JPH07131648A - 空間光変調器を用いた濃度階調印刷 - Google Patents
空間光変調器を用いた濃度階調印刷Info
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- JPH07131648A JPH07131648A JP6057656A JP5765694A JPH07131648A JP H07131648 A JPH07131648 A JP H07131648A JP 6057656 A JP6057656 A JP 6057656A JP 5765694 A JP5765694 A JP 5765694A JP H07131648 A JPH07131648 A JP H07131648A
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- H04N1/40—Picture signal circuits
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- H04N1/4055—Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
- H04N1/4056—Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern the pattern varying in one dimension only, e.g. dash length, pulse width modulation [PWM]
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- Color, Gradation (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空間光変調器を用いて、多数個の濃度階調レ
ベルを有する印刷の方法を提供する。 【構成】 この濃度階調印刷は、行集積とパルス幅変調
とを組み合わせて用いる。空間光変調器は、与えられた
ライン時間内にPWMを実行するために指定された1つ
のラインを有する。変調器の他の領域は、印刷画像に行
集積を実行するために指定された複数個のラインを有
し、それにより、多数個の濃度階調レベルが可能にな
る。照射曲線および印刷画像の中の欠陥を補正するため
に、付加的領域を指定することができる。
ベルを有する印刷の方法を提供する。 【構成】 この濃度階調印刷は、行集積とパルス幅変調
とを組み合わせて用いる。空間光変調器は、与えられた
ライン時間内にPWMを実行するために指定された1つ
のラインを有する。変調器の他の領域は、印刷画像に行
集積を実行するために指定された複数個のラインを有
し、それにより、多数個の濃度階調レベルが可能にな
る。照射曲線および印刷画像の中の欠陥を補正するため
に、付加的領域を指定することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本出願は、名称「COMBINE
D MODULATOR SCHEME FOR SP
ATIAL LIGHT MODULATORS」の出
願中特許、シリアル番号第08/038,392号、T
I−17335と、名称「PROCESS AND A
RCHITECTURE FOR DIGITAL M
ICROMIRROR PRINTER」の出願中特
許、シリアル番号第号、TI−17632と、同時に受
け付けられている。
D MODULATOR SCHEME FOR SP
ATIAL LIGHT MODULATORS」の出
願中特許、シリアル番号第08/038,392号、T
I−17335と、名称「PROCESS AND A
RCHITECTURE FOR DIGITAL M
ICROMIRROR PRINTER」の出願中特
許、シリアル番号第号、TI−17632と、同時に受
け付けられている。
【0002】本発明は、空間光変調器(SLM)を用い
た印刷器に関する。さらに詳細にいえば、本発明は、S
LMを用いた濃度階調印刷機に関する。
た印刷器に関する。さらに詳細にいえば、本発明は、S
LMを用いた濃度階調印刷機に関する。
【0003】空間光変調器を用いて濃度階調を得るに
は、いくつかの困難がある。1つの困難は、2進SLM
を用いた時に起こるものである。2進SLMの素子は、
オンまたはオフのいずれかのみであることができる。印
刷装置では、感光媒体は素子からの光を受け取る、また
は、受け取らないのいずれかを、印刷で表示する。もし
感光媒体が光を受け取らないならば、そのドラムはトナ
ーを全く吸着しなく、その結果、その頁のその点はブラ
ンク(白)のままである。もし感光媒体が光を受け取る
ならば、ドラムはトナーを吸着し、その結果、頁のその
点は黒くなる。大抵の2進SLMでは、アナログ方式に
従ってより少ない量のトナーを吸着するように、感光媒
体を露光する方法は存在しない。
は、いくつかの困難がある。1つの困難は、2進SLM
を用いた時に起こるものである。2進SLMの素子は、
オンまたはオフのいずれかのみであることができる。印
刷装置では、感光媒体は素子からの光を受け取る、また
は、受け取らないのいずれかを、印刷で表示する。もし
感光媒体が光を受け取らないならば、そのドラムはトナ
ーを全く吸着しなく、その結果、その頁のその点はブラ
ンク(白)のままである。もし感光媒体が光を受け取る
ならば、ドラムはトナーを吸着し、その結果、頁のその
点は黒くなる。大抵の2進SLMでは、アナログ方式に
従ってより少ない量のトナーを吸着するように、感光媒
体を露光する方法は存在しない。
【0004】レーザ印刷装置は、光を変調することによ
り、典型的には、レーザの出力を用いることにより、ア
ナログ方式で濃度階調を得ることができる。けれども、
レーザ装置は、通常、最小限の数以上の濃度階調を達成
するために、このアナログ方式に従って、十分に高速に
変調を行うことはできない。レーザ走査装置は、ラスタ
・ラインに沿ってレーザを走査することにより、画素毎
に印刷を行う。例えば、縦8.5インチ(22センチメ
ートル)、横11インチ(28センチメートル)の紙面
に、600ドット毎インチ(dpi)で、毎分40頁の
印刷をしたいとする。各頁は11インチ×600dp
i、すなわち、660個のラインを必要とする。毎分4
0頁では、このことは毎秒4400ラインに等しい。こ
こで、各ラインは8.5×600画素、すなわち、51
00画素を有する。このことは、毎秒22.44×10
6 画素を必要とし、画素当たり44.6ナノ秒が割り当
てられる。レーザは、短い画素時間の期間中、濃度階調
露光を実行するために、アナログ方式に従って、十分に
高速に変調を行うことができない。SLMのあるもの
は、この性能を有する。
り、典型的には、レーザの出力を用いることにより、ア
ナログ方式で濃度階調を得ることができる。けれども、
レーザ装置は、通常、最小限の数以上の濃度階調を達成
するために、このアナログ方式に従って、十分に高速に
変調を行うことはできない。レーザ走査装置は、ラスタ
・ラインに沿ってレーザを走査することにより、画素毎
に印刷を行う。例えば、縦8.5インチ(22センチメ
ートル)、横11インチ(28センチメートル)の紙面
に、600ドット毎インチ(dpi)で、毎分40頁の
印刷をしたいとする。各頁は11インチ×600dp
i、すなわち、660個のラインを必要とする。毎分4
0頁では、このことは毎秒4400ラインに等しい。こ
こで、各ラインは8.5×600画素、すなわち、51
00画素を有する。このことは、毎秒22.44×10
6 画素を必要とし、画素当たり44.6ナノ秒が割り当
てられる。レーザは、短い画素時間の期間中、濃度階調
露光を実行するために、アナログ方式に従って、十分に
高速に変調を行うことができない。SLMのあるもの
は、この性能を有する。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、空間光変調
器を用いて、濃度階調印刷を達成する方法を開示する。
本発明の1つの実施例は、2進空間光変調器の1つの行
に対称的パルス幅変調を行う段階と、行集積のために他
の行を使用する段階とを有する。
器を用いて、濃度階調印刷を達成する方法を開示する。
本発明の1つの実施例は、2進空間光変調器の1つの行
に対称的パルス幅変調を行う段階と、行集積のために他
の行を使用する段階とを有する。
【0006】本発明の1つの利点は、多数個のレベルの
濃度階調が、高い分解能で達成されることである。また
別の利点は、パルス幅変調が、移動する感光媒体のライ
ン時間内に、高速に行うことができることである。さら
に別の利点は、装置にデータをロードする速度が、管理
可能な速度に保持されることである。さらに別の利点
は、アレイの中の欠陥を補正する方法が得られることで
ある。
濃度階調が、高い分解能で達成されることである。また
別の利点は、パルス幅変調が、移動する感光媒体のライ
ン時間内に、高速に行うことができることである。さら
に別の利点は、装置にデータをロードする速度が、管理
可能な速度に保持されることである。さらに別の利点
は、アレイの中の欠陥を補正する方法が得られることで
ある。
【0007】
【実施例】本発明およびその利点をさらに完全に理解す
るために、添付図面を参照して、下記で詳細な説明が行
われる。
るために、添付図面を参照して、下記で詳細な説明が行
われる。
【0008】パルス幅変調(PWM)は、典型的には、
表示装置において濃度階調表示および色階調表示を達成
するために行われる。PWMは、通常、データ・ビット
を重要性により加重することと、そして、これらのビッ
トをそれらの加重に対応する時間の長さで表示すること
とを意味する。例えば、4ビットの装置では、その装置
は最上桁のビット(MSB)を全フレーム時間の1/2
で表示する。この全フレーム時間の典型的な値は16ミ
リ秒である。次の最上桁のビットは全フレーム時間の1
/4を受け持ち、そして、次のビットは1/8を受け持
ち、そして、最小桁のビットは全フレーム時間の1/1
6を受け持つ。表示装置は、これらのパルスを集積し
て、観察者の目に対し、濃度階調または色階調に表示さ
れることに基づいている。印刷装置は、下記でさらに説
明されるように、整数レベルのPWMに限定されない。
PWMではできない「分数」濃度階調レベルを得ること
が、印刷において可能である。その場合、この濃度階調
レベルは、最小位の行の集積時間の分数である。
表示装置において濃度階調表示および色階調表示を達成
するために行われる。PWMは、通常、データ・ビット
を重要性により加重することと、そして、これらのビッ
トをそれらの加重に対応する時間の長さで表示すること
とを意味する。例えば、4ビットの装置では、その装置
は最上桁のビット(MSB)を全フレーム時間の1/2
で表示する。この全フレーム時間の典型的な値は16ミ
リ秒である。次の最上桁のビットは全フレーム時間の1
/4を受け持ち、そして、次のビットは1/8を受け持
ち、そして、最小桁のビットは全フレーム時間の1/1
6を受け持つ。表示装置は、これらのパルスを集積し
て、観察者の目に対し、濃度階調または色階調に表示さ
れることに基づいている。印刷装置は、下記でさらに説
明されるように、整数レベルのPWMに限定されない。
PWMではできない「分数」濃度階調レベルを得ること
が、印刷において可能である。その場合、この濃度階調
レベルは、最小位の行の集積時間の分数である。
【0009】印刷の際、フレーム時間はライン時間によ
り置き換えられる。ライン時間は、感光媒体の上で、1
ラインの距離をSLMが通過するのに要する時間の量で
ある。この時間は、典型的には、非常に短く、したがっ
て、装置にロードする時間を短くすることが可能であ
る。この装置は、通常、1つの組のデータを表示し、一
方、次の組のデータが装置にロードされて、リセット信
号に備えられる。
り置き換えられる。ライン時間は、感光媒体の上で、1
ラインの距離をSLMが通過するのに要する時間の量で
ある。この時間は、典型的には、非常に短く、したがっ
て、装置にロードする時間を短くすることが可能であ
る。この装置は、通常、1つの組のデータを表示し、一
方、次の組のデータが装置にロードされて、リセット信
号に備えられる。
【0010】ディジタル・マイクロミラ−装置(DM
D)(変形可能ミラ−装置とも呼ばれている)のような
一定のSLMでは、リセット・パルスにより、ミラ−の
アレイの中の素子のおのおのを、そのアドレス指定回路
の中の新規なデータに反応することを可能にし、それに
より、その素子が更新されて新規なデータを反射する。
例えば、素子がオン位置にあるとする。素子がこのデー
タを表示している間、オフ・データはアドレス指定回路
にロードされる。リセット・パルスが生ずる時、素子は
新規なデータを登録し、オフになるであろう。もちろ
ん、オン・データの後にオン・データが続くことがで
き、そして、オフ・データの後にオフ・データが続くこ
とができる。この場合には、素子は状態を変えないで、
新規なデータを反射する。通常、このリセット工程は、
リセットが起こる前に、装置全体のローディングを必要
とし、大きなデータ速度が要求される。
D)(変形可能ミラ−装置とも呼ばれている)のような
一定のSLMでは、リセット・パルスにより、ミラ−の
アレイの中の素子のおのおのを、そのアドレス指定回路
の中の新規なデータに反応することを可能にし、それに
より、その素子が更新されて新規なデータを反射する。
例えば、素子がオン位置にあるとする。素子がこのデー
タを表示している間、オフ・データはアドレス指定回路
にロードされる。リセット・パルスが生ずる時、素子は
新規なデータを登録し、オフになるであろう。もちろ
ん、オン・データの後にオン・データが続くことがで
き、そして、オフ・データの後にオフ・データが続くこ
とができる。この場合には、素子は状態を変えないで、
新規なデータを反射する。通常、このリセット工程は、
リセットが起こる前に、装置全体のローディングを必要
とし、大きなデータ速度が要求される。
【0011】時間の制約のために、および、この時間の
制約の中でロードされることが要求される大きなデータ
速度と光転送が不十分であるために、非常に多数個の濃
度階調レベルが許容されている1つのレベルで印刷を行
う際、パルス幅変調を用いることは困難である。
制約の中でロードされることが要求される大きなデータ
速度と光転送が不十分であるために、非常に多数個の濃
度階調レベルが許容されている1つのレベルで印刷を行
う際、パルス幅変調を用いることは困難である。
【0012】けれども、個別の素子を備えた空間光変調
器を用いる1つの利点は、一定の識別された機能を実行
するために、素子の複数個のラインのセットを保留する
性能、または、素子の複数個のラインを指定する性能で
ある。本発明の1つの実施例では、多数個の行の中の1
個の行の空間光変調器がPWMを実行する。したがっ
て、1行だけのデータが急速に更新されることが必要で
あり、その際、他のラインのデータがラッチされ、およ
び、これらのデータが1行のリセット時間間隔の間保持
されることが可能である。
器を用いる1つの利点は、一定の識別された機能を実行
するために、素子の複数個のラインのセットを保留する
性能、または、素子の複数個のラインを指定する性能で
ある。本発明の1つの実施例では、多数個の行の中の1
個の行の空間光変調器がPWMを実行する。したがっ
て、1行だけのデータが急速に更新されることが必要で
あり、その際、他のラインのデータがラッチされ、およ
び、これらのデータが1行のリセット時間間隔の間保持
されることが可能である。
【0013】この方式は、先行技術の行集積と組み合わ
せることができる。この技術は、ドラムが変調器に対し
どの方向に運動していても、データ・ラインが変調器表
面を上にまたは下に移動することにより、感光媒体の同
じ領域を「追跡する」、すなわち、追随する。データは
オンまたはオフであることができ、一定個数のラインが
濃度階調レベルを達成することができる。1つの16行
集積により、データがすべてのラインに対しオフ(白)
であるオプションを含まないで、16個のレベルの濃度
階調が可能である。16個のすべてのラインに対し、ま
たは、15個のラインに対し、および等々に対し、スペ
ースが可能である。
せることができる。この技術は、ドラムが変調器に対し
どの方向に運動していても、データ・ラインが変調器表
面を上にまたは下に移動することにより、感光媒体の同
じ領域を「追跡する」、すなわち、追随する。データは
オンまたはオフであることができ、一定個数のラインが
濃度階調レベルを達成することができる。1つの16行
集積により、データがすべてのラインに対しオフ(白)
であるオプションを含まないで、16個のレベルの濃度
階調が可能である。16個のすべてのラインに対し、ま
たは、15個のラインに対し、および等々に対し、スペ
ースが可能である。
【0014】例えば、2個の組み合わせの場合、2ビッ
トPWMの1ラインにより、4個の可能な濃度階調レベ
ルが許容される。128個のラインの行集積の場合、4
個の濃度階調レベルの可能性と128個の濃度階調レベ
ルの可能性との組み合わせは、128×4個、すなわ
ち、512個の濃度階調レベルに等しい。最も典型的な
解釈は、行集積により整数個の濃度階調レベルが得られ
ることであり、そして、PWMにより「分数」濃度階調
レベルが得られることである。この場合、分数濃度階調
レベルは、最小桁の行集積濃度階調レベルの分数であ
る。512個の濃度階調レベルは、実際の濃度階調レベ
ルと呼ばれているものである。これらのレベルを達成す
る技術の比較は、下記で示される。
トPWMの1ラインにより、4個の可能な濃度階調レベ
ルが許容される。128個のラインの行集積の場合、4
個の濃度階調レベルの可能性と128個の濃度階調レベ
ルの可能性との組み合わせは、128×4個、すなわ
ち、512個の濃度階調レベルに等しい。最も典型的な
解釈は、行集積により整数個の濃度階調レベルが得られ
ることであり、そして、PWMにより「分数」濃度階調
レベルが得られることである。この場合、分数濃度階調
レベルは、最小桁の行集積濃度階調レベルの分数であ
る。512個の濃度階調レベルは、実際の濃度階調レベ
ルと呼ばれているものである。これらのレベルを達成す
る技術の比較は、下記で示される。
【0015】例えば、512個の濃度階調レベルを達成
するために、128個の行集積レベルに2ビットのPW
Mを付加することは、単純な128行の行集積の場合に
比べて、平均データ速度の1.02倍の増加だけを必要
とする。もし512個のレベルが行集積だけで達成され
るならば、データ速度は4倍だけ増大する。
するために、128個の行集積レベルに2ビットのPW
Mを付加することは、単純な128行の行集積の場合に
比べて、平均データ速度の1.02倍の増加だけを必要
とする。もし512個のレベルが行集積だけで達成され
るならば、データ速度は4倍だけ増大する。
【0016】下記の表では、印刷密度600dpi、4
8入力で、装置幅500、印刷速度5インチ/秒(1
2.7センチメートル/秒)が仮定される。データ速度
は、下記により計算される。 平均データ速度=装置幅(500)×実効深さ×印刷速
度5インチ/秒(12.7センチメートル/秒)×印刷
密度(600dpi)÷入力の#(48)
8入力で、装置幅500、印刷速度5インチ/秒(1
2.7センチメートル/秒)が仮定される。データ速度
は、下記により計算される。 平均データ速度=装置幅(500)×実効深さ×印刷速
度5インチ/秒(12.7センチメートル/秒)×印刷
密度(600dpi)÷入力の#(48)
【0017】
【表1】
【0018】nI =行集積ビットの数、nP =PWMビ
ットの数、RI=行集積。ピーク・データ速度は、nI
=7においてのみ、行集積(RI)のみで相対的であ
る。
ットの数、RI=行集積。ピーク・データ速度は、nI
=7においてのみ、行集積(RI)のみで相対的であ
る。
【0019】前記から分かるように、PWMが装置全体
に適用される時、1行のみのPWMの場合に比べて、デ
ータ速度は非常に高い。通常、平均帯域幅は、ローディ
ング回路に対し最高の命令が配置されるピーク帯域幅ほ
ど重要ではない。行集積のみの場合、ピーク・データ速
度は、平均データ速度と同じである。もし例えば装置が
128個の行を有するならば、そして、設計者が512
個の濃度階調レベルを要求するならば、1つの可能性は
512ライン行集積アレイを用いることであり、帯域幅
は4倍だけ増大する。
に適用される時、1行のみのPWMの場合に比べて、デ
ータ速度は非常に高い。通常、平均帯域幅は、ローディ
ング回路に対し最高の命令が配置されるピーク帯域幅ほ
ど重要ではない。行集積のみの場合、ピーク・データ速
度は、平均データ速度と同じである。もし例えば装置が
128個の行を有するならば、そして、設計者が512
個の濃度階調レベルを要求するならば、1つの可能性は
512ライン行集積アレイを用いることであり、帯域幅
は4倍だけ増大する。
【0020】または、全装置に関し、2ビットPWMを
実行する方式を用いることができる。その場合には、全
装置がPWM LSB時間内に更新されるべきである
時、2 n 倍だけ帯域幅が増大する。もし1行だけがパル
ス幅変調されるならば、ピーク・データ速度は前記より
2倍高いだけであろう。それは、全アレイが、行集積単
位時間の1/2であるPWM LSB時間内に更新され
ることが必要であるからである。もし1行のPWMが
(行集積のない場合の)濃度階調レベルのすべての9ビ
ットを提供すべきであるならば、データ速度は7ビット
行集積の場合の4倍であるであろう。それは、1ライン
がPWM LSB時間(ライン時間の1/2 np)内に更
新することが必要であるからである。さらに深刻な1つ
の問題点が、1行PWMの例に対し存在する。それは、
短いライン時間内に十分な露光を生ずるために、光源が
大幅に大きな出力を必要とするからである。PWMビッ
トの数および行集積行の数は設計者により選択すること
ができるから、前記の数はこのようなデータ速度の1つ
の例に過ぎない。
実行する方式を用いることができる。その場合には、全
装置がPWM LSB時間内に更新されるべきである
時、2 n 倍だけ帯域幅が増大する。もし1行だけがパル
ス幅変調されるならば、ピーク・データ速度は前記より
2倍高いだけであろう。それは、全アレイが、行集積単
位時間の1/2であるPWM LSB時間内に更新され
ることが必要であるからである。もし1行のPWMが
(行集積のない場合の)濃度階調レベルのすべての9ビ
ットを提供すべきであるならば、データ速度は7ビット
行集積の場合の4倍であるであろう。それは、1ライン
がPWM LSB時間(ライン時間の1/2 np)内に更
新することが必要であるからである。さらに深刻な1つ
の問題点が、1行PWMの例に対し存在する。それは、
短いライン時間内に十分な露光を生ずるために、光源が
大幅に大きな出力を必要とするからである。PWMビッ
トの数および行集積行の数は設計者により選択すること
ができるから、前記の数はこのようなデータ速度の1つ
の例に過ぎない。
【0021】行集積とPWMとを、他の方法で組み合わ
せることが可能である。例えば、512濃度階調レベル
に対する1つの方式では、行集積により128個のレベ
ルが達成され、そして、PWMにより4個のレベルが達
成される。SLMの要求される128+1行、すなわ
ち、129行が存在する。すべての128行集積段階に
おいて、トップの128行はパルス幅変調され、一方、
129番目の行は行集積を持続する。平均帯域幅は単一
のPWMに対するものと同じであるが、ピーク速度はベ
ースラインの2n-1 倍である。
せることが可能である。例えば、512濃度階調レベル
に対する1つの方式では、行集積により128個のレベ
ルが達成され、そして、PWMにより4個のレベルが達
成される。SLMの要求される128+1行、すなわ
ち、129行が存在する。すべての128行集積段階に
おいて、トップの128行はパルス幅変調され、一方、
129番目の行は行集積を持続する。平均帯域幅は単一
のPWMに対するものと同じであるが、ピーク速度はベ
ースラインの2n-1 倍である。
【0022】けれども、多くの達成される実際の濃度階
調レベルでは、人間の目により認知される濃度階調レベ
ルの数、すなわち、認識される濃度階調レベルの数は、
非常に少ないであろう。目はそのような数の濃度階調を
認識することができるだけである。実際の濃度階調レベ
ル412と512との間に、1つの認識されたレベルだ
けを見ることができる。濃度階調レベルに対する他の限
定因子は、トナーおよび有機物の光受容器(OPC)に
関して起こる。トナーの密度により、レベル412はト
ナーで飽和することが可能であり、したがって、レベル
512と異ならない1つのレベルが得られる。OPCは
1つの放電曲線を有し、そして、一定のレベルのエネル
ギ転送の後、そのOPCは過去のそのレベルを異なった
ものとしては記録しない。
調レベルでは、人間の目により認知される濃度階調レベ
ルの数、すなわち、認識される濃度階調レベルの数は、
非常に少ないであろう。目はそのような数の濃度階調を
認識することができるだけである。実際の濃度階調レベ
ル412と512との間に、1つの認識されたレベルだ
けを見ることができる。濃度階調レベルに対する他の限
定因子は、トナーおよび有機物の光受容器(OPC)に
関して起こる。トナーの密度により、レベル412はト
ナーで飽和することが可能であり、したがって、レベル
512と異ならない1つのレベルが得られる。OPCは
1つの放電曲線を有し、そして、一定のレベルのエネル
ギ転送の後、そのOPCは過去のそのレベルを異なった
ものとしては記録しない。
【0023】他の因子は、印刷工程全体の非線形性であ
る。例えば、コンピュータまたはスキャナからの入力画
像は、256個の濃度階調レベルを有することができ
る。このデータが印刷機械への入力のために処理される
時、非線形性のために、濃度階調レベルのあるものは濃
度階調の中で非常に「近く」に現れる、および、他のも
のは離れたところに現れることが生じ得る。このことを
補正する1つの可能な方法は、ルックアップ・テーブル
を用いる場合であろう。この場合には、入力により認識
される一定の濃度階調レベルは、印刷機の特性を用いる
ことにより予め定められた一定の出力レベルにマップさ
れるであろう。
る。例えば、コンピュータまたはスキャナからの入力画
像は、256個の濃度階調レベルを有することができ
る。このデータが印刷機械への入力のために処理される
時、非線形性のために、濃度階調レベルのあるものは濃
度階調の中で非常に「近く」に現れる、および、他のも
のは離れたところに現れることが生じ得る。このことを
補正する1つの可能な方法は、ルックアップ・テーブル
を用いる場合であろう。この場合には、入力により認識
される一定の濃度階調レベルは、印刷機の特性を用いる
ことにより予め定められた一定の出力レベルにマップさ
れるであろう。
【0024】図1は、SLMの表面上にラインがどのよ
うに配置されるかを示した図面である。この実施例は1
28個のラインの行集積を有する4ビットPWMを示す
が、この実施例は、必要な特定の装置および必要な特定
の応用に適応させることができる。ライン104はPW
Mに対し指定された行である。このラインは、実際に
は、アレイの中のどこかに生ずることができる。素子の
1つの特定のラインを用いることが好ましい。特に、こ
のラインが欠陥を有しないならばそうである。実際、行
集積行は装置の特定の行に限定されない。装置のアドレ
ス指定構造に応じて、および、分割リセットのような特
徴に応じて、2個または多数個の行を用いて、PWMに
対し、1つの「論理行」を形成することができる。行集
積領域106が、矢印により示された処理方向におい
て、その後に起こることが示されているが、PWMライ
ンのまわりに配置することもできるし、または、その前
に配置することもできるであろう。行集積領域106の
上に、補正行集積領域108が配置される。
うに配置されるかを示した図面である。この実施例は1
28個のラインの行集積を有する4ビットPWMを示す
が、この実施例は、必要な特定の装置および必要な特定
の応用に適応させることができる。ライン104はPW
Mに対し指定された行である。このラインは、実際に
は、アレイの中のどこかに生ずることができる。素子の
1つの特定のラインを用いることが好ましい。特に、こ
のラインが欠陥を有しないならばそうである。実際、行
集積行は装置の特定の行に限定されない。装置のアドレ
ス指定構造に応じて、および、分割リセットのような特
徴に応じて、2個または多数個の行を用いて、PWMに
対し、1つの「論理行」を形成することができる。行集
積領域106が、矢印により示された処理方向におい
て、その後に起こることが示されているが、PWMライ
ンのまわりに配置することもできるし、または、その前
に配置することもできるであろう。行集積領域106の
上に、補正行集積領域108が配置される。
【0025】以前のラインに生ずる欠陥を補正すること
ができるために、この領域は処理方向の端部にあること
が好ましい。1つのこのような補正可能な欠陥は、与え
られた行の中の動作できないセルから生ずる。補正領域
を用いて、後の時刻において、動作できないセルから転
送されるエネルギおよび位置を複製することができ、そ
れにより、転送されるエネルギの喪失を補正することが
できる。補正領域を用いるこの方法および他の方法は、
これらの補正でプリロードされた、そして、必要な時呼
び出すことができる、ルックアップ・テーブルにより、
処理することができる。
ができるために、この領域は処理方向の端部にあること
が好ましい。1つのこのような補正可能な欠陥は、与え
られた行の中の動作できないセルから生ずる。補正領域
を用いて、後の時刻において、動作できないセルから転
送されるエネルギおよび位置を複製することができ、そ
れにより、転送されるエネルギの喪失を補正することが
できる。補正領域を用いるこの方法および他の方法は、
これらの補正でプリロードされた、そして、必要な時呼
び出すことができる、ルックアップ・テーブルにより、
処理することができる。
【0026】データ速度を最小に保持するために、およ
び、装置がデータをリロードすることができるために、
図2a〜図2eに示されているようにデータが移動す
る。図2aにおいて、変調器202のライン204は、
行0のLSBを表示する。この装置の構成において、こ
のことは処理の開始のすぐ後に起こり、そして、紙の上
の第1ラインであるであろう。PWMの自然な順序は、
通常、PWMデータのMSBをまず表示する。けれど
も、この実施例では、行集積データはすべてのPWM間
隔に対し同じままであり、そして、装置全体が最後のP
WM期間に更新される。もしPWMが自然な順序で起こ
るならば、装置全体が、4ビット装置に対しライン時間
の1/16に過ぎないLSB時間に、更新されなければ
ならないであろう。もしMSBが最後に実行されるなら
ば、装置更新時間はライン時間の1/2であるであろ
う。
び、装置がデータをリロードすることができるために、
図2a〜図2eに示されているようにデータが移動す
る。図2aにおいて、変調器202のライン204は、
行0のLSBを表示する。この装置の構成において、こ
のことは処理の開始のすぐ後に起こり、そして、紙の上
の第1ラインであるであろう。PWMの自然な順序は、
通常、PWMデータのMSBをまず表示する。けれど
も、この実施例では、行集積データはすべてのPWM間
隔に対し同じままであり、そして、装置全体が最後のP
WM期間に更新される。もしPWMが自然な順序で起こ
るならば、装置全体が、4ビット装置に対しライン時間
の1/16に過ぎないLSB時間に、更新されなければ
ならないであろう。もしMSBが最後に実行されるなら
ば、装置更新時間はライン時間の1/2であるであろ
う。
【0027】図3は、前記のシーケンスに対するタイミ
ング図である。一番上の行は、2進時間スライスに対す
るビット持続時間を示す。時間の連続した分割は、実際
には決して全時間間隔に近付かないから、この実施例に
おいて、1/16の時間間隔のちょうど左側に示された
PWMに対し、不活性なエネルギ転送時間がある。この
不活性時間の終了時に、「PWM行LSBロード」と記
されたラインの上に示されたように、データがロードさ
れる。ここでは、1個または複数個のPWM行に対する
データだけがロードされなければならないことに注目さ
れたい。このシーケンスが、前記のようにさらに持続す
る。注目しなければならない1つの特別な部分は、1/
2ビット持続時間の端部であり、データ・ロード・パル
スは他のパルスよりも大幅に長いように示されている。
行集積データのローディングのために、および、PWM
行が次の不活性時間に対しゼロにセットされるために、
このことが起こる。タイミング図の一番下のラインは、
PWM行がその新規なデータを登録することを可能に
し、かつ、次のライン時間の始めに装置全体がその新規
なデータを登録することを可能ににする、リセット・パ
ルスの出現を示す。
ング図である。一番上の行は、2進時間スライスに対す
るビット持続時間を示す。時間の連続した分割は、実際
には決して全時間間隔に近付かないから、この実施例に
おいて、1/16の時間間隔のちょうど左側に示された
PWMに対し、不活性なエネルギ転送時間がある。この
不活性時間の終了時に、「PWM行LSBロード」と記
されたラインの上に示されたように、データがロードさ
れる。ここでは、1個または複数個のPWM行に対する
データだけがロードされなければならないことに注目さ
れたい。このシーケンスが、前記のようにさらに持続す
る。注目しなければならない1つの特別な部分は、1/
2ビット持続時間の端部であり、データ・ロード・パル
スは他のパルスよりも大幅に長いように示されている。
行集積データのローディングのために、および、PWM
行が次の不活性時間に対しゼロにセットされるために、
このことが起こる。タイミング図の一番下のラインは、
PWM行がその新規なデータを登録することを可能に
し、かつ、次のライン時間の始めに装置全体がその新規
なデータを登録することを可能ににする、リセット・パ
ルスの出現を示す。
【0028】図2b〜図2dは、ライン204のPWM
に対するパルスを示す。図2eにおいて、PWM行に次
ぐラインが行0に対し行集積を開始し、そして、PWM
ラインが次の行に対するデータを用いて開始する。この
画像のすぐ前に、装置全体が更新される。行1のPWM
に対する新規なデータがライン204にロードされ、お
よび、行0に対する行集積のためのデータがライン20
6にロードされる。
に対するパルスを示す。図2eにおいて、PWM行に次
ぐラインが行0に対し行集積を開始し、そして、PWM
ラインが次の行に対するデータを用いて開始する。この
画像のすぐ前に、装置全体が更新される。行1のPWM
に対する新規なデータがライン204にロードされ、お
よび、行0に対する行集積のためのデータがライン20
6にロードされる。
【0029】この工程が、全ページに対して持続する。
更新周期毎にPWMライン204のデータが更新される
が、装置の残りの部分のデータは4周期毎にだけ更新さ
れ、そして、これらの周期は同じ長さではない。PWM
の1ラインと行集積の128個のラインとを有する装置
の場合、行0の128番目の露光に対するデータは、変
調器の行集積領域の一番上にあり、一方、行128に対
するPWMデータはライン204にロードされるであろ
う。
更新周期毎にPWMライン204のデータが更新される
が、装置の残りの部分のデータは4周期毎にだけ更新さ
れ、そして、これらの周期は同じ長さではない。PWM
の1ラインと行集積の128個のラインとを有する装置
の場合、行0の128番目の露光に対するデータは、変
調器の行集積領域の一番上にあり、一方、行128に対
するPWMデータはライン204にロードされるであろ
う。
【0030】この工程に対する露光バー・グラフが図4
に示されている。軸402は、オン素子に対する1つの
行集積時間内に感光媒体に入射する全エネルギのパーセ
ントである。矢印404は、行集積データ更新のための
1つの時間間隔の長さを示す。ライン408は、指示さ
れた時間の1/2に、感光媒体がそのエネルギの50%
を受け取ることを示す。ライン410は、全ライン時間
の1/4に、ドット画像に別の25%のエネルギを付加
し、そのエネルギの合計が75%になることを示す。ラ
イン412およびライン414は、それぞれ、また別の
12.5%のエネルギおよびまた別の6.75%のエネ
ルギの付加を示す。
に示されている。軸402は、オン素子に対する1つの
行集積時間内に感光媒体に入射する全エネルギのパーセ
ントである。矢印404は、行集積データ更新のための
1つの時間間隔の長さを示す。ライン408は、指示さ
れた時間の1/2に、感光媒体がそのエネルギの50%
を受け取ることを示す。ライン410は、全ライン時間
の1/4に、ドット画像に別の25%のエネルギを付加
し、そのエネルギの合計が75%になることを示す。ラ
イン412およびライン414は、それぞれ、また別の
12.5%のエネルギおよびまた別の6.75%のエネ
ルギの付加を示す。
【0031】図5aは、2進パルス幅変調方式に対する
露光曲線を示す。光誘起放電曲線の効果および光学的な
点の広がり関数の効果は示されていないが、媒体の移動
により生ずるボヤケの効果は示されていることに注目さ
れたい。この媒体の移動の結果、長方形型の露光曲線の
代わりに、台形型の露光曲線が得られる。
露光曲線を示す。光誘起放電曲線の効果および光学的な
点の広がり関数の効果は示されていないが、媒体の移動
により生ずるボヤケの効果は示されていることに注目さ
れたい。この媒体の移動の結果、長方形型の露光曲線の
代わりに、台形型の露光曲線が得られる。
【0032】露光の持続時間はライン時間の分数fであ
ると仮定する。その結果、底辺がセルの長さの(1+
f)倍であり、そして、上辺がセルの長さの(1−f)
倍である、台形が得られる。セルの長さは、600dp
i印刷に対し、1インチ(25.4ミリメートル)の1
/600である。台形の高さは、その面積と同じよう
に、fに比例する。例えば、もし露光が瞬間的である場
合のように分数fが0であるならば、台形は期待される
ように長方形である。
ると仮定する。その結果、底辺がセルの長さの(1+
f)倍であり、そして、上辺がセルの長さの(1−f)
倍である、台形が得られる。セルの長さは、600dp
i印刷に対し、1インチ(25.4ミリメートル)の1
/600である。台形の高さは、その面積と同じよう
に、fに比例する。例えば、もし露光が瞬間的である場
合のように分数fが0であるならば、台形は期待される
ように長方形である。
【0033】矢印504は、1インチ(25.4ミリメ
ートル)の1/600を示す、または、600dpi印
刷における1「ドット」を示す。t0 とt1 との間にM
SB508が印刷され、t1 とt2 との間にMSB−1
520が印刷され、そして、この工程が継続される。
ライン516は、その点においてすべての4PWMビッ
ト、508、520、522、および、524がオンで
あるから、すべてのビットのオンに対する全体の曲線を
示す。ライン528は、全ライン時間に対しオンである
行集積素子の曲線を示す。MSB508は領域528の
50%を有し、MSB−1 520はその領域の25%
を有し、MSB+1 522はその領域の12.5%を
有し、および、LSBははその領域の6.25%を有す
る。オンである1つの行集積素子の露光曲線は、2つの
600dpi長にわたっていることに注目されたい。こ
のことにより、処理方向の画素の曲線の重なりを生ず
る。曲線の重なり/広がりを小さくする1つの方法は、
光源をオンおよびオフにパルス動作させることであり、
その結果、ライン時間の分数である露光時間が生ずる。
2進PWMにより、t0 〜t4 に生ずる4リセット・パ
ルスから16個のレベルが得られる。
ートル)の1/600を示す、または、600dpi印
刷における1「ドット」を示す。t0 とt1 との間にM
SB508が印刷され、t1 とt2 との間にMSB−1
520が印刷され、そして、この工程が継続される。
ライン516は、その点においてすべての4PWMビッ
ト、508、520、522、および、524がオンで
あるから、すべてのビットのオンに対する全体の曲線を
示す。ライン528は、全ライン時間に対しオンである
行集積素子の曲線を示す。MSB508は領域528の
50%を有し、MSB−1 520はその領域の25%
を有し、MSB+1 522はその領域の12.5%を
有し、および、LSBははその領域の6.25%を有す
る。オンである1つの行集積素子の露光曲線は、2つの
600dpi長にわたっていることに注目されたい。こ
のことにより、処理方向の画素の曲線の重なりを生ず
る。曲線の重なり/広がりを小さくする1つの方法は、
光源をオンおよびオフにパルス動作させることであり、
その結果、ライン時間の分数である露光時間が生ずる。
2進PWMにより、t0 〜t4 に生ずる4リセット・パ
ルスから16個のレベルが得られる。
【0034】前記で説明したPWM方式の1つの利点
は、それが対称的でないことである、すなわち、異なる
濃度階調レベルに対し発生された曲線は必ずしも同じ点
を中心としていないことである。例えば、図5bは、濃
度階調レベル7に対する曲線であり、ここでは、濃度階
調レベル4(MSB−1)と、濃度階調レベル2(MS
B+1)と、濃度階調レベル1(LSB)とが付加され
ている。図5cは、濃度階調レベル8(MSB)に対す
る曲線を示す。これらはいずれも、図5aの中心ライン
518に関して、対称的ではない。このことは、濃度階
調レベルにおける小さな変動が曲線の位置の移動を生ず
る時、目で認知される人工物に導くことがあり得る。
は、それが対称的でないことである、すなわち、異なる
濃度階調レベルに対し発生された曲線は必ずしも同じ点
を中心としていないことである。例えば、図5bは、濃
度階調レベル7に対する曲線であり、ここでは、濃度階
調レベル4(MSB−1)と、濃度階調レベル2(MS
B+1)と、濃度階調レベル1(LSB)とが付加され
ている。図5cは、濃度階調レベル8(MSB)に対す
る曲線を示す。これらはいずれも、図5aの中心ライン
518に関して、対称的ではない。このことは、濃度階
調レベルにおける小さな変動が曲線の位置の移動を生ず
る時、目で認知される人工物に導くことがあり得る。
【0035】これを補正する1つの方法は、対称的PW
Mを用いることである。このための1つの実施例が図6
aに示されている。図6aにおいて、濃度階調レベル
は、素子はオンである時間の量により選定される。けれ
ども、少数個の濃度階調レベル(図5aに示されている
のは4のみである)を達成することができる。PWMの
素子のおのおのは、要請される時間のどのような量に対
しても、一度だけオンであるだけである。オン/オフ時
刻は、軸618にまわりに関して対称的であるように定
められる。曲線616は三角形である。それは、三角形
の一番上の辺が、セル長の1マイナス1倍、すなわち、
0倍であるからである。濃度階調レベル#3はライン6
20で示され、濃度階調レベル#2はライン622で示
され、および、濃度階調レベル#1はライン624で示
される。この場合、4個の濃度階調レベルのみが6個の
リセットで達成される。画素のおのおのが、t-3、
t-2、t -1、t0 、t1 、t2 、および、t3 にある6
個のリセットの中の2つだけに応答するデータで、ロー
ドされる。
Mを用いることである。このための1つの実施例が図6
aに示されている。図6aにおいて、濃度階調レベル
は、素子はオンである時間の量により選定される。けれ
ども、少数個の濃度階調レベル(図5aに示されている
のは4のみである)を達成することができる。PWMの
素子のおのおのは、要請される時間のどのような量に対
しても、一度だけオンであるだけである。オン/オフ時
刻は、軸618にまわりに関して対称的であるように定
められる。曲線616は三角形である。それは、三角形
の一番上の辺が、セル長の1マイナス1倍、すなわち、
0倍であるからである。濃度階調レベル#3はライン6
20で示され、濃度階調レベル#2はライン622で示
され、および、濃度階調レベル#1はライン624で示
される。この場合、4個の濃度階調レベルのみが6個の
リセットで達成される。画素のおのおのが、t-3、
t-2、t -1、t0 、t1 、t2 、および、t3 にある6
個のリセットの中の2つだけに応答するデータで、ロー
ドされる。
【0036】分数濃度階調レベル0、0.25、0.
5、および、0.75がどのように達成されるかを理解
するために、特定のドットに0.5の濃度階調レベルが
要請される場合を考える。このドットに対応する素子
は、最初、オフである。リセットt-2に、素子がオン・
データでロードされ、そして、リセットt2 にオフ・デ
ータでロードされる。その結果、そのドットに曲線62
2が得られる。もし濃度階調レベル0.75が要請され
るならば、素子は、時刻t-3にオン・データでロードさ
れ、そして、t3 にオフ・データでロードされるであろ
う。
5、および、0.75がどのように達成されるかを理解
するために、特定のドットに0.5の濃度階調レベルが
要請される場合を考える。このドットに対応する素子
は、最初、オフである。リセットt-2に、素子がオン・
データでロードされ、そして、リセットt2 にオフ・デ
ータでロードされる。その結果、そのドットに曲線62
2が得られる。もし濃度階調レベル0.75が要請され
るならば、素子は、時刻t-3にオン・データでロードさ
れ、そして、t3 にオフ・データでロードされるであろ
う。
【0037】この方式は対称的PWMの数個の行を含む
ように拡張することができ、それにより、異なる濃度階
調レベルの組を発生することが可能である。例えば、前
記実施例に、0.35、0.65、および、0.9の時
刻を有する素子の第2ラインを付加することができる。
異なる階調により発生される曲線を重ねることができ、
その結果、さらに多数個の濃度階調レベルを得ることが
できる。
ように拡張することができ、それにより、異なる濃度階
調レベルの組を発生することが可能である。例えば、前
記実施例に、0.35、0.65、および、0.9の時
刻を有する素子の第2ラインを付加することができる。
異なる階調により発生される曲線を重ねることができ、
その結果、さらに多数個の濃度階調レベルを得ることが
できる。
【0038】ここまでは、行集積領域およびPWMライ
ンを含むSLM全体に影響を与えるリセット・パルスが
仮定されていることにい注目されたい。各領域に対し、
もしSLMが分離可能なリセットおよびアドレス・デコ
ータと共に利用可能であるならば、その場合には、行集
積帯域幅はPWM帯域幅により影響されないであろう。
PWMは少数個のラインのみの更新を要請するから、ピ
ーク帯域幅は行集積領域によってのみ決定されるであろ
う。
ンを含むSLM全体に影響を与えるリセット・パルスが
仮定されていることにい注目されたい。各領域に対し、
もしSLMが分離可能なリセットおよびアドレス・デコ
ータと共に利用可能であるならば、その場合には、行集
積帯域幅はPWM帯域幅により影響されないであろう。
PWMは少数個のラインのみの更新を要請するから、ピ
ーク帯域幅は行集積領域によってのみ決定されるであろ
う。
【0039】図6bは、PWMと行集積とを組み合わせ
た効果を示す最終的に得られる全体的な印刷露光曲線で
ある。行集積は、曲線630を生ずる。PWMは、ライ
ン624により単に示され、そして、ライン632は、
これら両方を加算することにより生ずる組み合わせを示
す。図5および図6の全体で注目されることは、水平軸
は2個の素子であり、重なりが生じていることである。
この重なりは、行集積素子をライン時間よりも短くオフ
にすることにより、および、PWMを行集積時間に比例
するように変更することにより、または、光源のデュー
ティ・サイクルを100%以下に減少することにより、
制御することができる。
た効果を示す最終的に得られる全体的な印刷露光曲線で
ある。行集積は、曲線630を生ずる。PWMは、ライ
ン624により単に示され、そして、ライン632は、
これら両方を加算することにより生ずる組み合わせを示
す。図5および図6の全体で注目されることは、水平軸
は2個の素子であり、重なりが生じていることである。
この重なりは、行集積素子をライン時間よりも短くオフ
にすることにより、および、PWMを行集積時間に比例
するように変更することにより、または、光源のデュー
ティ・サイクルを100%以下に減少することにより、
制御することができる。
【0040】この方式は、全体的に、柔軟性を有してい
る。用いられるトナーに応じて、濃度階調のさらに少数
個のレベルまたはさらに多数個のレベルを与えるため
に、SLM制御装置は、PWMと行集積の方式を調整す
ることができる。もしSLMが使い尽くすことが始まる
ならば、PWMを実行する装置のラインは欠陥のない異
なるラインに移動することができる、または、欠陥補正
ラインの数は減少することができる。さらに、データ速
度は低いままであり、したがって、市販されている処理
装置は、必要なデータ処理を実行することができる。こ
のことにより、人間の目が認知できるよりもさらに多数
の濃度階調を得る可能性がある。
る。用いられるトナーに応じて、濃度階調のさらに少数
個のレベルまたはさらに多数個のレベルを与えるため
に、SLM制御装置は、PWMと行集積の方式を調整す
ることができる。もしSLMが使い尽くすことが始まる
ならば、PWMを実行する装置のラインは欠陥のない異
なるラインに移動することができる、または、欠陥補正
ラインの数は減少することができる。さらに、データ速
度は低いままであり、したがって、市販されている処理
装置は、必要なデータ処理を実行することができる。こ
のことにより、人間の目が認知できるよりもさらに多数
の濃度階調を得る可能性がある。
【0041】前記において、濃度階調印刷の特定の実施
例が説明されたけれども、本発明の範囲が、このような
特定の実施例に限定されることを意味するものではない
ことを断っておく。
例が説明されたけれども、本発明の範囲が、このような
特定の実施例に限定されることを意味するものではない
ことを断っておく。
【0042】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)(イ) 空間光変調器の領域内の行の中でパルス
幅変調を実行する段階と、(ロ) パルス幅変調を実行
する前記行を含まない空間光変調器の少なくとも1つの
領域内で行集積を実行する段階と、を有し、かつ、印刷
された画像に対し、前記行集積が濃度階調レベルの整数
部分を決定し、かつ、前記パルス幅変調が前記濃度階調
レベルの分数部分を決定する、濃度階調印刷の方法。
る。 (1)(イ) 空間光変調器の領域内の行の中でパルス
幅変調を実行する段階と、(ロ) パルス幅変調を実行
する前記行を含まない空間光変調器の少なくとも1つの
領域内で行集積を実行する段階と、を有し、かつ、印刷
された画像に対し、前記行集積が濃度階調レベルの整数
部分を決定し、かつ、前記パルス幅変調が前記濃度階調
レベルの分数部分を決定する、濃度階調印刷の方法。
【0043】(2) 第1項記載の方法において、前記
パルス幅変調領域および前記行集積領域以外の前記変調
器の別の領域の中の前記印刷された画像に対し補正を実
行する段階をさらに有する、前記方法。 (3) 第1項記載の方法において、前記パルス幅変調
が2進パルス幅変調である、前記方法。 (4) 第1項記載の方法において、前記パルス幅変調
が対称的パルス幅変調である、前記方法。 (5)(イ) ライン時間間隔の中心に関して対称的で
ある予め定められた時間間隔に対応するデータで空間光
変調器の行の中の素子のおのおのをロードする段階と、
(ロ) 前記中心に関して対称的である種々の時間間隔
で装置をリセットする段階と、を有する濃度階調のため
のパルス幅変調の方法。 (6) 第5項記載の方法において、前記空間光変調器
がディジタル・マイクロ・ミラー装置である、前記方
法。
パルス幅変調領域および前記行集積領域以外の前記変調
器の別の領域の中の前記印刷された画像に対し補正を実
行する段階をさらに有する、前記方法。 (3) 第1項記載の方法において、前記パルス幅変調
が2進パルス幅変調である、前記方法。 (4) 第1項記載の方法において、前記パルス幅変調
が対称的パルス幅変調である、前記方法。 (5)(イ) ライン時間間隔の中心に関して対称的で
ある予め定められた時間間隔に対応するデータで空間光
変調器の行の中の素子のおのおのをロードする段階と、
(ロ) 前記中心に関して対称的である種々の時間間隔
で装置をリセットする段階と、を有する濃度階調のため
のパルス幅変調の方法。 (6) 第5項記載の方法において、前記空間光変調器
がディジタル・マイクロ・ミラー装置である、前記方
法。
【0044】(7) 行集積とパルス幅変調とを組み合
わせた濃度階調印刷のための方法が開示される。空間光
変調器102は、与えられたライン時間内にPWMを実
行するために指定された1つのライン104を有する。
変調器の他の領域106は、印刷画像に行集積を実行す
るために指定された複数個のラインを有し、それによ
り、多数個の濃度階調レベルが可能になる。照射曲線お
よび印刷画像の中の欠陥を補正するために、付加的領域
108を指定することができる。
わせた濃度階調印刷のための方法が開示される。空間光
変調器102は、与えられたライン時間内にPWMを実
行するために指定された1つのライン104を有する。
変調器の他の領域106は、印刷画像に行集積を実行す
るために指定された複数個のラインを有し、それによ
り、多数個の濃度階調レベルが可能になる。照射曲線お
よび印刷画像の中の欠陥を補正するために、付加的領域
108を指定することができる。
【図1】行集積と補正された行集積領域とを有する、2
進空間光変調器の表面上のパルス幅変調の行のブロック
線図。
進空間光変調器の表面上のパルス幅変調の行のブロック
線図。
【図2】素子の複数個のラインの中の装置の表面上のデ
ータの移動を示す図であって、a〜eは移動の順次の状
態を示す図。
ータの移動を示す図であって、a〜eは移動の順次の状
態を示す図。
【図3】データ・ロードとリセット・シーケンスとのタ
イミング図。
イミング図。
【図4】露光時間のバー・グラフ。
【図5】2進パルス幅変調から得られる露光曲線の図で
あって、a〜cは異なる露光曲線の図。
あって、a〜cは異なる露光曲線の図。
【図6】対称的パルス幅変調から得られる露光曲線の図
であって、a〜bは異なる露光曲線の図。
であって、a〜bは異なる露光曲線の図。
102 空間光変調器 104 PWMライン 106 行集積領域 108 補正行集積領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 9191−5L G06F 15/68 310 J (72)発明者 ウィリアム イー.ネルソン アメリカ合衆国テキサス州ダラス,アバロ ン アベニュー 6745
Claims (1)
- 【請求項1】(イ) 空間光変調器の領域内の行の中で
パルス幅変調を実行する段階と、 (ロ) パルス幅変調を実行する前記行を含まない空間
光変調器の少なくとも1つの領域内で行集積を実行する
段階と、を有し、かつ、印刷された画像に対し、前記行
集積が濃度階調レベルの整数部分を決定し、かつ、前記
パルス幅変調が前記濃度階調レベルの分数部分を決定す
る、 濃度階調印刷の方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |