JP2009086186A - 撮像装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】手振れ補正に伴う撮像素子の移動に伴い、撮像素子が撮影光軸に沿って変位した場合でもこれを補償し、良好な撮影画像を取得する。
【解決手段】撮影光軸に沿って配置された複数の光学部材11b〜11dを介して撮像素子12bにより画像を撮影する撮影系と、撮影系で発生する手振れの方向及び量を検出するジャイロセンサ17と、センサ17で得た手振れの方向及び量に応じ、CCD12bを撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる手振れ防止部12と、手振れ防止部12によるCCD12bの移動内容に対応して、撮影系を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正するメインCPU15及びレンズドライバ13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手振れ補正機能を有するデジタルカメラ等に好適な撮像装置及びプログラムに関する。
従来より、検出した手振れの量と方向とに対応して、撮像素子を設けたステージを撮影光軸と垂直な面内で移動させる電磁式のステージ機構を備えたデジタルカメラの技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
特開2006−208702号公報
しかしながら、撮像素子を設けたステージ機構を撮影光軸と垂直な面内で移動させた場合、撮像素子を取付けたステージ機構は、その機構部の構造や製作精度等にもよるが、撮影光軸と垂直な面内のみならず、撮影光軸方向にも微小ではあるが確実に変位することとなる。
そのため、結果として撮像素子と他の光学部材との距離が変化してしまうことにより、具体的には合焦位置が微妙にずれてしまうなど、撮影画像に悪影響を及ぼす不具合があった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、手振れ補正に伴う撮像素子の移動により、撮像素子が撮影光軸に沿って変位した場合でもこれを補償し、良好な撮影画像を取得することが可能な撮像装置及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、撮影光軸に沿って配置された複数の光学部材を介して撮像素子により画像を撮影する撮影手段と、振れの方向及び量を検出する振れ検出手段と、上記振れ検出手段で得た振れの方向及び量に基づいて、上記撮像素子を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる振れ防止手段と、上記振れ防止手段による上記撮像素子の移動内容に対応して、上記撮影手段を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正する補正手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記振れ防止手段は、撮像素子の移動に加えて、上記撮影手段を構成する少なくとも1つの光学部材を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、上記撮影手段は、光学部材の1群として合焦位置を移動させるフォーカスレンズを含み、上記補正手段は、上記フォーカスレンズの位置を補正することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、上記撮影手段は、光学部材の1群として撮影画角を可変するズームレンズを含み、上記補正手段は、上記ズームレンズの位置を補正することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、上記振れ防止手段による上記撮像素子の移動内容に対応して光学部材の撮影光軸上の位置補正量を記憶する第1の記憶手段をさらに具備し、上記補正手段は、上記第1の記憶手段の記憶内容に基づいて光学部材の撮影光軸上の位置を補正することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項5記載の発明において、上記撮像素子の移動位置に対応する、上記光学部材の補正位置を検出する第1の検出手段をさらに具備し、上記第1の記憶手段は、上記第1の検出手段での検出内容に従い光学部材の撮影光軸上の位置補正量を記憶することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発明において、上記振れ防止手段による上記撮像素子の移動内容に対応して、上記撮像素子で得た画像データに対する所定の画像処理を実行する画像処理手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、上記請求項7記載の発明において、上記画像処理手段が実行する画像処理は歪曲補正を含むことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項7または8記載の発明において、上記画像処理手段が実行する画像処理は周辺減光補正を含むことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、上記請求項7乃至9のいずれか1項に記載の発明において、上記振れ防止手段による上記撮像素子の移動内容に対応して上記画像処理手段が実行する画像処理に用いるパラメータ値を記憶する第2の記憶手段をさらに具備し、上記画像処理手段は、上記第2の記憶手段の記憶するパラメータ値に基づいて画像処理を実行することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、上記請求項10記載の発明において、上記撮像素子の移動位置に対応する、上記画像処理のパラメータ値を検出する第2の検出手段をさらに具備し、上記第2の記憶手段は、上記第2の検出手段での検出内容に従い画像処理のパラメータ値を記憶することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、撮影光軸に沿って配置された振れ補正用光学部材を含む複数の光学部材を介して撮像素子により画像を撮影する撮影手段と、振れの方向及び量を検出する振れ検出手段と、上記振れ検出手段で得た振れの方向及び量に基づいて、上記振れ補正用光学部材を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる振れ防止手段と、上記振れ防止手段による上記振れ補正用光学部材の移動内容に対応して、上記撮影手段を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正する補正手段とを具備したことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、撮影光軸に沿って配置された複数の光学部材を介して撮像素子により画像を撮影する撮影部を備えた撮像装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、振れの方向及び量を取得する振れ取得ステップと、上記振れ取得ステップで得た振れの方向及び量に基づいて、上記撮像素子を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる振れ防止ステップと、上記振れ防止ステップでの上記撮像素子の移動内容に対応して、上記撮影部を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正する補正ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、撮影光軸に沿って配置された振れ補正用光学部材を含む複数の光学部材を介して撮像素子により画像を撮影する撮影部を備えた撮像装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、振れの方向及び量を取得する振れ取得ステップと、上記振れ取得ステップで得た振れの方向及び量に基づいて、上記振れ補正用光学部材を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる振れ防止ステップと、上記振れ防止ステップでの上記振れ補正用光学部材の移動内容に対応して、上記撮影部を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正する補正ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、手振れ補正に伴う撮像素子の移動により、撮像素子が撮影光軸に沿って変位した場合でもこれを補償し、良好な撮影画像を取得することが可能となる。
以下本発明をデジタルカメラに適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
(構成)
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の一部、主として撮影系の構成を詳細に示すものである。同図で、11は光学部材としてのレンズ部であり、ここではすべての光学部材については示さないが、レンズ鏡筒11a内にはズームレンズ11b、メカニカルシャッタ11c、及びフォーカスレンズ11dが撮影光軸に沿って配置される。
ズームレンズ11bはズームレンズモータ11eの駆動により光軸上での位置を前後させ、ユーザが所望する撮影画角を得る。メカニカルシャッタ11cは、シャッタモータ11fの駆動により開閉制御される。フォーカスレンズ11dは、フォーカスレンズモータ11gの駆動により光軸上での位置を前後させ、合焦状態を得る。
レンズ鏡筒11aの撮影光軸上の後段には手振れ防止部12が配置される。この手振れ防止部12では、赤外カットフィルタ12a、撮像素子であるCCD12b、Xステージ部12c、Yステージ部12dが一体に構成される。
赤外カットフィルタ12aは、CCD12bへの入射光中、可視光範囲外の赤外光成分を遮断する。CCD12bは、Xステージ部12c上に配設され、手振れ補正時に手振れ方向にXステージ部12c及びYステージ部12dが移動することで正しい受光位置での撮影を行なう。Xステージ部12cはXアクチュエータ12eにより撮影光軸(Z軸とする)と直交するX軸方向に、Yステージ部12dはYアクチュエータ12fにより撮影光軸及び上記X軸と共に直交するY軸方向に沿ってそれぞれ移動制御される。
しかるに、上記レンズ部11のズームレンズモータ11e、シャッタモータ11f、及びフォーカスレンズモータ11gはいずれもレンズドライバ13での駆動制御に基づいて動作する。
また、上記手振れ防止部12のXアクチュエータ12e、及びYアクチュエータ12fはいずれも手振れドライバ14での駆動制御に基づいて動作する。
上記レンズドライバ13は、このデジタルカメラ10全体の制御動作を司るメインCPU15に直接接続されてレンズ部11での各動作を実行する。
また、上記手振れドライバ14は、上記メインCPU15と接続された手振れ動作専用のプロセッサである手振れ制御CPU16からの制御指示を受けて動作するもので、この手振れ制御CPU16には、3次元方向で発生する手振れの量と方向とを検知するジャイロセンサ17からの検知信号が入力される。
しかして、上記メインCPU15に対し、システムバスSBを介してプログラムメモリ18、キー入力部19、画像処理部20、メモリカードインターフェイス(I/F)21、及び表示部22が接続される。
プログラムメモリ18は、このデジタルカメラ10でメインCPU15、手振れ制御CPU16が実行する動作プログラムや後述する各種ルックアップテーブルを固定的に記憶している。
キー入力部19は、例えば電源キーやシャッタキー、撮影/再生モードキー、カーソルキー、セットキー、ディスプレイキー等を設け、そのキー操作に対応したキーコード信号をメインCPU15へ送出する。
このうち、シャッタキーは、2段階の操作ストロークを有し、第1段の操作ストローク、所謂半押し状態でAF(自動合焦)とAE(自動露光)の処理の実行とロックを行ない、その状態からさらに第2段の操作ストローク、所謂全押し状態で上記ロックしたAF,AEの撮影条件からの撮影を実行する。
画像処理部20は、撮影モード時に上記表示部22でモニタ表示する画像の処理や撮影実行時に撮影した画像データを所定のデータフォーマット、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に則ってデータ圧縮し、あるいは再生モード時に選択された画像のデータ圧縮を回答する、などの各種画像データに関するデータ処理を実行する。
メモリカードインターフェイス21は、このデジタルカメラ10の記録媒体として着脱自在に装着されるメモリカードと上記画像処理部20との間のデータの送受を行なう。
表示部22は、このデジタルカメラ10の背面側に配設された、バックライト付きのカラー液晶パネルとその駆動回路とでなり、撮影モード時にはその時点でCCD12bで結像している画像をモニタ表示する一方、再生モード時にはメモリカードインターフェイス21を介して図示しないメモリカードから読出された画像データを再生表示する。
(動作)
次に上記実施形態の動作について説明する。
図2は、手振れ補正機能をオン設定した撮影モード時の動作を示すものである。同動作はメインCPU15がプログラムメモリ18から読出した動作プログラムやその他の固定データを基に動作制御を行なうことで実行される。
その当初には、所定のフレームレート、例えば30[フレーム/秒]でCCD12bを駆動し、周期的に得られる画像データを随時表示部22でスルー画像表示した上で(ステップS101)、キー入力部19のシャッタキーが半押し操作されたか否かを判断し(ステップS102)、シャッタキーが半押し操作されていなければステップS101からの処理に戻る、という処理を繰返し実行することで、スルー画像表示を行ないながらシャッタキーが半押し操作されるのを待機する。
しかして、シャッタキーが半押し操作されると上記ステップS102でこれを判断し、その時点でレンズ部11のフォーカスレンズ11dをフォーカスレンズモータ11gにより撮影光軸に沿って前後させ、最もCCD12bで得られる画像データのコントラストが高くなるフォーカス位置を検出するAF処理を実行した後、そのAF位置で予め設定されたプログラム線図に従ったEV(Exposure Value)により絞り値F及びシャッタ速度Sを決定するAE処理を実行し、上記AF位置及びAE値をロックする(ステップS103)。
その後、さらにキー入力部19のシャッタキーが全押し操作されたか否か(ステップS104)、まだ半押し操作されているか否か(ステップS105)、を繰返し判断することで、シャッタキーの全押し操作への待機と半押し操作の確認とを行なう。
しかして、シャッタキーの半押し操作が解除されると、ステップS105でこれを判断し、上記AF位置及びAE値のロックを解除した上で再び上記ステップS101からの処理に戻る。
また、上記ステップS104で全押し操作されたと判断すると、このカメラのユーザにより撮影が指示されたことになるので、手振れ制御CPU16を主体とする手振れ補正の動作を開始するよう指示した後(ステップS106)、シャッタキーの全押し操作に従って直前のステップS103でロックしたAF位置及びAE値により撮影を実行する(ステップS107)。
そして、撮影を終えて設定した撮影条件によるCCD12bからの画像データを取得し、取得した画像データを上記画像処理部20に送出して必要なデータ圧縮のための画像処理を行なわせると共に、上記手振れ補正の動作を終了するよう手振れ制御CPU16へ指示する(ステップS108)。
その後、画像処理部20から得られるデータ圧縮後の画像データファイルをメモリカードインターフェイス21を介して図示しないメモリカードに保存させ(ステップS109)、以上で一連の撮影に係る処理を終了して、次の撮影に備えるべく上記ステップS101からの処理に戻る。
図3は、手振れ制御CPU16がメインCPU15の管理下で上記図2の処理と平行して実行する手振れ補正の処理内容を示すものである。手振れ制御CPU16は当初、メインCPU15から手振れ補正の開始を指示する信号が入力されたか否かを繰返し判断することでその入力を対する(ステップS201)。
しかして上記ステップS106でメインCPU15が手振れ補正の開始を指示する信号を発すると、手振れ制御CPU16はステップS201で入力ありと判断し、手振れが発生している方向と量とを検出するべくジャイロセンサ17の出力を受付ける(ステップS202)
次いで、このジャイロセンサ17の出力から手振れ防止部12のCCD12bにおいて、特に撮影に影響する撮影光軸に直交した2次元のXY平面に沿ったX軸及びY軸各方向での手振れを相殺する移動位置を計算する(ステップS203)。
この計算により得たX,Y各軸方向への移動量を基に手振れドライバ14によりXアクチュエータ12e、Yアクチュエータ12fを駆動制御してCCD12bを移動させる。
その一方で手振れ制御CPU16はさらに、上記各移動量に基づいてプログラムメモリ18に記憶されるルックアップテーブルを参照し、その時点で設定されているフォーカスレンズ11d、及びズームレンズ11bの位置の補正量を読出して、その補正量に従いメインCPU15、レンズドライバ13を介してフォーカスレンズモータ11g、シャッタモータ11fにより各レンズの位置も補正するべく移動させる(ステップS204)。
図4は、このとき手振れ制御CPU16が参照するルックアップテーブルの形態を例示するものである。CCD12bがXステージ部12c及びYステージ部12dの移動により撮影光軸と直交するX,Y軸に沿って移動するのに伴い、ごく僅かながら撮影光軸(Z軸)方向にも変位するもので、このZ軸方向の変位量は、X,Y軸方向の変位量に対応して一定しているものと考えられる。
したがって、後述する設定方法によりプログラムメモリ18に図4に示すようなルックアップテーブルを予め記憶しておき、CCD12bの変位に対応してフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの位置も併せてその時点での駆動位置を補正することで、上記CCD12bのZ軸方向の変位を補償して本来の正しいフォーカス位置、ズーム画角を維持するように、各位置を適宜移動させる。
その後、同様に手振れ制御CPU16は、上記X,Y実行方向の各移動量に基づいてプログラムメモリ18に記憶される別のルックアップテーブルを参照し、撮影により得られる画像データに対する画像処理としての歪曲補正、周辺減光補正の各補正用のパラメータ値を読出して、そのパラメータ値を画像処理部20へ送出させる(ステップS205)。
図5は、このとき手振れ制御CPU16が参照するルックアップテーブルの形態を例示するものである。CCD12bがXステージ部12c及びYステージ部12dの移動により撮影光軸と直交するX,Y軸に沿って移動するのに伴い、ごく僅かながら撮影光軸(Z軸)方向にも変位するもので、このZ軸方向の変位量は、X,Y軸方向の変位量に対応して一定しているものと考えられる。
したがって、これも後述する設定方法によりプログラムメモリ18に図5に示すようなルックアップテーブルを予め記憶しておき、CCD12bの変位に対応して歪曲補正及び周辺減光補正のパラメータ値を読出させることで、撮影により得られる画像データの歪みや光量分布の不均等を補償するよう設定させる。
なお、ここでは、上記ステップS204の後に上記ステップS205を実行するように説明したがこれに限らず、上記ステップS204と上記ステップS205は同時に実行しても良いし、順番を逆にして実行しても良い。
撮像素子やレンズといった物理的な移動させるのに要する時間と比較して、歪曲補正や周辺減光補正を行なうといったソフトウェア的な変更を行なう時間は容易に小さくすることが可能であるので、上記ステップS204を先に実行することは、上記ステップS205を先に実行するよりも、より自然に見える制御を行なうことが出来るというメリットがある。
さらに望ましくは、上記ステップS204とステップS205を同時に実行する、つまり、上記した物理的な移動の最中に上記したソフトウェア的な変更を行なうようにすると、より自然に見える制御を行なうことが可能となる。
さらに望ましくは、上記ステップS205のソフトウェア的な変更は、段階的に行われるよりも、出来るだけ連続的に(スムーズに)行なわれるようにすると、さらに自然に見える制御を行なうことが可能となる。
その後、上記ステップS204で移動を指示したフォーカスレンズ11d及びズームレンズ11bが共に移動を完了したことを確認した後(ステップS206)、メインCPU15から手振れ補正の終了を指示する信号が入力されたか否かを判断し(ステップS207)、入力されていなければ再び上記ステップS202からの処理に戻る。
こうしてメインCPU15から手振れ補正の終了を指示する信号が入力されるまでの間、ステップS202〜S207の処理を繰返し実行することで、常にその時点で発生している手振れの方向と量とに対応してCCD12bを撮影光軸と直交する面内で移動させると共に、撮影光軸方向の変位にも正確に対応してフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの位置を補償し、併せてズームレンズ11bの撮影光軸方向の変位に対応した画像処理としての歪曲補正と周辺減光補正を実行させる。
しかして、メインCPU15から手振れ補正の終了を指示する信号を入力すると、手振れ制御CPU16はこれをステップS207で判断して、再び次の手振れ補正に備えるべく上記ステップS201からの処理に戻る。
このように本実施形態によれば、手振れ補正に伴う撮像素子としてのCCD12bの移動により、CCD12bが撮影光軸に沿って変位してしまう場合でもこれを確実に補償し、結果として良好な撮影画像を取得することが可能となる。
具体的には、撮像素子であるCCD12bの移動に加えて、レンズ部11を構成するフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの位置を補正するものとした。
したがって、フォーカスレンズ11dの位置を補正することで正しい合焦状態を維持し、またズームレンズ11bの位置を補正することで撮影者の意図通りの撮影画角を維持した上で撮影を実行することができる。
なお、レンズ部11を構成する他の光学部材、例えばメカニカルシャッタ11cや絞りなどの位置を補正するものとしてもよく、その光学部材の特性に基づく正確な画像の撮影が可能となる。
また、CCD12bの移動内容に対応して光学部材であるレンズ部11のフォーカスレンズ11d及びズームレンズ11bの位置補正量を予め設定したルックアップテーブルを参照することで取得するものとしたので、その都度煩雑な演算等を行なわずとも、フォーカスレンズ11d、ズームレンズ11bの位置を正確且つ迅速に補正することができ、デジタルカメラに採用する手振れ補正機能としての追従性、応答性に大きく寄与できる。
さらに本実施形態では、CCD12bの移動内容に対応して、CCD12bで得た画像データに対する画像処理部20での所定の画像処理を補正するものとした。
すなわち、手振れ補正に伴ってCCD12bが撮影光軸方向にも変位してしまう際に、上記した如く光学部材の位置を補正するものとしたが、これら物理的な位置の補正のみでは補償しきれずに画像データ中に反映されてしまう画質劣化の要因を画像処理の段階で補償するものとした。
具体的には、CCD12bが撮影光軸と直交する面内のみならず、撮影光軸に沿っても変位してしまうことに起因する画像の歪みと周辺減光を補償するものとして、画像処理部20で画像データの記録前にデータ圧縮処理と併せて上記画像補正処理を実行するものとした。
これにより、画像中の本来は直線状である被写体を構成する縦線及び横線が変に歪んでしまうことなく、また画像中央の被写体に比して画像周辺部の光量が低く、暗い画像となってしまうのを確実に補償し、ユーザの意図した通りの画像データを取得して記録することができる。
なお、上記画像処理で歪曲補正及び周辺減光補正に用いるパラメータ値を、プログラムメモリ18に予め設定したルックアップテーブルを参照することで取得するものとしたので、その都度煩雑な演算等を行なわずとも、各画像処理を正確且つ迅速に補正することができ、撮影後の画像データの記録に要するまでの時間を大幅に短縮して、次の撮影に備えることができる。
(事前設定)
次いで、上記図4、図5で示したルックアップテーブルを予めプログラムメモリ18に記憶させておくための、デジタルカメラ10の工場出荷前の個体別の事前設定動作についても説明しておく。
すなわち、上述したCCD12bを撮影光軸と直交する面内で移動させる場合に生じる撮影光軸方向に沿った変位、及びそれを補償するためのフォーカスレンズ11d、ズームレンズ11bの補正量、並びに画像処理時の歪曲補正と周辺減光補正のパラメータ値は、いずれもデジタルカメラ10を構成する個々の部材の誤差の相関に大きく影響するためにデジタルカメラ10の個体差に負うところが大きく、個体差を無視して一律に設定することができない。したがって、デジタルカメラ10の各個体毎に後述する設定動作を行なう必要が生じる。
図6は、工場出荷前にデジタルカメラ10の個体毎に実行される、上記図4、図5で示したルックアップテーブルを記憶するためのメインCPU15及び手振れ制御CPU16による事前設定処理を示すものである。
なお、当然のことながら、設備条件が整っていれば、工場出荷後、例えば修理後に実行されても良い。
当該事前設定処理を行なうためのセットプログラムは、プログラムメモリ18に記憶されており、メインCPU15に対して特殊なコード情報を入力して起動することが可能であるものとする。
その当初には、CCD12bの移動位置を示す変数Aに初期値「1」を設定する(ステップP101)。
図9は、これもプログラムメモリ18に記憶される、変数Aに対応したCCD12bのX軸方向及びY軸方向の移動量の組合せテーブルを示すもので、変数Aの値を設定することで、対応するX軸方向及びY軸方向の移動量を読出して手振れ防止部12のXアクチュエータ12e、Yアクチュエータ12fによりXステージ部12c、Yステージ部12dを当該位置まで移動させることができるものとする。
しかして、変数Aで示される位置にCCD12bを移動させると(ステップP102)、その移動位置において生じている撮影光軸(Z軸)方向のずれに対応した調整、具体的にはフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの位置調整を実行する(ステップP103)。
図7は、このステップP103のサブルーチンである。その当初には、ずれ調整の繰返し回数を表す変数Bに初期値「1」を設定する(ステップP201)。
次いで、CCD12bを移動させたままの状態で予め用意されたテストチャート画像の撮影動作を実行する(ステップP202)。次いで、得られる画像のコントラストからフォーカスレンズ11dの位置を調整し(ステップP203)、所定のコントラスト以上となっているか否かにより合焦となっているか否かを判断する(ステップP204)。
ここで、合焦が得られていないと判断した場合には、再度合焦が得られたと判断するまで上記ステップP202からの処理を再度繰返し実行する。
そして、合焦が得られたと判断すると、その時点での変数Bの値がその最大値Bmax、例えば「10」に達していないことを確認した上で(ステップP205)、次にズームレンズ11bの調整処理に移行する。
ズームレンズ11bの調整処理に際しては、上記フォーカスレンズ11dの場合と同様にCCD12bを移動させたままの状態で予め用意されたテストチャート画像の撮影動作を実行する(ステップP206)。次いで、得られる画像中のテストチャート画像のサイズからズームレンズ11bの位置を調整し(ステップP207)、所定のサイズとなっているか否かにより正しいズーム画角となっているか否かを判断する(ステップP208)。
ここで、所定のサイズとなっていないと判断した場合には、所定のサイズとなったと判断するまで上記ステップP206からの処理を再度繰返し実行する。
そして、撮影画像中のテストチャート画像の大きさが所定のサイズとなったと判断すると、当該ズームレンズ11bの調整により再度フォーカスレンズ11dに調整が必要となったものとし、上記変数Bの値を「+1」更新設定した上で(ステップP209)、再び上記ステップP202からの処理に戻る。
こうして、変数Aで示されるCCD12bの移動位置に応じて、フォーカスレンズ11dの調整、ズームレンズ11bの調整、及び再度のフォーカスレンズ11dの調整を変数Bの最大値Bmaxで表される回数だけ繰返し実行することで、フォーカスレンズ11dによるフォーカス位置を優先して、徐々にフォーカスレンズ11dの位置とズームレンズ11bの位置を調整により正しい位置にまで収束させていく。
しかして、上記調整を変数Bの最大値Bmaxの回数だけ実行した後、上記ステップP205でそれを判断すると、この図7のサブルーチンによるフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの調整を一旦完了し、メインルーチンである図6の処理に復帰する。
図6では、ステップP103でのZ軸ずれに対するフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの調整後、その調整結果を保存した上で(ステップP104)、次に画像処理部20による画像処理に係る画像調整を実行する(ステップP105)。
図8は、このステップP105の画質調整に係るサブルーチンであり、直前のステップP104で保存したフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの補正値を用いた撮影画像中の定数チャート画像から、Z軸調整量を含む歪曲補正用のパラメータ値を算出する(ステップP301)。
つまりこれは、上記ステップP205で調整したフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの位置においてステップP105の画像調整を行なうことを意味する。これは、テストチャート画像中に予め含まれている歪曲補正用の矩形状の複数の測定ポイントの位置の歪みを生じている位置及びその量を算出することで、一義的に算出することができる。
次いで、同じく直前のステップP104で保存したフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの補正値を用いた撮影画像中の定数チャート画像から、Z軸調整量を含む周辺減光補正用のパラメータ値を算出する。(ステップP302)。
同様にしてこれは、上記ステップP205で調整したフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの位置においてステップP105の画像調整を行なうことを意味する。これは、テストチャート画像中の中央部の輝度値と周辺部複数ポイントの輝度値とを比較することで、一義的に算出することができる。
こうして歪曲補正と周辺減光補正の各パラメータ値を算出すると、この図8のサブルーチンによる画質調整を一旦完了し、メインルーチンである図6の処理に復帰する。
図6では、ステップP105でのZ軸ずれに対する歪曲補正と周辺減光補正の画質調整後、その調整結果を保存した上で(ステップP106)、その時点の変数Aの値がその最大値Amaxを超えたか否かを判断することで、CCD12bのすべての移動位置に対応する調整結果の保存を終えたか否かを判断する(ステップP107)。
ここで変数Aの値がその最大値Amaxを超えておらず、まだ他にもAの値を更新して調整を行なうべき移動位置があると判断すると、次いで変数Aの値を「+1」更新設定した上で(ステップP108)、再び上記ステップP102からの処理に戻る。
こうして、変数Aで示されるCCD12bの移動位置を順次更新設定して、同様にフォーカスレンズ11dとズームレンズ11bの調整位置、画像処理における歪曲補正と周辺減光補正の調整量を蓄積していく。
しかるに、変数Aで示されるすべてのCCD12bの移動位置において上記の処理を繰返し実行することで、それらの保存結果からこのデジタルカメラ10の個体差に対応した上記各調整量を算出することができたことになる。
そして、変数Aの値がその最大値Amaxとなった時点で上記ステップP107でこれを判断し、それまでの全調整値の保存結果から上記図4、図5に示したルックアップテーブルを作成し(ステップP109)、作成した各ルックアップテーブルをプログラムメモリ18に記憶して保存することで(ステップP110)、以上でこの図6による事前設定の処理を終了する。
このように、撮像素子であるCCD12bの移動位置に対応する、光学部材としてのフォーカスレンズ11d及びズームレンズ11bの補正位置を検出した上で、上記図4に示したようなルックアップテーブルを作成して記憶しておくものとしたので、デジタルカメラ10の個体差に対応したレンズ部11での正確な位置の補正量を得ることができ、より正確に合焦した、ユーザの意図通りの撮影画角での画像を撮影することが可能となる。
同様に、撮像素子であるCCD12bの移動位置に対応する、画像処理としての歪曲補正及び周辺減光補正の補正パラメータ値を検出した上で、上記図5に示したようなルックアップテーブルを作成して記憶しておくものとしたので、デジタルカメラ10の個体差を補償するように画像処理部20での各種画像処理を施すことができ、物理的に光学系で補償しきれない画質の劣化を画像処理の段階で補正することができる。
なお、上記実施形態では、デジタルカメラ10の撮像素子としてCCDを用いる場合について説明したが、本発明は撮像素子を限定するものではなく、CMOSイメージセンサを用いる場合や、あるいは光がシリコンの1画素内で到達する層の深さによって異なる色を吸収し、異なる色を認識できるような撮像素子を用いる場合も同様に適用することが可能となる。
また、上記実施形態では手振れ補正として撮影光軸と直交する面に沿って撮像素子を移動させる場合について説明したが、これと併せて撮影光軸中の他の光学部材であるレンズ等を移動させる場合にも同様に適用することが可能であり、且つその相対的な変位量が大きくなるために、補正による効果もより大きくなるものと考えられる。
さらに、上記実施形態では、振れの補正を撮像素子を駆動することで補正しているが、振れ補正用の光学部材を駆動して補正する、所謂、レンズ駆動方式の手振れ補正にも本発明が適用可能であることを再度強調して記載しておく。
また、上記実施形態では、振れの補正を手振れ補正に限定して記載している。
しかし、被写体振れを検出して、撮像素子または振れ補正用光学部材を駆動して補正する、被写体振れ補正にも本発明は適用可能である。
また、手振れ検出手段と被写体振れ検出手段とを備え、その両方の検出を考慮して、撮像素子または振れ補正用光学部材を駆動し、手振れと被写体振れの両方を加味して振れの補正を行なうように構成することも可能である。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件により適宜の組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの一部の主として撮影系の構成を詳細に示すブロック図。 同実施形態に係る手振れ補正機能設定状態での撮影モード時の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る図2の一部処理と平行して実施される手振れ補正処理の内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るCCDのシフト量に対応したフォーカスレンズ及びズームレンズ位置の補正量を示すルックアップテーブル。 同実施形態に係るCCDのシフト量に対応した歪曲補正及び周辺減光補正の各量を示すルックアップテーブル。 同実施形態に係る工場出荷前にルックアップテーブルを記憶するための事前設定処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る図6のZ軸調整のサブルーチンの処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る図6の画質調整のサブルーチンの処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る図6中の変数Aとそれに対応したCCDの移動量との対応関係を示す図。
符号の説明
10…デジタルカメラ、11…レンズ部、11a…レンズ鏡筒、11b…ズームレンズ、11c…メカニカルシャッタ、11d…フォーカスレンズ、11e…ズームレンズモータ、11f…シャッタモータ、11g…フォーカスレンズモータ、12…手振れ防止部、12a…赤外カットフィルタ、12b…CCD、12c…Xステージ部、12d…Yステージ部、12e…Xアクチュエータ、12f…Yアクチュエータ、13…レンズドライバ、14…手振れドライバ、15…メインCPU、16…手振れ制御CPU、17…ジャイロセンサ、18…プログラムメモリ、19…キー入力部、20…画像処理部、21…メモリカードインターフェイス(I/F)、22…表示部、SB…システムバス。

Claims (14)

  1. 撮影光軸に沿って配置された複数の光学部材を介して撮像素子により画像を撮影する撮影手段と、
    振れの方向及び量を検出する振れ検出手段と、
    上記振れ検出手段で得た振れの方向及び量に基づいて、上記撮像素子を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる振れ防止手段と、
    上記振れ防止手段による上記撮像素子の移動内容に対応して、上記撮影手段を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正する補正手段と
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記振れ防止手段は、撮像素子の移動に加えて、上記撮影手段を構成する少なくとも1つの光学部材を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記撮影手段は、光学部材の1群として合焦位置を移動させるフォーカスレンズを含み、
    上記補正手段は、上記フォーカスレンズの位置を補正する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 上記撮影手段は、光学部材の1群として撮影画角を可変するズームレンズを含み、
    上記補正手段は、上記ズームレンズの位置を補正する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 上記振れ防止手段による上記撮像素子の移動内容に対応して光学部材の撮影光軸上の位置補正量を記憶する第1の記憶手段をさらに具備し、
    上記補正手段は、上記第1の記憶手段の記憶内容に基づいて光学部材の撮影光軸上の位置を補正する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 上記撮像素子の移動位置に対応する、上記光学部材の補正位置を検出する第1の検出手段をさらに具備し、
    上記第1の記憶手段は、上記第1の検出手段での検出内容に従い光学部材の撮影光軸上の位置補正量を記憶する
    ことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 上記振れ防止手段による上記撮像素子の移動内容に対応して、上記撮像素子で得た画像データに対する所定の画像処理を実行する画像処理手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 上記画像処理手段が実行する画像処理は歪曲補正を含むことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 上記画像処理手段が実行する画像処理は周辺減光補正を含むことを特徴とする請求項7または8記載の撮像装置。
  10. 上記振れ防止手段による上記撮像素子の移動内容に対応して上記画像処理手段が実行する画像処理に用いるパラメータ値を記憶する第2の記憶手段をさらに具備し、
    上記画像処理手段は、上記第2の記憶手段の記憶するパラメータ値に基づいて画像処理を実行する
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 上記撮像素子の移動位置に対応する、上記画像処理のパラメータ値を検出する第2の検出手段をさらに具備し、
    上記第2の記憶手段は、上記第2の検出手段での検出内容に従い画像処理のパラメータ値を記憶する
    ことを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  12. 撮影光軸に沿って配置された振れ補正用光学部材を含む複数の光学部材を介して撮像素子により画像を撮影する撮影手段と、
    振れの方向及び量を検出する振れ検出手段と、
    上記振れ検出手段で得た振れの方向及び量に基づいて、上記振れ補正用光学部材を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる振れ防止手段と、
    上記振れ防止手段による上記振れ補正用光学部材の移動内容に対応して、上記撮影手段を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正する補正手段と
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  13. 撮影光軸に沿って配置された複数の光学部材を介して撮像素子により画像を撮影する撮影部を備えた撮像装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、
    振れの方向及び量を取得する振れ取得ステップと、
    上記振れ取得ステップで得た振れの方向及び量に基づいて、上記撮像素子を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる振れ防止ステップと、
    上記振れ防止ステップでの上記撮像素子の移動内容に対応して、上記撮影部を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正する補正ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 撮影光軸に沿って配置された振れ補正用光学部材を含む複数の光学部材を介して撮像素子により画像を撮影する撮影部を備えた撮像装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、
    振れの方向及び量を取得する振れ取得ステップと、
    上記振れ取得ステップで得た振れの方向及び量に基づいて、上記振れ補正用光学部材を上記撮影光軸と垂直な平面に沿って移動させる振れ防止ステップと、
    上記振れ防止ステップでの上記振れ補正用光学部材の移動内容に対応して、上記撮影部を構成する少なくとも1つの光学部材の撮影光軸上の位置を補正する補正ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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