JP2009071610A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像データ処理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像データ処理プログラム、及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009071610A
JP2009071610A JP2007238242A JP2007238242A JP2009071610A JP 2009071610 A JP2009071610 A JP 2009071610A JP 2007238242 A JP2007238242 A JP 2007238242A JP 2007238242 A JP2007238242 A JP 2007238242A JP 2009071610 A JP2009071610 A JP 2009071610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
image processing
processing
data processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007238242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4885814B2 (ja
Inventor
Akira Muragata
明 村形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007238242A priority Critical patent/JP4885814B2/ja
Priority to PCT/JP2008/066623 priority patent/WO2009035122A1/en
Priority to US12/669,962 priority patent/US8422088B2/en
Priority to EP08830591A priority patent/EP2186316A4/en
Publication of JP2009071610A publication Critical patent/JP2009071610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4885814B2 publication Critical patent/JP4885814B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/04Preventing copies being made of an original
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/0084Determining the necessity for prevention
    • H04N1/00843Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/0084Determining the necessity for prevention
    • H04N1/00843Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
    • H04N1/00848Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote by detecting a particular original
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32609Fault detection or counter-measures, e.g. original mis-positioned, shortage of paper
    • H04N1/32625Fault detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32609Fault detection or counter-measures, e.g. original mis-positioned, shortage of paper
    • H04N1/32646Counter-measures
    • H04N1/32651Indicating or reporting
    • H04N1/32657Indicating or reporting locally
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】認識処理が正しく機能するか厳密に確認できるようにする。
【解決手段】スキャナ101から入力された画像データ及び当該画像データの付帯情報を蓄積する一次記憶装置107と、スキャナ101から入力された画像データとプリンタ103への画像データをそれぞれ処理するミドルウェア108,110及びハードウェア109を含むIPU104と、前記IPU104に対して着脱可能であって、スキャナ101から入力された画像データを処理するミドルウェア111を含むオプションボード105とを有し、前記IPU104は、前記入力された画像データを認識する機能と、前記認識する機能の認識結果に基づいて画像処理を行う機能と、画像認識機能を有する前記第2の画像データ処理手段の動作が正常か異常かを判断する機能とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル画像の画像処理技術及び画像処理認識技術に関し、特に、コピー、FAX、プリンタ、スキャナ等の機能を複合したデジタル複合機(MFP)におけるデジタル画像データに対する画像処理装置、この画像処理装置を備えた画像形成装置、画像処理方法、画像データ処理プログラム及び記録媒体に関する。
CCD光電変換素子からなるラインセンサを用いた読み取り装置や、レーザー照射によるトナー書き込み装置の発展により、アナログ複写機からデジタル化された画像データにてコピーを作成するデジタル複写機が登場した。デジタル複写機となってからは、デジタル画像データを扱う他の装置との親和性が高まり、複写機としての機能だけでなく、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能等、いろいろな機能と複合し、単なるデジタル複写機ではなく、デジタル複合機(MFP)と呼ばれるようになった。
一方、HDDドライブ等のメモリ大容量化及び低コスト化、ネットワーク等通信技術の高速化及びこれらの通信技術の普及、CPUの処理能力の向上、デジタル画像データに関連する技術(圧縮技術等)等々、MFPに関連する技術の進化に伴い、MFPに搭載される機能も多種、多様化してきている。また、MFPの使われ方も多種、多様化してきている。これらの多様化したMFPとして、
1)例えばPCの横にペアで設置され、操作者が手軽に複写機・ファクシミリ・プリンタ・スキャナの機能を使用することができる小型MFP、
2)部署や課単位の複数名で共有され、ある程度の生産性やソート・パンチ・ステープル等の機能が使用できる中型のMFP、
3)企業の中で複写関連業務を集中して行う部署、もしくは複写関連業務そのものを生業とする会社では、高生産性・高品位で、多機能な大型のMFP、
等がある。
このように、小型から大型まで多様化してきているMFPでは、各クラスに亘って共有できる機能も存在するが、クラス毎に要求が強い機能も存在する。例えば大型MFPではパンチ、ステープル、紙折り等、プロット後の紙に対する後加工や、複写業務と同時に電子ファイリング化すること等が求められている。小型MFPではインターネットFAX、PC−FAX等の充実や、パーソナル的な使用目的として、専用紙に対する高品位画像印刷等が求められる。
このように多種、多様化してきているMFP市場に対して、従来は各クラスに必要な機能をセットにしたシステムを構築し、販売、提供していた。
ビジネスにおける情報価値の重要性はすでに認知されており、情報を早く・正確、かつ確実に伝えるだけでなく、分かりやすく効果的に伝えることも要求されている。通信技術の高速化及び普及化、メモリの大容量化、低コスト化及び型化、さらにはPCの高性能化に伴い、デジタルデータを利用した情報を効率的に扱う新しい機能が提供されてきており、デジタルデータの一部であるデジタル画像データを扱うMFPにも、新機能の提供や融合が望まれてきている。
このような状況に鑑み、製品も多機能化してきて、多くの要求を操作部で設定することが可能になり、その多くの要求を制御する画像処理制御装置が必要になってきた。従来のハードウェア(ASIC)に比べミドルウェア(DSP:デジタルシグナルプロセッサ)はプログラムやデータを入れ替えることによってさまざまな画像処理を実現可能にする。しかし、画像処理のバリエーションが増えた一方そのDSPを制御する制御装置は煩雑になってしまう。さらに、仕様変更が容易に行えるので画像処理制御は多々発生が予想される仕様変更に対し、早急にかつ確実に対応していかなければならなくなってきた。そのため、現在のMFPは、操作部からのさまざまな要求を満たす画像処理制御だけではなく、柔軟に仕様変更に対応できることが望まれている。
しかし、DSPはASICに比べ高価であるので、変更があまり起こらないような画像処理に対してはASICで画像処理を実現している。このように画像処理を実現するデバイスも用途によって選択、あるいは両立するので、その制御装置が必要になる。
MFP内に搭載されている画像処理は、紙幣認識や特定の地紋を認識して塗りつぶし指定を行う不正コピー検知及び防止技術の要求もある。近年セキュリティー要求も画質要求と同等以上に重要になってきており、MFP内の画像処理デバイスで認識技術として搭載が必須になってきている。 また、特に認識技術の1つである紙幣認識処理は簡単に紙幣等のコピーしてはいけない原稿に対し検知して、検知結果より判読不可能な出力をする上で重要である。不正コピー検知に関しても、紙幣認識同様に不正コピーを検知して判読不可能な出力にするだけではなく、セキュリティーレベルを設けて、特定のユーザにはコピーを許したり、PDF出力時に印刷不可能PDFに設定したり、不正コピーを行ったユーザのトレースを作成するように、ますますその要求が多種多様化している。
そのような認識処理において正しく認識や検知処理がなされないと、その後の検知後の処理が当然行われなくなる。正しく認識や検知処理がなされない理由として1つに認識処理のアルゴリズムの不備による認識失敗と、もう1つは認識処理を行う画像処理デバイスが正しく機能せずに認識できないことが考えられる。
前記認識処理を行う画像処理デバイスが正しく機能せずに認識できないことの対応として、特許文献1には、画像処理デバイスの画像出力によりデバイス異常を検知する方法が記載されている。また、特許文献2には、入力画像データを読み込む画像入力装置あるいは画像データを出力する画像出力装置が異常であるか否かの検知及び報知を一度に容易に行う方法が記載されている。さらに、特許文献3には、ハードウェア監視システムとして、ネットワークに存在する機器のデバイス異常確認する方法が記載されている。
特開2005−27784号公報 特開2005−045673号公報 特開平01−125627号公報
これらの従来技術は、デバイスチェックにかかる作業が多いため、リアルタイムで動作する画像処理デバイスに対して不向きの確認手法といえる。画像処理のみを行う画像処理デバイスでは、一度デバイス異常確認をしてその後使用し続けデバイス異常により異常画像が出力された場合サービスマンを呼んでハードウェア交換を行えばまた使用可能になる。しかし、紙幣認識や不正コピー検知を行う画像処理デバイスは、直接出力する画像に影響がないためデバイス異常により正しく機能しない場合でも使用し続けられてしまうことが考えられる。
そこで、本発明が解決すべき課題は、認識処理が正しく機能するか厳密に確認できるようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、読み取り手段から入力された画像データ及び当該画像データの付帯情報を蓄積する記憶手段と、読み取り手段から入力された画像データと、書き込み手段への画像データをそれぞれ処理する第1の画像データ処理手段と、前記第1の画像データ処理手段に対して着脱可能であって、前記読み取り手段から入力された画像データを処理する第2の画像データ処理手段と、を有し、前記第1の画像データ処理手段は、前記入力された画像データを認識する機能と、前記認識する機能の認識結果に基づいて画像処理を行う機能と、画像認識機能を有する前記第2の画像データ処理手段の動作が正常か異常かを判断する機能と、を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記認識する機能は不正コピーを検知する機能であることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段において、前記認識する機能は紙幣認識を検知する機能であることを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記認識する機能はミドルウェアが備えていることを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かを判断する機能は、画像形成前、画像形成中、画像形成後の各状態において所定期間毎に判断することを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段において、前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かを判断する機能は、前記第2の画像データ処理装置に対し状態を示すレジスタの値を確認することにより判断することを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段において、前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かを判断する機能は、前記第2の画像データ処理装置に対しある特定のアドレスに対し、ライトリード確認して判断することを特徴とする。
第8の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、前記第2の画像データ処理手段に不正コピー検知機能が搭載されているが、選択により当該不正コピー機能による処理を行わない場合には、前記第2の画像データ処理手段に対し正常か異常かを判断する機能は、前記選択に連動して判断を行わないことを特徴とする。
第9の手段は、第8の手段において、前記不正コピー機能による処理を行わないことの選択は、操作部からのユーザ入力により設定されることを特徴とする。
第10の手段は、第1ないし第9のいずれかの手段に係る画像処理装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
第11の手段は、読み取り手段から入力された画像データ及び当該画像データの付帯情報を蓄積する記憶手段と、読み取り手段から入力された画像データと、書き込み手段への画像データをそれぞれ処理する第1の画像データ処理手段と、前記第1の画像データ処理手段に対して着脱可能であって、前記読み取り手段から入力された画像データを処理する第2の画像データ処理手段とを備えた画像処理装置の画像処理方法において、前記第1の画像データ処理手段は、前記入力された画像データを認識する第1のミドルウェアを含み、当該ミドルウェアの認識結果に基づいて画像処理を行うとともに、前記第2の画像データ処理装置に対し、認識機能を有する第2のミドルウェアの状態を示すレジスタの値に基づいて前記第2の画像データ処理手段の動作が正常か異常かを判断することを特徴とする。
第12の手段は、第11の手段において、前記認識は不正コピー検知により行われることを特徴とする。
第13の手段は、第11の手段において、前記認識は紙幣認識検知により行われることを特徴とする。
第14の手段は、第11ないし第13のいずれかの手段において、前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かの判断は、画像形成前、画像形成中、画像形成後の各状態において所定期間毎に行われることを特徴とする。
第15の手段は、第11ないし第14のいずれかの手段おいて、前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かの判断は、前記第2の画像データ処理装置に対しある特定のアドレスに対するライトリード確認により行われることを特徴とする。
第16の手段は、第11ないし第13のいずれかの手段において、前記第2の画像データ処理手段について選択により当該不正コピー機能による処理を行わない場合には、前記選択に連動して前記第2の画像データ処理手段に対し正常か異常かを判断しないことを特徴とする。
第17の手段は、第16の手段において、前記選択が操作部からのユーザ入力により設定されることを特徴とする。
第18の手段は、読み取り手段から入力された画像データ及び当該画像データの付帯情報を蓄積し、読み取り手段から入力された画像データと、書き込み手段への画像データをそれぞれ処理する第1の画像データ処理と、前記第1の画像データ処理に対して付加及び除去可能であって、前記読み取り手段から入力された画像データを処理する第2の画像データ処理とをコンピュータで実行する画像データ処理プログラムにおいて、前記第1の画像データ処理は、前記入力された画像データを認識する手順と、その認識する手順で得られた結果に基づいて画像処理を行う手順と、前記第2の画像データ処理に対し状態を示すレジスタの値に基づいてその動作が正常か異常かを判断する手順と、を含んでいることを特徴とする。
第19の手段は、第18の手段において、前記第2の画像データ処理手段の動作が正常か異常かを判断する手順では、認識機能を有するミドルウェアの異常判断に基づいて前記動作が正常か異常かの判断が行われることを特徴とする。
第20の手段は、第18又は第19の手段に係る画像データ処理プログラムがコンピュータによって読み取られ実行可能に記録媒体に記録されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の画像データ処理手段が入力された画像データを認識する機能と、画像認識機能を有する第2の画像データ処理手段の動作が正常か異常かを判断する機能とを備えているので、認識処理が正しく機能するか厳密に確認することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るIPU(Image Processor Unit)の例を示すブロック図である。IPU104は一次記憶装置制御装置106、一次記憶装置107、ミドルウェア(紙幣認識部)108、及びハードウェア(スキャナ画像補正部)109からなる。一次記憶装置制御装置106には、スキャナCCD101及びコンタクトイメージセンサCIS102によって原稿の両面を読み取った画像データが入力され、一次記憶装置107に対して画像データの書き込み及び読み出し、圧縮及び伸長などの制御を行う。図1に示したIPU104では、読取装置がスキャナCCD101とコンタクトイメージセンサCIS102の2つある両面同時読み取りにも対応した構成になっているが、スキャナCCD101だけのIPUでも対応可能である。
また、画像処理デバイスに、スキャナ画像補正を行うためのハードウェア(ASIC)109と、紙幣認識を行うためのミドルウェア(DSP)108と、プリンタ出力画像補正のためのミドルウェア(DSP)110を用いている。また、不正コピーに関しては機能を望むユーザと望まないユーザがいるため、装着/脱着可能なオプションボード105として不正コピー検知を行うためのミドルウェア(DSP)111を搭載したMFPシステムのIPU104の例である。なお、実施例において本発明である画像制御装置の制御対象は、このハードウェア(ASIC)109と、ミドルウェア108,110,111のみとなり、一次記憶装置制御装置106、一次記憶装置107への画像の保存、画像データの画像処理デバイス(ミドルウェア108,110,111、ハードウェア109)への入出力のタイミングを管理するのはMFPシステム内に組み込まれている他の画像処理制御装置になる。
画像制御装置は、ハードウェア109と、ミドルウェア108,110,111へ画像データを送り画像処理が開始される前までに最適な画像処理が画像処理デバイス108,109,110,111内で行えるように画像処理パラメータを設定する。図1の実線は画像データの流れを示し、点線は検知結果の割り込み信号の流れを示している。特に実施例の不正コピー検知では不正コピーと検知した場合、画像を判読不可能な画像に塗りつぶす機能のみを用いている。紙幣認識の結果と不正コピー検知の結果による判読不可能な画像に塗りつぶす処理は、ハードウェア109に割り込み信号がつながっているためハードウェア109で行うことになる。
図2は図1のIPU104における画像データの流れを示す図である。本実施形態におけるMFPシステムでは使用可能なアプリケーションとして、コピー、スキャナ、FAX、プリントの4種類があり、それぞれの画像データの流れを示す。それぞれのアプリケーションと用いる画像データパスの関係を図3にまとめて示す。なお、図2の丸付き数字と図3のかっこ付き数字が対応している。
図2及び図3に示すように、コピーは、片面印刷の場合、スキャナCCD101から一次記憶制御装置106を経由して画像処理デバイスであるミドルウェア108で紙幣認識処理が、ハードウェア109でスキャナ入力の画像に対する補正処理がそれぞれ行われ、処理されたデータがコントローラ201に送られる(1)。その後コントローラ201から再びIPU104に画像データが送られ、画像処理デバイスであるミドルウェア110でプリンタ出力の画像に対する補正処理を行い、プリンタ103へ画像データが送られ、印字出力される(3)。
両面同時読み取りの場合は、前述したコピーの片面印刷の画像処理パスに裏面用の画像データパス(2)が加わる。ミドルウェア108とハードウェア109は1つしかないため一度にスキャナCCD101から入力された画像とコンタクトイメージセンサCIS102から入力された画像を同時に処理でない。そのためコンタクトイメージセンサ102から入力された画像は一次記憶制御装置106を用いて一次記憶装置107にスキャナCCD101入力の画像がハードウェア109で画像処理が完了するまでの時間一次保存され、完了後再び一次記憶制御装置106を経由してミドルウェア108で紙幣認識処理とハードウェア109でスキャナ入力の画像に対する補正処理を行ってコントローラ201に送られる。
図4にダウンロード構成を示す。図から分かるように、コントローラ201からプリンタ103までの画像処理パスは、先にスキャナCCD101から入力された画像データを先に送りミドルウェア110でプリンタ出力の画像に対する補正処理を行い、プリンタ103へ画像データが送り、その後、コンタクトイメージセンサCIS102入力の画像データに対し同様の処理を行い、両面に対し印刷された画像を出力する。
なお、コントローラ201以外の各部はエンジンと称され、コントローラ201はコントローラ201に設けられたCPUによって制御され、エンジンはエンジンに設けられたCPUによって制御される。画像処理制御装置502及び画像処理制御装置502を呼び出す上位の制御装置501はエンジンのCPUの機能である。いずれもソフトウェアによって構成されている。すなわち、画像処理装置502は、制御ソフトウェアであり、エンジンのCPU内で処理が実行され、CPUからアクセスできるメモリ内にハードウェア109とミドルウェア108,110,111用のデータを保持し、それらのデータを参照することによりダウンロードするデータを特定する。なお、ここで上位の制御装置501と称しているのは、エンジン内では明確に呼び出し元と呼び出し先が決まっており、制御装置501から画像処理制御装置502を呼び出すことはあっても、画像処理制御装置502から上位に制御装置501を呼び出すことはないので、ここでは、上位の制御装置501と称している。
スキャナ、FAX(送信)は、基本的にコピーの片面印刷の(1)、両面印刷の(1)(2)の画像データパスになり、ミドルウェア108とハードウェア109で画像処理された画像データはコントローラ201へ送られ、ローカルエリアネットワークLAN等のネットワークで接続されたクライアントPCやプリンタへ送信される。プリンタ、FAX(受信)は、片面、両面印刷の区別なく(3)のコントローラ201からミドルウェア110でプリンタ出力の画像に対する補正処理を行いプリンタ103へ画像データが送られ紙出力される。
一次記憶制御装置106から画像データがミドルウェア108とハードウェア109に送られるが、同等の画像データがオプションボード105のミドルウェア111に送られる。そのため、スキャナCCD101入力時には(4)の画像データパスが追加され、コンタクトイメージセンサCIS入力時には(5)の画像データパスが追加される。
ミドルウェア111で不正コピーと検知された場合、ハード的にIPU104のハードウェア109と接続されていて判読不可能に塗りつぶす設定に自動的に書き換えられ、画像が塗りつぶされてコントローラ201に送られる。不正コピーと検知されない場合、ハードウェア109に対し何も処理を行わないため、そのままの画像がコントローラ201に送られる。両面同時読み取り時は、スキャナCCD101の画像データとコンタクトイメージセンサCIS入力の画像をこの1つのミドルウェア111で不正コピー検知するため、ハードウェア109で実現したように、始めにスキャナCCD101用の画像データを送り、コンタクトイメージセンサCIS102の画像データを、一次記憶制御装置106を用いて一次記憶装置107に保存し、スキャナCCD101読み込まれた画像に対し画像処理が終了する。コントローラ201に送られ後に、一次記憶装置107から画像データを取り出してミドルウェア111とハードウェア109に送り画像処理を実行し、コントローラ201に送る。
基本的に紙幣認識処理を行うミドルウェア108も不正コピーで説明と同じになるが、ミドルウェア108で紙幣と認識された場合、ハード的にIPU104のハードウェア109と接続されていて判読不可能に塗りつぶす設定に自動的に書き換えられ、画像が塗りつぶされてコントローラ201に送られる。紙幣と認識されない場合、ハードウェア109に対し何も処理を行わないため、そのままの画像がコントローラ201に送られる。
両面同時読み取り時は、スキャナCCD101の画像データとコンタクトイメージセンサCIS入力の画像をこの1つのミドルウェア108で紙幣認識するため、ハードウェア109で実現したように、始めにスキャナCCD101用の画像データを送り、コンタクトイメージセンサCIS102の画像データを、一次記憶制御装置106を用いて一次記憶装置107に保存し、スキャナCCD101読み込まれた画像に対し画像処理が終了する。コントローラに送られ後に、一次記憶装置107から画像データを取り出してミドルウェア108とハードウェア109に送り画像処理を実行し、コントローラ201に送る。紙幣認識処理の結果と不正コピーの検知結果のどちらか1方も塗りつぶし指定される場合、コントローラ201に送られる画像データは判読不可能画像に塗りつぶされる。
図4はコントローラと上位の制御装置と画像処理制御装置502の関係を示すブロック図である。本発明である画像処理制御装置502は、コントローラ201にある操作画面(ユーザインターフェース)のユーザが指定する情報を上位の制御装置501を経由して送られる。なお、操作画面の具体的な内容はここでは図示していないが、図13に示す操作部1301の操作画面(タッチパネル)1301aに表示され、表示画面をタッチすることにより所望の操作入力が可能となる。
上位の制御装置501から送られてきたユーザが指定する情報(原稿モードや変倍率や濃さ設定等)を受け取り制御対象である画像処理デバイスのハードウェア109やミドルウェア108と110と111にプログラムやデータをダウンロードしユーザに最適な画像を出力するように画像処理パラメータの設定を制御する。ただし、ミドルウェア111はオプションボード105として提供されているため、装着時のみ設定を行う。上位の制御装置501は操作画面から設定されるユーザ情報を送ることと、画像処理制御装置502が処理を実装するための読み出しタイミングを制御する。画像処理制御装置502は読み出されたことをトリガにして呼び出された要求に従って処理を切り替える。
図5に上位の制御装置501と画像処理制御装置502の呼び出しタイミングの例を示す。
図5に示すように上位の制御装置501はタスク毎に分割されスキャナ入力やプロッタ出力に画像処理が必要になる設定を画像処理制御装置502が行っているため設定の要求元はスキャンプロセスとプロッタプロセスの2つのプロセスになる。本発明のMFPのIPU構成では、スキャンとプロッタで別の画像処理デバイスで処理を行うため、図6のように要求タイミングが重なることがある。画像処理制御装置502は1画像処理の単位をプロセスとして管理していて、計算要求5−1、設定要求5−2、終了設定要求5−3で1プロセス内の制御動作が完了する。計算要求5−1は、画像処理パラメータを計算し画像処理デバイスに設定する画像処理パラメータを保持する。設定要求5−2で、あらかじめ計算されて保持された画像処理パラメータの内容を画像処理デバイスに設定する。終了設定要求5−3では、保持した計算結果の開放等のメモリリークが起きないように後処理を実施する。
スキャンプロセスは、表面のみの要求に対しては画像処理デバイスが画像処理を開始する前までに計算要求5−1と設定要求5−2を送り、画像処理デバイスが画像処理実行可能な状態にし、画像データを画像処理デバイスに送って画像処理を実行させ、終了設定要求5−3を送って画像処理制御装置502の1プロセス制御を完了させる。両面同時設定の場合は、さらに裏面用に表面の処理同様に画像処理制御装置502に要求を出し制御させる。
プロッタタスクは基本的にはスキャンタスクと同じである。ただし、設定する画像処理デバイスと画像処理を実行するデバイスは異なる。
これらスキャンタスクとプロッタタスクのプロセス設定とは別のインターフェースとしてメソッド設定を画像処理制御装置502は、上位の制御装置501に提供している。メソッド設定は画像処理期間に拘わらずどのタイミングで要求してよい。実施例では、認識処理を行うミドルウェア108と111の画像処理デバイス異常確認のためにこのメソッド設定が呼び出させる例である。認識処理を行うミドルウェア108と111は、一次記憶制御装置106以降に配置されているので、表面裏面兼用の画像処理デバイスとして用いられているため、常に一定の間隔でデバイス異常確認要求5−4が、上位の制御装置501から画像処理制御装置502へ要求されることを示している。プロッタタスク側の画像処理デバイスであるミドルウェア110は認識処理を行わないので、メソッド設定の呼び出しはない例となる。
図6はハードウェア109とミドルウェア108,110,111内の画像処理モジュールの一例を示すブロック図である。本発明のMFPシステムのIPUに実装されている画像処理デバイスであるハードウェア109とミドルウェア108と110と111内の画像処理内容を示した図である。
ハードウェア109はスキャナCCD101やコンタクトイメージセンサ102入力の画像データを補正するためフィルタ処理601、色変換処理602が実装されている。フィルタ処理601は画像に対し、エッジを強調したりノイズを除去するために平滑化したり、MTF特性をスキャナCCD101やコンタクトイメージセンサ102入力の画像データを近づけるための処理である。色変換処理602はコピーではRGB入力の画像データに対しCMYK出力するために色信号を変換する。ミドルウェア110はプリンタ103のための画像処理であり、プリンタ特性に合わせたγ処理603と階調処理604により入力と出力に要求される階調数が異なるため階調変換を行う。
ミドルウェア108は、紙幣認識を行うための紙幣認識処理605が実装されている。不正コピー検知処理406を実行するためのオプションボードに搭載されている画像処理デバイスのミドルウェア111が追加された構成になっている。スキャンプロセス時のスキャナCCD101やコンタクトイメージセンサCIS102入力の画像に対して紙幣認識処理605と不正コピー検知処理606を行うため、両モジュール605と606は、スキャンプロセス時に制御が必要なモジュールとなる。本実施例では画像処理制御装置が制御する対象モジュールはこの6つの画像処理モジュールとする。
図7は計算要求における画像処理制御装置502内の処理手順の一例を示すフローチャートである。
上位の制御装置501から計算要求時に画像処理制御装置502が処理する内容の処理フローである。まず、画像処理制御装置502は複数のスキャンプロセスと複数のプロッタプロセスから要求を受けることに対応する。また、スキャンプロセスとプロッタプロセスは別タスクであるため、スキャンプロセス処理中にタスクスイッチが発生しプロッタプロセスの処理に移行して再びスキャンプロセスの処理に切り替わるということがある。画像処理制御装置502はこれらの複数のスキャンプロセス、プロッタプロセスを管理するため、スキャンプロセス用のプロセス情報の管理、プロッタプロセス用の管理を独立して行う。プロセスの検索処理は、画像処理制御装置502ですでに呼び出されて登録されているプロセス情報を検索する。検索内容はプロセスの種類のスキャンかプリントかとそれぞれのプロセス番号である。ここでは、すでに登録済みのプロセスの種類で同じプロセス番号で再び計算要求が呼び出されたときは異常呼び出しとして何も処理しないで処理を終了する。プロセス情報を検索し、異常呼び出しで無い場合、プロセス情報である、プロセスの種類とプロセス番号を登録する(ステップS701)。
画像処理制御装置502が制御するモジュールは6つであるがスキャンプロセスとプロッタプロセスで処理が必要なモジュールは決まっているので、画像パス判断(ステップS702)でスキャンプロセスからの要求か、プロッタプロセスからの要求かを判断し、画像処理が必要なモジュールを特定し、必要最小限のモジュールのみを計算するようにする。要求元がスキャンプロセスの場合、フィルタ処理601と色変換処理602と紙幣認識処理605の画像処理パラメータを計算する必要があるため、その結果を格納するメモリ確保を紙幣認識処理とフィルタ処理と色変換の画像処理パラメータメモリ確保(ステップS703)で行う。
オプションボード105は、接続されている場合といない場合があり、接続されているときのみ不正コピー検知処理606の計算に必要なメモリ確保を含むメモリ確保処理(ステップS704)を実施し、接続されていない場合は処理(ステップS703)が選択される。接続されている場合、表面指定か裏面指定を判断し表面用不正コピー検知処理用画像処理パラメータ計算(ステップS705)または、裏面用不正コピー検知処理用画像処理パラメータ計算(ステップS706)を実行する。常にフィルタ処理601と色変換処理602と紙幣認識処理605はオプションボード105の状態に拘わらず処理が行われる。
スキャンプロセスで、オプションボード105が装着されていない場合は、スキャナCCD101入力の表面と、コンタクトイメージセンサCIS102入力の裏面で設定する画像処理パラメータが異なるため判断し、その結果により表面用紙幣認識処理用画像処理パラメータ計算(ステップS707)か裏面用紙幣認識処理用画像処理パラメータ計算(ステップS708)を実行するが決定される。同様に表面用フィルタ処理用画像処理パラメータ計算(ステップS709)か裏面用色変換処理用画像処理パラメータ計算(ステップS710)と、表面用色変換処理用画像処理パラメータ計算(ステップS711)か裏面用色変換処理用画像処理パラメータ計算(ステップS712)を実行するか判断する。
決定された処理を実行し、フィルタ処理601と色変換602と紙幣認識処理605の画像処理パラメータメモリ確保(ステップS703)で確保したメモリに保存し処理を終える。要求元がプロッタタスクの場合、表面裏面の画像データの特性の違いはスキャンタスク内の画像処理で補正するため、プロッタタスク側の画像処理で切り替える必要はなく、また処理に必要が画像処理もγ処理603と階調処理604と決まっているため、制御が必要な必要最小限のγ処理と階調処理の画像処理パラメータメモリ確保(ステップS713)で行いメモリを確保する。その確保したメモリに対し、γ処理用画像処理パラメータ計算(ステップS714)と階調処理用画像処理パラメータ計算(ステップS715)で画像処理パラメータ算出計算を行い、結果を保存して処理を終了する。
図8は設定要求における画像処理制御装置502内の処理手順の一例を示すフローチャートである。
設定処理は特に画像処理デバイスに計算処理で計算した画像処理パラメータを設定するためにアクセスするため、画像処理期間中に設定をすると画像処理が正常に行われずに異常画像になることから設定してはいけない。これに対応するため要求されたプロセスの必要な画像処理モジュールが搭載されている画像処理デバイスのみに設定する必要がある。設定要求の基本的な制御手順は計算時の処理手順と同じである。すなわち、画像処理制御装置502が管理しているプロセス検索をして要求しているプロセスの種類とプロセス番号が存在するかどうか確認する。存在しない場合は、計算要求をされる前に設定要求が呼び出されたことになるため、処理をせずに終了する。存在する場合、そのプロセス情報から、画像処理パラメータの特定(ステップS801)で、どのプロセスで計算された画像処理パラメータを設定するのかを特定する。
要求のプロセスを特定し、画像処理パス判断(ステップS802)を実施する。決定された画像処理パスに従って設定する。スキャンプロセス時は、計算要求で決定した画像処理パス判断に従ってオプションボード105が装着されているかいないかを判断し、装着されている場合のみ、不正コピー検知処理用画像処理パラメータ設定(ステップS803)を実施する。オプションボード105の装着/脱着に拘わらず、紙幣認識処理用画像処理パラメータ設定(ステップS804)とフィルタ処理用画像処理パラメータ設定(ステップS805)と色変換処理用画像処理パラメータ設定(ステップS806)において計算時にメモリ確保され計算結果が格納された画像処理パラメータの情報から紙幣認識処理605、フィルタ処理601、色変換処理602は表面裏面設定区別なく保存された内容に従って設定処理を実施する。プロッタプロセス時は、γ処理用画像処理パラメータ設定(ステップS807)と階調処理用画像処理パラメータ設定(ステップS808)において計算時にメモリ確保され計算結果が格納された画像処理パラメータの情報からγ処理603、階調処理604は保存された内容に従って設定処理を実施する。
図9は終了設定要求における画像処理制御装置502内の処理手順の一例を示すフローチャートである。
終了設定では、計算要求時に登録した画像処理制御装置502が管理しているプロセス情報とそのプロセス内で画像処理パラメータの保存のために確保したメモリの開放処理を行う。最初にプロセス検索を行い、スキャンプロセスかプロッタプロセスから要求かを判断し、独立して管理しているので参照場所を特定する。それぞれのプロセスの管理場所で、要求しているプロセスの種類とプロセス番号が存在するかどうか確認する。存在しない場合は、計算要求をされる前に終了設定要求が呼び出されたことになるため、処理をせずに終了する。存在する場合、そのプロセス情報から、どのプロセスで計算された画像処理パラメータを設定するのかを特定し、画像処理パラメータの削除(ステップS901)でそのメモリ開放を行う。その後、プロセスの削除(ステップS902)で特定したプロセス情報の処理が終了したため、削除して処理を終了する。
図10は異常確認設定要求における画像処理制御装置502内の処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施例では、上位の制御装置501から異常確認設定要求を一度画像処理制御装置502が受けた場合、認識系の画像処理を実施するミドルウェア108と111の両方のデバイス異常確認を行う。また、紙幣認識処理を行うミドルウェア108は常に搭載されているIPU104構成なので最初にデバイス異常確認行、不正コピー検知処理を行うミドルウェア111はオプションボード105の搭載情報からデバイス異常確認を行うかどうか画像処理制御装置502が判断する。ミドルウェア108と111に対する処理は対象画像処理デバイスが異なるだけでデバイス異常確認にする処理内容については同じであるため、ミドルウェア108に対する処理のみ説明する。
紙幣認識処理を行うミドルウェア108に対し、データ送信/受信用レジスタと、状態レジスタを画像処理制御装置502であるCPU(eSOC)から参照するために、メモリ空間の特定のアドレスに割り当てる。実施例では、それぞれアドレスAとBにvolatile宣言で割り当てている。最初の処理であるステータスレジスタの状態確認(ステップS1001)では、アドレスBの値を画像処理制御装置502が参照し、ミドルウェアが正常を示す値になっているか確認する。ステータスレジスタによる異常判断(ステップS1002)では、ミドルウェア108の正常/異常状態を格納する。次にライト処理1003をアドレスAに対し実施し、ミドルウェア108にデバイス異常確認用のダミーのデータを書き込む。ライト処理(ステップS1003)後に正常にライト処理が行っているかどうかアドレスAに対しリード処理(ステップS1004)を実施し、ミドルウェア108からライト処理(ステップS1003)で設定したダミーのデータを読み取る。ライト/リード処理による異常判断(ステップS1005)でライト処理(ステップS1003)で書き込んだダミーデータとリード処理(ステップS1004)でミドルウェア108から読み取った値とを比較し、一致(正常)か不一致(異常)かの判断を行い、その結果を結果保存(ステップS1006)で行い、一連のデバイス異常確認処理が終了する。
同様の処理を不正コピー検知処理のミドルウェア111に対しても行うが、オプションボード105が搭載されているか確認し、搭載されている場合、紙幣認識処理を行うミドルウェア108の先ほど保存したデバイス異常結果が正常であったときのみ実施する。紙幣認識処理を行うミドルウェア108が異常であった場合、不正コピー検知処理を行うミドルウェア111がいくら正常であっても全体として異常であり、システムを停止する必要があるため、無駄な処理になるため処理を中断する。
紙幣認識処理を行うミドルウェア108が正常となった場合のみ不正コピー検知を行うミドルウェア111にも前述のミドルウェア108に対して行ったデバイス異常確認処理を実施し、同様の結果を得る。ミドルウェア108と111の結果のマージ(ステップS1007)を行い、どちらか一方のミドルウェアが異常であると判断した場合、異常として画像処理制御装置502から上位の制御装置501へその結果を返す。
図11Aはミドルウェアへのライト処理(ステップS1003)、図11Bはリード処理(ステップS1004)における処理手順を示すフローチャートである。
紙幣認識処理を行うミドルウェア108と不正コピー検知を行うミドルウェア111は同一のデバイスを用いるため、画像処理制御装置502がライト処理(ステップS1003)とリード処理(ステップS1004)で行う処理内容は同じである。
ライト処理(ステップS1003)は、前述のアドレスAとBを使用する。ステータスレジスタの確認1101では、ミドルウェアの状態を表すレジスタであるアドレスBに対し、正常を示す値になっているか確認する。正常値になっているかの判断でもし前回のデータをミドルウェア内部で転送中である等の理由で異常であると示している場合、正常な値を取得できるまで繰り返し確認する。ここで、本当にデバイス異常で正常な値にならない場合も考えられるので、Z回確認したか確認回数に上限を設け上限を超えた確認を行ったにもかかわらず正常な状態を示す値にならない場合は、この後のライト処理での一連の処理を終了し、異常終了する。異常終了時は、結果保存処理1006でNGとして記憶する。
ステータスレジスタで正常値を確認できた場合、次の処理に移行する。処理フローの順番どおり、アドレスAに割り当てられている、ライト/リード兼用のレジスタに対し、ライト先アドレスの設定(ステップS1102)と送信データ量の設定(ステップS1103)と送信したいデータそのもののダミーデータ(数ワードの値例えば0x1234等)を送信データ量の設定(ステップS1103)で指定したデータ量分書き込み、ミドルウェアにライトする。全データ量分データをアドレスAに書き込んだ後に、ステータスレジスタ完了設定(ステップS1005)をアドレスBのステータスレジスタに対して行ライト処理(ステップS1003)を完了する。
リード処理(ステップS1004)も基本的にライト処理(ステップS1003)と処理が同じため詳細な説明は省略するが、アドレスAに割り当てられている、ライト/リード兼用のレジスタに対し、受信したいデータ量分読み込むために、このアドレスAの値を読み取りメモリに格納する。格納したメモリ内の情報がミドルウェア内に保存された情報と同じであり、リード処理(ステップS1004)が完了する。
図12は上位の制御装置501のデバイス異常確認における制御手順を示すフローチャートである。
電源投入されてから処理が開始される。図6のように一定のタイミングで、画像処理制御装置502に対し異常確認要求(ステップS1201)を要求しその返り値よりデバイスの異常判断を結果取得(ステップS1202)する。異常かどうか判断を行い、異常でない場合デバイス異常確認を含めその他ソフトウェアの動作をそのまま継続して処理していく。デバイス異常確認では、MFPシステムに電源が投入された後は、常に数秒間Wait処理(ステップS1204)を行い一定間隔で画像処理制御装置502に対し、異常確認要求(ステップS1201)を要求し、デバイス異常結果を取得する動作を繰り返す。
デバイスが異常であると画像処理制御装置502が返した結果が示している場合、コントローラ201に異常を通知(ステップS1203)し、図13の例のように操作部1301の操作画面1301aにSC(サービスマンコール)表示を表示し、全機能停止及び、スタートボタンからの入力や、ネットワークに接続されたクライアントPCからのスキャン要求やプリンタ要求を受け付けない。紙幣認識処理用のミドルウェア108か不正コピー検知用のミドルウェア111の動作が保証される状態になるまでこの状態とする。なお、図13は操作部1301の操作画面の表示例を示す図である。
図14に実施例で用いた画像処理パラメータの一例を示す。テーブルの例は、インデックス番号であるP(プログラム番号)、D(データ番号)のインデックス番号を要求レベル1と変倍率と要求レベル2から決定する例である。ここで、要求レベルとはユーザが操作部1301等の操作画面で指定する、アプリケーションの種類や画質モードである。
図15にミドルウェア108と110と111に設定するパラメータの一例を示す。ミドルウェア108と110と111に設定するパラメータも基本的にハードウェア109と同じあるが、画像処理プログラムそのものも取り扱う点が異なる。ミドルウェア108と110と111に設定するパラメータとしてはプログラムとデータがある。プログラムは、実際にミドルウェア108と110と111にダウンロードされてそのプログラムを元に画像処理を実行する。配列で管理され16進数の数字になる。データは、ミドルウェア302にダウンロードしたプログラムが処理の際に参照して画像処理をする値になる。しきい値処理やγデータ等にあたる。プログラムもデータもテーブルの要素や配列要素(const領域)の数字になる。書き込みの単位は、8Bitか16Bit単位になる。ここで、プログラムとはミドルウェア内で動作する画像処理そのものを示し、データ値とはミドルウェア内で動作する画像処理が参照するパラメータとして用いられる値と定義している。
図16にハードウェア109に設定するパラメータの一例を示す。ハードウェア109にあらかじめ存在するレジスタ群に対し、各Bitにアサインされた内容に従い、同じデータ量のテーブル(const領域)を用いて、テーブルの要素(=画像処理パラメータ)を設定する。ここでは、具体例に実際に設定しているパラメータの簡略例を示しているが、ハードウェア109に設定するパラメータは、データといっているテーブルで管理されている、その要素にあたる8Bitか16Bit単位の数字である。
図15と図16のバリエーションは図14のP(プログラム番号)、D(データ番号)のインデックス番号に対応しており、画像処理パラメータを計算する部分が選択したインデックス番号に従って、設定対象がミドルウェア302の場合、P番号とD番号よりROMに保存された設定値をミドルウェア302に設定する。プログラムは16進数の配列データになる。設定対象がハードウェア109の場合、D番号よりROMに保存された設定値をハードウェア109に設定する。ハードウェア109に設定するデータは、ハードウェア109内に実装された画像処理が参照するパラメータとして用いられる値と定義している。
このようにミドルウェア108と111のプログラム及びデータ値をソフトウェアとしてROM(const領域)で管理することによって、最新の紙幣認識処理及び不正コピー検知処理がリリースされたときにソフト差し替えによって対応できる。
図17は不正コピー機能の処理は行わないが操作部1301から選択された場合、不正コピー検知処理を行うミドルウェア111にデバイス異常確認を省略する処理手順を示すフローチャートである。基本的に上位の制御装置501から画像処理制御装置502へ異常確認要求1201のタイミング制御や異常判断後の、上位の制御装置501の動作やコントローラ201の操作画面への表示等の処理は同じで、画像処理制御装置502内の処理に1部ユーザ指定の設定SPを参照し、このSP設定の結果により不正コピー検知用のミドルウェア111に対し、デバイス異常確認をするかしないかを切り替える処理が追加になる。この処理を追加することによって、管理者等のユーザが意図的に不正コピー検知を行うためのミドルウェア111が実装されたオプションボード105が搭載されているMFPシステムにおいて不正コピー検知をしないと設定すると、不正コピー検知処理をミドルウェア111が行わないので、デバイス異常確認も行わないように制御できる。
本実施形態では、アルゴリズムの不備による認識失敗には、原稿の状態や紙幣そのものが新しくなり対応外になることが考えられるため、ASICのようにハードウェアで修正にはハードウェアそのものを変える対応より、DSPのようにDSP内で動作するミドルウェアを制御するソフトウェアの修正により対応するため、従来のASIC対応からDSP対応で容易に対応することが可能となる。
また、画像形成装置の電源がONされた状態から、画像形成前、画像形成中、画像形成後に拘わらず常にリアルタイムで画像処理デバイスの異常確認を行うので、異常が見つかった時点で画像形成装置の全機能を停止することによって紙幣コピーや不正コピーやその他認識処理失敗を未然に防ぐことが可能になる。
以上のように、本実施形態によれば、
1)認識処理が正しく機能するか厳密に確認でき、異常検知をリアルタイムに行うことによって画像処理装置そのものの異常によって認識処理が正しく行われ無い不具合を未然に防ぐことができる。
2)認識処理、不正コピー検知処理、あるいは紙幣認識処理を行う装着、脱着可能な第2の画像データ処理装置が外された場合、即全機能を停止することが可能となる。
3)不正コピー検知処理が正しく機能するか厳密に確認でき、異常検知をリアルタイムに行うことによって画像処理装置そのものの異常によって不正コピー検知処理が正しく行われないという不具合を未然に防ぐことができる。
4)紙幣認識処理が正しく機能するか厳密に確認でき、異常検知をリアルタイムに行うことによって画像処理装置そのものの異常によって紙幣認識処理が正しく行われないという不具合を未然に防ぐことができる。
5)認識処理である不正コピー検知機能や紙幣認識処理を最新の画像処理をミドルウェア内で動作するプログラム差し替えにより提供することができる。
6)不正コピーと判断する地紋検知、国々の紙幣に特化した紙幣認識をミドルウェア内で動作するプログラム差し替えで提供することができる。
7)認識処理が正しく機能するかリアルタイムに確認でき、画像データ装置そのものの異常による認識処理の誤判断を未然に防ぐことができる。
8)画像処理装置そのものの異常による認識処理の誤判断を未然に防ぐことができる。
9)オプションとして装着されているが認識処理をさせないと指定される場合、画像処理を行にもかかわらず 異常と判断され動作を停止することのないようにすることができる。
10)認識機能を行う第2の画像データ処理装置に対し正常に動作しているかを確認しないため、処理時間が短縮できる。
等の効果を奏する。
本発明の実施形態に係るIPU(Image Processor Unit)の例を示すブロック図である。 図1のIPU104における画像データの流れを示す図である。 図2におけるアプリケーションと用いる画像データパスの関係を示す図である。 コントローラと上位の制御装置と画像処理制御装置の関係を示すブロック図である。 上位の制御装置と画像処理制御装置の呼び出しタイミングの例を示す図である。 ハードウェアとミドルウェア内の画像処理モジュールの一例を示すブロック図である。 計算要求における画像処理制御装置内の処理手順の一例を示すフローチャートである。 設定要求における画像処理制御装置内の処理手順の一例を示すフローチャートである。 終了設定要求における画像処理制御装置内の処理手順の一例を示すフローチャートである。 異常確認設定要求における画像処理制御装置内の処理手順の一例を示すフローチャートである。 ミドルウェアへのライト処理(ステップS1003)における処理手順を示すフローチャートである。 ミドルウェアからのリード処理(ステップS1004)における処理手順を示すフローチャートである。 上位の制御装置のデバイス異常確認における制御手順を示すフローチャートである。 操作部の操作画面の表示例を示す図である。 本実施形態で用いた画像処理パラメータの一例を示す図である。 ミドルウェアに設定するパラメータの一例を示す図である。 ハードウェアに設定するパラメータの一例を示す図である。 不正コピー機能の処理は行わないが選択された場合、不正コピー検知処理を行うミドルウェアにデバイス異常確認を省略する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 スキャナCCD
102 コンタクトイメージセンサCIS
103 プリンタ
104 IPU
105 オプションボード
106 一時記憶装置制御装置
107 一時記憶装置
108 ミドルウェア(紙幣認識)
109 ハードウェア(スキャナ画像補正)
110 ミドルウェア(プリンタ出力画像補正)
111 ミドルウェア(不正コピー検知)
201 コントローラ
501 上位の制御装置
502 画像処理制御装置

Claims (20)

  1. 読み取り手段から入力された画像データ及び当該画像データの付帯情報を蓄積する記憶手段と、
    読み取り手段から入力された画像データと、書き込み手段への画像データをそれぞれ処理する第1の画像データ処理手段と、
    前記第1の画像データ処理手段に対して着脱可能であって、前記読み取り手段から入力された画像データを処理する第2の画像データ処理手段と、
    を有し、
    前記第1の画像データ処理手段は、
    前記入力された画像データを認識する機能と、
    前記認識する機能の認識結果に基づいて画像処理を行う機能と、
    画像認識機能を有する前記第2の画像データ処理手段の動作が正常か異常かを判断する機能と、
    を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1の画像処理装置において、
    前記認識する機能は不正コピーを検知する機能であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1の画像処理装置において、
    前記認識する機能は紙幣認識を検知する機能であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記認識する機能は、ミドルウェアが備えていることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かを判断する機能は、画像形成前、画像形成中、画像形成後の各状態において所定期間毎に判断することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かを判断する機能は、前記第2の画像データ処理装置に対し状態を示すレジスタの値を確認することにより判断することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かを判断する機能は、前記第2の画像データ処理装置に対しある特定のアドレスに対し、ライトリード確認して判断することを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記第2の画像データ処理手段に不正コピー検知機能が搭載されているが、選択により当該不正コピー機能による処理を行わない場合には、前記第2の画像データ処理手段に対し正常か異常かを判断する機能は、前記選択に連動して判断を行わないことを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項8記載の画像処理装置において、
    前記不正コピー機能による処理を行わないことの選択は、操作部からのユーザ入力により設定されることを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 読み取り手段から入力された画像データ及び当該画像データの付帯情報を蓄積する記憶手段と、
    読み取り手段から入力された画像データと、書き込み手段への画像データをそれぞれ処理する第1の画像データ処理手段と、
    前記第1の画像データ処理手段に対して着脱可能であって、前記読み取り手段から入力された画像データを処理する第2の画像データ処理手段と、
    を備えた画像処理装置の画像処理方法において、
    前記第1の画像データ処理手段は、
    前記入力された画像データを認識する第1のミドルウェアを含み、当該ミドルウェアの認識結果に基づいて画像処理を行うとともに、
    前記第2の画像データ処理装置に対し、認識機能を有する第2のミドルウェアの状態を示すレジスタの値に基づいて前記第2の画像データ処理手段の動作が正常か異常かを判断すること
    を特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項11記載の画像処理方法において、
    前記認識は不正コピー検知により行われることを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項11記載の画像処理方法において、
    前記認識は紙幣認識検知により行われることを特徴とする画像処理方法。
  14. 請求項11ないし13のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
    前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かの判断は、画像形成前、画像形成中、画像形成後の各状態において所定期間毎に行われることを特徴とする画像処理方法。
  15. 請求項11ないし14のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
    前記第2の画像データ処理装置の動作が正常か異常かの判断は、前記第2の画像データ処理装置に対しある特定のアドレスに対するライトリード確認により行われることを特徴とする画像処理方法。
  16. 請求項11ないし13のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
    前記第2の画像データ処理手段について選択により当該不正コピー機能による処理を行わない場合には、前記選択に連動して前記第2の画像データ処理手段に対し正常か異常かを判断しないことを特徴とする画像処理方法。
  17. 請求項16記載の画像処理方法において、
    前記選択は、操作部からのユーザ入力により設定されることを特徴とする画像処理方法。
  18. 読み取り手段から入力された画像データ及び当該画像データの付帯情報を蓄積し、読み取り手段から入力された画像データと、書き込み手段への画像データをそれぞれ処理する第1の画像データ処理と、前記第1の画像データ処理に対して付加及び除去可能であって、前記読み取り手段から入力された画像データを処理する第2の画像データ処理とをコンピュータで実行する画像データ処理プログラムにおいて、
    前記第1の画像データ処理は、
    前記入力された画像データを認識する手順と、
    その認識する手順で得られた結果に基づいて画像処理を行う手順と、
    前記第2の画像データ処理に対し状態を示すレジスタの値に基づいてその動作が正常か異常かを判断する手順と、
    を含んでいることを特徴とする画像データ処理プログラム。
  19. 請求項18記載の画像データ処理プログラムにおいて、
    前記第2の画像データ処理手段の動作が正常か異常かを判断する手順では、認識機能を有するミドルウェアの異常判断に基づいて前記動作が正常か異常かの判断が行われることを特徴とする画像データ処理プログラム。
  20. 請求項18又は19記載の画像データ処理プログラムがコンピュータによって読み取られ実行可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
JP2007238242A 2007-09-13 2007-09-13 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像データ処理プログラム、及び記録媒体 Expired - Fee Related JP4885814B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238242A JP4885814B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像データ処理プログラム、及び記録媒体
PCT/JP2008/066623 WO2009035122A1 (en) 2007-09-13 2008-09-09 Image processing device, image forming device, image processing method, image processing program, and recording medium
US12/669,962 US8422088B2 (en) 2007-09-13 2008-09-09 Image processing device, image forming device, image processing method, image processing program, and recording medium
EP08830591A EP2186316A4 (en) 2007-09-13 2008-09-09 Image processing device, image generation device, image processing method, image processing program and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238242A JP4885814B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像データ処理プログラム、及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009071610A true JP2009071610A (ja) 2009-04-02
JP4885814B2 JP4885814B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=40452127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007238242A Expired - Fee Related JP4885814B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像データ処理プログラム、及び記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8422088B2 (ja)
EP (1) EP2186316A4 (ja)
JP (1) JP4885814B2 (ja)
WO (1) WO2009035122A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5354465B2 (ja) * 2009-08-10 2013-11-27 株式会社リコー 画像形成装置、画像処理パラメータ設定方法、及びプログラム
JP2014026227A (ja) 2012-07-30 2014-02-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法、並びに、画像形成方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP7425569B2 (ja) * 2019-09-20 2024-01-31 キヤノン株式会社 撮像装置、デバイス、制御方法及びプログラム
CN110717484B (zh) * 2019-10-11 2021-07-27 支付宝(杭州)信息技术有限公司 一种图像处理方法和系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223642A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像形成装置
JP2006115466A (ja) * 2004-09-16 2006-04-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01125627A (ja) 1987-11-11 1989-05-18 Hitachi Ltd モジュール異常チェック方式
US5390003A (en) * 1992-11-30 1995-02-14 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Copying system for preventing copying of copy-prohibited images
JP3943810B2 (ja) * 2000-07-31 2007-07-11 キヤノン株式会社 画像情報処理装置および画像読み取り装置および画像形成装置および画像情報処理装置の制御方法および記憶媒体
JP4012129B2 (ja) 2003-07-24 2007-11-21 シャープ株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像形成装置
JP2005115777A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Mitsubishi Electric Corp 情報提供装置
JP4199802B2 (ja) * 2004-03-19 2008-12-24 パイオニア株式会社 携帯型情報処理装置
JP2005277841A (ja) 2004-03-25 2005-10-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007336143A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2008006628A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223642A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像形成装置
JP2006115466A (ja) * 2004-09-16 2006-04-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20100182655A1 (en) 2010-07-22
EP2186316A4 (en) 2012-01-04
US8422088B2 (en) 2013-04-16
EP2186316A1 (en) 2010-05-19
JP4885814B2 (ja) 2012-02-29
WO2009035122A1 (en) 2009-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4736774B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理方法、画像処理装置および画像処理システム
JP5015046B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP4089716B2 (ja) エラー通知方法、エラー通知プログラム、エラー通知装置、およびエラー通知システム
JP2007081716A (ja) 画像形成装置、画像処理ユニット、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP4860518B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP4572788B2 (ja) 複合機および複合機における印刷画像検査方法
JP4885814B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像データ処理プログラム、及び記録媒体
JP2009260721A (ja) 画像処理装置、画像読取装置、画像出力システム、画像蓄積システム、画像印刷装置、画像複写装置、画像蓄積装置、プログラムおよび記録媒体
JP2010179588A (ja) 情報処理装置、ジョブ処理方法、及びプログラム
JP2009021948A (ja) 画像形成装置
JP2006115466A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2009225270A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP5354465B2 (ja) 画像形成装置、画像処理パラメータ設定方法、及びプログラム
JP2008283441A (ja) 画像処理システム、画像読取装置、および制御プログラム
JP4539212B2 (ja) 画像処理装置
JP2009070106A (ja) 画像形成装置、データの処理方法並びにデータの処理プログラム
US8405840B2 (en) Systems and methods for minimizing re-imaging procedures for an imaging device
JP2007122015A (ja) 情報処理装置及び画像形成装置
JP3934640B2 (ja) 画像処理システム、画像形成装置及び検索プログラム
JP4931156B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
CN100591088C (zh) 图像处理装置和方法以及信息处理装置和方法
JP4114932B2 (ja) 情報管理装置
JP2006254354A (ja) 画像処理装置、画像処理装置を備えた画像形成装置
JP2008048080A (ja) 画像形成装置
JP2006234961A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4885814

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees