JP2007120474A - エンジン始動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン側に搭載されるクラッチ34の小型化を実現できるエンジン始動装置を提供する。
【解決手段】エンジン始動装置は、ピニオンギヤ3がエンジン側のリングギヤ4に常時噛み合わされた常時噛合い式スタータ2を備え、このスタータ2には、エンジン回転数がスタータ回転数を上回った時に空転する一方向クラッチ9が搭載されている。
一方、エンジン側のリングギヤ4は、エンジンのクランク軸30に取り付けられるフライホイール31に一組のベアリング32、33を介して相対回転自在に組み付けられると共に、一方向クラッチ34を介してフライホイール31に連結されている。エンジン側のクラッチ34は、エンジンの始動によってアウタの回転速度がインナの回転速度を上回ると、インナの外周面からスプラグが遠心分離して、フライホイール31とリングギヤ4との間が切り離される。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの駆動トルクをピニオンギヤからリングギヤに伝達してエンジンを始動させるエンジン始動装置に関する。
従来、一般的に知られているスタータには、電磁スイッチ(電磁石)の吸引力を利用してピニオンギヤをエンジン側のリングギヤに噛み合わせ、モータの駆動トルクをピニオンギヤからリングギヤに伝達してエンジンを始動させる電磁押込み式スタータがある。
この電磁押込み式スタータは、エンジンの回転がモータの電機子に伝わらない様に、一方向クラッチを有している。つまり、クランキングからエンジンが完爆してエンジン回転数がスタータ回転数を上回ると、クラッチが空転してエンジンからの回転力が切り離されることにより、電機子のオーバランを防止している。
ところで、エンジンの停止及び再始動を自動制御するシステム(アイドルストップシステムと呼ぶ)が知られている。同システムでは、エンジンを自動停止した後、再始動させる時に、ユーザがキースイッチを操作してエンジンを始動する通常の始動方法と比較して、ごく短い時間(例えば0.3秒程度)でエンジンを再始動させる必要がある。しかし、エンジン始動装置として、上記の電磁押込み式スタータを用いると、ピニオンギヤを押し出してリングギヤに噛み合わせるまでに時間を要するため、始動時間が長くなると共に、ピニオンギヤがリングギヤに噛み合う時に噛み合い音が発生する等の問題が生じる。
これに対し、特許文献1には、スタータのピニオンギヤに減速歯車を介して常時噛み合う駆動歯車を有し、この駆動歯車が一方向クラッチを介してエンジンのクランク軸に連結されたスタータ装置が提案されている。このスタータ装置では、ピニオンギヤと駆動歯車が減速歯車を介して常時噛み合わされているので、エンジン始動時にギヤ同士を噛み合わせる必要がなく、上記の電磁押込み式スタータより始動時間を短くできる。また、ギヤ同士の噛み合い音も発生しないので、静かなエンジン始動が可能である。
特開平10−122107号公報
上記の電磁押込み式スタータでは、図11(a)に示す様に、クランキング時のエンジン回転変動をクラッチによって吸収している。つまり、エンジン回転(実線a)の上昇にスタータ回転(実線b)が追いつかなくなると、クラッチが空転してエンジンから切り離され、エンジン回転が下降してスタータ回転が追いつくと、クラッチが係合(ロック)してエンジンを駆動する。これは、特許文献1に記載されたスタータ装置、即ちエンジン側にクラッチを配置した場合でも同じである。
しかし、クラッチをエンジン側に配置すると、ピニオンギヤとリングギヤとのギヤ比(減速比)が大きいため、スタータ側にクラッチを配置した場合と比較して、クラッチに掛かる負荷変動(図中の回転変動幅)が大きくなり、その負荷変動により生じる衝撃トルクも大きくなる〔図11(b)参照〕。その結果、衝撃トルクに耐え得るだけのクラッチ容量が必要となるため、クラッチが大型化してコストアップを招く。
例えば、エンジン負荷トルクを200N・m、及び減速比(i)を7〜13と仮定して、スタータ側にクラッチを搭載した場合とエンジン側にクラッチを搭載した場合とで、両者のクラッチ容量(体格)を比較すると、図12に示す様に、エンジン側のクラッチの方がスタータ側のクラッチより13〜7倍も大型化する。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、スタータのピニオンギヤがエンジン側のリングギヤに常時噛み合わされているエンジン始動装置において、エンジン側に配置する一方向クラッチの体格を小型化でき、それによってコストダウンを図ることができる技術を提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、エンジンのクランク軸に連結されるリングギヤにスタータのピニオンギヤを噛み合わせ、スタータに内蔵されるモータの駆動トルクをピニオンギヤからリングギヤに伝達してエンジンを始動させるエンジン始動装置であって、スタータには、モータの駆動トルクをピニオンギヤに伝達する動力伝達経路に一方向クラッチが設けられ、エンジン側には、クランク軸とリングギヤとの間に一方向クラッチが設けられていることを特徴とする。
本発明では、エンジン側とスタータ側の両方にそれぞれ一方向クラッチを設けることで、クランキング時のエンジン回転変動をエンジン側のクラッチとスタータ側のクラッチの両方で吸収できる。その結果、両クラッチに掛かる負荷変動が軽減され、その負荷変動により生じる衝撃トルクが小さくなるため、両方のクラッチを小型化できる。特に、エンジン側のクラッチは、ピニオンギヤとリングギヤとのギヤ比が大きいため、スタータ側のクラッチと比較して、負荷変動の軽減によりクラッチ容量(体格)を小さくできるメリットが大きいと言える。
また、クラッチの小型化により、クラッチ周辺の部品も小型化できるため、耐久信頼性に優れたエンジン始動装置を提供できる。
(請求項2の発明)
請求項1に記載したエンジン始動装置において、エンジン側に設けられる一方向クラッチは、クランク軸に連結されるアウタと、リングギヤに連結されるインナと、アウタとインナとの間に配設されて両者間のトルク伝達を断続するクラッチ部材とを有し、アウタの回転速度がインナの回転速度を上回ると、クラッチ部材がインナの外周面から遠心分離してアウタとインナとの相対回転を許容することを特徴とする。
エンジン側の一方向クラッチは、エンジンが始動して、アウタの回転速度がインナの回転速度を上回ると、クラッチ部材がインナの外周面から遠心分離する(浮き上がる)ことで、クランク軸からリングギヤが確実に切り離される。これにより、ピニオンギヤがリングギヤに常時噛み合わされているスタータ側にエンジン回転が伝達されることはなく、スタータの連れ回りを確実に防止できる。
また、エンジン側の一方向クラッチは、エンジン始動後、クランク軸に連結されているアウタが常時回転しているが、クラッチ部材はインナの外周面に摺接することなく、インナの外周面から遠心分離するので、クラッチ機能を長期間に渡り維持でき、信頼性を確保できる。
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載したエンジン始動装置において、スタータに設けられる一方向クラッチは、モータに駆動されて回転する駆動側回転体と、ピニオンギヤに連結される従動側回転体と、駆動側回転体と従動側回転体との間に配設されて両者間のトルク伝達を断続するクラッチ部材とを有し、従動側回転体の回転速度が駆動側回転体の回転速度を上回ると、クラッチ部材が駆動側回転体と従動側回転体との間で両者に摺接しながら駆動側回転体と従動側回転体との相対回転を許容することを特徴とする。
スタータに設けられる一方向クラッチは、従動側回転体の回転速度が駆動側回転体の回転速度を上回った状態でも、クラッチ部材が遠心分離することなく、駆動側回転体と従動側回転体との間で両者に摺接しながら駆動側回転体と従動側回転体との相対回転を許容するので、エンジン始動時にクラッチの係合ロスや遅れが発生することはなく、クラッチ部材を介して駆動側回転体と従動側回転体とを確実に係合できる。その結果、駆動側回転体の回転速度が従動側回転体の回転速度を上回るエンジン駆動時のトルク伝達を確実に行うことができる。
(請求項4の発明)
請求項1〜3に記載した何れかのエンジン始動装置において、スタータに設けられる一方向クラッチは、クラッチ部材に円柱形状のローラを用いるローラクラッチであることを特徴とする。
ローラクラッチでは、クラッチ係合時の作用点(駆動側回転体及び従動側回転体に係合するローラの係合点)がローラの特定部位に集中することはなく、クラッチ係合が行われる毎にローラの作用点が変化する。その結果、長期間の使用に伴うローラの偏摩耗を抑制できるので、エンジン始動時のトルク伝達を確実に行う必要のあるスタータの一方向クラッチに用いて好適である。
(請求項5の発明)
請求項1〜4に記載した何れかのエンジン始動装置において、ピニオンギヤとリングギヤとが常時噛み合わされていることを特徴とする。
本発明のエンジン始動装置は、スタータ側だけでなく、エンジン側にもクラッチを搭載しているので、エンジンの始動によりエンジン回転数がスタータ回転数を上回ると、エンジン側のクラッチが空転(遠心分離)してクランク軸からリングギヤが切り離される。このため、ピニオンギヤとリングギヤとが常時噛み合わされていても、エンジンの回転力がスタータ側に伝達されることはなく、スタータに搭載されるクラッチの消耗を抑制できる。また、ピニオンギヤとリングギヤとを常時噛み合わせることで、エンジン回転中の再始動も可能であり、電磁押込み式スタータでは出来ないエンジン始動方法にも対応できる。
(請求項6の発明)
請求項5に記載したエンジン始動装置において、エンジンの停止および再始動を自動制御するエンジン自動停止/再始動システムに使用されることを特徴とする。
エンジン自動停止/再始動システムでは、同システムを搭載していない車両と比較して、エンジンの始動回数が大幅に増加するため、始動時間の短縮及びエンジン始動時の騒音低減が大きな課題である。これに対し、本発明のエンジン始動装置は、スタータのピニオンギヤがエンジン側のリングギヤに常時噛み合わされているので、上記システムに使用されることで、エンジン始動時間の短縮及び始動時の騒音低減を実現できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1はエンジン始動装置の全体断面図、図2はエンジン始動装置の概略図である。
実施例1に係るエンジン始動装置は、図2に示す様に、エンジン1を始動するための駆動トルクを発生するスタータ2を有し、このスタータ2のピニオンギヤ3がエンジン側のリングギヤ4に常時噛み合わされている。
スタータ2は、図1に示す様に、回転力を発生するモータ5と、このモータ5の通電回路(モータ回路と呼ぶ)に設けられるメイン接点(図示せず)を開閉する電磁スイッチ6と、モータ5の駆動トルクを増大して出力軸7に伝達する減速装置8と、出力軸7の回転をピニオンギヤ3に伝達するクラッチ9等より構成される。
モータ5は、ヨーク10の内周に配置される界磁コイル11と、ブラシ12を介して界磁コイル11に直列接続される電機子コイル13とを備え、電磁スイッチ6によりメイン接点が閉操作されると、バッテリ(図示せず)から給電されて、電機子コイル13を有する電機子14に回転力を発生する直流直巻電動機である。
電磁スイッチ6は、バッテリから通電されて電磁石を形成する励磁コイルと、電磁石に吸引されて作動するプランジャと、電磁石の吸引力が消滅した時にプランジャを押し戻すためのリターンスプリング等より構成され、プランジャの作動に応じてメイン接点を開閉操作する。
メイン接点は、2本の外部端子15、16(図1参照)を介してモータ回路に接続される一組の固定接点(図示せず)と、プランジャによって駆動される可動接点(図示せず)とで形成され、この可動接点が一組の固定接点に当接して両固定接点間を導通することでメイン接点が閉状態となり、可動接点が一組の固定接点から離れて両固定接点間の導通が遮断されることでメイン接点が開状態となる。
減速装置8は、電機子14の回転軸(電機子軸17と呼ぶ)の端部に形成された太陽歯車18と、緩衝装置(下述する)を介して回転規制された内歯歯車19と、両歯車18、19に噛み合う複数の遊星歯車20とを有し、この遊星歯車20が自転しながら太陽歯車18の周囲を公転する周知の遊星歯車減速機である。
緩衝装置は、摩擦力によって回転規制される回転ディスク21を有し、この回転ディスク21の静止トルクを越える過大トルクが内歯歯車19に加わると、摩擦力に抗して回転ディスク21が滑る(回転する)ことにより、内歯歯車19の回転が許容されて過大トルクを吸収する。
出力軸7は、減速装置8を介して電機子軸17と同軸線上に配置され、一端側が軸受22を介してフロントハウジング23に回転自在に支持され、他端側が減速装置8に連結されて、遊星歯車20の公転運動が伝達されて回転する。
ピニオンギヤ3は、クラッチ9の反モータ側に配置され、出力軸7の外周に軸受24を介して支持されている。
クラッチ9は、図3に示す様に、出力軸7の外周にスプライン結合されるアウタ25と、このアウタ25の内径側に配置され、且つピニオンギヤ3と一体に設けられたインナ26と、アウタ25とインナ26との間に形成されるくさび状のカム室27に配置されるローラ28と、このローラ28をカム室27の狭小方向(図示左方向)へ付勢するスプリング29等より構成される。
このクラッチ9は、モータ5の駆動トルクが出力軸7を介してアウタ25に伝達されると、アウタ25とインナ26との間にローラ28が挟み込まれてアウタ25とインナ26とがロックされることにより、アウタ25の回転がインナ26に伝達されて両者が一体に回転する。
また、エンジン1の始動により、エンジン1の回転がリングギヤ4からピニオンギヤ3に伝達されてインナ26の回転速度がアウタ25の回転速度を上回ると、ローラ28がスプリング29を圧縮しながらカム室27の反狭小方向へ移動してアウタ25とインナ26とが相対回転する。その結果、インナ26の回転がアウタ25に伝達されることはなく、エンジン1の回転から電機子14のオーバランを防止できる。つまり、上記クラッチ9は、アウタ25からインナ26へのトルク伝達を許容し、インナ26からアウタ25へのトルク伝達を遮断する一方向クラッチ9として構成されている。但し、ローラ28は、インナ26の回転速度がアウタ25の回転速度を上回った状態でインナ26の外周面から遠心分離する(浮き上がる)ことはなく、アウタ25の内周面及びインナ26の外周面に摺接しながら空転している。言い換えると、ローラ28がインナ26の外周面から遠心分離しない様にスプリング29の荷重が調整されている。
一方、エンジン側のリングギヤ4は、図4に示す様に、エンジン1のクランク軸30に取り付けられるフライホイール31に一組のシール付きベアリング32、33を介して相対回転自在に組み付けられると共に、一方向クラッチ34を介してフライホイール31に連結されている。
フライホイール31は、エンジンブロック35の外側に取り出されたクランク軸30の端部にボルト36で固定されている。
ベアリング32、33は、それぞれ外輪と内輪との間に複数のボール32a、33aを転動自在に配置して構成される周知のボールベアリングであり、且つボール32a、33aの左右両側に外輪と内輪との間を液密にシールするシール部材32b、33bを有している。このベアリング32、33は、クラッチ34を挟んで内周側と外周側とに配置され、且つ両ベアリング32、33によって区画される閉空間に高機能グリースが封入され、このグリースによってクラッチ34、及び両ベアリング32、33の潤滑が行われる。
なお、ベアリング32、33のシール部材32b、33bは、ボール32a、33aの反クラッチ側(ベアリング32はボール32aの図示右側、ベアリング33はボール33aの図示左側)だけに設けても良い。
クラッチ34は、図5に示す様に、フライホイール31と一体に設けられたアウタ37と、リングギヤ4と一体に設けられたインナ38、及びアウタ37とインナ38との間に配置されるクラッチ部材(例えばスプラグ39)より構成される。このクラッチ34は、スタータ2の駆動トルクをクランク軸30に伝達してエンジン1を始動する時、即ち、ピニオンギヤ3からリングギヤ4に駆動トルクが伝達されると、図5(a)に示す様に、スプラグ39を介してインナ38とアウタ37とがロックされることで、インナ38の回転がアウタ37に伝達されて両者が一体に回転する。また、エンジン1の始動によってアウタ37の回転速度がインナ38の回転速度を上回ると、図5(b)に示す様に、インナ38の外周面からスプラグ39が遠心分離してアウタ37とインナ38との間が切り離され、アウタ37からインナ38へのトルク伝達が遮断される。
次に、エンジン始動装置の作動を説明する。
電磁スイッチ6によりモータ回路のメイン接点が閉操作されると、バッテリからモータ5に給電されて電機子14に回転力が発生し、その電機子14の回転が減速装置8で減速されて出力軸7に伝達され、更にクラッチ9を介してピニオンギヤ3に伝達される。これにより、スタータ2の駆動トルクがピニオンギヤ3からリングギヤ4に伝達され、そのリングギヤ4の回転がクラッチ34を介してフライホイール31に伝達されると、フライホイール31が結合されたクランク軸30に駆動トルクが伝達されてクランキングを開始する。
クランキングからエンジン1が完爆してクランク軸30の回転が上昇する(クラッチ34のインナ38よりアウタ37の方が高速で回転する)と、スプラグ39がインナ38の外周面から遠心分離して、リングギヤ4がクランク軸30から切り離されることにより、クランク軸30の回転がリングギヤ4に伝達されることはない。
また、電磁スイッチ6によりメイン接点が開操作されると、バッテリからモータ5への電力供給が停止されて、電機子14の回転が停止する。
(実施例1の効果)
本実施例のエンジン始動装置1は、エンジン側とスタータ側の両方にそれぞれ一方向クラッチ9、34を配置しているので、クランキング時のエンジン回転変動をエンジン側のクラッチ34とスタータ側のクラッチ9の両方で吸収できる。これにより、スタータ側あるいはエンジン側にクラッチを1個だけ配置した場合と比較すると、図6(a)に示す様に、エンジンの回転変動幅(負荷変動)が小さくなるため、両クラッチ9、34に掛かる衝撃トルク〔図6(b)参照〕が軽減される。その結果、両方のクラッチ9、34を小型化できる。特に、エンジン側のクラッチ34は、ピニオンギヤ3とリングギヤ4とのギヤ比(図12参照)が大きいため、スタータ側のクラッチ9と比較して、負荷変動の軽減によりクラッチ容量(体格)を小さくできるメリットが大きいと言える。
また、クラッチ34の小型化により、クラッチ周辺の部品も小型化できるため、耐久信頼性に優れたエンジン始動装置を提供できる。
更に、エンジン側のクラッチ34は、エンジン1が始動してアウタ37の回転速度がインナ38の回転速度を上回ると、図5(b)に示す様に、スプラグ39がインナ38の外周面から遠心分離してクランク軸30からリングギヤ4が確実に切り離される。これにより、スタータ側にエンジン回転が伝達されることはなく、エンジン1の回転によるスタータ2の連れ回りを確実に防止できる。
また、エンジン側の一方向クラッチ34は、エンジン始動後、クランク軸30に連結されているアウタ37が常時回転しているが、スプラグ39はインナ38の外周面に摺接することなく、インナ38の外周面から遠心分離しているので、クラッチ機能を長期間に渡り維持でき、信頼性を確保できる。
一方、スタータ2に設けられるクラッチ9は、エンジン1の始動によってインナ26の回転速度がアウタ25の回転速度を上回った状態でも、ローラ28がインナ26の外周面から遠心分離することはなく、アウタ25の内周面とインナ26の外周面とに摺接しながら空転するので、エンジン始動時にクラッチ9の係合ロスや遅れが発生することはなく、ローラ28を介してアウタ25とインナ26とを確実に係合できる。その結果、エンジン駆動時のトルク伝達を確実に行うことができる。
また、スタータ側のクラッチ9は、クラッチ部材に円柱形状のローラ28を用いるローラクラッチであるため、クラッチ係合時の作用点がローラ28の特定部位に集中することはなく、クラッチ係合が行われる毎にローラ28の作用点が変化する。その結果、長期間の使用に伴うローラ28の偏摩耗を抑制できるので、エンジン始動時のトルク伝達を確実に行う必要のあるスタータ2の一方向クラッチ9に用いて好適である。
なお、本実施例のエンジン始動装置は、エンジン1の停止及び再始動を自動制御するエンジン自動停止/再始動システムを搭載する車両に適用できる。
同システムは、例えば、車両が交差点での信号ストップあるいは渋滞等で停車した時に、エンジン1を一旦自動停止させ、その後、所定の始動操作が成された時(例えば、運転者がブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替えた時)に、エンジン1を自動的に再始動させる周知のシステム(一般にアイドルストップシステム、あるいはエコランシステム等と呼ばれている)である。
このシステムを搭載する車両では、停車する度にエンジン1の自動停止/再始動を行うため、上記システムを搭載していない通常の車両に比べると、エンジン1の始動回数が大幅に増加する。このため、上記システムに従来の電磁押込み式スタータを使用すると、再始動時の始動時間が長くなるだけでなく、再始動の度にギヤ同士の噛み合い音が発生するため、運転者に不快な感情を与える恐れがある。
これに対し、実施例1に記載したエンジン始動装置は、ピニオンギヤ3がエンジン側のリングギヤ4に常時噛み合わされている常時噛合い式スタータ2を採用しているため、電磁押込み式スタータを使用した場合と比較して始動時間を大幅に短縮でき、運転者にとってストレスの無いエンジン始動が可能である。また、再始動の度にピニオンギヤ3をリングギヤ4に噛み合わせる必要がないので、エンジン始動時の騒音を低減でき、静粛性の点でも電磁押込み式スタータより優れている。
図7はエンジン始動装置の全体断面図、図8はエンジン始動装置のエンジン側の構造を示す断面図である。
この実施例2では、実施例1に記載した一組のベアリング32、33のうち、クラッチ34の外周側に配置されるベアリング33の代りにオイルシール40を採用し、このオイルシール40とクラッチ34の内周側に配置されるベアリング32との間に高機能グリースが封入されている。
オイルシール40を採用することでシール機能が向上するため、グリースの漏れを防止でき、信頼性の向上に寄与する。特に、オイルシール40とベアリング32との間に封入されたグリースは、エンジン回転時の遠心力で外周側へ流れるため、クラッチ34の外周側にシール性に優れるオイルシール40を配置することで、グリースの漏れを確実に防止できる。
また、オイルシール40とベアリング32とで区画される閉空間(クラッチ34が配置される空間)にエンジンオイルを導入してクラッチ34を潤滑することも考えられるが、この場合、エンジンオイルを流すための通路を形成するためにエンジン1の改造が必要となる。これに対し、本実施例の構成によれば、エンジン1の改造が不要であり、クラッチ34が配置される空間にグリースを封入するだけの簡単な潤滑構造で良いため、エンジンオイルによる潤滑構造と比較して、大幅なコスト低減を図ることができ、且つリングギヤ&フライホイールAssyでの品質保証が可能となる。
また、クラッチ構造が簡単で、クラッチ34の長寿命化と耐摩耗性を両立でき、汎用性のあるエンジン始動装置を提供できる。
(変形例)
スタータ2に搭載される一方向クラッチ9は、クラッチ部材であるローラ28の代わりに、カムあるいはスプラグを用いることも可能であり、インナ26の回転速度がアウタ25の回転速度を上回った状態で、クラッチ部材がインナ26の外周面から遠心分離しない構成であれば良い。
また、エンジン側のクラッチ34は、図9に示すカムクラッチあるいは図10に示すローラクラッチを採用することもできる。
また、スタータ2に搭載される一方向クラッチ9は、本発明の駆動側回転体にアウタ25、従動側回転体にインナ26を配置しているが、その逆の構成でも良い。つまり、出力軸7と一体に回転するインナと、ピニオンギヤ3に連結されたアウタとを有し、エンジン始動時にインナからアウタへトルク伝達を行い、アウタに連結されたピニオンギヤ3にモータ5の駆動トルクを伝達する構成でも良い。
エンジン始動装置の全体断面図である(実施例1)。 エンジン始動装置の概略図である。 スタータに搭載される一方向クラッチの断面図である。 エンジン始動装置のエンジン側の構造を示す断面図である(実施例1)。 エンジン側の一方向クラッチの断面図である。 (a)クランキング時のエンジン及びスタータの回転変動を示すグラフ、(b)回転変動により生じる衝撃トルクを示すグラフである(スタータ側とエンジン側の両方にクラッチを搭載した場合)。 エンジン始動装置の全体断面図である(実施例2)。 エンジン始動装置のエンジン側の構造を示す断面図である(実施例2)。 カムクラッチの断面図である(変形例)。 ローラクラッチの断面図である(変形例)。 (a)クランキング時のエンジン及びスタータの回転変動を示すグラフ、(b)回転変動により生じる衝撃トルクを示すグラフである(スタータ側またはエンジン側の何方か一方にクラッチを搭載した場合)。 エンジン側に搭載されるクラッチとスタータ側に搭載されるクラッチとの体格(クラッチ容量)を比較した表である。
符号の説明
1 エンジン
2 スタータ
3 ピニオンギヤ
4 リングギヤ
5 モータ
9 スタータに搭載される一方向クラッチ
25 アウタ(駆動側回転体)
26 インナ(従動側回転体)
28 ローラ(クラッチ部材)
30 クランク軸
34 エンジン側の一方向クラッチ
37 アウタ
38 インナ
39 スプラグ(クラッチ部材)
40 オイルシール

Claims (6)

  1. エンジンのクランク軸に連結されるリングギヤにスタータのピニオンギヤを噛み合わせ、前記スタータに内蔵されるモータの駆動トルクを前記ピニオンギヤから前記リングギヤに伝達して前記エンジンを始動させるエンジン始動装置であって、
    前記スタータには、前記モータの駆動トルクを前記ピニオンギヤに伝達する動力伝達経路に一方向クラッチが設けられ、
    前記エンジン側には、前記クランク軸と前記リングギヤとの間に一方向クラッチが設けられていることを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 請求項1に記載したエンジン始動装置において、
    前記エンジン側に設けられる一方向クラッチは、前記クランク軸に連結されるアウタと、前記リングギヤに連結されるインナと、前記アウタと前記インナとの間に配設されて両者間のトルク伝達を断続するクラッチ部材とを有し、前記アウタの回転速度が前記インナの回転速度を上回ると、前記クラッチ部材が前記インナの外周面から遠心分離して前記アウタと前記インナとの相対回転を許容することを特徴とするエンジン始動装置。
  3. 請求項1または2に記載したエンジン始動装置において、
    前記スタータに設けられる一方向クラッチは、前記モータに駆動されて回転する駆動側回転体と、前記ピニオンギヤに連結される従動側回転体と、前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間に配設されて両者間のトルク伝達を断続するクラッチ部材とを有し、前記従動側回転体の回転速度が前記駆動側回転体の回転速度を上回ると、前記クラッチ部材が前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間で両者に摺接しながら前記駆動側回転体と前記従動側回転体との相対回転を許容することを特徴とするエンジン始動装置。
  4. 請求項1〜3に記載した何れかのエンジン始動装置において、
    前記スタータに設けられる一方向クラッチは、前記クラッチ部材に円柱形状のローラを用いるローラクラッチであることを特徴とするエンジン始動装置。
  5. 請求項1〜4に記載した何れかのエンジン始動装置において、
    前記ピニオンギヤと前記リングギヤとが常時噛み合わされていることを特徴とするエンジン始動装置。
  6. 請求項5に記載したエンジン始動装置において、
    前記エンジンの停止および再始動を自動制御するエンジン自動停止/再始動システムに使用されることを特徴とするエンジン始動装置。
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