JP2009056774A - 露光装置及びその駆動制御方法並びに画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】経時劣化により発光光量が低下した場合でも、プリンタの印刷画像の品質を確保することができる露光装置及びその駆動制御方法並びに画像形成装置を提供する。
【解決手段】補正制御回路15は、発光駆動回路12により複数の発光素子群の各発光素子に画像データに応じた駆動信号を順次印加して発光させ、発光する発光素子が含まれる発光素子群に対応する各受光素子14を駆動し、各受光素子14により検出された光量の値と基準値との比較に基づいて各発光素子10の発光光量の変動量に対応する補正値を取得し、発光駆動回路12に供給する駆動信号を補正値によって補正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、露光装置及びその駆動制御方法、並びにこれを備えて構成される画像形成装置に関する。
電子写真方式等の画像形成装置においては、画像形成のための露光装置を有している。近年、この露光装置の光源として、有機EL素子等の発光素子を利用する試みが各種なされている。このような発光素子を用いて露光を行う場合においては、発光素子の発光特性のばらつきに起因した発光光量のばらつきがあるため、これを補正する技術が種々提案されており、例えば、予め発光素子補正用のデータをメモリに記憶させておき、その補正データをもとに計測された発光強度を補正するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−138890号公報
しかしながら、上記のような発光素子においては使用時間の経過とともに発光特性が変化することが知られており、発光素子を発光させたときの発光光量は発光時間の経過とともに変化するが、上記従来技術においては、このような経時変化に対して何ら解決されていなかった。
そこで本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、発光素子の発光特性に経時劣化が生じても安定した印刷画像を得ることができる露光装置及びその駆動制御方法並びに画像形成装置を提供することにある。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による露光装置は、感光ドラムに対し画像データに応じた光を照射して露光を行う露光装置において、主走査方向に配列された複数の発光素子を備え、該複数の発光素子における隣接する2個以上の前記発光素子からなる複数の発光素子群を有する発光素子アレイと、前記複数の発光素子群の各々に対応して設けられて、前記各発光素子の発光輝度に応じた発光光量を検出する複数の受光素子を有する光量検出回路と、前記発光素子アレイの前記各発光素子を所定の発光期間で順次発光させ、前記光量検出回路における発光する前記発光素子が含まれる前記発光素子群に対応する前記光量検出回路の前記受光素子を前記発光期間に対応して駆動し、前記各受光素子により検出された発光光量の値に基づいて、前記各発光素子に供給される、前記画像データに基づく駆動信号の値を補正する補正制御回路と、を有することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1記載の露光装置において、前記補正制御回路は、前記複数の発光素子群の各々を選択する選択信号を前記発光素子アレイに供給する選択信号供給回路と、前記選択信号の供給タイミングに同期して、該選択信号に対応する前記発光素子群に対応する前記受光素子の検出動作を開始させる制御信号を前記光量検出回路に供給する制御信号供給回路と、を有し、前記駆動信号は、前記選択信号の供給タイミングに同期して、選択される前記発光素子群の前記各発光素子に順次供給されるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項2記載の露光装置において、前記選択信号は、前記複数の発光素子群の各々に、前記発光期間に対応する時間間隔で当該発光素子群に含まれる前記発光素子の数に応じた回数だけ供給され、前記光量検出回路は、前記選択信号の供給に対応したタイミングで、前記時間間隔毎に前記各発光素子の前記発光光量を検出し、前記時間間隔毎に検出される前記発光光量の値を順次AD変換してデジタル値として出力する唯一のAD変換回路を有するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項3記載の露光装置において、前記時間間隔は、前記光量検出回路による前記発光光量の検出時間に等しいか、それより長い時間に設定されるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項1記載の露光装置において、前記補正制御回路は、更に、第1のタイミングで前記複数の受光素子により検出された、前記複数の発光素子の各々の発光光量を第1の光量として記憶する光量記憶回路と、前記第1のタイミングから所定時間経過した後の第2のタイミングで前記複数の受光素子により検出された前記複数の発光素子の各々の発光光量を第2の光量とし、前記光量記憶回路に記憶されている前記第1の光量と前記第2の光量とを比較する比較回路と、前記比較回路による前記第1の光量と前記第2の光量との差分に応じた光量補正データを格納する補正データ格納回路と、前記光量補正データを前記画像データに加えて前記駆動信号を補正するデータ補正回路と、を有するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、請求項1記載の露光装置において、前記光量検出回路における前記複数の受光素子の各々は、入射された光を受光する半導体層を有し、前記半導体層は前記主走査方向に沿って設けられ、該半導体層のチャネル幅は、該受光素子に対応する前記発光素子群の幅に対応する値に設定されるようにしてもよい。
また、上記目的達成のため、請求項7記載の発明による露光装置の駆動制御方法は、感光ドラムに対し画像データに応じた光を照射して露光を行う露光装置の駆動制御方法であって、主走査方向に配列された複数の発光素子を備え、該複数の発光素子における隣接する2個以上の前記発光素子からなる複数の発光素子群を有する発光素子アレイと、前記複数の発光素子群の各々に対応して設けられて前記各発光素子の発光輝度に応じた発光光量を検出する複数の受光素子と、を有し、前記発光素子アレイの前記各発光素子を所定の発光期間で順次発光させ、発光する前記発光素子が含まれる前記発光素子群に対応する前記受光素子を前記発光期間に対応して駆動して、前記各発光素子の前記発光光量を順次検出し、前記各受光素子により検出された光量の値に基づいて前記各発光素子に供給する、前記画像データに基づく駆動信号の値を補正する動作を含むことを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項8記載のように、請求項7記載の露光装置の駆動制御方法において、前記各発光素子の前記発光光量を検出する動作は、前記各発光素子の前記発光光量の検出を所定の時間間隔毎に行い、該時間間隔毎に検出される前記発光光量の値を唯一のAD変換回路を介してAD変換してデジタル値として出力する動作を含むようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項9記載のように、請求項7記載の露光装置の駆動制御方法において、前記駆動制御方法は、第1のタイミングで、前記各受光素子による前記光量の検出を行い、検出された前記光量を第1の光量として光量記憶回路に記憶し、前記第1のタイミングから所定時間経過した後の第2のタイミングで、前記各受光素子による前記光量の検出を行い、検出された前記光量を第2の光量とし、前記光量記憶回路に記憶されている前記第1の光量と前記第2の光量とを比較し、前記第1の光量に対する前記第2の光量の差分に応じた光量補正データを前記画像データに加えて前記駆動信号を補正する動作を含むようにしてもよい。
また、上記目的達成のため、請求項10記載の発明による画像形成装置は、感光ドラムと帯電器と露光器と現像器とを有し、画像データに応じた印刷を行う画像形成装置であって、前記露光器は、前記感光ドラムの移動方向に直交する主走査方向に配列された複数の発光素子を備え、該複数の発光素子における隣接する2個以上の前記発光素子からなる複数の発光素子群を有し、発光した光を前記感光ドラムに照射する発光素子アレイと、前記複数の発光素子群の各々に対応して設けられて、前記各発光素子の発光輝度に応じた発光光量を検出する複数の受光素子を有する光量検出回路と、前記発光素子アレイの前記発光素子アレイの前記各発光素子を所定の発光期間で順次発光させ、前記光量検出回路における発光する前記発光素子が含まれる前記発光素子群に対応する前記受光素子を前記発光期間に対応して駆動し、前記各受光素子により検出された光量の値に基づいて、前記各発光素子に供給される、前記画像データに基づく駆動信号の値を補正する補正制御回路と、を有することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項11記載のように、請求項10記載の画像形成装置において、前記制御回路は、前記発光素子アレイの前記複数の発光素子群の各々を選択する選択信号を前記発光素子アレイに供給する選択信号供給回路と、前記選択信号の供給タイミングに同期して、該選択信号に対応する前記発光素子群に応じた前記受光素子の検出動作を開始させる制御信号を前記光量検出回路に供給する制御信号供給回路と、を有し、前記駆動信号は、前記選択信号の供給タイミングに同期して、選択される前記発光素子群の前記各発光素子に順次供給されるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項12記載のように、請求項11記載の画像形成装置において、前記選択信号は、前記複数の発光素子群の各々に、前記発光期間に対応する時間間隔で当該発光素子群に含まれる前記発光素子の数に応じた回数だけ供給され、前記光量検出回路は、前記選択信号の供給に対応したタイミングで、前記時間間隔毎に前記各発光素子の前記発光光量を検出し、前記時間間隔毎に検出される前記発光光量の値を順次AD変換してデジタル値として出力する唯一のAD変換回路を有するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項13記載のように、請求項12記載の画像形成装置において、前記時間間隔は、前記光量検出回路による前記発光光量の検出時間に等しいか、それより長い時間に設定されるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項14記載のように、請求項10記載の画像形成装置において、前記補正制御回路は、更に、第1のタイミングで前記複数の受光素子により検出された、前記複数の発光素子の各々の発光光量を第1の光量として記憶する光量記憶回路と、前記第1のタイミングから所定時間経過した後の第2のタイミングで前記複数の受光素子により検出された前記複数の発光素子の各々の発光光量を第2の光量とし、前記光量記憶回路に記憶されている前記第1の光量と前記第2の光量とを比較する比較回路と、前記比較回路による前記第1の光量と前記第2の光量との差分に応じた光量補正データを格納する補正データ格納回路と、前記光量補正データを前記画像データに加えて前記駆動信号を補正するデータ補正回路と、を有する補正回路を具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項15記載のように、請求項10記載の画像形成装置において、前記光量検出回路における前記複数の受光素子の各々は入射された光を受光する半導体層を有し、前記半導体層は前記主走査方向に沿って設けられ、該半導体層のチャネル幅は該受光素子に対応する前記発光素子群の幅に対応する値に設定されるようにしてもよい。
本発明によれば、発光素子の発光特性に経時劣化が生じても安定した印刷画像を得ることができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による露光装置を搭載した画像形成装置(電子写真印刷装置)の構造の一例を示す模式図である。画像形成装置は、感光ドラム1と帯電ローラ2と露光ヘッド3と現像器4と搬送ベルト5と転写ローラ6と定着ローラ7とイレーサ光源8とクリーニング装置9とを備えて構成され、電子写真方式により画像形成(印刷)を行う。すなわち、帯電ローラ2により感光ドラム1を帯電させ、画像データに従って露光ヘッド(露光装置)3により感光ドラム1上に露光して潜像を形成し、現像器4により感光ドラム1上の潜像にトナーを乗せ、転写ローラ6により、搬送ベルト5で矢印方向に搬送される用紙上に感光ドラム1上のトナーを転写し、定着ローラ7により定着して排出する。また、トナー転写後の感光ドラム1は、イレーサ光源8により除電され、クリーニング装置9によりクリーニングされる。
本実施形態では、上述した電子写真プロセス印刷の露光ヘッド3の光源として有機ELによる発光素子を主走査方向に複数配列した発光素子アレイを用いている。有機ELによる発光素子を有した複数の画素を2次元配列した面発光デバイスや複数の発光素子を直線状に配列した発光素子アレイは、近年盛んに研究されており、LEDに代わりに一括形成された有機ELによる複数の発光素子を採用することで、各LEDに接続していたワイヤーボンディング本数を削減できることからコスト減への貢献が大きいという利点を有している。
しかしながら、現状では、有機ELによる発光素子は、経時劣化による光量低下が見られるため、コスト減によるメリットを生かせておらず、課題となっている。本実施形態では、この課題について対策を講じたもので、有機ELの経時変化に伴う特性の変化を考慮し、時間経過に伴う光量変化を抑制して、高画質を長期に亘って維持するものである。
図2は、本実施形態における露光装置の構成概要を示すブロック図である。図において、複数の発光素子10は、感光ドラム1の主走査方向に配列され、駆動電流の値に応じた輝度で発光する。発光素子アレイ11は、複数の発光素子10における隣接する2個以上の発光素子からなる複数の発光素子群を有する。発光駆動回路12は、画像データに応じた駆動信号を各発光素子群の各発光素子に供給する。光量検出回路13は、複数の発光素子群の各々に対応して設けられた複数の受光素子14により、各発光素子10の発光輝度に応じた発光光量を検出する。
補正制御回路15は、発光駆動回路12により複数の発光素子群の各発光素子に画像データに応じた駆動信号を順次印加して発光させ、発光する発光素子が含まれる発光素子群に対応する各受光素子14を駆動し、各受光素子14により検出された光量の値と基準値との比較に基づいて各発光素子10の発光光量の変動量に対応する補正値を取得し、発光駆動回路12に供給する駆動信号を補正値によって補正する。
図3は、本実施形態の露光装置を搭載した画像形成装置により印刷を行う際の、露光装置の駆動制御方式を説明するための概念図である。図3(a)において、複数の発光素子10は、説明を簡単にするために、aブロック〜hブロックの複数の発光素子群からなり、各ブロックは、a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6、…、h1〜h6というように、6個の発光素子を有するものとする。受光素子A、B、C、…、Hは、対応するaブロック〜hブロックの複数の発光素子群に亘るように配設されている。
本実施形態による露光装置を用いた画像形成装置(電子写真印刷装置)での印刷時において、aブロック〜hブロックの複数の発光素子群は、図3(b)に示すように、ブロック単位で順次点灯するようになっている。まず、aブロックの発光素子a1〜a6を発光させ、次いで、bブロックの発光素子b1〜b6、cブロックの発光素子c1〜c6、…、hブロックの発光素子h1〜h6というように発光させる。
図4は、本実施形態の露光装置において、発光素子の発光光量の補正を行う際の駆動制御方式を説明するための概念図である。図において、露光装置の発光素子の発光光量を補正する際には、aブロック〜hブロックの各発光素子a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6、d1〜d6、…、h1〜h6を並んだ順番で順次発光させるよう駆動制御されるようになっている。また、該発光素子a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6、d1〜d6、…、h1〜h6の発光期間に同期させて、aブロック〜hブロックに対応する受光素子A〜Hを駆動し、各受光期間の終端で、各発光素子a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6、d1〜d6、…、h1〜h6の発光輝度に応じた発光光量(出力)を検出する。
ここで、図4に示すように、各発光素子の発光光量の検出開始タイミングは発光素子アレイ11の各発光素子a1〜h6の発光開始に対応したタイミングとされて、一定の時間間隔毎に各発光素子の発光光量の検出が行われる。後述する図5及び図8に示すように、検出された発光光量の値は、最終的にAD変換されてデジタル値としてヘッドコントローラ20に供給するように構成されるが、本実施形態においては、各発光素子の発光光量の検出が同時ではなく、一定の時間間隔毎に行われるために、AD変換を行うためのAD変換回路を一つだけとすることができ、また、検出された各発光素子の発光光量の値を一旦記憶しておく記憶回路を設ける必要もない。これらによって各発光素子の発光光量の検出に係わる回路規模を削減することができる。
このように、aブロック〜hブロックの発光素子a1〜a6、b1〜b6、c1〜c6、d1〜d6、…、h1〜h6の発光を順次発光させることで、一度に1つの発光素子しか発光していないので、他の発光素子からの光が入り込むことがなく、ノイズを低減することができるようになっている。
図5は、本実施形態における露光装置の具体的な構成の一例を示すブロック構成図である。図5において、露光ヘッド3は、ヘッドコントローラ20、データドライバ21、セレクトドライバ(選択信号供給回路)22、センサドライバ(制御信号供給回路)23及び有機ELパネル24を備えている。ヘッドコントローラ20は、当該画像形成装置の図示しないラスターイメージプロセッサ部より画像データ、用紙サイズ、搬送速度に合わせたHSYNC(水平制御信号)及びVSYNC(垂直制御信号)などの制御信号を受信して、それら制御信号に従って、データドライバ21、セレクトドライバ22及びセンサドライバ23を駆動する。
データドライバ21は、前述した発光駆動回路12に相当し、有機ELパネル24の各発光素子に対する画像データの階調値に応じた階調信号(駆動信号)Vdata1〜Vdata6を生成し、有機ELパネル24を構成する複数のaブロック〜hブロックの各発光素子に供給する。有機ELパネル24には、有機ELによる複数の発光素子が主走査方向に例えば一列に配置された発光素子アレイが形成されるとともに、該複数の発光素子の各々の発光光量を検出するための光センサ回路(前述した光量検出回路13に相当)が形成されている。有機ELパネル24の複数の発光素子は、それぞれが所定の数の複数の発光素子を有する複数のブロック(発光素子群)にグループ化されている。また、光センサ回路は各ブロックに対応して設けられている。
セレクトドライバ22は、有機ELパネル24を構成する複数のブロックのうち、発光すべきブロックを選択するためのブロック選択信号Vsel1〜Vsel8を生成し、それぞれを、有機ELパネル24を構成する複数のブロックに供給する。センサドライバ23は、有機ELパネル24の各ブロックの光センサ回路での光量検出を開始させるための開始信号SCG、有機ELパネル24の各ブロックの光センサ回路をリフレッシュするリフレッシュ信号RFSHを生成し、有機ELパネル24を構成する複数のブロックに供給するとともに、有機ELパネル24の光センサ回路で検出された検出光量に応じたセンサ電流Sout1〜Sout8を電圧に順次変換し、センサ電圧Psoutとしてヘッドコントローラ20に供給する。
有機ELパネル24は、発光素子を有する画素が2次元配列された面発光デバイスに対し、実質的に垂直方向の画素配列が全て水平方向に配列されたのと同等の構造となっている。該有機ELパネル24は、複数のブロック(図示の例では、a〜hの8つ)に分割されており、1つのブロックは、複数の発光素子を点灯させる点灯回路40(後述)と、1つの光センサにより当該ブロックの複数の発光素子の各々の発光光量を検出するための光センサ回路41(後述)とを備えている。
図5では、データドライバ21は、一例として1本のVdataが各ブロックの8個の発光素子に印加され、有機ELパネル24への供給ラインを、6本の階調信号Vdata1〜Vdata6としているが、この限りではない。また、セレクトドライバ22から有機ELパネル24への選択信号Vsel1〜Vsel8も同様である。また、本実施形態において、有機ELパネル24は、水平方向に発光素子が一列に、6*8=48個形成されているが、実際の有機EL露光ヘッド基板は、一列あるいは数列に、用紙サイズ分の数の発光素子が形成されており、この限りではない。
図6は、本実施形態による露光装置の有機ELパネル24の要部の等価回路図を示す回路図である。図において、有機ELパネル24は、各ブロックにおいて、各発光素子34を選択するスイッチとして機能する選択TFT31と、発光素子34の駆動用の駆動TFT33と、保持キャパシタ32と、発光素子34とからなる点灯回路40を有する。ここで、以下においては、便宜上、1つの発光素子34と、これに対応する選択TFT31、駆動TFT33、及び保持キャパシタ32を1画素と呼ぶこととする。
ブロック選択信号Vsel1〜Vsel8がアサート状態、すなわち、選択期間では、選択TFT31がオン状態となり、データドライバ21から階調信号Vdata1〜Vdata6が供給されて、保持キャパシタ32に、階調信号Vdata1〜Vdata6に対応した信号電荷が書き込まれ、この信号電荷に応じた電流が駆動TFT33から発光素子34に供給されて発光素子34が点灯される。非選択期間では、保持キャパシタ32に書き込まれた信号電荷が保持され、この信号電荷に応じた電流の駆動TFT33から発光素子34への供給が維持されて、先の電流値に応じた輝度での発光素子34の点灯が維持される。
また、有機ELパネル24は、各ブロックにおいて、画素点灯用の各TFTと同じプロセスで形成された、光センサTFT35と、充電TFT36と、読出TFT38と、暗電流保持キャパシタ37とからなる光センサ回路41を有する。また、光センサ回路41は、1つのブロックの複数の画素に対して1回路が形成される。図示の例では、便宜上、3画素に対して1回路が形成される形態としたが、実際には、例えば、数1000画素に1回路という規模で形成されている。
図6に示す例では、部分的に抜き出した3画素分しか表記していないが、光センサTFT35のチャネル幅を、発光を捉えようとする画素の並んでいる主走査方向の幅程度に形成し、画素に対して副走査方向直下に配置する。後述するが、初期(第1のタイミング)の発光光量(第1の光量)と所定時間経過後(第2のタイミング)の発光光量(第2の光量)との比較にて補正を行うので、画素部の光を十分にセンス可能であれば、光センサ回路41は、画素毎に具備する必要はなく、本実施形態のように、画素近傍に光センサ回路41を配置すれば、対応するブロック内の発光素子の発光光量を十分に捉えることが可能である。また、点灯回路用TFT(選択TFT31、駆動TFT33)と同プロセスで、光センサ回路用TFT(光センサTFT35、充電TFT36、読出TFT38)も形成するため工程を増やすこともない。
次に、図7は、本実施形態による露光装置により印刷を行う際の点灯動作を説明するためのタイミングチャートである。各ブロックの選択時、すなわち、ブロック選択信号Vsel1〜8がアサートされているVsel1選択期間に、データドライバ21から階調信号Vdata1〜6が供給され、保持キャパシタ32に、階調信号Vdata1〜6に対応した信号電荷が書き込まれ、信号電荷に応じた電流が駆動TFT33から発光素子34に供給される。Vsel1非選択期間では、保持キャパシタ32に書き込まれた信号電荷が保持され、この信号電荷に応じた電流の駆動TFT33から発光素子34への供給が維持され、Vsel1選択期間及びVsel1非選択期間ともに、先の電流値において発光素子34が点灯される。
水平制御信号/HSYNCは、画像形成装置の主走査方向の同期信号でアクティブ〜アクティブ期間が1ラインに許されるドット形成処理時間1LineTimeである。例えば、印字密度1200dpi×1200dpi、40ppm、用紙間50mmでA4横サイズの光源ユニットとすると、((25.4mm/1200dpi)/(210mm×40枚+50mm×40枚))/60≒122μsecとなる。データドライバ21の出力が有効なのは、Vsel1選択期間のみであるので、/HSYNCがアクティブ〜アクティブである期間、すなわち、1LineTimeに、ブロック選択信号Vsel1〜8をシフトしていくように、順次アサートしていくことで、データドライバ21の1出力で複数の画素点灯が可能となる。
図5に示すように、画素全体に対して8本のブロック選択信号Vsel1〜8を接続すれば、先述の1200dpi/40ppmであれば、各ブロック選択信号Vsel1〜8は、122/8μsec=15.25μsecずつシフトした信号である。すなわち、ブロック選択信号Vsel1の期間で、a1,b1,c1,d1,e1,f1画素回路に、点灯階調データに応じた電流がデータドライバ21から出力され、画素の表示輝度に対応した信号電荷が保持キャパシタ32に書き込まれ、点灯開始し、ブロック選択信号Vsel1がネゲートされても保持され、この信号電荷に応じた電流が駆動トランジスタから画素表示素子に供給されることで非選択期間中も点灯する。
同様にして、図7に示すように、ブロック選択信号Vsel2でa2,b2,c2,d2,e2,f2、ブロック選択信号Vsel3でa3,b3,c3,d3,e3,f3、ブロック選択信号Vsel4でa4,b4,c4,d4,e4,f4、以降同様にして、ブロック選択信号Vsel8まで画素に対して点灯階調データに応じた電流がデータドライバ21から出力されて、対応画素が点灯することで,1ライン分の全画素点灯が行える。
次に、図8は、本実施形態による露光装置のセンサドライバ23の構成を示すブロック図である。図において、センサドライバ23は、IV変換51、セレクタ53、AD変換器52、及びSCG・RFSH発生器54からなる。IV変換51は、光センサ回路出力数だけ設けられており、光センサ回路(読出TFT38)からの光素子の輝度に応じたセンサ電流Sout1〜Sout8を、センサ電圧CSout1〜CSout8に変換してセレクタ53に供給する。
セレクタ53は、後述するセレクトタイミング信号PreVselに従って、センサ電圧Sout1〜Sout8をAD変換器52に順次出力する。AD変換器52は、セレクタ53から順次供給されるセンサ電圧Sout1〜Sout8を、デジタル値であるセンサ電圧Psoutに変換してヘッドコントローラ20に供給する。SCG・RFSH発生器54は、ヘッドコントローラ20から供給されるPreVselから、光センサ回路41で発光光量を測定開始するための開始信号SCG、及び、リフレッシュ信号RFSHを発生し、有機ELパネル24の各ブロックにおける光センサ回路41に供給する。
次に、図9は、本実施形態による露光装置のヘッドコントローラ20の構成を示すブロック図である。図において、ヘッドコントローラ20は、アービトレーション制御部71、センサドライバタイミング発生部72、セレクタドライバタイミング発生部73、データドライバデータ送出部(データ補正回路)74、光量記憶部(光量記憶回路)75、光量比較部(比較回路)76、及び補正データ記憶部(補正データ格納回路)78からなる。光量記憶部75は、プリンタ初期起動時(第1のタイミング)における、センサドライバ23による光量測定結果であるセンサ電圧Psoutを、発光光量データ(第1の光量)として記憶する。光量比較部76は、プリンタ初期起動時以外(第2のタイミング)における、センサドライバ23による光量測定結果である、ドット毎の発光光量データであるセンサ電圧Psoutと、光量記憶部75に記憶されている発光光量データとを比較し、双方の差分を補正データ記憶部78に供給する。
補正データ記憶部78は、予め作成された比較後の差分に応じた光量補正データを格納しており、上記光量比較部76から供給される差分に応じた、光量補正データを出力する。データドライバデータ送出部74は、補正データ記憶部78から出力される光量補正データを画像データに加え、階調信号Vdataとしてデータドライバ21に送出する。
アービトレーション制御部71は、図示しないプリンタ全体を制御している制御部からの/HSYNC(水平同期信号)、/VSYNC(垂直同期信号)、及び各プリンタ制御信号を受信して、センサドライバタイミング発生部72、セレクトドライバタイミング発生部73、データドライバデータ送出部74を監視・制御してタイミング調停を行う。
次に、セレクトドライバタイミング発生部73は、アービトレーション制御部71の制御の下、セレクトドライバ22で各ブロック選択信号Vsel1〜Vsel8を生成する際のタイミング信号PreVselを生成し、セレクトドライバ22に供給する。また、センサドライバタイミング発生部72は、アービトレーション制御部71の制御の下、センサドライバ23でリフレッシュ信号RFSH及び開始信号SCGを生成する際のタイミング信号PreRFSH信号を生成し、センサドライバ23に供給する。
図10は、光センサ回路41の基本動作を説明するためのタイミングチャートである。光センサTFT35、充電TFT36及び読出TFT38は、開始信号SCG及びリフレッシュ信号RFSHをアサートすることで、オン状態となり、暗電流保持キャパシタ37が放電される。次に、リフレッシュ信号RFSHをネゲートすることで、光センサTFT35をオフ状態にし、図10に示すように、開始信号SCGをリフレッシュ信号RFSH信号よりも十分に長くアサートすることで、保持キャパシタ37を充電する。この状態においては、光センサTFT35は、オフ状態にあり、暗電流保持キャパシタ37に充電された電荷に応じて読出TFT38がオン状態となり、電流Isが観測される。
この状態において、光センサTFT35のゲート部分に、いずれかの発光素子34からの光が照射されると、その発光光量に応じて光センサTFT35のドレイン−ソース間チャネルが形成されて電流が流れ出し、暗電流保持キャパシタ37が放電を開始するため、読出TFT38のドレイン電流Isが減少する。このΔIsは、発光素子34の発光光量に応じた電流となる。図10に示す符号Bの波形は、図8に示すIV変換回路51によってIV変換された観測波形であるが、上記電流Isの変化に相当する。開始信号SCGがアサートされて、所定の検出時間A経過後の電位を、AD変換回路52にて任意ビット数のデジタル値に変換してヘッドコントローラ20に引き渡す。
本実施形態では、上述した光量観測サイクルを全ドットについて1ドットずつ順次行うが、複数の光センサ回路41のうち、当該ドット部位に位置した光センサTFT35の出力を選択してヘッドコントローラ20に引き渡すよう、センサドライバ23内のセレクタ53を選択動作させる。測定するタイミングは、印字をしていない状態で行い、従って、図10に示す印字タイミングに拠らず、測定のために発光させて、発光時間、すなわち非選択期間は任意であり、全ドットについて同じ非選択期間経過後での光センサ出力を測定すればよい。
次に、図11は、本実施形態において各発光素子38の発光光量の検出を行う際の、露光装置のヘッドコントローラ20及びセレクトセンサドライバ22の動作を説明するためのタイミングチャートである。まず、セレクトドライバ22からブロック選択信号Vsel1が図5における左端のaブロックに一定の時間間隔で供給されるとともに、ブロック選択信号Vsel1の供給タイミングに同期してデータドライバ21から階調信号Vdata1〜Vdata6が供給される。これによって、aブロックの各発光素子がa1からa2、a3、a4、a5、a6の順に順次発光する。光センサ回路41は、有機ELパネル24のブロック毎に配置されているので、センサ出力はブロック数分、本実施形態では8本ある。
ブロック選択信号Vsel1の供給タイミングに同期してセンサドライバ23から開始信号SCG及びリフレッシュ信号RFSHが各光センサ回路41に供給されて、発光光量の測定動作が開始される。そして、図10と同様に、所定の検出時間A経過後のセンサ出力Sout1の値をAD変換回路52にてデジタル値に変換して、そのときの発光光量を測定していく。次に、左端から2番目のbブロックの各発光素子を、同様にして、b1、b2、b3のように順次発光させて、対応するセンサ出力Sout2より発光光量を測定する。同様にして右端のhブロックの発光素子h1〜h6まで発光させて、光量測定する。これらの動作は、初期光量との比較のために、まず、プリンタ初期起動時(第1のタイミング)に行い、その後、任意時間経過後、あるいは電源オン時等(第2のタイミング)に行う。
ここで、各発光素子の発光光量を測定するタイミングはブロック選択信号Vsel1〜Vsel8の供給タイミングから検出時間Aだけずれた一定の時間間隔毎のタイミングに設定される。検出された発光光量の値はAD変換回路52によってAD変換されてデジタル値としてヘッドコントローラ20に供給されるが、各発光素子の発光光量の検出が同時ではなく、一定の時間間隔毎に行われるため、検出された各発光素子の発光光量の値を一旦記憶しておく必要はなく、また、AD変換回路52を一つだけで済ませることができる。これらによって各発光素子の発光光量の検出に係わる回路規模を削減することができる。
図12は、本実施形態による露光装置の画像形成装置への実装配置の概略図である。有機ELパネル(基板)24には、主走査方向に配列された複数の発光素子24−1と、該複数の発光素子24−1の発光光量を測定する光センサ部24−2とが形成されている。また、ヘッドコントローラ基板86には、セレクトドライバ22、センサドライバ23、及びヘッドコントローラ20が実装されている。また、ヘッドコントローラ基板86にプリンタコントローラインターフェース86−1を実装してもよい。
有機ELパネル24とヘッドコントローラ基板86とは、データドライバ21が搭載されたCOF(Chip On Film)83と、ヘッドコントローラ20及びセレクトドライバ22、センサドライバ22からの信号が配置実装されたFPC(Flexible Printed Circuit)85とにより接続されている。光センサ部24−2は、図5に示す光センサTFT35が主走査方向に測定する画素程度分のチャネル幅を持っている。
次に、図13は、本実施形態による露光装置における画素部と一回路分の光センサ回路部の上面から見た部分概略図である。また、図14は、図13のC−C’における断面図である。まず、金属薄膜(ゲート電極兼遮光)91、発光素子部92、透明電極(有機ELアノード)93、金属薄膜(ドレイン電極)94、ゲートドレイン電極コンタクト95からなる点灯回路40の部分は、画素毎に主走査方向に形成されている。
また、ゲート35−1、ソース35−2、ドレイン35−3は、図5に示す光センサTFT35である。ゲート36−1、ソース36−2、ドレイン36−3は、充電TFT36である。ゲート38−1、ソース38−2、ドレイン38−3は、図6に示す読み出しTFT38である。また、光センサTFT35の近傍には、暗電流保持キャパシタ37が形成されている。
光センサTFT35のゲート35−1は、リフレッシュ信号RFSH(m)の供給ラインに接続され、ソース35−2は、グランドGNDに接続されている。また、光センサTFT35のドレイン35−3は、読み出しTFT38のゲートに接続されるとともに、充電TFT36のソース36−2に接続されている。
また、読み出しTFT38のソース38−2は、グランドGNDに接続されている。また、読み出しTFT38のドレイン38−3は、Sout(m)の出力ラインに接続されている。充電TFT36のゲート36−1は、SCG(m)の供給ラインに接続され、ドレイン36−3は、電源電圧VDDの供給ラインに接続されている。
発光素子部92からの光は、図14に示すように、金属薄膜(ゲート電極兼遮光)91のスリットを通って矢印Aの方向に出射されるとともに、有機ELパネル基板24内で、屈折反射し、伝播して、光センサTFT35のゲート35−1に照射される。
次に、図15は、本実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。まず、電源が投入されると、1回目のシステム起動であるか否かを判断し(ステップS10)、1回目のシステム起動である場合には、全画素について、任意のデータで点灯回路40にて発光素子34を発光させてその発光光量値を計測し(ステップS12)、計測値を光量記憶部75に記憶させる。次に、輝度信号Vdataをそのまま画素データとしてデータドライバ21に送出し(ステップS16)、当該処理を終了する。
一方、1回目のシステム起動でない場合、例えば、1回目の起動から任意時間経過後、あるいは所定枚数の印刷後のタイミング(第2のタイミング)に、全画素について、任意のデータで点灯回路40にて発光素子34を発光させてその発光光量値(第2の光量)を計測し(ステップS18)、光量比較部76により、計測値が初期光量値(第1の光量)に対する許容範囲内にあるか否かを判断する(ステップS20)。そして、計測値が初期光量値に対する許容範囲内にある場合には、劣化が少なく、補正する必要がないので、補正データ記憶部78からデータドライバ送出部74に補正データを送ることなく、データドライバ送出部74から画像データを、そのまま輝度信号Vdataとしてデータドライバ21に送出し(ステップS22)、当該処理を終了する。
一方、計測値が初期光量値に対する許容範囲外にある場合には、劣化が比較的大きく、補正する必要があると判断し、その差分を補正データ記憶部78に送り、補正データ記憶部78から該差分に応じた補正データをデータドライバ送出部74に送り、データドライバ送出部74から画像データに補正データを加えて、輝度信号Vdataとしてデータドライバ21に送出し(ステップS24)、当該処理を終了する。
上述した本実施形態によれば、有機ELを採用した電子写真露光ヘッドであっても、有機ELによる発光素子の初期光量を測定しておき、該初期光量と経時の発光光量とを比較し、両者の差分に応じた補正を実施することで、経時劣化した場合でも、光量不足を補うことができ、プリンタの印刷画像の品質を確保することができる。
また、本実施形態によれば、電子写真プロセスの露光ヘッドに有機EL素子を採用したことにより、コストを削減することができる。
また、本実施形態によれば、1枚の基板に列状に形成したアクティブ駆動型有機EL素子を光源に採用することにより、有機EL素子形成プロセス時に、光センサ回路41を有機EL基板内に同時に形成することができるとともに、各発光素子への駆動用ワイヤーボンディングを不要とすることができ、製造工程における作業負担の軽減化、回路規模の削減化を図ることができる。
本発明による露光装置を搭載した画像形成装置の構造の一例を示す模式図である。 本実施形態における露光装置の構成概要を示すブロック図である。 本実施形態の露光装置を搭載した画像形成装置により印刷を行う際の、露光装置の駆動制御方式を説明するための概念図である。 本実施形態の露光装置において、発光素子の発光光量の補正を行う際の駆動制御方式を説明するための概念図である。 本実施形態による露光装置を搭載した画像形成装置(電子写真印刷装置)の露光ヘッド3の構成を示すブロック図である。 本実施形態による露光装置の有機ELパネル24の等価回路図の一部分を示す回路図である。 本実施形態による露光装置により印刷を行う際の点灯動作を説明するためのタイミングチャートである。 本実施形態による露光装置のセンサドライバ23の構成を示すブロック図である。 本実施形態による露光装置のヘッドコントローラ20の構成を示すブロック図である。 光センサ回路41の基本動作を説明するためのタイミングチャートである。 本実施形態による露光装置のヘッドコントローラ20及びセレクトセンサドライバ22の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本実施形態による画像形成装置の実装配置の概略図である。 本実施形態による露光装置における画素部と一回路分の光センサ回路部の上面から見た部分概略図である。 画素部と一回路分の光センサ回路部のC−C’における断面図である。 本実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
3 露光ヘッド
10 発光素子
11 発光素子アレイ
12 発光駆動回路
13 光量検出回路
14 受光素子
15 補正制御回路
20 ヘッドコントローラ
21 データドライバ
22 セレクトドライバ
23 センサドライバ
24 有機ELパネル
31 選択TFT
32 保持キャパシタ
33 駆動TFT
34 発光素子
35 光センサTFT
36 充電TFT
38 読出TFT
37 暗電流保持キャパシタ
40 点灯回路
41 光センサ回路
51 IV変換器
52 セレクタ
53 AD変換器
54 Vsel生成器
55 セレクトタイミング生成器
56 AND回路
71 アービトレーション制御部
72 Rfshタイミング発生部
73 Vselタイミング発生部
74 データドライバデータ送出部
75 光量記憶部
76 光量比較部
78 補正データ記憶部

Claims (15)

  1. 感光ドラムに対し画像データに応じた光を照射して露光を行う露光装置において、
    主走査方向に配列された複数の発光素子を備え、該複数の発光素子における隣接する2個以上の前記発光素子からなる複数の発光素子群を有する発光素子アレイと、
    前記複数の発光素子群の各々に対応して設けられて、前記各発光素子の発光輝度に応じた発光光量を検出する複数の受光素子を有する光量検出回路と、
    前記発光素子アレイの前記各発光素子を所定の発光期間で順次発光させ、前記光量検出回路における発光する前記発光素子が含まれる前記発光素子群に対応する前記光量検出回路の前記受光素子を前記発光期間に対応して駆動し、前記各受光素子により検出された発光光量の値に基づいて、前記各発光素子に供給される、前記画像データに基づく駆動信号の値を補正する補正制御回路と、
    を有することを特徴とする露光装置。
  2. 前記補正制御回路は、前記複数の発光素子群の各々を選択する選択信号を前記発光素子アレイに供給する選択信号供給回路と、前記選択信号の供給タイミングに同期して、該選択信号に対応する前記発光素子群に対応する前記受光素子の検出動作を開始させる制御信号を前記光量検出回路に供給する制御信号供給回路と、を有し、
    前記駆動信号は、前記選択信号の供給タイミングに同期して、選択される前記発光素子群の前記各発光素子に順次供給されることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記選択信号は、前記複数の発光素子群の各々に、前記発光期間に対応する時間間隔で当該発光素子群に含まれる前記発光素子の数に応じた回数だけ供給され、
    前記光量検出回路は、前記選択信号の供給に対応したタイミングで、前記時間間隔毎に前記各発光素子の前記発光光量を検出し、前記時間間隔毎に検出される前記発光光量の値を順次AD変換してデジタル値として出力する唯一のAD変換回路を有することを特徴とする請求項2記載の露光装置。
  4. 前記時間間隔は、前記光量検出回路による前記発光光量の検出時間に等しいか、それより長い時間に設定されることを特徴とする請求項3記載の露光装置。
  5. 前記補正制御回路は、更に、
    第1のタイミングで前記複数の受光素子により検出された、前記複数の発光素子の各々の発光光量を第1の光量として記憶する光量記憶回路と、
    前記第1のタイミングから所定時間経過した後の第2のタイミングで前記複数の受光素子により検出された前記複数の発光素子の各々の発光光量を第2の光量とし、前記光量記憶回路に記憶されている前記第1の光量と前記第2の光量とを比較する比較回路と、
    前記比較回路による前記第1の光量と前記第2の光量との差分に応じた光量補正データを格納する補正データ格納回路と、
    前記光量補正データを前記画像データに加えて前記駆動信号を補正するデータ補正回路と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  6. 前記光量検出回路における前記複数の受光素子の各々は、入射された光を受光する半導体層を有し、前記半導体層は前記主走査方向に沿って設けられ、該半導体層のチャネル幅は、該受光素子に対応する前記発光素子群の幅に対応する値に設定されることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  7. 感光ドラムに対し画像データに応じた光を照射して露光を行う露光装置の駆動制御方法であって、
    主走査方向に配列された複数の発光素子を備え、該複数の発光素子における隣接する2個以上の前記発光素子からなる複数の発光素子群を有する発光素子アレイと、前記複数の発光素子群の各々に対応して設けられて前記各発光素子の発光輝度に応じた発光光量を検出する複数の受光素子と、を有し、
    前記発光素子アレイの前記各発光素子を所定の発光期間で順次発光させ、
    発光する前記発光素子が含まれる前記発光素子群に対応する前記受光素子を前記発光期間に対応して駆動して、前記各発光素子の前記発光光量を順次検出し、
    前記各受光素子により検出された光量の値に基づいて前記各発光素子に供給する、前記画像データに基づく駆動信号の値を補正する動作を含むことを特徴とする露光装置の駆動制御方法。
  8. 前記各発光素子の前記発光光量を検出する動作は、前記各発光素子の前記発光光量の検出を所定の時間間隔毎に行い、該時間間隔毎に検出される前記発光光量の値を唯一のAD変換回路を介してAD変換してデジタル値として出力する動作を含むことを特徴とする請求項7記載の露光装置の駆動制御方法。
  9. 前記駆動制御方法は、
    第1のタイミングで、前記各受光素子による前記光量の検出を行い、検出された前記光量を第1の光量として光量記憶回路に記憶し、
    前記第1のタイミングから所定時間経過した後の第2のタイミングで、前記各受光素子による前記光量の検出を行い、検出された前記光量を第2の光量とし、
    前記光量記憶回路に記憶されている前記第1の光量と前記第2の光量とを比較し、
    前記第1の光量に対する前記第2の光量の差分に応じた光量補正データを前記画像データに加えて前記駆動信号を補正する動作を含むことを特徴とする請求項7記載の露光装置の駆動制御方法。
  10. 感光ドラムと帯電器と露光器と現像器とを有し、画像データに応じた印刷を行う画像形成装置であって、
    前記露光器は、
    前記感光ドラムの移動方向に直交する主走査方向に配列された複数の発光素子を備え、該複数の発光素子における隣接する2個以上の前記発光素子からなる複数の発光素子群を有し、発光した光を前記感光ドラムに照射する発光素子アレイと、
    前記複数の発光素子群の各々に対応して設けられて、前記各発光素子の発光輝度に応じた発光光量を検出する複数の受光素子を有する光量検出回路と、
    前記発光素子アレイの前記発光素子アレイの前記各発光素子を所定の発光期間で順次発光させ、前記光量検出回路における発光する前記発光素子が含まれる前記発光素子群に対応する前記受光素子を前記発光期間に対応して駆動し、前記各受光素子により検出された光量の値に基づいて、前記各発光素子に供給される、前記画像データに基づく駆動信号の値を補正する補正制御回路と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記制御回路は、前記発光素子アレイの前記複数の発光素子群の各々を選択する選択信号を前記発光素子アレイに供給する選択信号供給回路と、前記選択信号の供給タイミングに同期して、該選択信号に対応する前記発光素子群に応じた前記受光素子の検出動作を開始させる制御信号を前記光量検出回路に供給する制御信号供給回路と、を有し、
    前記駆動信号は、前記選択信号の供給タイミングに同期して、選択される前記発光素子群の前記各発光素子に順次供給されることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記選択信号は、前記複数の発光素子群の各々に、前記発光期間に対応する時間間隔で当該発光素子群に含まれる前記発光素子の数に応じた回数だけ供給され、
    前記光量検出回路は、前記選択信号の供給に対応したタイミングで、前記時間間隔毎に前記各発光素子の前記発光光量を検出し、前記時間間隔毎に検出される前記発光光量の値を順次AD変換してデジタル値として出力する唯一のAD変換回路を有することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記時間間隔は、前記光量検出回路による前記発光光量の検出時間に等しいか、それより長い時間に設定されることを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  14. 前記補正制御回路は、更に、
    第1のタイミングで前記複数の受光素子により検出された、前記複数の発光素子の各々の発光光量を第1の光量として記憶する光量記憶回路と、
    前記第1のタイミングから所定時間経過した後の第2のタイミングで前記複数の受光素子により検出された前記複数の発光素子の各々の発光光量を第2の光量とし、前記光量記憶回路に記憶されている前記第1の光量と前記第2の光量とを比較する比較回路と、
    前記比較回路による前記第1の光量と前記第2の光量との差分に応じた光量補正データを格納する補正データ格納回路と、
    前記光量補正データを前記画像データに加えて前記駆動信号を補正するデータ補正回路と、
    を有する補正回路を具備することを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  15. 前記光量検出回路における前記複数の受光素子の各々は入射された光を受光する半導体層を有し、前記半導体層は前記主走査方向に沿って設けられ、該半導体層のチャネル幅は該受光素子に対応する前記発光素子群の幅に対応する値に設定されることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。

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