JPH05270057A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05270057A
JPH05270057A JP4313616A JP31361692A JPH05270057A JP H05270057 A JPH05270057 A JP H05270057A JP 4313616 A JP4313616 A JP 4313616A JP 31361692 A JP31361692 A JP 31361692A JP H05270057 A JPH05270057 A JP H05270057A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の記録素子により構成された画像形成装置
において、各記録素子のばらつきを抑えるように画像信
号を補正することにより画像の劣化を低減し、高画質を
得ることを可能とする。 【構成】画像出力をする際には、補正値メモリ14,デ
コーダ15に共通入力されているアドレスカウンタ12
の下位ビツトにより、補正値メモリ14は制御回路3a
〜3nに与えるべき補正データのフレームをデータバス
20に出力する。また同時にビデオRAM10は制御回
路3a〜3nに与えるべきビデオデータのフレームをデ
ータバス17に出力する。加算回路18で各読出しビデ
オデータに各読出し補正データを加算して補正し、補正
されたビデオデータはデータバス19を介してドット出
力素子を時間駆動制御する制御回路3a〜3nに共通に
与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の記録素子を用いて
画像形成を行うための画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ドツト表現形式の出力像を得るプリンタ
ヘツドには種々のものがある。具体例を上げればワイヤ
ドツトプリンタヘツド、静電プリンタヘツド、インクジ
エツトプリンタヘツド、サーマルプリンタヘツド、LE
Dアレイプリンタヘツド等である。中でもLEDをドツ
ト発生素子として1mm当り8〜数十個並べたLEDアレ
イプリンタヘツドは極めて高い分解能が得られることか
ら近年注目されている。これを従来の電子写真式複写機
の光学走査機構に替えて用いれば、一直線上に並んだL
EDをビデオ信号に従つて選択点灯させ、これにほぼ面
接する感光体表面に潜像を形成し、更に現像工程と用紙
への転写の工程を経て可視像を得るところのプリンタ装
置を構成することができる。この様なプリンタ装置では
帯電条件やトナーを変えることによつて、LEDが点灯
した部位を黒い可視像とすることも、又は白い可視像と
することも可能であることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドツト
表現形式の出力装置は画像を多数のドツト出力画素の組
合せによつて表現するものであるから、高解像度画像出
力を得ようとすればいきおいドツト出力素子の数が増大
する。
【0004】そして、ドット出力素子の数が多くなれば
なるほど前記ドット出力素子のばらつきによる形成画像
の濃淡のむらが発生し、最終的に得られる形成画像が劣
化してしまうという問題が生じる。
【0005】更には、かかるドット出力素子自体のばら
つきが小さくても、ドット出力素子を含む記録系のばら
つきによって、得られる画像のばらつきが生じ、やはり
画像の劣化を引き起こすという問題が生じる。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数の記録素子により構成された画像形成装
置において、各記録素子のばらつきを抑えるように画像
信号を補正することにより画像の劣化を低減し、高画質
を得ることが可能でしかも簡単な構成の画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像形成装置は、以下の構成を備え
る。即ち、与えられた画像信号に応じて順次駆動される
複数の記録素子を含む記録手段(実施例では図1の1a
〜1nに相当する)と、前記複数の記録素子のばらつき
を補正すべく複数の補正係数を記録する記憶手段(実施
例では図4の補正値メモリ14に相当する)と、前記複
数の記録素子の順次駆動に同期して前記記憶手段から前
記補正係数を順次読み出す読み出し手段(実施例では図
4のアドレスカウンタ12に相当する)と、前記読み出
し手段により読み出された補正係数に基づいて前記記録
手段の駆動を制御する制御手段(実施例では図4の加算
回路18に相当する)と、を備える。
【0008】
【作用】上述の構成により、可視画像の形成を行う複数
の記録素子の各々のばらつきを補正するための補正係数
を記憶手段により記憶しておき、該複数の記録素子の順
次駆動に同期して該記録手段より読み出される補正係数
に基づいて各記録素子の駆動を制御する。このため、各
記録素子毎のばらつきが補正され、高画質な画像形成を
行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面に従つて本発明の一実施例を詳細
に説明する。
【0010】図1は1実施例のプリンタヘツド駆動装置
のヘツド駆動部を示す回路図で、1a,1b…1nはL
EDアレイプリンタヘツド1に含まれるそれぞれのLE
Dであり、これがプリンタドツトヘツドとして用いられ
る。LED1a,1b…1nの電流制限用として抵抗R
a,Rb…Rnを各LEDと直列に接続している。ドラ
ンジスタTra,Trb…Trnは各LEDのドライバ回路を
構成し、夫々信号線2a,2b…2nにある信号がHI
レベルのときは導通してLEDを点灯させ、またLOレ
ベルのときはカツトオフしてLEDを消灯させる。
【0011】3a,3b…3nはある初期値をロードし
てからクロツクパルス信号CLKに従つて計数値出力が
0になるまでカウントダウンするダウンカウンタ回路を
含み、該カウンタの計数値出力が0でない間は出力Q
0,Q1…QnにHIレベルを出力し、計数値出力が0
になると以後の計数動作を止めて出力Q0,Q1…Qn
にLOレベルを出力するヘツド駆動時間制御回路(以下
制御回路という)である。そして、各出力Q0,Q1…
Qnは信号線2a,2b…2nを介して各ドライバ回路
のヘツド駆動時間を制御する。制御回路3a,3b…3
nへの初期値の設定は、それぞれの入力データ信号D0
0,D01,D10,D11…Dn0,Dn1の重み付
きの値が、ロード信号LDがHIレベルのときのクロツ
クパルスCLKの立ち上がりのタイミングでセツトされ
る。
【0012】このような制御回路の1例の構成は図3の
回路図に示されている。ここでは制御回路3nについて
示すが、他の回路も同一である。図において、301は
カウントダウンモードで動作するように設定したカウン
タ、302〜304はORゲート、305,306はイ
ンバータである。カウンタ301に初期値がロードされ
ると、設定値が0でない限りは、出力端子QA〜QBの
何れかにHIレベルが出力される。この状態でORゲー
ト304の出力はHIレべルであり制御回路3nの出力
QnにHIレベルを出力する。また同時にこの状態で、
ORゲート304の出力はインバータ305を介して反
転されてカウンタ301のカウント付勢端子Tを計数可
能状態に付勢している。初期設定のタイミングにはHI
レベルであつたロード信号LDは次のクロツクパルス信
号CLKの入力前にはLOレベルに反転する。従つてイ
ンバータ306を介して入力されるHIレベルの信号は
カウンタ301のロード端子LDを消勢する。
【0013】この状態で引き続きクロツクパルス信号C
LKが入力されれば、その立ち上りのたびに計数値出力
をカウントダウンし、やがて計数値出力が0に達すれば
制御回路3nの出力QnにLOレベルを出力する。この
ときカウンタ301のカウント付勢端子Tはインバータ
305の出力によつて消勢されるから、それ以後のカウ
ントダウン動作は行われない。従つて回路3nの出力Q
nは次の初期設定の行われるタイミングで0以外の値が
設定されるまでLOレベルを保持する。
【0014】尚、実施例に用いた制御回路はたとえば図
3に付記する如く、市販されているTI社の論理回路素
子を組み合せて構成できることも示した。勿論、図3の
制御回路に替えて他の回路で同様の制御を行うことが可
能である。例えば、周知のワンシヨツト回路の時定数を
可変制御するために複数の抵抗体を時定数決定回路に並
列に設け、入力データ信号Dn0,Dn1…に連動する
スイツチ手段でもつてこれら抵抗体回路を個別に開放、
閉成制御する構成、あるいは複数の抵抗体を時定数決定
回路に直列に設けこれらを個別に短絡制御するような構
成でもよい。このように制御回路は所定のタイミングで
トリガされかつ、出力信号Qnの駆動信号レベル(又は
駆動しないための信号レベル)が入力データ信号によつ
て可変に制御できるものであればどのような構成でもよ
い。
【0015】図1の構成から成る回路の動作タイミング
チヤートを図2に示す。ここで各LEDのドライブ方式
は同一なので、制御回路3nを例にとつて動作タイミン
グを説明する。クロツクパルス信号CLKの波形を示
し、このクロツク4周期ごとに1つのドツト画素を形成
する場合を示した。勿論この周期は4クロツクに制限さ
れるものではない。そしてn番目のLEDがドツト画素
を形成する場合の各周期と時系列にそつた順番をドツト
画素番号n1〜n4で示した。初期設定のための入力デ
ータ信号はDn0,Dn1について示されている。ここ
でDn0は下位の重みを持つ信号であり、またDn1は
上位の重みを持つ信号とする。制御回路3nにはロード
信号LDがHIレベルのときにクロツクパルス信号CL
Kの立ち上りで入力データ信号Dn0,Dn1がロード
される。つまり初期設定である。
【0016】実施例ではカウンタ301を2進ダウンカ
ウンタとしたので、図の最初の初期設定値は3となる。
この値が0以外であるので出力QnはHIレベルを出力
する。以後はクロツクパルス信号CLKの立ち上がりの
たびにカウントダウンし、計数値出力が0になつたとき
にカウント動作を終了し、出力QnにはLOレベルを出
力する。したがつて時間3Tの間出力QnはHIレベル
となりLED1nはクロツクパルス信号CLKの3周期
分点灯する。ドツト画素番号n2のタイミングでは初期
設定値が2となり、同様の動作によつて時間2Tすなわ
ち2周期分LED1nが点灯する。またドツト画素番号
n3のタイミングでは初期設定値が1となり、1周期分
LED1nが点灯する。さらにまたドツト画素番号n4
のタイミングでは初期設定値が0であり、出力QnはH
IレベルにはならないためLED1nはその区間中全く
点灯しない。
【0017】以上述べた如く実施例の構成は個々のLE
Dに対してその点灯時間の最大のものを3Tとし、他に
2T,T及び点灯しない場合の4種の駆動時間制御を行
つた。実施例のLEDアレイプリンタヘツド1は、例え
ば回転するドラムの周囲感光面上に感光による潜像を形
成させるように構成できる。そしてLED1a〜1nの
並ぶ直線をドラムの回転軸と平行になるように配置すれ
ば、画像情報に従つて一直線上のLED1a〜1nを一
勢駆動し、かつドラムの回転と同期させてこのような一
勢駆動を繰り返すことによつて一画面分の潜像を形成で
きる。
【0018】具体的に言えば、図1において実施例の画
像情報はLED1aに対しては入力データ信号D00,
D01の対であり、またLED1bに対しては入力デー
タ信号D10,D11の対…及びLED1nに対しては
入力データ信号Dn0,Dn1の対である。ドラムが定
速度回転している場合を想定すると、4クロツク周期中
になされるドラム感光面の移動は例えばLED1aに対
して所定の面積から成る感光面を割り当てることにな
る。これをほぼ矩形とすれば回転軸方向の1辺は隣接す
るLED間でしきられる所定長の巾であり、また他の1
辺はクロツクパルス信号CLKの4周期分の時間内に移
動する感光面の移動距離によつて与えられる。こうして
与えられる所定の面積に対して、入力データ信号の値3
で点灯されたLEDは、その面積の約75%を露光し、
また入力データ信号の値2で点灯されたLEDはその面
積の約50%を露光する如く相対的に制御される。勿論
入力データ信号の値が0のときは何ら感光面を露光しな
い。
【0019】このようにして得た露光面積比の異なる潜
像を現像して用紙に転写定着すれば、入力データ信号の
値が3のときに最も濃い黒で、また値が2,1のときに
その中間階調を、さらにまた値が0のときには白という
ように、結果の可視像を巨視的に見れば4階調から成る
画像が得られる効果があるというものである。
【0020】実施例では2ビツトの入力データ信号の最
大値が3であることから、4周期のドツト画素出力期間
にLEDの点灯しない空白の制御区間が必ず生じたが、
これはドツト画素の出力区間を3周期にすれば生じない
ことは自明である。すなわち、階調数−1のクロツクパ
ルス毎に初期化を行えば、空白をなくすことが可能とな
る。
【0021】また実施例ではLED1a〜1nが同時に
駆動制御される構成を示した。従つてロード信号LDの
タイミングには画像データD00,D01〜Dn0,D
n1の全てが用意されている構成に対応する。しかるに
これに代わる他の方法を述べれば先ずロード信号LDは
制御回路3a〜3nに対して共通とせず、例えば時系列
にそつて制御回路3a〜3nのロード端子LDを順々に
個別に付勢するもので良い。いわゆるスキヤンニング制
御である。こうすることによつて個々の制御回路の初期
設定が付勢されるときに同期して対応する画像データが
読み出される共通の記憶手段を有し、該記憶手段出力の
共通画像データを順次取り込んでヘツドの駆動時間を個
別に制御する構成とすることができる。従つてLED1
a〜1nはその発光の開始タイミングがスキヤニング駆
動され、かつその発光時間は個々に取り込んだ画像デー
タに従う。
【0022】またドラムの感光面に潜像を形成する際に
ドラムの回転を断続制御させてもよい。つまりLED1
a〜1nが露光制御しているときに感光ドラムは停止し
ており、当該行の露光が終了して後、次の行の露光が開
始される前に1行分進むような断続制御である。感光ド
ラムを停止させて露光をした場合はドツト画素の単位受
光面積全体が同時に露光するが、露光時間の差が結果と
して可視像に階調性を生ずるとするものである。感光体
表面を適当な照度で露光させたとき、露光量が時間の関
数(飽和しない範囲)として変化するような場合には、
結果の可視像に階調性を得ることができる。
【0023】以上述べた如く実施例の説明ではプリンタ
ヘツドにLEDアレイを用いた場合について述べたがド
ツト発生機構の活性化時間の長短により出力画素ドツト
の大きさや濃度をかえられるものなら何でも本発明に係
るプリンタヘツド駆動装置を用いて出力画像に階調性を
得ることができる。
【0024】また上述実施例では画像データに相関する
時間巾信号がドツト出力素子を駆動する時間巾として用
いられたが、逆にドツト出力素子を駆動しない時間巾と
して用いられてもよい。これによつて例えば感光体に露
光した潜像が黒色の可視像にもあるいは白色の可視像に
も出力されるような場合に容易に対処できる。勿論オリ
ジナル画像データの補数をとつてこれを画像データとし
て用いる方法もある。本発明の時間巾信号がドツト出力
素子の駆動時間を制御することの意味は上述した駆動し
ない時間巾による駆動時間の制御あるいは補数画像デー
タに基づく駆動時間の制御も含むものである。
【0025】さらにまた、本実施例に係るプリンタヘツ
ド駆動装置は、上述した如く出力像に積極的に階調性を
得る制御のみならず、各ドツト出力素子と受像部位の相
対的特性のばらつき(例えばLED別の発光能力と感光
体面の露光特性の対応)を補正する制御を同時に行うこ
とができる。このような特性のばらつきは、例えば全て
のドツト出力素子に対して同一時間巾の駆動を行い、得
られた1画面分の可視像の濃淡のばらつきからその補正
値を求めることが可能である。これにより可視像の濃淡
のばらつきの補正ができる。この場合補正値は1画面分
について存在することになるが、特に複数のドツト出力
素子間に存するばらつきに起因するものが顕著であると
して扱うだけでも実際上の補正の効果は大きい。このよ
うな補正値はドツト出力素子数分存在することになり、
予め入力画像データにこの補正値を作用させておけばよ
い。
【0026】具体的には、マイクロプロセツサ等に補正
値のテーブルを設けておき画像データにこの補正値を予
め加減算しておく方法がある。また高速性が要求される
のであれば、図4に示す方法がある。
【0027】図はスキヤンニング方式を用いたプリンタ
ヘツド駆動装置の一実施例のブロツク図である。例えば
一画面分の画素データを記憶するビデオRAM10には
外部からデータバス11を介してビデオデータが書き込
まれる。ビデオRAMのアドレスにはアドレスバス16
を介してアドレスカウンタ12から与えられるフルビツ
ト出力を用いる。アドレスカウンタ12は、図示しない
が、上記ビデオデータの書込時にもあるいは後述するビ
デオデータの読出時にも制御線13を介して同期、カウ
ントアツプ,リセツト制御される。
【0028】次に画像出力をする際にはアドレスカウン
タ12の下位ビツトが補正値メモリ14,デコーダ15
に共通入力されている。これによつてデコーダ15は制
御回路3a〜3nのロード端子LDを3aから3nにむ
かつて順番に選択信号15−1〜15−nを出力する。
同時に補正値メモリ14は制御回路3a〜3nに与える
べき補正データのフレームをデータバス20に出力す
る。また同時にビデオRAM10は制御回路3a〜3n
に与えるべきビデオデータのフレームをデータバス17
に出力する。補正値メモリでは制御回路3a〜3nにつ
いての1フレームの補正データが読み出されると再び最
初の番地からの同一のフレームの読み出しが繰り返され
るのに対して、ビデオRAM10では1フレームごとに
上位ビツトが更新されて異なるビデオデータのフレーム
が出力される。18は加算回路で各読出しビデオデータ
に各読出し補正データを加算する。
【0029】勿論減算回路を用いて補正データを差し引
く構成としてもよいし、また乗除算回路を用いて補正デ
ータが補正倍率を与える如く構成してもよい。これによ
り、画像信号に対する補正が行われる。加算回路18か
ら出力される補正されたビデオデータはデータバス19
を介して制御回路3a〜3nに共通に与えられる。デコ
ータ15の出力15−1,15−2…15−nは補正さ
れたビデオ出力を個別に取り込むための選択付勢信号で
あり、補正されたビデオデータに従つて個別に初期設定
された制御回路3a〜3nは制御線2a〜2nを介して
ドツト出力素子を独立に時間駆動制御する。
【0030】また補正値メモリ14に外部から補正デー
タを書込み可能とすれば、補正データの修正が極めて容
易となり、使用によつて生ずるプリンタヘツド駆動特性
の変動にも容易に対処し得る。
【0031】また1画面分の補正値について言えば、1
画面分の可視像を構成しているドツト画素の中に結果と
して不均一を生ずればその部位のドツト出力−受像特性
間に何らかのばらつきがあつたのであつて、その部位に
対応する駆動時間を制御すれば全体としての画質の改善
も計れるというものである。例えば1画面分の出力ドツ
ト画素に位置対応する補正値を全てメモリに記憶させて
も、その構成の経済性は損なわれるものではない。
【0032】以上述べた如く上記実施例によれば、ドツ
ト出力素子毎に中間調を表出させる制御を簡単な構成で
可能とした。従つて中間調を有する高密度な画像を高速
で得られるところのドツトプリンタ装置を廉価に構成で
きる。2進画像データをそのままドツトヘツドの駆動時
間制御に変換する構成を用いれば、従来のフアクシミリ
や計算機アウトプツト装置に採用する際の整合性にも優
れる効果がある。
【0033】また本実施例によれば、個々のドツト出力
素子に存する駆動特性のばらつきが容易に補正されるか
ら、特に中間調を有するようなドツト出力画像の画質も
改善されるという効果を有するものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、複数の記録素子により構成された画像形成
装置において、簡単な構成で各記録素子のばらつきを抑
えるように画像信号を補正することにより画像の劣化を
低減し、高画質を得ることが可能となる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のプリンタヘツド駆動装置の回路構成例
を示す図である。
【図2】図1のプリンタヘツド駆動装置の動作を示すタ
イミングチヤートである。
【図3】カウンタ回路の1例を示す回路図である。
【図4】スキヤンニング方式による1実施例のプリンタ
ヘツド駆動装置を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1 LEDアレイプリンタヘツド 1a,1b…1n LED Ra,Rb…Rn 電流制限抵抗 Tra,Trb…Trn トランジスタ 3a,3b…3n カウンタ回路 10 ビデオRAM 11,17,19,20 データバス 12 アドレスカウンタ 13 制御線 14 補正値メモリ 15 デコーダ 16 アドレスバス 18 加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/45 2/455 H04N 1/23 103 A 9186−5C 9110−2C B41J 3/21 L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた画像信号に応じて順次駆動さ
    れる複数の記録素子を含む記録手段と、 前記複数の記録素子のばらつきを補正すべく複数の補正
    係数を記録する記憶手段と、 前記複数の記録素子の順次駆動に同期して前記記憶手段
    から前記補正係数を順次読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出された補正係数に基づい
    て前記記録手段の駆動を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
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