JP2009057598A - スパッタリングターゲット - Google Patents

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Abstract

【課題】相互に厚さの相違する分割ターゲット材から構成されるスパッタリングターゲットにおいて、各分割ターゲット材の隣接部に形設される間隙から容易にボンディング材を除去することができる、スパッタリングターゲットを提供すること。
【解決手段】本発明のスパッタリングターゲットは、複数の分割ターゲット材から構成されるターゲット材とバッキングプレートとを、ボンディング材を介して一体的に接合したスパッタリングターゲットであって、前記バッキングプレートが断面略凸状に形成されているとともに、前記分割ターゲット材のうち、前記スパッタリングターゲットの端部に配置される端部分割ターゲット材が断面略L字状に形成され、かつ前記端部ターゲット材以外の分割ターゲット材が平板状に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の分割ターゲット材とバッキングプレートとをボンディング材を介して接合したスパッタリングターゲットに関する。
従来より、例えば、半導体などの電子・電気部品用材料の成膜法として、膜厚および成分を容易に制御することができるスパッタリング法が広範に用いられている。
このようなスパッタリング法において用いられるスパッタリングターゲットは、一般に、薄膜を形成しようとする材料からなるターゲット材と、導電性・熱伝導性に優れた材質からなるバッキングプレートとを、ボンディング材を介して接合することによって構成されている。
近年、特にスパッタリングによる大型基板への成膜の需要が増加しており、これに伴ってスパッタリングターゲットも大型化している。しかしながら、スパッタリングターゲットはその材料によっては、割れの防止または品質保持等の観点から、大型化が困難な場合がある。こうしたスパッタリングターゲットの大型化への要望に対応するため、たとえば、特許文献1〜2に示されるように、ターゲット材を複数のターゲット材小片に分割してバッキングプレート上に並べて接合することによって、スパッタリングターゲットを製造している。
このターゲット材小片、いわゆる分割ターゲット材は、分割ターゲット材間の隣接部位が起因となるチッピング、パーティクルおよびアーキングの発生を低減するため、通常、複数の分割ターゲット材が互いに隣接する部分に間隙が形設されるように分割ターゲット材を配置して、バッキングプレートに接合される。一方、ボンディング材は、ターゲット材とバッキングプレートとの接合時には流動体であるため、ターゲット材とバッキングプレートとの接合面だけでなく、上記間隙へもボンディング材が流入し、一定時間経過後に硬化する。こうした分割ターゲット材の隣接部に形設された間隙に、硬化したボディング材が存在していると、このボンディング材が成膜の際に剥がれ落ちて、得られる膜の品質が悪化するおそれがある。そのため、分割ターゲット材をバッキングプレートに接合した後、この間隙に存在する硬化したボンディング材を機械的に除去していた。
しかしながら、特に特許文献2に示されるように、相互に厚さの相違する分割ターゲット材から構成されるスパッタリングターゲットである場合、スパッタリングターゲットの端部に配置する、他の分割ターゲット材よりも厚さの厚い分割ターゲット材と、これに隣接する厚さの薄い分割ターゲット材との間に形成された間隙は、ターゲット表面から奥深く埋設されてしまうため、ボンディング材の除去処理に時間がかかるとともに、除去処理後においても、その間隙にだけ硬化したボンディング材が残存しやすいという問題が生じていた。
特開2002−363738号公報 特開2003−155563号公報
このように、ターゲット表面から埋設されてしまうような間隙にボンディング材が残存して硬化すると、成膜の際に行われるスパッタリング処理時にこれらのボンディング材もスパッタされてしまい、形成される膜の品質が悪化するおそれがあった。また、残存したボンディング材は、ノジュールまたはアーキング発生の原因となるおそれもある。
したがって、本発明は、このような現状に鑑み、相互に厚さの相違する分割ターゲット材から構成されるスパッタリングターゲットにおいて、各分割ターゲット材の隣接部に形設される間隙から容易にボンディング材を除去することができる、スパッタリングターゲットを提供することを課題としている。
本発明は、上述した従来技術における課題および目的を達成するために見出されたものであって、本発明のスパッタリングターゲットは、複数の分割ターゲット材から構成されるターゲット材とバッキングプレートとを、ボンディング材を介して一体的に接合したスパッタリングターゲットであって、
前記バッキングプレートが、厚肉部の中央部と薄肉部の外周部との間に段部を有する断面略凸状に形成されているとともに、
前記分割ターゲット材のうち、前記スパッタリングターゲットの端部に配置される端部分割ターゲット材が、薄肉部と厚肉部とを備えた断面略L字状に形成され、
かつ前記端部ターゲット材以外の分割ターゲット材が、薄肉部からなる平板状に形成されており、
前記スパッタリングターゲットの表面が略面一となるように、前記端部分割ターゲット材が前記バッキングプレートの段部に当接するように配置されるとともに、前記端部ターゲット材以外の分割ターゲット材が前記バッキングプレートの中央部に平面的に配置されることを特徴としている。
また、前記複数の分割ターゲット材は、互いに隣接する隣接部の間に0.1〜0.6mmの間隙が形成されていてもよい。
さらに、前記端部分割ターゲット材の薄肉部における幅(Wa)は2〜50mmであっ
てもよく、前記端部分割ターゲット材の厚肉部における幅(Wb)は40〜500mmで
あってもよい。
また、前記分割ターゲット材は、InまたはSnを主成分とする金属酸化物であってもよい。
本発明のスパッタリングターゲットによれば、該スパッタリングターゲットが相互に厚さの相違する分割ターゲット材から構成されていても、スパッタリングターゲットの端部に位置する端部分割ターゲット材が特定の形状を有していることにより、各分割ターゲット材の隣接部の間に形設される間隙において、ターゲット表面から奥深く埋設されてしまうような間隙は形成されない。そのため、上記いずれの間隙においても、分割ターゲット材とバッキングプレートとの接合時に流入したボンディング材を容易に除去することができるので、これら間隙に残存しがちなボンディング材の量を著しく低減することができる。
したがって、本発明のスパッタリングターゲットを用いれば、パーティクルおよびアーキングの発生を抑制したスパッタリング処理が実現できるとともに、安定した特性を有する成膜を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は本発明のスパッタリングターゲットの実施例1であるスパッタリングターゲット1の形状を示し、図1(a)は上面図、図1(b)は図1(a)のV−V線での断面
図である。
図2は、図1のスパッタリングターゲット1を構成するバッキングプレート2の斜視図を示し、図3は、図1のスパッタリングターゲット1を構成する分割ターゲット材11〜12の斜視図を示している。図1(a)および(b)において、1は全体で、本発明のスパッタリングターゲットを示している。スパッタリングターゲット1は全体で長尺状の形状を有しているが、本発明のスパッタリングターゲットの形状は特にこれに限られず、たとえば図4(c)'または(d)'のような形状を有していてもよい。なお、図4において、同一の構成部材には同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
図4(c)'は長尺状のターゲットであるが、図1に示す分割ターゲット材11〜12
が2段式に形成されてなる。図4(c)'の各々Y1−Y1線での断面図が図4(c)''で
ある。図4(d)'は略正方形状のターゲットであり、図1に示す分割ターゲット材11
〜12が3段式に形成されてなる。図4(d)''の各々Z1−Z1線での断面図が図4(d)''である。
スパッタリングターゲット1は、板状のバッキングプレート2と、バッキングプレート2の上面に、ボンディング材13を介して接合された分割ターゲット材11〜12とから構成されている。
この場合、分割ターゲット材11〜12の材料は、特に限定されるものではなく、ITO(Indium-Tin-Oxide)のようなInまたはSnを主成分とする金属酸化物、クロム、モリブデン、ZAO(アルミニウム−亜鉛酸化物)、酸化マグネシウムなどが挙げられる。なかでもターゲットサイズの大型化を強く要求されるフラットパネルディスプレイ用成膜に採用される材料である、InまたはSnを主成分とする金属酸化物が好適である。
また、バッキングプレート2の材質としては、特に限定されるものではなく、導電性・熱伝導性に優れた純銅、銅系合金などが好適に用いられる。
分割ターゲット材11〜12とバッキングプレート2とを接合する際に用いられるボンディング材の材質としては、分割ターゲット材11〜12およびバッキングプレート2の材質にも左右され、特に限定されるものではなく、たとえば、In系、Sn系、Zn系などのはんだ合金、ロウ材、樹脂などが用いられる。
バッキングプレート2には、その分割ターゲット材11〜12の接合側に、厚肉部の中央部15と、薄肉部の外周部16とを備えており、かつ、これら厚肉部の中央部15と薄肉部の外周部16との間には、段部17を有していることから、バッキングプレート2全体として断面略凸状に形成されている。
また、分割ターゲット材11〜12は、スパッタリングターゲットの端部に配置される端部分割ターゲット材11と、端部分割ターゲット材以外の分割ターゲット材12とから構成されており、たとえば、図1(a)および(b)に示すような長尺状のスパッタリングターゲットの場合、両端部に配置される2つの端部分割ターゲット材11の間に複数の分割ターゲット材12が配置される。
端部分割ターゲット材11は、図1(a)のV−V線での断面図において断面略L字
状に形成されるよう、薄肉部11aと厚肉部11bとを備えており、この薄肉部11aと厚肉部11bとが結合する内側に段部11cが形成されている。
図5の端部分割ターゲット材11の斜視図に示されるように、端部分割ターゲット材11の薄肉部11aは厚さd1、厚肉部11bの内側は高さh1を有している。したがって、厚肉部11bの厚さはd1+h1に該当するが、端部分割ターゲット材11がこのような厚
さd1+h1を有する厚肉部11bを有することにより、スパッタリングターゲット1のエ
ロージョン進行の早い部位である端部において、充分な厚みのターゲット材を配置することが可能となる。
また、端部分割ターゲット材11の薄肉部11aにおける幅(Wa)は、通常2〜50
mm、好ましくは5〜10mmである。また、端部分割ターゲット材11の厚肉部11bにおける幅(Wb)は、通常40〜500mmである。WaおよびWbがこの範囲であると
、端部分割ターゲット材11が有する厚肉部11bをエロージョン進行の早いスパッタリングターゲット1の端部の領域に好適に合致させることができ、端部分割ターゲット材11において、成膜化されずに破棄される無駄な部位を有効に低減することができる。
さらに、端部分割ターゲット材11において形成された略L字状角部Rは、曲率半径rが0.1〜3mmとなるような曲面を形成しているのが望ましい。略L字状角部Rがこのような形状であると、端部分割ターゲット材11を作製する際に発生するクラックおよび割れを抑制することが容易となる。
端部分割ターゲット材以外の分割ターゲット材12は、薄肉部からなる平板状に形成されており、連続して厚さd2を有している。
なお、これら分割ターゲット材11〜12における所望の部位において、必要に応じてエッジ処理が施されていてもよい。
ここで、図1(b)に示すように、端部分割ターゲット材11の厚肉部11bの内側の高さh1と、バッキングプレート2における厚肉部の中央部15の凸部の高さh2とは略同一であり、端部分割ターゲット材11の薄肉部11aの厚さd1と、分割ターゲット材1
2の厚さd2とは略同一である。
したがって、この端部分割ターゲット11の段部11cが上記バッキングプレート2の段部17に当接するように配置させ、かつ端部分割ターゲット材以外の分割ターゲット材12をバッキングプレート2の厚肉部の中央部15に平面的に配置させることで、スパッタリングターゲット1の表面が略面一となる。
なお、バッキングプレート2の薄肉部の外周部16の厚さd3は、特に限定されるもの
ではなく、強度の観点からは、たとえば、バッキングプレート2の材質が銅の場合には、10〜50mmとするのが望ましい。
このように、バッキングプレート2に分割ターゲット材11〜12を配置することで、スパッタリングターゲット1の中央部においては配置された分割ターゲット材が薄肉となり、スパッタリングターゲット1の端部においては配置された分割ターゲット材が厚肉となる。したがって、エロージョン進行の早い部位であるスパッタリングターゲット1の端部においてターゲット材の厚みが厚くなり、比較的エロージョン進行の遅いスパッタリングターゲット1の中央部においてターゲット材の厚みを薄くすることができ、効率的な成膜工程を実現できる。
また、スパッタリングターゲット1の表面、いわゆるスパッタ面に、必要に応じて、例えば特開平06−172991号公報または特開2004−83985号公報に記載のターゲットのように、凹凸を設けてもよい。
本発明の前記分割ターゲット材11〜12は、相互に隣接する隣接部の間に間隙4が形成されている。
スパッタリング処理を行うと、イオンがターゲット材に叩きつけられることにより、タ
ーゲット材が加熱する。この際に、分割ターゲット材11〜12の隣接部の間に間隙4が存在しない場合には、前記分割ターゲット材が膨張した時にターゲット材隣接部よりチッピング等が発生し、これらがパーティクルまたはアーキングの発生原因ともなり得る。また、前記ターゲット材の取り付け時等に多少のねじれが生じた場合にも、チッピング等が発生しやすくなってしまう。
しかしながら、このように分割ターゲット材11〜12の、相互に隣接する隣接部の間に間隙4を形成することで、ターゲット材の膨張、取り付け時におけるねじれをこの間隙によって緩和することができるので、チッピングの発生を抑制できるだけでなく、これに起因するパーティクルまたはアーキングの発生をも抑制することができる。
このような間隙4は、図1(b)の部分拡大断面図である図6にも示すように、いずれも同一の大きさDおよび深さh3を有しており、大きさDは、具体的には、0.1〜0.
6mm、好ましくは0.2〜0.4mmであるのが望ましい。この範囲の大きさであると、チッピング、パーティクルまたはアーキングの発生を効果的に抑制することができる。深さh3は、スパッタリング処理時において、経時的に接着力を充分に保持できる量のボ
ンディング材を介装することができる程度の深さであればよく、特に限定されるものではなく、通常、分割ターゲット材12の厚さd2+0.05〜1.0mm程度である。
図6は、図1(b)の部分拡大断面図であり、ボンディング材13を介してバッキングプレート2と分割ターゲット材11〜12とを接合した直後、すなわちボンディング除去処理前のスパッタリングターゲット1の断面図を示している。
ボンディング材13は、通常、予め加熱しておいたバッキングプレート2の上面に、溶融した状態で流し込む。流し込まれたボンディング材13の上面から、予め予熱しておいた分割ターゲット材11〜12を所定の位置に載置する。この状態で、ボンディング材13を室温まで冷却硬化させ、バッキングプレート2と分割ターゲット材11〜12との接合を完結させる。
バッキングプレート2と分割ターゲット材11〜12とを接合した直後、すなわちボンディング材13を冷却硬化させる前は、ボンディング材13は流動体であるため、バッキングプレート2と分割ターゲット材11〜12との接合面だけでなく、分割ターゲット材11〜12の相互に隣接する隣接部の間に形成された間隙4にもボンディング材13が流入する。このため、スパッタリングターゲット1の表面において、間隙4に流入したボンディング材が露出する部位30が存在することとなる。しかしながら、スパッタリングターゲット1の表面にこのような部位30が存在すると、成膜時にこのボンディング材がターゲット材と同時にスパッタされることにより、ノジュールまたはアーキングの発生原因となり、またはこのボンディング材が成膜上に付着して得られる膜の品質が劣化するおそれがある。したがって、間隙4に流入したボンディング材を除去するため、バッキングプレート2と分割ターゲット材11〜12とを接合した後、ボンディング材除去処理を行う。間隙4に流入したボンディング材13は、分割ターゲット材11〜12間に介在する部分を除去してこれら分割ターゲット材に直接接するボンディング材が存在しない厚みとなるまで除去すればよく、たとえ間隙4の底部に位置するバッキングプレート2上にボンディング材13が残存していても、上記のような不具合を充分に防止することができるが、間隙4においてボンディング材13が一切存在しなくなるまで除去するのが好ましい。
ボンディング除去処理方法としては、特に限定されるものではなく、たとえば超音波を付加した鉄板を用いて除去する方法が採用される。
図7は、図6と同様、図1(b)の部分拡大断面図であり、図6において間隙4に流入したボンディング材13を除去した後のスパッタリングターゲット1の断面図であり、間
隙4に流入した、分割ターゲット材11〜12間に介在するボンディング材が充分に除去されていることを示している。このように、間隙4は端部分割ターゲット11の薄肉部11aと、分割ターゲット材12との隣接部の間に位置しているため、ターゲット材の厚みが薄く、間隙4に流入したボンディング材を短時間で容易に除去しやすい。また、他の分割ターゲット材12が相互に隣接する隣接部の間に位置する間隙も、間隙4と同一の大きさDおよび深さに設けてあるので、これらすべての間隙に流入したボンディング材を同一の処理時間で一度に除去することができ、ボンディング材除去処理を効率的に行うことができる。
図8は、従来のスパッタリングターゲットである比較例1のスパッタリングターゲット41の形状を示し、図8(e)は上面図、図8(f)は図8(e)のX−X線での断面図である。また図9は、図8(f)の部分拡大図であり、ボンディング材45を介してバッキングプレート42と分割ターゲット材43〜44とを接合した直後のスパッタリングターゲット41の断面図を示している。
図8のスパッタリングターゲット41は、図1のスパッタリングターゲット1と同様、長尺状の形状を有している。スパッタリングターゲット41は、板状のバッキングプレート42と、バッキングプレート42の上面に、ボンディング材45を介して接合された分割ターゲット材43〜44とから構成されている。
また、分割ターゲット材は、スパッタリングターゲット41の端部に配置される端部分割ターゲット材43と、端部分割ターゲット材43以外の分割ターゲット材44とから構成されている。
したがって、スパッタリングターゲットの基本的構成は、本発明のスパッタリングターゲットであっても、従来のスパッタリングターゲットであっても大差はない。しかしながら、以下に述べるように、端部分割ターゲットの形状が大きく異なる。
図8(f)に示すように、従来のスパッタリングターゲット41の場合、スパッタリングターゲット41の端部に配置される端部分割ターゲット材43は、本発明のスパッタリングターゲット1を構成する端部分割ターゲット材11と同様に厚さd4の厚肉部を備え
てはいるが、端部分割ターゲット材11が備えるような薄肉部を備えていないため、全体として矩形状に形成されている。
一方、端部分割ターゲット材43以外の分割ターゲット材44は、本発明のスパッタリングターゲット1を構成する分割ターゲット材12と同様に厚さd5の薄肉部からなる平
板状を形成している。
このように、従来のスパッタリングターゲットにおいても、エロージョン進行の早い部位であるスパッタリングターゲット41の端部において、ターゲット材の厚みが厚くなるように、分割ターゲット材43を配置していた。また、分割ターゲット材43〜44の、相互に隣接する隣接部の間に間隙45、50を形成することによって、ターゲット材の膨張、取り付け時におけるねじれを緩和させていた。
しかしながら、端部分割ターゲット材43は矩形状を形成しているため、この端部分割ターゲット材43と他の分割ターゲット材44とが隣接する隣接部の間に形成される間隙51の形状は、他の分割ターゲット材44同士が相互に隣接する隣接部の間に形成される間隙50の形状とは異なる。
すなわち、図9に示すように、端部分割ターゲット材43と分割ターゲット材44との
厚さが相違するため、間隙50の深さh4に比べ、間隙51の深さh5は端部分割ターゲット材43が分割ターゲット材44よりも厚い分だけ深くなってしまう。これらの間隙50〜51のいずれにも、バッキングプレート42と分割ターゲット材43〜44との接合時において、ボンディング材45が流入するため、ボンディング材除去処理を行わなければならない。
ところが、間隙51が有する深さh5であると、ボンディング除去処理を施しても分割
ターゲット材43〜44間に介在するボンディング材45を充分に除去しきれないおそれがある。すなわち、間隙51の最も奥深い部位52近傍においては、分割ターゲット材43〜44間に介在するボンディング材が残存しやすい傾向にある。特に、部位53に位置するボンディング材45を除去するのは非常に困難である。たとえば、図9において間隙50〜51に流入したボンディング材45を除去した後のスパッタリングターゲット41の断面図である図10(g)に示されるように、ボンディング材除去処理後であっても間隙51の部位52近傍には、部位53に位置したボンディング材45が残存する。
一方、図10(h)は分割ターゲット材44が端部分割ターゲット材43と隣接する部位に突き出し部60を形成している場合における、ボンディング材45を除去した後のスパッタリングターゲット41の断面図である。間隙50'および51'は、間隙50および51の大きさDを各々より小さくしたような場合であるが、この場合に形成される間隙51'の部位52'は、図10(g)に示す間隙51の部位52よりも、ターゲット表面からさらに奥深く埋設された状態となり、ボンディング除去処理はより困難を伴う。すなわち、部位53'に位置するボンディング材45は、部位53に位置するボンディング材45
よりもさらに除去しにくく、部位52'近傍に部位53'に位置したボンディング材45がより残存しやすい傾向にある。
さらに、図10(g)および(h)に示されるように、深さの異なる間隙50〜51(または50'〜51')が形成されると、これらの間隙に流入したボンディング材45を除去するにあたり、各々異なる時間を要し、ボンディング除去処理時間を深さの深い方の間隙51(または51')に合わせて延長する必要がある。
これに対し、上述のように、本発明のスパッタリングターゲットであれば、端部分割ターゲット材は断面略L字状に形成されているため、複数の分割ターゲット材が互いに隣接する隣接部の間に形成される間隙の大きさおよび深さを統一することが可能となり、一連のボンディング除去処理によってすべての間隙に流入したボンディング材を一括して除去することができ、さらにボンディング除去処理時間を短縮できるだけでなく、得られる成膜の品質をもより向上させることができる。
[実施例1]
図1〜図3、図5〜図7に示したように、無酸素銅製バッキングプレート2(380×2000mm、h2:5mm、d3:7mm)を、予め加熱台を用いて加熱した。次いで、Inからなるボンディング材13を溶解し、バッキングプレート上に流し込んだ。
また、ITOからなる端部分割ターゲット材11(上面30:300×100mm、Wa:20mm、Wb:80mm、d1:7mm、h1:5mm、Rにおける曲率半径r:0.
5mm)を2体、および分割ターゲット材12(300×425mm、d2:7mm)を4体作製した。これら分割ターゲット材11〜12を図1に準じてバッキングプレート2の上面から所定の位置に載置した後、自然冷却することによって、ボンディング材13を充分に冷却硬化させた。
この際における間隙4の大きさDは0.3mmであった。
ボンディング材13が硬化したスパッタリングターゲット1を用い、ボンディング除去処理を行った。具体的には、超音波を付加した薄い鉄板を用いてボンディング材を除去し、除去後のターゲットを♯320の研磨紙を用いて仕上げ加工を施した。
ボンディング除去処理後のスパッタリングターゲット1について、間隙4の部位23に残存するボンディング材の量をマイクロスコープを用いて観察した。その結果、除去されたボンディング材は0.5g(間隙4×5箇所分)であり、部位23における残存ボンディング材は存在しないことが確認された。
[比較例1]
図8〜図9に示したように、銅製バッキングプレート42(380×2000mm、h2:5mm、d3:12mm)を用い、ITOからなる端部分割ターゲット材43(300
×80mm、d4:12mm)を2体、および分割ターゲット材44(300×435mm、d5:7mm)を4体作製した以外、実施例1と同様にして、バッキングプレート42
と分割ターゲット材43〜44を接合してスパッタリングターゲット41を得た。
この際における間隙50〜51の大きさDはいずれも0.3mmであった。
次いで、実施例1と同様にして、ボンディング除去処理を行い、ボンディング除去処理後のスパッタリングターゲット41について、間隙51の部位52に残存するボンディング材の量を電子秤を用いて観察した。その結果、除去されたボンディング材は1.5g(間隙×5箇所分)、部位52における残存ボンディング材の量は1.5gであり、分割ターゲット材43〜44間に介在するボンディング材が残存していることが確認された。
本発明のスパッタリングターゲットを構成する、分割ターゲット材の形状を示す図である。(a)は上面図、(b)は断面図を示す。 図1のスパッタリングターゲットを構成する、バッキングプレートの斜視図である。 図1のスパッタリングターゲットを構成する、分割ターゲット材の斜視図である。 本発明のスパッタリングターゲットを構成する、その他の分割ターゲット材の形状を示す図であり、(c)'および(d)'が上面図、(c)''および(d)''が断面図である。 端部分割ターゲット材の斜視図である。 本発明のスパッタリングターゲット図1(b)の部分拡大断面図である。 ボンディング材除去処理後における図1(b)の部分拡大断面図である。 従来のスパッタリングターゲットを構成する、分割ターゲット材の形状の一例を示す図である。(e)は上面図、(f)は断面図を示す。 従来のスパッタリングターゲット図8(f)の部分拡大断面図である。 ボンディング材除去処理後における図8(f)の部分拡大図である。
符号の説明
1 本発明のスパッタリングターゲット
2 バッキングプレート
4 分割ターゲット材11〜12が相互に隣接する隣接部の間に形成された間隙
11 端部分割ターゲット材
11a 端部分割ターゲット材11の薄肉部
11b 端部分割ターゲット材11の厚肉部
11c 端部分割ターゲット材11に形成された段部
12 端部分割ターゲット材11以外の分割ターゲット材
13 ボンディング材
15 バッキングプレート2の厚肉部
16 バッキングプレート2の薄肉部
17 バッキングプレート2に形成された段部
30 端部分割ターゲット材11の上面
41 従来のスパッタリングターゲット
42 バッキングプレート
43 端部分割ターゲット材
44 端部分割ターゲット材43以外の分割ターゲット材
45 ボンディング材
50、51、50'、51' 分割ターゲット材43〜44が相互に隣接する隣接部の間に形成された間隙
53、53' 間隙50'、51'において特にボンディング材45が残存しやすい部位
60 分割ターゲット材44の端部張り出し部
a 端部分割ターゲット材11の薄肉部11aにおける幅
b 端部分割ターゲット材11の厚肉部11bにおける幅
R 端部分割ターゲット材11の略L字状角部

Claims (5)

  1. 複数の分割ターゲット材から構成されるターゲット材とバッキングプレートとを、ボンディング材を介して一体的に接合したスパッタリングターゲットであって、
    前記バッキングプレートが、厚肉部の中央部と薄肉部の外周部との間に段部を有する断面略凸状に形成されているとともに、
    前記分割ターゲット材のうち、前記スパッタリングターゲットの端部に配置される端部分割ターゲット材が、薄肉部と厚肉部とを備えた断面略L字状に形成され、
    かつ前記端部ターゲット材以外の分割ターゲット材が、薄肉部からなる平板状に形成されており、
    前記スパッタリングターゲットの表面が略面一となるように、前記端部分割ターゲット材が前記バッキングプレートの段部に当接するように配置されるとともに、前記端部ターゲット材以外の分割ターゲット材が前記バッキングプレートの中央部に平面的に配置されることを特徴とするスパッタリングターゲット。
  2. 前記複数の分割ターゲット材は、互いに隣接する隣接部の間に0.1〜0.6mmの間隙が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスパッタリングターゲット。
  3. 前記端部分割ターゲット材の薄肉部における幅(Wa)が2〜50mmであることを特
    徴とする請求項1または2に記載のスパッタリングターゲット。
  4. 前記端部分割ターゲット材の厚肉部における幅(Wb)が40〜500mmであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスパッタリングターゲット。
  5. 前記分割ターゲット材が、InまたはSnを主成分とする金属酸化物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスパッタリングターゲット。
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