は点検作業が終了した場合、梯子4を昇り把持棒10を把持して乗場20に安全に戻ることができる。
他方、昇降路ピット1内での清掃又は点検作業が終了した場合、把持棒10を敷居6の溝部6aから引き抜き、把持棒10が挿入された保持体11aを取付板11とともに一方の側部3aから取外す。このため通常運転時に、把持棒10あるいは保持体11aが乗場ドア5、5と干渉することはない。
第6の実施の形態
次に図11および図12によりエレベータ乗場の第6の実施の形態について説明する。
図11および図12に示す第6の実施の形態は、一方の側部3に取手7を回転自在に設ける代わりに、一方の乗場ドア5の目隠板5bのうち昇降路ピット1に向う面に、把持用の開口12aが設けられたプレート12を設置したものであり、他の構成は図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。
図11および図12に示す第6の実施の形態において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図11および図12に示すように、一方の乗場ドア5の目隠板5bのうち昇降路ピット1に向う面に把持用の開口12aが設けられたプレート12が設置されている。
なお図12に示すように、乗場ドア5の昇降路ピット1に向う面に補強体5aが設置され、乗場ドア5の端部に目隠板5bが設置されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
作業者が昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を行なう場合、作業者は乗場20側から昇降路ピット1内の梯子4に移動する。この際、作業者はプレート12の把持用の開口12a内に指を通してプレート12を把持する。作業者は次にプレート12の開口12aを把持したまま梯子4に乗り移り、梯子4を使って降りることができる。
昇降路ピット1内の清掃又は点検作業が終了すると、作業者は梯子4を昇り、次にプレート12の開口12aを把持して乗場20へ戻ることができる。
このように本実施の形態によれば、昇降路ピット1内で清掃又は点検作業を実施する場合、作業者は乗場20からプレート12の開口12aを把持して梯子4に安全に乗り移ることができる。また昇降路ピット1内の作業が終了した場合、梯子4を昇りプレート12の開口12aを把持して乗場20に安全に戻ることができる。
なお、開口12aを有するプレート12は乗場ドア5の端部に設けられた目隠板5bに、乗場ドア5と平行に設置され、プレート12は目隠板5bから乗場ドア5の中央部に向って延びている。このためプレート12がエレベータの乗りかご(図示せず)と干渉することはない。
なお、プレート12に把持用の開口12aを設けた例を示したが、プレート12に把持用の開口12aに加えて安全帯を引掛ける開口12bを設けてもよい。
3 三方枠
3a 側部
3b 上部
4 梯子
5 乗場ドア
6 敷居
6a 溝部
7 取手
8 取手
9 ストッパ
10 把持棒
11 取付板
11a 保持体
12 プレート
12a 開口
20 エレベータ乗場
本発明は、昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、一対の側部と上部とを有する三方枠と、 三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、三方枠の一方の側部のうち昇降路ピットに向う面に、取手を側部から昇降路ピットに向かって、突出自在に設けたことを特徴とするエレベータ乗場である。
本発明は、昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、一対の側部と上部とを有する三方枠と、三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、いずれか一方の乗場ドアのうち昇降路ピットに向う面に、上下方向に延びる補強体を設け、この補強体に上下方向に延びる取手を補強体から突出自在に設けたことを特徴とするエレベータ乗場である。
本発明は、昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、一対の側部と上部とを有する三方枠と、三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアと、一対の乗場ドアの下方に配置された溝部を有する敷居とを備え、敷居の溝部に垂直方向に延びる把持棒を差し込み自在に設け、三方枠の一方の側部のうち昇降路ピットに向う面に、把持棒を保持する保持体を側部に設け、保持体は溝部の垂直方向上方に位置しており、保持体と溝部とによって垂直方向に延びる把持棒を保持し、保持体および把持棒はエレベータ乗り場から取り外し自在となる、ことを特徴とするエレベータ乗場である。
本発明は、昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、一対の側部と上部とを有する三方枠と、三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、いずれか一方の乗場ドアのうち昇降路ピットに向う面に、把持用の開口が設けられたプレートが設置され、プレートは垂直方向に延びる縦長状となっており、把持用の開口は垂直方向に延びる、ことを特徴とするエレベータ乗場である。

Claims (6)

  1. 昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、
    一対の側部と上部とを有する三方枠と、
    三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、
    三方枠の一方の側部のうち昇降路ピットに向う面に、取手を側部から突出自在に設けたことを特徴とするエレベータ乗場。
  2. 取手は回転又は押圧して側部内へ収納可能となることを特徴とする請求項1記載のエレベータ乗場。
  3. 一対の乗場ドアを案内する案内レールを更に備え、案内レールの両端に一対の乗場ドアの脱落を防止するストッパを各々設けたことを特徴とする請求項1または2記載のエレベータ乗場。
  4. 昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、
    一対の側部と上部とを有する三方枠と、
    三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、
    いずれか一方の乗場ドアのうち昇降路ピットに向う面に、取手を乗場ドアから突出自在に設けたことを特徴とするエレベータ乗場。
  5. 昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、
    一対の側部と上部とを有する三方枠と、
    三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアと、
    一対の乗場ドアの下方に配置された溝部を有する敷居とを備え、
    敷居の溝部に垂直方向に延びる把持棒を差し込み自在に設け、
    三方枠の一方の側部のうち昇降路ピットに向う面に、把持棒を保持する保持体を側部に取外自在に設けたことを特徴とするエレベータ乗場。
  6. 昇降路ピットに面するエレベータ乗場において、
    一対の側部と上部とを有する三方枠と、
    三方枠に沿って移動する一対の乗場ドアとを備え、
    いずれか一方の乗場ドアのうち昇降路ピットに向う面に、把持用の開口が設けられたプレートが設置されていることを特徴とするエレベータ乗場。
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