JP2007205244A - スタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】電機子軸14の逆回転を防止できる逆転防止用クラッチ7を備えるスタータ1において、クラッチインナ34が電機子軸14と一体に設けられることによる不具合を解消する。
【解決手段】スタータ1は、モータ2の電機子軸14がエンジン駆動時と逆方向に回転することを防止する逆転防止用クラッチ7を備える。このクラッチ7は、電機子軸14上に設けられるクラッチインナ34を有し、このクラッチインナ34は、電機子軸14と別体に設けられたリング形状であり、電機子軸14の外周に圧入により固定される。これにより、クラッチインナ34と電機子軸14の材質を別々に設定できるので、例えば、クラッチインナ34の材質のみ高強度材料へ変更することができ、電機子軸14の材料には、鍛造加工が容易な材質を選択できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン側のリングギヤにピニオンギヤが常時噛み合わされている常時噛合い式スタータに関する。
従来、ピニオンギヤを押し出してエンジン側のリングギヤに噛み合わせる一般的な電磁押し込み式スタータは、始動時以外では、ピニオンギヤがリングギヤに噛み合っておらず、始動時のみピニオンギヤが前進してリングギヤに噛み合い、モータで発生した駆動力をピニオンギヤからリングギヤに伝達してエンジンを駆動し、エンジン始動後は、イグニッションスイッチをSTART位置からON位置に戻すことで、ピニオンギヤがリングギヤから離脱する方式である。
この電磁押し込み式スタータでは、エンジンが停止する前(エンジンが惰性回転している時)に再始動させようとしても、エンジン側のリングギヤが高速で回転しており、そのリングギヤにピニオンギヤを噛み合わせることができないため、エンジンが停止する前に再始動させることは困難である。
一方、エンジン側のリングギヤとスタータ側のピニオンギヤとが直接または中間ギヤ等を介して常時噛み合っている常時噛合い式スタータが知られている(特許文献1参照)。この常時噛合い式スタータでは、エンジン始動後、ピニオンギヤがリングギヤから離脱することはなく、常時噛み合っているので、エンジンが停止する前の再始動も可能である。また、電磁押し込み式スタータでは、ピニオンギヤがリングギヤに噛み合う時に噛み合い音が発生するが、常時噛合い式スタータでは、噛み合い音が発生しないため、静音性の点でも優れている。
ところで、エンジンの始動においては、エンジンが完爆してエンジン回転数がスタータ回転数を上回ると、ピニオンギヤがリングギヤに回されることになる。この時、スタータモータの電機子は、リングギヤとピニオンギヤとのギヤ比(一般的にピニオンギヤ:1に対してリングギヤ:8〜15程度)を乗じた回転数(内部減速機を有するスタータでは、更に内部減速比を乗じた回転数)で回されることになり、電機子が遠心力により破損する原因となる。
これを防止するために、スタータの内部やリングギヤ側に一方向クラッチが設けられている。この一方向クラッチには、エンジン回転数がスタータ回転数を上回ると空転して、エンジン回転数を電機子に伝えない機能を持たせている。
ところが、エンジン回転数がスタータ回転数を上回った時に空転する一方向クラッチは、エンジン停止時の揺動等でエンジンが逆方向に回転した時に契合状態(クラッチが繋がった状態)となるため、常時噛合い式スタータでは、逆回転方向に発生した回転力がエンジン側からスタータ側に伝達されてしまう。その結果、リングギヤとピニオンギヤとのギヤ比(減速比)を乗じた回転数(内部減速機を有するスタータでは、更に内部減速比を乗じた回転数)で電機子が回されることになり、ブラシ寿命の低下や、電機子が遠心力によって破損することが懸念される。
そこで、本出願人は、電機子軸がエンジン駆動時と逆方向に回転することを防止する逆転防止用クラッチを備えたスタータを提案している(特許文献2参照)。
上記の逆転防止用クラッチは、電機子軸に設けられたクラッチインナと、このクラッチインナとの間にくさび状のカム室を形成し、且つハウジング等に回転不能に固定されたクラッチアウタと、カム室に配設されるクラッチ部材(例えばローラ)等より構成され、エンジン始動時には、クラッチ部材が空転して電機子軸の回転を許容し、エンジンの逆回転が電機子軸に伝達されると、クラッチ部材がカム室の狭小方向に移動してクラッチインナとクラッチアウタとに係合することにより、電機子軸の逆回転を阻止する。
特開2004−225544号公報 特願2005−38081
ところが、特許文献2に記載された逆転防止用クラッチは、クラッチインナが電機子軸と一体に成形されている。このため、電機子軸とクラッチインナとを同一材質とする必要があり、例えば、クラッチの許容トルクを向上させるために、クラッチインナ部分の材質を高強度材料へ変更しようとすると、必然的に電機子軸の材質変更も余儀なくされる。その結果、例えば、電機子軸を鍛造で成形する場合に、電機子軸全体を高強度材料へ変更すると、鍛造加工が困難になり、電機子軸の成形性が悪化する。
また、電機子軸を鍛造で成形する場合は、成形上の理由からクラッチインナの外径が制約される。つまり、電機子軸の外径により鍛造で加工できるクラッチインナの外径に限界があるため、クラッチインナの外径を大きくできない問題がある。仮に、切削で電機子軸を加工する場合は、電機子軸の外径に対しクラッチインナの外径を大きくすると、歩留りが悪化してコストアップを招く。
更に、電機子軸は、磨耗、変形、折損等に対する性能を向上させるため、軸受部、ギヤ部、クラッチインナ部等に高周波焼き入れ等の熱処理を行うが、クラッチインナが電機子軸と一体に成形されていると、以下の問題を生じる。すなわち、電機子軸に電機子鉄心、電機子コイル、コンミテータ等を組み付けて電機子アセンブリとして組み立てた後、電機子の遠心強度を向上させるために、電機子コイルの外周部分に粉体処理を行う場合に、その粉体処理を行う際の熱でクラッチインナ部の焼き入れがなまり、強度が低下してしまう。特に、クラッチインナ部が粉体処理部分の近くに設けられていると、粉体処理時の熱の影響を受け易くなるため、クラッチインナ部の強度低下が懸念される。
また、逆転防止用クラッチのクラッチアウタは、カム室を形成する部分と、ハウジング等に回転不能に固定される部分とが一体に成形されており、且つカム室の形状がいびつ(くさび状)であるため、クラッチアウタを鍛造で製作する場合には、その成形が困難であるという問題もある。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、電機子軸の逆回転を防止できる逆転防止用クラッチを備えるスタータにおいて、クラッチインナが電機子軸と一体に設けられることによる不具合を解消することにある。
(請求項1の発明)
本発明のスタータは、モータの電機子軸がエンジン駆動時と逆方向に回転することを防止する逆転防止用クラッチを備えている。この逆転防止用クラッチは、電機子軸上に設けられるクラッチインナと、このクラッチインナと同心に配置されると共に、ハウジング等に回転不能に固定され、且つクラッチインナとの間にくさび状のカム室を形成するクラッチアウタと、カム室に配設され、エンジン駆動時と逆方向の回転が電機子軸に伝達された時に、カム室の狭小方向に移動してクラッチインナの回転を阻止するクラッチ部材とを有し、クラッチインナは、電機子軸と別体に設けられ、且つ電機子軸上に相対回転不能に固定されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、クラッチインナが電機子軸と別体に設けられるため、クラッチインナと電機子軸の材質を別々に設定できる。これにより、例えば、クラッチインナの耐磨耗性及び強度を向上させるために、クラッチインナの材質のみ高強度材料へ変更することができ、電機子軸の材料には、例えば、鍛造加工が容易な材質を選択できる。また、電機子軸とクラッチインナとに異なる熱処理を施すこともできる。例えば、電機子軸の軸受け部、ギヤ部には高周波焼き入れを実施し、クラッチインナには浸炭焼き入れを実施することもできる。
また、クラッチインナの外径が、電機子軸の成形性に影響を与えることもないので、例えば、電機子軸を鍛造により容易に加工することができ、コスト的にも有利である。
更に、電機子の遠心強度を向上させるために粉体処理を行う場合には、クラッチインナを電機子軸に固定する前に粉体処理を実施し、粉体処理工程が終了した後、クラッチインナを電機子軸に固定することができる。これにより、クラッチインナが粉体処理部分の近くに設けられる場合でも、クラッチインナが粉体処理時の熱の影響を受けることはないので、粉体処理によってクラッチインナの強度が低下する心配もない。
(請求項2の発明)
請求項1に記載したスタータにおいて、クラッチインナは、電機子軸の外周に圧入により固定されていることを特徴とする。
この場合、クラッチインナを電機子軸の外周に圧入することで、容易に電機子軸に固定できると共に、電機子軸とクラッチインナとの同軸度を出しやすいため、逆転防止用クラッチの性能向上にも寄与する。
(請求項3の発明)
請求項2に記載したスタータにおいて、クラッチインナが圧入される電機子軸の外周、またはクラッチインナの内周には、セレーションが設けられていることを特徴とする。
この場合、圧入荷重を低減できるため、クラッチインナの変形を抑制できる。
(請求項4の発明)
請求項2または3に記載したスタータにおいて、電機子軸は、クラッチインナが圧入される部位(インナ圧入部)の軸方向反鉄心側に、電機子軸の回転を減速機の遊星ギヤに伝達するサンギヤが形成され、このサンギヤの外径よりインナ圧入部の外径の方が大きく設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、クラッチインナを電機子軸のサンギヤ側からインナ圧入部に圧入できるので、電機子軸に電機子鉄心、電機子コイル、コンミテータ等を組み付けて電機子アセンブリとして組み立てた後、電機子軸のインナ圧入部にクラッチインナを圧入により固定できる。
(請求項5の発明)
請求項2〜4に記載した何れかのスタータにおいて、クラッチインナは、電機子軸に固定される電機子鉄心の軸方向端面に当接していることを特徴とする。
この場合、クラッチインナを電機子軸に圧入する際に、治具等を用いることなく、電機子軸に対するクラッチインナの圧入位置を規制できる。
(請求項6の発明)
請求項2〜5に記載した何れかのスタータにおいて、クラッチインナの表面硬度は、クラッチインナが圧入される電機子軸の表面硬度より高いことを特徴とする。
クラッチインナの表面硬度を高くすることで、クラッチインナの許容面圧も向上できるので、クラッチインナの表面硬度が電機子軸の表面硬度と同一の場合と比較して、クラッチインナの小径化が可能であり、結果的に逆転防止用クラッチの小型化が可能である。
(請求項7の発明)
請求項1〜6に記載した何れかのスタータにおいて、クラッチアウタは、カム室を形成するアウタ部と、ハウジング等に回転不能に固定される固定部とが別体に設けられ、且つアウタ部が固定部に固定されていることを特徴とする。
この場合、アウタ部と固定部とを別々に製作できるため、両者を一体に成形する場合と比較して、成形性が向上する。
(請求項8の発明)
請求項7に記載したスタータにおいて、固定部は、丸孔を有するリング状に設けられ、アウタ部は、固定部の丸孔に圧入により固定されていることを特徴とする。
この場合、アウタ部を固定部の丸孔に圧入することで、両者を容易に一体化できる。
(請求項9の発明)
請求項8に記載したスタータにおいて、クラッチインナは、電機子軸の外周に圧入により固定され、その圧入部の滑りトルクより、アウタ部が固定部に圧入される圧入部の滑りトルクの方が大きいことを特徴とする。
逆転防止用クラッチの許容トルクを超える過大な衝撃が入力された場合に、圧入部を滑らせることで、過大な衝撃を吸収することができる。この時、クラッチインナと電機子軸との圧入部(インナ側の圧入部と呼ぶ)の滑りトルクより、固定部とアウタ部との圧入部(アウタ側の圧入部と呼ぶ)の滑りトルクの方が大きく設定されることにより、過大な衝撃が入力された時に、必ずインナ側の圧入部を滑らせることができる。この場合、インナ側の圧入部の滑りトルクのみ管理すれば、適当な衝撃吸収能力を発揮できる。また、クラッチインナは、リング状の部材で構造が簡素であるため、圧入部の管理も容易である。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1は常時噛合い式スタータ1の半断面図である。
実施例1のスタータ1は、図1に示す様に、回転力を発生するモータ2と、このモータ2の通電回路(モータ回路と呼ぶ)に設けられるメイン接点(後述する)を開閉する電磁スイッチ3と、モータ2の回転を減速する減速機4と、この減速機4を介してモータ2の駆動トルクが伝達される出力軸5と、この出力軸5に支持されるピニオンギヤ6と、モータ2の逆回転を防止する逆転防止用クラッチ7等より構成される。
このスタータ1は、エンジンの停止および再始動を自動制御するエンジン自動停止/再始動システム(アイドルストップ、エコランシステム等と呼ばれる)に用いることができる。
モータ2は、磁気回路を形成するヨーク8と、このヨーク8の内周に磁界を形成する永久磁石9(界磁コイルでも良い)と、電磁力の働きにより回転する電機子10等より構成される周知の直流電動機である。
ヨーク8は、円筒形状を有し、フロントハウジング11とエンドフレーム12との間に挟持され、エンドフレーム12の後端から複数本のスルーボルト(図示せず)をフロントハウジング11に締め付けて固定されている。
永久磁石9は、磁石保持器14を介してヨーク8の内周面に固定され、ヨーク8の周方向等間隔に複数個配置されている。
電機子10は、電機子軸14と、この電機子軸14の外周にセレーション嵌合する電機子鉄心15と、この電機子鉄心15に巻線される電機子コイル16と、電機子軸14の一端側に設けられるコンミテータ17より構成される。
コンミテータ17は、電機子軸14の周囲に絶縁材18を介して円筒状に配置される複数のセグメントによって形成され、各セグメントが電機子コイル16に電気的且つ機械的に接続されている。また、コンミテータ17の外周には、複数のカーボンブラシ19が配置されている。
電磁スイッチ3は、車載バッテリ(図示せず)から通電されて電磁石を形成する電磁コイル(図示せず)と、この電磁コイルの内側に挿入されるプランジャ(図示せず)とを備え、電磁コイルへの通電によって電磁石が形成されると、その電磁石にプランジャが吸引されて、モータ回路のメイン接点を閉操作する。また、電磁コイルへの通電が停止して電磁石の吸引力が消滅すると、図示しないリターンスプリングの反力にプランジャが押し戻されて、メイン接点を開操作する。
メイン接点は、2本の外部端子20、21を介してモータ回路に接続される一組の固定接点(図示せず)と、プランジャと一体に可動して一組の固定接点間を断続する可動接点(図示せず)とで形成され、この可動接点を通じて一組の固定接点間が導通することでメイン接点が閉状態となり、一組の固定接点間の導通が遮断されることでメイン接点が開状態となる。
2本の外部端子20、21は、バッテリケーブルを介して車載バッテリに接続されるB端子20と、モータ2から取り出されたモータリード線22が接続されるM端子21であり、共に電磁スイッチ3のカバー3aに固定されている。
減速機4は、電機子軸14と同軸上で減速できる周知の遊星歯車減速機であり、電機子軸14の他端側(反コンミテータ側)に形成されたサンギヤ23と、このサンギヤ23と同心に配置され、且つ下述のトルクリミッタを介して回転規制されるインターナルギヤ24と、両ギヤ23、24に噛み合う複数の遊星ギヤ25とで構成される。
トルクリミッタは、摩擦力によって回転規制された回転ディスク26を有し、この回転ディスク26の静止トルクを超える過大トルクがインターナルギヤ24に加わると、回転ディスク26が摩擦力に抗して滑る(回転する)ことにより、インターナルギヤ24の回転が許容されて、過大トルクを吸収する。
出力軸5は、電機子軸14と同一軸線上に配置されて、一端側が減速機4を介して電機子軸14に連結され、他端側が軸受27を介してフロントハウジング11に回転自在に支持されている。
ピニオンギヤ6は、軸受28を介して出力軸5の外周に回転自在に嵌合すると共に、以下に説明する衝撃吸収装置を介して出力軸5に連結され、且つエンジン側のリングギヤ29に常時噛み合わされている。
衝撃吸収装置は、出力軸5の外周にセレーション嵌合する第1の回転体30と、ピニオンギヤ6と一体に設けられた円筒部6aの外周にセレーション嵌合する第2の回転体31と、両回転体30、31の間に配置されるゴム等の弾性体32等より構成される。なお、弾性体32は、両回転体30、31の間に中間部材33を介して直列に複数個(図1では1段あたり3個×2段の計6個)配置される。
この衝撃吸収装置は、大きな慣性エネルギを有するエンジンを始動する際に、スタータ1に伝わる衝撃トルクを弾性体32が圧縮変形することによって吸収する。
逆転防止用クラッチ(以下クラッチ7と略す)は、電機子軸14上に設けられるクラッチインナ34と、このクラッチインナ34と同心に配置され、且つクラッチインナ34との間にくさび状のカム室35〔図3(b)参照〕を形成するクラッチアウタ36と、カム室35に配設されるローラ37等より構成される。
クラッチインナ34は、電機子軸14と別体に設けられたリング形状を有し、電機子軸14の外周に圧入により固定される。なお、電機子軸14は、電機子鉄心15が嵌合するセレーション軸部と、サンギヤ23が形成されたギヤ形成部との間に、クラッチインナ34が圧入される部位(インナ圧入部14aと呼ぶ)が設けられ、そのインナ圧入部14aの外径がサンギヤ23の外径より若干大きく設けられている〔図2(b)参照〕。
クラッチアウタ36は、図3に示す様に、内周にカム室35を形成するアウタ部36aと、フロントハウジング11に対し回転不能に固定される固定部36bとを有する。
このクラッチアウタ36は、固定部36bの外周がヨーク8の軸方向端部にインロー嵌合して組み合わされると共に、固定部36bの外周に設けられた回転規制部36c〔図3(b)参照〕がフロントハウジング11の内周に係合して回転規制されている。
ローラ37は、図3(b)に示す様に、スプリング38と共にカム室35に収容され、スプリング38によってカム室35の狭小方向へ付勢されている。
上記のクラッチ7は、電機子軸14がエンジン駆動時と逆方向に回転することを防止する働きを有する。つまり、エンジン駆動時に電機子軸14が回転する時は、ローラ37がカム室35の一方側(広大方向)に移動して空転することにより、クラッチインナ34の回転を許容する。一方、エンジン駆動時と逆方向の回転がエンジン側より電機子軸14に伝達されると、ローラ37がカム室35の他方側(狭小方向)に移動して、クラッチアウタ36とクラッチインナ34との間にロックされることにより、クラッチインナ34の回転が阻止される。その結果、電機子軸14がエンジン駆動時と逆方向に回転することを防止する。
次に、上記スタータ1の作動及び効果について説明する。
電磁スイッチ3によりモータ回路のメイン接点が閉操作されると、車載バッテリから電機子コイル16に通電され、その電機子コイル16に働く電磁力によって電機子10に回転力を発生する。電機子10の回転は、クラッチ7によって阻止されることはなく、減速機4を介して出力軸5に伝達され、更に、ピニオンギヤ6からリングギヤ29に伝達されて、エンジンをクランキングする。この時、スタータ1に生じる衝撃トルクは、衝撃吸収装置によって効果的に吸収される。また、衝撃吸収装置で吸収しきれない(つまり弾性体32が全圧縮した場合)過大な衝撃は、トルクリミッタによってカットされる。
エンジンが完爆してエンジン回転数がスタータ回転数を上回ると、例えば、リングギヤ29に内蔵された一方向クラッチ(図示せず)が空転して、エンジンのクランク軸からリングギヤ29が切り離されるため、エンジンの回転がピニオンギヤ6に伝達されることはなく、電機子10のオーバランを防止できる。
また、エンジンが停止する際に生じるクランク軸の揺動あるいは登板路のエンストで車両が後退する時等にエンジンが逆回転すると、その逆回転がリングギヤ29に常時噛み合うピニオンギヤ6に伝達され、エンジン駆動時とは逆方向の回転が出力軸5に伝わる。この出力軸5の逆回転が減速機4を介して電機子軸14に伝達されると、クラッチ7のローラ37がロックされて、クラッチインナ34の回転、すなわち電機子軸14の逆回転が阻止されるため、電機子10がエンジン駆動時と逆方向に回転することを防止できる。
(実施例1の効果)
本実施例のクラッチ7は、クラッチインナ34が電機子軸14と別体に設けられているので、クラッチインナ34と電機子軸14の材質を別々に設定できる。これにより、例えば、クラッチインナ34の耐磨耗性及び強度を向上させるために、クラッチインナ34の材質のみ高強度材料へ変更することができ、電機子軸14の材料には、例えば、鍛造加工が容易な材質を選択できる。また、電機子軸14とクラッチインナ34とに異なる熱処理を施すこともできる。例えば、電機子軸14には高周波焼き入れを実施し、クラッチインナ34には浸炭焼き入れを実施することもできる。
また、クラッチインナ34と電機子軸14とを別々に製作できるので、クラッチインナ34の外径が電機子軸14の成形性に影響を与えることもない。つまり、電機子軸14を製作する際に、クラッチインナ34の外径によって制約を受けることはなく、例えば、電機子軸14を鍛造により容易に加工することができるので、コスト的にも有利である。
更に、クラッチインナ34は、電機子軸14の外周に圧入により固定されるので、容易に電機子軸14に固定できると共に、電機子軸14とクラッチインナ34との同軸度を出しやすいため、クラッチ7の性能向上にも寄与する。
また、クラッチインナ34を電機子軸14と別体に設けることにより、クラッチインナ34の表面硬度を電機子軸14のインナ圧入部14aの表面硬度より高く設定することもできる。この場合、クラッチインナ34の表面硬度を高くすることで、クラッチインナ34の許容面圧も向上できるので、クラッチインナ34の表面硬度が電機子軸14の表面硬度と同一の場合と比較して、クラッチインナ34の小径化が可能であり、結果的にクラッチ7の小型化が可能となる。
電機子軸14は、サンギヤ23の外径よりインナ圧入部14aの外径の方が大きく設けられているので、電機子軸14に電機子鉄心15、電機子コイル16、コンミテータ17等を組み付けて電機子アセンブリとして組み立てた後、電機子軸14のサンギヤ23側からインナ圧入部14aにクラッチインナ34を圧入できる。これにより、電機子アセンブリを組み立てた後、電機子10の遠心強度を向上させるために、電機子コイル16の外周部に粉体処理〔図2(b)参照〕を行う場合には、クラッチインナ34を電機子軸14に固定する前に粉体処理を実施し、粉体処理工程が終了した後、クラッチインナ34を電機子軸14に圧入して固定することができる。その結果、クラッチインナ34が粉体処理部分の近くに設けられる場合でも、クラッチインナ34が粉体処理時の熱の影響を受けることはないので、粉体処理によってクラッチインナ34の強度が低下する心配もない。
図4はスタータの半断面図、図5はクラッチの半断面図である。
この実施例2に示すクラッチ7は、図4及び図5に示す様に、クラッチアウタ36がアウタ部36aと固定部36bとに分割されている一例である。
固定部36bは、内周に丸孔を有するリング状に設けられ、この丸孔にアウタ部36aが圧入により固定されている。
アウタ部36aと固定部36bとを一体に成形する場合には、アウタ部36aの内周に形成されるカム室35がいびつな形状(くさび状)であると共に、アウタ部36aと固定部36bとの外径が大きく異なるため、クラッチアウタ36を鍛造で製作することが困難である。
これに対し、本実施例では、アウタ部36aと固定部36bとを別々に製作できるため、例えば、鍛造が困難なアウタ部36aを切削により加工し、単純な形状である固定部36bを鍛造で加工することも可能であり、両者を一体に成形する場合と比較して、クラッチアウタ36の成形性が向上する。
また、アウタ部36aが固定部36bの丸孔に圧入される圧入部(アウタ側の圧入部)の滑りトルクと、クラッチインナ34と電機子軸14との圧入部(インナ側の圧入部)の滑りトルクとを比較した場合に、インナ側の圧入部の滑りトルクよりアウタ側の圧入部の滑りトルクの方が大きく設定されている。これにより、クラッチ7の許容トルクを超える過大な衝撃が入力された時に、必ずインナ側の圧入部を滑らせることができるので、インナ側の圧入部の滑りトルクのみ管理すれば、適当な衝撃吸収能力を発揮できる。また、クラッチインナ34は、リング状の部材で構造が簡素であるため、圧入部の管理も容易である。
(変形例)
実施例1及び実施例2では、クラッチインナ34が圧入される電機子軸14の外周、またはクラッチインナ34の内周にセレーションを設けても良い。この場合、圧入荷重を低減できるので、圧入に伴うクラッチインナ34の変形を抑制できる。
また、クラッチインナ34は、反減速機側の端面を電機子鉄心15の軸方向端面に当接させても良い。この場合、クラッチインナ34を電機子軸14に圧入する際に、治具等を用いることなく、電機子軸14に対するクラッチインナ34の圧入位置を規制できる。
常時噛合い式スタータの半断面図である(実施例1)。 (a)電機子の軸方向正面図、(b)電機子の半断面図である。 (a)クラッチの半断面図、(b)クラッチの平面図である(実施例1)。 常時噛合い式スタータの半断面図である(実施例2)。 クラッチの半断面図である(実施例2)。
符号の説明
1 スタータ
2 モータ
4 遊星歯車減速機
5 出力軸
6 ピニオンギヤ
7 逆転防止用クラッチ
11 ハウジング
14 電機子軸
15 電機子鉄心
23 サンギヤ
25 遊星ギヤ
29 リングギヤ
34 クラッチインナ
35 カム室
36 クラッチアウタ
36a クラッチアウタのアウタ部
36b クラッチアウタの固定部
37 ローラ(クラッチ部材)

Claims (9)

  1. 電機子軸に回転力を発生するモータと、
    前記電機子軸の回転を減速する遊星歯車減速機と、
    この減速機を介して前記モータの駆動トルクが伝達される出力軸と、
    この出力軸上に設けられると共に、エンジン側のリングギヤに常時噛み合い、前記出力軸と一体に回転して前記リングギヤを駆動するピニオンギヤと、
    前記電機子軸がエンジン駆動時と逆方向に回転することを防止する逆転防止用クラッチとを備え、
    この逆転防止用クラッチは、前記電機子軸上に設けられるクラッチインナと、このクラッチインナと同心に配置されると共に、ハウジング等に回転不能に固定され、且つ前記クラッチインナとの間にくさび状のカム室を形成するクラッチアウタと、前記カム室に配設され、エンジン駆動時と逆方向の回転が前記電機子軸に伝達された時に、前記カム室の狭小方向に移動して前記クラッチインナの回転を阻止するクラッチ部材とを有し、
    前記クラッチインナは、前記電機子軸と別体に設けられ、且つ前記電機子軸上に相対回転不能に固定されていることを特徴とするスタータ。
  2. 請求項1に記載したスタータにおいて、
    前記クラッチインナは、前記電機子軸の外周に圧入により固定されていることを特徴とするスタータ。
  3. 請求項2に記載したスタータにおいて、
    前記クラッチインナが圧入される前記電機子軸の外周、または前記クラッチインナの内周には、セレーションが設けられていることを特徴とするスタータ。
  4. 請求項2または3に記載したスタータにおいて、
    前記電機子軸は、前記クラッチインナが圧入される部位(インナ圧入部と呼ぶ)の軸方向反鉄心側に、前記電機子軸の回転を前記減速機の遊星ギヤに伝達するサンギヤが形成され、このサンギヤの外径より前記インナ圧入部の外径の方が大きく設けられていることを特徴とするスタータ。
  5. 請求項2〜4に記載した何れかのスタータにおいて、
    前記クラッチインナは、前記電機子軸に固定される電機子鉄心の軸方向端面に当接していることを特徴とするスタータ。
  6. 請求項2〜5に記載した何れかのスタータにおいて、
    前記クラッチインナの表面硬度は、前記クラッチインナが圧入される前記電機子軸の表面硬度より高いことを特徴とするスタータ。
  7. 請求項1〜6に記載した何れかのスタータにおいて、
    前記クラッチアウタは、前記カム室を形成するアウタ部と、前記ハウジング等に回転不能に固定される固定部とが別体に設けられ、且つ前記アウタ部が前記固定部に固定されていることを特徴とするスタータ。
  8. 請求項7に記載したスタータにおいて、
    前記固定部は、丸孔を有するリング状に設けられ、
    前記アウタ部は、前記固定部の丸孔に圧入により固定されていることを特徴とするスタータ。
  9. 請求項8に記載したスタータにおいて、
    前記クラッチインナは、前記電機子軸の外周に圧入により固定され、その圧入部の滑りトルクより、前記アウタ部が前記固定部に圧入される圧入部の滑りトルクの方が大きいことを特徴とするスタータ。
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