JP2009057915A - エンジン始動用トルク伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造が容易で、コストを低く抑えることができ、且つ、トルク伝達時にアウタ13の変形を防止できるエンジン始動用トルク伝達装置1を提供する。
【解決手段】クラッチ6のアウタ13は、第1の回転体3とは別体に設けられ、アウタ13と一体に設けられた圧入部13aの外周面が第1の回転体3に形成された圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入固定されている。
上記の構成によれば、圧入部13aの外周面が圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入されるので、クラッチ6によるトルク伝達時に、係合子15から受ける荷重によってアウタ13が外周側へ変形することを抑制できる。その結果、クラッチ6の内部に充填されるグリースの漏れを防止でき、且つ、係合子15の変形も防止できるので、安定した状態で確実にトルク伝達を行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】クラッチ6のアウタ13は、第1の回転体3とは別体に設けられ、アウタ13と一体に設けられた圧入部13aの外周面が第1の回転体3に形成された圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入固定されている。
上記の構成によれば、圧入部13aの外周面が圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入されるので、クラッチ6によるトルク伝達時に、係合子15から受ける荷重によってアウタ13が外周側へ変形することを抑制できる。その結果、クラッチ6の内部に充填されるグリースの漏れを防止でき、且つ、係合子15の変形も防止できるので、安定した状態で確実にトルク伝達を行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、スタータの駆動トルクをエンジンのクランク軸に伝達してエンジンを始動させるためのエンジン始動用トルク伝達装置に関する。
近年、地球温暖化の原因の一つである自動車の排ガス対策として、例えば、交差点での信号停止時にエンジンを自動停止させるアイドリングストップシステムが実用化されている。同システムに適用される従来技術として、特許文献1に記載されたトルク伝達装置がある。
このトルク伝達装置は、クラッチを内蔵したリングギヤを有し、このリングギヤがエンジンのクランク軸に取り付けられたフライホイールに軸受を介して回転自在に支持され、且つ、スタータのピニオンギヤに常時噛み合わされている。
このトルク伝達装置は、クラッチを内蔵したリングギヤを有し、このリングギヤがエンジンのクランク軸に取り付けられたフライホイールに軸受を介して回転自在に支持され、且つ、スタータのピニオンギヤに常時噛み合わされている。
リングギヤに内蔵されたクラッチは、スタータの駆動トルクがピニオンギヤから伝達されてリングギヤが回転する時、つまり、エンジンを始動する時は、クラッチが結合状態となって、リングギヤからフライホイールへのトルク伝達を許容し、フライホイールがエンジンに駆動されて回転する時、つまり、リングギヤの回転速度よりフライホイールの回転速度が上回ると、クラッチが空転して、フライホイールからリングギヤへのトルク伝達を遮断する一方向クラッチとして構成される。
特開2000−274337号公報
ところが、上記のトルク伝達装置は、クラッチのアウタがフライホイールに直接形成されているため、エンジン毎に設定される各種のフライホイールにそれぞれアウタを形成しなければならない。その結果、非常に多くのバリエーションが必要となり、製造コストが上昇する要因となっている。また、クラッチのアウタは、強度、耐摩耗性を増加させるために熱処理を施すことが一般的であるが、フライホイールに熱処理を実施しない場合には、例えば、フライホイールに防炭処理を行う必要があり、アウタ一体式フライホイールの製造が困難であった。
また、クラッチのアウタは、リングギヤがスタータに駆動されて回転する時、つまり、リングギヤからフライホイールへトルクを伝達する時に、アウタとインナとの間に配置される係合子(例えば、ローラ、スプラグ等)から荷重を受けて外周側に変形する。このアウタの変形により、クラッチの内部に充填されているグリースが外部へ漏れる恐れがある。さらに、クラッチの変形に伴って係合子が傾くと、その係合子に局部的な荷重が働き、係合子が変形する恐れがあった。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、製造が容易で、コストを低く抑えることができ、且つ、トルク伝達時にアウタの変形を防止できるエンジン始動用トルク伝達装置を提供することにある。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、製造が容易で、コストを低く抑えることができ、且つ、トルク伝達時にアウタの変形を防止できるエンジン始動用トルク伝達装置を提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、エンジンのクランク軸とスタータとの間に設けられ、スタータが発生する駆動トルクをクランク軸に伝達するエンジン始動用トルク伝達装置であって、クランク軸に固定されてクランク軸と一体に回転する第1の回転体と、この第1の回転体に対し相対回転可能に設けられ、且つ、スタータのピニオンギヤに常時噛み合うギヤ部を有する第2の回転体と、第1の回転体と第2の回転体との間に設けられ、第2の回転体がスタータに駆動されて回転する時に、第2の回転体から第1の回転体へトルクを伝達し、第1の回転体がエンジンに駆動されて回転する時に、第1の回転体から第2の回転体へのトルク伝達を遮断するクラッチとを有し、第1の回転体と第2の回転体は、軸方向に所定の隙間を有して並設され、且つ、第1の回転体には、第2の回転体に対向する側面に圧入穴部が形成され、第2の回転体には、第1の回転体に対向する側面にクラッチを収納する凹部が形成され、クラッチは、第1の回転体と一体に回転するアウタと、第2の回転体と一体に回転するインナと、アウタとインナとの間に配設されて両者の間でトルクの伝達を断続する係合子とを有し、アウタは、第2の回転体側から第1の回転体側へ延設された圧入部が一体に設けられ、この圧入部の外周面が第1の回転体に形成された圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入固定されていることを特徴とする。
本発明は、エンジンのクランク軸とスタータとの間に設けられ、スタータが発生する駆動トルクをクランク軸に伝達するエンジン始動用トルク伝達装置であって、クランク軸に固定されてクランク軸と一体に回転する第1の回転体と、この第1の回転体に対し相対回転可能に設けられ、且つ、スタータのピニオンギヤに常時噛み合うギヤ部を有する第2の回転体と、第1の回転体と第2の回転体との間に設けられ、第2の回転体がスタータに駆動されて回転する時に、第2の回転体から第1の回転体へトルクを伝達し、第1の回転体がエンジンに駆動されて回転する時に、第1の回転体から第2の回転体へのトルク伝達を遮断するクラッチとを有し、第1の回転体と第2の回転体は、軸方向に所定の隙間を有して並設され、且つ、第1の回転体には、第2の回転体に対向する側面に圧入穴部が形成され、第2の回転体には、第1の回転体に対向する側面にクラッチを収納する凹部が形成され、クラッチは、第1の回転体と一体に回転するアウタと、第2の回転体と一体に回転するインナと、アウタとインナとの間に配設されて両者の間でトルクの伝達を断続する係合子とを有し、アウタは、第2の回転体側から第1の回転体側へ延設された圧入部が一体に設けられ、この圧入部の外周面が第1の回転体に形成された圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入固定されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、クラッチのアウタを第1の回転体(例えば、フライホイール)と別体に形成し、その第1の回転体にアクタを圧入によって固定しているので、例えば、アウタの強度、耐摩耗性を増加させるために熱処理を施す場合は、第1の回転体にアウタを圧入固定する前の段階、つまり、アウタ単体の状態で熱処理を実施できるため、第1の回転体に熱処理を実施しない場合でも、第1の回転体に防炭処理等を行う必要はない。
また、クラッチのアウタは、そのアウタと一体に設けられた圧入部を第1の回転体に形成された圧入穴部に圧入して固定される。この時、圧入部の外周面が圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入されるので、クラッチによるトルク伝達時、すなわち、スタータが発生する駆動トルクをクランク軸に伝達する際に、係合子から受ける荷重によってアウタが外周側へ変形することを抑制できる。その結果、クラッチの内部に充填されるグリースの漏れを防止でき、且つ、係合子の変形も防止できる。
さらに、アウタと一体に設けられた圧入部を第1の回転体に形成された圧入穴部に圧入することにより、圧入部を含むアウタ全体に圧縮応力が発生して、アウタの強度が向上する。その結果、アウタを薄肉化でき、クラッチの小型、軽量化を図ることが可能である。
また、クラッチのアウタは、そのアウタと一体に設けられた圧入部を第1の回転体に形成された圧入穴部に圧入して固定される。この時、圧入部の外周面が圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入されるので、クラッチによるトルク伝達時、すなわち、スタータが発生する駆動トルクをクランク軸に伝達する際に、係合子から受ける荷重によってアウタが外周側へ変形することを抑制できる。その結果、クラッチの内部に充填されるグリースの漏れを防止でき、且つ、係合子の変形も防止できる。
さらに、アウタと一体に設けられた圧入部を第1の回転体に形成された圧入穴部に圧入することにより、圧入部を含むアウタ全体に圧縮応力が発生して、アウタの強度が向上する。その結果、アウタを薄肉化でき、クラッチの小型、軽量化を図ることが可能である。
(請求項2の発明)
請求項1に記載したエンジン始動用トルク伝達装置において、第2の回転体に形成された凹部には、アウタの径方向外側にシールスペースが設けられ、このシールスペースには、クラッチに充填されている例えばグリース等の潤滑材の流出を防止するシール部品が配置され、シール部品に摺接するアウタの外周面と圧入部の外周面との間に段差が無く、同一面によって形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載したエンジン始動用トルク伝達装置において、第2の回転体に形成された凹部には、アウタの径方向外側にシールスペースが設けられ、このシールスペースには、クラッチに充填されている例えばグリース等の潤滑材の流出を防止するシール部品が配置され、シール部品に摺接するアウタの外周面と圧入部の外周面との間に段差が無く、同一面によって形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、アウタの外周面と圧入部の外周面とを段差の無い同一面とすることにより、加工が容易であり、安価に製造できる。
また、アウタの外周面と圧入部の外周面との間に段差を設けていると、両者(アウタの外周面と圧入部の外周面)の寸法公差がシール面(アウタの外周面)の芯出し精度に影響を与えるため、アウタの外周に配置されるシール部品(例えばオイルシール)の締め代が安定せず、シール性が低下する恐れがある。これに対し、本発明では、アウタの外周面と圧入部の外周面との間に段差が無いので、圧入部を圧入穴部に圧入固定した状態で、シール面(アウタの外周面)の芯出し精度が向上する。その結果、シール部品の締め代が安定して、確実なシール構造を提供でき、且つ、シールによるトルクロスを低減できる。
また、アウタの外周面と圧入部の外周面との間に段差を設けていると、両者(アウタの外周面と圧入部の外周面)の寸法公差がシール面(アウタの外周面)の芯出し精度に影響を与えるため、アウタの外周に配置されるシール部品(例えばオイルシール)の締め代が安定せず、シール性が低下する恐れがある。これに対し、本発明では、アウタの外周面と圧入部の外周面との間に段差が無いので、圧入部を圧入穴部に圧入固定した状態で、シール面(アウタの外周面)の芯出し精度が向上する。その結果、シール部品の締め代が安定して、確実なシール構造を提供でき、且つ、シールによるトルクロスを低減できる。
(請求項3の発明)
請求項2に記載したエンジン始動用トルク伝達装置において、シール部品は、シール付きベアリングであることを特徴とする。
本発明のシール部品は、例えば、オイルシール等のシール専用部品に限定する必要はなく、例えば、シール機能を有するベアリングを用いることもできる。
請求項2に記載したエンジン始動用トルク伝達装置において、シール部品は、シール付きベアリングであることを特徴とする。
本発明のシール部品は、例えば、オイルシール等のシール専用部品に限定する必要はなく、例えば、シール機能を有するベアリングを用いることもできる。
(請求項4の発明)
請求項1〜3に記載した何れかのエンジン始動用トルク伝達装置において、アウタは、圧入部と反対側の端部に内周側へ屈曲する側壁部が一体に設けられていることを特徴とする。
本発明のクラッチは、係合子を介してインナからアウタへトルク伝達を行う際、つまり、スタータが発生する駆動トルクをクランク軸に伝達する際に、係合子からアウタに荷重が加わるため、アウタの反圧入部側に側壁部を設けていないと、アウタの反圧入部側が径方向外側へ口開き形状に変形する恐れがある。これに対し、本発明では、アウタの圧入部と反対側の端部に内周側へ屈曲する側壁部を一体に設けているので、この側壁部が、リブ等の補強材として機能する。これにより、トルク伝達時に係合子からアウタに荷重が加わった場合に、アウタの反圧入部側が口開き形状に変形することを抑制でき、安定した状態で確実にトルク伝達を行うことができる。
請求項1〜3に記載した何れかのエンジン始動用トルク伝達装置において、アウタは、圧入部と反対側の端部に内周側へ屈曲する側壁部が一体に設けられていることを特徴とする。
本発明のクラッチは、係合子を介してインナからアウタへトルク伝達を行う際、つまり、スタータが発生する駆動トルクをクランク軸に伝達する際に、係合子からアウタに荷重が加わるため、アウタの反圧入部側に側壁部を設けていないと、アウタの反圧入部側が径方向外側へ口開き形状に変形する恐れがある。これに対し、本発明では、アウタの圧入部と反対側の端部に内周側へ屈曲する側壁部を一体に設けているので、この側壁部が、リブ等の補強材として機能する。これにより、トルク伝達時に係合子からアウタに荷重が加わった場合に、アウタの反圧入部側が口開き形状に変形することを抑制でき、安定した状態で確実にトルク伝達を行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1はエンジン始動用トルク伝達装置1の断面図である。
本実施例のエンジン始動用トルク伝達装置1は、図1に示す様に、エンジンのクランク軸2と一体に回転する第1の回転体3と、この第1の回転体3に軸受4を介して相対回転自在に組み付けられる第2の回転体5と、第1の回転体3と第2の回転体5との間に設けられるクラッチ6と、このクラッチ6の内部に充填されるグリースの流出を防止するシール部品7等より構成される。
本実施例のエンジン始動用トルク伝達装置1は、図1に示す様に、エンジンのクランク軸2と一体に回転する第1の回転体3と、この第1の回転体3に軸受4を介して相対回転自在に組み付けられる第2の回転体5と、第1の回転体3と第2の回転体5との間に設けられるクラッチ6と、このクラッチ6の内部に充填されるグリースの流出を防止するシール部品7等より構成される。
このエンジン始動用トルク伝達装置1は、例えば、エンジンの停止及び再始動を自動制御するエンジン自動停止/再始動システムに適用される。同システムは、交差点の赤信号で停車した時、あるいは、渋滞等で停車した時等にエンジンを自動停止させ、その後、所定の発進操作(例えば、運転者がブレーキペダルを離した時)に応答して、エンジンを自動的に再始動させるシステムであり、一般には、アイドリングストップシステム、エコランシステム等とも呼ばれている。
第1の回転体3は、例えば、MT車用のフライホイールまたはAT車用のドライブプレートであり、径方向の中央部にリング状のボス部3aが設けられ、このボス部3aが、エンジンブロック8より突き出るクランク軸2の端部にボルト9で固定されている(図1参照)。
第2の回転体5は、径方向の中央部に円形穴5a(図3参照)が開口するリング形状を有し、その外周全周に連続して歯部5bが形成されたリングギヤであり、図4に示す様に、スタータ10のピニオンギヤ11と常時噛み合っている。この第2の回転体5は、円形穴5aの内径が第1の回転体3に設けられたボス部3aの外径より大きく形成され、そのボス部3aの外周面と円形穴5aの内周面との間に軸受4(例えば、シール付きボールベアリング)が配置される。
なお、スタータ10の構造及び作動は極めて周知であり、説明を省略する。
第2の回転体5は、径方向の中央部に円形穴5a(図3参照)が開口するリング形状を有し、その外周全周に連続して歯部5bが形成されたリングギヤであり、図4に示す様に、スタータ10のピニオンギヤ11と常時噛み合っている。この第2の回転体5は、円形穴5aの内径が第1の回転体3に設けられたボス部3aの外径より大きく形成され、そのボス部3aの外周面と円形穴5aの内周面との間に軸受4(例えば、シール付きボールベアリング)が配置される。
なお、スタータ10の構造及び作動は極めて周知であり、説明を省略する。
ところで、第1の回転体3には、図2に示す様に、第2の回転体5と軸方向に対向する側面に圧入穴部3bが形成されている。
また、第2の回転体5には、図3に示す様に、第1の回転体3と軸方向に対向する側面に凹部12が形成され、この凹部12にクラッチ6を配置するクラッチスペース12aと、クラッチ6の径方向外側にシール部品7を配置するシールスペース12bとが設定されている。
クラッチ6は、第1の回転体3に固定されるアウタ13と、第2の回転体5に設けられるインナ14と、両者13、14の間でトルクの伝達を断続する係合子15(例えばスプラグ、カム、ローラ等)等より構成される。
また、第2の回転体5には、図3に示す様に、第1の回転体3と軸方向に対向する側面に凹部12が形成され、この凹部12にクラッチ6を配置するクラッチスペース12aと、クラッチ6の径方向外側にシール部品7を配置するシールスペース12bとが設定されている。
クラッチ6は、第1の回転体3に固定されるアウタ13と、第2の回転体5に設けられるインナ14と、両者13、14の間でトルクの伝達を断続する係合子15(例えばスプラグ、カム、ローラ等)等より構成される。
アウタ13は、第1の回転体3側へ延設された圧入部13aが一体に設けられ、この圧入部13aの外周面が第1の回転体3に形成された圧入穴部3bの内周面に所定の締め代を持って圧入固定されている。
また、アウタ13の外周面は、シール部品7に摺接するシール面として形成され、このシール面(アウタ13の外周面)と、圧入部13aの外周面とが段差の無い同一面によって形成されている。さらに、アウタ13は、圧入部13aと反対側の端部に内周側へ屈曲する側壁部13bが一体に設けられている。
また、アウタ13の外周面は、シール部品7に摺接するシール面として形成され、このシール面(アウタ13の外周面)と、圧入部13aの外周面とが段差の無い同一面によって形成されている。さらに、アウタ13は、圧入部13aと反対側の端部に内周側へ屈曲する側壁部13bが一体に設けられている。
インナ14は、第2の回転体5に形成された凹部12の径方向内周に一体に設けられている(図3参照)。
係合子15は、周知のスプラグ、カム、ローラ等を用いることができ、アウタ13とインナ14との間でトルクの伝達を断続する働きを有する。具体的には、第2の回転体5がスタータ10に駆動されて回転する時、つまりエンジン始動時に第2の回転体5から第1の回転体3へのトルクを伝達する。また、第1の回転体3がエンジンに駆動されて回転する時、つまり、第2の回転体5の回転速度より第1の回転体3の回転速度が上回ると、第1の回転体3から第2の回転体5へのトルク伝達を遮断する。
係合子15は、周知のスプラグ、カム、ローラ等を用いることができ、アウタ13とインナ14との間でトルクの伝達を断続する働きを有する。具体的には、第2の回転体5がスタータ10に駆動されて回転する時、つまりエンジン始動時に第2の回転体5から第1の回転体3へのトルクを伝達する。また、第1の回転体3がエンジンに駆動されて回転する時、つまり、第2の回転体5の回転速度より第1の回転体3の回転速度が上回ると、第1の回転体3から第2の回転体5へのトルク伝達を遮断する。
シール部品7は、例えば、図1に示す様に、内部にリング状のばね7aが組み込まれたオイルシールであり、第2の回転体5に形成された凹部12のシールスペース12b(アウタ13の径方向外側に形成される空間)に圧入され、第2の回転体5に対し回転不能に組み付けられている。このシール部品7は、ばね7aの締め付け力を受けるゴム製のリップ部7bを有し、このリップ部7bがアウタ13の外周面に押し付けられて、第1の回転体3と第2の回転体5との相対回転に応じてアウタ13の外周面をリップ部7bが摺接することにより、アウタ13側からのグリースの流出を防止する。なお、クラッチ6のインナ14側は、上記の軸受4(シール付きボールベアリング)によってグリースの流出を防止できる。
続いて、エンジン始動用トルク伝達装置1の作動を説明する。
a)エンジン始動時
スタータ10に発生する駆動トルクがピニオンギヤ11から第2の回転体5に伝達されると、クラッチ6が係合状態(係合子15を介してアウタ13とインナ14とが連結された状態)となり、第2の回転体5→クラッチ6→第1の回転体3→クランク軸2の順にトルクが伝達されてクランキングを開始する。
b)エンジン始動後
クランキングからエンジンが完爆すると、クランク軸2により第1の回転体3が回されるため、その第1の回転体3の回転速度が第2の回転体5の回転速度を上回ると、クラッチ6が空転状態(アウタ13とインナ14とが切り離された状態)となる。これにより、第1の回転体3から第2の回転体5へのトルク伝達が遮断されるため、スタータ10がエンジンにより回されることはない。
a)エンジン始動時
スタータ10に発生する駆動トルクがピニオンギヤ11から第2の回転体5に伝達されると、クラッチ6が係合状態(係合子15を介してアウタ13とインナ14とが連結された状態)となり、第2の回転体5→クラッチ6→第1の回転体3→クランク軸2の順にトルクが伝達されてクランキングを開始する。
b)エンジン始動後
クランキングからエンジンが完爆すると、クランク軸2により第1の回転体3が回されるため、その第1の回転体3の回転速度が第2の回転体5の回転速度を上回ると、クラッチ6が空転状態(アウタ13とインナ14とが切り離された状態)となる。これにより、第1の回転体3から第2の回転体5へのトルク伝達が遮断されるため、スタータ10がエンジンにより回されることはない。
(実施例1の効果)
本実施例のクラッチ6は、アウタ13を第1の回転体3と別体に形成し、アウタ13と一体に設けられた圧入部13aを第1の回転体3に形成された圧入穴部3bに圧入して固定される。この時、圧入部13aの外周面が圧入穴部3bの内周面に所定の締め代を持って圧入されるので、クラッチ6によるトルク伝達時、すなわち、スタータ10が発生する駆動トルクをクランク軸2に伝達する際に、係合子15から受ける荷重によってアウタ13が外周側へ変形することを抑制できる。
また、アウタ13と一体に設けられた圧入部13aを第1の回転体3に形成された圧入穴部3bに圧入することにより、圧入部13aを含むアウタ全体に圧縮応力が発生して、アウタ13の強度が向上する。その結果、アウタ13を薄肉化でき、クラッチ6の小型、軽量化を図ることが可能である。
本実施例のクラッチ6は、アウタ13を第1の回転体3と別体に形成し、アウタ13と一体に設けられた圧入部13aを第1の回転体3に形成された圧入穴部3bに圧入して固定される。この時、圧入部13aの外周面が圧入穴部3bの内周面に所定の締め代を持って圧入されるので、クラッチ6によるトルク伝達時、すなわち、スタータ10が発生する駆動トルクをクランク軸2に伝達する際に、係合子15から受ける荷重によってアウタ13が外周側へ変形することを抑制できる。
また、アウタ13と一体に設けられた圧入部13aを第1の回転体3に形成された圧入穴部3bに圧入することにより、圧入部13aを含むアウタ全体に圧縮応力が発生して、アウタ13の強度が向上する。その結果、アウタ13を薄肉化でき、クラッチ6の小型、軽量化を図ることが可能である。
さらに、アクタ13を第1の回転体3と別体に形成しているので、例えば、アウタ13の強度、耐摩耗性を増加させるために熱処理を施す場合は、第1の回転体3にアウタ13を固定する前の段階、つまり、アウタ単体の状態で熱処理を実施できる。これにより、第1の回転体3に熱処理を実施する必要がない場合は、第1の回転体3に防炭処理等を行う必要はなく、製造が容易である。また、エンジン毎に設定される各種のフライホイールにそれぞれアウタ13を一体に形成する必要もないので、アウタ一体型の多くのバリエーションを準備する必要はなく、製造コストを低く抑えることができる。
また、本実施例のアウタ13は、圧入部13aと反対側の端部に内周側へ屈曲する側壁部13bを一体に設けているので、この側壁部13bが、トルク伝達時にリブ等の補強材として機能する。これにより、係合子15からアウタ13に荷重が加わった場合に、アウタ13の反圧入部側が口開き形状に変形することを抑制できる。その結果、クラッチ6の内部に充填されるグリースの漏れを防止でき、且つ、係合子15の変形も防止できるので、安定した状態で確実にトルク伝達を行うことができる。
本実施例のクラッチ6は、アウタ13の外周にシール部品7を配置しているので、アウタ13の外周面がシール面として機能するが、そのシール面(アウタ13の外周面)と圧入部13aの外周面との間に段差が無く、両者が同一面に形成されているので、加工が容易であり、安価に製造できる。
また、アウタ13の外周面と圧入部13aの外周面との間に段差を設けていると、両者(アウタ13の外周面と圧入部13aの外周面)の寸法公差がシール面(アウタ13の外周面)の芯出し精度に影響を与えるため、アウタ13の外周に配置されるシール部品7(例えばオイルシール)の締め代が安定せず、シール性が低下する恐れがある。これに対し、本実施例では、アウタ13の外周面と圧入部13aの外周面との間に段差が無いので、圧入部13aを圧入穴部3bに圧入固定した状態で、シール面(アウタ13の外周面)の芯出し精度が向上する。その結果、シール部品7の締め代が安定して、確実なシール構造を提供でき、且つ、シールによるトルクロスを低減できる。
また、アウタ13の外周面と圧入部13aの外周面との間に段差を設けていると、両者(アウタ13の外周面と圧入部13aの外周面)の寸法公差がシール面(アウタ13の外周面)の芯出し精度に影響を与えるため、アウタ13の外周に配置されるシール部品7(例えばオイルシール)の締め代が安定せず、シール性が低下する恐れがある。これに対し、本実施例では、アウタ13の外周面と圧入部13aの外周面との間に段差が無いので、圧入部13aを圧入穴部3bに圧入固定した状態で、シール面(アウタ13の外周面)の芯出し精度が向上する。その結果、シール部品7の締め代が安定して、確実なシール構造を提供でき、且つ、シールによるトルクロスを低減できる。
(変形例)
実施例1では、シール部品7にオイルシールを使用する一例を記載したが、オイルシール以外のシール部品7を使用しても良い。あるいは、オイルシール等のシール専用部品に限定する必要はなく、例えば、シール機能を有するベアリングをシール部品7として用いることもできる。
実施例1では、シール部品7にオイルシールを使用する一例を記載したが、オイルシール以外のシール部品7を使用しても良い。あるいは、オイルシール等のシール専用部品に限定する必要はなく、例えば、シール機能を有するベアリングをシール部品7として用いることもできる。
1 エンジン始動用トルク伝達装置
2 クランク軸
3 第1の回転体
3b 圧入穴部
4 軸受
5 第2の回転体
5b 歯部(ギヤ部)
6 クラッチ
7 シール部品
10 スタータ
11 ピニオンギヤ
12 凹部
13 アウタ
13a アウタと一体に設けられた圧入部
13b アウタの側壁部
14 インナ
15 係合子
2 クランク軸
3 第1の回転体
3b 圧入穴部
4 軸受
5 第2の回転体
5b 歯部(ギヤ部)
6 クラッチ
7 シール部品
10 スタータ
11 ピニオンギヤ
12 凹部
13 アウタ
13a アウタと一体に設けられた圧入部
13b アウタの側壁部
14 インナ
15 係合子
Claims (4)
- エンジンのクランク軸とスタータとの間に設けられ、前記スタータが発生する駆動トルクを前記クランク軸に伝達するエンジン始動用トルク伝達装置であって、
前記クランク軸に固定されて前記クランク軸と一体に回転する第1の回転体と、
この第1の回転体に対し相対回転可能に設けられ、且つ、前記スタータのピニオンギヤに常時噛み合うギヤ部を有する第2の回転体と、
前記第1の回転体と前記第2の回転体との間に設けられ、前記第2の回転体が前記スタータに駆動されて回転する時に、前記第2の回転体から前記第1の回転体へトルクを伝達し、前記第1の回転体が前記エンジンに駆動されて回転する時に、前記第1の回転体から前記第2の回転体へのトルク伝達を遮断するクラッチとを有し、
前記第1の回転体と前記第2の回転体は、軸方向に所定の隙間を有して並設され、且つ、前記第1の回転体には、前記第2の回転体に対向する側面に圧入穴部が形成され、前記第2の回転体には、前記第1の回転体に対向する側面に前記クラッチを収納する凹部が形成され、
前記クラッチは、前記第1の回転体と一体に回転するアウタと、前記第2の回転体と一体に回転するインナと、前記アウタと前記インナとの間に配設されて両者の間でトルクの伝達を断続する係合子とを有し、前記アウタは、前記第2の回転体側から前記第1の回転体側へ延設された圧入部が一体に設けられ、この圧入部の外周面が前記第1の回転体に形成された圧入穴部の内周面に所定の締め代を持って圧入固定されていることを特徴とするエンジン始動用トルク伝達装置。 - 請求項1に記載したエンジン始動用トルク伝達装置において、
前記第2の回転体に形成された凹部には、前記アウタの径方向外側にシールスペースが設けられ、このシールスペースには、前記クラッチに充填されている例えばグリース等の潤滑材の流出を防止するシール部品が配置され、
前記シール部品に摺接する前記アウタの外周面と前記圧入部の外周面との間に段差が無く、同一面によって形成されていることを特徴とするエンジン始動用トルク伝達装置。 - 請求項2に記載したエンジン始動用トルク伝達装置において、
前記シール部品は、シール付きベアリングであることを特徴とするエンジン始動用トルク伝達装置。 - 請求項1〜3に記載した何れかのエンジン始動用トルク伝達装置において、
前記アウタは、前記圧入部と反対側の端部に内周側へ屈曲する側壁部が一体に設けられていることを特徴とするエンジン始動用トルク伝達装置。
Priority Applications (2)
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EP08014516A EP2031239A3 (en) | 2007-08-31 | 2008-08-14 | Torque transmission apparatus for starting vehicle engine |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007226708A JP2009057915A (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | エンジン始動用トルク伝達装置 |
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2007
- 2007-08-31 JP JP2007226708A patent/JP2009057915A/ja active Pending
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2008
- 2008-08-14 EP EP08014516A patent/EP2031239A3/en not_active Withdrawn
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EP2031239A2 (en) | 2009-03-04 |
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