JP2001050347A - マウント装置およびマウント装置形成方法 - Google Patents
マウント装置およびマウント装置形成方法Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/373—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape
- F16F1/3732—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape having an annular or the like shape, e.g. grommet-type resilient mountings
- F16F1/3735—Multi-part grommet-type resilient mountings
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Abstract
が図れる防振用マウント装置を提供する。 【解決手段】 複数枚の環状クッション部材Dを嵌挿
させた雄型体Aのスリーブ1を振動源EのブラケットF
の穴7にその下側面から挿入させ、上側面に突出するス
リーブ1に、第1の雌型体Bに複数枚の環状クッション
部材Dと第2の雌型体Cを嵌挿させたものを嵌め合わ
せ、座金Hをかぶせ、ボルト8をスリーブ1を通してフ
レームGに螺着して固定する。
Description
部材間を連結するのに使用されるマウント装置およびマ
ウント装置形成方法の改良に関する。
は、例えば自動車用コンプレッサー等であれば、そのコ
ンプレッサーに固定されているブラケットと車体フレー
ムとの間は、振動を遮断するためのゴム製マウント装置
で締結されている。また、この種のゴム製マウント装置
は、エンジンルーム内に装着される電動ファン、クーラ
ーの冷媒配管等の防振支持手段に広く使用されている。
す構造のマウント装置が知られている。このゴム製マウ
ント装置は、金属製スリーブNと、その外周に一体成形
されたゴムクッション体Mとから成る。上記ゴムクッシ
ョン体Mは、所要の厚さを有する鍔状の胴部m1と、こ
の胴部m1を挟み込む両側にあって、胴部m1より大径の
座板部m2,m3とで形成されている。
振動源側のブラケットPをフレームQに連結した場合の
使用例を示したものである。上記マウント装置は、ゴム
クッション体Mの胴部m1がブラケットPに設けられた
穴部Rにおさまり、座板部m2,m3で穴部Rをその両側
から挟持するように嵌着する。そのあとスリーブNにボ
ルトSを通してフレームQのネジ孔に螺着することによ
り、ブラケットをゴム製マウント装置を介してフレーム
を連結する。
性を高めるため、ゴム自体の材質を柔らかくしたり、一
部だけゴムを薄くして構成的に動きやすくさせるという
方法が適用されている。
成のゴム製マウント装置にあっては、ゴム自体の材質を
柔らかくしたり、ゴムの厚さを薄くして構造的に動きや
すくさせると、耐久性の悪くなることが判明している。
を高くすればよいが、そうするとゴム自体が動きにくく
なるため、振動を吸収させるという効果が充分発揮され
にくくなり、防振機能が損なわれてしまう。
ション体Mは、胴部m1を挟む座板部m2,m3の間に溝
が形成された形状のものであるため、ブラケットPの穴
部r 1にゴムクッション体Mを取り付ける際、ゴムクッ
ション体Mを弾性変形させながら、手で差し込んで取り
付ける作業がむずかしく、手間がかかるという問題もあ
る。
れたものであって、防振性に優れ、かつ耐久性も向上さ
せることができ、さらに取り付け作業の簡素化が図れる
防振用マウント装置およびマウント装置形成方法を提供
することを目的としている。
め、請求項1の発明に係るマウント装置は、クッション
部材を中にして、座板部付きスリーブからなる雄型体
と、座板部付きスリーブからなる雌型体とが嵌め合い自
在とされていることを要旨としている。
板部付きスリーブからなる雌型体がゴム材で形成されて
いることを要旨としている。
型体が座板部付きスリーブからなる第1のゴム製雌型体
と、この雌型体に嵌め合わせ自在の第2の金属製雌型体
とで構成されていることを要旨としている。
板部付きスリーブからなる金属製雄型体と、この雄型体
に座板部付きスリーブからなる雌型体が嵌め合い自在と
され、前記雌型体は座板部付きスリーブからなる第1の
ゴム製雌型体と、これに嵌め合わせ自在の座板部付きス
リーブからなる第2のゴム製雌型体とで構成されている
ことを要旨としている。
て、前記クッション部材が金属板の両面にゴムを形成し
たものを複数枚積層させたものであることを要旨として
いる。
成方法は、一方の被取り付け部材に設けられた取り付け
穴の一側から、まえもってクッション部材を嵌挿させた
座板部付きスリーブからなる雄型体を挿入し、穴の他側
に突出する雄型体のスリーブに、まえもってスリーブに
クッション部材を嵌挿させた雌型体を嵌め合わせ、それ
により雄型体側のクッション部材と雌型体側のクッショ
ン部材とで被取り付け部材を挟持し、前記雄型体および
雌型体の両スリーブを通したボルト部材を他方の被取り
付け部材に固定することを要旨としている。
ては、図1(ホ)に示すように、複数枚の環状クッショ
ン部材Dを嵌挿させた座板部付きスリーブからなる雄型
体Aのスリーブ1を、図(ト)に示すように振動源Eの
ブラケットFの取り付け穴7にその下側面から挿入さ
せ、上側面に突出するスリーブ1に、図(ヘ)に示すよ
うに、複数枚の環状クッション部材Dを嵌挿させた第1
の雌型体Bに第2の雌型体Cを嵌挿させたものを嵌め合
わせ、次いで座金Hをかぶせ、ボルト8をスリーブ1を
通してフレームGに螺着して固定する。
(イ)〜(ト)は、防振用マウント装置の構成部材と、
その組み付け状態を示したものである。
型体であり、1は金属製スリーブ、2はその一端から一
体に鍔状に突出する座板部である。スリーブ1の先端に
は段差状の突出部1aが一体に形成されている。
ム製雌型体であり、3はスリーブ、4はその一端から一
体に鍔状に突出する座板部である。スリーブ3の先端に
は段差状の突出部3aが一体に形成されている。
属製雌型体であり、5はスリーブ、6はその一端から一
体に鍔状に突出する座板部である。スリーブ5の内側に
は段差状の突出部5aが一体に形成されている。
る。その素材はゴム系または合成樹脂系の高分子粘弾性
材を所要の厚さに形成したもの、あるいは薄い金属板の
両面にゴム層または発泡ゴム層を形成したものが用いら
れる。
付ける。まず、図(ホ)に示すように、まえもって雄型
体Aのスリーブ1に環状のクッション材Dを3枚積層し
て嵌挿しておく。
第1の雌型体Bのスリーブ3に環状のクッション材Dを
3枚積層して嵌挿し、さらに、第2の雌型体Cを前記第
1の雌型体Bのスリーブ3に嵌め合わせておく。この嵌
め合わせにおいて、第2の雌型体Cは、そのスリーブ内
の突出部5aが、第1の雌型体Bのスリーブ3の先端突
出部3aを押し倒して通過することで、突出部3aに係
合し、その係合作用により嵌め合わせ位置に保持され、
同時に3枚のクッション部材Dは第1の雌型体Bの座板
部4と第2の雌型体Cの座板部6とに挟持される。この
あと、図(ト)に示すように、振動源EのブラケットF
と、フレームGとの間に、図(ホ),(ヘ)に示した組
み付け体を下記のようにして取り付ける。
の下側面から雄型体Aのスリーブ1を挿入させ、ブラケ
ットFの上側に突出するスリーブ1に図(ヘ)の組み付
け体を嵌め合わせる。この嵌め合わせにおいて、雄型体
Aのスリーブ1に嵌挿されているクッション部材Dはブ
ラケットFの下側面に当接し、第1の雌型体Bの座板部
4は穴7内に嵌合し、クッション部材DはブラケットF
の上側面に当接し、スリーブ3は前記雄型体Aのスリー
ブ1に嵌挿され、スリーブ3の突出部3aはスリーブ1
の突出部1aを当たって弾性変形して通過することで、
突出部1aに係合し、その係合作用により嵌め合わせ位
置に保持される。かくして、ブラケットFは下面側の3
枚のクッション部材Dの上面側の3枚のクッション部材
Dとで挟持される。
上部端面上に皿形の座金Hをのせ、その座金Hからスリ
ーブ1にボルト8を通し、その先端をフレームGのネジ
孔に螺合させて固定する。これにより振動源Eを支持す
るブラケットFの振動はブラケットFの両面に挟持して
いるクッション部材Dによって吸収され、フレームGへ
の防振効果が得られる。
ーブ3の突出部3aによる係合手段、スリーブ3の突出
部3aとスリーブ5の突出部5aによる係合手段は、嵌
め合わせた雄型体と雌型体の組み付けを保持し、かつ防
振に寄与する目的で設けられたものであるが、これは必
須のものではない。
の(イ)〜(ホ)は、防振用マウント装置の構成部材
と、その組み付け状態を示したものである。なお、図1
と同一または類似する部材には同じ符号が付されてい
る。
B1は座板部付きスリーブからなるゴム製の雌型体、D
は環状に形成したクッション部材である。ゴム製の雌型
体B 1において、3はスリーブ、4は座板部、4aは鍔
板部、3aはスリーブ内側に形成した段差状の突出部で
ある。
Fの取り付け用穴7にその下側から、図(ニ)に示すよ
うに、複数枚のクッション部材Dを嵌挿した雄型体のス
リーブ1を挿入させ、ブラケットFの上側に突出するス
リーブ1にゴム製の雌型体B 1を嵌め合わせる。この嵌
め合わせにおいて、雄型体Aのスリーブに嵌挿されたク
ッション部材DはブラケットFの下側面に当接し、ゴム
製の雌型体B1の座板部4は穴7内に嵌合し、鍔板部4
aはブラケットFの上側面に当接する。したがって、ブ
ラケットFはクッション部材Dとゴム製雌型体B1の鍔
板部4aとで挟持される。また、嵌め合わされたゴム製
雌型体B1は、その突出部3aが雄型体Aのスリーブ1
の突出部1aに係合し、その係合作用により嵌め合わせ
位置に保持される。
ーブ1にボルトを通して、その先端をフレームのネジ孔
に螺合させて固定する。これにより、振動源を支持する
ブラケットの振動はブラケットに取り付けたマウント装
置によって吸収され、フレームへの防振効果が得られ
る。
の(イ)〜(ホ)は防振用マウント装置の構成部材と、
その組み付け状態を示したものである。なお、図1と同
一または類似する部材には同じ符号が付されている。
の雄型体であり、1はスリーブ、1aは係合用突出部、
2は座板部である。
ゴム製雌型体であり、3はスリーブ、4は座板部、3a
は段差状の突出部である。
ゴム製雌型体であり、3はスリーブ、4は座板部、3a
は段差状の突出部である。
示すように、あらかじめ雄型体A1に第2の雌型体B3を
嵌め合わせ、次いで図(ホ)に示すように、第2の雌型
体B3を組み付けた雄型体A1のスリーブ1をブラケット
Fの取り付け用穴7に挿入させ、ブラケットFの上側に
突出するスリーブ1に第2の雌型体B2を嵌め合わせて
構成する。
め合わせた第2のゴム製雌型体B3の座板部4はブラケ
ットFの下側面に当接し、第1のゴム製雌型体B2のス
リーブ3は雄型体A1のスリーブ1の外周を囲んだ状態
で穴7に挿入され、座板部4はブラケットFの上側面に
当接する。したがって、ブラケットFは第3の雌型体B
3のゴム座板部4と第2の雌型体B2のゴム座板部4とで
挟持される。また第1の雌型体B2はスリーブ3の突出
部3aが雄型体A1のスリーブ1の突出部1aに係合
し、その係合作用により嵌め合わせ位置に保持される。
に、雄型体A1のスリーブ1にボルトを通し、その先端
をフレームのネジ孔に螺合させて固定する。これによ
り、振動源を支持するブラケットの振動はブラケットに
取り付けたマウント装置によって吸収され、フレームの
防振効果が得られる。
ント装置およびマウント装置形成方法によれば、作業現
場においてワンタッチで嵌め込み可能となるため、作業
性が向上し、時間短縮が図れる。また、クッション部材
を積層して使用できるので、防振性、耐久性に優れてお
り、積層数の変更により防振性、耐久性をコントロール
することが容易である。
ウント装置の構成部材とその組み付け状態を示したもの
である。
マウント装置の構成部材とその組み付け状態を示したも
のである。
マウント装置の構成部材とその組み付け状態を示したも
のである。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 クッション部材を中にして、座板部付き
スリーブからなる雄型体と、座板部付きスリーブからな
る雌型体とが嵌め合い自在とされていることを特徴とす
るマウント装置。 - 【請求項2】 座板部付きスリーブからなる雌型体がゴ
ム雌型体で構成されている請求項1に記載のマウント装
置。 - 【請求項3】 雌型体が座板部付きスリーブからなる第
1のゴム製雌型体と、この雌型体に嵌め合わせ自在の第
2の金属製雌型体とで構成されている請求項1に記載の
マウント装置。 - 【請求項4】 座板部付きスリーブからなる金属製雄型
体と、この雄型体に座板部付きスリーブからなる雌型体
が嵌め合い自在とされ、前記雌型体は座板部付きスリー
ブからなる第1のゴム製雌型体と、これに嵌め合い自在
の座板部付きスリーブからなる第2のゴム製雌型体とで
構成されているマウント装置。 - 【請求項5】 前記クッション部材は金属板の両面にゴ
ムを形成したものを複数枚積層させたものである請求項
1に記載のマウント装置。 - 【請求項6】 一方の被取り付け部材に設けられた取り
付け穴の一側から、まえもってスリーブにクッション部
材を嵌挿させた座板部付きスリーブからなる雄型体を挿
入し、穴の他側に突出する雄型体のスリーブに、まえも
ってスリーブにクッション部材を嵌挿させた雌型体を嵌
め合わせ、それにより雄型体側のクッション部材と雌型
体側のクッション部材とで被取り付け部材を挟持し、前
記雄型体および雌型体の両スリーブに通したボルト部材
を他方の被取り付け部材に固定することを特徴とするマ
ウント装置形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22371799A JP3803515B2 (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | マウント装置およびマウント装置形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22371799A JP3803515B2 (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | マウント装置およびマウント装置形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001050347A true JP2001050347A (ja) | 2001-02-23 |
JP3803515B2 JP3803515B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=16802580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22371799A Expired - Fee Related JP3803515B2 (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | マウント装置およびマウント装置形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3803515B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009101912A (ja) * | 2007-10-24 | 2009-05-14 | Nissan Motor Co Ltd | フロントエンドモジュール取付構造 |
WO2013077159A1 (ja) * | 2011-11-25 | 2013-05-30 | ボッシュ株式会社 | ブレーキ液圧制御装置 |
KR101306295B1 (ko) | 2011-11-03 | 2013-09-09 | 덕양산업 주식회사 | 노이즈 확산 억제를 위한 마운팅 구조물 |
CN105697940A (zh) * | 2016-02-25 | 2016-06-22 | 陈婷 | 一种液压泵固定底座 |
CN110332152A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-15 | 江西书源科技有限公司 | 一种净水器水泵与壳体的减震结构 |
WO2024068126A1 (de) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Entkopplungselement sowie verfahren zum herstellen einer bauteilverbindung |
-
1999
- 1999-08-06 JP JP22371799A patent/JP3803515B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101306295B1 (ko) | 2011-11-03 | 2013-09-09 | 덕양산업 주식회사 | 노이즈 확산 억제를 위한 마운팅 구조물 |
WO2013077159A1 (ja) * | 2011-11-25 | 2013-05-30 | ボッシュ株式会社 | ブレーキ液圧制御装置 |
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WO2024068126A1 (de) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Entkopplungselement sowie verfahren zum herstellen einer bauteilverbindung |
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---|---|
JP3803515B2 (ja) | 2006-08-02 |
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