JP2007015328A - 発光体測光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クロストークによる測定精度低下を抑えながら発光体アレイの光量測定時間を短くすることができる発光体測光装置を得ること。
【解決手段】系列Aと系列Bの発光体アレイ101,102は、発光体アレイを構成する複数の発光体を、計測対象が、1つの発光体毎にまたは複数の発光体毎に交互するように2分したものである。系列Aと系列Bの光センサ群103,104では、計測対象発光体毎に光センサが配置される。系列Aでの計測時には系列Bでの各発光体は滅灯状態に制御し、対応する各光センサも動作不能状態に制御する。系列Aでの全発光体を点灯状態にして計測対象発光体毎に切り替えて光量計測を行ってもクロストークによる測定精度の低下を小さくすることができる。したがって、計測対象発光体を高速に切り替えて光量計測を行うことができ、光量計測の高速化が図れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子(以降「発光体」ともいう)をライン状に配置した発光体アレイでの発光光量を計測する発光体測光装置に関し、特に、発光部に発光体アレイを装備する露光装置において使用される発光体測光装置に関するものである。
電子写真装置は、帯電した感光体を画像情報に応じて露光して静電潜像を形成し、トナーにより現像し、感光体上に現像されたトナー像を記録紙に転写、加熱定着して画像を得る装置である。そして、感光体上に静電潜像を形成する露光装置には、発光体アレイの各発光体を選択的に点灯・滅灯制御して感光体上を照射する方式のものと、レーザダイオードの出射光ビームをポリゴンミラーと呼ばれる回転多面鏡を介して感光体上を照射する方式のものとが知られている。
ここで、発光部に発光体アレイを装備する露光装置では、発光体アレイを感光体のごく近傍に配置でき、また、レーザダイオードを用いる場合のポリゴンミラーのような可動部がないので信頼性が高く、レーザダイオードの出射光を感光体に導く光学系や、光の経路となる大きな光学的空間が不要であるので、装置を小型化することが可能である。
発光体アレイを構成する発光素子には、LED(発光ダイオード)や有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)などがあるが、発光体として有機EL素子を用いる場合には、ガラス等の基板上に、有機EL素子と薄膜トランジスタをスイッチング素子として構成される駆動回路とを一体化して形成できるため、発光体としてLEDを用いる場合よりも構造、製造工程がシンプルであり、露光装置の更なる小型化、低コスト化を実現できる可能性がある。
そして、有機EL素子はLEDよりも寿命が短いという問題に対処するために、例えば(特許文献1)では、有機EL素子の寿命による発光光量劣化特性に応じて発光素子毎に発光光量を一定に保つことができる電子写真用光ヘッドが提案されている。
すなわち、(特許文献1)にて開示される光ヘッドは、発光素子と受光素子を備える複数の画素が行配列され、さらに受光素子の光検出用の検出回路と、画素の行選択を行う駆動回路及び発光素子の発行データ書込み用の駆動回路とを備えている。画像の形成に当たっては、予め、受光素子の特性及びばらつきを測定し、その特性データまたは受光素子補正用データを不揮発性の記憶手段に記憶させておく。そして、画像形成動作時に、発光素子からの光を受光素子でモニターして記憶手段に記憶されている受光素子の特性を考慮した上で、発光素子の出力光強度が所定の値となるように制御手段が制御するように構成されている。
特開2002−144634号公報
ところで、発光体アレイは、例えば解像度が600dpiであっても5120個もの発光素子で構成されるので、それらを制御するためには、発光光量を測光する時間は短いことが必要である。
しかし、(特許文献1)に記載の技術では、複数の画素を同時に計測するのではなく、1画素毎に計測するので、クロストークの問題は回避できるが、全画素の発光体測光を行うには時間を要するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、発光体個別の光量測定でのクロストークによる測定精度低下を抑えながら発光体アレイの光量測定時間を短くすることができる発光体測光装置を得ることを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明にかかる発光体測光装置は、ライン状に配置される複数の発光体と1対1の関係で当該複数の発光体に沿って配置される複数の光センサと、前記複数の発光体を1つの発光体毎に交互に点灯駆動する駆動手段と、前記複数の光センサの出力信号の中から1つを選択する選択手段と、前記選択手段に、前記駆動手段が点灯駆動している全発光体に対応する全光センサの出力信号を順に選択させて取り込み、発光光量を計測する制御手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、発光体アレイを構成する複数の発光体を1つ毎に計測対象が交互するように2分し、それぞれの計測対象発光体毎に光センサを配置し、一方の計測対象系での計測時には他方の計測対象系での各発光体は滅灯状態に制御するので、計測対象の全発光体を点灯状態にして計測対象発光体毎に切り替えて光量計測を行ってもクロストークによる測定精度の低下を小さくすることができる。したがって、計測対象発光体を高速に切り替えて光量計測を行うことができ、光量計測の高速化が図れる。
本発明によれば、発光体個別の光量測定でのクロストークによる測定精度低下を抑えながら発光体アレイの光量測定時間を短くすることができるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、本発明にかかる発光体測光装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態による発光体測光装置の構成を示すブロック図である。図1において、系列A発光体アレイ101と系列B発光体アレイ102は、全体として、複数の発光体(例えば有機EL素子)をライン状に配置した1つの発光体アレイを構成し、図示しない露光装置の発光部に設けられている。なお、系列A発光体アレイ101と系列B発光体アレイ102は、点灯・滅灯の制御対象(計測対象)として区別したものである(図2、図3参照)。
図1に示す発光体測光装置は、露光装置が備える発光体アレイ(系列A発光体アレイ101と系列B発光体アレイ102)に対し、系列A発光体アレイ101での発光光量を検出する系列A光センサ群103と、系列B発光体アレイ102での発光光量を検出する系列B光センサ群104と、これらに対する制御系として、主制御部105、メモリ106、発光体ドライバ107、スイッチドライバ108、ADC(ADコンバータ)109、および光センサ選択スイッチ110とを備えている。
主制御部105には、メモリ106、発光体ドライバ107、スイッチドライバ108およびADC109がバス151を介して接続されている。主制御部105は、コンピュータのCPUやMPUを主要素として構成され、メモリ106に記憶されている光量測定プログラムを実行することによって、発光体ドライバ107、スイッチドライバ108およびADC109を制御してこの実施の形態による高速光量測定を実現する。
メモリ106は、主制御部105が実行する光量測定プログラムを記憶する読み出し専用の記憶装置と、主制御部105が光量測定プログラムを実行する過程で情報の一時記憶等に利用する読み書き両用の記憶装置とで構成されている。
発光体ドライバ107は、主制御部105の指示を受けて、系列A発光体アレイ101に対して系列Aの発光体駆動制御信号152を出力し、系列B発光体アレイ102に対して系列B発光体駆動制御信号153を出力し、それぞれの発光体アレイにおける各発光体の選択的な点灯・点滅を制御する。この場合、主制御部105は、系列A発光体アレイ101と系列B発光体アレイ102とを同時に指定することはしない。
スイッチドライバ108は、主制御部105の指示を受けて、系列A光センサ群103および系列B光センサ群104に対してセンサ初期化駆動信号154を出力し、また光センサ選択スイッチ110に対して選択指示信号155を出力する。
系列A光センサ群103と系列B光センサ群104は、光センサ毎に例えば図4に示すような光センサ回路を備えている。系列A光センサ群103は、系列A発光体アレイ101での発光光量を検出し、それを系列Aの光センサ出力信号156として光センサ選択スイッチ110に与える。系列B光センサ群104は、系列B発光体アレイ102での発光光量を検出し、それを系列Bの光センサ出力信号157として光センサ選択スイッチ110に与える。
光センサ選択スイッチ110は、例えば図5に示すように構成されるが、系列A光センサ群103からの系列Aの光センサ出力信号156と系列B光センサ群104からの系列Bの光センサ出力信号157のうち、選択指示信号155が指示する光センサ群の光センサ出力信号を選択し、その選択された光センサ出力信号158をADC109に与える。
ADC109は、光センサ選択スイッチ110から入力する選択された光センサ出力信号158をディジタル変換して主制御部105に与える。
次に、図2と図3は、系列Aと系列Bの発光体アレイにおける各発光体と系列Aと系列Bの光センサ群における各光センサとの対応関係を説明する図である。系列Aと系列Bの光センサ群103,104は、結局、系列Aと系列Bの発光体アレイ101,102に沿ってライン状に配置されていることが解る。
図2は、1つの発光体に対して1つの光センサが配置される場合が示されている。すなわち、図2において、系列A発光体アレイ101と系列B発光体アレイ102とからなる発光体アレイでは、系列Aの発光体201、系列Bの発光体202、系列Aの発光体203、系列Bの発光体204というように、系列Aの発光体と系列Bの発光体とが、1個づつ交互に点灯・滅灯の制御対象(計測対象)として定義されている。
これに対して、系列A光センサ群103および系列A光センサ群103では、系列Aの発光体201に対する系列Aの光センサ205、系列Bの発光体202に対する系列Bの光センサ206、系列Aの発光体203に対する系列Aの光センサ207、系列Bの発光体204に対する系列Bの光センサ208というように、系列Aと系列Bの各光センサは、系列Aと系列Bの各発光体と1対1の関係で、1個づつ交互に配置されている。
また、図3は、複数(図3では2つ)の発光体に対し1つの光センサが配置される場合が示されている。すなわち、図3において、系列A発光体アレイ101と系列B発光体アレイ102とからなる発光体アレイでは、系列Aの発光体301,302、系列Bの発光体303,304、系列Aの発光体305,306系列Bの発光体307,308というように、系列Aの発光体と系列Bの発光体とが、2個づつ交互に点灯・滅灯の制御対象(計測対象)として定義されている。
これに対して、系列A光センサ群103および系列A光センサ群103では、系列Aの発光体301,302に対する系列Aの光センサ309、系列Bの発光体303,304に対する系列Bの光センサ310、系列Aの発光体305,306に対する系列Aの光センサ311、系列Bの発光体307,308に対する系列Bの光センサ312というように、系列Aと系列Bの各光センサは、系列Aと系列Bの各隣接する2発光体と1対1の関係で、1個づつ交互に配置されている。
次に、図4は、系列Aと系列Bの光センサ群における各光センサを駆動する光センサ回路の構成例を示す回路図である。図4に示す光センサ回路は、光センサ401とセンサ初期化スイッチ402とを備えている。
センサ初期化スイッチ402は、制御端にスイッチドライバ108からセンサ初期化駆動信号154が印加され、一方の切替入出力端は接地に接続され、他方の切替入出力端は光センサ出力ライン451に接続されている。
光センサ401は、例えば、アモルファスシリコン、もしくは多結晶シリコンで形成されたフォトダイオードであり、そのアノード電極端子403にはカソード電極の電位よりも低い電圧(逆バイアス電圧)が印加され、カソード電極は光センサ出力ライン451に接続されている。図4に示す例では、カソード電極はセンサ初期化スイッチ402を介して接地電位になるので、アノード電極端子403には負の電圧が印加されている。
すなわち、センサ初期化スイッチ402では、制御端にセンサ初期化駆動信号154が印加されている期間内、双方の切替入出力端間を閉路し光センサ401のカソード電極が接続される光センサ出力ライン451を接地に接続する。これによって、アノード電極端子403に逆バイアス電圧が印加されている光センサ401は、カソード電極が接地電位となるので、光検出動作が行える状態(これを初期状態と呼んでいる)になり、計測対象の発光体が点灯すると、その発光期間内での発光光量に応じた電流(露光電流)を光センサ出力ライン451に出力する動作を行うことができる。
また、センサ初期化スイッチ402では、制御端にセンサ初期化駆動信号154が印加されていない期間では、双方の切替出力端間を開路してカソード電極を接地から切り離し、光センサ401を動作不能状態にする。
つまり、スイッチドライバ108が出力するセンサ初期化駆動信号154は、計測対象の発光体が発光している期間内、光センサ401に光量検出動作を行わせる信号である。スイッチドライバ108は、主制御部105の指示に従ってそのようなセンサ初期化駆動信号154を生成するようになっている。
次に、図5は、図1に示す光センサ選択スイッチ110の構成例を示す回路図である。図5に示す光センサ選択スイッチ501は、図2や図3に対応して、4入力1出力となっている。すなわち、図2と図3に示した光センサの符号を用いて対応関係を説明すると、光センサ選択スイッチ501は、4つの入力端子551〜554のうち、入力端子551には系列Aの光センサ205,309の光センサ出力信号が入力され、入力端子552には系列Aの光センサ207,311の光センサ出力信号が入力され、入力端子553には系列Bの光センサ206,310の光センサ出力信号が入力され、入力端子554には系列Bの光センサ208,312の光センサ出力信号が入力される。
そして、光センサ選択スイッチ501は、スイッチドライバ108から制御端に印加される選択指示信号155の指示に従って4つの光センサ出力信号のうちの1つを選択して出力端子555からADC109への選択された光センサ出力信号158を送出する。
要するに、図1に示す光センサ選択スイッチ110は、系列A光センサ群103と系列B光センサ群104の全光センサの出力信号が入力する入力端子を備えている。そして、スイッチドライバ108は主制御部105の指示に従って光センサ選択スイッチ110の入力端子を一つずつ選択させる選択指示信号155を生成するようになっている。
さて、図6を参照して、以上のように構成される発光体測光装置の動作について説明する。なお、図6は、光量測定動作を説明するフローチャートである。ここでは、図2を参照して、つまり、発光体アレイが系列Aの1発光体と系列Bの1発光体とが交互に点灯・滅灯の制御対象として定義される構成であり、光センサ群が1発光体に対して1光センサが配置される構成である場合について説明する。
図6において、ステップ(以降「ST」と略記する)601では、主制御部105は、測光動作に入ると、スイッチドライバ108に対し、系列A光センサ群103を選択する選択指示信号155を生成する指示を発行する。スイッチドライバ108は、主制御部105が指示する内容の選択指示信号155を光センサ選択スイッチ110に出力する。ここでは、系列A光センサ群103において先頭光センサは、系列Aの光センサ205であるとしているので、光センサ選択スイッチ110は、選択指示信号155の指示に従って、図5に示す入力端子551をADC109への選択された光スイッチ出力信号158の送出ラインに接続する。図5に示す入力端子551には、系列Aの光センサ205における光センサ出力ライン451が接続されている。これによって、系列Aの光センサ205の出力を取り出す経路が設定される。
次のST602では、主制御部105は、スイッチドライバ108に対し、センサ初期化駆動信号154を生成する指示を発行する。スイッチドライバ108は、主制御部105が指示に従ってセンサ初期化駆動信号154を生成し、系列A光センサ群103に出力する。これによって、系列A光センサ群103における各光センサ回路では、センサ初期化スイッチ402が光センサ401のカソード電極を接地に接続するので、系列A光センサ群103における全光センサは、それぞれ光量検出が行える初期状態に設定される。
次のST603では、主制御部105は、発光体ドライバ107に対し、系列A発光体アレイ101を発光させる系列Aの発光体駆動制御信号152を生成する指示を発行する。発光体ドライバ107は、主制御部105の指示に従って系列Aの発光体駆動制御信号152を生成し、系列A発光体アレイ101の各発光体を点灯制御する。図2に示す例では、系列Aの発光体201,203が同時に点灯する。これによって、系列Aの光センサ205,207は、同時に光量検出動作を開始するので、それぞれの光センサ出力ライン451には、検出光量に対応した電流が流れ出す。
次のST604では、光センサ選択スイッチ110では、系列Aの光センサ205の出力信号を選択しているので、主制御部105は、ADC109から入力する系列Aの光センサ205の光量検出値を取り込み、対応する系列Aの発光体201の発光光量を計測する。
そして、主制御部105は、スイッチドライバ108に対し、系列A光センサ群103における次の光センサを選択する選択指示信号155を生成する指示を発行し(ST605)、系列A光センサ群103における全光センサの選択が終了するまで(ST606:No)、ST604とST605の処理を繰り返す。
図2に示す例では、光センサ選択スイッチ110が次の系列Aの光センサ207の出力信号を選択し、対応する系列Aの発光体203の発光光量が計測される。以降、図2や図5では示してないが、光センサ選択スイッチ110が系列Aの光センサ207の以降に存在する系列Aの光センサ207の出力信号を順に選択し、対応する系列Aの発光体202,204の発光光量が順に計測される。
この系列Aの各発光体についての発光光量の計測過程では、各発光体は、点灯状態にあるが、隣接せず、滅灯している系列Bの発光体を挟んで離れた位置にあるので、クロストークの影響は抑制される。
主制御部105は、系列A光センサ群103における全光センサの選択が終了すると(ST606:Yes)、発光体ドライバ107に対して系列A発光体アレイ101の発光を停止させる系列Aの発光体駆動制御信号152の生成を指示し、またスイッチドライバ108に対して系列Aセンサ群103を動作不能状態にするセンサ初期化駆動信号154の生成と指示し、今度は、系列B発光体アレイ102についての光量計測処理に移行する。
すなわち、次のST607では、主制御部105は、スイッチドライバ108に対し、系列B光センサ群104を選択する選択指示信号155を生成する指示を発行する。スイッチドライバ108は、主制御部105が指示する内容の選択指示信号155をセンサ選択スイッチ110に出力する。ここでは、系列B光センサ群104において先頭光センサは、系列Bの光センサ206であるとしているので、センサ選択スイッチ110は、選択指示信号155の指示に従って、図5に示す入力端子553をADC109への選択された光スイッチ出力信号158の送出ラインに接続する。図5に示す入力端子553には、系列Bの光センサ206における光センサ出力ライン451が接続されている。これによって、系列Bの光センサ206の出力を取り出す経路が設定される。
次のST608では、主制御部105は、スイッチドライバ108に対し、センサ初期化駆動信号154を生成する指示を発行する。スイッチドライバ108は、主制御部105が指示に従ってセンサ初期化駆動信号154を生成し、系列B光センサ群104に出力する。これによって、系列B光センサ群104における各光センサ回路では、センサ初期化スイッチ402が光センサ401のカソード電極を接地に接続するので、系列B光センサ群104における全光センサは、それぞれ光量検出が行える初期状態に設定される。
次のST609では、主制御部105は、発光体ドライバ107に対し、系列B発光体アレイ102を発光させる系列B発光体駆動制御信号153を生成する指示を発行する。発光体ドライバ107は、主制御部105の指示に従って系列B発光体駆動制御信号153を生成し、系列B発光体アレイ102の各発光体を点灯制御する。図2に示す例では、系列Bの発光体202,204が同時に点灯する。これによって、系列Bの光センサ206,208は、同時に光量検出動作を開始するので、それぞれの光センサ出力ライン451には、検出光量に対応した電流が流れ出す。
次のST610では、光センサ選択スイッチ110では、系列Bの光センサ206の出力信号を選択しているので、主制御部105は、ADC109から入力する系列Bの光センサ206の光量検出値を取り込み、対応する系列Bの発光体202の発光光量を計測する。
そして、主制御部105は、スイッチドライバ108に対し、系列B光センサ群104における次の光センサを選択する選択指示信号155を生成する指示を発行し(ST611)、系列B光センサ群104における全光センサの選択が終了するまで(ST612:No)、ST610とST611の処理を繰り返す。
図2に示す例では、光センサ選択スイッチ110が次の系列Bの光センサ208の出力信号を選択し、対応する系列Bの発光体204の発光光量が計測される。以降、図2と図5では示してないが、光センサ選択スイッチ110が系列Bの光センサ208の以降に存在する系列Bの光センサの出力信号を順に選択し、対応する系列Bの発光体の発光光量が順に計測される。
この系列Bの各発光体についての発光光量の計測過程でも、各発光体は、点灯状態にあるが、隣接せず、滅灯している系列Aの発光体を挟んで離れた位置にあるので、クロストークの影響は抑制される。
主制御部105は、系列B光センサ群104における全光センサの選択が終了すると(ST612:Yes)、発光体ドライバ107に対して系列B発光体アレイ102の発光を停止させる系列Aの発光体駆動制御信号152の生成を指示し、またスイッチドライバ108に対して系列Bセンサ群104を動作不能状態にするセンサ初期化駆動信号154の生成と指示し、光量計測処理を終了する。
以上、発光体アレイの各発光体と光センサ群の各光センサとの対応関係が図2に示す関係である場合について説明したが、図3に示すように、複数の発光体に対して1つの光センサを配置する場合でも、同様の手順で光量計測が行われる。
このように、この実施の形態によれば、発光体アレイを構成する複数の発光体を、1つ毎に、または複数個毎に、計測対象が交互するように2分し、それぞれの計測対象発光体毎に光センサを配置し、一方の計測対象系での計測時には他方の計測対象系での各発光体は滅灯状態に制御するとともに、対応する各光センサも動作不能状態に制御するので、計測対象の全発光体を点灯状態にして計測対象発光体毎に切り替えて光量計測を行ってもクロストークによる測定精度の低下を小さくすることができる。したがって、計測対象発光体を高速に切り替えて光量計測を行うことができ、光量計測の高速化が図れる。特に、計測対象発光体が複数個の場合は、同時に複数個の発光体の光量計測が行えるので、一層光量計測の高速化が図れるようになる。
以上のように、本発明にかかる発光体測光装置は、発光部に有機EL素子で構成される発光体アレイを装備する露光装置において光量計測の高速化を図るのに有用である。
本発明の一実施の形態による発光体測光装置の構成を示すブロック図 図1に示す系列Aと系列Bの発光体アレイにおける各発光体と系列Aと系列Bの光センサ群における各光センサとの対応関係(その1)を説明する図 図1に示す系列Aと系列Bの発光体アレイにおける各発光体と系列Aと系列Bの光センサ群における各光センサとの対応関係(その2)を説明する図 図1に示す系列Aと系列Bの光センサ群における各光センサを駆動する光センサ回路の構成例を示す回路図 図1に示す光センサ選択スイッチの構成例を示す回路図 光量測定動作を説明するフローチャート
符号の説明
101 系列A発光体アレイ
102 系列B発光体アレイ
103 系列A光センサ群
104 系列B光センサ群
105 主制御部
106 メモリ
107 発光体ドライバ
108 スイッチドライバ
109 ADC(ADコンバータ)
110 光センサ選択スイッチ
151 バス
152 系列Aの発光体駆動制御信号
153 系列Bの発光体駆動制御信号
154 センサ初期化駆動信号
155 選択指示信号
156 系列Aの光センサ出力信号
157 系列Bの光センサ出力信号
158 選択された光センサ出力信号
201,203 系列Aの発光体
202,204 系列Bの発光体
205,207 系列Aの光センサ
206,208 系列Bの光センサ
301,302、305,306 系列Aの発光体
303,304、307,308 系列Bの発光体
309,311 系列Aの光センサ
310,312 系列Bの光センサ
401 光センサ
402 センサ初期化スイッチ
403 アノード電極端子
451 光センサ出力ライン
501 光センサ選択スイッチ
551〜554 入力端子
555 出力端子

Claims (6)

  1. ライン状に配置される複数の発光体と1対1の関係で当該複数の発光体に沿って配置される複数の光センサと、
    前記複数の発光体を1つの発光体毎に交互に点灯駆動する駆動手段と、
    前記複数の光センサの出力信号の中から1つを選択する選択手段と、
    前記選択手段に、前記駆動手段が点灯駆動している全発光体に対応する全光センサの出力信号を順に選択させて取り込み、発光光量を計測する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする発光体測光装置。
  2. ライン状に配置される複数の発光体を隣接する2以上の発光体毎に交互に点灯駆動する駆動手段と、
    前記2以上の発光体と1対1の関係で前記複数の発光体に沿って配置される複数の光センサと、
    前記複数の光センサの出力信号の中から1つを選択する選択手段と、
    前記選択手段に、前記駆動手段が点灯駆動している全発光体に対応する全光センサの出力信号を順に選択させて取り込み、発光光量を計測する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする発光体測光装置。
  3. 前記複数の光センサのうち、前記駆動手段が点灯駆動する全発光体に対応する全光センサのみを光量検出動作可能状態に設定する手段、を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光体測光装置。
  4. 前記発光体は、有機EL素子であることを特徴とする請求項1または2に記載の発光体測光装置。
  5. 前記光センサは、アモルファスシリコンで形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光体測光装置。
  6. 前記光センサは、多結晶シリコンで形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光体測光装置。
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