JP2009053575A - フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009053575A
JP2009053575A JP2007222142A JP2007222142A JP2009053575A JP 2009053575 A JP2009053575 A JP 2009053575A JP 2007222142 A JP2007222142 A JP 2007222142A JP 2007222142 A JP2007222142 A JP 2007222142A JP 2009053575 A JP2009053575 A JP 2009053575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
photomask
light
exposure
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007222142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009053575A5 (ja
Inventor
Yuji Nonami
勇治 野並
Akio Mitsusaka
章夫 三坂
Shigeo Irie
重夫 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007222142A priority Critical patent/JP2009053575A/ja
Priority to US12/181,650 priority patent/US8007959B2/en
Publication of JP2009053575A publication Critical patent/JP2009053575A/ja
Publication of JP2009053575A5 publication Critical patent/JP2009053575A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/36Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
    • G03F1/32Attenuating PSM [att-PSM], e.g. halftone PSM or PSM having semi-transparent phase shift portion; Preparation thereof

Abstract

【課題】異なる寸法を持つ複数の開口部が設けられたハーフトーン位相シフトマスクを用いる場合にも、サイドローブの発生及びレジスト欠陥の発生を同時に防止する。
【解決手段】透明基板11上に形成されたハーフトーン部12に、第1の寸法S1を有する第1の開口部13Aと、第1の寸法S1よりも大きい第2の寸法S2を有する第2の開口部13Bとが形成されている。透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺に遮光部14が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路装置の製造に用いられる微細パターン形成用のフォトマスク及びそのフォトマスクを用いたパターン形成方法に関する。
近年、半導体を用いて実現する大規模集積回路装置(以下LSIと称する)の高集積化のために回路パターンの微細化がますます必要となっている。その結果、ウェハ上に所望のパターンを形成するリソグラフィー技術においては、露光波長λの短波長化や開口数NAの大口径化だけではパターン形成が困難になってきており、その結果、様々な超解像技術が用いられるようになってきている。超解像技術の中でも、マスク製造が比較的容易であり且つ形成しようとするパターンの形状にほとんど制約を受けないハーフトーン位相シフトマスクは広く用いられている超解像技術である。
図13(a)は、ハーフトーン位相シフトマスクの断面構造の一例を示している。図13(a)に示すハーフトーン位相シフトマスクにおいては、石英又はガラス等からなる透明基板1上に、入射光に対して5〜12%の透過率を有するハーフトーン部2を形成することによって、マスクパターンが設けられている。ハーフトーン部2は、その開口部3を基準として入射光の位相を180度反転させる。このようにして形成されたマスクパターンによると、ハーフトーン部2のエッジ付近において、開口部3を透過した光の位相とハーフトーン部2を透過した光の位相とが180度異なるため、双方の光が互いに打ち消しあう。その結果、ハーフトーン部2のエッジ付近の光強度のImin(最小値)が低下するので、高いコントラストを得ることが可能となる。
図13(b)は、図13(a)に示すハーフトーン位相シフトマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図13(c)は、図13(a)に示す開口部3がホールパターンである場合にウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。図13(b)に示すように、開口部3の中心位置に光強度の最大値が現れている。また、開口部3の周辺には、ハーフトーン部2のエッジにおける光の回折の影響に起因して発生する光強度の極大値を有する不要なサイドローブが発生する。このサイドローブの光強度の極大値は開口部3の大きさに比例する。
図13(d)は、ハーフトーン位相シフトマスクの断面構造の他例を示している。尚、図13(d)において、図13(a)に示すマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。図13(d)に示すハーフトーン位相シフトマスクは、図13(a)に示すハーフトーン位相シフトマスクと比べて、より大きい開口部3を有している。
図13(e)は、図13(d)に示すハーフトーン位相シフトマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図13(f)は、図13(d)に示す開口部3がホールパターンである場合にウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。図13(e)に示すように、開口部3が大きくなると、サイドローブの光強度の極大値が露光閾値(露光対象のレジストを感光させる光強度の最小値)を超え、その結果、図13(f)に示すように、ウェハ上に不要なパターン(サイドローブパターン)が転写されてしまうという問題が生じる。
サイドローブの発生を防止する方法として、マスクバイアス(近接効果補正等によるマスクパターンの変形量)を大きくして露光量を小さくする方法がある。しかし、この方法にはコントラストが低下するという問題がある。従って、特にコントラストを得ることが困難になる0.5×λ/NA(λは露光光の波長、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数:以下同じ)以下の寸法を持つ開口部が設けられたマスクパターンの場合、より高いコントラストを得るために、サイドローブが発生しない最大露光量及び最小マスクバイアスが用いられる。また、0.5×λ/NA以下の第1の寸法を持つ第1の開口部と0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法を持つ第2の開口部とが同時に設けられたマスクパターンの場合、露光量は、第1の寸法を持つ第1の開口部について高いコントラストが得られる露光量に設定される。ところが、この場合、前述のように、サイドローブの光強度の極大値は開口部の大きさに比例するため、第2の寸法を持つ第2の開口部についてはサイドローブの光強度の極大値が露光閾値を超えてしまう。
この問題を解決するために、特許文献1には、第2の開口部においてサイドローブの発生を防止するために、遮光部で形成された遮光領域に第2の開口部を形成する方法が開示されている。図14は、特許文献1に開示された従来のフォトマスクの平面図である。図14に示すように、透明基板(図示省略)の中央部にはハーフトーン部2が設けられていると共に透明基板の周縁部には遮光部4が設けられている。ハーフトーン部2には0.5×λ/NA以下の第1の寸法を持つ第1の開口部3Aが設けられていると共に遮光部4には0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法を持つ第2の開口部3Bが設けられている。
特開平9−281690号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来のフォトマスクを用いた場合、ウェハ上における第2の開口部と対応する位置の周辺にレジスト欠陥が発生するという問題が存在する。この問題はArF露光プロセス、とりわけArF液浸露光プロセスにおいて顕著に生じる。
そこで、本発明は、異なる寸法を持つ複数の開口部が設けられたハーフトーン位相シフトマスクを用いる場合にも、サイドローブの発生及びレジスト欠陥の発生を同時に防止できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本願発明者らは、特許文献1に開示された従来のフォトマスクを用いた場合に0.5×λ/NAよりも大きい寸法を持つ開口部(第2の開口部)と対応する位置の周辺のウェハ上にレジスト欠陥が発生する原因を調べたところ、次のような知見を得た。
近年、微細化に伴い化学増幅型レジストの使用頻度が高くなっている。化学増幅型レジストを用いたパターン形成においては、露光時の光化学反応により触媒作用のある酸を生成させ、露光後に行われる熱処理プロセスにおいてこの酸を触媒としてレジストポリマー中の官能基を反応させ、その時の物性変化を利用してパターンの形成が行われる。ここで、ポジ型レジストプロセスにおいては、露光光が照射され官能基が反応した部分のみを現像液に溶かしてパターンを形成する。
ところで、この化学増幅型レジストは反応性が非常に高いことが特徴として知られている。特に、ArF露光プロセスで用いられるArFレジストは反応性が高く、レジスト表面は容易に周辺の物質と反応するため、しばしばレジスト表面付近において現像液に不溶な不溶化層が形成される。
また、45nm又はそれよりも微細なルールのLSIのパターン形成においては、NAの大口径化に起因するDOF(焦点深度)の低下を防ぐため、液浸露光が用いられるようになってきている。液浸露光は、空気よりも屈折率の高い液体(以下、液浸液と称する)がウェハ上に存在する状態で露光を行う方法である。液浸露光では、レジストと液浸液とが直接接触することに起因するレジスト特性の劣化を防ぐため、レジスト表面をトップコートと呼ばれるレジスト保護膜でコーティングし、レジストと液浸液とが直接触れないようにしている。しかしながら、トップコートの使用によってレジストと液浸液との直接接触を防げるものの、レジストとトップコートとが直接接触するため、両者の接触面で化学反応が起こり、現像液に不溶な不溶化層がよりいっそう形成されやすくなる。
このような不溶化層が形成されている領域下のレジストに光が照射された場合、現像段階でレジスト表面の溶解がおこり、不溶化層とレジストとの密着性が弱くなり、現像に続くリンス工程で不溶化層をウェハ外に容易に除去することが可能である。
一方、光が照射されない完全未露光領域(光強度が0となる領域)では不溶化層とレジストとの密着性が弱くならないため、リンス工程で不溶化層をウェハ外に除去することはできない。このため、不溶化層が完全未露光領域の周辺に散乱する結果、ウェハ上にレジスト欠陥が生じてしまう。
さて、特許文献1に開示された従来のフォトマスクにおいては、図14に示すように、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法を持つ第2の開口部3Bは、サイドローブ発生を防止するための遮光部4(遮光領域)に配置されている。このため、遮光部4に起因して完全未露光領域が生じるため、ArF露光プロセス、特にArF液浸露光プロセスを用いた場合には不溶化層由来のレジスト欠陥がウェハ上における第2の開口部3Bと対応する位置の周辺に発生するという問題が生じる。
本発明は、以上の知見に基づきなされたものであって、本発明に係るフォトマスクは、露光光に対して透過性を有する透明基板と、前記透明基板上に形成されたハーフトーン部と、前記ハーフトーン部に形成され、第1の寸法を有する第1の開口部と、前記ハーフトーン部に形成され、前記第1の寸法よりも大きい第2の寸法を有する第2の開口部と、前記透明基板上における前記第2の開口部の周辺に形成された遮光部とを備えている。
尚、本願において、開口部の寸法とは、例えば開口部の平面形状が正方形である場合には一辺の長さを意味し、例えば開口部の平面形状が円形である場合には直径を意味するものとするが、開口部の平面形状は特に限定されるものではない。
また、本願において、露光光に対して透過性を有するとは、レジストを感光させる透過率を有することを意味し、露光光に対して遮光性を有するとは、レジストを感光させない透過率を有することを意味する。また、同位相とは、(−30+360×n)度以上で且つ(30+360×n)度以下の位相差(但しnは整数)を意味し、反対位相とは、(150+360×n)度以上で且つ(210+360×n)度以下の位相差を意味する。
図1(b)は、本発明に係るフォトマスク(ハーフトーン位相シフトマスク)の具体的態様の一例を示す平面図であり、図1(c)は図1(b)のA−A’線の断面図であり、図1(d)は図1(b)のB−B’線の断面図である。図1(b)〜(d)に示すように、透明基板11上に形成されたハーフトーン部12に、例えば(0.5×λ/NA)×M(λは露光光の波長、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数、Mは該縮小投影光学系の縮小倍率)以下の第1の寸法を有する第1の開口部13Aと、例えば(0.5×λ/NA)×Mよりも大きい第2の寸法を有する第2の開口部13Bとが形成されている。
ここで、図1(b)〜(d)に示す本発明のフォトマスクの特徴は、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺に遮光部14が設けられていることである。
すなわち、本発明のフォトマスクによると、第2の開口部13Bの周辺に設けられる遮光部14の寸法(図1(d)に示すCr幅WCr)を、サイドローブの発生を防止できる寸法以上で且つ完全未露光領域が発生しない寸法以下に設定することによって、サイドローブの発生を防止することができると同時に未露光領域の存在に起因する欠陥の発生を防止することができる。
尚、本発明のフォトマスクにおいて、Cr幅WCrは(0.63×λ/NA)×M以上で且つ(3.7×λ/NA)×M以下であることが望ましい。このようにすると、サイドローブの発生を確実に防止することができると同時に未露光領域の存在に起因する欠陥の発生を確実に防止することができる。
また、本発明に係るパターン形成方法は、前述の本発明のフォトマスクを用いたパターン形成方法を前提とし、基板上にレジスト膜を形成する工程(a)と、レジスト膜にフォトマスクを介して露光光を照射する工程(b)と、露光光を照射されたレジスト膜を現像してレジスト膜をパターン化する工程(c)とを備えている。
本発明のパターン形成方法によると、サイドローブの発生と未露光領域に起因する欠陥の発生とを同時に抑えながらパターン形成を行うことが可能となる。
以上に説明したとおり、本発明によると、異なる寸法を持つ複数の開口部が設けられたハーフトーン位相シフトマスクを用いる場合においても、特に、当該マスクをArF露光プロセスやArF液浸露光プロセスと組み合わせて用いる場合においても、サイドローブの発生と欠陥の発生とを同時に防止することができるので、微細なLSIの製造が可能となる。
(前提事項)
本発明の実施形態を説明するに当たっての前提事項について説明する。
通常、フォトマスクは縮小投影型の露光機で使用されるため、マスク上のパターン寸法を議論する場合には縮小倍率を考慮しなければならない。しかし、以下の実施形態を説明する際には、混乱を避けるため、形成しようとする所望のパターン(例えばレジストパターン)と対応させてマスク上のパターン寸法を説明する場合、特に断らない限り縮小倍率で該寸法を換算した値を用いている。具体的には、M分の1縮小投影システムにおいて、幅M×70nmのマスクパターンによって幅70nmのレジストパターンを形成した場合にも、マスクパターン幅及びレジストパターン幅は共に70nmであると表現する。
また、本発明の実施形態においては、特に断らない限り、M及びNAは露光機の縮小投影光学系の縮小倍率及び開口数をそれぞれ表し、λは露光光の波長を表すものとする。
また、パターン形成については、レジストの非感光領域がレジストパターンとなるポジ型レジストプロセスを想定して説明する。尚、ポジ型レジストプロセスに代えてネガ型レジストプロセスを用いる場合、ネガ型レジストプロセスにおいては、レジストの非感光領域が除去されるので、ポジ型レジストプロセスにおけるレジストパターンをスペースパターンと読み替えればよい。
また、フォトマスクとしては透過型マスクを前提として説明する。尚、透過型マスクに代えて反射型マスクを前提とする場合、反射型マスクにおいては、透過型マスクの透過領域及び遮光領域がそれぞれ反射領域及び非反射領域となるので、透過型マスクの透過現象を反射現象と読み替えればよい。具体的は、透過型マスクの開口部又は透過性領域を反射部又は反射領域と読み替え、遮光部を非反射部と読み替えればよい。さらに、透過型マスクにおける光を部分的に透過する領域は光を部分的に反射する領域と読み替えればよく、透過率は反射率と読み替えればよい。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態に係るフォトマスクについて図面を参照しながら説明する。
図1(a)は本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いて形成しようとするパターンの一例を示している。また、図1(b)は、本発明の実施形態に係るフォトマスクの一例、具体的には、図1(a)に示す所望のパターン50を形成するためのハーフトーン位相シフトマスクの一例を示す平面図であり、図1(c)は図1(b)のA−A’線の断面図であり、図1(d)は図1(b)のB−B’線の断面図である。
図1(b)〜(d)に示すように、透明基板11上に形成されたハーフトーン部12に、例えば(0.5×λ/NA)×M以下の第1の寸法S1を有する第1の開口部13Aと、例えば(0.5×λ/NA)×Mよりも大きい第2の寸法S2を有する第2の開口部13Bとが形成されている。ハーフトーン部12は、第1の開口部13A及び第2の開口部13Bを基準として露光光を反対位相で透過させる。
尚、例えば、露光波長λが193nm、開口数NAが1.2、縮小倍率Mが4倍であるとすると、第1の開口部13Aは、45nmルールのLSIの作成に必要なホールサイズを有するように、具体的には、1辺のサイズが70nm(実際のマスク上寸法は70nmの4倍の280nm)の正方形状を有するように形成されている。一方、第2の開口部13Bは、例えばレチクル位置計測モニタパターン(露光機にレチクルを合わせるためのパターン)やオーバーレイモニタパターン(下地レイヤーに上地レイヤーを重ねるためのパターン)のようなアクセサリパターンである。これらのアクセサリパターンの大きさや形は露光機の種類によって当然異なるが、本実施形態では、第2の開口部13Bとして、例えば1辺のサイズが4μmの十字マーク(全幅は12μm(実際のマスク上寸法は12μmの4倍の48μm))を有するレチクル位置計測モニタパターンと、例えば1辺のサイズが10μm(実際のマスク上寸法は10μmの4倍の40μm)を有するオーバーレイモニタパターンとを形成している。
本実施形態のフォトマスクの特徴は、図1(b)における第1の開口部13Aを横断するA−A’線の断面図である図1(c)、及び図1(b)における第2の開口部13Bを横断するB−B’線の断面図である図1(d)に示すように、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺にのみ遮光部14が設けられていることである。
本実施形態のフォトマスクによると、第2の開口部13Bの周辺に設けられる遮光部14の寸法(図1(d)に示すCr幅WCr)を、サイドローブの発生を防止できる寸法以上で且つ完全未露光領域が発生しない寸法以下に設定することによって、サイドローブの発生を防止することができると同時に未露光領域の存在に起因する欠陥の発生を防止することができる。
以下、第1の開口部13Aとして、例えば第1の寸法が0.5×λ/NA以下であるコンタクトホールパターンを形成する場合において、第2の開口部13Bに対してサイドローブの発生と未露光領域の発生とを同時に防止できるCr幅WCrをシミュレーションにより求めた結果を示す。尚、シミュレーションにおいて、ハーフトーン部12は、露光光に対して例えば6%の透過率を有し、露光光の位相を例えば180度変化させるものと設定した。また、遮光部14の露光光に対する透過率は0%であると、言い換えると、遮光部14は露光光を完全に遮光するものと設定した。
ところで、サイドローブは、開口部のエッジにおける光の回折に起因して発生する光強度の2次ピークに、ハーフトーン部を透過してくる光のエネルギーが加わることにより生じるものであり、サイドローブの光強度の極大値が露光閾値を超えると、ウェハ上のレジストが感光されて不要なパターンが転写されてしまうという問題が生じる。従って、サイドローブの発生を防止するためには、フォトマスクにおける2次ピークの発生部位を遮光部によって遮光すればよい。但し、遮光部の幅(Cr幅WCr)が狭すぎると、サイドローブの発生を防止することができないため、ある程度以上のCr幅WCrが必要となる。
図2は、サイドローブの光強度の極大値とCr幅WCrとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示している。図2に示すように、Cr幅WCrを大きくすると、ハーフトーン部を透過してくる露光光が減少するため、サイドローブの光強度の極大値が小さくなっていき、Cr幅WCrが0.63×λ/NA以上になると、サイドローブの光強度が露光閾値よりも小さくなることがわかる。すなわち、Cr幅WCrが0.63×λ/NA以上であれば、サイドローブの発生を防止することが可能である。
一方、[課題を解決するための手段]で説明したように、Cr幅WCrが大きくなると、つまり、遮光部よりなる遮光領域が大きくなると、結果として完全未露光領域が生じてしまい、露光プロセスにおいて不溶化層由来の欠陥が発生してしまう。すなわち、Cr幅WCrが小さい場合には、開口部のエッジ付近で回折した光が遮光部の裏側にも入ってくるため、完全未露光領域は発生しないが、開口部のエッジ付近で回折した光の影響を受けないだけの大きさのCr幅WCrを有する遮光部が存在する場合には、完全未露光領域が発生する。
図3は、遮光部裏側の光強度の最小値とCr幅WCrとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示している。図3に示すように、Cr幅WCrが大きくなると、遮光部裏側の光強度の最小値は小さくなっていき、Cr幅WCrが3.7×λ/NAよりも大きくなると、遮光部裏側の光強度の最小値が0となって完全未露光領域が発生する。すなわち、Cr幅WCrを3.7×λ/NAよりも小さくすることによって、完全未露光領域の発生を防ぐことが可能となり、結果として不溶化層由来の欠陥の発生を防止することが可能となる。
以上に述べたように、本実施形態のフォトマスクにおいて第2の開口部13Bの周辺に設けられる遮光部14のCr幅WCrを0.63×λ/NA以上で且つ3.7×λ/NA以下にすることによって、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
尚、本実施形態のフォトマスクの構造として、図1(b)〜(d)に示すような構造を例示したが、本発明のフォトマスクは当該構造に限定されるものではなく、図4(a)及び(b)に示すような構造や図7〜9に示すような構造であっても、同様の効果が得られる。
図4(a)は、本発明の実施形態に係るフォトマスクの他例、具体的には、図1(a)に示す所望のパターン50を形成するためのハーフトーン位相シフトマスクの他例を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のC−C’線の断面図である。尚、図4(a)及び(b)において、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいても、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺にのみ遮光部14が設けられている点は、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同様である。しかし、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいては、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと異なり、第2の開口部13Bと遮光部14との間にハーフトーン部12の一部(HT幅WHT)が介在している。
ところで、フォトマスクの遮光部として一般的に用いられる材料Cr、CrO、CrNO等は、ハーフトーン部に用いられる材料(例えばMoSiO、MoSiNO、TaSiO、TaSiON、CrFO、CrFNO等)と比較すると、酸に対するエッチング耐性が低い。従って、ハーフトーン部に対して最適化された酸を用いたマスク洗浄においては、遮光部のパターンシュリンクが容易に起こる。このため、遮光部が開口部のエッジから後退した場合、つまりHT幅WHTが大きくなるように変化した場合、開口部を透過する光を基準として180度位相の異なる光が、遮光部と開口部との間に位置するハーフトーン部を透過する結果、開口部の転写パターンの寸法が所望値よりも小さくなってしまう。このHT幅WHTの単位変化量当たりの開口部の転写パターンの寸法の変化量、つまり開口部の転写パターンの寸法に対するHT幅WHTのMEF(mask error factor:以下、HTMEFと称する)は、HT幅WHTが小さい場合には相対的に大きい値を持ち、HT幅WHTが大きい場合には相対的に小さい値を持つが、HT幅WHTがある幅以上になると、ほぼ一定の値を持つ。そこで、本実施形態においては、HT幅WHTについて寸法変化が起こった場合においても開口部の転写パターンの寸法変化が小さいHT幅WHT(つまりHTMEFが小さくなるHT幅WHT)以上にHT幅WHTを設定することが望ましい。
図5は、HT幅WHTとHTMEFとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す。図5に示すように、はじめHT幅WHTが0から大きくなるにつれてMEFも大きくなっているが、HT幅WHTが0.07×λ/NA付近に変極点があり、それよりもHT幅WHTが大きくなると、MEFはほぼ一定の値をとるようになる。すなわち、HT幅WHTを0.07×λ/NA以上に設定することによって、HTMEFを小さくすることが可能であることがわかる。
一方、HT幅WHTが大きくなりすぎると、サイドローブが発生するという問題が生じる。前述のように、サイドローブは、開口部のエッジにおける光の回折に起因して発生する光強度の2次ピークが原因となって生じるため、開口部のエッジからNA及びλで規定される距離離れた位置に発生する。従って、HT幅WHTが所定の寸法以下の場合には遮光部により2次ピークの発生部位を遮光できるため、サイドローブの発生を防止することが可能となる。
図6は、HT幅WHTとサイドローブの光強度の極大値(Imax)との関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す。図6に示すように、HT幅WHTが大きくなるに従って、サイドローブのImaxが大きくなっており、HT幅WHTが0.46×λ/NAよりも大きくなると、Imaxが露光閾値を超える。すなわち、HT幅WHTを0.46×λ/NA以下に設定することによって、サイドローブの発生を防止することが可能であることがわかる。
以上に説明したように、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいて、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の開口部13Aと、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の開口部13Bとが同時に存在する場合、第2の開口部13Bと遮光部14との間に位置するハーフトーン部12のHT幅WHTを0.07×λ/NA以上で且つ0.46×λ/NA以下に設定すると共に、前述のように遮光部14のCr幅WCrを0.63×λ/NA以上で且つ3.7×λ/NA以下に設定することによって、HTMEFを小さく抑制しつつ、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
図7は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図1(b)における第2の開口部13Bを横断するB−B’線の断面図である図1(d)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図7に示すフォトマスクにおいて、遮光部14は第2の開口部13Bに接するように設けられている。尚、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクにおいては、第2の開口部13Bを囲むハーフトーン部12の上に遮光部14が形成されていたのに対して、図7に示すフォトマスクにおいては、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺に遮光部14が直接形成されており、当該遮光部14を覆い且つ第2の開口部13Bを囲むようにハーフトーン部12が形成されている。
図7に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の開口部13Aと、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の開口部13Bとが同時に存在する場合においても、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同様に遮光部14のCr幅WCrを設定することにより、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
図8は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図4(a)における第2の開口部13Bを横断するC−C’線の断面図である図4(b)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図8に示すフォトマスクにおいて、第2の開口部13Bと遮光部14との間にハーフトーン部12の一部(HT幅WHT)が介在している。尚、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクにおいては、第2の開口部13Bを囲むハーフトーン部12の上に遮光部14が形成されていたのに対して、図8に示すフォトマスクにおいては、透明基板11上における第2の開口部13Bの周辺に遮光部14が直接形成されており、当該遮光部14を覆い且つ第2の開口部13Bを囲むようにハーフトーン部12が形成されている。
図8に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の開口部13Aと、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の開口部13Bとが同時に存在する場合においても、図4(a)及び(b)に示すフォトマスクと同様に遮光部14のCr幅WCr及びハーフトーン部12のHT幅WHTを設定することにより、HTMEFを小さく抑制しつつ、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
図9は、本発明の実施形態に係るフォトマスクのさらなる他例を示す断面図であり、具体的には、図1(b)における第2の開口部13Bを横断するB−B’線の断面図である図1(d)に示す断面構成のバリエーションの一例である。すなわち、図9に示すフォトマスクにおいて、遮光部14は第2の開口部13Bに接するように設けられている。尚、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクにおいては、第2の開口部13B側のハーフトーン部12及び遮光部14のそれぞれの側面は面一であったが、図9に示すフォトマスクにおいては、第2の開口部13Bを囲むハーフトーン部12の上に、第2の開口部13B側のハーフトーン部12の側面を覆うように遮光部14が形成されている。ここで、図9に示すフォトマスクにおいて、遮光部14のCr幅WCrについては、第2の開口部13B側の遮光部14のエッジから、その反対側の遮光部14のエッジまでの距離として定義する。また、図9に示すフォトマスクでは、第2の開口部13Bの第2の寸法S2は遮光部14のエッジ間の距離で規定される。
図9に示すフォトマスク構造によると、0.5×λ/NA以下の第1の寸法S1を持つ第1の開口部13Aと、0.5×λ/NAよりも大きい第2の寸法S2を持つ第2の開口部13Bとが同時に存在する場合においても、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同様に遮光部14のCr幅WCrを設定することにより、サイドローブの発生を防止することができると同時に完全未露光領域が存在することによる不溶化層由来の欠陥の発生を防止することができる。
尚、ここまで、本実施形態のフォトマスクの構造として、第2の開口部13Bの周辺に第2の開口部13Bを完全に囲むように遮光部14を設けた構造を示してきたが、遮光部14は必ずしも第2の開口部13Bを完全に囲んでいる必要は無く、少なくともサイドローブが発生する領域(フォトマスクにおける2次ピークの発生部位)に遮光部14を設けた、例えば図10(a)〜(d)に示すような平面構造(第2の開口部13B及びその周辺の平面構造)を用いた場合にも、これまでに説明したフォトマスクと同様の効果が得られる。また、図10(a)〜(d)に示す構造のように、遮光部14が第2の開口部13Bのコーナーにおいて分断されていると、矩形性の高いパターンが得られる利点がある。すなわち、第2の開口部13Bのコーナー周辺に遮光部14ではなくハーフトーン部12が配置されることになるため、第2の開口部13Bのコーナー付近のコントラストが向上する結果、矩形状の第2の開口部13Bの転写精度つまり転写パターンの矩形性が向上する。
具体的には、図10(a)に示すフォトマスクにおいては、遮光部14の分断された各部分は、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さと同じ長さを持ち、当該対応する辺に接している。
また、図10(b)に示すフォトマスクにおいては、遮光部14の分断された各部分は、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さと同じ長さを持ち、遮光部14の分断された各部分と第2の開口部13Bとの間にハーフトーン部12の一部分が介在している。
また、図10(c)に示すフォトマスクにおいては、遮光部14の分断された各部分は、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さよりも短い長さを持ち、当該対応する辺に接している。
また、図10(d)に示すフォトマスクにおいては、遮光部14の分断された各部分は、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さよりも短い長さを持ち、遮光部14の分断された各部分と第2の開口部13Bとの間にハーフトーン部12の一部分が介在している。
尚、図10(c)及び(d)に示すフォトマスクのように、遮光部14の分断された各部分が、方形状の第2の開口部13Bにおける対応する辺の長さよりも短い長さを持つ場合、第2の開口部13Bのエッジ近傍で、ハーフトーン部12及び第2の開口部13Bのそれぞれを透過してきた光が互いに打ち消しあう領域が増えるため、コントラストを向上させることができると共にMEFを小さくすることができる。
以下、本実施形態のフォトマスクを用いたパターン形成方法について、図面を参照しながら説明する。
図11(a)〜(d)は本実施形態のフォトマスクを用いたパターン形成方法の各工程を説明するための図である。尚、図11(c)において、図1(b)〜(d)に示すフォトマスクと同一の構成要素には同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
まず、図11(a)に示すように、基板100の上に、金属膜又は絶縁膜等の被加工膜101を形成した後、図11(b)に示すように、被加工膜101の上にポジ型のレジスト膜102を形成する。ここで、液浸露光を用いる場合には、レジスト膜102の上にさらにトップコート103を形成し、それによってレジスト膜102をコーティングする。
次に、図11(c)に示すように、例えば図1(b)〜(d)に示すような構造を持つ本実施形態のフォトマスクに対して、例えばArFエキシマレーザーを光源とする露光光104を照射する。このとき、本実施形態のフォトマスクにおける第1の開口部13A及び第2の開口部13Bを透過した透過光106によってレジスト膜102を露光し、結果として開口部13A及び13Bと対応する潜像部分102aを形成する。尚、続く現像工程でレジストが完全に溶解するに足りる露光エネルギーが照射されるのは、潜像部分102aのみである。一方、本実施形態のフォトマスクにおけるハーフトーン部12(遮光部14が形成されていない部分)を透過した透過光105は、透過光106の反対位相を持つが、潜像部分を形成するエネルギーは有していない。
前述のように、本実施形態のフォトマスクにおいて第2の開口部13Bの周辺に設けられる遮光部14のCr幅WCrを0.63×λ/NA以上で且つ3.7×λ/NA以下に設定することによって、ハーフトーン部12の裏側の領域はもちろんのこと、遮光部14の裏側の領域においても、光強度が0となる完全遮光領域(完全未露光領域)は存在せず、これらの領域にも、露光閾値と比べて小さい強度を持つ光が照射される。従って、トップコート103を形成した場合においても、レジスト膜102とトップコート103との接触面に生じた不溶化層とレジスト膜102との密着性が弱くなるので、不溶化層由来のレジスト欠陥の発生を防止することが可能となる。
次に、トップコート103及びレジスト膜102に対して現像を行って、トップコート103、及びレジスト膜102のうちの潜像部分102aを除去することにより、図11(d)に示すように、レジストパターン107を形成する。
図12は、液浸露光プロセスを用いた場合における図11(c)に対応する図である。すなわち、液浸露光プロセスを用いる場合、図12に示すように、トップコート103上に液浸液108が存在する状態で露光を行う点を除いて、図11(c)に示す工程と同様の工程が実施される。
以上に説明したように、本実施形態によると、異なる寸法を持つ複数の開口部が設けられたハーフトーン位相シフトマスクを用いる場合においても、特に、当該マスクをArF露光プロセスやArF液浸露光プロセスと組み合わせて用いる場合においても、サイドローブの発生と未露光領域に起因する欠陥の発生とを同時に抑えながらパターン形成を行うことが可能となるので、微細なLSIの製造が可能となる。
本発明は、半導体集積回路装置の製造に用いられる微細パターン形成用のフォトマスク及びそのフォトマスクを用いたパターン形成方法に関し、ArF露光プロセス又はArF液浸露光プロセスを用いたパターン形成等に非常に有用である。
図1(a)は本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いて形成しようとするパターンの一例を示す図であり、図1(b)は本発明の実施形態に係るフォトマスクの一例を示す平面図であり、図1(c)は図1(b)のA−A’線の断面図であり、図1(d)は図1(b)のB−B’線の断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るフォトマスクにおけるサイドローブの光強度の極大値と遮光部の幅との関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係るフォトマスクにおける遮光部裏側の光強度の最小値と遮光部の幅との関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図4(a)は本発明の実施形態に係るフォトマスクの他例を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のC−C’線の断面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るフォトマスクにおける遮光部と開口部との間に位置するハーフトーン部の幅とMEFとの関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係るフォトマスクにおける遮光部と開口部との間に位置するハーフトーン部の幅とサイドローブの光強度の極大値との関係を本願発明者らがシミュレーションにより調べた結果を示す図である。 図7は本発明の実施形態に係るフォトマスクのバリエーションを示す断面図である。 図8は本発明の実施形態に係るフォトマスクのバリエーションを示す断面図である。 図9は本発明の実施形態に係るフォトマスクのバリエーションを示す断面図である。 図10(a)〜(d)は本発明の実施形態に係るフォトマスクのバリエーションを示す平面図である。 図11(a)〜(d)は本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いたパターン形成方法の各工程を説明するための図である。 図12は本発明の実施形態に係るフォトマスクを用いたパターン形成方法の一工程(液浸露光プロセスを用いた場合)を説明するための図である。 図13(a)は小さい開口部を持つ従来のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造の一例を示す図であり、図13(b)は、図13(a)に示すハーフトーン位相シフトマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図13(c)は、図13(a)に示す開口部がホールパターンである場合にウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図であり、図13(d)は大きい開口部を持つ従来のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造の一例を示す図であり、図13(e)は、図13(d)に示すハーフトーン位相シフトマスクを用いた場合の光強度プロファイルを示す図であり、図13(f)は、図13(e)に示す開口部がホールパターンである場合にウェハ上に転写されるパターンの平面構成を示す模式図である。 図14は特許文献1に開示された従来のフォトマスクの平面図である。
符号の説明
11 透明基板
12 ハーフトーン部
13A 第1の開口部
13B 第2の開口部
14 遮光部
50 所望のパターン
100 基板
101 被加工膜
102 レジスト膜
102a レジスト膜の潜像部分
103 トップコート
104 露光光
105 ハーフトーン部の透過光
106 開口部の透過光
107 レジストパターン
108 液浸液

Claims (19)

  1. 露光光に対して透過性を有する透明基板と、
    前記透明基板上に形成されたハーフトーン部と、
    前記ハーフトーン部に形成され、第1の寸法を有する第1の開口部と、
    前記ハーフトーン部に形成され、前記第1の寸法よりも大きい第2の寸法を有する第2の開口部と、
    前記透明基板上における前記第2の開口部の周辺に形成された遮光部とを備えていることを特徴とするフォトマスク。
  2. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記ハーフトーン部は、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を基準として前記露光光を反対位相で透過させることを特徴とするフォトマスク。
  3. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部は前記第2の開口部を囲んでいることを特徴とするフォトマスク。
  4. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部は前記第2の開口部のコーナーにおいて分断されていることを特徴とするフォトマスク。
  5. 請求項4に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の分断された各部分の長さは、前記第2の開口部における対応する辺の長さよりも短いことを特徴とするフォトマスク。
  6. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は、前記第2の開口部を透過した前記露光光が前記第2の開口部のエッジで回折することにより発生するサイドローブの光強度が露光対象のレジストを感光させない最小幅以上に設定されていることを特徴とするフォトマスク。
  7. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は、前記第2の開口部を透過した前記露光光が前記第2の開口部のエッジで回折して前記遮光部の裏側に回り込むことによって未露光領域を発生させない最大幅以下に設定されていることを特徴とするフォトマスク。
  8. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は(0.63×λ/NA)×M以上であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  9. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部の幅は(3.7×λ/NA)×M以下であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  10. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記遮光部は前記第2の開口部と接していることを特徴とするフォトマスク。
  11. 請求項1に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第2の開口部と前記遮光部との間に前記ハーフトーン部の一部分が存在することを特徴とするフォトマスク。
  12. 請求項11に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第2の開口部と前記遮光部との間に位置する部分の前記ハーフトーン部の幅は(0.07×λ/NA)×M以上であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  13. 請求項11に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第2の開口部と前記遮光部との間に位置する部分の前記ハーフトーン部の幅は(0.46×λ/NA)×M以下であることを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  14. 請求項1〜13に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第1の寸法は(0.5×λ/NA)×M以下であり、
    前記第2の寸法は(0.5×λ/NA)×Mよりも大きいことを特徴とするフォトマスク(但し、λは前記露光光の波長であり、NAは露光機の縮小投影光学系の開口数であり、Mは前記縮小投影光学系の倍率である)。
  15. 請求項1〜14に記載のフォトマスクにおいて、
    前記第2の開口部は、オーバーレイモニタパターン又はレチクル位置計測モニタパターンであることを特徴とするフォトマスク。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のフォトマスクを用いたパターン形成方法であって、
    基板上にレジスト膜を形成する工程(a)と、
    前記レジスト膜に前記フォトマスクを介して前記露光光を照射する工程(b)と、
    前記露光光を照射された前記レジスト膜を現像して、前記レジスト膜をパターン化する工程(c)とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  17. 請求項16に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(b)で露光光源としてArFエキシマレーザーを用いることを特徴とするパターン形成方法。
  18. 請求項17に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(b)で液浸露光プロセスを用いることを特徴とするパターン形成方法。
  19. 請求項18に記載のパターン形成方法において、
    前記工程(a)は前記レジスト膜表面をトップコートによってコーティングする工程を含むことを特徴とするパターン形成方法。
JP2007222142A 2007-08-29 2007-08-29 フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法 Pending JP2009053575A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007222142A JP2009053575A (ja) 2007-08-29 2007-08-29 フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
US12/181,650 US8007959B2 (en) 2007-08-29 2008-07-29 Photomask and pattern formation method using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007222142A JP2009053575A (ja) 2007-08-29 2007-08-29 フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009053575A true JP2009053575A (ja) 2009-03-12
JP2009053575A5 JP2009053575A5 (ja) 2011-12-15

Family

ID=40408026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007222142A Pending JP2009053575A (ja) 2007-08-29 2007-08-29 フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8007959B2 (ja)
JP (1) JP2009053575A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009053575A (ja) 2007-08-29 2009-03-12 Panasonic Corp フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JP2009058877A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Panasonic Corp フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JP2009075207A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Panasonic Corp フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
KR20150028109A (ko) * 2013-09-05 2015-03-13 삼성디스플레이 주식회사 노광용 마스크, 이의 제조방법 및 이를 이용한 표시패널의 제조방법

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08106151A (ja) * 1994-10-04 1996-04-23 Sony Corp 位相シフト・マスクおよびその製造方法
JPH1010700A (ja) * 1996-06-27 1998-01-16 Nec Corp フォトマスク及びその製造方法
JPH1115130A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Matsushita Electron Corp 半導体製造用ハーフトーンマスクおよびその製造方法
JP2000019710A (ja) * 1998-07-07 2000-01-21 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法
JP2001102282A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Toshiba Corp 露光装置の制御方法及び半導体製造装置の制御方法
JP2001296647A (ja) * 2000-02-10 2001-10-26 Nec Corp フォトマスクおよびこれを用いた露光方法
JP2003114514A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Sharp Corp マスクを用いたパターンの転写方法、ハーフトーンマスク、及びその製造方法、並びに回路基板の製造方法
JP2003233164A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Fujitsu Ltd フォトマスク及びその製造方法
JP2003322949A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JP2004029747A (ja) * 2002-04-30 2004-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォトマスク、その作成方法、及びそのフォトマスクを用いたパターン形成方法
JP2005025230A (ja) * 2004-10-12 2005-01-27 Hoya Corp ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法
WO2005081295A1 (ja) * 2004-02-20 2005-09-01 Nikon Corporation 露光方法、露光装置及び露光システム並びにデバイス製造方法
JP2006053589A (ja) * 2003-02-17 2006-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン形成方法
JP2006079219A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクアレイ制御装置およびディスクアレイ制御方法
JP2006091919A (ja) * 2001-12-26 2006-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン形成方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3197484B2 (ja) * 1995-05-31 2001-08-13 シャープ株式会社 フォトマスク及びその製造方法
KR0161879B1 (ko) * 1995-09-25 1999-01-15 문정환 위상 반전 마스크의 구조 및 제조방법
KR100215850B1 (ko) 1996-04-12 1999-08-16 구본준 하프톤 위상 반전 마스크 및_그제조방법
US6214497B1 (en) * 1999-06-29 2001-04-10 Micron Technology, Inc. Method to eliminate side lobe printing of attenuated phase shift masks
US6207333B1 (en) * 1999-07-29 2001-03-27 International Business Machines Corporation Mask with attenuating phase-shift and opaque regions
US6255023B1 (en) * 1999-11-04 2001-07-03 United Microelectronics Corp. Method of manufacturing binary phase shift mask
DE60020163T2 (de) * 1999-11-08 2005-10-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Fotomaske, verfahren zu ihrer herstellung
JP3708877B2 (ja) * 2001-05-01 2005-10-19 松下電器産業株式会社 フォトマスク
JP2003005344A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Nec Corp ハーフトーン位相シフトマスク及びその製造方法
CN100373258C (zh) * 2001-12-26 2008-03-05 松下电器产业株式会社 光掩模、光掩模的制成方法以及使用该光掩模的图案形成方法
US7147975B2 (en) * 2003-02-17 2006-12-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Photomask
US7348575B2 (en) * 2003-05-06 2008-03-25 Nikon Corporation Projection optical system, exposure apparatus, and exposure method
JP2005107195A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Renesas Technology Corp ホトマスク、ホトマスクの製造方法、およびそのホトマスクを用いた半導体装置の製造方法
JP4619043B2 (ja) * 2004-06-02 2011-01-26 Hoya株式会社 位相シフトマスクの製造方法及びテンプレートの製造方法
JP5044095B2 (ja) * 2004-11-02 2012-10-10 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法
US7691559B2 (en) * 2005-06-30 2010-04-06 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Immersion lithography edge bead removal
JP2009053575A (ja) 2007-08-29 2009-03-12 Panasonic Corp フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JP2009058877A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Panasonic Corp フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08106151A (ja) * 1994-10-04 1996-04-23 Sony Corp 位相シフト・マスクおよびその製造方法
JPH1010700A (ja) * 1996-06-27 1998-01-16 Nec Corp フォトマスク及びその製造方法
JPH1115130A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Matsushita Electron Corp 半導体製造用ハーフトーンマスクおよびその製造方法
JP2000019710A (ja) * 1998-07-07 2000-01-21 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法
JP2001102282A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Toshiba Corp 露光装置の制御方法及び半導体製造装置の制御方法
JP2001296647A (ja) * 2000-02-10 2001-10-26 Nec Corp フォトマスクおよびこれを用いた露光方法
JP2003114514A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Sharp Corp マスクを用いたパターンの転写方法、ハーフトーンマスク、及びその製造方法、並びに回路基板の製造方法
JP2006091919A (ja) * 2001-12-26 2006-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン形成方法
JP2003233164A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Fujitsu Ltd フォトマスク及びその製造方法
JP2003322949A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JP2004029747A (ja) * 2002-04-30 2004-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォトマスク、その作成方法、及びそのフォトマスクを用いたパターン形成方法
JP2006053589A (ja) * 2003-02-17 2006-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン形成方法
WO2005081295A1 (ja) * 2004-02-20 2005-09-01 Nikon Corporation 露光方法、露光装置及び露光システム並びにデバイス製造方法
JP2006079219A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクアレイ制御装置およびディスクアレイ制御方法
JP2005025230A (ja) * 2004-10-12 2005-01-27 Hoya Corp ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090061328A1 (en) 2009-03-05
US8007959B2 (en) 2011-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100258679B1 (ko) 감광층내에 피처를 패터닝하는 방법과 감광층내에 디바이스층을형성하는 방법
US7250248B2 (en) Method for forming pattern using a photomask
JP3518275B2 (ja) フォトマスクおよびパターン形成方法
JP2862183B2 (ja) マスクの製造方法
US8278014B2 (en) Photomask and pattern formation method using the same
JP4896671B2 (ja) ハーフトーンマスク及びこれを用いたパターン基板の製造方法
JP4646367B2 (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
US6838216B2 (en) Photolithographic mask and methods for producing a structure and of exposing a wafer in a projection apparatus
US20040248016A1 (en) Method of designing a reticle and forming a semiconductor device therewith
JP2009075207A (ja) フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JPH0973166A (ja) 露光用フォトマスクおよびその製造方法
JP2009053575A (ja) フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JP2002072442A (ja) 位相シフトマスクの製造方法、レジストパターンの形成方法および半導体装置の製造方法
KR20090010746A (ko) 반도체 소자 제조 방법
US9128383B2 (en) Sub-resolution assist devices and methods
JP5068357B2 (ja) 半導体装置の製造方法、フォトマスクのパターン設計方法およびフォトマスクの製造方法
JP4784220B2 (ja) 位相シフトマスク
WO2012039078A1 (ja) フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JP2005025230A (ja) ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法
JP3322223B2 (ja) 位相シフトマスク
JP2009237339A (ja) フォトマスク及びそのフォトマスクを用いた半導体装置の製造方法
US20050084771A1 (en) Phase shift mask
KR100669559B1 (ko) 콘택홀용 위상반전마스크
WO1998002782A1 (en) Sidelobe suppressing attenuated phase-shifting mask
KR20020034310A (ko) 오버레이 버니어 및 그 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120228