JP2007079101A - 位相シフトマスクおよび半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

位相シフトマスクおよび半導体集積回路の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光を位相シフトマスク経由で基板に照射する場合に、位相シフトマスクの位相シフト効果を向上させ、解像度の高い転写像を得ることを可能にする。
【解決手段】露光対象物にパターンを形成するための矩形状のメインパターン4と、露光光の照射方向から見た場合に、前記メインパターン4と離れ、前記メインパターンのコーナー近傍に配置された矩形状の補正パターン6と、露光光の照射方向から見た場合に、前記メインパターン4と補正パターン6を囲み、前記メインパターンとの間で前記露光光の位相が略反転する解像しない周辺パターン5と、を具備した位相シフトマスクであって、前記補正パターン4は、前記メインパターン4のコーナーの角度の二等分線が、補正パターンの一辺と垂直でかつ一辺の中心を通る位置に配置され、前記メインパターン4との間で前記露光光が略同位相となる解像しない補助パターン5であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路の製造工程で用いられる位相シフトマスク及びそれを用いた半導体集積回路の製造方法に関する。
一般的に、フォトマスク(レティクル)は、半導体集積回路の製造工程において、回路配置の複製用原版として使用される。レティクルは、縮小投影露光装置に装填されて使用され、その縮小率は、4分の1から10分の1程度の範囲で、適宜選定される。
従来、フォトマスクが微細なパターンの投影露光に使用される場合においては、投影露光光が接近した開口部分を透過すると、回折を起こして互いに干渉しあう場合がある。透過し干渉した投影露光光の位相はその部分でも同等であるため、投影露光光の強度は重畳され、ウェハ上に設けられたフォトレジストの面上に投影されたパターンに解像度の劣化が発生する。
半導体集積回路において、対象とするパターンの微細化は、非常に急速に、サブミクロンからクォーターミクロンさらにはそれ以下のサイズに向けて推移しており、半導体集積回路を形成し、生産する技術において、従来の投影露光光学系による光リソグラフィーでは、所望の精度で正確に半導体集積回路を形成し、生産することが困難になりつつある。
上記のような解像度の劣化は、対象とする微細パターンの大きさが投影露光光の波長に近いほど急激に大きくなる。
そこで、隣接するパターンを透過する投影光の位相を180度反転させることにより、投影露光光を互いに干渉させて強度を相殺させ、上記のような微細パターンの解像度を向上させる位相シフトマスクが開発されている。
位相シフトマスクは、従来から各種提案されており、例えば、マスク上の開口部の隣り合う一方に位相を反転させる透明膜を設けたり、ガラス基板に掘り込みを入れる構造のレベンソン型位相シフトマスク、形成すべきパターンの周辺部に解像限界以下の位相シフト膜を形成した構造の補助パターン付き位相シフトマスク、基板上にクロムパターンを形成した後に、オーバーエッチングによって位相シフト膜のオーバーハングを形成した構造の自己整合型位相シフトマスク、半透明な位相シフト膜パターンを基板上に形成し、その位相シフト膜パターンの境界部に形成される光強度がゼロの部分でパターン解像度を向上させるハーフトーン型位相シフトマスクなどがある。
特許文献1には、ホールパターンを形成するための本体パターンと、本体パターンの近傍に解像しない寸法及び透過率で形成された補助パターンとを有する位相シフトマスクが開示されている。この特許文献1では、ホールパターンの各辺と向き合う位置に、補助パターンを配置している(例えば、特許文献1の図1など)。
特開2002−323746号公報
従来の位相シフトマスクは、露光光を照射した場合に、位相差180°になるように位相シフト膜の厚さ又は基板掘り込み量を調節して製造されている。
しかしながら、例えば、上記従来の位相シフトマスクを用いた場合であっても、期待される十分な位相シフト効果が得られない場合がある。
例えば、露光光に付与される位相差と、半導体ウェハなどのような露光対象物上に得られる転写像の解像度との関係について種々の実験を行ってみると、位相シフターを位相シフト膜又は基板掘り込みによって設定した場合に、期待される十分な位相シフト効果が得られず、十分に解像度の高い転写像を得られない場合を確認できる。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたもので、位相シフト効果を向上させ、解像度の高い転写像を得るための位相シフトマスクを提供することを目的とする。
本発明を実現するにあたって講じた具体的手段について以下に説明する。
本発明の請求項1の発明は、露光対象物にパターンを形成するための矩形状のメインパターンと、露光光の照射方向から見た場合に、前記メインパターンと離れ、前記メインパターンのコーナー近傍に配置された矩形状の補正パターンと、露光光の照射方向から見た場合に、前記メインパターンと補正パターンを囲み、前記メインパターンとの間で前記露光光の位相が略反転する解像しない周辺パターンと、を具備した位相シフトマスクであって、前記補正パターンは、前記メインパターンのコーナーの角度の二等分線が、補正パターンの一辺と垂直でかつ一辺の中心を通る位置に配置され、前記メインパターンとの間で前記露光光が略同位相となる解像しない補助パターンであることを特徴とする位相シフトマスクである。
本発明の請求項2の発明は、請求項1記載の位相シフトマスクにおいて、前記メインパターンは、ホールパターンであることを特徴とする位相シフトマスクである。
本発明の請求項3の発明は、請求項2記載の位相シフトマスクにおいて、前記露光光の照射方向から見た場合における前記補助パターンは正方形状であってその一辺の長さは、前記メインパターンが正方形状であってその一辺の長さの1/2以下である事を特徴とする位相シフトマスクである。
本発明の請求項4の発明は、請求項1記載の位相シフトマスクにおいて、前記メインパターンは、ラインパターンであることを特徴とする位相シフトマスクである。
本発明の請求項5の発明は、請求項4記載の位相シフトマスクにおいて、前記露光光の照射方向から見た場合における前記補助パターンは正方形状であってその一辺の長さは、前記メインパターンの短辺の長さの1/2以下であることを特徴とする位相シフトマスクである。
本発明の請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の位相シフトマスクにおいて、前記露光光の照射方向から見た場合における前記メインパターンのコーナーの角度の二等分線は、コーナーから前記補助パターンの一辺迄の距離が、前記補助パターンの一辺の長さと略同じであることを特徴とする位相シフトマスクである。
本発明の請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の位相シフトマスクを介して、レジスト層と被加工層を表面に形成した基板上に光を照射する過程を有することを特徴とする半導体集積回路の製造方法である。
本発明の位相シフトマスクを用いることにより、位相シフト効果を向上させることができ、解像度の高い転写像を得ることができる。
本発明の位相シフトマスクは、露光対象物にパターンを形成するための矩形状のメインパターンと、露光光の照射方向から見た場合に、前記メインパターンと離れ、前記メインパターンのコーナー近傍に配置された矩形状の補正パターンと、露光光の照射方向から見た場合に、前記メインパターンと補正パターンを囲み、前記メインパターンとの間で前記露光光の位相が略反転する解像しない周辺パターンと、を具備する。そして、前記補正パターンは、前記メインパターンのコーナーの角度の二等分線が、補正パターンの一辺と垂直でかつ一辺の中心を通る位置に配置され、前記メインパターンとの間で前記露光光が略同位相となる解像しない補助パターンである。
このように補正パターンを、メインパターンのコーナーの角度の二等分線が、補正パターンの一辺と垂直でかつ一辺の中心を通る位置に配置することによって、メインパターンのコーナー部に生じる光の漏れ(オーバーシュート)を効率的に相殺する事が可能である。
さらに、このような構成から、メインパターンが挟ピッチパターンの場合でもメインパターンコーナーと補助パターン一辺の距離が長く取れる為、プロセスによって、該メインパターンコーナーと補助パターンコーナー同士が繋がってしまう現象を防ぐ事もできる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について具体的に説明する。なお、以下の説明において同一の要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る位相シフトマスクにおけるパターン配置の一例を示す平面図である。この図1では、光の照射方向について位相シフトマスク1を見た場合のパターン配置を示している。
図2は、本実施の形態に係る位相シフトマスク1の一例を示す側面断面図である。この図2は、上記図1のX−X断面を表す。
位相シフトマスク1は、正方形状のメインパターン4と、正方形状の周辺パターン5と補助パターン6とを具備し、メインパターン4と同位相の補助パターン6は、メインパターン4のコーナーの角度の二等分線が、補助パターン6の一辺と垂直でかつ一辺の中心を通る位置に配置される。その結果補助パターンが45°傾斜してメインパターンと向きあうように配置されることにより、位相シフト効果を格段に向上させる。
メインパターン4は、互いに各辺で向きあうように配置されている。周辺パターン5は、メインパターン4と補助パターン6を囲み、メインパターン4との間で光の位相が略反転している関係にある。補助パターン6は光2の照射方向について見た場合において、メインパターン4と離れた位置であり、メインパターン4のコーナー部と補助パターンの一辺が45°傾斜し向き合う位置であり、メインパターン4と互いに側辺部で向かい合わない位置に配置され、メインパターン4との間で光が略同位相となる関係にある。
即ち、本実施の形態において、補助パターン6は、光2の照射方向について見た場合において、メインパターン4の対角線延長上に配置されている。光2の照射方向について見た場合において、メインパターン4と補助パターン6とは、互いの対角線が45°に交差するような位置関係となる。光2の照射方向について見た場合において、メインパターン4のコーナー部の角度を二等分する線と補助パターン6のコーナー部の角度を二等分する線とは、略45°交差するよう配置される。
本実施の形態では、補助パターン6は光2の照射方向についてみた場合において、メインパターン4と補助パターン6の互いの対角線が同一直線上に一致するように配置することは可能であるが、本発明のように互いの対角線が45°に交差する配置にすることで、メインパターンのコーナー部に生じる光の漏れ(オーバーシュート)を効率的に相殺する事が可能である。
また本発明では、上記メインパターン及び補助パターンの対角線が同一直線上に一致する場合に比べて、挟ピッチパターンの場合でもメインパターンコーナーと補助パターン一辺の距離が長く取れる為、プロセスによって、該メインパターンコーナーと補助パターンコーナー同士が繋がってしまう現象を防ぐ事もできる。
本実施の形態では、メインパターン4の一辺の長さをaとした場合に、補助パターン6の一辺の長さをa/2以下の範囲とるように設定する。
また、補助パターン6の面積をa/2の2乗より大きくすると、解像限界を超えてメインパターン4との干渉効果を得ることが困難となり、補助パターン6の領域に対応する転写側のレジストが感光する場合があるため、補助パターン6の面積はa/2の2乗以下とすることが望ましい。
また、メインパターン4と補助パターン6との間で互いに向き合う距離は、補助パターン6の一辺の長さと同じにする事が好ましい。すなわち、露光光の照射方向から見た場合におけるメインパターンのコーナーの角度の二等分線は、コーナーから補助パターンの一辺迄の距離が、補助パターンの一辺の長さと略同じであることが好ましい。
尚、パターン形状に応じて、補助パターン6の一辺の長さは、適宜変更してもよい。
本実施の形態において、位相シフトマスク1は透明基板をエッチングで深さDとなるように掘り込んで製造される。エッチングによって得られる深さDは、非位相シフト部Bを通過する光2と位相シフト部Aを通過する光2との間の位相差が略180°となるように設定される。好ましくは、厚さDは、位相差が180°よりも小さい側にずれるように設定され、より好ましくは、位相差が171°から180°の範囲になるように設定される。
透明基板のうち深さDだけ掘り込まれた部分はメインパターン4及び補助パターン6となる。
メインパターン4及び補助パターン6は、位相シフト部Aであり、照射された光2の位相をシフトさせる特性を持つ。
一方、透明基板のうち掘り込まれていない部分は周辺パターン5となる。周辺パターン5は、非位相シフト部Bである。
また、周辺パターン5は、解像しないパターンであるため、メインパターン4の周辺部に隣接する部分に、遮光膜を設けるようにしてもよい。
位相シフト部Aと非位相シフト部Bとを交互に配置することにより、境界部において光強度が相殺され、解像度の高いパターン転写像を得ることができる。
図3は、位相シフトマスク1を用いて露光対象物であるレジスト層と被加工層を表面に形成した(図示せず)基板(ウェハ)に光が照射される状態の一例を示す図である。この図3では、光の照射方向に垂直な方向から見た状態を示している。
本実施の形態において、基板3は、位相シフトマスク1の掘り込みが行われた側の面と向き合うように配置される。光2は、位相シフトマスク1の掘り込みが行われていない側の面に対して照射される。
光2は、位相シフトマスク1及び縮小投影レンズ(図示せず)経由で基板3に照射される。
位相シフトマスク1は、基板3にパターンを形成するためにこの基板3の所定領域に照射される光2の位相を変換する。位相シフトマスク1は、フォトリソグラフィ法に使用され、少なくとも部分的にコヒーレントな光2に位相差を与える。
本実施の形態では、メインパターン4のコーナー部の対角線延長上に、掘り込みによる補助パターン6を設けている為、メインパターン4のみの場合に比べて基板3上の転写像の解像度を高くすることができ、解像不良を抑制して鮮明な転写像を得ることができる。
ここで、位相シフトマスク1を通過する光2、すなわち基板3を露光する為の光2としては、例えば、波長0.365μmのi線、波長0.436μmのg線、波長0.254μmのKrFエキシマレーザー、波長0.193μmのArFエキシマレーザーなどを用いることが出来る。
位相シフトマスク1には、透明基板を掘り込む事によって位相シフトパターンが形成されているが、透明基板上に設けた位相シフト膜によって位相シフトパターンを形成してもよい。
以下に本実施の形態における実施例について説明する。
まず、実験のために、上記図1、図2に示すようなメインパターン4を持つ位相シフトマスク1を、補助パターン6の大きさを変えて複数作成した。
ここでは、位相シフトマスク1のメインパターン4の一辺の長さaを0.35μmとし、面積を0.35μm×0.35μmとし、周辺パターン5との位相差を178°とする。
そして、補助パターン6の一辺の長さを、0μm(補助パターンなし)、0.1μm、0.13μm、0.175μm、0.25μm、0.3μmとし、メインパターン4と補助パターン6との間で互いに向き合うコーナー部間の距離は、それぞれの補助パターン6の一辺の長さとほぼ同じとした6種類の位相シフトマスク1を作成した。
このように補助パターン6のサイズを変更した6種類の位相シフトマスク1に光2を照射した場合の光強度を、光強度計を用いて測定した結果を、図4に示す。
さらに、上記図3に示すように、上記6種類の位相シフトマスク1に光2を照射し、各位相シフトマスク1を通過し、縮小投影された光によって基板3を露光した。
基板3上の転写像の焦点が正確に適正な状態となる位相シフトマスク1と基板3との間の焦点距離をEとし、焦点距離を(E−1.0μm)、(E−0.5μm)、(E−0.0)、(E+0.5μm)、(E+1.0μm)のように変化させ、この各焦点距離だけ位相シフトマスク1と基板3とを離して基板3上に転写像を作像し、それぞれの転写像について適正焦点状態(ジャストフォーカス)の時の転写像の一辺の長さから長さ変化を測定した。
図5は、このようにして測定された結果を示すグラフである。すなわち、この図5では、上記図3に示す露光系にメインパターン4を形成した本実施の形態に係る位相シフトマスク1を設置し、焦点距離を変化させて(図5の横軸)露光を行った場合の基板3上にお
ける転写像寸法の変動状態(図5の縦軸)を表している。また、補助パターンの一辺の長さを上記のような値でパラメタとしている。
この図5に示す焦点距離を変化させたときの転写像の寸法変化の状態においては、基板3に掘り込まれた補助パターン6の一辺の長さが0μm(なし)から0.175μmに変わるに従って、寸法変動が小さくなっていく。
また、この焦点距離を変化させたときの転写像の寸法変化の状態において、補助パターンの一辺の長さが0.175μmより大きくなると解像限界を超え、焦点距離の変動に対する転写像の寸法変化が大きくなるとともに、補助パターン自体が基板3に解像してしまった。
このような実験結果より、補助パターン6の一辺の長さは、メインパターン4の一辺の長さaの1/2以下とする事が好ましい事が分かる。
以下に、本実施の形態に係る位相シフトマスク1の製造方法について説明する。
図6は、位相シフトマスク1の製造方法の一例を示す図である。この図6では、位相シフトマスク1の製造工程を、側面断面図によって表している。
まず、透明基板15上に、遮光膜16が一様な厚さで設けられ、さらに、この遮光膜16上に、エッチング用レジスト(電子線レジスト膜)17が一様な厚さで設けられている(S1)。
次に、電子ビーム露光及び現像(リソグラフィー法)により、メインパターン4及び補助パターン6の位置におけるエッチング用レジスト17が除去され、所望のレジストパターンが形成される(S2)。
次に、ドライエッチングによりメインパターン4及び補助パターン6の位置における遮光膜16及び透明基板15の掘り込みが行われる(S3)。透明基板15の掘り込みは深さDまで行われる。この掘り込みの深さDは、光の位相差が171°〜180°となるよう設定される。
遮光膜16としてクロムが用いられている場合、この遮光膜16に対するエッチングには、例えば、硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸との混合液によるウェットエッチングが適用可能である。
透明基板15を掘り込むエッチングとしては、通常のドライエッチング、例えばCF4やC26などの反応性ガスが存在する減圧雰囲気中においてグロー放電を発生させ、プラズマ中に発生する活性ラジカルによって透明基板15を掘るエッチングが適用可能である。
そして、残った遮光膜16とエッチング用レジスト17が除去され、位相シフトマスク1が製造される(S4)。
図7は、位相シフトマスク1の逆パターンとなる位相シフトマスク18の製造方法の一例を示す図である。この図7では、位相シフトマスク18の製造工程を、側面断面図によって表している。
まず、透明基板15上に、遮光膜16が一様な厚さで設けられ、さらに、この遮光膜の
上に、エッチング用レジスト(電子線レジスト膜)17が一様な厚さで設けられる(T1)。
次に、電子ビーム露光及び現像により、周辺パターン5の位置におけるエッチング用レジスト17が除去される(T2)。
次に、エッチングにより、周辺パターン5の位置における遮光膜16及び透明基板15の掘り込みが行われる(T3)。
そして、残った遮光膜16とエッチング用レジスト17が除去され、位相シフトマスク18が製造される(T4)。
なお、本実施の形態においては、透明基板15への掘り込みの有無により位相シフト部A又は非位相シフト部Bが形成される。しかしながら、透明基板15上に設けられた位相シフト膜の有無により位相シフト部Aが形成されるとしてもよい。
以下に、透明基板15に所定パターンの位相シフト膜を設けた位相シフトマスク22の製造方法について説明する。
図8は、位相シフトマスク22の製造方法の一例を示す図である。この図8では、位相シフトマスク22の製造工程を、側面断面図によって表している。
まず、透明基板15上に、位相シフト膜19が一様な厚さで設けられ、さらに、この位相シフト膜の上に、エッチング用レジスト(電子線レジスト膜)17が一様な厚さで設けられる(U1)。
なお、位相シフト膜19としては、例えば、Mo・Si系の材料、より具体的には、例えば化学記号MoSiOxNy(X、Yは整数又は有理数)で表される材料を用いることができる。
次に、電子ビーム露光及び現像(リソグラフィー法)により、非位相シフト部Bとなる周辺パターン5に対応する位置におけるエッチング用レジスト17が除去され、所望のレジストパターンが形成される(U2)。
次に、ドライエッチングにより、周辺パターン5に対応する位置における位相シフト膜19が除去される(U3)。
そして、メインパターン4と補助パターン6に対応する位置に残されているエッチング用レジスト17が除去され、メインパターン4と補助パターン6に対応する位置に位相シフト膜19が形成された位相シフトマスク22が製造される(U4)。
このように製造される位相シフトマスク22を用いて半導体集積回路を製造することにより、上記と同様の効果を得ることができる。
以上説明した本実施の形態においては、位相シフトマスク1を透過する光の干渉が補助パターン6によって調整され、補助パターン6がない場合に比べて一層効果的に位相シフト効果を発現でき、メインパターン4のコーナー部の解像度を向上させることができ、一層解像度の高い転写像を得ることができる。
本実施の形態のように、メインパターン4のコーナー部近傍に、メインパターン4と同
位相とする補助パターン6を設けることにより、位相シフト効果を格段に向上させることができる。
なお、本実施の形態では、掘り込みにより位相シフト部Aと非位相シフト部Bとを形成するとしている。しかしながら、位相シフト部Aのパターンにしたがって位相シフト膜を設けることで、位相シフト部Aと非位相シフト部Bとを形成するとしてもよい。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、上記第1の実施の形態の変形例について説明する。上記第1の実施の形態では、正方形状のメインパターン4に補助パターン6が適用される場合について説明しているが、本実施の形態では、ライン状のメインパターンに補助パターンが適用される場合について説明する。
図9は、本実施の形態に係る位相シフトマスクにおけるパターン配置の一例を示す平面図である。この図9では、光2の照射方向について位相シフトマスクを見た場合のパターン配置を表している。
位相シフトマスク7では、細長い線状のメインパターン8が互いに平行に連続して形成されており、位相シフトマクス7を透過した光2により、基板3にICゲート電極などが設けられる。
補助パターン9は、光2の照射方向において、メインパターン8と離れた位置であり、メインパターン8のコーナー部と補助パターンの一辺とが互いに向き合う位置であり、メインパターン8と互いに側辺部で向かい合わない位置に配置され、メインパターン8との間で透過する光が同位相となる関係にある。補助パターンは、メインパターンのコーナーの角度の二等分線が、補正パターンの一辺と垂直でかつ一辺の中心を通る位置に配置されている。
すなわち、本実施の形態において、補助パターン9は、光2の照射方向についてみた場合において、メインパターン8の対角線延長上に配置されている。詳しくは光2の照射方向について見た場合において、メインパターン8と補助パターン9とは、互いの対角線が45°に交差するような位置関係となる。
この位相シフトマスク7についても、メインパターン8及び補助パターン9と周辺パターン10との間の位相差は、171°〜180°であることが好ましいため、このような位相差となるように掘り込みの深さDが調整される。
光2は位相シフトマスク7経由で基板3に照射され、基板3にラインパターンが転写される。
本実施の形態では、メインパターン8の短辺の長さをbとした場合に、補助パターン9の一辺の長さをb/2以下の範囲となるように設定する。
また、メインパターン8のコーナー部と補助パターン9の一辺との間で互いに向き合う間の距離は、補助パターン9の一辺の長さと同じにする事が好ましい。すなわち、露光光の照射方向から見た場合におけるメインパターン8のコーナーの角度の二等分線は、コーナーから補助パターン9の一辺迄の距離が、補助パターン9の一辺の長さと略同じであることが好ましい。
なお、パターン形状に応じて、補助パターン9の一辺の長さは、適宜変更しても良い。
位相シフトマスク7について、他の事項については、上記第1の実施の形態に係る位相シフトマスク1と同様であるため、説明を省略する。
このように、メインパターン8のコーナー部の角度を2等分する直線と補助パターンの9のコーナー部の角度を2等分する直線とが、45°の傾斜して配置させることによって、掘り込みによる補助パターンの位相シフト効果により、メインパターンコーナー部に発生するオーバーシュート光を相殺することができ、メインパターン8のみの場合に比べて基板3上の転写像を高解像にすることができ、解像不良を抑制して鮮明な転写像を得ることができる。
以上説明した本実施の形態においては、メインパターン8のコーナー部近傍に、メインパターン8と同位相とする補助パターン9を設けることにより、位相シフト効果を格段に向上させることができ、基板3に光2を照射した場合における、解像力特性に対して非常に有効な結果が得られる。
なお、位相シフトマスクには、上述した基板掘り込み型の位相シフトマスクの他、位相シフト膜を透明基板上に設ける位相シフトマスクなどがある。位相シフトパターンは、その種類に応じてパターンの寸法、パターンのピッチ、露光光学系の構造などが変化する。従って、非位相シフト部を通過する光と位相シフト部を通過する光との間における最適な位相差は、位相シフトマスクの種類に応じて変化する。
そこで、上記第1及び第2の実施の形態では、位相シフト部Aを通過する光2と非位相シフト部Bを通過する光2との間の位相差を、171°〜180°の範囲で設定するとしている。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、上記第1及び第2の実施の形態の変形例について説明する。なお、以下においては、上記第1の実施の形態の変形例について説明するが、上記第2の実施の形態の場合についても同様である。
図10は、本実施の形態に係る位相シフトマスクの一例を示す側面断面図である。
位相シフトマスク11では、透明基板のうち掘り込みの行われていない非位相シフト部Cは、メインパターン12となる。
掘り込みが行われた後に半透明の位相シフト膜が設けられた部分は、補助パターン13となる。掘り込み部は、周辺パターン14となる。
本実施の形態において、光2の照射方向におけるメインパターン12と周辺パターン14と補助パターン13の位置関係は、上記第1及び第2の実施の形態と同様とする。
この位相シフトマスク11において、メインパターン12と補助パターン13とは非位相シフト部Cであり、照射された光2の位相をシフトさせる特性を持つ。
一方、周辺パターン14は位相シフト部Dである。
以下に、本実施の形態に係る位相シフトマスク11の作用について説明する。
位相シフトマスク11は、照射された光2に対して部分透過性を有する。位相シフトマ
スク11は、いわゆるハーフトーン型位相シフトマスクである。
位相シフトマスク11は、掘り込まれていないメインパターン12と、掘り込み後に半透明の位相シフト膜の付された補助パターン13は、非位相シフト部Cであり、掘り込み部である周辺パターン14は位相シフト部Dである。
この位相シフトマスク11を用いることにより、基板3上にコンタクトホールに対応する転写像又はラインパターンに対応する転写像を得ることができる。
掘りこまれていない部分と半透明の位相シフト膜が設けられた部分とでは、掘り込み部に対して光の位相が反転している。
この位相シフトマスク11のように非位相シフト部Cと位相シフト部Dとを交互に配置することにより、境界部において光強度が相殺され、解像度の高いパターン転写像を得ることができる。
以下に、本実施の形態に係る位相シフトマスク11の製造方法について説明する。
図11は、本実施の形態に係る位相シフトマスク11の製造方法の前半の一例を示す図である。
図12は、本実施の形態に係る位相シフトマスク11の製造方法の後半の一例を示す図である。
この図11及び図12では、位相シフトマスク11の製造工程を、側面断面図によって表している。
まず、透明基板15上に、遮光膜16が一様な厚さで設けられ、さらに、この遮光膜16の上に、エッチング用レジスト(電子線レジスト膜)17が一様な厚さで設けられている(V1)。
次に、電子ビーム露光及び現像により、周辺パターン14及び補助パターン13の位置におけるエッチング用レジスト17が除去され、エッチング用レジスト17が所望の形状に形成される(V2)
次に、エッチングにより、周辺パターン14及び補助パターン13の位置における遮光膜16が除去され、さらに周辺パターン14及び補助パターン13の位置における透明基板15が深さDだけ堀り込まれる(V3)。
次に、残った遮光膜16とエッチング用レジスト17が除去され、周辺パターン14と補助パターン13に対応する位置が深さDだけ堀込まれた透明基板15が得られる(V4)。
次に、周辺パターン13と補助パターン14に対応する位置が深さDだけ掘り込まれた透明基板15上に、半透明の位相シフト膜19が設けられる。(V5)
次に、この半透明の位相シフト膜19の上に、エッチング用レジスト(電子線レジスト膜)20が一様な厚さで設けられる(V6)。
次に、電子ビーム露光及び現像により、周辺パターン14及びメインパターン12に対応する位置におけるエッチング用レジスト20が除去され、補助パターンに対応する位置におけるエッチング用レジスト20が残される(V7)。
次に、エッチングなどにより、周辺パターン14及びメインパターン12に対応する位置における半透明の位相シフト膜19が除去される(V8)。
そして、補助パターン13に対応する位置に残されているエッチング用レジスト20が除去され、上記位相シフトマスク11が製造される(V9)。
なお、上記の本実施の形態に係る位相シフトマスク11において、補助パターンに対応する部分に半透明の位相シフト膜を設けることに代えて、補助パターンに対応する部分を掘り込まないことにより、補助パターン13を形成してもよい。
また、以下に、位相シフトマスクの製造方法の変形例について説明する。先に説明した位相シフトマスク11の製造方法では、透明基板15について、周辺パターン14及び補助パターン13の位置に対する掘り込みが行われているが、以下で説明する変形例では、メインパターン12の位置に対して掘り込みが行われた位相シフトマスク21の製造方法について説明する。
図13は、本実施の形態に係る位相シフトマスク21の製造方法の前半の一例を示す図である。
図14は、本実施の形態に係る位相シフトマスク21の製造方法の後半の一例を示す図である。
この図13及び図14では、位相シフトマスク21の製造工程を、側面断面図によって表している。
まず、透明基板15上に、遮光膜16が一様な厚さで設けられ、さらに、この遮光膜16の上に、エッチング用レジスト(電子線レジスト膜)17が一様な厚さで設けられる(W1)。
次に、電子ビーム露光及び現像により、メインパターン12に対応する位置におけるエッチング用レジスト17が除去される(W2)。
次に、エッチングにより、メインパターン12に対応する位置における遮光膜16及び透明基板15の掘り込みが行われる(W3)。
次に、残った遮光膜16とエッチング用レジスト17が除去され、メインパターン12に対応する位置が深さDだけ掘り込まれた透明基板15が得られる(W4)。
次に、メインパターン12に対応する位置が深さDだけ掘り込まれた透明基板15上に、半透明の位相シフト膜19が設けられる(W5)。
次に、この半透明の位相シフト膜19の上に、エッチング用レジスト(電子線レジスト膜)20が一様な厚さで設けられる(W6)。
次に、電子ビーム露光及び現像により、周辺パターン14及びメインパターン12に対応する位置におけるエッチング用レジスト20が除去され、補助パターン13に対応する位置におけるエッチング用レジスト20が残される(W7)。
次に、エッチングなどにより、周辺パターン14及びメインパターン12に対応する
位置における半透明の位相シフト膜19が除去される(W8)。
そして、補助パターン13に対応する位置に残されているエッチング用レジスト20が除去され、位相シフトマスク21が製造される(W9)。
上記各実施の形態において、メインパターン4の側辺部の間、メインパターン8の側辺部の間に、遮光膜を備えるとしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る位相シフトマスクのパターン配置の一例を示す平面図。 本発明の第1の実施の形態に係る位相シフトマスクの一例を示す側面断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る位相シフトマスクを用いて基板に光が照射される状態の一例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る位相シフトマスクに光を照射した場合の補助パターンのサイズと光強度との関係の例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る位相シフトマスクを設置して焦点距離を変化させて露光を行った場合の基板上における転写像寸法の変動の一例を示すグラフ。 本発明の第1の実施の形態に係る位相シフトマスクの製造方法の一例を示す図。 本発明の第1の実施の形態において逆パターンとなる位相シフトマスクの製造方法の一例を示す図。 透明基板に所定パターンの位相シフト膜を設けた位相シフトマスクの製造方法の一例を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る位相シフトマスクのパターン配置の一例を示す平面図。 本発明の第3の実施の形態に係る位相シフトマスクの一例を示す側面断面図。 本発明の第3の実施の形態に係る位相シフトマスクの製造方法の前半の一例を示す図。 本発明の第3の実施の形態に係る位相シフトマスクの製造方法の後半の一例を示す図。 メインパターンの位置に対して掘り込みが行われた位相シフトマスクの製造方法の前半の一例を示す図。 メインパターンの位置に対して掘り込みが行われた位相シフトマスクの製造方法の後半の一例を示す図。
符号の説明
1,7,11,18,21,22…位相シフトマスク、2…光、3…基板、4,8,1
2…メインパターン、5,10,14…周辺パターン、6,9,13…補助パターン、15…透明基板、16…遮光膜、17,20…エッチング用レジスト、19…位相シフト膜

Claims (7)

  1. 露光対象物にパターンを形成するための矩形状のメインパターンと、露光光の照射方向から見た場合に、前記メインパターンと離れ、前記メインパターンのコーナー近傍に配置された矩形状の補正パターンと、露光光の照射方向から見た場合に、前記メインパターンと補正パターンを囲み、前記メインパターンとの間で前記露光光の位相が略反転する解像しない周辺パターンと、を具備した位相シフトマスクであって、前記補正パターンは、前記メインパターンのコーナーの角度の二等分線が、補正パターンの一辺と垂直でかつ一辺の中心を通る位置に配置され、前記メインパターンとの間で前記露光光が略同位相となる解像しない補助パターンであることを特徴とする位相シフトマスク。
  2. 請求項1記載の位相シフトマスクにおいて、前記メインパターンは、ホールパターンであることを特徴とする位相シフトマスク。
  3. 請求項2記載の位相シフトマスクにおいて、前記露光光の照射方向から見た場合における前記補助パターンは正方形状であってその一辺の長さは、前記メインパターンが正方形状であってその一辺の長さの1/2以下である事を特徴とする位相シフトマスク。
  4. 請求項1記載の位相シフトマスクにおいて、前記メインパターンは、ラインパターンであることを特徴とする位相シフトマスク。
  5. 請求項4記載の位相シフトマスクにおいて、前記露光光の照射方向から見た場合における前記補助パターンは正方形状であってその一辺の長さは、前記メインパターンの短辺の長さの1/2以下であることを特徴とする位相シフトマスク。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の位相シフトマスクにおいて、前記露光光の照射方向から見た場合における前記メインパターンのコーナーの角度の二等分線は、コーナーから前記補助パターンの一辺迄の距離が、前記補助パターンの一辺の長さと略同じであることを特徴とする位相シフトマスク。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の位相シフトマスクを介して、レジスト層と被加工層を表面に形成した基板上に光を照射する過程を有することを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
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