JP2008082252A - アイドルギヤ付始動電動機 - Google Patents

アイドルギヤ付始動電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008082252A
JP2008082252A JP2006263772A JP2006263772A JP2008082252A JP 2008082252 A JP2008082252 A JP 2008082252A JP 2006263772 A JP2006263772 A JP 2006263772A JP 2006263772 A JP2006263772 A JP 2006263772A JP 2008082252 A JP2008082252 A JP 2008082252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
clutch
idle
idle gear
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006263772A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushi Ono
一志 小野
Hiroshi Ooka
博 大岡
Tomohiko Ikemori
朋彦 池守
Shigeyuki Maruzumi
茂之 円角
Mitsuhiro Kogure
光裕 小暮
Chihiro Horikoshi
千博 堀越
Shinya Saito
信哉 齋藤
Narihiro Kanbe
成広 神戸
Kimio Morozumi
公雄 両角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2006263772A priority Critical patent/JP2008082252A/ja
Publication of JP2008082252A publication Critical patent/JP2008082252A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N15/00Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
    • F02N15/02Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
    • F02N15/022Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch
    • F02N15/023Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch of the overrunning type

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】リングギヤとの噛合時にアイドルギヤに付加される軸方向の押圧力を緩和し、始動電動機の耐久性向上を図る。
【解決手段】アイドルギヤ付の始動電動機にて、ピニオンギヤ14の右端側に、ゴム等の弾性部材にて形成された緩衝材96を配置する。アイドルギヤ15とリングギヤ16がスムーズに噛合せずアイドルギヤ15にスラスト荷重が加わると、ピニオンギヤ14にもフランジ部95を介して軸方向の力が加わる。ピニオンギヤ14が軸方向に押されると、その押圧力によって緩衝材96が押し縮められる。緩衝材96が縮むとそれに応じた弾性力が生じ、これにより、両ギヤ15,16の当接に伴う軸方向の押圧力が吸収され、アイドルギヤ15に加わる軸方向の押圧力が緩和される。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等のエンジンに取り付けられる始動電動機に関し、特に、電動機によって回転駆動され軸方向に移動可能なアイドルギヤを備えた始動電動機に関する。
自動車や自動二輪車、大型発電機等に使用されるエンジンでは、エンジンに取り付けられた始動電動機(スタータモータ)によって始動動作が行われるのが一般的である。このような始動電動機としては、特許文献1〜4のように、軸方向に移動可能なアイドルギヤが備えたものが知られている。このアイドルギヤは、エンジンのリングギヤと噛合・離脱可能に配置されており、エンジン始動時に両ギヤが噛合し、エンジン始動後にそれらの噛合が解除されるようになっている。アイドルギヤはまた、始動電動機によって回転駆動されるピニオンと噛合しており、ピニオンはオーバーランニングクラッチを介してモータの回転軸に接続されている。
図3は、このような従来の始動電動機の構成を示す説明図である。始動電動機101は、大別すると、モータ部102、ギヤ部103、マグネットスイッチ部104、ケース部105及びアイドル部106とから構成されている。モータ部102には駆動源であるモータ111が配設され、ギヤ部103には減速装置である遊星歯車機構112やオーバーランニングクラッチ113、ピニオンギヤ114などが配設されている。アイドル部106には、ピニオンギヤ114と噛合するアイドルギヤ115が配設されている。アイドルギヤ115は、軸方向(図中左右方向)に移動可能に取り付けられており、図中左方向に移動するとエンジンのリングギヤ116と噛合する。アイドルギヤ115の図中右端面は、ピニオンギヤ114に形成されたフランジ部117と当接している。
モータ111が回転すると、その回転は、遊星歯車機構112及びオーバーランニングクラッチ113を介してピニオンギヤ114に伝わる。その際、ピニオンギヤ114は、ヘリカルスプライン部118の作用により図中左方に移動し、アイドルギヤ115は、ピニオンギヤ114と共に、回転しつつ左方に移動する。これにより、アイドルギヤ115がリングギヤ116と噛合し、モータ111の回転力がアイドルギヤ115を介してリングギヤ116へと伝達され、エンジンが始動される。
特開平4-303175号公報 特開平11-37021号公報 特開2002-180937号公報 特願2004-305020号
しかしながら、このような始動電動機では、アイドルギヤ115が軸方向に移動したとき、アイドルギヤ115とリングギヤ116のギヤ歯がタイミング良く噛み合わないと、両ギヤの側面同士が当接した状態となる。ところが、この状態でも、ピニオンギヤ114は、慣性によって軸方向に動き続けようとするが、アイドルギヤ115の軸方向への動きは、リングギヤ116と当接により規制されており、その状態でピニオンギヤ114が軸方向に移動すると、アイドルギヤ115に過大なスラスト荷重が加わる。このため、両ギヤがスムーズに噛合しないと、このスラスト荷重によって、アイドルギヤ115の歯面がダメージを受けるおそれがある。また、アイドルギヤ115とリングギヤ116がスムーズに噛み合わないと、ギヤ飛び込み音(衝突音)が増大したり、異音が生じたりするなどの問題があり、その対策が求められていた。
本発明の目的は、アイドルギヤが軸方向に移動してリングギヤに噛合するタイプの始動電動機において、リングギヤとの噛合時にアイドルギヤに付加される軸方向の押圧力を低減させることにある。
本発明のアイドルギヤ付始動電動機は、電動機によって回転される出力軸と、前記出力軸に形成されたスプライン部に取り付けられ、前記スプライン部に沿って軸方向に移動可能なオーバーランニングクラッチと、前記オーバーランニングクラッチを介して前記出力軸に接続され、前記出力軸の回転に伴って一方向に回転駆動されると共に、前記オーバーランニングクラッチと共に軸方向に移動するピニオンギヤと、前記出力軸と平行に配設されたアイドルシャフトと、前記アイドルシャフトに回転自在かつ軸方向に移動可能に支持され、軸方向の移動によってエンジンのリングギヤに噛合・離脱するアイドルギヤと、を有するアイドルギヤ付始動電動機であって、前記オーバーランニングクラッチ内に、弾性部材にて形成され、前記ピニオンギヤの軸方向端部に当接する緩衝部材を配置したことを特徴とする。
本発明にあっては、アイドルギヤ付始動電動機のオーバーランニングクラッチ内に、弾性部材にて形成された緩衝部材を配置し、ピニオンギヤの軸方向端部をこの緩衝部材に当接するようにしたので、例えば、ギヤがスムーズに噛合せずアイドルギヤに軸方向の力が加わっても、その力が緩衝部材のダンパ作用によって吸収される。これにより、両ギヤ当接時に加わる荷重が緩和され、始動電動機の耐久性向上が図られる。
前記アイドルギヤ付始動電動機において、前記オーバーランニングクラッチを、前記スプライン部に取り付けられるクラッチアウタと、前記ピニオンギヤと一体に形成され前記クラッチアウタ内に挿入されたクラッチインナと、前記クラッチアウタ内周と前記クラッチインナ外周との間に配設されたローラとを備えた構成とし、前記緩衝部材を、前記クラッチインナの軸方向端部と前記クラッチアウタとの間に介設するようにしても良い。また、前記緩衝部材を前記クラッチアウタ内に形成された凹部内に収容し、前記クラッチインナの軸方向端部を前記凹部内の前記緩衝部材に当接するようにしても良い。
本発明のアイドルギヤ付始動電動機によれば、アイドルシャフトに回転自在かつ軸方向に移動可能に支持され、軸方向の移動によってエンジンのリングギヤに噛合・離脱するアイドルギヤを備えた始動電動機のオーバーランニングクラッチ内に、弾性部材にて形成され、ピニオンギヤの軸方向端部に当接する緩衝部材を配置したので、アイドルギヤとリングギヤがスムーズに噛合せずアイドルギヤに軸方向の力が加わっても、その力を緩衝部材のダンパ作用によって吸収することが可能となる。このため、両ギヤ当接時に始動電動機内に生じる荷重が緩和され、始動電動機の耐久性向上が図られる。また、リングギヤ飛び込み時の衝撃が吸収されるため、アイドルギヤとリングギヤの衝突音を低減させることが可能となり、始動電動機の静音化が図られる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例である始動電動機の構成を示す断面図である。図1の始動電動機1は、自動車用エンジンの始動に使用され、停止しているエンジンに対して、燃料の吸入、微粒化、圧縮、点火に必要な回転を与える。
始動電動機1は、大別すると、モータ部2、ギヤ部3、マグネットスイッチ部4、ケース部5及びアイドル部6とから構成されている。モータ部2には駆動源であるモータ(電動機)11が配設され、ギヤ部3には減速装置である遊星歯車機構12やオーバーランニングクラッチ13、ピニオンギヤ14などが配設されている。アイドル部6には、ピニオンギヤ14と噛合するアイドルギヤ15が配設されている。アイドルギヤ15は、軸方向(図中左右方向)に移動可能に取り付けられており、図中左方向(以下、左右方向は図1を基準とし「図中」の記載は省略する)に移動すると、エンジンのリングギヤ16と噛合する。モータ11の回転力は、遊星歯車機構12及びオーバーランニングクラッチ13を介してピニオンギヤ14に伝わり、アイドルギヤ15からリングギヤ16へと伝達され、エンジンが始動される。
モータ11は、円筒形状のモータハウジング21内にアーマチュア22を回動自在に配置した構成となっている。モータハウジング21はモータ11のヨークを兼ねており、鉄等の磁性体金属によって形成されている。モータハウジング21の右端部には、金属製のエンドカバー23が取り付けられる。一方、モータハウジング21の左端部は、ケース部5のギヤカバー24に取り付けられる。エンドカバー23はセットボルト25によってギヤカバー24に固定され、モータハウジング21はエンドカバー23とギヤカバー24との間に固定される。
モータハウジング21の内周面には、周方向に複数個の永久磁石26が固定されており、永久磁石26の内側にはアーマチュア22が配設される。アーマチュア22は、モータシャフト27に固定されたアーマチュアコア28と、アーマチュアコア28に巻装されたアーマチュアコイル29とから構成されている。モータシャフト27の右端部は、エンドカバー23に取り付けられたメタル軸受31によって回動自在に支持されている。一方、モータシャフト27の左端部は、ピニオンギヤ14等が取り付けられたドライブシャフト(出力軸)32の端部に回動自在に支持されている。ピニオンシャフト32の右端部には軸受部33が凹設されており、モータシャフト27はそこに取り付けられたメタル軸受34によって回動自在に支持される。
アーマチュアコア28の一端側には、モータシャフト27に外嵌固定されたコンミテータ35が隣接配置されている。コンミテータ35の外周面には、導電材にて形成されたコンミテータ片36が複数個取り付けられており、各コンミテータ片36にはアーマチュアコイル29の端部が固定されている。モータハウジング21の左端部には、ブラシホルダ37が取り付けられている。ブラシホルダ37には、周方向に間隔をあけて、ブラシ収容部38が4個配置されている。各ブラシ収容部38にはそれぞれブラシ39が出没自在に内装されている。ブラシ39の突出先端部(内径側先端部)は、コンミテータ35の外周面に摺接している。
ブラシ39の後端側には図示しないピグテールが取り付けられており、ブラシホルダ37の導電プレート41と電気的に接続されている。導電プレート41にはスイッチ部42が設けられており、スイッチプレート43が導電プレート41に接触すると電源ターミナル44とブラシ39との間が電気的に接続され、コンミテータ35に電源が供給される。スイッチプレート43はスイッチシャフト45に取り付けられており、マグネットスイッチ部4が通電されると、スイッチシャフト45が左方に移動し、スイッチプレート43が導電プレート41に接触するようになっている。
ギヤ部3の遊星歯車機構12には、インターナルギヤユニット46とドライブプレートユニット47が設けられている。インターナルギヤユニット46は、ギヤカバー24の右端部に固定されており、その内周側には内歯歯車48が形成されている。インターナルギヤユニット46の中央にはメタル軸受49が内装されており、ピニオンシャフト32の右端側が回動自在に支持されている。ドライブプレートユニット47は、ピニオンシャフト32の右端部に固定されており、遊星歯車51が3個等分間隔で取り付けられている。遊星歯車51は、ベースプレート52に固定された支持ピン53に、メタル軸受54を介して回動自在に支持されている。遊星歯車51は内歯歯車48と噛合している。
モータシャフト27の左端部には、太陽歯車55が形成されている。太陽歯車55は遊星歯車51と噛合しており、遊星歯車51は、太陽歯車55と内歯歯車48との間で、自転しつつ公転する。モータ11が作動すると、モータシャフト27と共に太陽歯車55が回転し、太陽歯車55の回転に伴い、遊星歯車51が内歯歯車48と噛み合いながら太陽歯車55の周りを公転する。これにより、ピニオンシャフト32に固定されたベースプレート52が回転し、モータシャフト27の回転が減速されてピニオンシャフト32に伝達される。
オーバーランニングクラッチ13は、遊星歯車機構12によって減速された回転をピニオンギヤ14に対し一回転方向に伝達する。オーバーランニングクラッチ13は、クラッチアウタ56とクラッチインナ57との間に、ローラ58及びクラッチスプリング59を配した構成となっている。クラッチアウタ56は、ボス部56aとクラッチ部56bとからなり、ボス部56aは、ピニオンシャフト32のヘリカルスプライン部61に取り付けられている。ボス部56aの内周側には、ヘリカルスプライン部61と噛み合うスプライン部62が形成されている。これにより、クラッチアウタ56は、ピニオンシャフト32上をヘリカルスプライン部61に沿って軸方向に移動可能となっている。
ピニオンシャフト32にはストッパ63が取り付けられている。ストッパ63は、ピニオンシャフト32に装着されたサークリップ64によって軸方向の移動が規制されている。ストッパ63には、ギヤリターンスプリング65の一端側が取り付けられている。ギヤリターンスプリング65の他端側は、ボス部56aの内端壁66に当接している。クラッチアウタ56は、このギヤリターンスプリング65によって右方向に付勢されており、通常時(非通電時)には、クラッチアウタ56はギヤカバー24に固定されたクラッチストッパ67に当接した位置で保持される。
クラッチアウタ56のクラッチ部56b内周には、ピニオンギヤ14と一体に形成されたクラッチインナ57が配設されている。クラッチ部56bの内周右端中央部には、凹部56cが形成されており、凹部56cには緩衝材(緩衝部材)96が配置されている。緩衝材96は、ゴム等の弾性部材にてリング状に形成されており、円形孔状の凹部56c内に全周に亘って収容されている。凹部56cにはクラッチインナ57の右端部が挿入されており、凹部56c内の緩衝材96と当接している。クラッチアウタ56とクラッチインナ57の間には、ローラ58及びクラッチスプリング59が複数組配置されている。また、クラッチ部56bの外周にはクラッチカバー68が外装されており、クラッチ部56bの左端面とクラッチカバー68との間には、クラッチワッシャ69が取り付けられている。このクラッチワッシャ69によって、ローラ58及びクラッチスプリング59は、クラッチ部56bの内周側に、軸方向の移動を規制された状態で収容される。
クラッチ部56bの内周壁はカム面となっており、楔状斜面部と曲面部が形成されている。ローラ58は、通常、クラッチスプリング59によって曲面部側に押されている。クラッチアウタ56が回転し、クラッチスプリング59の付勢力に抗して、ローラ58が楔状斜面部とクラッチインナ57の外周面との間に挟持されると、クラッチインナ57はローラ58を介してクラッチアウタ56と一体に回転する。これにより、モータ11が作動しピニオンシャフト32が回転すると、その回転はクラッチアウタ56からローラ58を介してクラッチインナ57に伝達され、ピニオンギヤ14が回転する。
これに対し、エンジンが始動し、クラッチインナ57がクラッチアウタ56よりも早く回転すると、ローラ58は曲面部側に移動し、クラッチインナ57はクラッチアウタ56に対し空転状態となる。すなわち、クラッチインナ57がオーバーラン状態となると、ローラ58が楔状斜面部とクラッチインナ外周面との間には挟持されず、クラッチインナ57の回転はクラッチアウタ56には伝達されない。従って、エンジン始動後、エンジン側からより高い回転数でクラッチインナ57が回されても、その回転はオーバーランニングクラッチ13にて遮断され、モータ11側には伝達されない。
ピニオンギヤ14は冷間鍛造によって形成された鋼製部材であり、アイドルギヤ15と噛合している。ピニオンギヤ14とアイドルギヤ15には、クロム鋼(例えば、SCr 420H)に浸炭処理を施したものが使用されている。ピニオンギヤ14はクラッチインナ57と一体に成形されており、クラッチインナ57の左方には、ギヤ部71とボス部94が形成されている。ボス部94の外径はギヤ部71の歯底外径よりも小径となっており、ピニオンギヤ14を容易に冷鍛加工できるようになっている。ピニオンギヤ14は、冷鍛加工にて形成されているため、ギヤ部71の軸方向寸法の精度が高く、ピニオンギヤ14とアイドルギヤ15間など部品間のガタが小さく、摩耗や破損が抑えられている。また、冷間鍛造によってギヤ部71を形成することにより、加工硬化が生じ、ギヤ部71の強度が増大し、ギヤ連結部の強度向上も図られている。
ボス部94には、鋼製のピニオンワッシャ72が外挿されている。ピニオンワッシャ72は、ボス部94に装着されたCリング73によって軸方向に抜け止め固定されている。ピニオンワッシャ72の外周部は、アイドルギヤ15の左側面に当接しており、エンジン始動後、始動電動機1が停止する際に、ピニオンギヤ14と共にアイドルギヤ15を右方に移動させ、アイドルギヤ15をリングギヤ16から離脱させる。また、ギヤ部71の右側にはフランジ部95が形成されている。
ピニオンギヤ14の内径側には、シャフト孔74とスプリング収容部75が形成されている。シャフト孔74にはピニオンギヤメタル76が取り付けられており、ピニオンギヤ14は、ピニオンギヤメタル76を介してピニオンシャフト32に回動自在に支持される。スプリング収容部75はクラッチインナ57の内周側に形成されており、そこには、ストッパ63やギヤリターンスプリング65が収容される。
マグネットスイッチ部4は、遊星歯車機構12の左方にモータ11や遊星歯車機構12と同心状に配設されている。マグネットスイッチ部4は、ギヤカバー24に固定された鋼製の固定部77と、固定鉄心82に沿って左右方向に移動自在に配置された可動部78とからなる。固定部77には、ギヤカバー24に固定されたケース79と、ケース79内に収容されたコイル81及びケース79の内周側に取り付けられた固定鉄心82が設けられている。可動部78には、スイッチシャフト45が取り付けられた可動鉄心83が設けられ、可動鉄心83の内周側にはギヤプランジャ84が取り付けられている。可動鉄心83の外周側(図中下端側)には、スイッチリターンスプリング90が取り付けられている。スイッチリターンスプリング90の他端側はギヤカバー24に当接しており、可動鉄心83は右方に付勢されている。
可動鉄心83の内周にはさらに、ブラケットプレート85が固定されている。ブラケットプレート85には、プランジャスプリング86の一端がカシメ固定されている。プランジャスプリング86の他端側は、イグニッションキースイッチがOFFのとき(図1の状態のとき)は、ギヤプランジャ84に当接しており、ギヤプランジャ84はプランジャスプリング86によって左方に付勢されている。ギヤプランジャ84はピニオンシャフト32に軸方向に移動可能取り付けられており、可動鉄心83の内周面との間には摺動鉄心87が介設されている。
ケース部5はアルミダイカスト製のギヤカバー24を備えており、ギヤカバー24には、メタル軸受88を介してピニオンシャフト32の左端側が回動自在に支持されている。ギヤカバー24にはまた、アイドルギヤ15を支持するアイドルシャフト89が取り付けられている。アイドルシャフト89の左端側は、図示しないアイドルシャフトストッパにて抜け止めされている。ギヤカバー24内には、前述のように、合成樹脂製(例えば、ガラス繊維強化ポリアミド)のクラッチストッパ67やケース79等が固定され、右端面側には、モータハウジング21やエンドカバー23がセットボルト25によって固定されている。
アイドル部6には、アイドルギヤ15が配設されている。アイドルギヤ15は、アイドルシャフト89にメタル軸受91を介して回動自在に支持されている。アイドルギヤ15には、ギヤ部92とボス部93が設けられており、ギヤ部92はピニオンギヤ14のギヤ部71と噛合している。アイドルギヤ15の右端面は、ピニオンギヤ14に形成されたフランジ部95の左端面に当接している。これにより、アイドルギヤ15は、フランジ部95と、ピニオンギヤ14の左端部に取り付けられたピニオンワッシャ72との間に挟まれる形となり、ピニオンギヤ14が軸方向(左右方向)に移動すると、それと共に軸方向に移動する。
次に、このような始動電動機1を用いたエンジン始動動作について説明する。まず、自動車のイグニッションキースイッチがOFFされているときは、図1のように、ギヤリターンスプリング65の付勢力によって、クラッチアウタ56はクラッチストッパ67に当接した状態にある。このとき、スイッチプレート43は導電プレート41から離れており、モータ11への給電は行われない。また、アイドルギヤ15は、右方の離脱位置にあり、リングギヤ16とは噛み合っていない状態にある。これに対し、イグニッションキースイッチをONすると、アイドルギヤ15が左方へ移動し、リングギヤ16に噛み合う。
すなわち、イグニッションキースイッチをONすると、まず、コイル81に電流が流れ、マグネットスイッチ部4に吸引力が発生する。コイル81が励磁されると、ケース79及び固定鉄心82を通る磁路が形成され、可動鉄心83が左方に吸引される。可動鉄心83がスイッチリターンスプリング90の付勢力に抗して左方に移動すると、スイッチシャフト45も左方へ移動し、スイッチプレート43が導電プレート41に接触して接点が閉じる。これにより、電源ターミナル44とブラシ39との間が電気的に接続され、コンミテータ35に電源が供給されてモータ11が起動しアーマチュア22が回転する。また、ブラケットプレート85も左方へ移動し、それに伴って、プランジャスプリング86も押し縮められる。
アーマチュア22が回転すると、遊星歯車機構12を介してピニオンシャフト32が回転する。ピニオンシャフト32の回転に伴い、ヘリカルスプライン部61に取り付けられたクラッチアウタ56もまた回転する。ヘリカルスプライン部61は、ピニオンシャフト32の回転方向を考慮してねじり方向が設定されており、クラッチアウタ56の回転数が増大すると、その慣性マスによって、クラッチアウタ56がヘリカルスプライン部61に沿って左方に移動する(静止位置→作動位置)。クラッチアウタ56が左方へ飛び出すと、ピニオンギヤ14もクラッチアウタ56と共に左方に移動する。このとき、ギヤリターンスプリング65もクラッチアウタ56に押されて縮められる。
クラッチアウタ56が左方へ移動すると、アイドルギヤ15もまたピニオンフランジ部95に押されて左方へ移動し、リングギヤ16に噛み合う。アイドルギヤ15がリングギヤ16と噛み合うと、モータ11の回転がリングギヤ16に伝達され、リングギヤ16が回転する。リングギヤ16はエンジンのクランク軸に接続されており、リングギヤ16の回転に伴ってクランク軸が回転され、エンジンが始動される。エンジンが始動すると、リングギヤ16からアイドルギヤ15を介してピニオンギヤ14が高回転で回転されるが、オーバーランニングクラッチ13の作用によって、その回転はモータ11側には伝達されない。
また、クラッチアウタ56が左方に移動すると、押し縮められていたプランジャスプリング86の付勢力によってギヤプランジャ84が左方に移動し、ギヤプランジャ84はクラッチアウタ56の右端面に当接する。このとき、プランジャスプリング86は自然長状態となり、クラッチアウタ56に当接した状態のギヤプランジャ84とプランジャスプリング86との間には、若干の隙間が生じる。
ここで、エンジンが始動するとピニオンギヤ14は高回転で回転され、オーバーランニングクラッチ13は空転方向に回転される。オーバーランニングクラッチ13が空転方向に回されるとクラッチ内に空転トルクが生じ、クラッチアウタ56には切れトルクと呼ばれる回転力が働く。この回転力により、クラッチアウタ56にはヘリカルスプライン部61を介して右方へのスラスト力が生じ、クラッチアウタ56が右方へ移動しアイドルギヤ15がリングギヤ16から離脱するおそれがある。このため、始動電動機1では、ギヤプランジャ84によってクラッチアウタ56を作動位置にて保持し、アイドルギヤ15の右方への移動を規制してアイドルギヤ15の離脱を防止している。
一方、エンジンが始動しイグニッションキースイッチがOFFされると、マグネットスイッチ部4への通電も停止され、その吸引力も消滅する。すると、スイッチリターンスプリング90の付勢力によってブラケットプレート85が右方に押され、それまで固定鉄心82による吸引力にて左方に保持されていた可動鉄心83が右方に移動する。可動鉄心83が右方に移動すると、スイッチシャフト45も右方へ移動し、スイッチプレート43が導電プレート41から離れ接点が開く。これにより、モータ11に対する給電が遮断され、ピニオンシャフト32の回転が停止し、クラッチアウタ56の回転も停止する。
クラッチアウタ56の回転が停まると、その慣性マスによる軸方向への移動力も消滅する。このため、押し縮められていたギヤリターンスプリング65の付勢力によって、クラッチアウタ56は、ヘリカルスプライン部61に沿って作動位置から静止位置へと右方へ移動する。このとき、ギヤプランジャ84もクラッチアウタ56に押されて図1の状態に戻る。なお、ギヤリターンスプリング65の付勢力は、この時点におけるプランジャスプリング86の付勢力よりも大きくなるように設定されている。
クラッチアウタ56が右方に移動すると、ピニオンギヤ14もまた右方に移動する。ピニオンギヤ14が右方に移動すると、ピニオンワッシャ72がアイドルギヤ15の左端面に当接する。これにより、アイドルギヤ15はピニオンワッシャ72によって右方に移動し、アイドルギヤ15がリングギヤ16から離脱し、図1の状態となる。
ところで、アイドルギヤ15が左方へ移動したとき、アイドルギヤ15は回転しながらリングギヤ16と噛み合おうとするため、両者がタイミング良く噛み合わず、ギヤ同士がスムーズに噛合しない場合がある。その場合、図3のような従来の始動電動機では、前述のようにアイドルギヤ15に大きなスラスト荷重が掛かり、歯面ダメージやギヤ飛び込み音増大などの問題があった。これに対し、本発明による始動電動機1では、アイドルギヤ15がリングギヤ16に当接してスラスト荷重が加わると、その荷重はフランジ部95を介してピニオンギヤ14に伝わり、ピニオンギヤ14の右端側に配された緩衝材96によって吸収される。
図2は、図1の始動電動機1におけるアイドルギヤ15の動作を示す説明図であり、(a)は静止時、(b)はアイドルギヤ15が移動したがリングギヤ16に噛み合わず両ギヤが当接した状態、(c)はアイドルギヤ15がリングギヤ16に飛び込み噛合した状態をそれぞれ示している。図2(a)→(b)に示すように、モータ11が回転しピニオンギヤ14が左方に移動すると、アイドルギヤ15が左方に移動するが、その際、アイドルギヤ15とリングギヤ16がスムーズに噛合しないと、図2(b)のように両ギヤ15,16が当接する。このとき、アイドルギヤ15の左方への移動が規制されているにも関わらず、ピニオンギヤ14はさらに左方に移動しようとするため、アイドルギヤ15には軸方向の押圧力(スラスト荷重)が加わる。
このスラスト荷重は、アイドルギヤ15の右端面に当接しているフランジ部95を介して、ピニオンギヤ14に伝わり、ピニオンギヤ14にも軸方向の押圧力が加わる。すなわち、アイドルギヤ15とリングギヤ16の当接により、ピニオンギヤ14もまた軸方向右側に押される形となる。これに対し、ピニオンギヤ14の右端側には、ゴム製の緩衝材96が環状に配されており、ピニオンギヤ14が軸方向に押圧されると、その押圧力は緩衝材全周にて受け止められ、緩衝材96が押し縮められる。緩衝材96が縮むとそれに応じた弾性力が生じ、これにより、両ギヤ15,16の当接に伴う軸方向の押圧力が吸収され、アイドルギヤ15に加わるスラスト荷重が緩和される。特に、緩衝材96は、ピニオンギヤ14の右端全周を受けつつ押圧力を吸収するため、効果的にスラスト荷重を緩和できる。
そして、緩衝材96が縮んでいる間に、アイドルギヤ15が回転してリングギヤ16と歯が揃い、アイドルギヤ15がリングギヤ16に飛び込み、図2(c)に示すように両ギヤ15,16が噛合する。このように、始動電動機1では、ピニオンギヤ14の右端側に弾性部材からなる緩衝材96が配することにより、両ギヤ15,16がスムーズに噛合しない場合に生じる力をこの緩衝材96のダンパ作用によって吸収することができる。このため、両ギヤ当接時にアイドルギヤ15に加わる荷重が緩和され、過大なスラスト荷重によるアイドルギヤ15の歯面ダメージを防止することが可能となる。また、ギヤ歯面に掛かる荷重が低減するため、各ギヤの摩耗も抑えられ、始動電動機1の耐久性向上が図られる。
さらに、リングギヤ飛び込み時の衝撃が吸収されるため、アイドルギヤ15とリングギヤ16の衝突音が低減し、作動音の静音化が図られる。加えて、スラスト荷重低減に伴い、メタル軸受91に掛かる荷重も低減し、アイドルギヤ15やピニオンギヤ14への偏荷重も低減する。また、スラスト荷重が低減するため、アイドルギヤ15やフランジ部95の厚さを減らすことができ、アイドルギヤ15やフランジ部95をより肉薄構造化し、部品コストや重量の低減を図ることも可能となる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、緩衝材96としてゴムを用いた例を示したが、緩衝材96は軸方向の押圧力を吸収可能な弾性部材であれば良く、ゴムに代えて、合成樹脂やフェルトなどを用いても良く、機械的な構成として、皿ばねや圧縮コイルばね、板ばね等を配置することも可能である。また、前述の実施例では、緩衝材96を凹部56cの内部に配置し、クラッチインナ57の右端部を凹部56cに挿入する形を採っているが、緩衝材96を凹部56cの入口面(クラッチ部56b内部の軸方向底面)と面一あるいは軸方向に突出させて配置し、その状態でクラッチインナ57の右端部と当接させても良い。
一方、前述の実施例では、遊星歯車機構12を介してモータ11によって回転されるピニオンシャフト32にオーバーランニングクラッチ13を取り付ける形態の始動電動機を示したが、モータシャフト27の先端部にオーバーランニングクラッチを装着した形態の始動電動機や、レバー等によってアイドルギヤを移動させる形態の始動電動機にも本発明は適用可能である。
本発明の一実施例である始動電動機の構成を示す断面図である。 図1の始動電動機におけるアイドルギヤの動作を示す説明図であり、(a)は静止時、(b)はアイドルギヤが移動したがリングギヤに噛み合わず両ギヤが当接した状態、(c)はアイドルギヤがリングギヤに飛び込み噛合した状態をそれぞれ示している。 従来の始動電動機の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 始動電動機
2 モータ部
3 ギヤ部
4 マグネットスイッチ部
5 ケース部
6 アイドル部
7 緩衝機構
11 モータ(電動機)
12 遊星歯車機構
13 オーバーランニングクラッチ
14 ピニオンギヤ
15 アイドルギヤ
15a 凹部
15b 底面
16 リングギヤ
21 モータハウジング
22 アーマチュア
23 エンドカバー
24 ギヤカバー
25 セットボルト
26 永久磁石
27 モータシャフト
28 アーマチュアコア
29 アーマチュアコイル
31 メタル軸受
32 ピニオンシャフト(出力軸)
33 軸受部
34 メタル軸受
35 コンミテータ
36 コンミテータ片
37 ブラシホルダ
38 ブラシ収容部
39 ブラシ
41 導電プレート
42 スイッチ部
43 スイッチプレート
44 電源ターミナル
45 スイッチシャフト
46 インターナルギヤユニット
47 ドライブプレートユニット
48 内歯歯車
49 メタル軸受
51 遊星歯車
52 ベースプレート
53 支持ピン
54 メタル軸受
55 太陽歯車
56 クラッチアウタ
56a ボス部
56b クラッチ部
56c 凹部
57 クラッチインナ
58 ローラ
59 クラッチスプリング
61 ヘリカルスプライン部
62 スプライン部
63 ストッパ
64 サークリップ
65 ギヤリターンスプリング
66 内端壁
67 クラッチストッパ
68 クラッチカバー
69 クラッチワッシャ
71 ギヤ部
72 ピニオンワッシャ
73 Cリング
74 シャフト孔
75 スプリング収容部
76 ピニオンギヤメタル
77 固定部
78 可動部
79 ケース
81 コイル
82 固定鉄心
83 可動鉄心
84 ギヤプランジャ
85 ブラケットプレート
86 プランジャスプリング
87 摺動鉄心
88 メタル軸受
89 アイドルシャフト
90 スイッチリターンスプリング
91 メタル軸受
92 ギヤ部
93 ボス部
94 ボス部
95 フランジ部
96 緩衝材
101 始動電動機
102 モータ部
103 ギヤ部
104 マグネットスイッチ部
105 ケース部
106 アイドル部
111 モータ
112 遊星歯車機構
113 オーバーランニングクラッチ
114 ピニオンギヤ
115 アイドルギヤ
116 リングギヤ
117 スリッププレート
118 ヘリカルスプライン部

Claims (3)

  1. 電動機によって回転される出力軸と、
    前記出力軸に形成されたスプライン部に取り付けられ、前記スプライン部に沿って軸方向に移動可能なオーバーランニングクラッチと、
    前記オーバーランニングクラッチを介して前記出力軸に接続され、前記出力軸の回転に伴って一方向に回転駆動されると共に、前記オーバーランニングクラッチと共に軸方向に移動するピニオンギヤと、
    前記出力軸と平行に配設されたアイドルシャフトと、
    前記アイドルシャフトに回転自在かつ軸方向に移動可能に支持され、軸方向の移動によってエンジンのリングギヤに噛合・離脱するアイドルギヤと、を有するアイドルギヤ付始動電動機であって、
    前記オーバーランニングクラッチ内に、弾性部材にて形成され、前記ピニオンギヤの軸方向端部に当接する緩衝部材を配置したことを特徴とするアイドルギヤ付始動電動機。
  2. 請求項1記載のアイドルギヤ付始動電動機において、前記オーバーランニングクラッチは、前記スプライン部に取り付けられるクラッチアウタと、前記ピニオンギヤと一体に形成され前記クラッチアウタ内に挿入されたクラッチインナと、前記クラッチアウタ内周と前記クラッチインナ外周との間に配設されたローラとを備えており、前記緩衝部材は、前記クラッチインナの軸方向端部と前記クラッチアウタとの間に介設されることを特徴とするアイドルギヤ付始動電動機。
  3. 請求項2記載のアイドルギヤ付始動電動機において、前記緩衝部材は前記クラッチアウタ内に形成された凹部内に収容され、前記クラッチインナの軸方向端部は前記凹部内の前記緩衝部材に当接することを特徴とするアイドルギヤ付始動電動機。
JP2006263772A 2006-09-28 2006-09-28 アイドルギヤ付始動電動機 Pending JP2008082252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006263772A JP2008082252A (ja) 2006-09-28 2006-09-28 アイドルギヤ付始動電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006263772A JP2008082252A (ja) 2006-09-28 2006-09-28 アイドルギヤ付始動電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008082252A true JP2008082252A (ja) 2008-04-10

Family

ID=39353367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006263772A Pending JP2008082252A (ja) 2006-09-28 2006-09-28 アイドルギヤ付始動電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008082252A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010236423A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Aichi Mach Ind Co Ltd エンジン始動装置
WO2017126674A1 (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 株式会社デンソー スタータ
CN112780471A (zh) * 2019-11-08 2021-05-11 Seg汽车德国有限责任公司 用于内燃机的起动器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010236423A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Aichi Mach Ind Co Ltd エンジン始動装置
WO2017126674A1 (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 株式会社デンソー スタータ
JP2017129074A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 株式会社デンソー スタータ
CN112780471A (zh) * 2019-11-08 2021-05-11 Seg汽车德国有限责任公司 用于内燃机的起动器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7520190B2 (en) Structure of engine starter equipped with planetary gear speed reducer
JPWO2006043579A1 (ja) アイドルギヤ付始動電動機
JPWO2006043580A1 (ja) アイドルギヤ付始動電動機
JP4479670B2 (ja) スタータ
JP4487976B2 (ja) スタータ
JP2008196373A (ja) スタータ
JP2010048130A (ja) エンジン始動装置
JPWO2006137493A1 (ja) スタータ
JP4785845B2 (ja) スタータ
JP5965268B2 (ja) スタータ
JP2008082252A (ja) アイドルギヤ付始動電動機
JP3823841B2 (ja) 中間歯車付スタータ
JP2009180122A (ja) スタータ
JP5139252B2 (ja) エンジンスタータ
JP4871314B2 (ja) スタータ
JP2007270819A (ja) アイドルギヤ付始動電動機
JP2008095513A (ja) アイドルギヤ付始動電動機
JP5651034B2 (ja) スタータ
JP5580221B2 (ja) スタータ
JP2008240539A (ja) 始動電動機
JP4772811B2 (ja) 始動電動機
JP5472367B2 (ja) エンジン始動装置
JP2012167648A (ja) スタータ
JP2008240540A (ja) 始動電動機
JP2009185646A (ja) 始動電動機用の軸用止め輪及び始動電動機