JP2004251301A - パイプと脚材の接合構造 - Google Patents
パイプと脚材の接合構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】把持具やタオル掛け等を簡単に組み立てられ、施工性に優れたパイプと脚材の接合構造を提供する。
【解決手段】把持具やタオル掛け等を構成するパイプ1と脚材2の接合構造において、弾性を有する硬質のプラグ3に形成した差込穴4に、脚材2から突出する差込軸5を圧入し、このプラグ3をパイプ1の端面から内部に圧入する。この接合構造では、パイプ1と脚材2とをプラグ3を介して圧入により接合するだけなので、簡単に接合することができ、施工に際して、脚材2の向きを強制的に揃えることもできる。
【選択図】 図2
【解決手段】把持具やタオル掛け等を構成するパイプ1と脚材2の接合構造において、弾性を有する硬質のプラグ3に形成した差込穴4に、脚材2から突出する差込軸5を圧入し、このプラグ3をパイプ1の端面から内部に圧入する。この接合構造では、パイプ1と脚材2とをプラグ3を介して圧入により接合するだけなので、簡単に接合することができ、施工に際して、脚材2の向きを強制的に揃えることもできる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドア取手などの把持具やタオル掛け等を構成するパイプと脚材の接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ドア取手などの把持具やタオル掛け等において、図4に示すように、金属製のパイプ50と取付面Wへ向かう脚材51とを接合する際、パイプ50の端面から内部に脚材51の小径端部51aを挿入して接着剤で固定する構造が採用されている。
【0003】
また、図5に示すように、パイプ50にねじ軸52を挿通し、このねじ軸52の端部を脚材51の端面に形成したねじ穴53にねじ込み、パイプ50と脚材51とを締め付ける構造も知られている。
【0004】
さらに、この接合に際し、パイプ50の両端の脚材51の向きが不揃いになって脚材51の回転が止まったとき、その向きを強制的に揃える構造として、下記特許文献1に示すものも本出願人により提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特許第2638548号公報(請求項1、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各接合構造では、精度よく接着する作業や、ねじ込み作業に非常に手間がかかるという問題があるため、その改善が求められている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、把持具やタオル掛け等を構成するパイプと脚材の接合構造において、弾性を有する硬質のプラグに形成した差込穴に、脚材から突出する差込軸を圧入し、このプラグをパイプの端面から内部に圧入したのである。
【0008】
このような接合構造では、パイプと脚材とを弾性を有する硬質のプラグを介して圧入により接合するだけなので、簡単に接合することができ、施工に際して、脚材の向きを強制的に揃えることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を、図1に示すように、パイプ1の両端に脚材2を接合したタオル掛けを例として説明する。
【0010】
このタオル掛けは、金属製のパイプ1とその両端に接合される両脚材2とから構成され、脚材2の基端を取付面Wに取り付けるものである。
【0011】
上記パイプ1と脚材2とを接合するには、図2及び図3に示すように、弾性を有する硬質プラスチック製のプラグ3に形成した差込穴4に、脚材2から突出する差込軸5を圧入し、パイプ1の端面から内部にプラグ3を圧入する。プラグ3の材質は、ゴムや木であってもよい。
【0012】
ここで、プラグ3の外周には、弾性変形を容易にするため、軸方向に延びる溝6を周方向に複数条形成し、プラグ3の一方の端部には、パイプ1への挿入を容易にするため、先細りのテーパを形成しておく。
【0013】
また、差込軸5の外周には、プラグ3を弾性変形させるため、軸方向に延びる細い突条7を周方向に間隔をおいて複数条形成し、差込軸5の先端部には、差込穴4への挿入を容易にするため、先細りのテーパを形成しておく。
【0014】
上記接合構造では、パイプ1と脚材2とをプラグ3を介して圧入により接合するだけなので、簡単に接合することができ、施工に際して、脚材2を強く捩じると、プラグ3がパイプ1及び差込軸5との摩擦に抗して滑るので、脚材2の向きを強制的に揃えることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る接合構造では、パイプと脚材とを弾性を有する硬質のプラグを介して圧入により接合するだけなので、簡単に接合することができ、製品の組立性が向上すると共に、施工に際して、脚材の向きを強制的に揃えることもでき、施工性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るタオル掛けの外観を示す斜視図
【図2】同上のパイプと脚材の接合構造を示す分解斜視図
【図3】同上の接合状態を示す断面図
【図4】従来のパイプと脚材の接着剤による接合構造を示す断面図
【図5】従来のパイプと脚材のねじ軸による接合構造を示す断面図
【符号の説明】
1 パイプ
2 脚材
3 プラグ
4 差込穴
5 差込軸
6 溝
7 突条
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドア取手などの把持具やタオル掛け等を構成するパイプと脚材の接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ドア取手などの把持具やタオル掛け等において、図4に示すように、金属製のパイプ50と取付面Wへ向かう脚材51とを接合する際、パイプ50の端面から内部に脚材51の小径端部51aを挿入して接着剤で固定する構造が採用されている。
【0003】
また、図5に示すように、パイプ50にねじ軸52を挿通し、このねじ軸52の端部を脚材51の端面に形成したねじ穴53にねじ込み、パイプ50と脚材51とを締め付ける構造も知られている。
【0004】
さらに、この接合に際し、パイプ50の両端の脚材51の向きが不揃いになって脚材51の回転が止まったとき、その向きを強制的に揃える構造として、下記特許文献1に示すものも本出願人により提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特許第2638548号公報(請求項1、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各接合構造では、精度よく接着する作業や、ねじ込み作業に非常に手間がかかるという問題があるため、その改善が求められている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、把持具やタオル掛け等を構成するパイプと脚材の接合構造において、弾性を有する硬質のプラグに形成した差込穴に、脚材から突出する差込軸を圧入し、このプラグをパイプの端面から内部に圧入したのである。
【0008】
このような接合構造では、パイプと脚材とを弾性を有する硬質のプラグを介して圧入により接合するだけなので、簡単に接合することができ、施工に際して、脚材の向きを強制的に揃えることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を、図1に示すように、パイプ1の両端に脚材2を接合したタオル掛けを例として説明する。
【0010】
このタオル掛けは、金属製のパイプ1とその両端に接合される両脚材2とから構成され、脚材2の基端を取付面Wに取り付けるものである。
【0011】
上記パイプ1と脚材2とを接合するには、図2及び図3に示すように、弾性を有する硬質プラスチック製のプラグ3に形成した差込穴4に、脚材2から突出する差込軸5を圧入し、パイプ1の端面から内部にプラグ3を圧入する。プラグ3の材質は、ゴムや木であってもよい。
【0012】
ここで、プラグ3の外周には、弾性変形を容易にするため、軸方向に延びる溝6を周方向に複数条形成し、プラグ3の一方の端部には、パイプ1への挿入を容易にするため、先細りのテーパを形成しておく。
【0013】
また、差込軸5の外周には、プラグ3を弾性変形させるため、軸方向に延びる細い突条7を周方向に間隔をおいて複数条形成し、差込軸5の先端部には、差込穴4への挿入を容易にするため、先細りのテーパを形成しておく。
【0014】
上記接合構造では、パイプ1と脚材2とをプラグ3を介して圧入により接合するだけなので、簡単に接合することができ、施工に際して、脚材2を強く捩じると、プラグ3がパイプ1及び差込軸5との摩擦に抗して滑るので、脚材2の向きを強制的に揃えることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る接合構造では、パイプと脚材とを弾性を有する硬質のプラグを介して圧入により接合するだけなので、簡単に接合することができ、製品の組立性が向上すると共に、施工に際して、脚材の向きを強制的に揃えることもでき、施工性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るタオル掛けの外観を示す斜視図
【図2】同上のパイプと脚材の接合構造を示す分解斜視図
【図3】同上の接合状態を示す断面図
【図4】従来のパイプと脚材の接着剤による接合構造を示す断面図
【図5】従来のパイプと脚材のねじ軸による接合構造を示す断面図
【符号の説明】
1 パイプ
2 脚材
3 プラグ
4 差込穴
5 差込軸
6 溝
7 突条
Claims (1)
- 把持具やタオル掛け等を構成するパイプと脚材の接合構造において、弾性を有する硬質のプラグに形成した差込穴に、脚材から突出する差込軸を圧入し、このプラグをパイプの端面から内部に圧入したことを特徴とするパイプと脚材の接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003039251A JP2004251301A (ja) | 2003-02-18 | 2003-02-18 | パイプと脚材の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003039251A JP2004251301A (ja) | 2003-02-18 | 2003-02-18 | パイプと脚材の接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004251301A true JP2004251301A (ja) | 2004-09-09 |
Family
ID=33023477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003039251A Pending JP2004251301A (ja) | 2003-02-18 | 2003-02-18 | パイプと脚材の接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004251301A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007217870A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Union Corp | ドアハンドル |
CN104490334A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-04-08 | 博艳萍 | 一种用于毛巾架的连接装置 |
USD827368S1 (en) | 2015-09-17 | 2018-09-04 | Traeger Pellet Grills, Llc | Grill handle towel bar assembly |
USD845072S1 (en) | 2016-11-03 | 2019-04-09 | Traeger Pellet Grills Llc | Table top grill lid |
USD845071S1 (en) | 2016-11-03 | 2019-04-09 | Traeger Pellet Grills Llc | Non-circular grill handle and attachment interface |
CN109855404A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-06-07 | 南京英维尔科技服务有限公司 | 一种布类摆放架及控制方法 |
-
2003
- 2003-02-18 JP JP2003039251A patent/JP2004251301A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007217870A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Union Corp | ドアハンドル |
JP4623303B2 (ja) * | 2006-02-14 | 2011-02-02 | 株式会社ユニオン | ドアハンドル |
CN104490334A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-04-08 | 博艳萍 | 一种用于毛巾架的连接装置 |
USD827368S1 (en) | 2015-09-17 | 2018-09-04 | Traeger Pellet Grills, Llc | Grill handle towel bar assembly |
USRE48162E1 (en) | 2015-09-17 | 2020-08-18 | Traeger Pellet Grills, Llc | Grill handle towel bar assembly |
USD845072S1 (en) | 2016-11-03 | 2019-04-09 | Traeger Pellet Grills Llc | Table top grill lid |
USD845071S1 (en) | 2016-11-03 | 2019-04-09 | Traeger Pellet Grills Llc | Non-circular grill handle and attachment interface |
CN109855404A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-06-07 | 南京英维尔科技服务有限公司 | 一种布类摆放架及控制方法 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060123 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080902 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090106 |