JP3306886B2 - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等にガソリン等
の燃料を給油する給油所の給油装置に関する。
の燃料を給油する給油所の給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる給油装置の一例として出願人が先
に出願した特願平3−155247号に示すように給油
機とサービスユニットとを組合わせた多機能タイプのも
のがある。これは、図5にも示すようにアイランド1上
に給油機2とサービスユニット3とを間隔を存して設置
し、給油機2の外側端部に立設した支柱4とサービスユ
ニット3との間に頂部ケース5を設けるものである。
に出願した特願平3−155247号に示すように給油
機とサービスユニットとを組合わせた多機能タイプのも
のがある。これは、図5にも示すようにアイランド1上
に給油機2とサービスユニット3とを間隔を存して設置
し、給油機2の外側端部に立設した支柱4とサービスユ
ニット3との間に頂部ケース5を設けるものである。
【0003】給油機2は計量ユニット2aとホースユニ
ット2bとにより構成し、計量ユニット2aのケース内
には地下の貯油タンクに連通する給油配管を立上げ、該
給油配管の途中に給油モータに駆動される給油ポンプ、
流量パルス発信器を接続した流量計を配設し、ホースユ
ニット2b内に前記計量ユニット2aから給油配管を導
出し、この給油配管に、先端に給油ノズル6を有する給
油ホース7を接続し、ホースユニット2bの前面にノズ
ル掛け8を形成した。
ット2bとにより構成し、計量ユニット2aのケース内
には地下の貯油タンクに連通する給油配管を立上げ、該
給油配管の途中に給油モータに駆動される給油ポンプ、
流量パルス発信器を接続した流量計を配設し、ホースユ
ニット2b内に前記計量ユニット2aから給油配管を導
出し、この給油配管に、先端に給油ノズル6を有する給
油ホース7を接続し、ホースユニット2bの前面にノズ
ル掛け8を形成した。
【0004】この計量ユニット2aとホースユニット2
bとは、例えばハイオクタンガソリン用、レギュラーガ
ソリン用、軽油用と3個を同一面に並設するとともに、
これらをアイランド1の前面と背面とに設けてアイラン
ド1の両側で給油可能なダブルタイプに構成する。ま
た、給油機2の上面にガソリン単価、給油量、給油金額
などの給油データを両面の表示面9a,9bに表示する
両面タイプの表示器9を設置した。
bとは、例えばハイオクタンガソリン用、レギュラーガ
ソリン用、軽油用と3個を同一面に並設するとともに、
これらをアイランド1の前面と背面とに設けてアイラン
ド1の両側で給油可能なダブルタイプに構成する。ま
た、給油機2の上面にガソリン単価、給油量、給油金額
などの給油データを両面の表示面9a,9bに表示する
両面タイプの表示器9を設置した。
【0005】サービスユニット3は、カードリーダー10
やプリンタ−11などを組込んだ屋外用給油データ入出力
装置12と、タオルやウェスを収納する棚13、ごみ入れ14
などのサービス用具を1つのキャビネットケース3a内
にまとめて組込んだもので、このキャビネットケース3
a内にはさらに冷暖房装置15が組込まれ、頂部ケース5
にエアーの吹出口16を形成する。
やプリンタ−11などを組込んだ屋外用給油データ入出力
装置12と、タオルやウェスを収納する棚13、ごみ入れ14
などのサービス用具を1つのキャビネットケース3a内
にまとめて組込んだもので、このキャビネットケース3
a内にはさらに冷暖房装置15が組込まれ、頂部ケース5
にエアーの吹出口16を形成する。
【0006】以上のようにして給油を行うには、給油を
受けようとする自動車は給油機2の前面側あるいは背面
側の給油エリアに停車し、給油ノズル6をノズル掛け8
から外し自動車の給油口に差し込んで給油する。給油量
は、流量計で計測され流量パルス発信器からパルス信号
として発信され、制御装置でカウントされて表示器9に
表示される。給油所の作業員及び給油客はこの表示器9
を見て、給油量、給油金額を知る。
受けようとする自動車は給油機2の前面側あるいは背面
側の給油エリアに停車し、給油ノズル6をノズル掛け8
から外し自動車の給油口に差し込んで給油する。給油量
は、流量計で計測され流量パルス発信器からパルス信号
として発信され、制御装置でカウントされて表示器9に
表示される。給油所の作業員及び給油客はこの表示器9
を見て、給油量、給油金額を知る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】給油を受けるに際し、
給油客は自動車の給油口が給油ノズル6の近くに位置す
るよう、給油口のある自動車の後部を給油機2のノズル
掛け8の近くに位置させて自動車を給油エリアに停車す
る。このため、給油機2の上面に設置してある表示器9
が運転席の斜後方に位置することになり、給油客が給油
量や給油金額を知ろうとするには、後方を振り返って表
示器9を見なければならず不便である。また、給油終了
までの給油中は手持無沙汰で時間を無駄に費やしてい
る。
給油客は自動車の給油口が給油ノズル6の近くに位置す
るよう、給油口のある自動車の後部を給油機2のノズル
掛け8の近くに位置させて自動車を給油エリアに停車す
る。このため、給油機2の上面に設置してある表示器9
が運転席の斜後方に位置することになり、給油客が給油
量や給油金額を知ろうとするには、後方を振り返って表
示器9を見なければならず不便である。また、給油終了
までの給油中は手持無沙汰で時間を無駄に費やしてい
る。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、アイランド上に給油機とサービスユニットとを間隔
を存して並設し、給油機の外側端部に立設した支柱とサ
ービスユニットとの間に頂部ケースを設けた給油装置に
おいて、給油エリアに停車した自動車の運転席から表示
器がよく見え給油量などの給油データを看取し易く、ま
た給油終了までの給油中の手持無沙汰を解消でき給油客
へのサービス向上を図ることのできる給油装置を提供す
ることにある。
し、アイランド上に給油機とサービスユニットとを間隔
を存して並設し、給油機の外側端部に立設した支柱とサ
ービスユニットとの間に頂部ケースを設けた給油装置に
おいて、給油エリアに停車した自動車の運転席から表示
器がよく見え給油量などの給油データを看取し易く、ま
た給油終了までの給油中の手持無沙汰を解消でき給油客
へのサービス向上を図ることのできる給油装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、アイランド上に給油機とサービスユニットと
を間隔を存して並設し、給油機の外側端部に立設した支
柱とサービスユニットとの間に頂部ケースを設けた給油
装置において、前記サービスユニットに表示画面と該表
示画面に隣接させて客用表示計を設け、前記頂部ケース
に間隔を存して2個の車センサーを設け、前記表示画面
は、車センサーからの車検知信号の出力のない非給油中
には空きを示すなどの誘導表示を行い、車センサーから
の車検知信号の出力がある給油中にはキャンペーン情報
やTV放送などの情報表示を行い、前記客用表示計には
給油量などの給油データを表示するように構成したこと
を要旨とするものである。
するため、アイランド上に給油機とサービスユニットと
を間隔を存して並設し、給油機の外側端部に立設した支
柱とサービスユニットとの間に頂部ケースを設けた給油
装置において、前記サービスユニットに表示画面と該表
示画面に隣接させて客用表示計を設け、前記頂部ケース
に間隔を存して2個の車センサーを設け、前記表示画面
は、車センサーからの車検知信号の出力のない非給油中
には空きを示すなどの誘導表示を行い、車センサーから
の車検知信号の出力がある給油中にはキャンペーン情報
やTV放送などの情報表示を行い、前記客用表示計には
給油量などの給油データを表示するように構成したこと
を要旨とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、給油客は客用表示計を見るこ
とで給油データなどを容易に知ることができ、車センサ
ーからの車検知信号の出力がある給油中は、この客用表
示計に隣接する表示画面に表示されるキャンペーン情報
やTV放送などを見て給油終了までの時間を過ごす。こ
の場合、表示計と表示画面とは隣接してあるので、給油
客は両方の画面を同時に見ることができ便利である。そ
して、前記表示画面には車センサーからの車検知信号の
出力のない非給油中は空きを示すなどの誘導表示が表示
されるから、顧客獲得に役立つものである。さらに、車
センサーによる自動車の検知は2個のセンサーで自動車
の2点を検知するから、給油エリアを通行する作業員な
どの人間を誤検知することを防止できる。
とで給油データなどを容易に知ることができ、車センサ
ーからの車検知信号の出力がある給油中は、この客用表
示計に隣接する表示画面に表示されるキャンペーン情報
やTV放送などを見て給油終了までの時間を過ごす。こ
の場合、表示計と表示画面とは隣接してあるので、給油
客は両方の画面を同時に見ることができ便利である。そ
して、前記表示画面には車センサーからの車検知信号の
出力のない非給油中は空きを示すなどの誘導表示が表示
されるから、顧客獲得に役立つものである。さらに、車
センサーによる自動車の検知は2個のセンサーで自動車
の2点を検知するから、給油エリアを通行する作業員な
どの人間を誤検知することを防止できる。
【0011】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の給油装置の実施例を示す正面
図、図2は本発明の給油装置を設置した給油所の説明図
で、図中、図5に示した従来例と同一の構成要素には同
一の参照符号を付してある。
説明する。図1は本発明の給油装置の実施例を示す正面
図、図2は本発明の給油装置を設置した給油所の説明図
で、図中、図5に示した従来例と同一の構成要素には同
一の参照符号を付してある。
【0012】本発明の給油装置も基本構成は図5に示し
た従来例と同様、多機能タイプのものでアイランド1上
に給油機2とサービスユニット3とを間隔を存して並設
し、給油機2の外側端部に立設した支柱4とサービスユ
ニット3との間に頂部ケース5を設ける。
た従来例と同様、多機能タイプのものでアイランド1上
に給油機2とサービスユニット3とを間隔を存して並設
し、給油機2の外側端部に立設した支柱4とサービスユ
ニット3との間に頂部ケース5を設ける。
【0013】給油機2は、計量ユニット2aとホースユ
ニット2bとより構成し、計量ユニット2aのケース内
には地下の貯油タンクに連通する給油配管を立上げ、該
給油配管の途中に給油モータに駆動される給油ポンプ、
流量パルス発信器を接続した流量計を設け、ホースユニ
ット2b内に前記計量ユニット2aから給油配管を導出
し、この給油配管に、先端に給油ノズル6を有する給油
ホース7を接続し、ホースユニット2bの前面に給油ノ
ズル6の掛外しに連動してオンオフするノズルスイッチ
を有するノズル掛け8を形成する。
ニット2bとより構成し、計量ユニット2aのケース内
には地下の貯油タンクに連通する給油配管を立上げ、該
給油配管の途中に給油モータに駆動される給油ポンプ、
流量パルス発信器を接続した流量計を設け、ホースユニ
ット2b内に前記計量ユニット2aから給油配管を導出
し、この給油配管に、先端に給油ノズル6を有する給油
ホース7を接続し、ホースユニット2bの前面に給油ノ
ズル6の掛外しに連動してオンオフするノズルスイッチ
を有するノズル掛け8を形成する。
【0014】この計量ユニット2aとホースユニット2
bとは、例えばハイオクタンガソリン用、レギュラーガ
ソリン用、軽油用と3個を同一面に並設するとともに、
これらをアイランド1の前面側と背面側とに設けてアイ
ランド1の両側で同時給油可能なダブル型とした。な
お、同一面に並設するもの同士は同時給油不可とする。
また、給油機2の上面で支柱4側に給油作業員用の給油
データを表示する表示器9を設ける。この表示器9はア
イランド1の前面と背面側とにそれぞれ表示面を有する
ダブル型とする。
bとは、例えばハイオクタンガソリン用、レギュラーガ
ソリン用、軽油用と3個を同一面に並設するとともに、
これらをアイランド1の前面側と背面側とに設けてアイ
ランド1の両側で同時給油可能なダブル型とした。な
お、同一面に並設するもの同士は同時給油不可とする。
また、給油機2の上面で支柱4側に給油作業員用の給油
データを表示する表示器9を設ける。この表示器9はア
イランド1の前面と背面側とにそれぞれ表示面を有する
ダブル型とする。
【0015】サービスユニット3はキャビネットケース
3a内に屋外用給油データ入出力装置12、タオルやウェ
スを収納する棚13、ごみ入れ14、灰皿クリーナー17、冷
暖房装置15の他に、CRT表示画面などによる表示画面
18を組込み、この表示画面18に隣接して給油客に給油デ
ータを示す客用表示計19を設けた。
3a内に屋外用給油データ入出力装置12、タオルやウェ
スを収納する棚13、ごみ入れ14、灰皿クリーナー17、冷
暖房装置15の他に、CRT表示画面などによる表示画面
18を組込み、この表示画面18に隣接して給油客に給油デ
ータを示す客用表示計19を設けた。
【0016】この表示画面18に表示する内容としては、
給油エリアに自動車が停車していない非給油時は空きを
示す青色表示や当該給油エリアで給油可能な油種表示な
どとし、給油エリアに自動車が停車している給油中は、
給油所が用意したキャンペーン情報、道路情報、気象情
報その他娯楽に関する情報などのVTRやTV放送など
とする。
給油エリアに自動車が停車していない非給油時は空きを
示す青色表示や当該給油エリアで給油可能な油種表示な
どとし、給油エリアに自動車が停車している給油中は、
給油所が用意したキャンペーン情報、道路情報、気象情
報その他娯楽に関する情報などのVTRやTV放送など
とする。
【0017】また、前記屋外用給油データ入出力装置12
にはカードリーダー、プリンター、使用する給油機2の
選択スイッチなどを設ける。
にはカードリーダー、プリンター、使用する給油機2の
選択スイッチなどを設ける。
【0018】そして頂部ケース5に冷暖房装置15からの
冷風や温風を吹出す吹出口16を設けるとともに、給油エ
リアに停車している自動車を検知する車センサー20を設
ける。この車センサー20は、一例として超音波を使用す
るものとし、給油エリアを通る作業員などの人間を誤検
知しないよう、自動車の2点を間隔を存して検知するよ
うに2個設けた。この車センサー20からの検知信号は前
記表示画面18の制御部に導入し、非給油中と給油中の表
示とを自動的に切換え可能なものに構成した。
冷風や温風を吹出す吹出口16を設けるとともに、給油エ
リアに停車している自動車を検知する車センサー20を設
ける。この車センサー20は、一例として超音波を使用す
るものとし、給油エリアを通る作業員などの人間を誤検
知しないよう、自動車の2点を間隔を存して検知するよ
うに2個設けた。この車センサー20からの検知信号は前
記表示画面18の制御部に導入し、非給油中と給油中の表
示とを自動的に切換え可能なものに構成した。
【0019】以上のように構成される給油装置を、図2
に示すように給油所の敷地21内に3個、自動車22の1台
分の車巾間隔よりも少し広めの間隔を存して並設し、各
給油装置A,B,Cの両側にそれぞれのアイランド1に
沿って給油エリアA1,A2,B1,B2,C1,C2
を形成する。この場合、給油エリアA2とB1、B2と
C1とは実質的に同一のエリアとなる。
に示すように給油所の敷地21内に3個、自動車22の1台
分の車巾間隔よりも少し広めの間隔を存して並設し、各
給油装置A,B,Cの両側にそれぞれのアイランド1に
沿って給油エリアA1,A2,B1,B2,C1,C2
を形成する。この場合、給油エリアA2とB1、B2と
C1とは実質的に同一のエリアとなる。
【0020】また、表示画面18及び客用表示計19は、国
産車のハンドルが自動車の右側にあることから、運転席
側に表示画面18及び客用表示計19が位置するよう給油装
置A,B,C毎に給油エリアA2,B2,C2側に向
け、さらに運転席から見易いよう給油エリアA2,B
2,C2の内側に向けてそれぞれ1台ずつを斜めに配設
した。なお、最端部の給油装置Aには給油エリアA1側
にも表示画面18と客用表示計19をさらに1台設ける。
産車のハンドルが自動車の右側にあることから、運転席
側に表示画面18及び客用表示計19が位置するよう給油装
置A,B,C毎に給油エリアA2,B2,C2側に向
け、さらに運転席から見易いよう給油エリアA2,B
2,C2の内側に向けてそれぞれ1台ずつを斜めに配設
した。なお、最端部の給油装置Aには給油エリアA1側
にも表示画面18と客用表示計19をさらに1台設ける。
【0021】図中23は給油所への入口、24は出口を示
し、敷地21内の事務所などの建物25内に給油所用のデー
タ入出力装置(P0S)26を設置し、これを前記屋外用
給油データ入出力装置12に接続した。なお、セルフサー
ビスの給油所の場合は屋外用給油データ入出力装置12に
金銭精算機能を付加することが考えられる。
し、敷地21内の事務所などの建物25内に給油所用のデー
タ入出力装置(P0S)26を設置し、これを前記屋外用
給油データ入出力装置12に接続した。なお、セルフサー
ビスの給油所の場合は屋外用給油データ入出力装置12に
金銭精算機能を付加することが考えられる。
【0022】図3は、給油機2及び客用表示計19の制御
回路図で、図中27aは給油エリアの右側の制御回路を、
また27bは給油エリアの左側の制御回路を示している。
回路図で、図中27aは給油エリアの右側の制御回路を、
また27bは給油エリアの左側の制御回路を示している。
【0023】制御回路27aについて説明すると、各給油
機2に設けた流量パルス発信器28aからの流量パルス信
号を計数回路30aに導入し、該計数回路30aからの計数
信号を給油所員用の表示器の表示面9aとゲイト34aを
介して客用表示計19に導入する。
機2に設けた流量パルス発信器28aからの流量パルス信
号を計数回路30aに導入し、該計数回路30aからの計数
信号を給油所員用の表示器の表示面9aとゲイト34aを
介して客用表示計19に導入する。
【0024】また、ノズルスイッチ29aからのノズル外
し信号をリセット信号として計数回路30aに導入し、ゲ
イト31a,32aを介して駆動信号として給油モータ33a
に導入し、開信号としてゲイト34aに導入し、さらに左
側給油口用の制御回路27bのゲイト32bに閉信号として
導入して同一の給油エリアでの左右同時給油を不可とし
た。さらに屋外用給油データ入出力装置12の給油開始の
ための操作信号を開信号としてゲイト31aに導入する。
なお、制御回路27bは前記制御回路27aと同じ構成であ
るのでaに代えてbの符号を付し、ここでの説明は省略
する。
し信号をリセット信号として計数回路30aに導入し、ゲ
イト31a,32aを介して駆動信号として給油モータ33a
に導入し、開信号としてゲイト34aに導入し、さらに左
側給油口用の制御回路27bのゲイト32bに閉信号として
導入して同一の給油エリアでの左右同時給油を不可とし
た。さらに屋外用給油データ入出力装置12の給油開始の
ための操作信号を開信号としてゲイト31aに導入する。
なお、制御回路27bは前記制御回路27aと同じ構成であ
るのでaに代えてbの符号を付し、ここでの説明は省略
する。
【0025】次に動作について説明する。例えば給油エ
リアB2,C1に自動車がなく、空きになっているとき
は、該給油エリアB2,C1に面している給油装置B,
Cの車センサー20からの検知信号の出力がないから、図
4のフローチャートに示すように給油装置Bの表示画面
18には空きを示す青色表示や油種表示などの一般案内が
なされている(ステップイ)。よって給油所の入口23か
ら進入路を走行中の自動車22の運転者はこの表示画面18
を見て空きのある給油エリアを知り、これにしたがって
自動車22の進行方向を定める。
リアB2,C1に自動車がなく、空きになっているとき
は、該給油エリアB2,C1に面している給油装置B,
Cの車センサー20からの検知信号の出力がないから、図
4のフローチャートに示すように給油装置Bの表示画面
18には空きを示す青色表示や油種表示などの一般案内が
なされている(ステップイ)。よって給油所の入口23か
ら進入路を走行中の自動車22の運転者はこの表示画面18
を見て空きのある給油エリアを知り、これにしたがって
自動車22の進行方向を定める。
【0026】給油エリアB2,C1に自動車22が停車す
ると、車センサー20が自動車22を検知し(ステップ
ロ)、検知信号が給油装置Aに設けた表示画面18の制御
部に出力される。制御部ではこの検知信号の入力を受け
て、表示画面18の表示内容を当該給油客に対するものに
自動的に切換え、給油所側が特に用意したVTRやTV
放送とする(ステップハ)。この表示画面18は給油エリ
アB2,C1に停車した自動車22の運転席の斜前方に位
置し、運転席の方向に向いているので給油客にとって見
易い位置にあり、給油客は給油中この表示画面18を見て
給油終了を待つ。
ると、車センサー20が自動車22を検知し(ステップ
ロ)、検知信号が給油装置Aに設けた表示画面18の制御
部に出力される。制御部ではこの検知信号の入力を受け
て、表示画面18の表示内容を当該給油客に対するものに
自動的に切換え、給油所側が特に用意したVTRやTV
放送とする(ステップハ)。この表示画面18は給油エリ
アB2,C1に停車した自動車22の運転席の斜前方に位
置し、運転席の方向に向いているので給油客にとって見
易い位置にあり、給油客は給油中この表示画面18を見て
給油終了を待つ。
【0027】一方、給油エリアB2,C1に停車した自
動車22に給油するには、当該自動車22の給油口の位置が
右側であれば給油装置Bの給油機2を使用し、左側であ
れば給油装置Cの給油機2を使用する。以下は給油口の
位置が右側の場合として説明する。
動車22に給油するには、当該自動車22の給油口の位置が
右側であれば給油装置Bの給油機2を使用し、左側であ
れば給油装置Cの給油機2を使用する。以下は給油口の
位置が右側の場合として説明する。
【0028】この場合は、屋外用給油データ入出力装置
12のカードリーダーにカードを挿入したり、油種を設定
するとゲイト31aが開く。次に給油ノズル6をホースユ
ニット2bのノズル掛け6から外すと、ノズルスイッチ
29aがオンし、このノズル外し信号がリセット信号とし
て計数回路30aに入力し、ここからの出力で給油所の作
業員の表示器9の給油エリアB1側の表示面9aが帰零
する。同時にノズル外し信号はゲイト31a,32aを介し
て給油モータ33aに送られ、給油モータ33aが回転して
給油ポンプが駆動する。
12のカードリーダーにカードを挿入したり、油種を設定
するとゲイト31aが開く。次に給油ノズル6をホースユ
ニット2bのノズル掛け6から外すと、ノズルスイッチ
29aがオンし、このノズル外し信号がリセット信号とし
て計数回路30aに入力し、ここからの出力で給油所の作
業員の表示器9の給油エリアB1側の表示面9aが帰零
する。同時にノズル外し信号はゲイト31a,32aを介し
て給油モータ33aに送られ、給油モータ33aが回転して
給油ポンプが駆動する。
【0029】この時、ノズルスイッチ29aからの駆動信
号を閉信号として左側の制御回路27bのゲイト32bに導
入し、このゲイト32bを閉じる。よって制御回路27b側
の給油モータ33bへのB2と同じ給油エリアC1で給油
装置Cにより同時に給油することが阻止される。
号を閉信号として左側の制御回路27bのゲイト32bに導
入し、このゲイト32bを閉じる。よって制御回路27b側
の給油モータ33bへのB2と同じ給油エリアC1で給油
装置Cにより同時に給油することが阻止される。
【0030】また、ノズルスイッチ29aからのノズル外
し信号をゲイト開信号としてゲイト34aに導入すること
で該ゲイト34aが開き、計数回路30aの計数信号で客用
表示計19が駆動を開始する。
し信号をゲイト開信号としてゲイト34aに導入すること
で該ゲイト34aが開き、計数回路30aの計数信号で客用
表示計19が駆動を開始する。
【0031】よって、給油ノズル6を自動車22の給油口
に挿入してバルブを開けば地下の貯油タンクから汲上げ
られた油が自動車22のタンクに給油される。地下の貯油
タンクから汲上げられた油の量は流量計で計測され、流
量パルス発信器28aからパルス信号として計数回路30a
に入り、ここで給油量がカウントされ、流量信号が作業
員用の表示器9に入力して、表示面9aに表示されると
同時に、ゲイト34aを介して給油装置Bに設けた客用表
示計19に表示する。この場合客用表示計19は表示画面18
に隣接して設けてあるので、給油中表示画面18のTV放
送などを見ている給油客は、表示画面18と同じ視野内で
客用表示計19を見ることができる。
に挿入してバルブを開けば地下の貯油タンクから汲上げ
られた油が自動車22のタンクに給油される。地下の貯油
タンクから汲上げられた油の量は流量計で計測され、流
量パルス発信器28aからパルス信号として計数回路30a
に入り、ここで給油量がカウントされ、流量信号が作業
員用の表示器9に入力して、表示面9aに表示されると
同時に、ゲイト34aを介して給油装置Bに設けた客用表
示計19に表示する。この場合客用表示計19は表示画面18
に隣接して設けてあるので、給油中表示画面18のTV放
送などを見ている給油客は、表示画面18と同じ視野内で
客用表示計19を見ることができる。
【0032】給油が終了し、給油ノズル6をノズル掛け
8に戻すと、ノズルスイッチ29がオフし、給油モータ33
aが停止して給油機2が作動を停止する。同時に他方の
左側の制御回路27bのゲイト32bを開く。
8に戻すと、ノズルスイッチ29がオフし、給油モータ33
aが停止して給油機2が作動を停止する。同時に他方の
左側の制御回路27bのゲイト32bを開く。
【0033】その後、自動車22が給油エリアB2から出
口24に向けて退出すると、車センサー20からの出力がな
くなるので(ステップニ)、表示画面18の制御部はこの
出力変化に基いて表示画面18の表示内容をTV放送など
給油客に対するものから、空きを示す青色表示などの一
般表示に切換える(ステップニ)。
口24に向けて退出すると、車センサー20からの出力がな
くなるので(ステップニ)、表示画面18の制御部はこの
出力変化に基いて表示画面18の表示内容をTV放送など
給油客に対するものから、空きを示す青色表示などの一
般表示に切換える(ステップニ)。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明の給油装置は、
TV放送などを表示する表示画面に隣接して客用の表示
計を設けたので、給油客は運転席から見易い専用の表示
計で給油量などの給油データを知ることができ、同時に
給油終了までの給油中はTV放送などを見ることもでき
この間の手持無沙汰が解消でき、給油客へのサービス向
上が図れるものである。そして、前記表示画面には車セ
ンサーからの車検知信号の出力のない非給油中は空きを
示すなどの誘導表示が 表示されるから、顧客獲得に役
立つものである。さらに、車センサーによる自動車の検
知は2個のセンサーで自動車の2点を検知するから、給
油エリアを通行する作業員などの人間を誤検知すること
を防止できる。
TV放送などを表示する表示画面に隣接して客用の表示
計を設けたので、給油客は運転席から見易い専用の表示
計で給油量などの給油データを知ることができ、同時に
給油終了までの給油中はTV放送などを見ることもでき
この間の手持無沙汰が解消でき、給油客へのサービス向
上が図れるものである。そして、前記表示画面には車セ
ンサーからの車検知信号の出力のない非給油中は空きを
示すなどの誘導表示が 表示されるから、顧客獲得に役
立つものである。さらに、車センサーによる自動車の検
知は2個のセンサーで自動車の2点を検知するから、給
油エリアを通行する作業員などの人間を誤検知すること
を防止できる。
【図1】本発明の給油装置の実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図2】本発明の給油装置を設置した給油所の平面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の給油装置の制御回路図である。
【図4】本発明の給油装置の表示画面の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】給油装置の従来例を示す斜視図である。
1…アイランド 2…給油機 2a…計量ユニット 2b…ホースユニッ
ト 3…サービスユニット 3a…キャビネット
ケース 4…支柱 5…頂部ケース 6…給油ノズル 7…給油ホース 8…ノズル掛け 9…表示器 9a, 9b…表示面 10…カードリーダー 11…プリンター 12…屋外用給油データ入出力装置 13…棚 14…ごみ入れ 15…冷暖房装置 16…吹出口 17…灰皿クリーナー 18…表示画面 19…客用表示計 20…車センサー 21…敷地 22…自動車 23…入口 24…出口 25…建物 26…データ入出力装
置(POS) 27a,27b…制御回路 28a,28b…流量パ
ルス発信器 29a,29b…ノズルスイッチ 30a,30b…計数回
路 31a,31b…ゲイト 32a,32b…ゲイト 33a,33b…モータ 34a,34b…ゲイト
ト 3…サービスユニット 3a…キャビネット
ケース 4…支柱 5…頂部ケース 6…給油ノズル 7…給油ホース 8…ノズル掛け 9…表示器 9a, 9b…表示面 10…カードリーダー 11…プリンター 12…屋外用給油データ入出力装置 13…棚 14…ごみ入れ 15…冷暖房装置 16…吹出口 17…灰皿クリーナー 18…表示画面 19…客用表示計 20…車センサー 21…敷地 22…自動車 23…入口 24…出口 25…建物 26…データ入出力装
置(POS) 27a,27b…制御回路 28a,28b…流量パ
ルス発信器 29a,29b…ノズルスイッチ 30a,30b…計数回
路 31a,31b…ゲイト 32a,32b…ゲイト 33a,33b…モータ 34a,34b…ゲイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/06
Claims (1)
- 【請求項1】 アイランド上に給油機とサービスユニッ
トとを間隔を存して並設し、給油機の外側端部に立設し
た支柱とサービスユニットとの間に頂部ケースを設けた
給油装置において、前記サービスユニットに表示画面と
該表示画面に隣接させて客用表示計を設け、前記頂部ケ
ースに間隔を存して2個の車センサーを設け、前記表示
画面は、車センサーからの車検知信号の出力のない非給
油中には空きを示すなどの誘導表示を行い、車センサー
からの車検知信号の出力がある給油中にはキャンペーン
情報やTV放送などの情報表示を行い、前記客用表示計
には給油量などの給油データを表示するように構成した
ことを特徴とする給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28356291A JP3306886B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28356291A JP3306886B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597191A JPH0597191A (ja) | 1993-04-20 |
JP3306886B2 true JP3306886B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=17667140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28356291A Expired - Fee Related JP3306886B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3306886B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009065494A (ja) | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Audio Technica Corp | マイクロホンの取付装置 |
CN106145018A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-23 | 北京怡诚机电设备有限公司 | 一种油气回收装置 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP28356291A patent/JP3306886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0597191A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |