JP2013237530A - エレベータのホールドア固定具 - Google Patents

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義彦 早川
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

【課題】簡易な構造で、ホールドアを的確に安定して所望の開き位置に固定することができるエレベータのホールドア固定具を提供する。
【解決手段】自閉装置を備えるエレベータのホールドア3のドアパネル3aを所望の開き位置に固定するための固定具10であり、この固定具10は、摩擦係数が大きく、かつ弾性を有する材料で形成され、ドアパネル3の移動をガイドする敷居5のガイド溝5a内へ差し込むことが可能で、その差し込みでドアパネル3を開き位置に固定する。この固定具10は、断面形状が逆台形状で、その上辺部の幅がガイド溝5の幅より大きく、下辺部の幅がガイド溝の幅より小さい寸法である。
【選択図】 図4

Description

この発明の実施形態は、エレベータのホールドアをその自閉力に抗して開き位置に固定するホールドア固定具に関する。
建物の各階のエレベータホールには、エレベータのかごに対して乗降する乗降口が設けられ、その乗降口にホールドアが設置されている。乗降口は通常時にはホールドアで閉鎖されていて、昇降路内を昇降するかごがエレベータホールに着床して停止した後にホールドアが駆動装置の動力を受けて戸開する。
一方、昇降路内の保守点検の際には、作業員がホールドアを手動で開き、そのホールドアを所望の開き位置に固定し、この状態で乗降口から昇降路内に入り込んで保守点検の作業を行なう。ホールドアは自閉装置を備え、その自閉装置により常時戸閉方向に付勢されている。したがって、ホールドアを手動で開くときには、その自閉装置による自閉力に抗してホールドアを戸開方向に移動し、所望の開き位置でホールドアを固定する必要がある。
従来、ホールドアを開き位置に固定する手段としては、金属製のくさび状部材をホールドアと敷居との間の隙間に差し込んだり、敷居の近傍に回動可能にストッパ部材を設け、そのストッパ部材を回動することで、ホールドアを固定する手段が知られている。
特開平8−91747号公報
しかしながら、金属製のくさび部材ではすべりが生じやすく、ホールドアの固定状態が不安定となる懸念があり、また回動可能なストッパ部材を敷居の近傍に設置する手段では、構造が複雑となり、コストが嵩み、またストッパ部材を設置した位置でしかホールドアを固定することができない。
この発明の実施形態は、簡易な構造で、ホールドアを的確に安定して所望の開き位置に固定することができるエレベータのホールドア固定具を提供することを目的としている。
このような課題を解決するために、請求項1の発明は、自閉装置を備えるエレベータのホールドアのドアパネルを所望の開き位置に固定するための固定具であって、摩擦係数が大きく、かつ弾性を有する材料で形成され、前記ドアパネルの移動をガイドする敷居のガイド溝内へ差し込むことが可能で、その差し込みで前記ドアパネルを開き位置に固定することを特徴としている。
請求項2の発明は、固定具の断面形状が逆台形状で、その上辺部の幅が前記ガイド溝の幅より大きく、下辺部の幅が前記ガイド溝の幅より小さい寸法であることを特徴としている。
この発明の一実施形態に係るエレベータのホールドアを示す斜視図。 図1中のA−A線に沿う断面図。 この発明の一実施形態に係るホールドア固定具を示す斜視図。 その固定具でホールドアを開き位置に固定した状態を示す斜視図。 その固定具でホールドアを開き位置に固定した状態を示す断面図。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、建屋のエレベータホールには乗降口1が設けられている。この乗降口1の脇にはホール操作盤2が設けられ、このホール操作盤2にかご呼び用の操作ボタン2a,2bが配設されている。
乗降口1にはホールドア3が設置され、このホールドア3により乗降口1が開閉される。乗降口1には三方枠4が据え付けられている。この三方枠4は両側の一対の側板4aと、上部の幕板4bとで門形に構成され、この三方枠4の背面側にホールドア3が配置されている。
ホールドア3は、例えば左右に並ぶ一対のドアパネル3aを備え、これら一対のドアパネル3aが互いに左右の逆方向に移動することで乗降口1を開閉する両開き式構造となっている。各ドアパネル3aは、その上部が乗降口1の背面側上部に架設されたハンガーレール(図示せず)に懸架され、そのハンガーレールに沿って左右に移動する。またホールドア3には、各ドアパネル3aを戸閉方向に付勢する自閉装置(図示せず)が付設されている。
三方枠4の下部背方側には、図1及び図2に示すように、エレベータホールの床面と面一に敷居5が据え付けられ、この敷居5の上にドアパネル3aが配置されている。敷居5の表面にはその長手方向に沿って幅がHのガイド溝5aが形成されている。
各ドアパネル3aの下端面にはガイドシュー6が取り付けられ、これらガイドシュー6が敷居5のガイド溝5a内に摺動自在に嵌合され、その嵌合で各ドアパネル3aの移動がガイドされる。
図3には、ドアパネル3aを所望の開き位置に固定するための固定具10を示してある。この固定具10は、ゴムなどの摩擦係数が大きく、かつ適度な弾性を有する材料で形成されている。そしてこの固定具10は、幅の広い上辺部10aと、幅の狭い下辺部10bとを有する断面逆台形状をなし、上辺部10aの幅Waが敷居5のガイド溝5aの幅Hより大きく、下辺部10bの幅Wbが敷居5のガイド溝5aの幅Hより小さくなっている。
エレベータの保守点検時には、戸閉状態にあるドアパネル3aをその自閉力に抗して必要な幅だけ作業員による手動操作で開き、その開き位置に固定具10を用いてドアパネル3aを固定する。そしてこの状態で作業員が乗降口1から昇降路内に入り込み、作業を行なう。
ドアパネル3aの固定に当っては、図4及び図5に示すように、固定具10を敷居5のガイド溝5a内に差し込むことにより行なう。すなわち、固定具10を下辺部10bを下に向けてガイド溝5a内に差し込み、この固定具10の端面にドアパネル3aの戸当り側端面を当てることで、ドアパネル3aをその自閉力に抗して所望の位置に固定する。固定具10は、上辺部10aの幅Waがガイド溝5aの幅Hより大きく、下辺部10bの幅Wbがガイド溝5aの幅Hより小さくなっているから、下辺部10bを下に向けてガイド溝5a内に差し込むことで、固定具10の両側面がガイド溝5aの内側面に弾性的に圧着する。そして、固定具10の材料が摩擦係数の大きな素材であるから、固定具10が敷居5に強固に定着し、したがってこの固定具10を介してドアパネル3aを安定して開き位置に固定することができる。
なお、一対のドアパネル3aは互いに連動する構造となっているから、そのいずれか一方を固定具10を用いて固定すれば双方のドアパネル3aを開き状態に保持することができる。もちろん、双方のドアパネル3aをそれぞれ固定具10で固定する場合であっても差し支えない。
また、前記実施形態は、一対のドアパネルが左右に移動して乗降口を開閉する両開き式構造のホールドアとしたが、一枚のドアパネルが左右に移動して乗降口を開閉する片開き式構造、複数枚のドアパネルが同じ方向に異なる速度で移動して乗降口を開閉する片開き多段速式構造などの各種形式のホールドアにおいてもこの発明の実施形態を適用することができる。
すなわち、前記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この発明の新規な実施形態は、その他の様々な形態とすることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。その実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…乗降口
3…ホールドア
3a…ドアパネル
4…三方枠
5…敷居
5a…ガイド溝
6…ガイドシュー
10…固定具

Claims (2)

  1. 自閉装置を備えるエレベータのホールドアのドアパネルを所望の開き位置に固定するための固定具であって、
    摩擦係数が大きく、かつ弾性を有する材料で形成され、前記ドアパネルの移動をガイドする敷居のガイド溝内へ差し込むことが可能で、その差し込みで前記ドアパネルを開き位置に固定することを特徴とするエレベータのホールドア固定具。
  2. 断面形状が逆台形状で、その上辺部の幅が前記ガイド溝の幅より大きく、下辺部の幅が前記ガイド溝の幅より小さい寸法であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのホールドア固定具。
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