JP2009065494A - マイクロホンの取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロホンの動きに追従して浮き上がるなどしないマイクロホンの取付装置を安価に提供する。
【解決手段】テーブルTの取付孔Hの上部開口部H1に取り付けられる第1取付具20に取付孔H内に非接触で挿入されるスリーブ23を設けて、スリーブ23の先端に取付孔Hの内周面と、マイクロホンMのケースM3の外周面に沿って接触する断面傘状(矢印状)のアンカー部24を一体的に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、机などの被設置面に穿設された取付孔にマイクロホンを取り付けるためのマイクロホンの取付装置に関し、さらに詳しく言えば、取付孔に取り付けられた取付具がマイクロホンの動きに追従して浮き上がらないマイクロホンの取付装置に関する。
会議室などのテーブルや机には、細長くてあまり目立たないグースネック型マイクロホンが好ましく採用されているが、多くの場合、例えば特許文献1に記載されているように、テーブルに取付孔を開けて、その取付孔に専用の取付装置を介してマイクロホンを固定するようにしている。
これによれば、設置スペースを小さくできるため、テーブル上の見映えなどをよくできる。しかしながら、直付けであると、テーブルなどを叩いたりした際に、その衝撃がマイクロホンに伝播してしまうという課題があった。
そこで、図8に示すような、上述した衝撃がマイクロホンに伝わりにくくするショックマウント構造を備えた取付装置も提供されている。このマイクロホンの取付装置1は、テーブルTに穿設された取付孔Hの表面側の上部開口部H1に取り付けられる第1取付具2と、裏面側の下部開口部H2に取り付けられる第2取付具3とを備えている。
第1取付具2は、防振性を有するゴムなどの弾性体からなる円盤状を呈し、中央には、マイクロホンMの外筒が差し込まれる挿入孔22が設けられている。また、第1取付具2には、上部開口部H1を閉塞する円盤状のフランジ部21が挿入孔22を中心に同軸的に設けられている。
第1取付具2の下面側には、取付孔H内に向けて差し込まれる凸部23が設けられており、挿入孔22の内周面と、凸部23の内周面24とによってマイクロホンMが取付孔Hに非接触となるように支持されている。
第2取付具3は、下部開口部H2の開口縁に沿って配置されるベースリング31と、ベースリング31を覆うように配置される押圧リング32と、ベースリング31と押圧リング32との間でそれらの内周面側に狭持される弾性変形可能な弾性リング33とを備えている。
ベースリング31と押圧リング32には、同軸的に位置合わせされるネジ挿通孔が、例えば120°間隔で3カ所設けられており、それらのネジ挿通孔に押圧リング32側から雄ねじ34をテーブルTにねじ込み、押圧リング32をベースリング31側に押し付けてゆくことで、弾性リング33の一部が弾性変形して内側に張り出すため、マイクロホンMの外周が支持される。
これにより、マイクロホンMが取付孔Hに防振材を介して非接触で保持される。この従来例においては、テーブル面における取付装置1の美観および省スペース化を重視して、第1取付具2を装飾リングとしてテーブルTの表面側に配置し、マイクロホンMを実質的に支持する第2取付具3をテーブルTの裏面側に配置している。
実開平5−97191号公報
しかしながら、上記従来のマイクロホンの取付装置において、第1取付具2は、取付孔Hの上部開口部H1を目隠しする装飾リングとして用いられるため、上部開口部H1に固定されていない。したがって、図9に示すように、マイクロホンMを前後左右(矢印A方向)に動かすと、第1取付具2が浮き上がってしまう(矢印B方向)ことがある。
一度、浮き上がった第1取付具2は、マイクロホンMの位置が元に戻っても、容易にずり落ちないため、テーブルTと第1取付具2の間に隙間が生じてしまうことになり、外観上好ましくない。
第1取付具2が浮き上がらないようにするには、一つの方法として第1取付具2を硬質素材で形成して取付孔Hに強制嵌合させればよい。しかしながら、このようにすると、テーブルの振動が第1取付具2を介してマイクロホンに伝わるおそれがあるため、好ましくない。
また、別の方法として、第1取付具2のうち、取付孔Hに嵌合する部分を硬質素材とし、マイクロホンMが嵌合される部分を軟質素材にすれば、浮き上がり現象は防止できる。しかしながら、別々の素材であるため、コスト高となる。
さらに別の方法として、ゴム系の接着剤などを介して固定する方法もあるが、接着剤で固定してしまうと、後々のメンテナンスが困難になるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するため、取付孔に取り付けられた取付具がマイクロホンの動きに追従して浮き上がるなどしないマイクロホンの取付装置を安価に提供することを目的としている。
本発明は、上述した目的を達成するため、以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、机などの被設置面に穿設された取付孔の上部開口部に取り付けられる第1取付具と、上記取付孔の下部開口部に取り付けられる第2取付具とを有し、上記第1および第2取付具を介して上記マイクロホンが上記取付孔に取り付けられるマイクロホンの取付装置において、上記第1取付具は、中央に上記マイクロホンが差し込まれる挿通孔を有し、上記上部開口部よりも大径なフランジ部と、上記フランジ部の下面から突設され、上記取付孔内に非接触で挿入されるスリーブとを有し、上記スリーブの先端には、外周面が上記取付孔の内周面に沿って接触し、内周面が上記マイクロホンの外周面に沿って接触するアンカー部が一体的に設けられており、上記アンカー部は、上記マイクロホンを動かした際に、上記アンカー部に係る変形応力を垂直下方のモーメントに変えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記アンカー部は、上記アンカー部の外周面から上記アンカー部の内周面に至るまでの一部が、上記アンカー部の外周面の位置よりも下に位置していることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記アンカー部は、上記スリーブの先端を頂部として、上記アンカー部の外周面および内周面が上記上部開口部側に傾斜した断面傘状に形成されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記アンカー部は、上記アンカー部の外周面が上記上部開口部側に位置し、上記アンカー部の内周面が上記下部開口部寄りに形成された断面イの字状に形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1ないし4のいずれか1項において、上記第1取付具は、防振性ゴムからなることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、上記請求項1ないし5のいずれか1項において、上記アンカー部の外周面と上記取付孔Hの内周面との間の摩擦係数をμ1、上記アンカー部の内周面と上記マイクロホンとの間の摩擦係数をμ2としたとき、上記アンカー部は、上記摩擦抵抗がμ1>μ2となるように設定されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、上記請求項1ないし6のいずれか1項において、上記第2取付具は、上記下部開口部の外周に沿って配置されるベースリングと、上記ベースリングを覆うように配置される押圧リングと、上記ベースリングと上記押圧リングとの間との間でそれらの内周面側に狭持される弾性変形可能な弾性リングとを有し、所定の押圧手段を介して上記押圧リングを上記ベースリング側に押し付けてゆくことにより、上記弾性リングの一部が弾性変形して、上記マイクロホンを支持することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、第1取付具に取付孔内に非接触で挿入されるスリーブの先端にアンカー部を設け、アンカー部の外周面を取付孔の内周面に接触させ、アンカー部の内周面をマイクロホンの外周面に接触させたことにより、マイクロホンを動かした際に、アンカー部に係る変形応力を下向きのモーメントに変換でき、第1取付部の浮き上がり現象を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、アンカー部の外周面からアンカー部の内周面に至るまでの一部をアンカー部の外周面の位置よりも下に位置したことにより、アンカー部に圧縮応力が加わった場合、外周面が支点となり、作用点がアンカー部の外周面よりも下に設けられているため、圧縮方向に係る力を下向きのモーメントに変換することができる。
請求項3に記載の発明によれば、アンカー部がスリーブの先端を頂部として、アンカー部の外周面および内周面が上部開口部側に傾斜した断面傘状に形成されていることにより、アンカー部の先端が作用点となって、下向きにモーメントを発生することができる。
請求項4に記載の発明によれば、アンカー部は、アンカー部の外周面が上部開口部側に位置し、アンカー部の内周面が下部開口部寄りに形成された断面ほぼ直線状に形成されていることにより、アンカー部の内周面が作用点となって、下向きのモーメントを発生することができる。
請求項5に記載の発明によれば、第1取付具を防振性ゴムによって形成したことにより、マイクロホンに振動が伝播することをより効果的に防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、アンカー部の外周面と上記取付孔Hの内周面との間の摩擦係数をμ1、上記アンカー部の内周面と上記マイクロホンとの間の摩擦係数をμ2としたとき、アンカー部の摩擦抵抗がμ1>μ2となるように設定されていることにより、支点となるアンカー部の外周面が、取付孔の内周面からずれることを防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、第2取付具は、下部開口部の外周に沿って配置されるベースリングと、ベースリングを覆うように配置される押圧リングと、ベースリングと押圧リングとの間との間でそれらの内周面側に狭持される弾性変形可能な弾性リングとを有し、所定の押圧手段を介して押圧リングをベースリング側に押し付けてゆくことにより、マイクロホンを確実に支持することができ、防振効果も高められる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこの限りではない。図1は、本発明の一実施形態に係るマイクロホンの取付装置の使用状態を示す要部断面図であり、図2(a)〜(c)は、第1取付具の平面図、底面図および中央断面図であり、図3(a)〜(c)は、第2取付具の平面図、底面図および中央断面図である。
図1〜図3に示すように、このマイクロホンの取付装置10は、テーブルなどの被設置面Tに穿設された取付孔HにマイクロホンMを支持するため、一方の上部開口部H1(図1では上部開口)に取り付けられる第1取付部材20と、他方の下部開口部H2(図1では下部開口)に取り付けられる第2取付部材30とを備えている。
この実施例において、マイクロホンMは、先端にマイクロホンユニットM1が取り付けられたフレキシブルパイプM2の下端が円筒状のケースM3によって支持されたグースネック型マイクロホンであり、ケースM3の下端に図示しないマイクケーブルが接続される。
ケース3内には、音声出力回路や給電トランスなどの収納されていることから、パワーモジュールと呼ばれることもある。なお、本発明においてマイクロホンMの仕様は任意であり、取付装置10によって支持可能な形態を備えていればよい。
第1取付具20は、防振性のある弾性ゴムの成型品からなり、全体がキャップ状に形成されている。第1取付具20には、防振性ゴムNBR50°が好適に用いられているが、これ以外にCRゴムやブチルゴム、シリコンゴムなどの弾性ゴム材が用いられてもよい。
図2を併せて参照して、第1取付具20は、取付孔Hよりも大径である円盤状のフランジ部21を有し、同フランジ部21の中央には、マイクロホンMのケースM3が挿入される挿入孔22が同軸的に設けられている。
第1取付部20の下面側には、取付孔Hに向けて非接触で差し込まれるスリーブ23が一体的に突設されている。スリーブ23の先端(図2(c)では下端)には、断面傘状(矢印状)のアンカー部24が一体的に形成されている。
図4を併せて参照して、アンカー部24は、スリーブ23の挿入方向(図2(c)では下方向)に対して変形しやすいように、その断面が下向きの矢印形状に形成されており、その外周面241が取付孔Hの内周面に沿って接触するようになっている。
また、アンカー部24の内周面242は、マイクロホンMのケースM3の外周面に沿って接触することにより、マイクロホンMが取付孔Hに非接触で支持される。
次に、図1,図3を併せて参照して、第2取付具30は、下部開口部H2の開口縁に沿って配置されるベースリング31と、ベースリング31を覆うように配置される押圧リング32と、ベースリング31と押圧リング32との間でそれらの内周面側に狭持される弾性変形可能な弾性リング33とを備えている。
図3(a)に示すように、ベースリング31は、例えばアルミニウムなどの円板状の金属製リングからなり、中央には、マイクロホンMのケースM3が非接触で挿通される挿通孔311が設けられている。ベースリング31には、ネジ34(図1参照)が差し込まれるネジ孔312が、この例では120°の等間隔で3箇所設けられている。ベースリング31は、硬質プラスチックなどであってもよい。
図3(b)に示すように、押圧リング32は、ベースリング31と同様に例えばアルミニウム製のリングからなり、その中央には、マイクロホンMのケースM3が非接触で挿通される挿通孔321が設けられている。押圧リング32も、硬質プラスチック製であってもよい。
押圧リング32にも上記ネジ34が差し込まれるネジ孔322が120°の等間隔で3箇所設けられている。押圧リング32側のネジ孔322は、ネジ34のネジ頭を受け止めるために段付きネジ孔に形成されている。
押圧リング32の底面(図3(c)では上面)には、ベースリング31が収納可能な第1凹部323が形成されている。第1凹部323の内周面側には、さらに一段低く凹まされた第2凹部324が設けられており、この第2凹部324に弾性リング33が収納される。
第2凹部324の底面は、押圧リング32を締め付けていった際に、その締付力により弾性リング33に挿通孔321内に膨出するようにすり鉢状に形成されている。
弾性リング33は、第1取付具20と同じNBR50°などの防振性ゴム材からなる形成されていることが好ましく、中央には、マイクロホンMのケースM3よりも若干大径な挿通孔331が形成されている。弾性リング33は、ベースリング31と押圧リング32との間に挟まれて弾性変形可能な材料であれば、その材質は特に限定されない。
なお、本発明の主たる特徴は、第1取付具20であり、第2取付具30の構成は、上述した実施形態に限定されず、仕様に応じて任意に変更可能である。
次に、このマイクロホンの取付装置10の使用手順の一例について図面を参照しながら説明する。まず、図1に示すように、テーブルTにマイクロホンMを取り付けるための取付孔Hを電動ドリルなどを用いて穿設する。
次に、ベースリング31の挿通孔311が取付孔Hの下部開口部H2に対して同軸的になるように位置決めしたのち、押圧リング32をネジ止めして、第2取付具30をテーブルTの裏面側に仮止めしておく。
これとは別に、第1取付具20をマイクロホンMのケースM3の例えば下端からに徐々に差し込んでゆき、ケースM3の外周面を第1取付具20の挿通孔22と傘部24の内周面で支持する。
第1取付具20を取り付けた状態で、ケースM3の後端を上部開口部H1から下部開口部H2に向けて差し込んでゆき、ケースM3を第2取付具30の挿通孔311に沿って差し込む。
これに伴い、第1取付具20のスリーブ23が上部開口部H1に沿って差し込まれてゆき、フランジ部21がストッパーとなって上部開口部H1を塞いだ状態で止まる。このとき、アンカー部24は、スリーブ23の挿入方向に対して変形しやすい下向きの矢印形状に形成されていることにより、容易に取付孔H内に差し込まれてゆく。
次に、第1取付具20を手で押さえながら、マイクロホンMを所定の高さ位置に調節する。しかる後、第2取付具30の各ネジ34を徐々に締め付けてゆくと、押圧リング32がベースリング31側に間隙を狭めながら移動してゆき、これに伴い、弾性リング33が徐々に弾性変形してゆく。
ネジ34をさらに締め付けてゆくと、図4に示すように、弾性リング33は、徐々に変形しながら中心側に張り出してゆき、その内周面がケースM3の外周面に当接する。これにより、マイクロホンMが取付孔Hの内周面に触れることなく、第1および第2取付具20,30を介して取付孔Hに固定される。
この状態において、図5および図6に示すように、マイクロホンMが前後左右(図6の矢印C方向)に動かされると、アンカー部24には任意の一方向に圧縮応力が加わるされる。このとき、アンカー部24の外周面241と取付孔Hとの間の摩擦係数μ1と、アンカー部24の内周面242とケースM3との間の摩擦係数μ2は「μ1>μ2」である。
したがって、圧縮応力によってアンカー部24が圧縮されると、外周面241が支点となり、作用点であるアンカー部24の先端243がΔT分だけ下方に移動することにより、アンカー部24には下向き(矢印D方向)の力が発生する。
これにより、圧縮を受けない側(図5では右側)は、圧縮を受ける側(図5では左側)を基点とする下方向の回転モーメントによってわずかに下方に移動することにより、第1取付具20の浮き上がりを防止することができる。
この実施例において、取付孔HはテーブルTに設置する一例について例示したが、被設置面はテーブルT以外に天井や床面であってもよく、取付孔Hが形成可能で各取付具20,30が取付可能であれば、その設置場所は特に限定されない。
また、上述した実施形態において、アンカー部24は、断面矢印状に形成されているが、圧縮方向に係る応力を下向きのモーメントに変換する作用がある形状であれば、これ以外の形状であってもよい。
すなわち、図8に示すように、このアンカー部25は、外周側から内周側に向かって斜め下方向にほぼ一直線に傾斜しており、外周面251よりも内周面252の方が下側に張り出す断面イの字状に形成されている。
これによっても、同様に圧縮応力(矢印C方向)によってアンカー部25が圧縮されると、外周面251が支点となるため、作用点であるスリーブ23の先端部がΔT分だけ下方に移動することによって、スリーブ23に下向き(矢印D方向)に引っ張る力が作用する。
本発明の一実施形態に係るマイクロホンの取付装置の使用状態を示す要部断面図。 上記取付装置の第1取付具の(a)平面図、(b)底面図および(c)中央断面図。 上記取付装置の第2取付具の(a)平面図、(b)底面図および(c)中央断面図。 取付装置を取り付けた状態の要部拡大断面図。 第1取付具の作用効果を説明する説明図。 第1取付具の作用効果を説明する説明図。 アンカー部の変形例とその作用効果を示す要部断面図。 従来のマイクロホンの取付装置の使用状態を示す要部断面図。 従来の取付装置の動きを説明するための説明図。
符号の説明
10 取付装置
20 第1取付具
21 フランジ部
22 挿通孔
23 スリーブ
24,25 アンカー部
30 第2取付具
31 ベースリング
32 押圧リング
33 弾性リング
H 取付孔
H1 上部開口部
H2 下部開口部
M マイクロホン
T テーブル

Claims (7)

  1. 机などの被設置面に穿設された取付孔の上部開口部に取り付けられる第1取付具と、上記取付孔の下部開口部に取り付けられる第2取付具とを有し、上記第1および第2取付具を介して上記マイクロホンが上記取付孔に取り付けられるマイクロホンの取付装置において、
    上記第1取付具は、中央に上記マイクロホンが差し込まれる挿通孔を有し、上記上部開口部よりも大径なフランジ部と、上記フランジ部の下面から突設され、上記取付孔内に非接触で挿入されるスリーブとを有し、上記スリーブの先端には、外周面が上記取付孔の内周面に沿って接触し、内周面が上記マイクロホンの外周面に沿って接触するアンカー部が一体的に設けられており、上記アンカー部は、上記マイクロホンを動かした際に、上記アンカー部に係る変形応力を垂直下方のモーメントに変えることを特徴とマイクロホンの取付装置。
  2. 上記アンカー部は、上記アンカー部の外周面から上記アンカー部の内周面に至るまでの一部が、上記アンカー部の外周面の位置よりも下に位置していることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホンの取付装置。
  3. 上記アンカー部は、上記スリーブの先端を頂部として、上記アンカー部の外周面および内周面が上記第1開口部側に傾斜した断面傘状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のマイクロホンの取付装置。
  4. 上記アンカー部は、上記アンカー部の外周面が上記上部開口部側に位置し、上記アンカー部の内周面が上記下部開口部寄りに形成された断面イの字状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のマイクロホンの取付装置。
  5. 上記第1取付具は、防振性ゴムからなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のマイクロホンの取付装置。
  6. 上記アンカー部の外周面と上記取付孔Hの内周面との間の摩擦係数をμ1、上記アンカー部の内周面と上記マイクロホンとの間の摩擦係数をμ2としたとき、上記アンカー部は、上記摩擦抵抗がμ1>μ2となるように設定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のマイクロホンの取付装置。
  7. 上記第2取付具は、上記下部開口部の外周に沿って配置されるベースリングと、上記ベースリングを覆うように配置される押圧リングと、上記ベースリングと上記押圧リングとの間との間でそれらの内周面側に狭持される弾性変形可能な弾性リングとを有し、所定の押圧手段を介して上記押圧リングを上記ベースリング側に押し付けてゆくことにより、上記弾性リングの一部が弾性変形して、上記マイクロホンを支持することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のマイクロホンの取付装置。
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