JP2009081007A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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直 奥田
Tomoya Fujinami
知也 藤濤
Rie Murata
理恵 村田
Mizue Yamamoto
瑞枝 山本
Kazuo Yamanaka
一夫 山中
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【課題】複数のスイッチを含む誘導加熱調理器において、誘導加熱調理器の機能の一部しか必要としない使用者にとっても使い勝手のいい誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】誘導加熱調理器は、誘導磁界を発生して、調理容器を誘導加熱する加熱コイル(2)と、各々所定の機能が割り当てられた複数のスイッチ(4a〜4e)と、誘導加熱調理器の全ての機能が使用可能な通常モードと、一部の機能のみが使用可能な簡易モードとを含む複数のモードの中からいずれかのモードを選択するためのモード選択スイッチ(9)と、押下されたスイッチに割り当てられた機能に基づいて、加熱コイルに供給する高周波電流を制御する制御部(6)と、を有する。制御部は、モード選択スイッチによって簡易モードが選択された場合に、所定のスイッチのみを使用可能にし、それ以外のスイッチを使用不能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理容器を誘導加熱する誘導加熱調理器に関する。特に、複数の操作スイッチを備えて、加熱調理を制御する誘導加熱調理器に関する。
従来から、鍋などの調理容器を加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器が広く普及している。この誘導加熱調理器は、調理の開始及び終了や火力の上げ下げなど、加熱調理を制御するための機能を備えている。
近年、加熱調理を制御するための機能の数が増加してきている。例えば、調理時間を設定するタイマー機能や、湯沸かしや炊飯などを自動で調理する自動調理機能などの機能が、新たに誘導加熱調理器に設けられてきている。これらの各機能は、トッププレートに設けられたスイッチにそれぞれ割り当てられており、機能の数の増加に伴い、スイッチの数も増加している(例えば、特許文献1の図4参照)。
特開2003−323969号公報
トッププレートに設けられるスイッチの数が増大すると、ユーザは使用したいスイッチをすぐに見つけることが困難になる。また、使用したいスイッチと異なるスイッチを誤って押下してしまう可能性もある。このような誤った操作は、調理性能の低下を招く。このように、スイッチの増加に伴って、操作性が悪化し、また、誤操作により調理性能が低下するという問題があった。このような問題は、特に、多くの機能を必要としない又は十分に使いこなせないユーザにとって、重大である。
本発明は、複数のスイッチを含む誘導加熱調理器において、誘導加熱調理器の機能の一部しか必要としない使用者にとっても使い勝手のいい誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の誘導加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレートと、誘導磁界を発生して、調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、各々所定の機能が割り当てられた複数のスイッチと、誘導加熱調理器の全ての機能が使用可能な通常モードと、一部の機能のみが使用可能な簡易モードとを含む複数のモードの中からいずれかのモードを選択するためのモード選択スイッチと、モード選択スイッチによって選択されたモードに応じて、押下されたスイッチに割り当てられた機能に基づいて、加熱コイルに供給する高周波電流を制御する制御部と、を有し、制御部は、モード選択スイッチによって簡易モードが選択された場合に、所定のスイッチのみを使用可能にし、それ以外のスイッチを使用不能にすることを特徴とする。
上記誘導加熱調理器は、複数のスイッチにそれぞれ光を照射する光源をさらに有し、制御部は、使用可能に設定した所定のスイッチのみを光源により照射させるように、光源を制御してもよい。
簡易モードで使用可能に設定される所定のスイッチは、調理の開始及び終了の指示のためのスイッチと、加熱用の火力調節のためのスイッチとを含んでもよい。
簡易モードで使用可能に設定される所定のスイッチは、調理の開始及び終了の指示のためのスイッチと、加熱用の設定及び揚げ物用の設定への切り換えのためのスイッチと、加熱用の火力調節及び揚げ物用の温度調節のためのスイッチと、を含んでもよい。
本発明の他の誘導加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレートと、誘導磁界を発生して、調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、各々所定の機能が割り当てられた複数のスイッチと、複数のスイッチにそれぞれ光を照射する光源と、複数のスイッチの全てを表示する通常モードと、複数のスイッチのうち、一部のスイッチのみを表示する簡易モードとを含む複数のモードの中からいずれかのモードを選択するためのモード選択スイッチと、モード選択スイッチによって選択されたモードに応じて、押下されたスイッチに割り当てられた機能に基づいて、加熱コイルに供給する高周波電流を制御する制御部と、を有し、制御部は、モード選択スイッチによって簡易モードが選択された場合に、所定のスイッチのみを照射するように光源を制御することを特徴とする。
簡易モードで照射されるスイッチは、調理の開始及び終了を指示するためのスイッチと、加熱用に火力を調節するためのスイッチとを含んでもよい。
簡易モードで照射されるスイッチは、調理の開始及び終了を指示するためのスイッチと、加熱用の設定及び揚げ物用の設定の切り換えを行うためのスイッチと、加熱用の火力調節及び揚げ物用の温度調節を行うためのスイッチと、を含んでもよい。
本発明の誘導加熱調理器は、簡易モードにおいて、一部のスイッチのみを表示又は使用可能にすることで、ユーザの誤操作を防止できる。よって、複数のスイッチを含む誘導加熱調理器において、誘導加熱調理器の機能の一部しか必要としない使用者にとっても使い勝手が良くなるという効果が得られる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
1.誘導加熱調理器の構成
図1に、本発明の実施形態の誘導加熱調理器の構成を示す。本実施形態の誘導加熱調理
器は、ガラスなどの電気絶縁物からなり、光を透過する結晶化セラミック製のトップレート1と、トッププレート1の下方に設けられた加熱コイル2と、加熱コイル2の下方に設けられた制御部6と、を有する。加熱コイル2は、トッププレート1に載置された調理容器3を誘導加熱により加熱する。
本実施形態の誘導加熱調理器は、トッププレート1の一部に設けられた第1の操作部4と、第1の操作部4の下方に設けられた光源5とをさらに有する。第1の操作部4は、複数の静電容量式のスイッチにより構成される。これらのスイッチは、トッププレート1の下面に設けられた電極41と、電極41に対向するトッププレート1の一部分とによって、構成される。電極41は、銅やカーボンなどの導電性物質により形成される。使用者が指で電極41に対向するトッププレート1の上面に触れると、使用者の指とトッププレート1と電極41とによりコンデンサが形成され、電極41の電圧が低下する。これにより、制御部6は、スイッチが押下されたと判断できる。各スイッチには、誘導加熱調理器が有する種々の機能がそれぞれ割り当てられている。
光源5は、第1の操作部4の使用可能なスイッチを照射する。これにより、使用者は使用可能なスイッチ(機能)を視認できる。
制御部6は、導電性の端子などにより、第1の操作部4の各電極41と電気的に接続されている。制御部6は、スイッチに割り当てられた機能に基づいて、加熱コイル2に高周波電流を供給することにより、加熱コイル2の加熱電力量を制御する。具体的には、使用者が調理容器3を加熱するために指で電極41に対向するトッププレート1の上面に触れて、電極41の電圧が所定の電圧以下に低下すると、制御部6はスイッチが押下されたと判断して、スイッチに割り当てられた機能に基づいて加熱コイル2を制御する。
本実施形態の誘導加熱調理器は、本体に出し入れ可能なカンガルーポケット7を前面に有する。カンガルーポケット7には、第2の操作部8が収納される。第2の操作部8は、通常モードと簡易モードとを切り換えるためのモード選択スイッチ9を含む。通常モードとは、誘導加熱調理器が有する全ての機能を使用可能なモードである。簡易モードとは、誘導加熱調理器が有する全ての機能のうち一部の機能しか使用できないように、機能が制限されるモードである。簡易モードは、利用できる機能を一部に制限することにより、使用者(例えば、誘導加熱調理器の操作に不慣れな初心者)の操作性の向上を図ることを目的としたものである。本実施形態において、簡易モードでは、調理(加熱)の開始と終了を指示する機能と、火力の上げ下げを制御する機能のみが使用できるものとする。
制御部6は、モード選択スイッチ9によって簡易モードが選択されたときに、誘導加熱調理器が有するスイッチのうち、簡易モードで不要ないくつかのスイッチを使用できないように設定し、通常モードが選択されたときにすべてのスイッチを使用できるように設定する機能制限部61を有する。スイッチを使用できなくするとは、スイッチが押下されても、そのスイッチに割り当てられた機能に関する動作を行わないようにすることである。
制御部6は、さらに、機能制限部61により使用可能に設定されたスイッチのみを照射するように光源5を制御する。すなわち、通常モードのときは全てのスイッチを照射するように光源5を制御し、簡易モードのときは使用可能なスイッチのみを照射するように光源5を制御する。
モード選択スイッチ9による通常モードと簡易モードとの切り換えは、電源投入前や電源投入後の待機状態、すなわち、調理が行われていないときや、第1の操作部4のスイッチが押下されていないときに受付可能とする。例えば、待機状態のときに、モード選択スイッチによって通常モードと簡易モードとが切り換えられると、機能制限部61は選択されたモードに応じて使用可能なスイッチを変更する。
図2に、トッププレート1の上面図を示す。トッププレート1の上面又は下面には、調理容器3の載置場所を示す、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の加熱部10が印刷により表示されている。加熱コイル2は、加熱部10の下方にそれぞれ配置される。加熱部10の手前側(使用者側)に、表示部11が設けられる。表示部11は、加熱コイル2の出力の大きさ、タイマーの残り時間、及び調理メニューを識別するための記号などを表示する。調理メニューとは、加熱、揚げ物、湯沸かし、及び炊飯に適した設定にするモードのことである。第1の操作部4は、表示部11の手前側(使用者側)に、加熱部10に対応させて設けられる。
第1の操作部4は、複数の静電容量式のスイッチ4a〜4eを含み、各スイッチ4a〜4eには、それぞれ特定の機能が割り当てられている。
例えば、スイッチ4aは、調理の開始及び終了を制御する機能が割り当てられた切/入スイッチである。
スイッチ4bは、「加熱」「揚げ物」「湯沸かし」「炊飯」の調理メニューに適した設定モードに切り換える機能が割り当てられたメニュースイッチである。メニュースイッチ4bを押下することによって、「加熱」「揚げ物」「湯沸かし」「炊飯」の順に調理メニューの設定モードが切り換えられる。「加熱」と「揚げ物」を設定したときは、スイッチ4c及びスイッチ4dによって、火力や温度の設定が可能となる。「湯沸かし」や「炊飯」は、自動で加熱コイル2を制御して調理する機能である。また、メニュースイッチ4bには、第1の操作部4のロックを解除する機能も割り当てられている。
スイッチ4cは、火力や温度を上げる機能が割り当てられた調節スイッチである。スイッチ4dは、火力や温度を下げる機能が割り当てられた調節スイッチである。スイッチ4c及び4dは、調理メニューの「加熱」が選択されているときは、火力の上げ下げを制御するスイッチとなり、調理メニューの「揚げ物」が選択されているときは、温度の上げ下げを調節するスイッチとなる。
スイッチ4eは、加熱時間を設定する機能が割り当てられたタイマースイッチ4eである。
スイッチ4a〜4eに割り当てられた機能を識別する文字や記号は各スイッチに刻印されており、光源5は、その文字や記号を発光させる。具体的には、スイッチ4a〜4eに割り当てられた機能の内容を示す記号や文字は、スイッチ4a〜4eを構成する電極から予め切り抜かれている。例えば、スイッチ4aには、「切/入」の文字が電極から切り抜かれており、スイッチ4bには「メニュー」の文字が切り抜かれている。光源5が下方からスイッチ4a〜4eを照射すると、光源5から放射された光が切り抜かれた記号や文字を通過する。これにより、使用者はスイッチに割り当てられた機能の内容を認識できる。
2. 通常モードと簡易モード
本実施形態の誘導加熱調理器では、通常モードと簡易モードで使用できるスイッチ(機能)が異なる。
図3にモード選択スイッチ9によって通常モードが選択されているときに使用可能なスイッチ(機能)を示す。図3の(a)はロック解除前、(b)はロック解除直後の状態を示している。誘導加熱調理器の電源投入後は、まずロック解除の機能を有するメニュースイッチ4bのみが使用可能な状態となり、メニュースイッチ4bのみが光源5により照射される(図3(a)参照)。メニュースイッチ4bが押下されると、ロックが解除され、他のスイッチが使用可能な状態となる(図3(b)参照)。
ロックが解除された後の通常モードでは、図3(b)に示すように、全ての機能が使用可能となる。すなわち、スイッチ4a〜4eの全てが使用可能となる。また、メニュースイッチ4bによって選択可能な調理メニューのモードは「加熱」「揚げ物」「湯沸かし」及び「炊飯」の全種類である。
図4にモード選択スイッチ9によって簡易モードが選択されているときに使用可能なスイッチ(機能)を示す。図4の(a)はロック解除前、(b)はロック解除直後の状態を示している。簡易モードにおいても通常モードと同様に、誘導加熱調理器の電源投入後は、まずロック解除の機能を有するメニュースイッチ4bのみが使用可能な状態となり、メニュースイッチ4bのみが光源5により照射される(図4(a)参照)。メニュースイッチ4bが押下されると、ロックが解除され、他のスイッチが使用可能な状態となる(図4(b)参照)。
ロックが解除された後の簡易モードでは、図4(b)に示すように、調理の開始及び終了を指示する機能を有する切/入スイッチ4aと、火力を調節する機能を有する調節スイッチ4c及び4dのみが使用可能である。また、メニュースイッチ4bは使用不可能となり、調理メニューは、常に「加熱」のモードに設定される。これらのスイッチの使用可否の制御は、機能制限部61により行われる。
3. 誘導加熱調理器の動作
図5に、本実施形態の誘導加熱調理器の制御部6の動作を示す。図5は、電源が投入された直後の動作を示している。電源が投入された直後、制御部6はメニュースイッチ4bのみを使用可能にし、且つメニュースイッチ4bのみを照射するように光源5を制御する(S501)。制御部6は、メニュースイッチ4bが押下されたか否かを判断する(S502)。メニュースイッチ4bが押下されると、ロックを解除する。制御部6は、モード選択スイッチ9が簡易モードを選択しているか否かを判断する(S503)。
簡易モードが選択されていると(S503でYes)、機能制限部61は簡易モードで使用可能なスイッチを設定する(S504)。ここで、使用可能なスイッチとは、図4(b)に示すように、調理の開始及び終了の機能が割り当てられた切/入スイッチ4aと、と、火力調節機能が割り当てられた調節スイッチ4c及び3dである。それ以外の機能を有するタイマースイッチ4eと、メニュースイッチ4bは使用不可能に設定される。簡易モードにおいては、調理メニューのモードを「加熱」に限定する。制御部6は、さらに、機能制限部61によって使用可能に設定されたスイッチのみを照射し、使用不可能に設定されたスイッチを照射しないように光源5を制御する(S505)。
通常モードが選択されていると(S503でNo)、機能制限部61は、誘導加熱調理器が有する全てのスイッチ4a〜4eを使用可能に設定する(S506)。制御部6は、全てのスイッチ4a〜4eを照射するように光源5を制御する(S507)。
以上のように、本実施形態の誘導加熱調理器は、モード選択スイッチ9が選択しているモードに応じて、表示するスイッチの数を切り換えている。特に、簡易モードにおいては、光源5によって簡易モードで使用可能なスイッチのみを照射しているため、視認できるスイッチの数が制限される。よって、使用者は、使用したいスイッチをすぐに見つけることができ、操作性が向上する。また、誤って使用目的と異なるスイッチを押下することもなくなるため、調理性能が向上する。
さらに、本実施形態の誘導加熱調理器は、モード選択スイッチ9が選択しているモードに応じて、全てのスイッチ(機能)を使用可能にするか、一部のスイッチ(機能)のみを使用可能にするかを切り換えているよって、使用者の指が表示されていないスイッチに触れた場合であっても、誤動作することはない。
本実施形態によれば、簡易モードでは、使用可能なスイッチが切/入スイッチ4aと火力の調節スイッチ4c及び4dのみに設定され、調理メニューの設定モードが「加熱」モードに限定される。よって、誘導加熱調理器を加熱モードでしか使用しない使用者は、モード選択スイッチ9を押下することによって、通常モードから簡易モードに切り換えるだけで、簡単に火力の設定を行って加熱調理を行うことができる。これにより、揚げ物、湯沸かし、及び炊飯の調理メニューの選択機能や、タイマー機能を必要としないユーザにとっても使い勝手がよくなる。
さらに、通常モードと簡易モードのいずれにおいても、電源投入直後はメニュースイッチ4bによるロック解除を行ってから、スイッチ操作を可能にしている。このように、簡易モードにおいて、スイッチが使用可能になるまでの操作順序を、通常モードにおいてスイッチが使用可能になるまでの操作順序と一致させることによって、簡易モードにおいても、通常モードのときと同じような操作感覚でスイッチを操作することができる。
4. 変形例
なお、本実施形態における簡易モードでは、一部のスイッチのみを使用可能とし(S504)、使用可能なスイッチのみを照射するようにした(S505)が、必ずしもこのように制御する必要はない。簡易モードにおいても全てのスイッチを使用可能な状態にしておき、簡易モードの機能に対応しない特定のスイッチの表示のみを消すようにしても良い。例えば、全てのスイッチの機能を有効にしたまま、切/入スイッチ4aと調節スイッチ4c及び4dを表示して、メニュースイッチ4bとタイマースイッチ4eとを表示しないようにするだけであっても良い。この場合であっても、本実施形態と同様に、使用者による誤操作の防止の効果が得られる。
また、本実施形態においては、使用可能なスイッチと使用不可能なスイッチとを、光源5により照射するか否かによって切り換えたが、使用可能なスイッチと使用不可能なスイッチを光源5の発光色によって区別しても良いし、輝度を変えることで区別しても良い。
なお、本実施形態の簡易モードでは、使用可能なスイッチを切/入スイッチ4aと調節スイッチ4c及び4dに限定し、調理メニューのモードを「加熱」に限定したが、簡易モードのときに使用可能なスイッチの種類は本実施形態に限定しない。例えば、簡易モードで、メニュースイッチ4bを使用可能にしても良い。この場合における使用可能なスイッチと表示部11の表示を図6に示す。
図6(a)は電源投入直後のロック解除前の状態を示し、図6(b)はロック解除直後の状態を示している。図6(a)のように、電源投入直後は、メニュースイッチ4bのみが使用可能な状態となり、メニュースイッチ4bのみが照射されている。メニュースイッチ4bが押下されると、ロックが解除される。ロックが解除された後、図6(b)に示すように、切/入スイッチ4a、メニュースイッチ4b、調節スイッチ4c及び4dが使用可能なスイッチとなる。
なお、図6(b)に示すように、簡易モードにおいて、メニュースイッチ4bによって選択できる調理メニューの選択可能なモードを「加熱」と「揚げ物」に限定しても良い。この場合、メニュースイッチ4bが押下されると、「加熱」と「揚げ物」が交互に切り替わる。「湯沸かし」と「炊飯」には切り替わらない。
なお、一旦ロックが解除された後の待機状態において、モード選択スイッチ9が押下されると、図3(b)のスイッチ4a〜4e及び表示部11の表示と図4(b)のスイッチ4a、4c、4d及び表示部11の表示とが、交互に切り換わる。
なお、本実施形態においては、スイッチ4a〜4eを構成する電極41は、トッププレート1の下面に設けたが、これらの電極41はトッププレート1の上面に設けても良いし、トッププレート1の両面に設けても良い。
なお、本実施形態においては、スイッチ4a〜4eを構成する電極41を切り抜くことにより、スイッチに割り当てられている機能を識別する文字や記号を表したが、電極41を切り抜かずに、文字や記号をスイッチ4a〜4eに対向するトッププレート1の上面又は下面に印刷しても良い。この場合、光源5は、印刷された文字や記号を識別できるように、スイッチの外縁周辺を照射しても良い。
なお、本実施形態においては、通常モードと簡易モードの2つのモードを備えたが、モードの数は2つに限定せず、3つ以上のモードを備えても良い。
本発明の誘導加熱調理器によれば、多くの機能を搭載する誘導加熱調理器において、それらの機能の一部しか必要としない使用者にとっても使い勝手がよくなるという効果を有し、一般家庭などで使用される誘導加熱調理器に有用である。
本発明の実施形態の誘導加熱調理器の構成図 本発明の実施形態の誘導加熱調理器のトッププレートを示す上面図 通常モードにおいて使用可能な機能を示す図であって、(a)はロック解除前、(b)はロック解除直後を示す図 簡易モードにおいて使用可能な機能を示す図であって、(a)はロック解除前、(b)はロック解除直後を示す図 本発明の実施形態の誘導加熱調理器の電源投入直後の動作を示す図 簡易モードにおいて使用可能な機能の他の例を示す図であって、(a)はロック解除前、(b)はロック解除直後を示す図
符号の説明
1 トッププレート
2 加熱コイル
3 調理容器
4 第1の操作部
4a〜4e スイッチ
5 光源
6 制御部
7 カンガルーポケット
8 第2の操作部
9 モード選択スイッチ
10 加熱部
11 表示部
41 電極
61 機能制限部

Claims (7)

  1. 調理容器を載置するトッププレートと、
    誘導磁界を発生して、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、
    各々所定の機能が割り当てられた複数のスイッチと、
    誘導加熱調理器の全ての機能が使用可能な通常モードと、一部の機能のみが使用可能な簡易モードとを含む複数のモードの中からいずれかのモードを選択するためのモード選択スイッチと、
    前記モード選択スイッチによって選択されたモードに応じて、押下されたスイッチに割り当てられた機能に基づいて、前記加熱コイルに供給する高周波電流を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記モード選択スイッチによって簡易モードが選択された場合に、所定のスイッチのみを使用可能にし、それ以外のスイッチを使用不能にすることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記複数のスイッチにそれぞれ光を照射する光源をさらに有し、
    前記制御部は、使用可能に設定した所定のスイッチのみを前記光源により照射させるように、前記光源を制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記簡易モードで使用可能に設定される所定のスイッチは、調理の開始及び終了の指示のためのスイッチと、加熱用の火力調節のためのスイッチとを含むことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記簡易モードで使用可能に設定される所定のスイッチは、調理の開始及び終了の指示のためのスイッチと、加熱用の設定及び揚げ物用の設定への切り換えのためのスイッチと、加熱用の火力調節及び揚げ物用の温度調節のためのスイッチと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  5. 調理容器を載置するトッププレートと、
    誘導磁界を発生して、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、
    各々所定の機能が割り当てられた複数のスイッチと、
    前記複数のスイッチにそれぞれ光を照射する光源と、
    前記複数のスイッチの全てを表示する通常モードと、前記複数のスイッチのうち、一部のスイッチのみを表示する簡易モードとを含む複数のモードの中からいずれかのモードを選択するためのモード選択スイッチと、
    前記モード選択スイッチによって選択されたモードに応じて、押下されたスイッチに割り当てられた機能に基づいて、前記加熱コイルに供給する高周波電流を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記モード選択スイッチによって簡易モードが選択された場合に、所定のスイッチのみを照射するように前記光源を制御することを特徴とする誘導加熱調理器。
  6. 前記簡易モードで照射されるスイッチは、調理の開始及び終了を指示するためのスイッチと、加熱用に火力を調節するためのスイッチとを含む、ことを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記簡易モードで照射されるスイッチは、調理の開始及び終了を指示するためのスイッチと、加熱用の設定及び揚げ物用の設定の切り換えを行うためのスイッチと、加熱用の火力調節及び揚げ物用の温度調節を行うためのスイッチと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器。
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