JP4135562B2 - エンジン始動装置 - Google Patents

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心分離クラッチを備えたエンジン始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、例えば特許文献1に記載されたエンジン始動装置がある。
このエンジン始動装置は、図5に示す様に、エンジン100 側のクランクプーリ110 とベルト120 により常時連結されたスタータプーリ130 を有し、このスタータプーリ130 に遠心分離クラッチが内蔵されている。
【0003】
その遠心分離クラッチは、図6に示す様に、スタータプーリ130 と一体に設けられたアウタ140 と、スタータモータ150 に駆動されて回転するインナ160 、及びアウタ140 とインナ160 との間に配設されるローラ170 等によって構成され、インナ160 がスタータモータ150 に駆動されて回転すると、ローラ170 がインナ160 の外周面とアウタ140 の内周面との間に挟持されて両者を連結することにより、スタータモータ150 の回転力がインナ160 からローラ170 を介してアウタ140 に伝達される。
【0004】
【特許文献1】
特願2002-126718
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の遠心分離クラッチは、スタータプーリ130 がベルト120 を介してクランクプーリ110 に連結されているため、ローラ170 がインナ160 の外周面から遠心分離してクラッチが切り離された状態になっても、スタータプーリ130 と一体に設けられているアウタ140 は、エンジン100 に駆動されて常時回転している。このため、一旦、クラッチが切り離された後、けっちんやエンスト等が発生して、エンジン100 を再始動させる場合に、以下の問題が生じる。
【0006】
クラッチが完全に切り離されている状態(ローラ170 がインナ160 の外周面から完全に離れている状態)でスタータモータ150 を再始動させると、クラッチが繋がった時(ローラ170 がインナ160 に金属接触してアウタ140 とインナ160 とが連結された時)に、ローラ170 とインナ160 とに回転数差により発生する過大な衝撃が加わる。このため、スムーズな再始動ができないだけでなく、遠心分離クラッチの耐久性が低下するという問題が生じる。
【0007】
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、エンジン再始動時に、過大な衝撃が発生することなく、スムーズに再始動を行うことができ、且つ遠心分離クラッチの耐久性低下を抑制できるエンジン始動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明)
本発明は、回転力を発生するスタータモータと、遠心分離クラッチを介してスタータモータの回転をエンジンのクランク軸に伝達する動力伝達手段とを備えるエンジン始動装置であって、遠心分離クラッチは、アウタの回転数上昇に伴い、ローラがインナの外周面より遠心分離する際に、インナとローラとの間に油膜が介在する状態を油膜分離と定義し、更に油膜分離の状態から回転数が上昇して、インナとローラとが気層を介して完全に分離した状態を気層分離と定義し、油膜分離から気層分離に移行する時のアウタとインナの相対回転数を気層分離回転数と呼ぶ時に、以下の関係が成立することを特徴とする。
気層分離回転数>スタータモータの無負荷回転数
【0009】
上記の構成によれば、例えばけっちんや始動直後のエンストによりエンジン回転数が低下する際に、スタータモータの無負荷回転数以下で再始動すれば、必ず遠心分離クラッチが油膜分離の状態あるいはローラとインナとが金属接触している状態にあるので、過大衝撃が発生することはなく、スムーズに再始動できる。
また、過大衝撃が発生しないので、遠心分離クラッチの耐久性が向上し、エンジン始動装置の信頼性向上にも寄与できる。
【0010】
(請求項2の発明)
請求項1に記載したエンジン始動装置において、
ローラがインナの外周面に金属接触した状態から油膜分離に移行する時のアウタとインナの相対回転数を油膜分離回転数と呼ぶ時に、以下の関係が成立することを特徴とする。
アイドリング回転数>油膜分離回転数>クランキング回転数
【0011】
この構成では、油膜分離回転数がクランキング回転数より高いので、クランキング時には、ローラとインナとが金属接触して確実にトルク伝達できる。
また、油膜分離回転数よりアイドリング回転数の方が高いので、アイドリング時にローラとインナとが金属接触することはなく、両者が油膜を介して摺動するため、ローラの摩耗を防止できる。
【0012】
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載したエンジン始動装置は、車両走行時に所定のエンジン停止条件が満たされると、エンジンへの燃料供給を停止するエンジン自動停止システムを搭載する車両に適用され、燃料供給を停止されたエンジンが燃料供給の復帰により、エンストすることなく自力で再始動できるエンジン回転数の最小値を自力始動可能な最小回転数と呼ぶ時に、以下の関係が成立することを特徴とする。
油膜分離回転数>自力始動可能な最小回転数
【0013】
この構成では、エンジンへの燃料供給が停止された後、例えば再加速の要求があってエンジンを再始動させようとした場合に、燃料供給の復帰により、エンストすることなく自力で再始動できるエンジン回転数を確保していれば、そのまま燃料供給の復帰によってエンジンの自力再始動が可能である。
また、遠心分離クラッチの油膜分離回転数が、自力始動可能な最小回転数より高く設定されているので、エンジン回転数が自力始動可能な最小回転数より低下しても、エンジン始動装置により速やかにエンジンの再始動が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1はエンジン始動装置の全体図である。
エンジン始動装置1は、回転力を発生するスタータモータ2と、このスタータモータ2の回転速度を減速する減速装置3、減速されたモータ回転を出力する出力軸4、この出力軸4に取り付けられる遠心分離クラッチ5、この遠心分離クラッチ5を介して出力軸4の回転が伝達されるスタータプーリ6等より構成され、このスタータプーリ6が、エンジン7のクランク軸8に取り付けられたクランクプーリ9とベルト10により連結されている。
【0015】
スタータモータ2は、例えば周知の直流モータであり、内蔵するアーマチャ(図示せず)が車載バッテリより通電を受けて回転力を発生する。
減速装置3は、サンギヤ3aとリングギヤ3b及び遊星ギヤ3cによって遊星歯車機構を構成し、スタータモータ2に駆動されてサンギヤ3aが回転すると、サンギヤ3aとリングギヤ3bとに噛み合う遊星ギヤ3cが自転運動しながらサンギヤ3aの外周を公転運動する。遊星ギヤ3cの公転運動は、遊星ギヤ3cを支持するギヤ軸3dを介してキャリア3eに伝達される。
【0016】
出力軸4は、軸受11を介して回転自在に支持されて、キャリア3eと一体に設けられ、そのキャリア3eに遊星ギヤ3cの公転運動が伝達されることで、キャリア3eと一体に回転する。
遠心分離クラッチ5は、図2に示す様に、内周面にくさび状のカム室12aが形成されたアウタ12と、出力軸4に圧入嵌合して出力軸4と一体に回転するインナ13、このインナ13の外周でアウタ12のカム室12aに配設されるローラ14、及びローラ14をカム室12aの狭小方向(図2の右方向)に付勢するスプリング(図示せず)等によって構成される。
【0017】
ここで、遠心分離クラッチ5の動作を図2に基づいて説明する。
(a)インナ13が出力軸4と共にスタータモータ2に駆動されて回転すると、ローラ14がカム室12aの内周面とインナ13の外周面との間に挟持されて両者を連結することにより、出力軸4の回転がインナ13からローラ14を介してアウタ12に伝達される。以下、この状態を結合状態と呼ぶ。
【0018】
(b)エンジン7が始動してアウタ12がエンジン7に駆動されると、アウタ12とインナ13とに相対回転が生じる様になり、ローラ14がインナ13の外周面に接触しながら空転する。以下、この状態を空転状態と呼ぶ。この場合、インナ13とローラ14との間に油膜が形成されることはなく、両者(インナ13とローラ14)は金属接触した状態で摺動する。
【0019】
(c)アウタ12の回転数上昇により、アウタ12とインナ13との相対回転数が大きくなると、インナ13とローラ14との間に油膜が介在した状態で、ローラ14がインナ13の外周面から遠心分離する。この状態を油膜分離と定義する。この時点では、ローラ14の表面粗さとインナ13の表面粗さとを合計した合成面粗さより油膜厚さが大きくなることにより、インナ13とローラ14との間に油膜が形成されて油膜分離の状態が生じる。
【0020】
(d)更にアウタ12の回転数が上昇すると、インナ13とローラ14との隙間が増大するため、インナ13とローラ14との間に油膜が形成できなくなり、ローラ14がインナ13の外周面から気層を介して遠心分離する。この状態を気層分離と定義する。
以上の様に、遠心分離クラッチ5は、回転数の上昇に伴って、結合状態→空転状態→油膜分離→気層分離へと、その動作状態が変化する。
【0021】
ここで、遠心分離クラッチ5が、空転状態から油膜分離に移行する時のアウタ12とインナ13の相対回転数を油膜分離回転数と呼び、油膜分離から気層分離に移行する時のアウタ12とインナ13の相対回転数を気層分離回転数と呼ぶ時に、本実施形態の遠心分離クラッチ5は、以下の関係が成立する様に設計されている(図3参照)。
気層分離回転数>スタータモータ2の無負荷回転数……………………
アイドリング回転数>油膜分離回転数>クランキング回転数…………
【0022】
次に、エンジン始動装置1の作用及び効果を説明する。
始動スイッチ(図示せず)のON操作により、スタータモータ2に通電されてアーマチャが回転すると、その回転速度が減速装置3で減速されて出力軸4に伝達され、更に出力軸4から遠心分離クラッチ5を介してスタータプーリ6に伝達される。このスタータプーリ6の回転がベルト10を介してクランクプーリ9に伝達されると、クランクプーリ9が取り付けられているクランク軸8(図1参照)が回転して、クランキングを開始する。
【0023】
この時、遠心分離クラッチ5の油膜分離回転数がクランキング回転数より高く設定されているので、クランキング時には、ローラ14とインナ13とが金属接触する結合状態となって、確実にトルク伝達が行われる。
クランキングからエンジン7が完爆してアイドリング状態に移行すると、アイドリング回転数より遠心分離クラッチ5の油膜分離回転数の方が低く設定されているので、アイドリング時には、インナ13とローラ14とが金属接触することはなく、ローラ14がインナ13の外周面から遠心分離して、両者間に油膜が形成される油膜分離となる。これにより、ローラ14の摩耗を防止できる。
【0024】
この後、例えばけっちんやエンスト等が発生して、エンジン7を再始動させる場合に、スタータモータ2の無負荷回転数以下で始動スイッチをON操作すれば、遠心分離クラッチ5に過大衝撃が加わることはなく、スムーズにエンジン7を再始動できる。
つまり、遠心分離クラッチ5の気層分離回転数がスタータモータ2の無負荷回転数より高く設定されているので、スタータモータ2の無負荷回転数以下であれば、遠心分離クラッチ5は、必ず油膜分離あるいはローラ14とインナ13とが金属接触している状態(空転状態または結合状態)にある。
【0025】
従って、エンジン7が完全に停止していない状態(エンジン回転数が低下している状態、またはエンジン回転数が一旦ゼロまで戻った後、逆回転している状態)でも、スタータモータ2を再始動させた時に、インナ13とローラ14とに過大衝撃が加わることはなく、スムーズにエンジン7を再始動できる。また、再始動時に過大衝撃が発生しないので、遠心分離クラッチ5の耐久性が向上し、エンジン始動装置1の信頼性向上にも寄与できる。
【0026】
なお、ドライバの意思でエンジン7を再始動させる場合以外に、誤って始動スイッチをON操作した場合(誤操作)でも、スタータモータ2の無負荷回転数以下であれば、上記の場合と同様に、遠心分離クラッチ5に過大衝撃が発生することはなく、スムーズにエンジン7を再始動できる。
【0027】
(第2実施形態)
本実施形態のエンジン始動装置1は、車両走行時に所定のエンジン停止条件が満たされると、エンジン7への燃料供給を停止するエンジン自動停止システムを搭載する車両に適用される。
ここで、燃料供給を停止されたエンジン7が燃料供給の復帰により、エンストすることなく自力で再始動できるエンジン回転数の最小値を自力始動可能な最小回転数と呼ぶ時に、以下の関係が成立する(図4参照)。
遠心分離クラッチ5の油膜分離回転数>自力始動可能な最小回転数
【0028】
この構成によれば、エンジン7への燃料供給が停止された後、例えば再加速の要求があってエンジン7を再始動させようとした場合に、燃料供給の復帰により、エンストすることなく自力で再始動できるエンジン回転数を確保していれば、そのまま燃料供給の復帰によってエンジン7の自力再始動が可能である。
また、図4に示す様に、遠心分離クラッチ5の油膜分離回転数が、自力始動可能な最小回転数より高く設定されているので、その自力始動可能な最小回転数と、遠心分離クラッチ5の油膜分離回転数との間に、エンジン7を始動できない領域が存在していない。
【0029】
これにより、エンジン回転数が自力始動可能な最小回転数より低下しても、エンジン始動装置1により速やかにエンジン7の再始動が可能となり、良好な始動応答性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン始動装置の全体図である。
【図2】遠心分離クラッチの動作説明図である。
【図3】遠心分離クラッチの動作状態と回転速度との関係を表す説明図である。
【図4】エンジンが自力始動可能な最小回転数と遠心分離クラッチの油膜分離回転数との関係を表す説明図である(第2実施形態)。
【図5】エンジン始動装置の全体図である(従来技術)。
【図6】遠心分離クラッチの内部構成を示す模式図である(従来技術)。
【符号の説明】
1 エンジン始動装置
2 スタータモータ
5 遠心分離クラッチ
6 スタータプーリ(動力伝達手段)
7 エンジン
8 クランク軸
9 クランクプーリ(動力伝達手段)
10 ベルト(動力伝達手段)
12 アウタ
12a カム室
13 インナ
14 ローラ

Claims (3)

  1. 回転力を発生するスタータモータと、
    遠心分離クラッチを介して前記スタータモータの回転をエンジンのクランク軸に伝達する動力伝達手段とを備えるエンジン始動装置であって、
    前記遠心分離クラッチは、
    前記スタータモータに駆動されて回転するインナと、
    前記クランク軸に常時連結されたアウタと、
    このアウタの内側に形成されたカム室に配設され、前記インナが前記スタータモータに駆動されて回転すると、前記カム室の内周面と前記インナの外周面との間に挟持されて前記インナと前記アウタとを連結するローラとを有し、
    前記アウタの回転数上昇に伴い、前記ローラが前記インナの外周面より遠心分離する際に、前記インナと前記ローラとの間に油膜が介在する状態を油膜分離と定義し、更に前記油膜分離の状態から回転数が上昇して、前記インナと前記ローラとが気層を介して完全に分離した状態を気層分離と定義し、前記油膜分離から前記気層分離に移行する時の前記アウタと前記インナの相対回転数を気層分離回転数と呼ぶ時に、
    前記気層分離回転数>前記スタータモータの無負荷回転数
    上記の関係が成立することを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 請求項1に記載したエンジン始動装置において、
    前記ローラが前記インナの外周面に金属接触した状態から前記油膜分離に移行する時の前記アウタと前記インナの相対回転数を油膜分離回転数と呼ぶ時に、
    アイドリング回転数>油膜分離回転数>クランキング回転数
    上記の関係が成立することを特徴とするエンジン始動装置。
  3. 請求項1または2に記載したエンジン始動装置は、
    車両走行時に所定のエンジン停止条件が満たされると、前記エンジンへの燃料供給を停止するエンジン自動停止システムを搭載する車両に適用され、
    燃料供給を停止されたエンジンが燃料供給の復帰により、エンストすることなく自力で再始動できるエンジン回転数の最小値を自力始動可能な最小回転数と呼ぶ時に、
    前記油膜分離回転数>前記自力始動可能な最小回転数
    上記の関係が成立することを特徴とするエンジン始動装置。
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