JP2007122015A - 情報処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードディスク等が備える回転式磁気ディスクに衝撃の加わり易い異常状態の発生時に、当該回転式磁気ディスクに格納されたデータを保護する。
【解決手段】ハードディスクを自筐体内部で接続可能な画像形成装置において、利用者が画像形成装置に対して衝撃を与える可能性のある復帰作業を必要とする異常状態を検出するセンサ群と、異常状態を検出した場合に、ハードディスク内部の回転式磁気ディスクに対するアクセスを終了して、回転式磁気ディスクを停止させる制御を行う制御部と、回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、利用者に対して、異常状態から復帰するための作業要求を出力するオペレーションパネルと、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転式磁気ディスクと接続可能な情報処理装置及び画像形成装置に関する。
近年コピー機、プリンタおよび複合機などで画像データの保存やデータのバッファリング等でハードディスクが使用されるようになっている。ハードディスクは安価で大容量のデータ保存にむいている反面、その構造上、衝撃に弱いために衝撃が加えられると通常は浮上している磁気ヘッドがハードディスクと接触してしまいハードディスクに傷がついたり、その傷で生じた塵がディスク内部で浮遊しその後にディスクを傷つけるなどが原因で重要なデータのロスを生じる原因になっている。
また、複合機などでは紙詰まり処理などで機器の筐体を開閉する際に、機器に力が加わる結果、この力がハードディスクに衝撃として加わり、データロス発生の一因になっていると推定されている。
このようなハードディスクを備えた画像形成装置において、例えば特許文献1には、可動部から発生する振動、衝撃などからハードディスクを保護するために、スタンバイモードに移行し、ハードディスクの回転を停止して、この回転のためのモータを停止することにより、モータ寿命とモータ回転のために発生する熱によるハードディスクへの熱衝撃あるいは熱劣化などを防止可能とする発明が開示されている。
特開2002−62763公報
本発明は上述したことに鑑み、複合機などに装着されたハードディスクに衝撃の加わり易い異常状態の発生時に、ハードディスク等に格納されている回転式磁気ディスクを停止させてデータロスの発生を低減させることを目的としている。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、データを格納する回転式磁気ディスクを自筐体内部で接続可能な情報処理装置において、利用者が前記情報処理装置に対して衝撃を与える可能性のある復帰作業を必要とする異常状態を検出する検出手段と、前記検出手段により前記異常状態を検出した場合に、前記情報処理装置に接続された前記回転式磁気ディスクに対するアクセスを終了して、前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行う制御手段と、前記制御手段により前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、利用者に対して、前記異常状態から復帰するための作業要求を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、前記検出手段が前記異常状態を検出した際、前記情報処理装置に搭載されたアプリケーションのうち、当該異常状態を発生させたアプリケーション以外のアプリケーションで前記回転式磁気ディスクを利用した処理が行われているか否か判断し、当該処理が行われていると判断した場合、当該処理を続行し、当該処理が終了した後に前記回転式磁気ディスクを停止させること、を特徴とする。
また請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、ネットワークを介して接続される通信装置と、データの通信を行う通信手段をさらに備え、前記制御手段は、前記通信手段で通信するデータの読み込み又は書き込みを行うために、前記回転式磁気ディスクに対してアクセスを行っているか否か判断し、当該アクセスが行われていると判断した場合、当該アクセスを継続し、当該アクセスが終了した後に前記回転式磁気ディスクを停止させること、を特徴とする。
また請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の発明において、前記制御手段は、前記回転式磁気ディスクを停止させた後、前記検出手段による前記異常状態の検出が行われなくなるまで、前記回転式磁気ディスクに対するアクセスを禁止すること、を特徴とする。
また請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の発明において、前記制御手段は、前記回転式磁気ディスクを停止させる際、当該回転式磁気ディスクが備える磁気ヘッドの退避方式として、ランプロード方式を用いて制御を行うこと、を特徴とする。
また請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の発明において、前記制御手段により前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、前記回転式磁気ディスクに対するアクセスできない旨を表示するアクセス表示手段を、さらに備えること、を特徴とする。
また請求項7に記載の発明は、データを格納する回転式磁気ディスクを自筐体内部で接続可能な画像形成装置において、利用者が前記画像形成装置に対して衝撃を与える可能性のある復帰作業を必要とする異常状態を検出する検出手段と、前記検出手段により前記異常状態を検出した場合に、前記画像形成装置に接続された前記回転式磁気ディスクに対するアクセスを終了して、前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行う制御手段と、前記制御手段により前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、利用者に対して、前記異常状態から復帰するための作業要求を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
また請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、原稿紙から、画像データの読取処理を行う読取手段と、をさらに備え、前記検出手段は、読取処理で前記原稿紙を送る際の、当該原稿紙の紙詰まりを検出すること、を特徴とする。
また請求項9に記載の発明は、請求項7又は8に記載の発明において、転写紙に対して、画像データを転写する画像転写手段と、をさらに備え、前記検出手段は、転写処理時における前記転写紙による紙詰まりを検出すること、を特徴とする。
また請求項10に記載の発明は、請求項7乃至9のいずれか一つに記載の発明において、前記制御手段は、前記検出手段が前記異常状態を検出した際、前記画像形成装置に搭載されたアプリケーションのうち、当該異常状態を発生させたアプリケーション以外のアプリケーションで前記回転式磁気ディスクを利用した処理が行われているか否か判断し、当該処理が行われていると判断した場合、当該処理を続行し、当該処理が終了した後に前記回転式磁気ディスクを停止させること、を特徴とする。
また請求項11に記載の発明は、請求項7乃至10のいずれか一つに記載の発明において、ネットワークを介して接続される通信装置と、データの通信を行う通信手段をさらに備え、前記制御手段は、前記通信手段で通信するデータの読み込み又は書き込みを行うために、前記回転式磁気ディスクに対してアクセスを行っているか否か判断し、当該アクセスが行われていると判断した場合、当該アクセスを継続し、当該アクセスが終了した後に前記回転式磁気ディスクを停止させること、を特徴とする。
また請求項12に記載の発明は、請求項7乃至11のいずれか一つに記載の発明において、前記制御手段は、前記回転式磁気ディスクを停止させた後、前記検出手段による前記異常状態の検出が行われなくなるまで、前記回転式磁気ディスクに対するアクセスを禁止すること、を特徴とする。
また請求項13に記載の発明は、請求項7乃至12のいずれか一つに記載の発明において、前記制御手段は、前記回転式磁気ディスクを停止させる際、当該回転式磁気ディスクが備える磁気ヘッドの退避方式として、ランプロード方式を用いて制御を行うこと、を特徴とする。
また請求項14に記載の発明は、請求項7乃至13のいずれか一つに記載の発明において、前記制御手段により前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、前記回転式磁気ディスクに対するアクセスできない旨を表示するアクセス表示手段を、さらに備えること、を特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、回転式磁気ディスクを停止させる制御の後に、異常状態から復帰するための作業要求を出力することで、自筐体内部で接続された回転式磁気ディスクの回転中に利用者が情報処理装置に対して復帰作業を行うことを防止することで、回転式磁気ディスク内のデータ保護をできるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、異常状態が発生した際、異常状態とは関係のないアプリケーションでは処理を継続させ、当該アプリケーションの処理が終了した後に回転式磁気ディスクを停止させて、異常状態から復帰するための作業要求を出力することで、他のアプリケーションの処理を阻害することなく、回転式磁気ディスク内のデータを保護することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、異常状態が発生した際、異常状態とは関係のないアプリケーションでは処理を継続させ、当該アプリケーションの処理が終了した後に回転式磁気ディスクを停止させて、異常状態から復帰するための作業要求を出力することで、他のアプリケーションの処理を阻害することなく、回転式磁気ディスク内のデータを保護することができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、異常状態が解除されるまで、回転式磁気ディスクに対するアクセスを抑止することで、回転式磁気ディスク内のデータを保護することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、回転式磁気ディスクの外周にヘッド退避を行うランプロード方式を採用して、ヘッドと回転式磁気ディスクのデータ部の接触をさけることで、回転式磁気ディスク内のデータを保護することができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、回転式磁気ディスクに対してアクセスできない旨を表示することで、利用者が回転式磁気ディスクに対してデータの読み書きを行うための操作を抑止できるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、回転式磁気ディスクを停止させる制御の後に、異常状態から復帰するための作業要求を出力することで、自筐体内部で接続された回転式磁気ディスクの回転中に利用者が情報処理装置に対して復帰作業を行うことを防止することで、回転式磁気ディスク内のデータ保護をできるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、画像データの読み取り時に、読み取り対象となる原稿紙の紙詰まり検出した場合、回転式磁気ディスクを停止させる制御の後に、紙詰まり状態から復帰するための作業要求を出力することで、回転式磁気ディスクの回転中に利用者が情報処理装置に対して復帰作業を行うことを防止することで、回転式磁気ディスク内のデータ保護をできるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、画像データの転写時に、転写先の転写紙の紙詰まり検出した場合、回転式磁気ディスクを停止させる制御の後に、紙詰まり状態から復帰するための作業要求を出力することで、回転式磁気ディスクの回転中に利用者が情報処理装置に対して復帰作業を行うことを防止することで、回転式磁気ディスク内のデータ保護をできるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、異常状態が発生した際、異常状態とは関係のないアプリケーションでは処理を継続させ、当該アプリケーションの処理が終了した後に回転式磁気ディスクを停止させて、異常状態から復帰するための作業要求を出力することで、他のアプリケーションの処理を阻害することなく、回転式磁気ディスク内のデータを保護することができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、異常状態が発生した際、異常状態とは関係のないアプリケーションでは処理を継続させ、当該アプリケーションの処理が終了した後に回転式磁気ディスクを停止させて、異常状態から復帰するための作業要求を出力することで、他のアプリケーションの処理を阻害することなく、回転式磁気ディスク内のデータを保護することができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、異常状態が解除されるまで、回転式磁気ディスクに対するアクセスを抑止することで、回転式磁気ディスク内のデータを保護することができるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、回転式磁気ディスクの外周にヘッド退避を行うランプロード方式を採用して、ヘッドと磁気ディスクのデータ部の接触をさけることで、回転式磁気ディスク内のデータを保護することができるという効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、回転式磁気ディスクに対してアクセスできない旨を表示することで、利用者が回転式磁気ディスクに対してデータの読み書きを行うための操作を抑止できるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置を実施形態により、詳細に説明する。
多種の画像形成機能を融合する本発明の実施の一形態に係る画像形成装置は、例えば図1に示すような機能構成を成す。図1は、本発明の一実施例に係る多種の画像形成機能を融合する融合機(複合機)の機能構成を示すブロック図である。
図1において、融合機1200は、白黒ラインプリンタ(B&W LP)1201と、カラーラインプリンタ(Color LP)1202と、スキャナ、ファクシミリなどのハードウェアリソース1203などを有するとともに、プラットフォーム1220とアプリケーション1230とから構成されるソフトウェア群1210と、融合機起動部1240とを備えている。
融合機起動部1240は、融合機1200の電源投入時に初めに実行され、プラットフォーム1220やアプリケーション1230を起動する。
プラットフォーム1220は、アプリケーション1230からの処理要求を解釈して、ハードウェア資源の獲得要求を発生させる下記に示すコントロールサービス1250と、一または複数のハードウェア資源の管理を行い、コントロールサービス1250からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャー(SRM:System Resource Manager)1223と、OS1221とを有する。
このコントロールサービス1250は、複数のサービスモジュールにより形成され、具体的には、SCS(System Control Service)1222と、ECS(Engine Control Service)1224と、MCS(Memory Control Service)1225と、OCS(Operation panel Control Service)1226と、FCS(FAX Control Service)1227と、NCS(Network Control Service)1228と、IMH(Imaging Memory Handler)1229とを有する。このプラットフォーム1220は、予め定義された関数により前記アプリケーションからの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェースを有する。
OS1221は、UNIX(登録商標)などのオペレーティング・システムであり、プラットフォーム1220並びにアプリケーション1230の各ソフトウェアをそれぞれ、並列実行する。オープンソースのUNIX(登録商標)を用いることにより、プログラムの安全性を確保できるとともに、ネットワーク対応可能となり、ソースコードの入手も容易となる。さらに、OS、TCP/IPのロイヤリティが不要であり、アウトソーシングも容易となる。
SRM1223は、SCS1222とともにシステムの制御及びリソースの管理を行うものであり、スキャナやプロッタエンジン部、メモリ、HDDファイル、ホストI/O(セントロI/F、ネットワークI/F、IEEE1394I/F、RS232CI/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求にしたがって調停を行い制御する。
具体的には、SRM1223は要求されたハードウェア資源が利用可能であるかどうか(他の要求により利用されていないかどうか)を判断し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能であることを上位層に伝える。
また、上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施するようにしてもよい。
SCS1222は、アプリ管理(アプリケーション管理:アプリケーションを以下、アプリということが有る)(機能1)、操作部制御(機能2)、システム画面表示(ジョブリスト画面、カウンタ表示画面など)(機能3)、LED表示(機能4)、リソース管理(機能5)、割り込みアプリ制御(機能6)等の複数の機能を行う。具体的には、アプリ管理(機能1)では、アプリの登録と、その情報を他のアプリに通知する処理を行う。操作部制御(機能2)では、アプリの操作部使用権の排他制御を行う。システム画面表示(機能3)では、操作部使用権を持つアプリからの要求内容に応じて、エンジン部の状態に対応する警告画面の表示を行う。LED表示(機能4)では、警告LED、アプリキーなどのシステムLEDの表示制御を行う。リソース管理(機能5)では、アプリ(ECS)がジョブを実行するにあたって、排他しなければならないエンジンリソース(スキャナ、ステープルなど)の排他制御のためのサービスを行う。割り込みアプリ制御(機能6)では、特定のアプリを優先動作させるための制御及びサービスを行う。
また、SCS1222は、OS1221を介して、ハードディスク装置(HDD)に対するアクセスの制御、及びハードディスク装置(HDD)が備える回転式磁気ディスクの回転又は停止を制御する。
また、SCS1222は、HDD1303を停止させる制御を行う際、当該HDD1303の磁気ヘッドを備えたスライダを、磁気ディスクから退避場所にアンロードすることとした。このアンロードする方式としては、本実施の形態ではランプロード方式を用いる。このランプロード方式は、特許文献3613610号公報に記載されているように周知の技術なので説明を省略する。このように磁気ヘッドを、退避場所にアンロードすることで、HDD1303の停止中に、磁気ヘッドが、利用者の作業により磁気ディスクに接触することを防止することができる。これにより、HDD1303内のデータを保護することができる。
ECS1224は、白黒ラインプリンタ(B&W LP)1201、カラーラインプリンタ(Color L)1202、その他ハードウェアリソース1203などのエンジン部を制御するものであり、画像読み込みと印刷動作、状態通知、ジャムリカバリなどを行う。
MCS1225は、メモリ制御を行うものであり、具体的には、画像メモリの取得および開放、ハードディスク装置(HDD)からデータの取得および格納、画像データの圧縮および伸張などを行う。
OCS1226は、オペレータと本体制御間の情報伝達手段となる操作パネルを制御するモジュールであり、オペレータのキー操作イベントを本体制御に通知する処理、各アプリがGUIを構築するためのライブラリ関数を提供する処理、構築されたGUI情報をアプリ別に管理する処理、操作パネル上への表示反映処理などを行う。
FCS1227は、システムコントローラの各アプリ層からPSTN(Public Switched Telephone Network)/ISDN(Integrated Services Digital Network)網を使ったファクシミリ送受信、BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読み取り、ファクシミリ受信印刷、融合送受信を行うためのAPI(Application Program Interface)を提供する。
NCS1228は、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するためのモジュール群であり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーションからデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
本実施例において、NCS1228は、複数のプロトコルのうちhttpd(Hypertext Transfer Protocol Daemon)によって、インターネットを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をHTTP(Hypertext Transfer Protocol)で制御し、HTTPリクエストヘッダで指定される処理に必要な複数のWebサービスを関数コールによって起動し、その複数のWebサービスによる処理結果をHTTPレスポンスで該ネットワーク機器へ通知する。Webサービスは、例えば、XML(eXtensible Markup Language)によって記述されたメッセージに従って処理を行う。
IMH1229は、イメージデータを仮想メモリ領域(ユーザ仮想空間)から物理メモリへマップする。プロセスの起動に応じて、システムコールを行い、プロセス用の仮想メモリ領域をマップしたり、マップした仮想メモリ領域をプロセスの終了時に開放する処理等を行う。
アプリケーション1230は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)、PCL(Printer Control Language)およびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ1211と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ1212と、ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ1213と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ1214と、ネットファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ1215と、工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ1216とを有する。各アプリケーション1211〜1216は、プラットフォーム1220上の各プロセスを利用して動作実行し得るため、画面制御、キー操作制御およびジョブ生成などを行う画面表示制御プログラムがその主体となる。なお、NCS1228により接続されたネットワークを介して新たなアプリケーションをネットワーク経由で搭載することもできる。
また、各アプリケーションはアプリケーションごとに追加または削除することができる。
このように、融合機1200は、各アプリで共通的に必要となる処理をプラットフォーム1220で一元的に処理する。
次に、融合機1200のハードウェア構成について説明する。図2は、図1に示す融合機(複合機)のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、この融合機1200は、オペレーションパネル1310、ファックスコントロールユニット(FCU)1320、USB(Universal Serial Bus)1330、IEEE1394、1340、センサ群1356、およびエンジン部1350とコントローラ1300のASIC1301とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バス等で接続した構成となる。
コントローラ1300は、ASIC1301にMEM−C1302、HDD(Hard Disk Drive)1303などを接続するとともに、このASIC1301とCPU1304とをCPUチップセットのNB1305を介して接続している。このように、NB1305を介して接続する理由は、CPU1304自体のインターフェースが公開されていないためである。さらにASIC1301にはセントロニクスI/FとネットワークI/F1308が接続されている。
CPU1304は、融合機1200の全体制御を行うものであり、具体的には、OS1221上でプラットフォーム1220を形成するSCS1222、SRM1223、ECS1224、MCS1225、OCS1226、FCS1227、NCS1228をそれぞれプロセスとして起動して実行させるとともに、アプリケーション1230を形成するプリンタアプリ1211、コピーアプリ1212、ファックスアプリ1213、スキャナアプリ1214、ネットファイルアプリ1215、工程検査アプリ1216を起動して実行させる。
NB1305は、CPU1304と、MEM−P1306、SB1307、ASIC1301とを接続するためのブリッジであり、MEM−P1306は、融合機の描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、SB1307は、NB1305と、ROM、PCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。MEM−C1302は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、ASIC1301は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICであり、プリンタエンジン46は画像データの印刷部であり、転写紙に対して画像データを転写する処理を行う。この転写紙は、融合機1200が備えている給紙トレイから供給される。スキャナ1350は、原稿紙から画像データの読取処理を行う読み取り部である。
また、融合機1200は、スキャナ1350により読取を行うために原稿紙を送るADF(Auto Document Feeder)を備えている。なお、ADFは、周知の機器を用いてもよく、図示しない。
HDD1303は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージであり、融合機1200本体とバスを介して接続されている。また、HDD1303は、融合機1200の筐体内部に備えられている。なお、HDD1303等の回転式磁気ディスクを備えた記憶装置は、融合機1200と着脱可能としてもよい。
図3は、融合機1200が内部に備えるハードディスク1303の構造を概略的に示した平面図である。図3に示すように、ハードディスク1303は、プラッタ(以下、回転式磁気ディスクともいう)302と、プラッタ302を回転させるモータ301と、プラッタ302に対してデータの読み書きを行う磁気ヘッドを有するアーム303と、を備えている。そして、SCS1222は、OS1221を介してモータ301を制御することで、プラッタ302の回転を制御できる。そして、本実施の形態にかかる融合機1200は、利用者の作業により、プラッタ302の回転中に磁気ヘッドとプラッタ302が衝突することを抑止するための制御を行う。なお、詳細については後述する。
図2に戻り、オペレーションパネル1310は、操作者からの入力操作の受け付け並びに操作者に向けた表示を行う操作部である。
ASIC1301には、MEM−C1302を接続するためのRAMインターフェースと、HDD1303を接続するためのハードディスクインターフェースとが設けられ、これらの記憶部に対して画像データの入出力を行う場合には、入出力先がRAMインターフェースまたはハードディスクインターフェースに切り替えられる。
センサ群1356は、融合機1200の異常状態を検出するためのセンサ群とする。この異常状態は、利用者が融合機1200に対して衝撃を与える可能性のある復帰作業を必要とする異常状態とする。つまり、これらセンサ群1356は、例えば、給紙トレイにおける紙の無い状態の検出、ADF(Auto Document Feeder)における原稿紙による紙詰まりの検出、給紙トレイから搬送される転写紙による紙詰まりの検出、及び融合機1200が画像形成する際に用いるトナーの無い状態の検出を行う。
図4は、融合機1200が備えるオペレーションパネルの例を示す図である。図4に示すオペレーションパネル1310は、機能を選択する機能選択域110と、詳細を設定する設定画面120と、キー入力を行うためのキー入力域130とを有する。機能選択域110は、初期設定を行うための初期設定キー101と、予約一覧を表示するための予約一覧キー102と、コピーを行うためのコピーキー103と、蓄積文書ドキュメントボックス(蓄積文書)を参照するためのドキュメントボックスキー104と、FAX送信するためのFAXキー105と、スキャナを使用するためのスキャナキー106とを有する。例えば、利用者が、コピーキー103を押下した場合、オペレーションパネル1310は、コピーキー103の選択された状態を示し、設定域画面120にコピーを行うための詳細情報を表示する。
次に、融合機1200にネットワークに接続されるクライアントからの印刷要求に応じて印刷処理を行う印刷Webサービスについて説明する。図5は、印刷Webサービスの例を示す図である。図5において、クライアントPC30は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に基づいてデータ通信を制御するhttpd(Hypertext Transfer Protocol Daemon)31と、表示ユニット(図示せず)にHTML(Hypertext Markup Language)に従って情報を表示させるブラウザ33と、SOAP(Simple Object Access Protocol)に従って、HTTPリクエスト及びHTTPレスポンスを処理するツール5とを有する。融合機1200とSOAPに準じてメッセージを交換するためのツール5(プログラム)は、ツール5を実行するプログラムを記録したCD−ROM等の記録媒体等から、クライアントPC30にインストールされる。このように、プログラムを記録する記録媒体は、CD−ROMに限定されるものではなく、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば良い。また、ダウンロードにより、プログラムを入手することもできる。
クライアントPC30からHDD1303に蓄積されている蓄積文書を印刷指示する場合、クライアントPC30は、ジョブ情報(JobInfo:Job information)を融合機1200の印刷Webサービス10に送る(図5(1)参照)。この場合、印刷Webサービス10は、ネットファイルアプリケーション1215に実装(内包)される。ジョブ情報(JobInfo)は、ユーザ名(userName:user name)、文書名(doc.Name:document name)、一度にまとめて印刷するファイルID(fileID)、部数(setNum:set number)から構成される。
印刷Webサービス10は、例えば、このようなジョブ情報をSOAP(Simple Object Access Protocol)に従ったHTTPリクエストを受け取り、ジョブ情報に従って蓄積文書を印刷するWebサービスを提供する。
融合機1200の印刷Webサービス10がジョブ情報を受け取ると、そのジョブ情報の中から、ファイルIDと部数を取り出し、これに印刷ジョブに一意に割り当てる印刷ジョブIDを加えてECS1224にジョブエントリする(図5(2)参照)。ECS1224にジョブエントリした後、そのジョブのジョブ情報(JobInfo)と、印刷ジョブID(jobID)、ネットファイルアプリケーション1215自身を示すアプリケーションID(apliID)、ジョブのページ数(pageNum)、ジョブ投入時刻(time)とをまとめてSCS1222にジョブ登録する(図5(3)参照)。印刷処理自体はECS1224にて制御を行い、ジョブの状態管理はSCS1222が受け持つことになる。
ECS1224が印刷優先機能を参照して、印刷すべきキューを判断し、キューから印刷ジョブを取りだす。印刷ジョブのステータスや印刷終了時間はECS1224からアプリケーション1230に通知される。アプリケーション1230は印刷ジョブの表示に関する情報をSCS1222に通知する。SCS1222では通知されてきた情報を蓄え、オペレーションパネル1310に表示したり、アプリケーション1230からのジョブ一覧要求に応答する。
ECS1224での処理フローについて、図6を用いて説明する。図6は、ESCにてジョブ管理をし、アプリケーションからSCSへ表示情報を通知する処理の例を示す図である。ECS1224は、各アプリケーション1230からのジョブエントリを受け付けるエントリモジュール41〜43と、FI/FO(First In First Out)で構成される共通印刷キュー50と、プロッタエンジン46と、プロッタエンジン46からの通知を受け取るエンジンハンドラ45と、印刷処理を管理する印刷管理モジュール44とから構成される。アプリケーション1230として、プリンタアプリ1211と、コピーアプリ1212と、ネットファイルアプリ1215とを例示する。
また、各アプリケーション1230は、SCS1222に印刷ジョブの登録を行い、ECS1224における対応するエントリモジュール41から43へその印刷ジョブをエントリする。各アプリケーション1230からの印刷リクエストに対し、対応するエントリモジュール41〜43でキューイングの可否を判定し、キューイング可能であれば、アプリケーション1230から渡されたファイルID(fileID)、部数(setNum)、印刷ジョブID(jobID)に印刷ジョブステータス(status)と印刷終了時間(finishTime)の項目を追加して共通印刷キュー50に登録する。
印刷管理モジュール44は、共通印刷キュー50から、一つずつキューを取り出し、プロッタエンジン46に送って印刷処理を実行する。プロッタエンジン46からの通知をエンジンハンドラ45で受け取り、ジョブの状態を印刷ジョブステータス(status)に、刻々と変化する終了時間を印刷終了時間(finishTime)に書込んでいく。これと同時にSCS1222にも通知を行う。SCS1222とのインターフェースの詳細は後述する。印刷ジョブステータス(status)と印刷終了時間(finishTime)は時間(time)と共に上書きされていく。エンジンハンドラ45から印刷終了の通知を受けたら、印刷管理モジュール44はアプリケーション1230とSCS1222に対して通知する。
図6において、各アプリケーション1230からの印刷キューをキューイングするエントリモジュール41、42、43の夫々に対応するFI/FOは、印刷キュー51、52、53である。各アプリケーション1230の印刷ジョブは、共通印刷キュー50と夫々対応する印刷キュー51から53へ同時にキューイングされる。
印刷管理モジュール44において、印刷キュー51、52、53からの入力Aと共通印刷キューからの入力Bは、ECS1224が後述する利用者の設定した印刷優先機能に基づいて切り替えられる。
図7は、各エントリモジュールでの処理を説明するフローチャートである。図7において、各エントリモジュール41〜43は、印刷リクエストを受けたか否かを判断する(S10)。印刷リクエストを受けていない場合、印刷リクエストを受けるまでステップS10を繰り返す。一方、印刷リクエストを受けた場合、ステップS11へ進み、ECS1224へのエントリが可能か否かを判断する(S11)。ECS1224へのエントリが可能でない(S11でno)場合、ステップS12へ進み、印刷リクエストの受け付けを拒否する(S12)。一方、ECS1224へのエントリが可能(S11でyes)の場合、ステップS13へ進み、印刷ジョブステータス(status)と印刷終了時間(finishTime)とを付加する(S13)。次いで、ステップS14において、印刷ジョブを共通印刷キュー50にキューイングして(S14)、ステップ10に戻り、以降、ステップS10〜S14を繰り返す。
図8は、印刷管理モジュールでの処理を説明するフローチャートである。図8において、印刷管理モジュール44は、共有印刷キューにエントリがあるか否かを判断する(S20)。共有印刷キューにエントリがない場合、共有印刷キューにエントリがあるまでステップS20を繰り返す。一方、共有印刷キューにエントリがある場合、印刷管理モジュール44は、プロッタエンジン46に印刷を依頼する(S22)。印刷管理モジュール44は、プロッタエンジン46から紙詰まり通知が来たら(S23)、SCS1222に紙詰まりのstatusを発行すると共に紙詰まり解除通知(S24)が来たらSCS1222に印刷のstatusを発行する。さらにプロッタエンジン46が印刷終了したか否かを判断する(S25)。印刷が終了しない場合、ステップS23からS25を繰り返す。一方、印刷が終了した場合、印刷リクエストを行ったアプリケーション1230と、SCS1222とに終了を通知し(S26)、ステップS20に戻る。以降、前記したステップS20〜S26までの動作を繰り返す。
次に、SCS1222におけるジョブ管理について説明する。図9は、SCSでジョブ管理を行うための構成例を示す図である。図9において、SCS1222は、融合機1200全体を管理するモジュールであり、ジョブ管理以外にも様々な機能を有する。ただし説明の便宜上、主要な機能部分のみを記す。SCS1222は、アプリケーション1230からの印刷ジョブ登録情報を受け付けるジョブ管理モジュール44と、ECS1224からの通知を受け付けるECSハンドラ47とを有する。また、アプリケーション1230から登録される印刷ジョブ登録情報は構造体の形でメモリ上に記憶される。
ジョブ管理モジュール44ではアプリケーション1230から登録された情報である、ジョブ情報(JobInfo)、ジョブID(jobID)、アプリID(apliID)、ページ数(pageNum)、ジョブ投入時刻(time)に、ECS1224から渡されてくるジョブステータス(status)と、印刷終了時間(finishTime)を加えたジョブリスト構造体(JobList)を、1つのジョブ登録情報としてRAM48に記憶する。
また、RAM48に記憶されたジョブ情報、ジョブID、アプリID、ページ数、ジョブ投入時刻は、SCS1222のみならず、アプリケーション1230等の他の構成からも参照可能とする。これにより、アプリケーション1230等は、SCS1222に登録されたジョブ情報又はジョブIDに基づいて、処理を行うことができる。
図10は、ECSとSCSのインターフェースの例を示す図である。図10において、ECS1224とSCS1222のインターフェースとして、関数コールやイベント通知等を使用する。印刷ジョブの状態が変化する度にECS1224からSCS1222に対して通知を行う。通知の内容としては、ジョブを特定するジョブID(jobID)と、印刷ジョブステータス(status)と、印刷終了時間(finishTime)とである。
SCS1222ではECS1224から通知を受けた場合、受け付けたジョブIDがSCS1222にてジョブ登録したものの中に存在するか否かをチェックし、存在していればその印刷ジョブ登録情報であるジョブステータスと印刷終了時間を変更する。ただし、通知されたステータスが終了状態である場合は、そのジョブは印刷処理が終了したものであるから、印刷ジョブ登録情報を消去しジョブ管理の対象から外す。
ECS1224からの状態変化通知受信後のSCS1222の処理フローを図11で説明する。図11は、ECSから状態変化通知を受信後のSCSの処理を説明するフローチャートである。
図11において、SCS1222は、ECS1224から状態変化の通知を受信すると、通知されたジョブIDは登録されているか否かを判断する(S31)。ジョブIDが登録されていない場合、何も処理をせず待ち状態となり(S32)、処理を終了する。
一方、ジョブIDが登録されている場合、ジョブ終了ステータスか否かを判断する(S33)。ジョブ終了ステータスでない場合、紙詰まりのステータスかを判断し(S37)紙詰まりの場合は他のアプリでHDDを使用中かを判断する(S38)。
この他のアプリは、当該処理中のアプリケーションとは別に、画像形成装置1200で並列して処理を行っているアプリケーションとする。この他のアプリケーションは、例えばFAXアプリやネットファイルアプリ等とする。
これら他アプリがHDD1303を使用している場合(ステップS38:No)、当該処理中は紙詰まりジョブIDの登録を行わず、HDD1303を起動し続けることとする(ステップS39)。これにより、紙詰まりとは関係のない他のアプリによる処理は、適切に行うことができる。
そして、他アプリがHDD1303を使用していない場合(ステップS38:Yes)、SCS1222は、紙詰まりジョブID登録を行う。ステップS37で紙詰まりではない場合印刷ジョブステータス(status)と、印刷終了時間(finishTime)とを更新しハードディスク1303を起動する(S39)。
ステップS33でジョブ終了ステータスの場合、紙詰まりジョブID登録があるかを判断し(S35)、登録がなければジョブ情報をクリアしハードディスク1303を停止し(S36)処理を終了する。これによりハードディスク1303の回転式磁気ディスクの回転が停止する。ステップS33で紙詰まりジョブIDが登録されていれば、対応する紙詰まりジョブIDのステータス(status)を、ハードディスク1303が停止した旨を示すパラメータに更新する。
そして、SCS1222は、上述したステップS30〜S39までの処理を繰り返し行う。これにより、SCS1222は、ステップS40で紙詰まりジョブIDを登録した後、再びステップS30から処理を開始する。そして、SCS1222は、ステップS34で紙詰まりジョブIDが登録されていると判断し、ステップS35でHDD1303を停止させる。
次に、アプリケーション1230が、オペレーションパネル1310に対して、利用者による作業を必要とする異常状態が発生した旨の表示する場合について説明する。この例として、コピーアプリ1212が、紙詰まりが発生した旨の表示を行う例について説明する。図12は、コピーアプリ1212が、オペレーションパネル1310に、紙詰まりが発生した旨を表示する処理手順を示すフローチャートである。
まず、コピーアプリ1212は、RAM48を参照し、RAM48に紙詰まりジョブIDが登録されているか否か判断する(ステップS41)。
そして、コピーアプリ1212は、紙詰まりジョブIDが登録されていると判断した場合(ステップS41:Yes)、当該紙詰まりジョブIDのステータス(status)を参照し、HDD1303が停止しているか否か確認する(ステップS42)。
また、コピーアプリ1212は、ハードディスク1303が停止しているか否か判断する(ステップS42)。ハードディスク1303が停止していないと判断した場合(ステップS42:No)、所定の時間経過後に、再びハードディスク1303が停止しているか否か確認する(ステップS42)。
次に、コピーアプリ1212は、ハードディスク1303が停止していると判断した場合(ステップS42:Yes)、オペレーションパネル1310に、紙詰まりが発生した旨を表示する(ステップS43)。
図13は、コピーアプリ1212が、転写紙の紙詰まりが発生した場合に、オペレーションパネル1310の設定域画面120に表示する画面例を示した図である。図13に示すように、当該画面例は、転写紙の紙詰まりが発生したことを表示するとともに、紙詰まりの原因となった当該転写紙を取り除くための作業内容を表示する。これにより、利用者が紙詰まりを解消させることができる。
また、コピーアプリ1212は、図13の表示欄1401には“HDDアクセス不可”を表示する。これにより、利用者は、図13の表示欄1401を視認することで、融合機1200のHDD1303に対してデータの書き込み処理又はHDD1303に対するデータの読み込み処理が行えないことを認識できる。
そして、コピーアプリ1212は、紙詰まりジョブIDが登録されていないと判断した場合(ステップS41:No)、オペレーションパネル1310に図13で示した画面(紙詰まりが発生している旨)が表示されているか否か判断する(ステップS44)。表示されていないと判断した場合(ステップS44:No)、特に処理を行わない。
また、コピーアプリ1212は、図13で示した画面を表示していると判断した場合(ステップS44:Yes)、当該画面の表示解除を行う(ステップS45)。
そして、コピーアプリ1212は、コピー処理が終了したか否か判断する(ステップS46)。そして、コピー処理が終了していないと判断した場合(ステップS46:No)、ステップS41から再び処理を行う。これにより、コピーアプリ1212では、上述したステップS41〜S45までの処理が、繰り返し行われることになる。
また、コピー処理が終了したと判断した場合(ステップS46:Yes)、コピーアプリ1212による処理を終了する。
上述した処理手順で処理を行うことで、コピーアプリ1212は、紙詰まりを検出した場合、ハードディスク1303の停止を確認した後に紙詰まりが発生した旨を表示することになる。これにより、ハードディスク1303が回転している時に、利用者が紙詰まりを解消するための作業を行うことで、融合機1200が振動等することを防止できる。これにより、ハードディスク1303の磁気ヘッドが、回転中に、利用者の作業により磁気ディスクに接触することを防止することができる。
また、上述した処理手順では、コピーアプリ1212がオペレーションパネル1310に対して表示する例について説明したが、他のアプリケーションでも同様とする。
以上のような実施例により複数のジョブが動作している際に紙詰まりが発生した場合でもHDD1303を停止させてからオペレーションパネル1310に紙詰まり表示を表示させHDD1303内のデータを保護すると共に、並行してHDD1303内のアクセスするジョブが存在する場合はこちらのジョブを優先させ、ジョブ終了後に紙詰まり表示を表示させ紙詰まり処理に伴うHDD1303内のデータの保護を可能にしている。
また、以上説明した紙詰まりは、プロッタエンジン46内で給紙トレイから供給される転写紙にのみ発生した場合について述べたものである。しかしながら、紙詰まりは、原稿紙の読取処理時に、ADFで原稿紙を送る処理中にも発生する。そこで、次にADFから原稿紙を送る場合について説明する。
そこで、例としてコピーアプリ1212が、文書蓄積処理を行う場合の、原稿紙の読取り時における紙詰まりについて説明する。また、他のアプリケーションが行う原稿紙の読取り時に発生する紙詰まりについても以下に示す処理と同様とし、説明を省略する。
図14は、コピーアプリ1212が行うコピー動作のスキャン(原稿読取)サービス11の例を示す図である。図14に示すオペレーションパネル1310が、利用者からの操作を受け付け、受け付けた操作情報をコピーアプリ1212に出力する(4)。そして、コピーアプリ1212は、入力された操作情報から、実際に行われる処理を示すジョブ情報(JobInfo)を生成し、スキャンサービス11に出力する。この場合、スキャンサービス11は、コピーアプリ1212に実装される。また、このジョブ情報(JobInfo)は、ユーザ名(userName)、文書名(docName)、一度にまとめて印刷するファイルID(fileID)から構成される。
そして、スキャンサービス11がジョブ情報を受け取った場合、当該ジョブ情報からファイルIDと部数を取得する。そして、スキャンサービス11は、取得したファイルIDと部数に、印刷ジョブ毎に一意に割り当てる印刷ジョブIDを加えて、ECS1224にジョブエントリする(5)。
そして、ECS1224にジョブエントリした後、スキャンサービス11は、当該ジョブのジョブ情報(JobInfo)と、印刷ジョブID(jobID)、ネットファイルアプリケーション1215自身を示すアプリケーションID(apliID)、ジョブのページ数(pageNum)とをまとめてSCS1222にジョブ登録する(6)。なお、印刷処理自体はECS1224が制御を行い、ジョブの状態管理はSCS1222が担当する。
そして、ECS1224は、印刷優先機能を参照して印刷すべきキューを判断し、当該キューから印刷ジョブを取りだす。そして、ESC1224は、印刷ジョブのステータスや印刷終了時間を、アプリケーション1230に通知する。なお、図14に示す例ではアプリケーション1230は、コピーアプリ1212となる。そして、コピーアプリ1212は、印刷ジョブの表示に関する情報を、SCS1222に通知する。SCS1222は、通知されてきた情報を蓄え、当該情報をに基づいてオペレーションパネル1310への表示処理や、アプリケーション1230からのジョブ一覧要求に対する応答処理を行う。
図15は、ジョブ管理モジュール44により印刷処理時に行われる原稿紙読み取りの処理手順を示すフローチャートである。図15に示すように、ジョブ管理モジュール44は、共有印刷キューにエントリがあるか否かを判断する(ステップS51)。また、ジョブ管理モジュール44は、共有印刷キューにエントリがないと判断した場合(ステップS51:No)、共有印刷キューにエントリが格納されるステップS51の処理を繰り返す。
また、ジョブ管理モジュール44は、共有印刷キューにエントリがあると判断した場合(ステップS51:Yes)、共有印刷キューから当該エントリを取得する(ステップS52)。そして、ジョブ管理モジュール44は、スキャナ1350に、取得したエントリに対応する読み取り処理を依頼する(ステップS53)。
そして、ジョブ管理モジュール44は、スキャナ1350から紙詰まり通知の有無で、紙詰まりが発生したか否かを判断する(ステップS54)。そして、ジョブ管理モジュール44は、紙詰まりが発生したと判断した場合(ステップS54:Yes)、SCS1222に紙詰まりを示すstatusを通知する(ステップS55)。また、ジョブ管理モジュール44は、紙詰まりが発生していないと判断した場合(ステップS54:No)、特に処理を行わない。
次に、ジョブ管理モジュール44は、スキャナ1350から紙詰まり解除通知の有無で、紙詰まりが解消したか否かを判断する(ステップS56)。そして、ジョブ管理モジュール44は、紙詰まりが解消したと判断した場合(ステップS56:Yes)、が来たらSCS1222に印刷処理再開を示すstatusを通知する(ステップS57)。
その後、ジョブ管理モジュール44は、スキャナ1350の読取処理が終了し、HDD1303に保存したか否かを判断する(ステップS58)。ジョブ管理モジュール44は、HDD1303に保存していないと判断した場合(ステップS58:No)、再びステップS54からステップS58までの処理を繰り返す。
そして、ジョブ管理モジュール44は、HDD1303に保存したと判断した場合(ステップS58:Yes)、読取りリクエストを行ったアプリケーション1230(例えばコピーアプリ1212)、及びSCS1222に対して終了通知を行う(ステップS59)。
そして、SCS1222に対して紙詰まり通知を行った後の処理については、上述したものと同様となる。例えば、図10で説明したECS1224からSCS1222への状態変化の通知も同様に行われる。そして図11で示した処理手順で紙詰まりが発生した場合に、ハードディスク1303を停止する処理が行われ、図12で示した処理手順で、紙詰まりが発生した旨の表示が行われる。なお、この場合に表示される画面例は、上述した画面例とは異なる。
図16は、コピーアプリ1212が、原稿紙の紙詰まりが発生した場合に、オペレーションパネル1310の設定域画面120に表示する画面例を示した図である。図16に示すように、当該画面例は、原稿紙の紙詰まりが発生したことを表示するとともに、紙詰まりの原因となった当該原稿紙を取り除くための作業内容を表示する。これにより、利用者が紙詰まりを解消させることができる。また、当該画面例でも、表示欄1501に“HDDアクセス不可”を表示する。
本実施の形態では、異常状態として紙詰まりが発生した場合について説明したが、このような異常状態に制限するものではない。異常状態は、利用者が当該異常状態から復旧させる作業を行う時に、融合機1200に振動を与える可能性があればよい。このような異常状態としては、例えばトナー切れや給紙トレイの転写紙が無くなった状態等とする。そして、融合機1200は、このような異常状態が発生した場合でも、上述した処理手順と同様に、HDD1303の回転を停止させた後に、異常状態が発生した旨を表示する。
また、上述した実施の形態にかかる画像形成装置1200は、HDD1303を停止させた後に、オペレーションパネル1310に紙詰まり表示を表示させることとした。しかしながら、紙詰まり等の利用者に対して作業を促す出力は、このような表示に制限する物ではなく、例えば音、メールを含むネットワーク通知又は非常用ランプなどの光などを出力してもよい。
上述した実施形態で示したように、紙詰まり等の異常状態が発生した際に、ハードディスクの回転を停止させた後に、紙詰まりが発生したことをオペレーションパネル1310に表示することで、操作者による異常状態等を解消するための作業が、ハードディスク1303停止後に行われるので、ハードディスク1303内のデータの保護することができる。
また、上述した実施形態では、紙詰まり等の異常状態が発生した際、当該異常状態とは関係のない処理を行っているアプリケーションが存在する場合、当該処理からはハードディスク1303内に保存している画像データを参照できるようにしている。この間は、紙詰まりであることをオペレーションパネル1310等に表示しない。そして、当該アプリケーションの終了後に、紙詰まりが発生したことをオペレーションパネル1310に表示することで、他のアプリケーションの処理を阻害することなく、ハードディスク内のデータ保護することができる。
本発明の一実施例に係る多種の画像形成機能を融合する融合機の機能構成を示すブロック図である。 図1に示す融合機(複合機)のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示す融合機(複合機)が備えるハードディスクの構造を概略的に示した平面図である。 図1に示す融合機が備えるオペレーションパネルの例を示す図である。 印刷Webサービスの例を示す図である。 ESCにてジョブ管理をし、アプリケーションからSCSへ表示情報を通知する処理の例を示す図である。 各エントリモジュールでの処理を説明するフローチャートである。 印刷管理モジュールでの処理を説明するフローチャートである。 SCSでジョブ管理を行うための構成例を示す図である。 ECSとSCSのインターフェースの例を示す図である。 ECSから状態変化通知を受信後のSCSの処理を説明するフローチャートである。 コピーアプリが、オペレーションパネルに、紙詰まりが発生した旨を表示する処理手順を示すフローチャートである。 コピーアプリが、転写紙の紙詰まりが発生した場合に、オペレーションパネルの設定域画面に表示する画面例を示した図である。 コピーアプリが行うコピー動作のスキャンサービスの例を示す図である。 ジョブ管理モジュールにより印刷処理時に行われる原稿紙読み取りの処理手順を示すフローチャートである。 コピーアプリが、原稿紙の紙詰まりが発生した場合に、オペレーションパネルの設定域画面に表示する画面例を示した図である。
符号の説明
1200 融合機(複合機)
1201 B&W LP(白黒ラインプリンタ)
1202 カラーラインプリンタ
1203 ハードウェアリソース
1204 エンジンI/F
1210 ソフトウェア群
1211 プリンタアプリ
1220 プラットフォーム
1230 アプリケーション
1240 融合機起動部
1250 コントロールサービス

Claims (14)

  1. データを格納する回転式磁気ディスクを自筐体内部で接続可能な情報処理装置において、
    利用者が前記情報処理装置に対して衝撃を与える可能性のある復帰作業を必要とする異常状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記異常状態を検出した場合に、前記情報処理装置に接続された前記回転式磁気ディスクに対するアクセスを終了して、前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行う制御手段と、
    前記制御手段により前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、利用者に対して、前記異常状態から復帰するための作業要求を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出手段が前記異常状態を検出した際、前記情報処理装置に搭載されたアプリケーションのうち、当該異常状態を発生させたアプリケーション以外のアプリケーションで前記回転式磁気ディスクを利用した処理が行われているか否か判断し、当該処理が行われていると判断した場合、当該処理を続行し、当該処理が終了した後に前記回転式磁気ディスクを停止させること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ネットワークを介して接続される通信装置と、データの通信を行う通信手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記通信手段で通信するデータの読み込み又は書き込みを行うために、前記回転式磁気ディスクに対してアクセスを行っているか否か判断し、当該アクセスが行われていると判断した場合、当該アクセスを継続し、当該アクセスが終了した後に前記回転式磁気ディスクを停止させること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記回転式磁気ディスクを停止させた後、前記検出手段による前記異常状態の検出が行われなくなるまで、前記回転式磁気ディスクに対するアクセスを禁止すること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記回転式磁気ディスクを停止させる際、当該回転式磁気ディスクが備える磁気ヘッドの退避方式として、ランプロード方式を用いて制御を行うこと、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段により前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、前記回転式磁気ディスクに対するアクセスできない旨を表示するアクセス表示手段を、さらに備えること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. データを格納する回転式磁気ディスクを自筐体内部で接続可能な画像形成装置において、
    利用者が前記画像形成装置に対して衝撃を与える可能性のある復帰作業を必要とする異常状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記異常状態を検出した場合に、前記画像形成装置に接続された前記回転式磁気ディスクに対するアクセスを終了して、前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行う制御手段と、
    前記制御手段により前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、利用者に対して、前記異常状態から復帰するための作業要求を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 原稿紙から、画像データの読取処理を行う読取手段と、をさらに備え、
    前記検出手段は、読取処理で前記原稿紙を送る際の、当該原稿紙の紙詰まりを検出すること、
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 転写紙に対して、画像データを転写する画像転写手段と、をさらに備え、
    前記検出手段は、転写処理時における前記転写紙による紙詰まりを検出すること、
    を特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記検出手段が前記異常状態を検出した際、前記画像形成装置に搭載されたアプリケーションのうち、当該異常状態を発生させたアプリケーション以外のアプリケーションで前記回転式磁気ディスクを利用した処理が行われているか否か判断し、当該処理が行われていると判断した場合、当該処理を続行し、当該処理が終了した後に前記回転式磁気ディスクを停止させること、
    を特徴とする請求項7乃至9のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  11. ネットワークを介して接続される通信装置と、データの通信を行う通信手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記通信手段で通信するデータの読み込み又は書き込みを行うために、前記回転式磁気ディスクに対してアクセスを行っているか否か判断し、当該アクセスが行われていると判断した場合、当該アクセスを継続し、当該アクセスが終了した後に前記回転式磁気ディスクを停止させること、
    を特徴とする請求項7乃至10のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、前記回転式磁気ディスクを停止させた後、前記検出手段による前記異常状態の検出が行われなくなるまで、前記回転式磁気ディスクに対するアクセスを禁止すること、
    を特徴とする請求項7乃至11のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、前記回転式磁気ディスクを停止させる際、当該回転式磁気ディスクが備える磁気ヘッドの退避方式として、ランプロード方式を用いて制御を行うこと、
    を特徴とする請求項7乃至12のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  14. 前記制御手段により前記回転式磁気ディスクを停止させる制御を行った後、前記回転式磁気ディスクに対するアクセスできない旨を表示するアクセス表示手段を、さらに備えること、
    を特徴とする請求項7乃至13のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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