JP2000204468A - 多分割スパッタリングタ―ゲット - Google Patents

多分割スパッタリングタ―ゲット

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JP2000204468A JP11003127A JP312799A JP2000204468A JP 2000204468 A JP2000204468 A JP 2000204468A JP 11003127 A JP11003127 A JP 11003127A JP 312799 A JP312799 A JP 312799A JP 2000204468 A JP2000204468 A JP 2000204468A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパッタリング面の高さが異なるターゲット
部材を有する多分割スパッタリングターゲットにおい
て、分割部での再付着物の剥離の発生やアーキングの発
生がなく、基板へのパーティクルの付着のない多分割タ
ーゲットを提供する。 【解決手段】 スパッタリング面の高さが高いターゲッ
ト部材の分割部側のスパッタリング面を、高い方のスパ
ッタリング面から低い方のスパッタリング面に至る斜面
とすることにより、前記分割部の両側におけるスパッタ
リング面の高さが、実質的に連続的に変化するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタリング法
により薄膜を製造する際に使用されるスパッタリングタ
ーゲット、特に複数枚のターゲット部材を単一のバッキ
ングプレート上に配置した多分割スパッタリングターゲ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報社会およびマルチメディアを
支える半導体素子、記録媒体、フラットパネルディスプ
レイ等のデバイスには、多種多様の薄膜が使用されてい
る。薄膜を形成する手段としては、スパッタリング法、
真空蒸着法、CVD法等があげられる。中でも、スパッ
タリング法は、大面積に均一な膜を成膜するのに有利な
ため、フラットパネルディスプレイの分野では多く使用
されている。特に、ターゲットの背後に磁石を配置し、
ターゲット表面に磁界を存在させてプラズマを収束させ
るようにしたマグネトロンスパッタリング法は、成膜速
度が速いため量産装置で多く採用されている。
【0003】近年ターゲットの使用効率((使用前のタ
ーゲット重量−使用後のターゲット重量)/使用前のタ
ーゲット重量×100%)を向上させることを目的と
し、前記ターゲット背後の磁石をターゲットサイズより
若干小さめに設計し、この磁石を左右、上下あるいはこ
れらを組み合わせた方向に周期的に移動させる揺動磁石
タイプの装置が考案され、実用化されている。従来の磁
石を固定した装置では、ターゲットの中央部分がスパッ
タリングされず残っていたのに対し、揺動磁石タイプの
装置では、ターゲット表面のほぼ全域がスパッタリング
されるため著しくターゲットの使用効率の向上が計られ
た。
【0004】しかし、このような揺動磁石タイプの装置
では、ある特定の箇所においてエロージョンの進行が速
く、該エロージョンの進行の速い部分がターゲットとバ
ッキングプレートを接合しているボンディング層に到達
してしまうと、他の部分が大量に残っていてもそのター
ゲットは使用できなくなるため、使用効率向上の効果が
半減してしまうという問題点があった。前記のエロージ
ョンが速く進行する箇所は、装置の種類(枚葉式かイン
ライン式か)や磁石の揺動方法あるいは速度に依存する
ため特定することは難しい。しかし、図2に示すような
枚葉式で単純に磁石を左右に揺動させる場合はターゲッ
ト両端の図中の斜線部分を、図3に示すようなインライ
ン式で単純に磁石を左右に揺動させる場合は、長矩形タ
ーゲットの両端の斜線部分を例示することができる。な
お、図2及び図3中の太い両矢印は、磁石の移動範囲を
示す。
【0005】前記、一部のエロージョンの進行が速いた
めにターゲットの寿命が短くなると言う問題点を解決す
るために、該エロージョンの進行の速い部分のターゲッ
トの厚みを厚くするとう対策が考案され、実施された。
ターゲットの厚みを厚くする手段としては、単純にタ
ーゲットの厚さを厚くする方法(図4参照)、スパッ
タリング面の高さは変化させず、バッキングプレートの
接合面を低くすることによりターゲットを厚くする方法
(図5参照)、前記との組み合わせ(図6参照)
があげられる。
【0006】これら3つの手法の内との手法を採用
した場合には、ターゲットの表面に大きな段差が発生す
る。また、手法は、バッキングプレートの改造の必要
がないので、最も手軽な方法であり多くの装置で採用さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなスパッ
タリング面に段差が有るターゲットでは、この段差の部
分では隣り合ったターゲット部材の内、高さの低いター
ゲット部材からスパッタリングにより飛び出した粒子
が、隣接する高さの高いターゲット部材の側面に再付着
するという現象が起こる。この高さの高い部材の側面に
再付着した粒子は、付着量の増加にともない剥離しやす
くなり、剥離した薄片が基板に付着するとパーティクル
となり、LCD等の表示品位を劣化させるとともに歩留
まりを低下させるため特に解決すべき重要な問題となっ
ていた。また、高さの高い部分のエッジ部では、アーキ
ングが発生しやすく、安定した成膜が得にくいという問
題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは多分割スパ
ッタリングターゲットであって、スパッタリングされる
面(以下、「スパッタリング面」と称す)の高さが分割
された部材間で異なるターゲットに固有の上記パーティ
クルの発生量を低減させるため、分割部の形状について
検討した。その結果、隣り合った部材間のうち、高さが
高い部材に対して傾斜を設けて、段差を無くすことによ
り、分割部におけるパーティクルの発生を低減できるこ
とを見いだし、本発明を完成した。
【0009】即ち、本発明は複数のターゲット部材をバ
ッキングプレート上に、接合剤により接合して構成され
る多分割スパッタリングターゲットであって、スパッタ
リング面の高さが分割された部材間で異なるターゲット
において、例えば、図1に示すように、隣り合った部材
間の内、高さが高い部材に対して傾斜を設けることによ
り段差を無くしたことを特徴とする多分割スパッタリン
グターゲットに関する。
【0010】より詳細には、本発明は、複数のターゲッ
ト部材をバッキングプレート上に、接合剤により接合し
て構成される多分割スパッタリングターゲットであり、
かつ、スパッタリング面の高さが異なるターゲット部材
を有する多分割スパッタリングターゲットにおいて、ス
パッタリング面の高さが異なるターゲット部材が隣接し
て分割部を形成している部分では、スパッタリング面の
高さが高いターゲット部材の分割部側のスパッタリング
面を、高い方のスパッタリング面から低い方のスパッタ
リング面に至る斜面とすることにより、前記分割部の両
側におけるスパッタリング面の高さが、実質的に連続的
に変化するようにしたことを特徴とする多分割スパッタ
リングターゲットである。なお、スパッタリング面の高
さが高いターゲット部材の分割部側のスパッタリング面
として形成された、高い方のスパッタリング面から低い
方のスパッタリング面に至る斜面と、高い方のスパッタ
リング面との交差角は45度以下であることが好まし
い。また、前記斜面は、必ずしも平面で構成されるもの
でなくても良く、高い方のスパッタリング面と低い方の
スパッタリング面とを実質的に滑らかに連続的に繋ぐも
のであれば曲面で構成されるものであっても良い。
【0011】さらに、本発明においては、スパッタリン
グ面を斜面とした部分の長さがスパッタリング面の一部
を斜面としたターゲット部材の長さの50%以下である
ことが好ましく、また、多分割スパッタリングターゲッ
トを構成する各ターゲット部材のエッジ部のうち、少な
くとも他のターゲット部材と隣接する端部のスパッタリ
ング面側のエッジ部をR1〜R2に加工することが好ま
しい。
【0012】なお、本発明は、ターゲットサイズが今後
も大型化することが予想されている、ターゲット部材が
実質的に、インジウム、スズおよび酸素からなる多分割
スパッタリングターゲットにおいて特に有効である。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】本発明に使用されるスパッタリングターゲ
ットの材料は、特に限定することなく使用することがで
きる。しかし、今後ターゲットサイズが益々大きくなる
ことが予想されるフラットパネルディスプレイの製造に
使用される材料により適している。このような材料とし
ては、例えば、クロム、モリブデン、ITO(インジウ
ム−スズ酸化物)、ZAO(アルミニウム−亜鉛酸化
物)、酸化マグネシウム等があげられる。
【0015】例えば、ITOターゲットを製造する場合
には、まず、通常用いられる方法によってITO焼結体
を製造する。焼結体を製造する際の粉末の種類・形状、
成形方法、焼結方法には、特に制限はない。
【0016】次に、得られたITO焼結体を機械的に加
工して多分割ITOターゲットを構成する個々のターゲ
ット部材を作製する。説明をより明瞭にするために、こ
こでは、先の図3に示したような長矩形のインラインス
パッタリング装置用のターゲットで図4のような段差を
持たないバッキングプレートを用いた場合を例に挙げて
説明する。
【0017】ターゲットの中央部に使用するターゲット
部材12は、均一の厚みを持たせる。通常、この部分の
厚みは5〜8mmの範囲に形成されることが多い。ま
た、この部分はターゲットの長さあるいは幅に応じて1
枚物で作製されることもあれば、多分割にして作製され
ることもある。ここまでは、通常の多分割スパッタリン
グターゲットの作製方法と同一である。
【0018】次に、ターゲット両端の厚みの厚い部分に
用いるターゲット部材13の加工を行う。ターゲット両
端部用のターゲット部材13は、所定の大きさで厚みを
中央部用のターゲット部材12の厚みよりも一般的には
1〜5mm程度厚くなるように加工する。
【0019】次に、該両端部のターゲット部材13の中
央部用ターゲット部材12と隣接する側のスパッタリン
グ面を、端部用ターゲット部材13の本来のスパッタリ
ング面15から、中央部用ターゲット部材12のスパッ
タリング面14に至る斜面16とすることにより、端部
用ターゲット部材13と中央部用ターゲット部材12に
より形成される分割部17の両側におけるスパッタリン
グ面の高さが実質的に連続的に変化し、分割部において
スパッタリング面に段差を生じないようにする。なお、
端部用ターゲット部材13の本来のスパッタリング面1
5から、中央部用ターゲット部材12のスパッタリング
面14に至る斜面16と、中央部用ターゲット部材12
のスパッタリング面14又は端部用ターゲット部材13
の本来のスパッタリング面15との交差角は、図1に示
した角度(θ)で45度以下とすることが好ましい。
【0020】こうすることにより段差が解消されるた
め、分割部での再付着物の剥離の発生及びアーキングの
発生を効果的に抑制することができる。なお、前記交差
角が45度をこえると、端部用ターゲット部材13の本
来のスパッタリング面15から、中央部用ターゲット部
材12のスパッタリング面14に至る斜面16と、端部
用ターゲット部材13の本来のスパッタリング面15と
により形成されるエッジ部18付近でのアーキングが増
加するため好ましくない。このエッジ部18付近でのア
ーキングの発生をより低減させるには、エッジ部18を
R加工(角部に丸みを付加する加工)することが好まし
い。さらに、分割部のスパッタリング面側のエッジ部1
9、20に対してもR1〜R2に加工(角部に付加する
丸みの半径を1〜2mmとする加工)することにより、
アーキングの発生をより低減できるので好ましい。
【0021】このようにして得られた複数枚のターゲッ
ト部材を1枚のバッキングプレート11上にボンディン
グする。本発明に使用されるバッキングプレートおよび
金属接合剤は特に限定されるものではないが、バッキン
グプレートとしては、無酸素銅およびリン酸銅等が、半
田材としては、インジウム半田等があげられる。バッキ
ングプレート上の各ターゲット部材は、スパッタリング
面に段差が生じないように、図1のように配置される。
【0022】得られた本発明のスパッタリングターゲッ
トは、両端部を厚くすることにより長寿命となるととも
に、ターゲットのスパッタリング面に段差が無いので、
分割部での再付着物の剥離の発生及びアーキングの発生
が低減され、基板に付着するパーティクル数が低減され
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0024】実施例1 酸化インジウム粉末と酸化スズ粉末を重量比で90:1
0の割合に混合した混合粉末をプレス用金型にいれ、3
00kg/cm2の圧力で加工して得た成形体を3to
n/cm2の圧力でCIP処理してITO成形体を作製
した。次にこのITO成形体を酸素雰囲気中1500℃
で5時間常圧焼結してITO焼結体を得た。得られた焼
結体を機械加工して、2枚の127×150×9mmの
ターゲット部材と1枚の127×512×6mmターゲ
ット部材を得た。
【0025】次に、ターゲット端部に使用する2枚の1
27×150×9mmのターゲット部材13を、中央部
用ターゲット部材12に接する部分で、スパッタリング
面に段差を生じないようにするため、図7に示す形状に
加工した。
【0026】次に、得られた3つのターゲット部材1
2、13のスパッタリング面を囲む全てのエッジ部をR
2に加工した。
【0027】次に、得られた各ターゲット部材12、1
3をスパッタリング面に段差が生じないよう図1のよう
にインジウムハンダを用いてボンディングした。
【0028】得られたターゲットを、真空装置内に設置
し、以下の条件でスパッタリングを実施した。
【0029】 DC電力 :800W スパッタガス:Ar+O2 ガス圧 :5mTorr O2/Ar :0.1% 以上の条件により使用初期から5分ごとの基板へのパー
ティクル付着数を調べた。パーティクル付着数の測定
は、分割部直上を通過させた4インチのシリコンウエハ
ー上に付着した1μm以上のサイズのパーティクル数を
パーティクルカウンターを用いて測定した。この時のシ
リコンウエハー上のITO膜の厚さは1500Aとし
た。結果を表1に示す。30分経過後も、僅かのパーテ
ィクルが付着したにすぎなかった。
【0030】
【表1】
【0031】比較例1 実施例1と同様の方法でITO焼結体を作製した。 得
られた焼結体を機械加工して、2枚の127×150×
9mmのターゲット部材23と1枚の127×512×
6mmターゲット部材22を得た。
【0032】次に、得られた3つのターゲット部材2
2、23のスパッタリング面を囲む全てのエッジ部をR
2に加工した。
【0033】次に、得られた各ターゲット部材22、2
3をインジウムハンダを用いてボンディングした。得ら
れたターゲットは図8に示すようにスパッタリング面に
段差が形成されたものであった。
【0034】得られたターゲットを、真空装置内に設置
し、以下の条件でスパッタリングを実施した。
【0035】 DC電力 :800W スパッタガス:Ar+O2 ガス圧 :5mTorr O2/Ar :0.1% 以上の条件により使用初期から5分ごとの基板へのパー
ティクル付着数を調べた。結果を表1に示す。20分後
から急激にパーティクルの付着数が増加した。
【0036】
【発明の効果】本発明の多分割ターゲットを用いること
により、スパッタリング面の高さが異なるターゲット部
材を有する多分割スパッタリングターゲットにおいて
も、分割部での再付着物の剥離の発生及びアーキングの
発生を効果的に防止することができ、基板へのパーティ
クルの付着を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多分割ターゲットの一例を示す図であ
る。
【図2】枚葉式で単純に磁石を左右に揺動させるターゲ
ットのエロージョン進行の速い部分を示す図である。
【図3】インライン式で単純に磁石を左右に揺動させる
ターゲットのエロージョン進行の速い部分を示す図であ
る。
【図4】多分割ターゲットにおける分割部近傍の形状の
一例を示す断面図である。
【図5】多分割ターゲットにおける分割部近傍の形状の
他の一例を示す断面図である。
【図6】多分割ターゲットにおける分割部近傍の形状の
さらに他の一例を示す断面図である。
【図7】実施例1の多分割ターゲットの端部用ターゲッ
ト部材の形状を示す図である。
【図8】比較例1の多分割ターゲットの形状を示す図で
ある。
【符号の説明】
1、11、21 バッキングプレート 2 ターゲット部材 3 可動マグネット 4 エロージョン進行の速い部分 12、22 中央部用ターゲット部材 13、23 端部用ターゲット部材 14、15 スパッタリング面 16 斜面 17 分割部 18 本来のスパッタリング面と斜面が
形成するエッジ部 19、20 分割部のスパッタリング面側のエ
ッジ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のターゲット部材をバッキングプレ
    ート上に、接合剤により接合して構成される多分割スパ
    ッタリングターゲットであり、かつ、スパッタリング面
    の高さが異なるターゲット部材を有する多分割スパッタ
    リングターゲットにおいて、スパッタリング面の高さが
    異なるターゲット部材が隣接して分割部を形成している
    部分では、スパッタリング面の高さが高いターゲット部
    材の分割部側のスパッタリング面を、高い方のスパッタ
    リング面から低い方のスパッタリング面に至る斜面とす
    ることにより、前記分割部の両側におけるスパッタリン
    グ面の高さが、実質的に連続的に変化するようにしたこ
    とを特徴とする多分割スパッタリングターゲット。
  2. 【請求項2】 スパッタリング面の高さが高いターゲッ
    ト部材の分割部側のスパッタリング面として形成され
    た、高い方のスパッタリング面から低い方のスパッタリ
    ング面に至る斜面と、高い方のスパッタリング面との交
    差角が45度以下であることを特徴とする請求項1に記
    載の多分割スパッタリングターゲット。
  3. 【請求項3】 スパッタリング面を斜面とした部分の長
    さがスパッタリング面の一部を斜面としたターゲット部
    材の長さの50%以下であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の多分割スパッタリングターゲット。
  4. 【請求項4】 多分割スパッタリングターゲットを構成
    する各ターゲット部材のエッジ部のうち、少なくとも他
    のターゲット部材と隣接する端部のスパッタリング面側
    のエッジ部をR1〜R2に加工したことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の多分割スパッタリン
    グターゲット。
  5. 【請求項5】 ターゲット部材が実質的に、インジウ
    ム、スズおよび酸素からなることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の多分割スパッタリングター
    ゲット。
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