JP2009075207A - フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細な孤立ラインパターン及び密集ラインパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクを用いて微細ラインパターンと大きいラインパターンとを同時に形成できるようにする。
【解決手段】透明基板1上に、第1の寸法S1を有する第1の遮光パターン6と、第1の寸法S1よりも大きい第2の寸法S2を有する第2の遮光パターン7とが形成されている。第1の遮光パターン6は、第1の半遮光部2Aと、第1の半遮光部2A内に配置され且つ露光光を反対位相で透過させる補助パターン3とを有する。第2の遮光パターン7は、第2の半遮光部2Bと遮光部5とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路装置の製造に用いられる微細パターン形成用のフォトマスク及びそのフォトマスクを用いたパターン形成方法に関する。
近年、半導体を用いて実現する大規模集積回路装置(以下、LSIと称する)の高集積化のために回路パターンの微細化がますます必要となってきている。その結果、回路を構成するラインパターンの細線化、又は絶縁層を介して多層化された配線同士をつなぐコンタクトホールパターンの微細化が非常に重要となってきている。また、ラインパターンにおいては、孤立配置されたパターンと共に密に配置されたパターンを同時に形成する技術が必要となってきている。ここで、密に配置されたラインパターンの形成において、より高い焦点深度を実現するためには斜入射露光が必須である一方、斜入射露光を行なうと、孤立配置されたラインパターンのコントラスト及び焦点深度が著しく悪化する。このコントラスト及び焦点深度の悪化は、解像度向上のために一般的に広く適用されているハーフトーン位相シフトマスクを用いた場合、より一層顕著になる。逆に、孤立配置された微細ラインパターンの形成に適した低干渉度の小さい光源を用いると、高密度パターンの形成が困難になるという問題がある。
以上のように、孤立配置された微細なラインパターンに対する最適照明条件と、密に配置されたラインパターンに対する最適照明条件とは相反関係にある。このため、微細な高密度パターンの形成と孤立パターンの形成とを同時に行なうために、光源からの垂直入射成分及び斜入射成分のそれぞれの効果に対してトレードオフが行なわれ、結果として干渉度が中程度(0.5〜0.6程度) の光源が用いられている。しかし、この場合、垂直入射及び斜入射の両方の効果が相殺されるので、密集パターンと孤立パターンとを同時に微細化して半導体装置のさらなる高集積化を実現していくことは困難になる。この課題に対し、最も有効な解決手段はエンハンサマスク(特許文献1参照)を適用することである。
以下、特許文献1に記載されているエンハンサマスクによるパターン形成原理について、図12(a)〜(d)を参照しながら説明する。図12(a)及び(b)はそれぞれエンハンサマスクの平面構造及び断面構造の一例である。エンハンサマスクにおいては、図12(a)及び(b)に示すように、露光光に対して透過性を有する透明基板11上に、露光光に対して所定の透過率を持つ半遮光部12と、半遮光部12により囲まれた補助パターン13と、半遮光部12及び補助パターン13のいずれも形成されていない開口部14とを備えている。半遮光部12及び開口部14は露光光を互いに同位相で透過させる。補助パターン13は、半遮光部12及び開口部14を基準として露光光を反対位相で透過させるが、露光によって転写されない。
図12(c)は、図12(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図12(d)は、図12(a)及び(b)に示すエンハンサマスクによってウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。図12(c)から分かるように、図12(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいて、半遮光部12により囲まれた補助パターン13を透過した光は、開口部14を透過して半遮光部12の裏側へ回り込む漏れ光の一部を打ち消すことができる。従って、補助パターン13を透過する光の強度を、半遮光部12への漏れ光が打ち消されるように調整すれば、光強度分布において、光強度がほぼ0に近い値まで減少した暗部の形成が可能となる。
また、補助パターン13を透過する光は、半遮光部12への漏れ光を強く打ち消す一方、半遮光部12のエッジ付近の光を弱く打ち消す。その結果、図12(a)及び(b)に示すフォトマスクを透過した光の光強度分布における半遮光部12周辺から補助パターン13中央に向けて変化するプロファイルの傾きが増大するという効果も得られる。従って、図12(a)及び(b)に示すフォトマスクつまりエンハンサマスクを透過した光の強度分布は急峻なプロファイルを有するようになるので、図12(d)に示すように、コントラストの高い像が形成される 。
すなわち、遮光性を有する半遮光部12内に補助パターン13を配置することにより、図12(a)及び(b)に示すフォトマスクによって形成される光強度像の中に、半遮光部12の輪郭線に囲まれた領域(補助パターン13)と対応する非常に暗い暗部を形成することが可能となる。これによって、補助パターン13中央部の光強度と半遮光部12周辺の光強度との間でコントラストが強調された光強度分布を形成できるので、微細な、例えばパターン幅が(0.5×λ/NA)(λ:露光波長、NA:開口数)よりも小さい孤立ラインパターン及び密集ラインパターンを同時に形成する場合にエンハンサマスクは非常に効果的である。
特開2003−322949号公報
しかしながら、エンハンサマスクは前述のような微細パターンでは有効であるが、例え比較的大きい、例えばパターン幅が(0.5×λ/NA)よりも大きいラインパターンの形成においては、次のような問題を生じる。
図13(a)及び(b)はそれぞれエンハンサマスクの平面構造及び断面構造の他例である。尚、図13(a)及び(b)において、図12(a)及び(b)に示すマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。図13(a)及び(b)に示すエンハンサマスクにおいては、半遮光部12及び補助パターン13からなる遮光性パターンのパターン幅は(0.5×λ/NA)よりも大きい。
図13(c)は、図13(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図13(d)は、図13(a)及び(b)に示すエンハンサマスクによってウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。図13(c)から分かるように、遮光性パターンのパターン幅が大きい図13(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合、光強度分布における遮光性パターンと対応するプロファイル内にサイドローブが発生する。従って、このサイドローブの光強度の極大値がレジストを感光させる露光閾値を超えると、図13(d)に示すように、転写パターン内にサイドローブパターンが形成されてしまうという大きい問題が生じる。
前記に鑑み、本発明は、微細な孤立ラインパターン及び密集ラインパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクを用いて微細ラインパターンと大きいラインパターンとを同時に形成できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本願発明者らは、次のような検討を行った。
前述のように、パターン幅が(0.5×λ/NA)よりも小さい微細な孤立ラインパターン及び密集ラインパターンを同時に形成する場合にエンハンサマスクは非常に効果的であるが、パターン幅が(0.5×λ/NA)よりも大きいラインパターンや矩形パターン等を形成した場合には、当該パターン内に望ましくないサイドローブパターンが形成されてしまう。
そこで、その解決策の1つとして、本願発明者らは、パターン幅が(0.5×λ/NA)よりも大きいラインパターンを形成するためのフォトマスク上のパターン(以下、遮光パターンと称する)には補助パターンを設けないこと、つまり遮光パターンを半遮光部のみで構成することによって、サイドローブパターンの発生を抑制することを検討してみた。しかし、補助パターンを無くすと、開口部と同位相で露光光を透過させる半遮光部のみによって遮光パターンが構成されるため、遮光パターンによって形成される光強度プロファイルの傾きが緩やかになってしまい、解像度が落ちてしまうという問題がある。
次に、本願発明者らは、露光光をより遮光することにより遮光パターンによって形成される光強度プロファイルの傾きを急峻にするため、つまり、解像度の低下を抑制するため、ラインパターン形成用の遮光パターンを遮光部(露光光の透過率が実質的に0)により構成することを検討してみた。
図14(a)及び(b)は、遮光部から構成された遮光パターンを有するフォトマスクの平面構造及び断面構造の他例である。図14(a)及び(b)に示すように、露光光に対して透過性を有する透明基板11上に、露光光を実質的に透過させない遮光部15と、遮光部15が形成されていない開口部14とが形成されている。尚、断面構成については、図示しない他の遮光パターンの構成にもよるが、図14(b)に示すように、透明基板11上に、半遮光部12を介して遮光部15を形成してもよいし、又は半遮光部12を介さず、透明基板11の直上に遮光部15を形成してもよい。図14(a)及び(b)に示すフォトマスクによれば、転写パターン内にサイドローブパターンが形成されてしまうことを抑制することができる。
しかし、図14(a)及び(b)に示すフォトマスクを、化学増幅型レジスト及びトップコートと組み合わせて用いた場合には、後で詳述するように、転写パターン付近に大量のレジスト欠陥が発生するという別の問題が生じる。その理由は次の通りである。
近年、微細化に伴い化学増幅型レジストの適用が必須となってきている。化学増幅型レジストを用いたパターン形成においては、露光時の光化学反応により触媒作用のある酸を生成させ、露光の後に行われる熱処理プロセスにおいてこの酸を触媒としてレジストポリマー中の官能基を反応させ、その時の物性変化を利用してパターンの形成が行われる。ここで、ポジ型レジストプロセスにおいては、露光光が照射され官能基が反応した部分のみを現像液に溶かしてパターンを形成する。
ところで、この化学増幅型レジストは反応性が非常に高いことが特徴として知られている。特に、ArF露光プロセスで用いられるArFレジストは反応性が高く、レジスト表面は容易に周辺の物質と反応するため、しばしばレジスト表面付近において現像液に不溶な不溶化層が形成される。
また、45nm又はそれよりも微細なルールのLSIのパターン形成においては、解像性能を向上させると共にNAの大口径化に起因するDOF(焦点深度)の低下を防ぐため、液浸露光が用いられるようになってきている。液浸露光は、空気よりも屈折率の高い液体(以下、液浸液と称する)をウェハと露光装置の投影レンズとの間に充填しながら露光を行う方法である。液浸露光では、レジストと液浸液とが直接接触することに起因するレジスト特性の劣化を防ぐため、レジスト表面をトップコートと呼ばれるレジスト保護膜でコーティングし、レジストと液浸液とが直接触れないようにしている。しかしながら、トップコートの使用によってレジストと液浸液との直接接触を防げるものの、レジストとトップコートとが直接接触するため、両者の接触面で化学反応が起こり、現像液に不溶な不溶化層がよりいっそう形成されやすくなる。
このような不溶化層が形成されている領域下のレジストに光が照射された場合、現像段階でレジスト表面の溶解がおこり、不溶化層とレジストとの密着性が弱くなり、現像に続くリンス工程で不溶化層をウェハ外に容易に除去することが可能である。
一方、光が照射されない完全未露光領域(光強度が0となる領域)では不溶化層とレジストとの密着性が弱くならないため、リンス工程で不溶化層をウェハ外に除去することはできない。このため、不溶化層が完全未露光領域の周辺に散乱する結果、ウェハ上にレジスト欠陥が生じてしまう。
従って、以上のように、解像度の低下を抑制するため、パターン幅が(0.5×λ/NA)よりも大きいパターンを形成するための遮光パターンを遮光部(露光光の透過率が実質的に0)により構成した場合には、遮光パターンと対応するウェハ上領域の大部分を完全未露光領域が占めることとなる結果、非常に多くのレジスト欠陥が発生してしまうという問題が生じるのである。
以上のように、パターン幅が(0.5×λ/NA)よりも大きいパターンの形成においては、遮光パターンを半遮光部から構成した場合には解像度の低下が生じる一方、遮光パターンを遮光部から構成した場合にはレジスト欠陥が発生する。
そこで、本願発明者らは、化学増幅型レジストとトップコートとを組み合わせた露光プロセス(液浸露光を含む)において、微細な孤立ラインパターン及び密集ラインパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクを用いて当該微細ラインパターン及びそれよりも大きいパターンを同時に形成する場合にも、大きいパターンの形成について解像度の低下及びレジスト欠陥の発生を同時に抑制することを目的として、次のような発明を想到した。
すなわち、本発明に係るフォトマスクは、露光光に対して透過性を有する透明基板と、前記透明基板上に形成され且つ第1の寸法を有する第1の遮光パターンと、前記透明基板上に形成され且つ前記第1の寸法よりも大きい第2の寸法を有する第2の遮光パターンと、前記透明基板における前記第1の遮光パターン及び前記第2の遮光パターンが形成されていない開口部とを備え、前記第1の遮光パターンは、前記露光光を部分的に透過させる第1の半遮光部と、前記第1の半遮光部内に配置され且つ前記第1の半遮光部を基準として前記露光光を反対位相で透過させる補助パターンとを有し、前記第2の遮光パターンは、前記露光光を部分的に透過させる第2の半遮光部と、前記露光光を実質的に透過させない遮光部とを有する。
尚、本願において、第1の遮光パターンの寸法とは、基本的にラインパターン(孤立ラインパターン、又は密集ラインパターンの一部)と対応する第1の遮光パターンのパターン幅(ラインパターンの延びる方向に対して垂直な方向における幅:以下同じ)を意味するものとする。また、第2の遮光パターンの寸法とは、第2の遮光パターンがラインパターン形成用である場合にはパターン幅を意味し、第2の遮光パターンが矩形パターン形成用である場合には短辺の長さ(正方形パターンの場合には一辺の長さ)を意味するものとするが、第2の遮光パターンの形状は特に限定されるものではない。
また、本願において、露光光に対して透過性を有するとは、レジストを感光させる透過率を有することを意味し、露光光に対して遮光性を有するとは、レジストを感光させない透過率(0を含む)を有することを意味する。また、同位相とは、(−30+360×n)度以上で且つ(30+360×n)度以下の位相差(但しnは整数)を意味し、反対位相とは、(150+360×n)度以上で且つ(210+360×n)度以下の位相差を意味する。
図1(a)は、本発明に係るフォトマスク(エンハンサマスク)の具体的態様の一例を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A’線(第1の遮光パターン形成領域)の断面図であり、図1(c)は図1(a)のB−B’線(第2の遮光パターン形成領域)の断面図である。図1(a)〜(c)に示すように、露光光に対して透過性を有する透明基板1上に、 (0.5×λ/NA)×M(λは露光光の波長、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数、Mは該縮小投影光学系の縮小倍率)以下の第1の寸法を有する第1の遮光パターン6と、(0.5×λ/NA)×Mよりも大きい第2の寸法を有する第2の遮光パターン7とが形成されている。ここで、透明基板1における第1の遮光パターン6及び第2の遮光パターン7が形成されていない部分は開口部4である。
図1(a)〜(c)に示す本発明のフォトマスクの特徴は、第1の遮光パターン6は、露光光を部分的に透過させるが露光光に対して遮光性を有する第1の半遮光部2Aと、第1の半遮光部2Aにより囲まれ且つ第1の半遮光部2Aを基準として露光光を反対位相で透過させる補助パターン3とを有し、第2の遮光パターン7は、露光光を部分的に透過させるが露光光に対して遮光性を有する第2の半遮光部2Bと、第2の半遮光部2Bを囲み且つ露光光を実質的に透過させない遮光部5とを有することである。第2の遮光パターン7の一部分として配置されている遮光部5は所定の寸法(以下、Cr幅WCrと称する)を有する。また、第2の遮光パターン7には、サイドローブの発生を防止するために、補助パターンは設けられていない。
すなわち、本発明のフォトマスクによると、比較的大きいパターンを形成するための第2の遮光パターン7に第2の半遮光部2Bのみならず遮光部5を設けると共に当該遮光部5のCr幅WCrを、レジスト欠陥が発生する原因となる完全未露光領域が発生しない寸法以下に設定することによって、解像度の低下及びレジスト欠陥の発生を同時に抑制することができる。
尚、本発明のフォトマスクにおいて、Cr幅WCrは(0.17×λ/NA)×M以上で且つ(1.72×λ/NA)×M以下であることが好ましい。このようにすると、解像度の低下及びレジスト欠陥の発生を確実に抑制することができる。
また、本発明に係るパターン形成方法は、前述の本発明のフォトマスクを用いたパターン形成方法を前提とし、基板上にレジスト膜を形成する工程(a)と、レジスト膜にフォトマスクを介して露光光を照射する工程(b)と、露光光が照射されたレジスト膜を現像して、レジスト膜をパターン化する工程(c)とを備えている。
本発明のパターン形成方法によると、解像度の低下、及び未露光領域に起因するレジスト欠陥の発生を同時に抑えながらパターン形成を行うことが可能となる。
以上に説明したように、本発明によると、ArFエキシマレーザー等を露光光源とする露光プロセス又は液浸露光プロセスにおいて、微細な孤立ラインパターン及び密集ラインパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクを用いて当該微細ラインパターン及びそれよりも大きいパターンを同時に形成する場合にも、大きいパターンの形成について解像度の低下及びレジスト欠陥の発生を同時に抑制することができる。従って、微細なLSIの製造が可能となる。
(前提事項)
本発明の各実施形態を説明するに当たっての前提事項について説明する。
通常、フォトマスクは縮小投影型の露光機で使用されるため、マスク上のパターン寸法を議論する場合には縮小倍率を考慮しなければならない。しかし、以下の各実施形態を説明する際には、混乱を避けるため、形成しようとする所望のパターン(例えばレジストパターン)と対応させてマスク上のパターン寸法を説明する場合、特に断らない限り縮小倍率で該寸法を換算した値を用いている。具体的には、M分の1縮小投影システムにおいて、幅M×70nmのマスクパターンによって幅70nmのレジストパターンを形成した場合にも、マスクパターン幅及びレジストパターン幅は共に70nmであると表現する。
また、本発明の各実施形態においては、特に断らない限り、M及びNAは露光機の縮小投影光学系の縮小倍率及び開口数をそれぞれ表し、λは露光光の波長を表すものとする。
また、パターン形成については、レジストの非感光領域がレジストパターンとなるポジ型レジストプロセスを想定して説明する。尚、ポジ型レジストプロセスに代えてネガ型レジストプロセスを用いる場合、ネガ型レジストプロセスにおいては、レジストの非感光領域が除去されるので、ポジ型レジストプロセスにおけるレジストパターンをスペースパターンと読み替えればよい。
また、フォトマスクとしては透過型マスクを前提として説明する。尚、透過型マスクに代えて反射型マスクを前提とする場合、反射型マスクにおいては、透過型マスクの透過領域及び遮光領域がそれぞれ反射領域及び非反射領域となるので、透過型マスクの透過現象を反射現象と読み替えればよい。具体的は、透過型マスクの開口部又は透過性領域を反射部又は反射領域と読み替え、遮光部を非反射部と読み替えればよい。さらに、透過型マスクにおける光を部分的に透過する領域は光を部分的に反射する領域と読み替えればよく、透過率は反射率と読み替えればよい。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態に係るフォトマスクについて図面を参照しながら説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態に係るフォトマスクの一例を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A’線(第1の遮光パターン形成領域)の断面図であり、図1(c)は図1(a)のB−B’線(第2の遮光パターン形成領域)の断面図である。また、図1(d)は、図1(a)〜(c)に示す本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いて形成しようとするパターンの一例を示している。
図1(a)〜(c)に示すように、露光光に対して透過性を有する透明基板1上に、例えば(0.5×λ/NA)×M(λは露光光の波長、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数、Mは該縮小投影光学系の縮小倍率)以下の第1の寸法S1を有する第1の遮光パターン6と、例えば(0.5×λ/NA)×Mよりも大きい第2の寸法S2を有する第2の遮光パターン7とが形成されている。ここで、透明基板1における第1の遮光パターン6及び第2の遮光パターン7が形成されていない部分は開口部4である。
図1(a)〜(c)に示す本実施形態のフォトマスクの特徴は、第1の遮光パターン6は、露光光を部分的に透過させるが露光光に対して遮光性を有する第1の半遮光部2Aと、第1の半遮光部2Aにより囲まれ且つ第1の半遮光部2Aを基準として露光光を反対位相で透過させる補助パターン3とを有し、第2の遮光パターン7は、露光光を部分的に透過させるが露光光に対して遮光性を有する第2の半遮光部2Bと、第2の半遮光部2Bを囲み且つ露光光を実質的に透過させない遮光部5とを有することである。第2の遮光パターン7の一部分として配置されている遮光部5は所定の寸法(以下、Cr幅WCrと称する)を有する。また、第2の遮光パターン7には、サイドローブの発生を防止するために、補助パターンは設けられていない。
尚、本実施形態において、第1の半遮光部2A及び第2の半遮光部2Bは、開口部4を基準として露光光を同位相で透過させる。
また、本実施形態において、第1の遮光パターン6の形状はライン形状であり、第2の遮光パターン7の形状は矩形(ライン形状及び正方形を含む)である。
本実施形態のフォトマスクによると、比較的大きいパターンを形成するための第2の遮光パターン7に第2の半遮光部2Bのみならず遮光部5を設けているため、第2の遮光パターン7を第2の半遮光部2Bのみによって構成した場合と比べて、解像度の低下を防止することができる。また、第2の遮光パターン7である遮光部5のCr幅WCrを、レジスト欠陥が発生する原因となる完全未露光領域が発生しない寸法以下に設定することによって、レジスト欠陥の発生を抑制することができる。すなわち、解像度の低下及びレジスト欠陥の発生を同時に抑制することができる。
以下、第1の遮光パターン6を用いて、例えば(0.5×λ/NA)以下のパターン幅を持つラインパターンを形成する場合において、第2の遮光パターン7に関し、解像度の低下及びレジスト欠陥発生を同時に抑制できるCr幅WCrをシミュレーションにより求めた結果を示す。尚、シミュレーションにおいて、半遮光部2A及び2Bは、露光光に対して例えば5〜10%程度の透過率を有し、半遮光部2A及び2Bの透過光の位相は開口部4の透過光の位相と同位相(この場合の位相は0度)であるものと設定した。また、遮光部5の露光光に対する透過率は0%であると、言い換えると、遮光部5は露光光を完全に遮光するものと設定した。さらに、第1の遮光パターン6において第1の半遮光部2Aに囲まれている補助パターン3の透過光の位相は、開口部4並び半遮光部2A及び2Bの透過光の位相と逆位相(この場合の位相は180度)であるものと設定した。
ところで、比較的大きいパターンを形成するための第2の遮光パターン7に補助パターンを配置した場合には、当該補助パターンを透過する反対位相(開口部4を基準として)の露光光によって、光強度分布における第2の遮光パターン7と対応するプロファイル内にサイドローブが発生する。このサイドローブの光強度の極大値が露光閾値を超えると、ウェハ上のレジストが感光されて不要なパターンが転写されてしまうという問題が生じる。従って、本実施形態においては、サイドローブ発生を防止するために、図1(a)及び(c)に示すように、第2の遮光パターン7には補助パターンを設けていない。しかし、補助パターンを無くして開口部4と同位相で露光光を透過させる半遮光部のみによって第2の遮光パターン7を構成した場合には、第2の遮光パターン7により形成される光強度プロファイルの傾きが緩やかになってしまい、解像度が落ちてしまう。そこで、光を遮光して光強度プロファイルの傾きを急峻にするために、第2の遮光パターン7に半遮光部に加えて所定の寸法以上のCr幅WCrを持つ遮光部を設けることが必要となる。
図2は、露光閾値となる光強度の値における光強度プロファイルの傾きとCr幅WCrとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示している。尚、図2において、光強度プロファイルの傾きの値は絶対値を示しており、この値が大きくなるに従って光強度プロファイルの傾きが急峻になることを示している。図2に示すように、第2の遮光パターン7においてCr幅WCrを大きくすると、第2の半遮光部2Bから透過してくる露光光が減少するため、露光閾値となる光強度の値における光強度プロファイルの傾きが急峻になる。ここで、パターンを転写するために十分な解像度を得ようとした場合、露光閾値となる光強度の値における光強度プロファイルの傾きは、Cr幅WCrが十分に大きい場合における光強度プロファイルの傾き(図中のAmax)の80%以上であることが望ましい。すなわち、Cr幅WCrが(0.17×λ/NA)以上であれば、第2の遮光パターン7の遮光性を向上させ、それによって、パターンを転写するために十分な解像度を得ることができる。
一方、[課題を解決するための手段]で説明したように、Cr幅WCrが大きくなると、つまり、遮光部よりなる遮光領域が大きくなると、結果として完全未露光領域が生じてしまい、露光プロセスにおいて不溶化層由来の欠陥が発生してしまうが、Cr幅WCrが小さい場合には、遮光部のエッジ付近で回折した光が遮光部の裏側にも入ってくるため、完全未露光領域は発生しない。
図3は、遮光部裏側の光強度の最小値とCr幅WCrとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示している。図3に示すように、Cr幅WCrが大きくなると、遮光部裏側の光強度の最小値は小さくなっていき、Cr幅WCrが1.72×λ/NAよりも大きくなると、遮光部裏側の光強度の最小値が0となって完全未露光領域が発生する。すなわち、Cr幅WCrを1.72×λ/NAよりも小さくすることによって、完全未露光領域の発生を防ぐことが可能となり、結果として不溶化層由来の欠陥の発生を防止することが可能となる。
以上に述べたように、本実施形態のフォトマスクにおいて第2の遮光パターン7の一部として設けられる遮光部5のCr幅WCrを0.17×λ/NA以上で且つ1.72×λ/NA以下にすることによって、解像度の低下を確実に防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を確実に防止することができる。
尚、以上の効果は、第2の遮光パターン7における遮光部5の配置場所に関わらず得られるものでるが、図1(a)及び(c)に示すように、第2の遮光パターン7において遮光部5によって第2の半遮光部2Bを囲むと、リソグラフィーのプロセスマージンであるDOFが向上するという効果も得られる。
ところで、本実施形態のフォトマスクの構造として、図1(a)〜(c)に示すような構造を例示したが、本発明のフォトマスクは当該構造に限定されるものではなく、図4(a)及び(b)に示すような構造であっても、同様の効果が得られる。
図4(a)は、本発明の実施形態に係るフォトマスクの他例、具体的には、図1(d)に示す所望のパターンを形成するためのフォトマスクの他例を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のC−C’線(第2の遮光パターン形成領域)の断面図である。尚、図4(a)及び(b)において、図1(a)〜(c)に示すフォトマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいても、第2の遮光パターン7を主として第2の遮光部2Bによって構成し、且つ第2の遮光パターン7の一部分として遮光部5が設けられている点は、図1(a)〜(c)に示すフォトマスクと同様である。しかし、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいては、図1(a)〜(c)に示すフォトマスクと異なり、開口部4と遮光部5との間に第2の半遮光部2Bの一部(HT幅WHTを持つ)が介在している。
図5は、露光閾値となる光強度の値における光強度プロファイルの傾きとHT幅WHTとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す。尚、図5において、光強度プロファイルの傾きの値は絶対値を示しており、この値が大きくなるに従って光強度プロファイルの傾きが急峻になることを示している。図5に示すように、HT幅WHTを大きくすると、第2の遮光パターン7のエッジに位置する部分の第2の半遮光部2Bから透過してくる露光光が増加するため、露光閾値となる光強度の値における光強度プロファイルの傾きが緩やかになる。ここで、パターンを転写するために十分な解像度を得ようとした場合、露光閾値となる光強度の値における光強度プロファイルの傾きは、Cr幅WCrが十分に大きい場合における光強度プロファイルの傾き(図2のAmax)の傾きの80%以上であることが望ましい。すなわち、HT幅WHTが(0.39×λ/NA)以下であれば、第2の遮光パターン7の遮光性を向上させ、それによって、パターンを転写するために十分な解像度を得ることができる。
以上に説明したように、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の遮光パターン6と、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の遮光パターン7とが同時に存在する、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいて、第2の遮光パターン7におけるHT幅WHTを(0.39×λ/NA)以下に設定すると共に、前述のように遮光部5のCr幅WCrを(0.17×λ/NA)以上で且つ(1.72×λ/NA)以下に設定することにより、解像度の低下を確実に防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を確実に防止することができる。
図6は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図1(a)における第2の遮光パターン7を横断するB−B’線の断面図である図1(c)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図6に示すフォトマスクにおいて、遮光部5は第2の遮光パターン7の周縁部に形成されている。また、第2の半遮光部2Bとなる半遮光膜の側端面と遮光部5となる遮光膜の側端面とは面一である。尚、図1(a)〜(c)に示すフォトマスクにおいては、第2の半遮光部2Bとなる半遮光膜の上に遮光部5となる遮光膜が形成されていたのに対して、図6に示すフォトマスクにおいては、透明基板1と接するように遮光部5となる遮光膜が形成され、当該遮光膜の上に第2の半遮光部2Bとなる半遮光膜が形成されている。
図6に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の遮光パターン6と、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の遮光パターン7とが同時に存在する場合においても、図1(a)〜(c)に示すフォトマスクと同様に遮光部5のCr幅WCrを設定することにより、第2の遮光パターン7に関し、解像度の低下を確実に防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を確実に防止することができる。
図7は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図4(a)における第2の遮光パターン7を横断するC−C’線の断面図である図4(b)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図7に示すフォトマスクにおいて、開口部4と遮光部5との間に第2の半遮光部2Bの一部(HT幅WHT)が介在している。尚、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいては、第2の半遮光部2Bとなる半遮光膜の上に遮光部5となる遮光膜が形成されていたのに対して、図7に示すフォトマスクにおいては、透明基板1と接するように遮光部5となる遮光膜が形成され、当該遮光膜の上に第2の半遮光部2Bとなる半遮光膜が形成されている。
図7に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の遮光パターン6と、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の遮光パターン7とが同時に存在する場合においても、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクと同様に遮光部5のCr幅WCr及び第2の半遮光部2BのHT幅WHTを設定することにより、第2の遮光パターン7に関し、解像度の低下を確実に防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を確実に防止することができる。
図8は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図1(a)における第2の遮光パターン7を横断するB−B’線の断面図である図1(c)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図8に示すフォトマスクにおいて、遮光部5は第2の遮光パターン7の周縁部に形成されている。尚、図1(a)〜(c)に示すフォトマスクにおいては、開口部4側では、第2の半遮光部2Bとなる半遮光膜及び遮光部5となる遮光膜のそれぞれの側端面は面一であったが、図8に示すフォトマスクにおいては、第2の半遮光部2Bとなる半遮光膜の上に、当該半遮光膜の開口部4側の側端面を覆うように遮光部5となる遮光膜が形成されている。ここで、図8に示すフォトマスクにおいて、遮光部5のCr幅WCrについては、開口部4側の遮光部5のエッジから、その反対側の遮光部5のエッジまでの距離として定義する。
図8に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の遮光パターン6と、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の遮光パターン7とが同時に存在する場合においても、図1(a)〜(c)に示すフォトマスクと同様に遮光部5のCr幅WCrを設定することにより、第2の遮光パターン7に関し、解像度の低下を確実に防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を確実に防止することができる。
尚、ここまで、本実施形態のフォトマスクの構造として、第2の遮光パターン7において遮光部5が第2の半遮光部2Bの全体又は一部を完全に囲む構造を示してきたが、遮光部5は必ずしも第2の半遮光部2Bを完全に囲んでいる必要は無く、例えば図9(a)〜(d)に示すような平面構造(第2の遮光パターン7及びその周辺の平面構造)を用いた場合にも、これまでに説明したフォトマスクと同様の効果が得られる。図9(a)〜(d)に示すような平面構造は、遮光部5が第2の遮光パターン7のコーナーにおいて分断されていることを特徴としている。これにより、遮光部5の分断された各部分の長さは、例えば矩形状の第2の遮光パターン7における対応する辺の長さよりも短くなる。
具体的には、図9(a)に示すフォトマスクは、第2の遮光パターン7のコーナー位置する遮光部5を第2の半遮光部2Bに置き換えた構造を有している。また、図9(b)に示すフォトマスクは、図9(a)に示すフォトマスク構造において、遮光部5の分断された各部分と開口部4との間に第2の半遮光部2Bを介在させた構造を有している。また、図9(c)に示すフォトマスクは、遮光部5の分断された各部分が方形状の第2の遮光パターン7における対応する辺の長さよりも短い長さを持ち且つ当該各部分が当該対応する辺に接した構造を有している。また、図9(d)に示すフォトマスクは、図9(c)に示すフォトマスク構造において、遮光部5の分断された各部分と開口部4との間に第2の半遮光部2Bを介在させた構造を有している。
以下、本実施形態のフォトマスクを用いたパターン形成方法について、図面を参照しながら説明する。
図10(a)〜(d)は本実施形態のフォトマスクを用いたパターン形成方法の各工程を説明するための図である。尚、図10(c)において、図1(a)〜(c)に示すフォトマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
まず、図10(a)に示すように、基板100の上に、金属膜又は絶縁膜等の被加工膜101を形成した後、図10(b)に示すように、被加工膜101の上にポジ型のレジスト膜102を形成する。ここで、液浸露光を用いる場合には、レジスト膜102の上にさらにトップコート103を形成し、それによってレジスト膜102をコーティングする。
次に、図10(c)に示すように、例えば図1(a)〜(c)に示すような構造を持つ本実施形態のフォトマスクに対して、例えばArFエキシマレーザーを光源とする露光光104を照射する。このとき、本実施形態のフォトマスクにおける開口部4を透過した透過光106によってレジスト膜102を露光し、結果として開口部4と対応する潜像部分102aを形成する。尚、続く現像工程でレジストが完全に溶解するに足りる露光エネルギーが照射されるのは、開口部4と対応する潜像部分102aのみである。また、本実施形態のフォトマスクの第1の遮光パターン6(図1(a)参照)において、第1の半遮光部2Bを透過した透過光105は透過光106と同じ位相を持つ一方、補助パターン3を透過した透過光107は透過光106と反対の位相を持つため、透過光105と透過光107とは互いに打ち消しあい、それにより潜像部分を形成するエネルギーが生じることはない。また、本実施形態のフォトマスクの第2の遮光パターン7(図1(a)参照)において、第2の半遮光部2B(遮光部5が形成されていない部分)を透過した透過光105は、透過光106の同位相を持つが、潜像部分を形成するエネルギーは有していない。さらに、前述のように、本実施形態のフォトマスクにおいて第2の遮光パターン7に設けられる遮光部5のCr幅WCrを所定の範囲内に設定することによって、第2の半遮光部2B(遮光部5が形成されていない部分)の裏側の領域はもちろんのこと、遮光部5の裏側の領域においても、光強度が0となる完全遮光領域(完全未露光領域)は存在せず、これらの領域にも、露光閾値と比べて小さい強度を持つ光が照射される。従って、トップコート103を形成した場合においても、レジスト膜102とトップコート103との接触面に生じた不溶化層とレジスト膜102との密着性が弱くなるので、不溶化層由来のレジスト欠陥の発生を防止することが可能となる。
次に、トップコート103及びレジスト膜102に対して現像を行って、トップコート103、及びレジスト膜102のうちの潜像部分102aを除去することにより、図10(d)に示すように、レジストパターン108を形成する。
図11は、液浸露光プロセスを用いた場合における図10(c)に対応する図である。すなわち、液浸露光プロセスを用いる場合、図11に示すように、トップコート103上に液浸液109が存在する状態で露光を行う点を除いて、図10(c)に示す工程と同様の工程が実施される。
以上に説明したように、本実施形態によると、ArFエキシマレーザー等を露光光源とする露光プロセス又は液浸露光プロセスにおいて、微細な孤立ラインパターン及び密集ラインパターンの同時形成が可能なエンハンサマスクを用いて当該微細ラインパターン及びそれよりも大きいパターンを同時に形成する場合にも、大きいパターンの形成について解像度の低下及びレジスト欠陥の発生を同時に抑制することができる。従って、微細なLSIの製造が可能となる。
本発明は、半導体集積回路装置の製造に用いられる微細パターン形成用のフォトマスク及びそのフォトマスクを用いたパターン形成方法に関し、例えばArF露光プロセス又はArF液浸露光プロセスを用いたパターン形成等に非常に有用である。
図1(a)は本発明の実施形態に係るフォトマスクの一例を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A’線(第1の遮光パターン形成領域)の断面図であり、図1(c)は図1(a)のB−B’線(第2の遮光パターン形成領域)の断面図であり、図1(d)は、図1(a)〜(c)に示す本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いて形成しようとするパターンの一例を示す図である。 図2は、露光閾値となる光強度の値における光強度プロファイルの傾きと第2の遮光パターンにおける遮光部のCr幅WCrとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図3は、第2の遮光パターンにおける遮光部裏側の光強度の最小値と、当該遮光部のCr幅WCrとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図4(a)は本発明の実施形態に係るフォトマスクの他例を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のC−C’線(第2の遮光パターン形成領域)の断面図である。 図5は、露光閾値となる光強度の値における光強度プロファイルの傾きと、開口部と第2の遮光パターンにおける遮光部との間に介在する第2の半遮光部のHT幅WHTとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図6は本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図である。 図7は本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図である。 図8は本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図である。 図9(a)〜(d)は本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す平面図である。 図10(a)〜(d)は本実施形態のフォトマスクを用いたパターン形成方法の各工程を説明するための図である。 図11は、液浸露光プロセスを用いた場合における図10(c)に対応する図である。 図12(a)及び(b)はそれぞれエンハンサマスクの平面構造及び断面構造の一例であり、図12(c)は、図12(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図12(d)は、図12(a)及び(b)に示すエンハンサマスクによってウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。 図13(a)及び(b)はそれぞれエンハンサマスクの平面構造及び断面構造の他例であり、図13(c)は、図13(a)及び(b)に示すエンハンサマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図13(d)は、図13(a)及び(b)に示すエンハンサマスクによってウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。 図14(a)及び(b)は、遮光部から構成された遮光パターンを有するフォトマスクの平面構造及び断面構造の他例である。
符号の説明
1 透明基板
2A 第1の半遮光部
2B 第2の半遮光部
3 補助パターン
4 開口部
5 遮光部
6 第1の遮光パターン
7 第2の遮光パターン
100 基板
101 被加工膜
102 レジスト膜
102a 潜像部分
103 トップコート
104 露光光
105 半遮光部の透過光
106 開口部の透過光
107 補助パターンの透過光
108 レジストパターン
109 液浸液

Claims (17)

  1. 露光光に対して透過性を有する透明基板と、
    前記透明基板上に形成され且つ第1の寸法を有する第1の遮光パターンと、
    前記透明基板上に形成され且つ前記第1の寸法よりも大きい第2の寸法を有する第2の遮光パターンと、
    前記透明基板における前記第1の遮光パターン及び前記第2の遮光パターンが形成されていない開口部とを備え、
    前記第1の遮光パターンは、前記露光光を部分的に透過させる第1の半遮光部と、前記第1の半遮光部内に配置され且つ前記第1の半遮光部を基準として前記露光光を反対位相で透過させる補助パターンとを有し、
    前記第2の遮光パターンは、前記露光光を部分的に透過させる第2の半遮光部と、前記露光光を実質的に透過させない遮光部とを有することを特徴とするフォトマスク。
  2. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第1の半遮光部及び前記第2の半遮光部は、前記開口部を基準として前記露光光を同位相で透過させることを特徴とするフォトマスク。
  3. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部は、前記第2の遮光パターンの周縁部に配置されていることを特徴とするフォトマスク。
  4. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部は、前記第2の遮光パターンのコーナーにおいて分断されていることを特徴とするフォトマスク。
  5. 請求項4に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の分断された各部分の長さは、前記第2の遮光パターンにおける対応する辺の長さよりも短いことを特徴とするフォトマスク。
  6. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は、前記第2の遮光パターンが転写されるために必要な解像度が生じる最小寸法以上に設定されていることを特徴とするフォトマスク。
  7. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は、未露光領域を発生させない最大寸法以下に設定されていることを特徴とするフォトマスク。
  8. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は、(0.17×λ/NA)×M以上であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは該縮小投影光学系の縮小倍率である)。
  9. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は、(1.72×λ/NA)×M以下であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは該縮小投影光学系の縮小倍率である)。
  10. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第2の遮光性パターンにおいて、前記半遮光部となる半遮光膜の側端面と前記遮光部となる遮光膜の側端面とが面一であることを特徴とするフォトマスク。
  11. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記開口部と前記遮光部との間に前記第2の半遮光部の一部分が介在することを特徴とするフォトマスク。
  12. 請求項11に記載のフォトマスクにおいて、
    前記開口部と前記遮光部との間に位置する部分の前記第2の半遮光部の寸法は(0.39×λ/NA)×M以下であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは該縮小投影光学系の縮小倍率である)。
  13. 請求項1〜12に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第1の寸法は(0.5×λ/NA)×M以下であり、
    前記第2の寸法は(0.5×λ/NA)×Mよりも大きいことを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載のフォトマスクを用いたパターン形成方法であって、
    基板上にレジスト膜を形成する工程(a)と、
    前記レジスト膜に前記フォトマスクを介して前記露光光を照射する工程(b)と、
    前記露光光を照射された前記レジスト膜を現像して、前記レジスト膜をパターン化する工程(c)とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  15. 請求項14に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(b)で露光光源としてArFエキシマレーザーを用いることを特徴とするパターン形成方法。
  16. 請求項15に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(b)で液浸露光プロセスを用いることを特徴とするパターン形成方法。
  17. 請求項16に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(a)は前記レジスト膜表面をトップコートによってコーティングする工程を含むことを特徴とするパターン形成方法。
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