JP2009094226A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スピン注入MRAMにおいて、磁気トンネル接合(MTJ)素子の実効的な抵抗値を上げてセルトランジスタのオン抵抗のばらつきの影響を低減し、読み出しマージンを確保する。
【解決手段】スピン注入磁気メモリ装置は、選択トランジスタのソース・ドレインの両側に、書き込み電流印加時に同じ抵抗状態をとる磁気トンネル接合素子が直列に配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体装置とその製造方法に関し、特に、1つのトランジスタと2つの磁気
トンネル接合(MTJ)素子を有する1T−2MTJメモリセルのスピン注入MRAM(
Spin Torque Transfer Random Access Memory)の構成と、製造方法に関する。
磁化の方向により抵抗値が変化する磁気抵抗素子が記憶装置に適用され、高速動作の不揮発性メモリとして期待されている。そのような磁気メモリで、より大きな磁気抵抗を得るために、トンネル接合を利用した磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunneling Junction)素子が実用化され始めている。
MTJは、2つの強磁性層(磁化の方向が自由に動くフリー層と、磁化の方向が固定されるピンド層)の間に薄い絶縁層(トンネルバリア層)を挿入したものであり、強磁性層間に電圧を印加すると、スピンを保存したままトンネル電流が流れる。MTJでは、絶縁層を介した強磁性層間の波動関数の重なりがほとんどないため、交換結合が弱く、小さな磁場で大きなトンネル磁気抵抗を得ることができる。
配線で供給される電流が引き起こす外部磁界によって、MTJの磁化の向きを平行、反平行に変化させる従来の配線電流磁場書き込み方式に代わって、スピン電流を直接MTJに注入して磁化を反転させるスピン注入型の磁気メモリが注目されている(たとえば、非特許文献1参照)。
図1は、公知のスピン注入MRAMを示す図である。図1(a)は、メモリセルの概略構成図、図1(b)はメモリセルアレイである。1つのメモリセルは、1つのMTJ105と1つのトランジスタ106で構成される(1T−1MTJ)。トランジスタ106のゲート電極はワード線104に接続され、ソースはソース線103に、ドレインはMTJ105に接続される。MTJ105の他端側は、ビット線102に接続される。
スピン電流による書き込み時には、書込パルス/読出バイアス生成部101から、ビット線102又はソース線103に電圧を印加することによって、電流の方向を制御する。読み出し時には、メモリセルから読み出される電圧値と、参照電圧(Ref)との差分をセンスアンプ107で検出することによって、セルが保持する値(データ)を検出する。
MTJ105の抵抗値は、その磁化の方向によって、反平行の高抵抗(Rmtj-high)状態と、平行の低抵抗(Rmtj-low)状態の2値をとる。1T−1MTJメモリセルでは、トランジスタ106のオン抵抗がMTJの抵抗に直列に加算される。メモリセルトランジスタ106の抵抗をRtr*、メモリセルMTJの抵抗をRmtj、参照セルトランジスタの抵抗をRtr**、メモリセルMTJの抵抗をRmtj-ref、読み出し電流(センス電流)をIreadとすると、読み出し信号Vsigは式(1)のように表される。
Vsig=[(Rtr*+Rmtj)×Iread]−[(Rtr**+Rmtj-ref)×Iread]
=[ΔRtr+(Rmtj−Rmtj-ref)]×Iread (1)
ここで、ΔRtrはトランジスタのオン抵抗のばらつきである。
MOSトランジスタの抵抗は1kΩ程度なので、信号を読み出せるためには、MTJの抵抗をそれよりも大きくする必要がある。従来の配線電流磁場書き込み方式のMRAMの場合は、MTJのRA積(R:抵抗、A:面積)は1kΩμm2程度であり、トランジスタのオン抵抗を考慮して、MTJの抵抗が数十kΩになるように設計されている。
一方、スピン注入MRAMのRA積は、通常は10Ωμm2程度となる。トンネル電流で書き込む方式なので、配線電流磁場書き込み方式のMRAMと比較して、強磁性層間のバリア膜を薄くする必要があり、RA積が小さくなるからである。
図2は、スピン注入MRAMにおけるトランジスタのオン抵抗のばらつきの影響を説明するための図である。トランジスタのオン抵抗Rtrを1kΩとした場合、製造ばらつきにより、最悪の場合は0.8kΩ或いは1.2kΩに変動する(ΔRtr=0.2kΩ)。一方、MTJの抵抗Rmtjは、スピン平行の低抵抗状態Rlowで1kΩ、スピン反平行の高抵抗状態Rhighで2kΩ、参照セルのMTJの抵抗は、高抵抗状態と低抵抗状態の中間の1.5kΩである。
100μAのセンス電流を流すと、適正なトランジスタを有するメモリセルでは、参照電圧との差分である検出電圧Vsigは、50mVとなる。しかし、セルトランジスタのオン抵抗が0.8kΩにばらついた場合、高抵抗状態の検出電圧が、30mVと低くなる。同様に、セルトランジスタのオン抵抗が1.2kΩにばらついた場合、低抵抗状態の検出電圧も30mVに低下し、読み出しの信頼性が損なわれる。そこで、MTJの実効的な抵抗値を上げて、読み出し時のマージンを増やす必要がある。
スピン注入型ではなく、従来の配線電流磁場書き込み方式のMRAMにおいて、MTJを2重に積層して、バイアス電圧印加によるMR比の低下を防止する構成が提案されている(たとえば非特許文献2参照)。積層により直列接続された2つのMTJの両端に、1T−1MTJの場合と同じ電圧を加えると、各MTJに加わる電圧は1/2になるので、MR比の低下を抑制することができ、付随的に抵抗値が2倍になる。もっとも、配線電流による磁場書き込み方式のMRAMでは、MTJの抵抗値はセルトランジスタのON抵抗よりも十分に大きいので、トランジスタのオン抵抗のばらつきの影響を低減するという観点からは、あえて2倍にする必要はない。
また、従来の配線電流による磁場書き込み方式のMRAMセルにおいて、互いに逆のデータを保持する第1のMTJ、第2のMTJと、少なくとも1つのトランスファゲートを配置して、MTJの抵抗値のばらつきを低減する構成(たとえば、特許文献1参照)や、互いに逆のデータを保持する第1および第2のMTJを直列に接続し、その接続ノードに選択トランジスタを配置して、MTJのばらつきの影響を低減する構成(たとえば、特許文献2参照)が提案されている。しかし、これらはいずれもスピン注入型の磁気メモリではなく、トランジスタのオン抵抗のばらつきに起因する読み出し電圧の低下を解決するものではない。
M. Hosomi, et al. "A Novel Nonvolatile Memory with Spin Torque Transfer Magnetization Switching: Spin-RAM", Tech. Dig. International Electron Devices Meeting (IEDM) 2005 猪俣浩一郎編著、「不揮発性磁気メモリMRAM ユニバーサルメモリをめざして」79頁、工業調査会、2005年12月 特開2004−220759号公報 特開2006−185477号公報
そこで、本発明は上記の問題点に鑑み、スピン注入MRAMにおいて、MTJの実効的な抵抗値を上げて、セルトランジスタのオン抵抗のばらつきの影響を低減し、読み出しマージンを確保することを課題とする。
上記課題を実現する過程において、まず図3(a)のように、2つのMTJ(MTJ1とMTJ2)をトランジスタのソース・ドレインの一方の側に直列に配置して、抵抗値を増やす構成が考えられる。この場合、実際のデバイス構造としては、図3(b)に示すように、トランジスタTrのソース・ドレイン拡散層の一方の側で、MTJ1とMTJ2を積層することが考えられる。同等のMTJを2個直列に接続すれば、抵抗値は2倍になる。
しかし、この構成のデメリットとして、(1)書き込み電流を流す時の非対称性が大きくなり、セルトランジスタのオン抵抗が大きくなること、(2)プロセス工程が増えること、が挙げられる。
図4は、書き込みの非対称性を説明するための図である。スピン注入MRAMでは、書き込みはMTJに流す電流の向きを変えて行うので、通常の1T−1MTJメモリセルの場合、"1"書き込みと"0"書き込みでは、等価回路としては非対称になる。すなわち、ビット線(BL)側から電流を流す場合は、図4(a)に示すようにソース接地回路となり、Vgsが一定となるが、ソース側から電流を流す場合は、図4(b)のように逆接続の回路と等価になる。その結果、書き込み電流の印加でソース電位が上がり、Vgsが小さくなってセルトランジスタのオン抵抗が大きくなる。そのため、同じ電流を流すには、ゲート電圧をより高くする必要がある。このような非対称性は、MTJをセルトランジスタの同じ側で直列に接続した場合に、さらに大きくなる。
そこで、本発明の実施形態では、スピン注入MRAMにおいて、セルトランジスタ(選択トランジスタ)のソース・ドレインの両側にMTJ素子を直列に配置した1T−2MTJメモリセル構造を採用する。
具体的には、第1の側面では、選択トランジスタのソース・ドレインの両側に、書き込み電流印加時に同じ抵抗状態をとる磁気トンネル接合素子が直列に配置されたスピン注入磁気メモリ装置を提供する。
第2の側面では、スピン注入磁気メモリ装置は、トランジスタと、前記トランジスタのソース・ドレイン拡散層の一方に電気的に接続される第1の磁気トンネル接合素子と、前記ソース・ドレイン拡散層の他方に電気的に接続される第2の磁気トンネル接合素子と、
を有する。
良好な構成例では、前記第1の磁気トンネル接合素子と、前記第2の磁気トンネル接合素子は、印加される書き込み電流が同じ向きに流れるように、前記トランジスタに接続される。
たとえば、前記第1の磁気トンネル接合素子と第2の磁気トンネル接合素子の一方の素子は、印加される書き込み電流が他方の素子と同じ向きに流れるように、局所配線を介して前記トランジスタに接続される。
第3の側面では、スピン注入磁気メモリの製造方法を提供する。この方法は、
半導体基板にトランジスタを形成し、
前記トランジスタのソース・ドレイン拡散層の一方に接続される第1の磁気トンネル接合素子と、前記トランジスタのソース・ドレイン拡散層の他方に接続される第2の磁気トンネル接合素子を、同時に形成する、
工程を含む。
スピン注入磁気メモリのMTJの抵抗変化量を増やして、セルトランジスタのオン抵抗のばらつきの影響を低減し、読み出しマージンを確保することができる。
また、1T−2MTJ構造が、駆動回路につながるビット線、ソース線に対して対称(シンメトリック)な構成になっているので、書き込み特性が対称になり、信頼性が向上する。
以下、添付図面を参照して、本発明の良好な実施形態を説明する。図5は、本発明の一実施形態の磁気抵抗メモリ(MRAM)10のメモリセル構成を示す回路図である。この例では、第1の磁気トンネル接合素子(MTJ1)と、第2の磁気トンネル接合素子(MTJ2)が、セルトランジスタ(又は選択トランジスタ)Trのソース・ドレインの両方の側に配置された1T−2MTJモリセルを構成する。セルトランジスタTrのゲート電極はワード線に接続される。セルトランジスタTrのソース・ドレインの一方の側に配置される第1のMTJ素子(MTJ1)はビット線(BL)に接続され、セルトランジスタtrのソース・ドレインの他方の側に配置される第2のMTJ素子(MTJ2)は、ソース線(SL)に接続される。MTJ1とMTJ2は実質的に同じ抵抗を有するものとする。
この構成で、MTJ抵抗は2倍になり、読み出し信号Vsigは式(2)で表される。
Vsig=[ΔRtr+2×(Rmtj−Rmtj-ref)]×Iread (2)
ここで、ΔRtrはトランジスタのオン抵抗のばらつき、RmtjはMTJ素子の抵抗、Rmtj-refは参照セルのMTJ素子の抵抗、Ireadは読み出し(センス)電流である。
書き込み時には、図示しない書き込みパルス生成部(図1(a)参照)から、同じ向きのスピンを持った電子流であるスピン電流がMTJに印加される。データ"1"を書き込むときは、ビット線(BL)からMTJ1にスピン電流が印加され、データ"0"を書き込むときは、ソース線(SL)からMTJ2にスピン電流が印加される。いずれの方向からスピン電流を流したときでも、書き込みの対称性は失われず、セルトランジスタTrのオン抵抗が書き込む値によって変動することはない。
図6は、図5の1T−2MTJメモリセルを、マトリクス状に配置したメモリセルアレイの構成図である。ソース線(SL)とビット線(BL)が平行に延び、これにワード線が直交して延びる。ワード線とビット線・ソース線が交差する領域で1つのメモリセルを構成する。
図7は、図5のメモリセルの読み出しマージンの増大効果を説明するための図であり、図2の1T−1MTJ構成と対比される図である。スピン注入MRAMのMTJのRA積は、現在の標準である10Ωμm2とする。サイズ(面積)Aが、32nm世代以降を想定して、100nm×100nm=0.01μm2とすると、抵抗Rは1kΩとなる。これは図2でも示したように、MTJの低抵抗状態の抵抗値となる。実施形態の構成では、MTJを2つ、セルトランジスタの両側に直列に配置するので、低抵抗状態の抵抗値は2kΩとなる。
セルトランジスタのオン抵抗は1kΩであり、図2と同様に、20%のばらつきを含み0.2kΩの変動があるものとする。読み出しは、参照セルの抵抗と比較することで保持される値(状態)を検出する。参照セルのMTJの抵抗は、メモリセルのMTJの高抵抗状態と低抵抗状態の中間の値とする。すなわち、高抵抗状態のMTJの抵抗は4kΩ、参照セルのMTJの抵抗は3kΩである。読み出し電流は100μAである。
ここで、MTJの抵抗のばらつきはなく、セルトランジスタのオン抵抗のばらつきが上述のように20%である場合、最悪のケースは、(1)記憶データが高抵抗状態で、セルトランジスタのオン抵抗が低い側(0.8kΩ)に変動した場合と、(2)記憶データが低抵抗状態で、セルトランジスタのオン抵抗が高い側(1.2kΩ)に変動した場合である。
図2の1T−1MTJ構成では、セルトランジスタのオン抵抗のばらつきのせいで、読み出し信号Vsigは30mVと低下するが、本実施形態の1T−2MTJ構成では、セルトランジスタのオン抵抗が最大にばらついた場合でも、80mVの読み出し電圧が確保されている。すなわち、抵抗を2倍にすることにより、セルトランジスタのオン抵抗のばらつきの影響を低減し、読み出しマージンを確保できる。また、2つのMTJ素子をビット線・ソース線に対して対称に配置したので、メモリセル回路としての対称性が得られ、動作マージンが向上する。
セルトランジスタのソース・ドレインの両側に配置されるMTJ素子の数は、それぞれ1つずつの例に限定されない。MTJの抵抗を大きくして回路の対称性を維持できればよいので、セルトランジスタの両側に、それぞれm個(mは2以上の整数)のMTJを直列に配置してもよい。
図8は、図5の1T−2MTJを実現するデバイス構造の概略断面図である。セルトランジスタのソース・ドレインの両側にMTJを直列に配置する際に、図8(a)のように2つのMTJ素子、MTJ1とMTJ2を、単純にセルトランジスタTrのソース・ドレイン拡散層のそれぞれに接続して、そのまま上層のビット線(BL)とソース線(SL)につなげると、書き込みに問題が生じる。つまり、書き込み電流を流すと、図の矢印で示すように、2つのMTJ素子に流れる電流の向きが逆方向になってしまい、一方のMTJでデータ"1"が書き込まれるときに、もう一方のMTJでは、データ"0"が書き込まれてしまう。
このような不都合を解消するために、実施形態では、セルトランジスタTrのソース側とドレイン側のそれぞれに配置される2つのMTJ間で、同一のデータ値が書き込まれるデバイス構造を提案する。図8(b)は、そのようなデバイス構造の一例である。
図8(b)において、MTJ1とMTJ2に流れる書き込み電流の向きが同じになるように、いずれか一方のMTJを、局所配線(LI:Local Interconnect)を用いて、書き込み電流供給線(ビット線又はソース線)に接続する。図8(b)の例では、ソース・ドレイン拡散層に接続される局所配線LI2と、ソース線(SL)に接続される局所配線LI1により、MTJ2にMTJ1と同じ方向の書き込み電流が流れるように接続する。
より具体的には、第1のMTJ素子(MTJ1)は、セルトランジスタTrの他方のソース・ドレイン拡散層から、そのまま上方のビット線(BL)へと接続されるが、第2のMTJ素子(MTJ2)は、M2レイヤ(第2の配線層)に形成された局所配線LI2と、M1レイヤ(第1の配線層)に形成された局所配線LI1の間に配置され、LI1を介してソース線(SL)に接続される。なお、図8(b)では、M2レイヤのソース線(SL)が、局所配線LI2や、MTJ1をビット線(BL)に中継する中継配線REと重なって図示されているが、紙面の奥行き方向で別々の位置にあるため、問題はない。
ビット線(BL)からスピン電流が供給される場合は、図の矢印で示すように、スピン電流は上方からMTJ1に流れ込み、導通状態のセルトランジスタTrを通って、いったn上層のM2レイヤの局所配線LI2へと流れ、MTJ1と同様に、上側からMTJ2に流れ込む。この構成により、MTJ1とMTJ2には同じデータ"1"が書き込まれる。ソース線(SL)からスピン電流が供給される場合も、MTJ1とMTJ2の双方において下方からスピン電流が流れ込み、データ"0"が書き込まれる。
図8(b)の例では、ソース線(SL)に接続されるMTJ2を局所配線LI1、LI2で接続したが、ビット線(BL)に接続されるMTJ1を局所配線で接続してもよい。
図9A〜図9Eは、図7(b)の構成を有する磁気抵抗メモリの製造工程図である。まず、図9Aに示すように、標準のCMOSロジックプロセスでトランジスタTrを作製する。すなわち、半導体基板11の素子分離12で区画される領域に、ゲート絶縁膜(不図示)を介してゲート電極14を形成し、ソース・ドレイン拡散層(以下、単に「ソース・ドレイン」と称する)13を形成し、層間絶縁膜16をCMPで平坦化する。なお、サイドウォールスペーサやソース・ドレインエクステンションなど、トランジスタTrの詳細な構成は省略する。
次に、図9Bに示すように、通常の配線プロセスで、トランジスタTrのソース・ドレイン13の各々に接続されるコンタクトプラグ15を形成する。次に、図9Cに示すように、M1レイヤの配線パターンを形成する。この例では、独立した局所配線21と、トランジスタTrのソース・ドレインに接続される中継配線17−1、17−2を同時に形成する。
次に、図9Dに示すように、全面に層間絶縁膜18を堆積し、CMPで平坦化して、中継配線17−1に接続するコンタクトプラグ19−1と、局所配線21に接続するコンタクトプラグ19−2を形成する。続いて、図9Eに示すように、コンタクトプラグ19−1、19−2にそれぞれ接続される2つのMTJ素子20a、20bを形成する。
図10は、MTJ素子20の構成例を示す図である。MTJ素子20は、下地層21、反強磁性層22、第1の強磁性層(ピンド層)26、トンネル絶縁膜(バリア層)27、第2の強磁性層(フリー層)28、キャップ層21を含む。下地層21はたとえばタンタル(Ta)膜であり、MTJ素子20の下部電極としても機能する。下地層21をTaとNiFeの積層としてもよい。
反強磁性層22は、たとえばPtMnである。第1の強磁性層26は、積層フェリ構造を有し、CoFe強磁性層23、Ru非磁性層24、CoFeB強磁性層25を含む。PtMn反強磁性層22とCoFe強磁性層23の界面に働く交換結合により、第1の強磁性層(ピンド層)26の磁化の方向が固定される。バリア層27は、たとえば、MgOであり、第2の強磁性層(フリー層)28は、CoFeBである。ピンド層26の少なくとも一部(たとえば、CoFeB強磁性層25)と、MgOバリア層27と、フリー層28で磁気トンネル接合(MTJ)を構成する。キャップ層は、たとえば、Ru膜29とTa膜30の積層である。Ta膜30は上部電極としても機能する。
MTJ素子20を作製するには、図9Dの基板をスパッタ装置に入れ、真空度を1×10-7Torrにして、Arを導入して所定の圧力に設定する。基板上に、Ta下地層21を10nm、PtMn反強磁性層22を15nm、CoFe1.7nm/Ru0.68nm/CoFeB2.2nmの3層から成るピンド層26、MgOバリア層27を1.2nm、CoFeBフリー層28を2nm、Ru10nm/Ta30nmの2層から成るキャップ層31を順次積層する。成膜温度は、室温である。フォトリソグラフィにより、最上層のTa層30の上に、MTJのレジストパターン(不図示)を形成して、反応性イオンエッチング(RIE)技術を用いて加工する。多層構造に対応して、エッチングガスを変える。第1段階のエッチングとして、CF4/Arガスで、Ta層20をエッチングする。第2段階は、CO/NH3ガスでPtMn反強磁性層22までエッチングする。第3段階は、CF4/Arガスで、Ta下地層21をエッチングする。以上により、所望の形状のMTJ素子20にパターンニングする。
図9Fに戻って、全面に層間絶縁膜32を形成し、平坦化する。MTJ素子20a、20bの上部電極(Ta膜30)に接続するコンタクトプラグ33−1、33−2と、M1レイヤの中継配線17−2と局所配線21に接続するコンタクトプラグ34−1、34−2を同時に形成して、表面を平坦化する。
次に、図9Gに示すように、M2レイヤの配線パターンを形成する。具体的には、MTJ素子20aに接続する中継配線36、MTJ素子20bに接続する局所配線35、および、M1レイヤの局所配線21に接続するソース線37を同時に形成する。
最後に、図9Hに示すように、層間絶縁膜38を堆積し、CMPで平坦化して、MTJ素子20a(又は中継配線36)に接続するコンタクトプラグ41を形成して、表面を平坦化し、M3レイヤのビット線42を形成する。
このような製造方法によれば、トランジスタのソース・ドレインの両側で同じ状態をとる2つのMTJ素子を、ひとつのマスクを用いて(つまり同じレイヤで)加工することができる。また、同じ向きで書き込み電流をMTJに流すための局所配線も、中継配線と同時に形成できるので、工程数が増えることもない。
このように対称性を有する1T−2MTJ構成により、2つのMTJ素子に同じデータ値を書き込んで、読み出し電圧を大きくすることができる。
従来の1T−1MTJ構成のスピン注入MRAMを示す図である。 スピン注入MRAMにおけるトランジスタのオン抵抗のばらつきの影響を説明するための図である。 本発明に至る過程で提案される1T−2MTJ構成を示す図である。 図3の構成に生じる書き込みの非対称性を説明するための図である。 本発明の一実施形態の1T−2MTJメモリセルの回路構成図である。 図5のメモリセルを用いたメモリセルアレイの構成を示す図である。 図5の1T−2MTJ構成で実現される読み出しマージンの増大効果を説明するための図である。 1T−2MTJメモリセルを実現するデバイス構造を示す図である。 実施形態のスピン注入MRAMの製造工程図(その1)である。 実施形態のスピン注入MRAMの製造工程図(その2)である。 実施形態のスピン注入MRAMの製造工程図(その3)である。 実施形態のスピン注入MRAMの製造工程図(その4)である。 実施形態のスピン注入MRAMの製造工程図(その5)である。 実施形態のスピン注入MRAMの製造工程図(その6)である。 実施形態のスピン注入MRAMの製造工程図(その7)である。 実施形態のスピン注入MRAMの製造工程図(その8)である。 MTJ素子の構成例を示す図である。
符号の説明
10 スピン注入磁気メモリ(MRAM)
11 半導体基板
13 ソース・ドレイン拡散層
17 M1レイヤ(第1配線層)の中継配線
20 MTJ素子(磁気トンネル接合素子)
21、LI1 M1レイヤ(第1配線層)の局所配線(第1の局所配線)
35、LI2 M2レイヤ(第2配線層)の局所配線(第2の局所配線)
36 M2レイヤ(第2配線層)の中継配線
37、SL ソース線
42、BL ビット線
Tr セルトランジスタ(選択トランジスタ)

Claims (7)

  1. 選択トランジスタのソース・ドレインの両側に、書き込み電流印加時に同じ抵抗状態をとる磁気トンネル接合素子が直列に配置されることを特徴とする半導体装置。
  2. トランジスタと、
    前記トランジスタのソース・ドレイン拡散層の一方に電気的に接続される第1の磁気トンネル接合素子と、
    前記ソース・ドレイン拡散層の他方に電気的に接続される第2の磁気トンネル接合素子と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  3. 前記第1の磁気トンネル接合素子と、前記第2の磁気トンネル接合素子は、印加される書き込み電流が同じ向きに流れるように、前記トランジスタに接続されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1および第2の磁気トンネル接合素子の一方の素子は、印加される書き込み電流が他方の素子と同じ向きに流れるように、局所配線を介して前記トランジスタに接続されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記第1および第2の磁気トンネル接合素子の各々は、低抵抗状態と高抵抗状態の2つの状態をとり、
    前記第1および第2の磁気トンネル接合素子の低抵抗状態での直列抵抗は、前記トランジスタのオン抵抗よりも大きいことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記第1の磁気トンネル接合素子は、前記ソース・ドレイン拡散層の前記一方と反対の側でビット線に接続され、前記第2の磁気トンネル接合素子は、前記ソース・ドレイン拡散層の前記他方と反対の側でソース線に接続されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 半導体基板上にトランジスタを形成し、
    前記トランジスタのソース・ドレイン拡散層の一方に接続される第1の磁気トンネル接合素子と、前記トランジスタのソース・ドレイン拡散層の他方に接続される第2の磁気トンネル接合素子を、同時に形成する、
    工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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