JP2009079831A - グリル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉やグリル用受皿を備えた可動側スライドレール28を引退位置にまでスライドさせてその引退位置に保持させることを長期にわたって良好に行うことが可能となるグリル装置を提供する。
【解決手段】可動側スライドレールが突出位置から引退位置よりも設定距離手前の作用位置に移動するに伴ってレール側係合部37に係合し、レール側係合部37と係合したときにはスプリング38の付勢力にて奥側に向けて移動するように支持され、可動側スライドレールが引退位置から突出位置に向かって移動して、作用位置に移動するに伴ってレール側係合部37と離脱し、スプリング38の付勢力に抗して作用位置に位置する前記引き込み側係合部39が、グリル庫24の外部側に配設され、前記引き込み側係合部と前記レール側係合部とがグリル庫の側壁に形成した挿通孔を通して係合するように構成され、スプリング38が、グリル庫24の外部に配設されている。
【選択図】図10

Description

本発明は、グリル庫の前面開口に対する扉及びグリル用受皿を備える状態で前記グリル庫の内部に配置される可動側スライドレールが、前記グリル庫の内部に固定状態で支持された固定側スライドレールによりグリル庫奥行き方向に移動自在に支持されて、前記扉にて前記前面開口を閉じる引退位置と前記扉及び前記グリル用受皿を前記グリル庫の前方側に突出させる突出位置とに位置変更自在に構成されたグリル装置に関する。
上記グリル装置は、扉及びグリル用受皿を備える前記可動側スライドレールが前記固定側スライドレールによりグリル庫奥行き方向に移動自在に支持される構成とすることで、前記引退位置と前記突出位置とにわたり軽い操作力で軽快に可動側スライドレールを移動操作させることができるようにしたものであるが、この種のグリル装置では、従来、前記可動側スライドレールを前記引退位置にまでスライドさせたときに、前記固定側スライドレール側に設けられた板ばね式の保持部により可動側スライドレールの引退位置側の先端部を弾性的に保持して位置保持するように構成したものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−261280号公報
しかし、上記従来構成では、使用者が被加熱物の加熱調理を行う際に、前記可動側スライドレールを前記突出位置から前記引退位置に向けてスライド操作させる場合に、使用者の操作の仕方によっては可動側スライドレールを前記引退位置に適切に移動操作できない場合がある。
説明を加えると、上述したように可動側スライドレールの移動操作を軽い操作力で軽快に行えることから、前記可動側スライドレールを前記突出位置から前記引退位置に向けてスライド操作させる場合、可動側スライドレールが引退位置に近付いたときに停止してしまうことにより引退位置に確実に操作されないトラブルが発生するおそれがある。
このように可動側スライドレールが確実に引退位置にまで移動していない状態でそれ以上の操作を停止してしまうと、扉とグリルの前面開口との間に不測に隙間が生じて加熱調理を行うときにその隙間から高温の蒸気が吹きだす等の不利がある。
本発明の目的は、可動側スライドレールを引退位置にまで的確に移動操作させ且つその引退位置に保持させることが可能なものでありながら、しかも、そのような引退位置への移動並びに引退位置における位置保持を長期にわたって良好に行うことが可能となるグリル装置を提供する点にある。
本発明に係るグリル装置は、グリル庫の前面開口に対する扉及びグリル用受皿を備える状態で前記グリル庫の内部に配置される可動側スライドレールが、前記グリル庫の内部に固定状態で支持された固定側スライドレールによりグリル庫奥行き方向に移動自在に支持されて、前記扉にて前記前面開口を閉じる引退位置と前記扉及び前記グリル用受皿を前記グリル庫の前方側に突出させる突出位置とに位置変更自在に構成されたものであって、その第1特徴構成は、グリル庫奥行き方向に移動自在でかつスプリングにより奥側に向けて弾性付勢された引き込み用係合部が、前記可動側スライドレールに備えさせたレール側係合部に対して、前記可動側スライドレールが前記突出位置から前記引退位置に向かって移動して、その引退位置よりも設定距離手前の作用位置に移動するに伴って係合し、かつ、前記可動側スライドレールが前記引退位置から前記突出位置に向かって移動して、前記作用位置に移動するに伴って離脱する状態で、且つ、前記レール側係合部と離脱したときには前記スプリングの付勢力に抗して前記作用位置に位置しかつ前記レール側係合部と係合したときには前記スプリングの付勢力にて奥側に向けて移動するように支持された状態で設けられ、前記グリル庫の外部側に配設した前記引き込み側係合部と前記レール側係合部とが、前記グリル庫の側壁に形成した挿通孔を通して係合するように構成され、前記スプリングが、前記グリル庫の外部に配設されている点にある。
第1特徴構成によれば、前記可動側スライドレールが前記突出位置から前記引退位置に向かって移動して、その引退位置よりも設定距離手前の作用位置に移動するに伴って、前記可動側スライドレールに備えさせたレール側係合部に対して引き込み用係合部が係合する。そして、その引き込み用係合部はスプリングの付勢力にて奥側に向けて移動するように支持されているから、引き込み用係合部がレール側係合部に係合することで可動側スライドレールがスプリングの付勢力により引退位置にまで引き込まれる。
又、前記可動側スライドレールが前記引退位置から前記突出位置に向かって移動して、前記作用位置に移動するに伴って前記引き込み用係合部はレール側係合部と離脱するから、前記可動側スライドレールは突出位置まで引き出すことができ、前記引き込み用係合部は前記スプリングの付勢力に抗して前記作用位置に位置することになる。
つまり、前記可動側スライドレールがスプリングの付勢力により引き込み用係合部と一体的に前記作用位置から前記引退位置側に引き込まれることになる。又、前記引退位置に引き込まれた後もスプリングによる付勢力は維持されるので、可動側スライドレールは引退位置に位置保持される状態になる。
ところで、グリル庫には調理用の加熱手段が備えられており、グリル庫内はこの加熱手段による調理用の加熱操作によって例えば200〜300℃程度の高温になるものであるが、スプリングは、このように雰囲気温度が300℃近い高温になる状態と加熱が行われない低温状態(常温)とが繰り返し発生すると、いわゆる焼き戻し状態となって比較的短時間の使用にて特性が劣化してしまい弾性付勢力が減衰して充分な引き込み保持作用を発揮できない状態になってしまうことがある。
そこで、第1特徴構成では、グリル庫の外部側に配設した引き込み側係合部とレール側係合部とがグリル庫の側壁に形成した挿通孔を通して係合するように構成され、前記スプリングがグリル庫の外部に配設される構成であることから、スプリングが設けられる場所はグリル庫の内部に比べて低い温度になっている。その結果、スプリングの雰囲気温度が低くなって比較的短時間の使用にて特性が劣化して早期に付勢力が減衰する等、耐久性が低くなるおそれは少なく、長期間にわたって良好な引き込み保持作用を発揮させることができるのである。
従って、第1特徴構成によれば、操作の煩わしさの少ない状態で、扉やグリル用受皿を備えた可動側スライドレールを引退位置にまで移動させ且つその引退位置に保持させることが可能なものでありながら、しかも、そのようなスライド移動並びに位置保持を長期にわたって良好に行うことが可能となるグリル装置を提供できるに至った。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記固定側スライドレールが前記グリル庫の側壁に沿う状態で且つその長手方向が前記グリル奥行方向に沿う状態で備えられ、前記可動側スライドレールが前記固定側スライドレールに対してグリル庫横幅方向内方側に位置して並ぶ状態で備えられ、前記可動側スライドレールのグリル庫横幅方向内方側及び上方側を覆う板状のレールカバーが前記可動側スライドレールに一体的に取り付けられ、前記レールカバーに前記レール側係合部が一体形成されている点にある。
第2特徴構成によれば、前記固定側スライドレールに対してグリル庫横幅方向内方側に位置して並ぶ状態で可動側スライドレールが備えられ、可動側スライドレールのグリル庫横幅方向内方側及び上方側を覆う板状のレールカバーが可動側スライドレールに一体的に取り付けられている。つまり、可動側スライドレールが引退位置に引き込まれると、可動側スライドレールのグリル庫横幅方向内方側及び上方側がレールカバーによって覆われるので、可動側スライドレールに備えられるグリル用受皿の上部に支持される被加熱物からの油や肉汁等が直接に可動側スライドレールに降りかかることを防止して、短期間の使用でスライド移動が阻害されるおそれが少ないものになる。
そして、前記レバーカバーには、可動側スライドレールが前記作用位置に移動するに伴って前記引き込み用係合部に係合するレール側係合部が一体形成されているから、可動側スライドレールに油等が降りかかるのを防止するためのレールカバーの構成を有効利用して、特別な部材を設ける等の構成の複雑化を招くことなく前記レール側係合部を構成できる。
従って、第2特徴構成によれば、特別な部材を設ける等の構成の複雑化を招くことなく、扉やグリル用受皿を備えた可動側スライドレールを引退位置にまでスライドさせてその引退位置に保持させることができるものとなった。
本発明の第3特徴構成は、第2特徴構成に加えて、前記固定側スライドレールが、前記グリル庫の側壁との間に間隔をあける状態で間隔保持部材を介して前記グリル庫に固定状態で装着され、前記可動側スライドレールに取り付けられた前記レールカバーが、前記固定側スライドレールと前記グリル庫の側壁との間に形成された間隔に入り込むように折り曲げ形成され、且つ、その折り曲げ形成された箇所に前記レール側係合部としてのカム溝が一体形成され、前記引き込み用係合部としての係合ピンが、前記グリル庫の側壁に形成された前記挿通孔を通してグリル庫内方側に突出させる状態で設けられ、前記スプリングが、前記グリル庫の側壁における前記固定側スライドレールが装着される箇所の外面側に設けられている点にある。
第3特徴構成によれば、前記可動側スライドレールに取り付けられた前記レールカバーが、前記固定側スライドレールと前記グリル庫の側壁との間に形成された間隔に入り込むように折り曲げ形成され、且つ、その折り曲げ形成された箇所に前記レール側係合部としてのカム溝が一体形成されており、しかも、前記引き込み用係合部としての係合ピンが、前記グリル庫の側壁に形成された前記挿通孔を通してグリル庫内方側に突出させる状態で設けられ、前記スプリングが、前記グリル庫の側壁における前記固定側スライドレールが装着される箇所の外面側に設けられているから、前記可動側スライドレール、前記固定側スライドレール、前記レール側係合部、前記係合ピン、及び、前記スプリングの夫々が、ほぼグリル庫横幅方向に沿って並ぶ状態で設けられることになる。
従って、第3特徴構成によれば、扉やグリル用受皿を備えた可動側スライドレールを引退位置にまでスライドさせてその引退位置に保持させることが可能となるための構成を、上下方向の設置スペースを小さくさせた状態で配置させることができる。
本発明の第4特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記グリル庫の前側面に永久磁石又は強磁性体が備えられ、前記扉における前記永久磁石又は強磁性体が対向する位置に、その永久磁石又は強磁性体と互いに吸引する状態で永久磁石又は強磁性体が設けられている点にある。
第4特徴構成によれば、可動側スライドレールが引退位置にスライドすると、グリル庫の前側面に備えられている永久磁石又は強磁性体が、扉におけるそれらに対向する位置に設けられた永久磁石又は強磁性体との間で互いに吸引する状態となって、扉がグリル庫の前面開口を閉じた状態となり、しかも、そのような閉じ状態を適切に維持することができる。
従って、第4特徴構成によれば、扉やグリル用受皿を備えた可動側スライドレールを引退位置にまでスライドさせた状態で、扉とグリル庫の前面開口との間を適切に閉じ状態にしてそれらの間に隙間ができない状態で適切に調理を行うことが可能となる。
本発明の第5特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記スプリングが、前記グリル庫奥行方向における前記前面開口に近い箇所に設けられている点にある。
第5特徴構成によれば、グリル庫奥行方向における前記前面開口に近い箇所においては、前面開口を通して放熱し易いので、グリル庫の内奥側の箇所に比べて温度が低いものとなる。つまり、グリル庫奥行方向における内奥側の箇所に設置する場合に比べてスプリングの周囲温度がそれだけ低いものになる。
従って、第5特徴構成によれば、スプリングの周囲温度が低いものになって、スプリングにより長期間にわたって良好な引き込み保持作用を発揮させることが可能となる。
本発明の第6特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記グリル庫の側壁における前記固定側スライドレールの上方側箇所にグリル内方側に凹入する形態でバーナ配設部が形成され、このバーナ配設部のグリル庫外方側箇所に、前記グリル庫の側壁に形成された開口を通してグリル庫内に向けて火炎を形成する状態で長手方向がグリル奥行方向に沿って延びる調理加熱用のバーナが備えられ、前記スプリングが、前記バーナの燃焼に伴って前記バーナが取り入れる燃焼用空気が流動する箇所に設けられている点にある。
第6特徴構成によれば、調理加熱用のバーナは前記バーナ配設部のグリル庫外方側箇所に設けられ、このバーナが燃焼すると、グリル庫の側壁に形成された開口を通してグリル庫内に向けて火炎が形成される。そして、前記バーナの燃焼に伴って前記バーナが取り入れる燃焼用空気が流動する箇所に前記スプリングが設けられているから、前記バーナの燃焼に伴う燃焼用空気の流動によってスプリングが冷却されることになる。
従って、第6特徴構成によれば、スプリングを適切な場所に配置することで、調理加熱用のバーナの構成を有効利用して、その燃焼作動に伴ってスプリングに対する冷却作用を発揮することにより、スプリングにより長期間にわたって良好な引き込み保持作用を発揮させることが可能となる。
以下、本発明に係るグリル装置の実施形態をグリル付きガスコンロに適用した場合について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、このガスコンロは、3つのコンロバーナ1a,1b,1c、および、加熱手段としてのグリルバーナ2を備えたグリル装置としてのグリル部3からなるビルトインタイプのガスコンロにて構成されている。3つのコンロバーナ1a,1b,1cは標準バーナ1aと、小バーナ1bと、高火力バーナ1cとによって構成されている。そして、グリル部3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成され、トッププレート5にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート5の上部に鍋等を受け止め支持するための五徳6が載置支持されている。また、ガスコンロ前側面には各コンロバーナ1a,1b,1c及びグリルバーナ2の点火及び消火や火力調節を指令する手動操作部Sが設けられている。又、このガスコンロは、マイクロコンピュータを備えて各種の制御を実行するように構成された運転状態を制御する制御手段としての制御部Hが、手動操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、コンロバーナ1a,1b,1cおよびグリルバーナ2を制御するように構成されている。又、ガスコンロ前側面には押し操作式の電源スイッチ9も設けられている。
図2に示すように、3つのコンロバーナ1a,1b,1cの夫々には、点火手段としての点火器7及び着火状態を検出する熱電対8が設けられており、グリルバーナ2は上面バーナ2aと左右一対の下面バーナ2b,2cとを備えた両面バーナにて構成されて、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b,2cの夫々にも点火器7及び熱電対8が夫々備えられている。
前記3つのコンロバーナ1a,1b,1cおよびグリルバーナ2へのガス供給構成について説明すると、元ガス供給路11には元電磁弁12が設けられ、元ガス供給路11から、標準バーナ用分岐路13a、小バーナ用分岐路13b、高火力バーナ用分岐路13c、グリルバーナ用分岐路13dの4系統に分岐しており、標準バーナ用分岐路13a、小バーナ用分岐路13b、高火力バーナ用分岐路13c、及び、グリルバーナ用分岐路13dの夫々には、ステッピングモータの駆動によって燃料ガスの流量を調整して加熱量を調整するための流量制御弁18が備えられている。
そして、グリルバーナ2へのグリルバーナ用分岐路13dは、さらに、上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路とに分岐し、それらの分岐路には夫々、オリフィスof付きの流路15と開閉式電磁弁16を備えたバイパス路17とが設けられている。つまり、前記開閉式電磁弁16を開状態にすることで上面バーナ2a又は左右一対の下面バーナ2b,2cが強火力に調整され、前記開閉式電磁弁16を閉状態にすることで上面バーナ2a又は左右一対の下面バーナ2b,2cが弱火力に調整されることになる。尚、図示はしないが、グリルバーナ用分岐路13dには、元電磁弁12と流量制御弁18の間にガスガバナを設けて、ガス量の安定を図っている。
前記グリル部3は、図3及び図4に示すように、前面部が開口した箱状に形成されたグリル庫24内に、魚などの被調理物を載置させる載置部としての焼き網19、グリル用受皿20を備えて構成されている。そして、グリルバーナ2は、グリル庫24の焼き網19よりも上方側の天井に備えられる上バーナ2aと、上バーナ2aと形態が異なりグリル庫24の下部であってかつ焼き網19よりも下方側に配置される左右一対の下バーナ2b,2cとから構成されている。
前記上バーナ2aは、グリル庫24の天井に沿う平面状の輻射式バーナにて構成され、左右一対の下バーナ2b,2cの夫々は、略円筒形状で且つ長手方向がグリル庫24のグリル奥行方向に沿うようにグリル庫24の横側箇所に配置されたブンゼン式バーナにて構成されている。説明を加えると、グリル庫24の左右の側壁24Aに受け網19よりも下方側に位置する箇所に、グリル奥行方向全幅にわたりグリル庫横幅方向内方側に入り込み凹入する状態でバーナ配設部21が形成され、このバーナ配設部21にグリル庫24横側外方側から入り込み装着される状態で左右一対の下バーナ2b,2cが配設されている。左右一対の下バーナ2b,2cは、バーナ配設部21に形成された火炎形成用の開口21aを通して受け網19上の被加熱物を加熱するように火炎を形成するように構成されている。
前記グリル庫24の後方側には、グリルバーナ2の燃焼排ガスを機外に排気させる排気路22が上方側に延びる状態で配設され、その排気路22にてグリルバーナ2の燃焼排ガスをグリル排気口4に導くように構成されている。ちなみに、グリルバーナ2の二次空気は、グリル庫24の側面部や底面部及び前面部に設けられた空気孔23から取り入れるように構成されている。
そして、焼き網19の下方には、魚などの被調理物からの油などを受け止めるグリル用受皿20が設けられ、グリル用受皿20は、焼き網19を載置した状態で、後述するようなグリル庫24の側壁に設けられたスライドレール式の案内機構A(図4参照)によりグリル庫24の奥行方向に沿ってスライド移動自在に設けられている。また、グリル用受皿20の前面部には、グリル用受皿20をグリル庫24内に収納したときにグリル庫24の前面部を閉塞する扉25が設けられ、使用者は、扉25を開閉させることにより、グリル用受皿20と焼き網19を一体的に、グリル庫24に対してスライド操作することができるようになっている。
次に、扉25、グリル用受皿20及び焼き網19をスライド操作するためのスライドレール式の案内機構Aについて説明する。
このスライドレール式の案内機構Aは、グリル庫24の前面開口に対する扉25及びグリル用受皿20を備え状態で前記グリル庫24の内部に配置される可動側スライドレール28が、前記グリル庫24の内部に固定状態で支持された固定側スライドレール27によりグリル庫奥行き方向に移動自在に支持されて、前記扉25にて前記前面開口24Bを閉じる引退位置と前記扉25及び前記グリル用受皿20を前記グリル庫24の前方側に突出させる突出位置とに位置変更自在に構成されている。
具体的に説明すると、図5に示すように、左右の各固定側スライドレール27と左右の各可動側スライドレール28との間には、夫々、中間スライドレール29が備えられ、この中間スライドレール29には、ボール30をリテーナ31にて回転自在に保持した転がり軸受32が設けられ、固定側スライドレール27との間及び可動側スライドレール28との間の夫々において、転がり軸受32を介して滑らかに相対的にスライド移動自在に設けられている。従って、固定側スライドレール27、可動側スライドレール28、中間スライドレール29、転がり軸受32等により、スライドレール式の案内機構Aが構成されている。因みに、このスライドレール式の案内機構Aにおいては、前記各レール27,28,29は耐熱温度の高い高耐熱性のステンレス材を用いるようにしており、転がり軸受32に使用される潤滑油としては高耐熱性のグリスを用いるようにしている。
図4及び図8に示すように、グリル庫24の左右の側壁24Aにおける下部に、そのグリル庫24内側に間隔保持部材としてのスペーサ部材26を介在させて側壁24Aとの間に所定の間隔を有する状態でグリル庫奥行方向に延びる状態で左右一対の固定側スライドレール27が取り付けられ、そして、この左右一対の固定側スライドレール27夫々のグリル庫横幅方向内方側に並ぶ状態で左右一対の可動側スライドレール28がスライド移動自在に支持される状態で備えられている。
このようなスライドレール式の案内機構Aでは、可動側スライドレール28は、固定側スライドレール27と中間スライドレール29との間でのスライド移動量と、中間スライドレール29と可動側スライドレール28との間でのスライド移動量とを合わせた長いストロークにわたって、転がり軸受32により滑らかにスライド操作可能な構成となっている。又、左右一対の可動側スライドレール28の前部側端部同士が扉支持部33によって連結されており、この扉支持部33に前記扉25が支持され、詳述はしないが、扉25は清掃等のメンテナンス作業が行い易いように扉支持部33に対して取り外し可能なように支持される構成となっている。
図8に示すように、左右一対の可動側スライドレール28には、各可動側スライドレール28のグリル庫横幅方向内方側及び上方側を覆う板状のレールカバー34,35が一体的に取り付けられている。そして、左右のレールカバー34,35の上部面のグリル庫奥行方向の中間部には、上方に向けて突出するように係合片36が折り曲げ形成され、左右両側の係合片36にはその上方に載置されるグリル用受皿20に形成された位置決め用係合孔20aが嵌り合い係合して、左右のレールカバー34,35によりグリル用受皿20をグリル庫横幅方向並びに奥行方向に位置がずれない状態で載置支持することができるようになっている。又、このように左右のレールカバー34,35にて載置支持されるグリル用受皿20の上部に前記受け網19を載置する構成となっており、使用者が例えば扉支持部33を持ってスライド移動させると、扉25、グリル用受皿20、及び、受け網19を備える状態で左右一対の可動スライドレール28が一体的に外方側に突出する状態と、扉25がグリル前面開口24Bを閉じる引退位置とにわたりスライド操作させることができるように構成されている。
又、左右一対のレールカバー34,35のうちの左側に位置するレールカバー34は、図6及び図9に示すように、左側の固定側スライドレール27とグリル庫24の側壁24Aとの間に形成された隙間Lに入り込むように折り曲げ形成され、且つ、その折り曲げ形成された箇所にレール側係合部としてのカム溝37が一体形成されている。
そして、このグリル部3には、可動スライドレール28を突出位置から引退位置側にスライドさせたときに、途中位置までスライドさせると、その後はバネの付勢力によって自動的に引退位置にまで引き込み且つその引退位置で保持させるための引き込み保持装置Bが設けられている。
すなわち、図8に示すように、グリル庫24の左側側壁24Aにおけるグリル庫奥行方向における前面開口24Bに近い箇所であって、しかも、図4に示すように、左側の下バーナ2bの下方側に位置して左側の下バーナ2bの燃焼に伴う燃焼用空気の流動する箇所に、前記スプリング38を備えた引き込み保持装置Bが設けられている。グリル庫24の左側側壁24Aにはグリル庫奥行方向に長い矩形長孔状の挿通孔41が形成されており(図9参照)、この挿通孔41が形成される箇所の側壁24Aの横側外方側の側面に、前記引き込み保持装置Bが備えられている。
図7に示すように、この引き込み保持装置Bは、略矩形箱状のケーシング42の内部に、前記引き込み用係合部としての係合ピン39と、この係合ピン39及びケーシング42に位置固定状態で保持されている固定ピン43とにわたって架設されて係合ピン39をグリル奥行方向に沿って前部側から奥側に向けて引っ張り力にて移動付勢するスプリング38とを備えて構成されている。
そして、前記ケーシング42におけるグリル庫24側の前記挿通孔41に対向する側面には、前記係合ピン39がグリル庫奥行方向に沿って設定距離だけ移動することを許容する長孔状のガイド孔44が形成され、このガイド孔44を通して係合ピン39がグリル庫24内の空間に向けて突出する状態で設けられている。又、前記ガイド孔44における前面開口側の箇所には、係合ピン39がグリル庫奥行方向と交差する方向に移動して前記スプリング38の付勢力に抗してその位置で位置保持することが可能な係止保持部45が形成され、前記ガイド孔44における引退位置側の箇所には、係合ピン39がグリル庫奥行方向と交差する方向に移動することを許容する退避保持部46が形成されている。
又、引き込み保持装置Bには、長手方向の一方向に片持ち状に外方突出する係合ピン39に対してカム溝37が係合しても拗れが生じることなく円滑な移動を行えるように、ケーシング42の横幅方向両側の内面に摺接しながら案内する左右一対の円板状の摺動案内板47が備えられ、前記ガイド孔44のグリル庫奥行方向の引退位置側に対応する位置には、前記係合ピン39が前記退避保持部46に位置しているときに、その係合ピン39をグリル庫奥行方向と交差する方向であってガイド孔44に対応する位置に向かう方向に移動付勢する板バネ48が備えられ、この板バネ48は円板状に形成される一対の摺動案内板47の外周面に接当作用する状態で設けられている。
図6、図8及び図9に示すように、左側の可動側スライドレール28のグリル庫横幅方向内方側及び上方側を覆うように左側の可動側スライドレール28に取り付けられた板状のレールカバー34が、引退位置にある状態でグリル庫奥行方向の前面開口24Bに近い箇所に位置し、且つ、断面が略コ字状になる状態で固定側スライドレール27とグリル庫24の側壁との間に形成された間隔に入り込むように折り曲げ形成された折り曲げ形成部34Aに前記カム溝37が一体形成されている。
このカム溝37には、可動側スライドレール28が外方側に引き出された位置から前記引退位置側に向けて移動操作させるに伴って、前記係止保持部45に係止保持されている状態の係合ピン39に係合作用して係合ピン39を前記ガイド孔44に向けて案内移動させる引き込み用の案内カム面50が形成され、この引き込み用の案内カム面50の奥側に連なるように、前記ガイド孔44に向けて案内移動されてスプリング38の付勢力にて引退位置側に移動付勢される係合ピン39が前記付勢力に抗して係合する係合作用部51が形成されている。
又、前記カム溝37には、前記退避保持部46に保持されている状態の係合ピン39に係合作用して、その係合ピン39を板バネ48の付勢方向と反対方向つまりガイド孔44に対応する位置から離れる方向に案内移動させる再係合用の案内カム面52が前記係合作用部51に連なる状態で形成されている。
従って、この実施形態においては、グリル庫奥行き方向に移動自在でかつスプリング38により奥側に向けて弾性付勢された引き込み用係合部としての係合ピン39が、前記可動側スライドレール28に備えさせたレール側係合部としてのカム溝37に対して、前記可動側スライドレール28が前記突出位置から前記引退位置に向かって移動して、その引退位置よりも設定距離手前の作用位置に移動するに伴って係合し、かつ、前記可動側スライドレール28が前記引退位置から前記突出位置に向かって移動して、前記作用位置に移動するに伴って離脱する状態で、且つ、前記レール側係合部(カム溝37)と離脱したときにはスプリング38の付勢力に抗して前記作用位置に位置しかつ前記レール側係合部(カム溝37)と係合したときにはスプリング38の付勢力にて奥側に向けて移動するように支持された状態で設けられ、グリル庫24の外部側に配設した前記引き込み側係合部(係合ピン39)と前記レール側係合部(カム溝37)とが、前記グリル庫24の側壁24Aに形成した挿通孔41を通して係合するように構成され、前記スプリング38が、前記グリル庫24の外部に配設されている。
次に、前記引き込み保持装置Bによる可動側スライドレール28の引き込み保持作用について以下に説明する。
図10〜図13は、可動側スライドレール28が外方に引き出されている状態から引退位置に向けてスライド操作するときの引き込み保持装置Bの動作を示している。
可動側スライドレール28が外方に引き出されている状態では、図12及び図13(a)に示すように、前記係合ピン39は前記係止保持部45にて位置保持される状態で待機している)。そして、図13(b)に示すように、可動側スライドレール28が引退位置側にスライドして作用位置にまで移動すると、左側に位置するレールカバー34に形成されたカム溝37における引き込み用の案内カム面50が係合ピン39に係合作用して係合ピン39を係止保持部45からガイド孔44に移動させる。そのとき、係合ピン39はスプリング38の付勢力によってガイド孔44に沿って移動するように移動付勢されるが、そのとき係合ピン39はカム溝37の前記凹入部に入り込み前記係合作用部51に係合することになる。その結果、図10及び図13(c),(d)に示すように、スプリング38の付勢力によって左側のレールカバー34すなわち左側の可動側スライドレール28が引退位置側に向けて移動付勢される。
左右の可動側スライドレール28は上述したように転がり軸受32により軽い操作力でスライド操作可能であるから、係合ピン39が係合作用部51に係合している状態では、左右の可動側スライドレール28は使用者による手動操作が無くても、スプリング38の付勢力によって引退位置にまで引き込まれることになる。しかも、引退位置に引き込まれたのちにもスプリング38による付勢力は係合ピン39に作用しているので、可動側スライドレール28はその引退位置で保持されることになる。従って、係合ピン39は、係合作用部51すなわちカム溝37に対して、可動側スライドレール28を引退位置側に向けて引き込むように一体移動する形態で係合することになる。
前記引退位置にある可動側スライドレール28を外方に引き出すと、図13の手順と逆の手順で係合ピン39が係合案内されることになる。つまり、可動側スライドレール28を外方にスライドさせ、係合ピン39は係合作用部51にて係合してガイド孔44に沿って案内されて係止保持部45に対応する位置にまで移動すると、引き込み用の案内カム面50にて案内されながら係止保持部45に入り込むので、係合ピン39とカム溝37との係合が解除されて可動側スライドレール28はそのまま外方に引き出し可能となる。
このように通常の使用状態では、図13に示す手順とその逆の手順とを交互に繰り返すのであるが、可動側スライドレール28が外方に引き出されているときに、何らかの要因により係止保持部45に保持されていた係合ピン39がガイド孔44を通して移動して退避保持部46に位置している場合には、図14に示すような手順で係合ピン39が係合案内されることになる。
つまり、可動側スライドレール28を引退位置に向けてスライドさせると、板バネ48によりガイド孔44に対応する位置に付勢されている係合ピン39に対して再係合用の案内カム面52が係合作用して、係合ピン39を板バネ48の付勢力に抗して板バネ48の付勢方向と反対方向に移動させて、係合ピン39が再係合用の案内カム面52を乗り越えると、板バネ48の付勢力により係合作用部51に入り込み係合するので引退位置で位置保持されることになる(図14(a),(b)参照)。その後は、通常の使用状態と同じような使用形態(図14(c),(d)参照)となる。
又、前記グリル庫24の前側面に強磁性体が備えられ、前記扉25における強磁性体が対向する位置にその強磁性体と互いに吸引する状態で永久磁石53が設けられている。すなわち、図3に示すように、前記扉25の左右両側の上下方向の下寄りの箇所に、永久磁石53が埋め込み装着されており、グリル庫24の前側面における前記永久磁石53に対向する箇所は永久磁石53に対して吸引作用する強磁性体54にて形成され、可動側スライドレール28を引退位置に向けてスライドさせると、扉25に備えられた永久磁石53がグリル庫24の前側面における強磁性体54に対して吸引作用して、前面開口24を閉じた状態で位置保持される構成となっている。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、前記レールカバーが、前記固定側スライドレールと前記グリル庫の側壁との間に形成された間隔に入り込むように折り曲げ形成され、且つ、その折り曲げ形成された箇所に前記レール側係合部が一体形成される構成としたが、前記レール側係合部は前記間隔に入り込むように折り曲げ形成するものに限らず、レールカバーから固定側スライドレールに対して上下方向に離間する方向に延設する構成等、各種の形態で実施することができる。
(2)上記実施形態では、前記可動側スライドレールを覆うレールカバーに前記レール側係合部が一体形成される構成を例示したが、このような構成に限らず、レールカバーとは別体の部材により前記レール側係合部を形成するものでもよい。
(3)上記実施形態では、前記グリル庫の前側面に強磁性体が備えられ、前記扉に永久磁石が設けられる構成としたが、前記グリル庫の前側面に永久磁石が備えられ、前記扉に強磁性体が設けられる構成としてもよい。又、このようにグリルの前側面及び扉に永久磁石や強磁性体を備えない構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、前記可動側スライドレール側に前記レール側係合部としてのカム溝が備えられ、前記グリル庫側に前記引き込み用係合部としての係合ピンが備えられる構成としたが、このような構成に代えて、前記可動側スライドレール側に前記レール側係合部としての係合ピンが備えられ、前記グリル庫側に前記引き込み用係合部としてのカム溝を備える構成としてもよい。
コンロの全体斜視図 概略構成を示すブロック図 グリル部の縦断側面図 グリル部の縦断正面図 スライド支持機構を示す図 レールカバーを示す図 引き込み保持装置を示す図 スライドレール式の案内機構を示す図 引き込み保持装置の分解斜視図 引き込み保持状態を示す要部の斜視図 引き込み保持状態を示す要部の斜視図 引き込み保持状態を示す要部の斜視図 引き込み保持の作用説明図 引き込み保持の作用説明図
符号の説明
20 グリル用受皿
24 グリル庫
24B 前面開口
25 扉
26 間隔保持部材
27 固定側スライドレール
28 可動スライドレール
34 レールカバー
37 レール側係合部
38 スプリング
39 引き込み用係合部
41 挿通孔
53 永久磁石
54 強磁性体

Claims (6)

  1. グリル庫の前面開口に対する扉及びグリル用受皿を備える状態で前記グリル庫の内部に配置される可動側スライドレールが、前記グリル庫の内部に固定状態で支持された固定側スライドレールによりグリル庫奥行き方向に移動自在に支持されて、前記扉にて前記前面開口を閉じる引退位置と前記扉及び前記グリル用受皿を前記グリル庫の前方側に突出させる突出位置とに位置変更自在に構成されたグリル装置であって、
    グリル庫奥行き方向に移動自在でかつスプリングにより奥側に向けて弾性付勢された引き込み用係合部が、前記可動側スライドレールに備えさせたレール側係合部に対して、前記可動側スライドレールが前記突出位置から前記引退位置に向かって移動して、その引退位置よりも設定距離手前の作用位置に移動するに伴って係合し、かつ、前記可動側スライドレールが前記引退位置から前記突出位置に向かって移動して、前記作用位置に移動するに伴って離脱する状態で、且つ、前記レール側係合部と離脱したときには前記スプリングの付勢力に抗して前記作用位置に位置しかつ前記レール側係合部と係合したときには前記スプリングの付勢力にて奥側に向けて移動するように支持された状態で設けられ、
    前記グリル庫の外部側に配設した前記引き込み側係合部と前記レール側係合部とが、前記グリル庫の側壁に形成した挿通孔を通して係合するように構成され、
    前記スプリングが、前記グリル庫の外部に配設されているグリル装置。
  2. 前記固定側スライドレールが前記グリル庫の側壁に沿う状態で且つその長手方向が前記グリル奥行方向に沿う状態で備えられ、
    前記可動側スライドレールが前記固定側スライドレールに対してグリル庫横幅方向内方側に位置して並ぶ状態で備えられ、
    前記可動側スライドレールのグリル庫横幅方向内方側及び上方側を覆う板状のレールカバーが前記可動側スライドレールに一体的に取り付けられ、
    前記レールカバーに前記レール側係合部が一体形成されている請求項1記載のグリル装置。
  3. 前記固定側スライドレールが、前記グリル庫の側壁との間に間隔をあける状態で間隔保持部材を介して前記グリル庫に固定状態で装着され、
    前記可動側スライドレールに取り付けられた前記レールカバーが、前記固定側スライドレールと前記グリル庫の側壁との間に形成された間隔に入り込むように折り曲げ形成され、且つ、その折り曲げ形成された箇所に前記レール側係合部としてのカム溝が一体形成され、
    前記引き込み用係合部としての係合ピンが、前記グリル庫の側壁に形成された前記挿通孔を通してグリル庫内方側に突出させる状態で設けられ、
    前記スプリングが、前記グリル庫の側壁における前記固定側スライドレールが装着される箇所の外面側に設けられている請求項2記載のグリル装置。
  4. 前記グリル庫の前側面に永久磁石又は強磁性体が備えられ、
    前記扉における前記永久磁石又は強磁性体が対向する位置に、その永久磁石又は強磁性体と互いに吸引する状態で永久磁石又は強磁性体が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のグリル装置。
  5. 前記スプリングが、前記グリル庫奥行方向における前記前面開口に近い箇所に設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリル装置。
  6. 前記グリル庫の側壁における前記固定側スライドレールの上方側箇所にグリル内方側に凹入する形態でバーナ配設部が形成され、
    このバーナ配設部のグリル庫外方側箇所に、前記グリル庫の側壁に形成された開口を通してグリル庫内に向けて火炎を形成する状態で長手方向がグリル奥行方向に沿って延びる調理加熱用のバーナが備えられ、
    前記スプリングが、前記バーナの燃焼に伴って前記バーナが取り入れる燃焼用空気が流動する箇所に設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリル装置。
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