JP2009058877A - フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細な孤立コンタクトパターン及び密集コンタクトパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクに大開口部からなるアクセサリパターン等を設けている場合にも、サイドローブの発生及びレジスト欠陥の発生を同時に防止できるようにする。
【解決手段】透明基板11上に形成された半遮光部12に、第1の寸法S1を有する第1の開口部13Aと、第1の寸法S1よりも大きい第2の寸法S2を有する第2の開口部13Bとが形成されている。透明基板11上における第1の開口部13Aの周辺には位相シフト部14が形成されている。透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺に遮光部15が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路装置の製造に用いられる微細パターン形成用のフォトマスク及びそのフォトマスクを用いたパターン形成方法に関する。
近年、半導体を用いて実現する大規模集積回路装置(以下、LSIと称する)の高集積化のために回路パターンの微細化がますます必要となってきている。その結果、回路を構成する配線パターンの細線化、又は絶縁層を介して多層化された配線同士をつなぐコンタクトホールパターン(以下、コンタクトパターンと称する)の微細化が非常に重要となってきている。また、コンタクトパターンにおいては、孤立配置されたパターンと共に密に配置されたパターンを同時に形成する技術が必要となってきている。ここで、密に配置されたコンタクトパターンの形成において、より高い焦点深度を実現するためには、例えば密に配置された配線パターンと同様に斜入射露光が効果的である。すなわち、高密度のコンタクトパターンの形成には斜入射露光が必須である一方、斜入射露光を行なうと、孤立配置されたコンタクトパターンのコントラスト及び焦点深度が著しく悪化する。このコントラスト及び焦点深度の悪化は、解像度向上のために一般的に広く適用されているハーフトーン位相シフトマスクを用いた場合、より一層顕著になる。逆に、孤立配置された微小コンタクトパターンの形成に適した低干渉度の小さい光源を用いると、高密度パターンの形成が困難になるという問題がある。
以上のように、孤立配置された微小なコンタクトパターンに対する最適照明条件と、密に配置されたコンタクトパターンに対する最適照明条件とは相反関係にある。このため、微小な高密度パターンの形成と孤立パターンの形成とを同時に行なうために、光源からの垂直入射成分及び斜入射成分のそれぞれの効果に対してトレードオフが行なわれ、結果として干渉度が中程度(0.5〜0.6程度) の光源が用いられている。しかし、この場合、垂直入射及び斜入射の両方の効果が相殺されるので、密集パターンと孤立パターンとを同時に微細化して半導体装置のさらなる高集積化を実現していくことは困難になる。この課題に対し、有効な解決手段の一つにエンハンサマスクの適用がある。
以下、エンハンサマスクによるパターン形成原理について、図13(a)〜(d)を参照しながら説明する。
図13(a)及び(b)はそれぞれエンハンサマスクの平面構造及び断面構造の一例である。エンハンサマスクにおいては、図13(a)及び(b)に示すように、露光光に対して透過性を有する透明基板1上に、露光光に対して所定の透過率を持つ半遮光部2と、半遮光部2により囲まれ且つ露光光に対して透過性を有する開口部3と、半遮光部2により囲まれ且つ開口部3の周辺に位置する位相シフト部4とが設けられている。半遮光部2及び開口部3は露光光を互いに同位相で透過させる。また、位相シフト部4は、半遮光部2及び開口部3を基準として露光光を反対位相で透過させるが、露光によって転写されない。位相シフト部4は、例えば半遮光部2を開口し、それにより露出した部分の透明基板1を所定の深さ掘り下げることによって設けられる。
図13(c)は、図13(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図13(d)は、図13(a)及び(b)に示す開口部3がホールパターンである場合にウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。図13(c)から分かるように、図13(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいて、開口部3の周辺に配置された位相シフト部4を透過した光は、開口部3及び半遮光部2のそれぞれを透過した光の一部を打ち消すことができる。従って、位相シフト部4を透過する光の強度を、開口部3周辺の光が打ち消されるように調整すれば、光強度分布において、開口部3周辺と対応する光強度がほぼ0に近い値まで減少した暗部の形成が可能となる。また、位相シフト部4を透過する光は、開口部3周辺の光を強く打ち消す一方、開口部3中央付近の光を弱く打ち消す。その結果、エンハンサマスクを透過した光における、開口部3中央から開口部3周辺に向けて変化する光強度分布のプロファイルの傾きが増大するという効果も得られる。従って、エンハンサマスクを透過した光の強度分布はシャープなプロファイルを有するようになるので、例えば図13(d)に示すように、コントラストの高い像が形成される。
以上のように、透明基板1上に低透過率の半遮光部2が形成されたマスクにおける開口部3の輪郭に沿って位相シフト部4を配置することにより、当該マスク(エンハンサマスク)によって形成される光強度像の中に、開口部3の輪郭線と対応する非常に強い暗部を形成することが可能となる。これによって、開口部3の光強度と開口部3周辺の光強度との間でコントラストが強調された光強度分布を形成できるので、微細な(例えば開口部3の1辺が(0.5×λ/NA)(λ:露光波長、NA:開口数)よりも小さい)孤立コンタクトパターン及び密集コンタクトパターンを同時に形成する場合にエンハンサマスクは非常に効果的である。
しかしながら、エンハンサマスクは前述のような微細パターンの形成には有効であるが、露光機にレチクルを合わせるためのレチクル位置計測モニタパターンや下地レイヤーに上地レイヤーを重ねるためのオーバーレイモニタパターン等のアクセサリパターンに代表される比較的大きい(例えば開口部の1辺が(0.5×λ/NA)(λ:露光波長、NA:開口数)よりも大きい)コンタクトパターンの形成において次のような問題を生じる。
図14(a)及び(b)はそれぞれエンハンサマスクの平面構造及び断面構造の他例である。尚、図14(a)及び(b)において、図13(a)及び(b)に示すマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。図14(a)及び(b)に示すエンハンサマスクは、図13(a)及び(b)に示すハーフトーン位相シフトマスクと比べて、より大きい開口部3を有している。
図14(c)は、図14(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図14(d)は、図14(a)及び(b)に示す開口部3がホールパターンである場合にウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。エンハンサマスクにおいても、ハーフトーン位相シフトマスクと同様に、図13(c)及び図14(c)に示すように、開口部3の周辺には、開口部3のエッジにおける光の回折の影響に起因して発生する光強度の極大値を有する不要なサイドローブが発生し、このサイドローブの光強度の極大値は開口部3の大きさに比例する。特に、図14(c)に示すように、サイドローブの光強度の極大値が露光閾値(露光対象のレジストを感光させる光強度の最小値)を超えると、図14(d)に示すように、ウェハ上における開口部3と対応する位置の周辺に不要なパターン(サイドローブパターン)が転写されてしまうという大きな問題が生じる。
サイドローブの発生を防止する方法として、マスクバイアス(近接効果補正によるマスクパターンの変形量)を大きくして露光量を小さくする方法がある。しかし、この方法にはコントラストが低下するという問題がある。
この問題を解決するため、ハーフトーン位相シフトマスクを対象とするものであるが、特許文献1には、アクセサリパターンのような大開口部においてサイドローブの発生を防止するために、遮光領域上にアクセサリパターン等を形成する方法が開示されている。図15は、特許文献1に開示された従来のフォトマスクの平面図である。図15に示すように、透明基板(図示省略)の中央部にはハーフトーン部2が設けられていると共に透明基板の周縁部には遮光部5が設けられている。ハーフトーン部2には0.5×λ/NA以下の第1の寸法を持つ第1の開口部3Aが設けられていると共に遮光部5には0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法を持つ第2の開口部3Bが設けられている。
特開平9-281690公報
前述のように、1辺が(0.5×λ/NA)よりも小さい開口部とそれぞれ対応する孤立コンタクトパターン及び密集コンタクトパターンを同時に形成する場合にエンハンサマスクは非常に効果的である。ところが、1辺が(0.5×λ/NA)よりも大きい開口部であるアクセサリパターン等の周辺においては、ハーフトーン位相シフトマスクと同様にエンハンサマスクにおいてもサイドローブが発生する。このサイドローブ発生を防止するために、特許文献1の方法に従い、遮光領域にアクセサリパターンを形成すれば、サイドローブを抑制することができる。
しかしながら、エンハンサマスクにおいて特許文献1に開示された方法を適用した場合、ウェハ上におけるアクセサリパターン等の大開口部と対応する位置の周辺にレジスト欠陥が発生するという問題が存在する。この問題はArF露光プロセス、とりわけArF液浸露光プロセスにおいて顕著に生じる。
そこで、本発明は、微細な孤立コンタクトパターン及び密集コンタクトパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクに大開口部からなるアクセサリパターン等を設けている場合にも、サイドローブの発生及びレジスト欠陥の発生を同時に防止できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本願発明者らは、エンハンサマスクにおいて特許文献1に開示された方法を適用した場合に、アクセサリパターン等の大開口部と対応する位置の周辺のウェハ上にレジスト欠陥が発生する原因を調べたところ、次のような知見を得た。
近年、微細化に伴い化学増幅型レジストの適用が必須となってきている。化学増幅型レジストを用いたパターン形成においては、露光時の光化学反応により触媒作用のある酸を生成させ、露光の後に行われる熱処理プロセスにおいてこの酸を触媒としてレジストポリマー中の官能基を反応させ、その時の物性変化を利用してパターンの形成が行われる。ここで、ポジ型レジストプロセスにおいては、露光光が照射され官能基が反応した部分のみを現像液に溶かしてパターンを形成する。
ところで、この化学増幅型レジストは反応性が非常に高いことが特徴として知られている。特に、ArF露光プロセスで用いられるArFレジストは反応性が高く、レジスト表面は容易に周辺の物質と反応するため、しばしばレジスト表面付近において現像液に不溶な不溶化層が形成される。
また、45nm又はそれよりも微細なルールのLSIのパターン形成においては、解像性能を向上させると共にNAの大口径化に起因するDOF(焦点深度)の低下を防ぐため、液浸露光が用いられるようになってきている。液浸露光は、空気よりも屈折率の高い液体(以下、液浸液と称する)をウェハと露光装置の投影レンズとの間に充填しながら露光を行う方法である。液浸露光では、レジストと液浸液とが直接接触することに起因するレジスト特性の劣化を防ぐため、レジスト表面をトップコートと呼ばれるレジスト保護膜でコーティングし、レジストと液浸液とが直接触れないようにしている。しかしながら、トップコートの使用によってレジストと液浸液との直接接触を防げるものの、レジストとトップコートとが直接接触するため、両者の接触面で化学反応が起こり、現像液に不溶な不溶化層がよりいっそう形成されやすくなる。
このような不溶化層が形成されている領域下のレジストに光が照射された場合、現像段階でレジスト表面の溶解がおこり、不溶化層とレジストとの密着性が弱くなり、現像に続くリンス工程で不溶化層をウェハ外に容易に除去することが可能である。
一方、光が照射されない完全未露光領域(光強度が0となる領域)では不溶化層とレジストとの密着性が弱くならないため、リンス工程で不溶化層をウェハ外に除去することはできない。このため、不溶化層が完全未露光領域の周辺に散乱する結果、ウェハ上にレジスト欠陥が生じてしまう。
以上のように、エンハンサマスクにおいて特許文献1に開示された方法を適用した場合、遮光領域にアクセサリパターン等の大開口部を形成するため、大開口部周辺の大部分を占める遮光領域によって大きい完全未露光領域が生じる。このため、ArF露光プロセス、特に、化学増幅型レジストとトップコートとを組み合わせて露光を行うArF液浸露光プロセスを用いた場合には、現像液に不溶な不溶化層が形成されやすくなり、その結果、レジスト欠陥がウェハ上におけるアクセサリパターン等の大開口部と対応する位置の周辺に発生するという問題が生じる。すなわち、エンハンサマスクにおいて特許文献1に開示された方法を適用しても、サイドローブの発生及びレジスト欠陥の発生を同時に防止することはできないのである。
本発明は、以上の知見に基づきなされたものであって、本発明に係るフォトマスクは、露光光に対して透過性を有する透明基板と、前記透明基板上に形成された半遮光部と、前記半遮光部に形成され、第1の寸法を有する第1の開口部と、前記半遮光部に形成され、前記第1の寸法よりも大きい第2の寸法を有する第2の開口部と、前記透明基板上における前記第1の開口部の周辺に形成され、前記第1の開口部を基準として前記露光光を反対位相で透過させる位相シフト部と、前記透明基板上における前記第2の開口部の周辺に形成された遮光部とを備えている。
尚、本願において、開口部の寸法とは、例えば開口部の平面形状が正方形である場合には一辺の長さを意味し、例えば開口部の平面形状が円形である場合には直径を意味するものとするが、開口部の平面形状は特に限定されるものではない。
また、本願において、露光光に対して透過性を有するとは、レジストを感光させる透過率を有することを意味し、露光光に対して遮光性を有するとは、レジストを感光させない透過率を有することを意味する。また、同位相とは、(−30+360×n)度以上で且つ(30+360×n)度以下の位相差(但しnは整数)を意味し、反対位相とは、(150+360×n)度以上で且つ(210+360×n)度以下の位相差を意味する。
図1(b)は、本発明に係るフォトマスク(エンハンサマスク)の具体的態様の一例を示す平面図であり、図1(c)は図1(b)のA−A’線の断面図であり、図1(d)は図1(b)のB−B’線の断面図である。図1(b)〜(d)に示すように、透明基板11上に形成され且つ露光光を部分的に透過させる半遮光部12に、例えば(0.5×λ/NA)×M(λは露光光の波長、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数、Mは該縮小投影光学系の縮小倍率)以下の第1の寸法を有する第1の開口部13Aと、例えば(0.5×λ/NA)×Mよりも大きい第2の寸法を有する第2の開口部13Bとが形成されている。また、透明基板11上における第1の開口部13Aの周辺には位相シフト部14が形成されている。
ここで、図1(b)〜(d)に示す本発明のフォトマスクの特徴は、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺に遮光部15が設けられていることである。尚、第2の開口部13Bは、例えばレチクル位置計測モニタパターン18やオーバーレイモニタパターン19のようなアクセサリパターンである。
すなわち、本発明のフォトマスクによると、第2の開口部13Bの周辺に設けられる遮光部15の寸法(図1(d)に示すCr幅WCr)を、サイドローブの発生を防止できる寸法以上で且つレジスト欠陥発生原因となる完全未露光領域が発生しない寸法以下に設定することによって、エンハンサマスクに大開口部からなるアクセサリパターン等を設けている場合にも、サイドローブの発生を防止することができると同時に未露光領域の存在に起因する欠陥の発生を防止することができる。
尚、本発明のフォトマスクにおいて、Cr幅WCrは(0.12×λ/NA)×M以上で且つ(1.74×λ/NA)×M以下であることが好ましい。このようにすると、サイドローブの発生を確実に防止することができると同時に未露光領域の存在に起因する欠陥の発生を確実に防止することができる。
また、本発明に係るパターン形成方法は、前述の本発明のフォトマスクを用いたパターン形成方法を前提とし、基板上にレジスト膜を形成する工程(a)と、レジスト膜にフォトマスクを介して露光光を照射する工程(b)と、露光光が照射されたレジスト膜を現像してレジスト膜をパターン化する工程(c)とを備えている。
本発明のパターン形成方法によると、サイドローブの発生と未露光領域に起因する欠陥の発生とを同時に抑えながらパターン形成を行うことが可能となる。
以上に説明したとおり、本発明によると、微細な孤立コンタクトパターン及び密集コンタクトパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクに大開口部からなるアクセサリパターン等を設けている場合にも、特に、当該エンハンサマスクを、化学増幅型レジストとトップコートとを組み合わせて用いる液浸露光等のプロセスに適用した場合にも、サイドローブの発生とレジスト欠陥の発生とを同時に抑制することができるので、微細なLSIの製造が可能となる。
(前提事項)
本発明の各実施形態を説明するに当たっての前提事項について説明する。
通常、フォトマスクは縮小投影型の露光機で使用されるため、マスク上のパターン寸法を議論する場合には縮小倍率を考慮しなければならない。しかし、以下の実施形態を説明する際には、混乱を避けるため、形成しようとする所望のパターン(例えばレジストパターン)と対応させてマスク上のパターン寸法を説明する場合、特に断らない限り縮小倍率で該寸法を換算した値を用いている。具体的には、M分の1縮小投影システムにおいて、幅M×70nmのマスクパターンによって幅70nmのレジストパターンを形成した場合にも、マスクパターン幅及びレジストパターン幅は共に70nmであると表現する。
また、本発明の実施形態においては、特に断らない限り、M及びNAは露光機の縮小投影光学系の縮小倍率及び開口数をそれぞれ表し、λは露光光の波長を表すものとする。
また、パターン形成については、レジストの非感光領域がレジストパターンとなるポジ型レジストプロセスを想定して説明する。尚、ポジ型レジストプロセスに代えてネガ型レジストプロセスを用いる場合、ネガ型レジストプロセスにおいては、レジストの非感光領域が除去されるので、ポジ型レジストプロセスにおけるレジストパターンをスペースパターンと読み替えればよい。
また、フォトマスクとしては透過型マスクを前提として説明する。尚、透過型マスクに代えて反射型マスクを前提とする場合、反射型マスクにおいては、透過型マスクの透過領域及び遮光領域がそれぞれ反射領域及び非反射領域となるので、透過型マスクの透過現象を反射現象と読み替えればよい。具体的は、透過型マスクの開口部又は透過性領域を反射部又は反射領域と読み替え、遮光部を非反射部と読み替えればよい。さらに、透過型マスクにおける光を部分的に透過する領域は光を部分的に反射する領域と読み替えればよく、透過率は反射率と読み替えればよい。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態に係るフォトマスクについて図面を参照しながら説明する。
図1(a)は本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いて形成しようとするパターンの一例を示している。また、図1(b)は、本発明の実施形態に係るフォトマスクの一例、具体的には、図1(a)に示す所望のパターン50を形成するためのエンハンサマスクの一例を示す平面図であり、図1(c)は図1(b)のA−A’線の断面図であり、図1(d)は図1(b)のB−B’線の断面図である。
図1(b)〜(d)に示すように、透明基板11上に形成され且つ露光光を部分的に透過させる半遮光部12に、例えば(0.5×λ/NA)×M以下の第1の寸法S1を有する第1の開口部13Aと、例えば(0.5×λ/NA)×Mよりも大きい第2の寸法S2を有する第2の開口部13Bとが形成されている。また、透明基板11上における第1の開口部13Aの周辺には位相シフト部14が形成されている。半遮光部12は、第1の開口部13A及び第2の開口部13Bを基準として露光光を同位相で透過させる。位相シフト部14は、半遮光部12、第1の開口部13A及び第2の開口部13Bを基準として露光光を反対位相で透過させるが、露光によって転写されない。位相シフト部14は、例えば半遮光部12を開口し、それにより露出した部分の透明基板11を所定の深さ掘り下げることによって設けられる。
尚、例えば、露光波長λが193nm、開口数NAが1.2、縮小倍率Mが4倍であるとすると、第1の開口部13Aは、45nmルールのLSIの作成に必要なホールサイズを有するように、具体的には、1辺のサイズが70nm(実際のマスク上寸法は70nmの4倍の280nm)の正方形状を有するように形成されている。一方、第2の開口部13Bは、例えばレチクル位置計測モニタパターンやオーバーレイモニタパターンのようなアクセサリパターンである。これらのアクセサリパターンの大きさや形は露光機の種類によって当然異なるが、本実施形態では、第2の開口部13Bとして、例えば1辺のサイズが4μmの十字マーク(全幅は12μm(実際のマスク上寸法は12μmの4倍の48μm))を有するレチクル位置計測モニタパターン18と、例えば1辺のサイズが10μm(実際のマスク上寸法は10μmの4倍の40μm)を有するオーバーレイモニタパターン19とを形成している。
本実施形態のフォトマスクの特徴は、図1(b)における第1の開口部13Aを横断するA−A’線の断面図である図1(c)、及び図1(b)における第2の開口部13Bを横断するB−B’線の断面図である図1(d)に示すように、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺にのみ遮光部15が設けられていることである。
本実施形態のフォトマスクによると、第2の開口部13Bの周辺に設けられる遮光部15の寸法(図1(d)に示すCr幅WCr)を、サイドローブの発生を防止できる寸法以上で且つ完全未露光領域が発生しない寸法以下に設定することによって、サイドローブの発生を防止することができると同時に未露光領域の存在に起因する欠陥の発生を防止することができる。
以下、第1の開口部13Aとして、例えば第1の寸法が0.5×λ/NA以下であるコンタクトホールパターンを形成する場合において、第2の開口部13Bに対してサイドローブの発生と未露光領域に起因するレジスト欠陥の発生とを同時に防止できるCr幅WCrをシミュレーションにより求めた結果を示す。尚、シミュレーションにおいて、半遮光部12は、露光光に対して例えば5〜10%程度の透過率を有し、半遮光部12の透過光の位相は各開口部の透過光の位相と同位相(この場合の位相は0度)であるものと設定した。また、遮光部15の露光光に対する透過率は0%であると、言い換えると、遮光部15は露光光を完全に遮光するものと設定した。さらに、第1の開口部13Aの周辺に位置する位相シフト部14の透過光の位相は、各開口部の透過光の位相と逆位相(この場合の位相は180度)であるものと設定した。
ところで、サイドローブは、開口部のエッジにおける光の回折に起因して発生する光強度の2次ピークに、半遮光部を透過してくる光のエネルギーが加わることにより生じるものであり、サイドローブの光強度の極大値が露光閾値を超えると、ウェハ上のレジストが感光されて不要なパターンが転写されてしまうという問題が生じる。従って、サイドローブの発生を防止するためには、フォトマスクにおける2次ピークの発生部位を遮光部によって遮光すればよい。但し、遮光部の幅(Cr幅WCr)が狭すぎると、サイドローブの発生を防止することができないため、ある程度以上のCr幅WCrが必要となる。
図2は、サイドローブの光強度の極大値とCr幅WCrとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示している。図2に示すように、Cr幅WCrを大きくすると、半遮光部を透過してくる露光光が減少するため、サイドローブの光強度の極大値が小さくなっていき、Cr幅WCrが0.12×λ/NA以上になると、サイドローブの光強度が露光閾値よりも小さくなることがわかる。すなわち、Cr幅WCrが0.12×λ/NA以上であれば、サイドローブの発生を防止することが可能である。
一方、[課題を解決するための手段]で説明したように、Cr幅WCrが大きくなると、つまり、遮光部よりなる遮光領域が大きくなると、結果として完全未露光領域が生じてしまい、露光プロセスにおいて不溶化層由来の欠陥が発生してしまう。すなわち、Cr幅WCrが小さい場合には、開口部のエッジ付近で回折した光が遮光部の裏側にも入ってくるため、完全未露光領域は発生しないが、開口部のエッジ付近で回折した光の影響を受けないだけの大きさのCr幅WCrを有する遮光部が存在する場合には、完全未露光領域が発生する。
図3は、遮光部裏側の光強度の最小値とCr幅WCrとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示している。図3に示すように、Cr幅WCrが大きくなると、遮光部裏側の光強度の最小値は小さくなっていき、Cr幅WCrが1.74×λ/NAよりも大きくなると、遮光部裏側の光強度の最小値が0となって完全未露光領域が発生する。すなわち、Cr幅WCrを1.74×λ/NAよりも小さくすることによって、完全未露光領域の発生を防ぐことが可能となり、結果として不溶化層由来の欠陥の発生を防止することが可能となる。
以上に述べたように、本実施形態のフォトマスクにおいて第2の開口部13Bの周辺に設けられる遮光部15のCr幅WCrを0.12×λ/NA以上で且つ1.74×λ/NA以下にすることによって、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
尚、本実施形態のフォトマスクの構造として、図1(b)〜(d)に示すような構造を例示したが、本発明のフォトマスクは当該構造に限定されるものではなく、図4(a)及び(b)に示すような構造や図7〜9に示すような構造であっても、同様の効果が得られる。
図4(a)は、本発明の実施形態に係るフォトマスクの他例、具体的には、図1(a)に示す所望のパターン50を形成するためのエンハンサマスクの他例を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のC−C’線の断面図である。尚、図4(a)及び(b)において、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいても、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺にのみ遮光部15が設けられている点は、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同様である。しかし、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいては、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと異なり、第2の開口部13Bと遮光部15との間に半遮光部12の一部(HT幅WHT)が介在している。
ところで、フォトマスクの遮光部として一般的に用いられる材料Cr、CrO、CrNO等は、半遮光部に用いられる材料(例えばMoSiO、MoSiNO、TaSiO、TaSiON、CrFO、CrFNO等)と比較すると、酸に対するエッチング耐性が低い。従って、半遮光部に対して最適化された酸を用いたマスク洗浄においては、遮光部のパターンシュリンクが容易に起こる。このため、遮光部が開口部のエッジから後退した場合、つまりHT幅WHTが大きくなるように変化した場合、開口部を透過する光と同じ位相の光が、遮光部と開口部との間に位置する半遮光部を透過する結果、開口部の転写パターンの寸法が所望値よりも大きくなってしまう。このHT幅WHTの単位変化量当たりの開口部の転写パターンの寸法の変化量、つまり開口部の転写パターンの寸法に対するHT幅WHTのMEEF(mask enhanced error factor)は、HT幅WHTが小さい場合には相対的に小さい値を持ち、HT幅WHTが大きくなるに従って、相対的に大きい値を持つ。そこで、本実施形態においては、HT幅WHTについて寸法変化が起こった場合においても開口部の転写パターンの寸法変化が小さいHT幅WHT(つまりMEEFが小さくなるHT幅WHT)以下にHT幅WHTを設定することが望ましい。
図5は、HT幅WHTとMEEFとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す。図5に示すように、HT幅WHTが0から大きくなるにつれてMEEFも徐々に大きくなる。また、MEEFが5.0以下になるという条件を満たすためには、HT幅WHTを0.10×λ/NA以下にする必要がある。ここで、MEEFの規格を5.0以下に設定しているのは、例えば45nmルールのLSIの作成に必要な転写パターンの寸法スペックを目標ターゲット70nmに対して±10%以下(つまり、±7nm以下)とし、且つマスク作製精度をウェハ上で1.0nm(マスク上では4.0nm)とした場合に、転写プロセスのばらつきを考慮して、MEEFを5.0以下にする必要があると仮定しているためである。尚、これらの寸法スペックやマスク作製精度や転写プロセスのばらつき等によっては、このMEEFの規格をさらに小さくする必要があり、その場合にはHT幅WHTをさらに縮小しなければならない。
一方、HT幅WHTが大きくなると、サイドローブが発生するという問題が生じる。前述のように、サイドローブは、開口部のエッジにおける光の回折に起因して発生する光強度の2次ピークが原因となって生じるため、開口部のエッジからNA及びλで規定される距離離れた位置に発生する。従って、HT幅WHTが所定の寸法以下の場合には遮光部により2次ピークの発生部位を遮光できるため、サイドローブの発生を防止することが可能となる。
図6は、HT幅WHTとサイドローブの光強度の極大値(Imax)との関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す。図6に示すように、HT幅WHTが大きくなるに従って、サイドローブのImaxが大きくなっており、HT幅WHTが0.47×λ/NAよりも大きくなると、Imaxが露光閾値を超える。すなわち、HT幅WHTを0.47×λ/NA以下に設定することによって、サイドローブの発生を防止することが可能であることがわかる。
図5及び図6に示す結果から、第2の開口部13Bと遮光部15との間に位置する半遮光部12のHT幅WHTを0.10×λ/NA以下に設定することが好ましい。但し、これはMEEFの規格を5.0以下に設定した場合を前提としている。すなわち、エンハンサマスクにアクセサリパターンを設けるのに最低限必要なMEEFの値に基づいてHT幅WHTを算出する必要があり、このように算出された値が0.47×λ/NAよりも大きくなる場合には、HT幅WHTを0.47×λ/NA以下に設定することが好ましい。
以上に説明したように、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいて、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の開口部13Aと、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の開口部13Bとが同時に存在する場合、第2の開口部13Bと遮光部15との間に位置する半遮光部12のHT幅WHTを0.10×λ/NA以下に設定すると共に、前述のように遮光部15のCr幅WCrを0.12×λ/NA以上で且つ1.74×λ/NA以下に設定することによって、HT幅WHTのMEEFを小さく抑制しつつ、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
図7は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図1(b)における第2の開口部13Bを横断するB−B’線の断面図である図1(d)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図7に示すフォトマスクにおいて、遮光部15は第2の開口部13Bに接するように設けられている。尚、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクにおいては、第2の開口部13Bを囲む半遮光部12の上に遮光部15が形成されていたのに対して、図7に示すフォトマスクにおいては、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺に遮光部15が直接形成されており、当該遮光部15を覆い且つ第2の開口部13Bを囲むように半遮光部12が形成されている。
図7に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の開口部13Aと、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の開口部13Bとが同時に存在する場合においても、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同様に遮光部15のCr幅WCrを設定することにより、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
図8は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図4(a)における第2の開口部13Bを横断するC−C’線の断面図である図4(b)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図8に示すフォトマスクにおいて、第2の開口部13Bと遮光部15との間に半遮光部12の一部(HT幅WHT)が介在している。尚、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいては、第2の開口部13Bを囲む半遮光部12の上に遮光部15が形成されていたのに対して、図8に示すフォトマスクにおいては、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺に遮光部15が直接形成されており、当該遮光部15を覆い且つ第2の開口部13Bを囲むように半遮光部12が形成されている。
図8に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の開口部13Aと、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の開口部13Bとが同時に存在する場合においても、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクと同様に遮光部15のCr幅WCr及び半遮光部12のHT幅WHTを設定することにより、HT幅WHTのMEEFを小さく抑制しつつ、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
図9は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図1(b)における第2の開口部13Bを横断するB−B’線の断面図である図1(d)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図9に示すフォトマスクにおいて、遮光部15は第2の開口部13Bに接するように設けられている。尚、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクにおいては、第2の開口部13B側の半遮光部12及び遮光部15のそれぞれの側面は面一であったが、図9に示すフォトマスクにおいては、第2の開口部13Bを囲む半遮光部12の上に、第2の開口部13B側の半遮光部12の側面を覆うように遮光部15が形成されている。ここで、図9に示すフォトマスクにおいて、遮光部15のCr幅WCrについては、第2の開口部13B側の遮光部15のエッジから、その反対側の遮光部15のエッジまでの距離として定義する。また、図9に示すフォトマスクでは、第2の開口部13Bの第2の寸法S2は遮光部15のエッジ間の距離で規定される。
図9に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の開口部13Aと、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の開口部13Bとが同時に存在する場合においても、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同様に遮光部15のCr幅WCrを設定することにより、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
尚、ここまで、本実施形態のフォトマスクの構造として、第2の開口部13Bの周辺に第2の開口部13Bを完全に囲むように遮光部15を設けた構造を示してきたが、遮光部15は必ずしも第2の開口部13Bを完全に囲んでいる必要は無く、少なくともサイドローブが発生する領域(フォトマスクにおける2次ピークの発生部位)に遮光部15を設けた、例えば図10(a)〜(d)に示すような平面構造(第2の開口部13B及びその周辺の平面構造)を用いた場合にも、これまでに説明したフォトマスクと同様の効果が得られる。また、図10(a)〜(d)に示す構造のように、遮光部15が第2の開口部13Bのコーナーにおいて分断されていると、矩形性の高いパターンが得られる利点がある。すなわち、第2の開口部13Bのコーナー周辺に遮光部15ではなく半遮光部12が配置されることになるため、第2の開口部13Bのコーナー付近をより多くの光が透過するため、矩形状の第2の開口部13Bの転写精度つまり転写パターンの矩形性が向上する。
具体的には、図10(a)に示すフォトマスクにおいては、遮光部15の分断された各部分は、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さと同じ長さを持ち、当該対応する辺に接している。
また、図10(b)に示すフォトマスクにおいては、遮光部15の分断された各部分は、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さと同じ長さを持ち、遮光部15の分断された各部分と第2の開口部13Bとの間に半遮光部12の一部分が介在している。
また、図10(c)に示すフォトマスクにおいては、遮光部15の分断された各部分は、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さよりも短い長さを持ち、当該対応する辺に接している。
また、図10(d)に示すフォトマスクにおいては、遮光部15の分断された各部分は、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さよりも短い長さを持ち、遮光部15の分断された各部分と第2の開口部13Bとの間に半遮光部12の一部分が介在している。
尚、ここまで、本実施形態のフォトマスクの構造として、第1の開口部13Aの周辺に配置された位相シフト部14が第1の開口部13Aのコーナーにおいて分断された構造、特に、位相シフト部14の分断された各部分が方形状の第1の開口部13Aにおける対応する辺の長さと同じ長さを持ち、且つ位相シフト部14の分断された各部分と第1の開口部13Aとの間に半遮光部12の一部分が介在している構造を示してきた。この構造は、光学条件で決定される光学コントラストが最も高くなる最適な構造であるが、位相シフト部14の配置形態はこれに限られるものではなく、位相シフト部14の分断された各部分が方形状の第1の開口部13Aにおける対応する辺の長さと異なる長さを有していても良いし、位相シフト部14が第1の開口部13Aのコーナーにおいて分断されることなく第1の開口部13Aを完全に囲んでいてもよいし、位相シフト部14と第1の開口部13Aとの間に半遮光部12の一部分を介在させなくてもよい。
以下、本実施形態のフォトマスクを用いたパターン形成方法について、図面を参照しながら説明する。
図11(a)〜(d)は本実施形態のフォトマスクを用いたパターン形成方法の各工程を説明するための図である。尚、図11(c)において、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
まず、図11(a)に示すように、基板100の上に、金属膜又は絶縁膜等の被加工膜101を形成した後、図11(b)に示すように、被加工膜101の上にポジ型のレジスト膜102を形成する。ここで、液浸露光を用いる場合には、レジスト膜102の上にさらにトップコート103を形成し、それによってレジスト膜102をコーティングする。
次に、図11(c)に示すように、例えば図1(b)〜(d)に示すような構造を持つ本実施形態のフォトマスクに対して、例えばArFエキシマレーザーを光源とする露光光104を照射する。このとき、本実施形態のフォトマスクにおける第1の開口部13A及び第2の開口部13Bを透過した透過光106によってレジスト膜102を露光し、結果として開口部13A及び13Bと対応する潜像部分102aを形成する。尚、続く現像工程でレジストが完全に溶解するに足りる露光エネルギーが照射されるのは、潜像部分102aのみである。一方、本実施形態のフォトマスクにおける半遮光部12(遮光部15が形成されていない部分)を透過した透過光105は、透過光106の同位相を持つが、潜像部分を形成するエネルギーは有していない。
前述のように、本実施形態のフォトマスクにおいて第2の開口部13Bの周辺に設けられる遮光部15のCr幅WCrを0.12×λ/NA以上で且つ1.74×λ/NA以下に設定することによって、半遮光部12の裏側の領域はもちろんのこと、遮光部15の裏側の領域においても、光強度が0となる完全遮光領域(完全未露光領域)は存在せず、これらの領域にも、露光閾値と比べて小さい強度を持つ光が照射される。従って、トップコート103を形成した場合においても、レジスト膜102とトップコート103との接触面に生じた不溶化層とレジスト膜102との密着性が弱くなるので、不溶化層由来のレジスト欠陥の発生を防止することが可能となる。
次に、トップコート103及びレジスト膜102に対して現像を行って、トップコート103、及びレジスト膜102のうちの潜像部分102aを除去することにより、図11(d)に示すように、レジストパターン107を形成する。
図12は、液浸露光プロセスを用いた場合における図11(c)に対応する図である。すなわち、液浸露光プロセスを用いる場合、図12に示すように、トップコート103上に液浸液108が存在する状態で露光を行う点を除いて、図11(c)に示す工程と同様の工程が実施される。
以上に説明したとおり、本実施形態によると、微細な孤立コンタクトパターン及び密集コンタクトパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクに大開口部からなるアクセサリパターン等を設けている場合にも、特に、当該エンハンサマスクを、化学増幅型レジストとトップコートとを組み合わせて用いる液浸露光等のプロセスに適用した場合にも、サイドローブの発生とレジスト欠陥の発生とを同時に抑制することができるので、微細なLSIの製造が可能となる。
本発明は、半導体集積回路装置の製造に用いられる微細パターン形成用のフォトマスク及びそのフォトマスクを用いたパターン形成方法に関し、ArF露光プロセス又はArF液浸露光プロセスを用いたパターン形成等に非常に有用である。
図1(a)は本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いて形成しようとするパターンの一例を示す図であり、図1(b)は本発明の実施形態に係るフォトマスクの一例を示す平面図であり、図1(c)は図1(b)のA−A’線の断面図であり、図1(d)は図1(b)のB−B’線の断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るフォトマスクにおけるサイドローブの光強度の極大値と遮光部の幅との関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係るフォトマスクにおける遮光部裏側の光強度の最小値と遮光部の幅との関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図4(a)は本発明の実施形態に係るフォトマスクの他例を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のC−C’線の断面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るフォトマスクにおける遮光部と開口部との間に位置する半遮光部の幅とMEEFとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係るフォトマスクにおける遮光部と開口部との間に位置する半遮光部の幅とサイドローブの光強度の極大値との関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図7は本発明の実施形態に係るフォトマスクのバリエーションを示す断面図である。 図8は本発明の実施形態に係るフォトマスクのバリエーションを示す断面図である。 図9は本発明の実施形態に係るフォトマスクのバリエーションを示す断面図である。 図10(a)〜(d)は本発明の実施形態に係るフォトマスクのバリエーションを示す平面図である。 図11(a)〜(d)は本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いたパターン形成方法の各工程を説明するための図である。 図12は本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いたパターン形成方法の一工程(液浸露光プロセスを用いた場合)を説明するための図である。 図13(a)は比較的小さい開口部を持つエンハンサマスクの平面図であり、図13(b)は当該エンハンサマスクの断面図であり、図13(c)は、図13(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図13(d)は、図13(a)及び(b)に示す開口部がホールパターンである場合にウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。 図14(a)は比較的大きい開口部を持つエンハンサマスクの平面図であり、図14(b)は当該エンハンサマスクの断面図であり、図14(c)は、図14(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図14(d)は、図14(a)及び(b)に示す開口部がホールパターンである場合にウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。 図15は特許文献1に開示された従来のフォトマスクの平面図である。
符号の説明
11 透明基板
12 半遮光部
13A 第1の開口部
13B 第2の開口部
14 位相シフト部
15 遮光部
18 レチクル位置計測モニタパターン
19 オーバーレイモニタパターン
50 所望のパターン
100 基板
101 被加工膜
102 レジスト膜
102a レジスト膜の潜像部分
103 トップコート
104 露光光
105 半遮光部の透過光
106 開口部の透過光
107 レジストパターン
108 液浸液

Claims (18)

  1. 露光光に対して透過性を有する透明基板と、
    前記透明基板上に形成された半遮光部と、
    前記半遮光部に形成され、第1の寸法を有する第1の開口部と、
    前記半遮光部に形成され、前記第1の寸法よりも大きい第2の寸法を有する第2の開口部と、
    前記透明基板上における前記第1の開口部の周辺に形成され、前記第1の開口部を基準として前記露光光を反対位相で透過させる位相シフト部と、
    前記透明基板上における前記第2の開口部の周辺に形成された遮光部とを備えていることを特徴とするフォトマスク。
  2. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記半遮光部は、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を基準として前記露光光を同位相で透過させることを特徴とするフォトマスク。
  3. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部は前記第2の開口部を囲んでいることを特徴とするフォトマスク。
  4. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部は前記第2の開口部のコーナーにおいて分断されていることを特徴とするフォトマスク。
  5. 請求項4に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の分断された各部分の長さは、前記第2の開口部における対応する辺の長さよりも短いことを特徴とするフォトマスク。
  6. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は、前記第2の開口部を透過した前記露光光が前記第2の開口部のエッジで回折することにより発生するサイドローブの光強度が露光対象のレジストを感光させない最小幅以上に設定されていることを特徴とするフォトマスク。
  7. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は、前記第2の開口部を透過した前記露光光が前記第2の開口部のエッジで回折して前記遮光部の裏側に回り込むことによって未露光領域を発生させない最大幅以下に設定されていることを特徴とするフォトマスク。
  8. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は(0.12×λ/NA)×M以上であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  9. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は(1.74×λ/NA)×M以下であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  10. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部は前記第2の開口部と接していることを特徴とするフォトマスク。
  11. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第2の開口部と前記遮光部との間に前記半遮光部の一部分が存在することを特徴とするフォトマスク。
  12. 請求項11に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第2の開口部と前記遮光部との間に位置する部分の前記半遮光部の幅は(0.10×λ/NA)×M以下であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  13. 請求項1〜12に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第1の寸法は(0.5×λ/NA)×M以下であり、
    前記第2の寸法は(0.5×λ/NA)×Mよりも大きいことを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  14. 請求項1〜13に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第2の開口部は、オーバーレイモニタパターン又はレチクル位置計測モニタパターンであることを特徴とするフォトマスク。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のフォトマスクを用いたパターン形成方法であって、
    基板上にレジスト膜を形成する工程(a)と、
    前記レジスト膜に前記フォトマスクを介して前記露光光を照射する工程(b)と、
    前記露光光を照射された前記レジスト膜を現像して、前記レジスト膜をパターン化する工程(c)とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  16. 請求項15に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(b)で露光光源としてArFエキシマレーザーを用いることを特徴とするパターン形成方法。
  17. 請求項16に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(b)で液浸露光プロセスを用いることを特徴とするパターン形成方法。
  18. 請求項17に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(a)は前記レジスト膜表面をトップコートによってコーティングする工程を含むことを特徴とするパターン形成方法。
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