JP4713899B2 - 壁への装飾部材の取付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、外壁などの壁面に装飾部材をビス止めで固定するようにした壁への装飾部材の取付構造に関するものである。
外壁などの壁面に装飾部材を取付けるにあたって、接着剤を用いて接着する方法では耐久性に問題がある。このため、壁への装飾部材の取り付けはビス止めで行なうのが一般的である(例えば、特許文献1等参照)。
このように壁に装飾部材をビス止めで取付けるにあたって、壁の出隅や開口部の周辺には壁の下地として木下地が存在しているので、この場所に装飾部材を取り付ける場合には、壁を通してビスを木下地にねじ込むことができるので、木材によるビスの保持力によって、取付強度を高く得ることができる。
一方、妻壁やバルコニーの中央のように、木下地がない場所や、木下地がどこにあるかわからない場所に装飾部材を取り付ける場合には、壁にねじ込んだビスで装飾部材を取り付けることになるので、壁によるビスの保持力でのみ装飾部材は固定されている。
実開平5−89684号公報
しかし、窯業系の外装材を張って壁が形成されている場合、外装材にねじ込んだビスで装飾部材を取り付けることになるが、窯業系材料は脆いので、ビスをねじ込んだ孔が広がり易く、特にビスをねじ込み過ぎるとビスが空回りし、ビスの保持力は低い。このため、装飾部材の取付強度に問題が生じるものであった。また壁がモルタルで形成されている場合も、同様な問題が生じるものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ビスの保持力が低い壁にも高い取付強度で装飾部材を取り付けることができる壁への装飾部材の取付構造を提供することを目的とするものである。
本発明係る壁への装飾部材の取付方法は、壁2に形成した取付孔3の開口周縁に、弾性を有する材料で形成されたリング状の防水パッキン8を配置し、先端に至る複数本の切り込みによって先部が周方向で複数に分割して広がり片7が形成された樹脂製の筒状プラグ1取付孔3に挿着し、防水パッキン8に背面を密着させた状態で壁2の表面に装飾部材4を宛がうと共に装飾部材4を通してビス5を筒状プラグ1の内周にねじ込み、筒状プラグ1へのビス5のねじ込みによって筒状プラグ1の外周を取付孔3の内周に圧接させることを特徴とするものである。
樹脂製の筒状プラグ1の内周にビス5をねじ込むと、筒状プラグ1は外径が大きくなるようにビス5で外方へ押し広げられて壁2の取付孔3の内周に圧接し、この圧接によって筒状プラグ1及びビス5を介して壁2に装飾部材4を取り付けることができるものであり、木下地がなくビス5の保持力が低い壁2であっても高い取付強度で装飾部材4を取り付けることができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
筒状プラグ1は図2(a)に示すように円筒形の樹脂成形品として形成されるものであり、筒状プラグ1は壁2の厚みよりも長い寸法で形成されるものである。この筒状プラグ1にはその基部から先端に至る切り込み6が周方向に複数本平行に設けてあって、切り込み6を設け、筒状プラグ1の先部を周方向で複数に分割して、切り込み6間に広がり片7が形成されるようにしてある。12は筒状プラグ1の外周に、筒状プラグ1の基部側へ向けて外方へ傾斜するように一体に突設した突片である。
また図2(b)はリング状に形成される防水パッキン8を示すものであり、ゴムや軟質発泡樹脂など、弾性を有する材料で形成してある。さらに図2(c)は壁飾りなどとして形成される装飾部材4の一例を示すものであり、装飾部材4の複数箇所にはビス孔11が通孔として形成してある。
そして窯業系の外装材などを張って形成される壁2に装飾部材4を取り付けるにあたっては、まず壁2に下孔として取付孔3をドリル加工して設ける。この取付孔3の孔径は、筒状プラグ1の外径と同じか、やや小さ目に形成されるものである。取付孔3の孔径が筒状プラグ1の外径より大きいと、十分な保持力を得ることができないおそれがある。
次に、図1(a)に示すように、壁2の外面において取付孔3を囲むように、取付孔3の開口周縁にリング状の防水パッキン8を貼り付ける。防水パッキン8の背面に粘着層を設けておくことによって、防水パッキン8を壁2の表面に押し付けるだけで、防水パッキン8の貼付けを行なうことができる。
次いで、壁2の外側から、取付孔3に筒状プラグ1を差し込んで挿着する。筒状プラグ1の外径は取付孔3の径と同じか大きく形成されているので、ハンマーで筒状プラグ1を軽くたたきながら取付孔3に差し込むようにするものである。このとき、防水パッキン8が圧縮されることによって、図1(b)に示すように筒状プラグ1はその基部側の端面が壁2の表面とほぼ面一になるまで差し込まれるものであり、また広がり片7の少なくとも先部が壁2の背面側に突出されるようにしてある。
この後、装飾部材4を図1(c)のように壁2の外面に配置する。装飾部材4はそのビス孔11が取付孔3と一致するように配置するものであり、装飾部材4の背面を防水パッキン8に密着させるようにしてある。
この後に、装飾部材4のビス孔11を通して、筒状プラグ1の内周にビス5をねじ込む。このビス5としては、外径が筒状プラグ1の内径よりも大きいものが用いられるものであり、ビス5の長さは筒状プラグ1の長さよりも長いものであることが望ましい。そして図1(d)に示すように、ビス5の頭5aがビス孔11の開口縁に係止されるまで、筒状プラグ1内にビス5をねじ込むと、筒状プラグ1はその内径よりも外径の大きいビス5によって径が大きくなるように外方へ押し広げられ、壁2の取付孔3の内周に筒状プラグ1が圧接する。
このように、筒状プラグ1が壁2の取付孔3の内周に圧接することによって、筒状プラグ1は壁2に保持されると共に、またビス5の外周の雄ねじ部5bが筒状プラグ1の内周に食い込むことによって、ビス5は筒状プラグ1に保持されるものであり、さらにビス5の頭5aが装飾部材4のビス孔11の開口縁に係止されることによって、装飾部材4はビス5によって保持されるものである。従って、装飾部材4を筒状プラグ1とビス5によって壁2に取り付けることができるものである。そして筒状プラグ1は壁2の取付孔3の内周に圧接しているだけであるので、壁2が窯業系外装材やモルタルのような脆い材質であっても、壁2に直接ビス5をねじ込む場合ように取付孔3の径が広がるようなことはなく、高い保持力で筒状プラグ1を壁2に保持することができるものであり、また樹脂製の筒状プラグ1の内周に対するビス5の保持力は高いので、高い保持力の筒状プラグ1及びビス5を介して壁2に装飾部材4を高い取付強度で取り付けることができるものである。
このとき、上記のように筒状プラグ1にビス5をねじ込むと、筒状プラグ1がビス5によって径が大きくなるように外方へ押し広げられる際に、壁2の背面側に突出している広がり片7は図1(d)のように外方へ広がる。そしてこの広がった広がり片7が取付孔3の壁2の背面側での開口縁に係止されることによって、壁2への筒状プラグ1の保持力がより高められるものである。
また、上記のように壁2の取付孔3の開口周縁に貼り付けたリング状の防水パッキン8に装飾部材4の背面を密着させるようにしているために、装飾部材4と壁2の表面の間に入り込んだ雨水が、取付孔3に浸入することを防ぐことができるものであり、壁2の取付孔3の防水性能を高めることができるものである。尚、上記の実施の形態では、防水パッキン8は筒状プラグ1と別体に形成したが、防水パッキン8を筒状プラグ1と一体に形成してもよいものである。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)〜(d)はそれぞれ断面図である。 (a)は筒状プラグの斜視図、(b)は防水パッキンの斜視図、(c)は装飾部材の斜視図である。
符号の説明
1 筒状プラグ
2 壁
3 取付孔
4 装飾部材
5 ビス
6 切り込み
7 広がり片
8 防水パッキン

Claims (1)

  1. 壁に形成した取付孔の開口周縁に、弾性を有する材料で形成されたリング状の防水パッキンを配置し、先端に至る複数本の切り込みによって先部が周方向で複数に分割して広がり片が形成された樹脂製の筒状プラグ取付孔に挿着し、防水パッキンに背面を密着させた状態で壁の表面に装飾部材を宛がうと共に装飾部材を通してビスを筒状プラグの内周にねじ込み、筒状プラグへのビスのねじ込みによって筒状プラグの外周を取付孔の内周に圧接させることを特徴とする壁への装飾部材の取付方法
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0227443U (ja) * 1988-04-28 1990-02-22
JP2001132111A (ja) * 1999-10-29 2001-05-15 National House Industrial Co Ltd セラミック壁面への部品取付方法
JP2004275333A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Cleanup Corp 浴室用テレビの取付け方法

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