JP3958809B2 - グレースケールイメージプリント方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は概して、空間光変調器(SLM)を有する電子写真印刷に関するもので、特に、時間積分値を表わすと共に、スライドウィンドウメモリを有するSLMに供給するために選択されたデータを有するグレースケール(grayscale−無彩色)イメージを発生するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
空間光変調器(“SLM”)技術には多くの利用分野が知られており、重要分野の1つとしては、電子写真印刷である。一般に、このSLMは、光放射、光伝送または光反射エレメントのアレイであり、通常個々のエレメントが、電子信号によってアドレス可能(adressable)となっている。多くのSLMはバイナリ動作するもので、ON状態またはOFF状態に、これらエレメントを切換えるアドレススキームを有しており、これによって、イメージを形成する。
【0003】
このSLMの1つのタイプとして、ディジタルマイクロ・ミラーデバイス(DMD)が存在し、このデバイスは、変形可能なミラーデバイスとも称されている。このDMDには、数百または数千の微少な傾斜ミラーからなるアレイが設けられている。これらミラーを傾斜できるようにするために、各ミラーを、支持ポスト上に装着された1個またはそれ以上のヒンジに取付ける。これらヒンジを、下層のアドレス回路網上のエアーギャップによって離間させている。このアドレス回路によって静電力が与えられ、この静電力によって、各ミラーが選択的に傾斜する。また、プリント(印刷)技術の応用例では、DMDを露光データでアドレッシング(選択的駆動)して、このデータに従って、各ミラーからプリンタドラムに対して、光を選択的に反射させたり、または反射させないようにしている。
【0004】
現在の電子写真プリンタ技術では、有機光導電性(“OPC”)ドラムを利用している。使用する光導電体のタイプに依存して、このドラムを帯電または放電させることによってトナーを吸引しており、光をこのドラムに反射させることによってこの帯電または放電を完了させている。アレイ毎にドラムを露光することによって1頁をプリントしている。このドラムを、処理方向として知られている方向に回転させ、データの重なったアレイをこのドラム上で重畳させることによって、ドラム上に帯電(または放電)を蓄積させる。これは、数回の露光を積分することによって行われる。従ってこの帯電を時間的に蓄積する。次にこのトナーを用紙に転写する。
【0005】
米国特許第5,041,851号“空間光変調器プリンタおよび作動方法”には、OPCドラムを露光する空間光変調器の利用が記載されている。この特許を、本明細書で援用する。
【0006】
理想的には、ドラムの任意の点に粘着(密着)するトナーの量は、この点の帯電(または放電)のレベルの関数である。この理想的な場合には、グレースケール(無彩色)印刷(グレーの多くのシェード(明暗或いは濃淡)を発生すること)が、各ポイントの帯電または放電を単に調整することによって実行でき、これによって、各ポイントのトナーの量を制御して、これによって所望のグレースケールをプリントする。しかしながら、このようなアプローチ方法では、限られた数のグレーのシェードのみが得られるだけである。
【0007】
高い解像度のイメージングに必要な種類のグレースケールは、人間の目の能力による利益を採用して、領域全体を積分することによって発生される。例えば、中間レベルのグレーより明るい、および暗い小さなドットを、互いに隣接してプリントした場合に、中間レベルグレードットを知覚するようになる。また、例えば、1/600インチ平方の2つの明るいグレードットおよび1/600インチ平方の2つの暗いグレードットを、正方形中にプリントした場合に、人間の目は、これら4つのドットを積分して1/300インチ平方の中間グレードットを知覚するようになる。
【0008】
グレースケールデータを発生するように補助するに当り、SLMを少なくとも2つの方法で変調することができる。即ち、強度変調および空間変調方法である。これら変調技術を組合せることもできる。これら変調技術は、TI社へ譲渡され、且つ本明細書に援用されている。即ち、米国特許出願第08/038,398号“ディジタルマイクロミラープリンタ用のプロセスおよびアーキテクチュア”である。露光すべき各イメージ(像)に対して、このSLMによって、一連のマイクロイメージを発生し、これらによって、露光動作期間及び露光領域をピクセル毎に変えることが可能となる。
【0009】
これら強度変調および空間変調の両者において、このSLMをアドレッシングする(選択的に駆動する)必要があるので、その結果、このSLMによって、各ピクセルを適当な時間(at appropriate times)露光する。このSLMを基本的に採用したプリントシステムの最終目的は、このアドレッシング(選択的駆動)を、最小限の処理およびメモリの最小限の要求の下で実現することである。
【0010】
【発明の概要】
本発明は、SLMに基いたプリントシステムを有するグレースケールプリント用時間積分に関するものである。このSLMへ供給されるデータをストアする“スライディングウィンドウ”アプローチを利用し、このSLMは、マイクロイメージを発生することが可能な形態のデータを受信するようになる。しかし乍ら、多数のマイクロイメージ用のデータを一度にストアする代りに、露光値の単一アレイを操作する。
【0011】
特に、複数のグレーのシェード(影)を有するイメージをプリントする方法が提供され、この方法では、露光値が、SLMアレイのサイズと等しいスライディングウィンドウメモリ中にストアされる。露光値は、このイメージのピクセルに相当するが、このスライディングウィンドウメモリ(およびこのSLMアレイ)は、印刷すべきイメージの総合計ライン数の部分集合(subset)である。これら露光値の現在状況(current state)に基いて、SLMは、マイクロイメージを、回転している導電性ドラム上に発生させる。次に、このスライディングウィンドウメモリ内の露光値がディクレメントされる。また、これら露光値の各行が、このスライディングウィンドウメモリの先行する行にアドレスの再設定をされると共に、プリントすべきイメージの次のライン用の露光値の行を、このスライディングウィンドウメモリの最後の行に再度アドレス設定する。このアドレスの再設定は、ポインタで実行されるので、実際のメモリのコピー動作を必要としなくなる。これらステップを、以下の状態まで繰返し行なう。即ち、イメージのすべてのラインに対す露光値を利用して、それらの対応するマイクロイメージが発生されるまで繰返し行われる。
【0012】
一実施例によれば、これら露光値の各々は、ピクセルの領域が露光されるべき回数を表わす。また、他の実施例によれば、これら露光値は、光強度の単位で表わされる露光レベルを表わす。
【0013】
本発明の他の態様としては、グレースケールイメージをプリントするプリンタである。このプリンタは、スライディングウィンドウアレイをストアするように動作可能なメモリを有し、このスライディングウィンドウアレイは、複数の行を有すると共に、プリントすべきラインに対する露光情報を有する。また、このプリンタは、光源およびSLMを具備している。回転型光導電性ドラムによって、個々のエレメントによって反射された光を受光し、露光情報に基いて、マイクロイメージが発生されるようになる。プロセッサが、メモリ、光源、空間光変調器、およびドラムに接続されこれらを制御する。このプロセッサを作動させることによって、この露光情報をディクレメントし、このアレイの各行を露光情報の次の行にアドレスの再設定をし、ならびにこのアドレスの最後の行を、プリントすべきイメージの次のラインに対する露光値にアドレスの再設定をすることが可能となる。
【0014】
本発明の技術的利点としては、グレースケールイメージを、低コストで且つ複雑化しないでプリントできることである。特に、プリントすべきラインの露光情報をストアするスライディングウィンドウメモリを利用することによって、メモリスペースを余り必要としないと共に、複雑な処理を余り必要としない効果があり、この結果として、システムのコストを大幅に低減できるようになる。
【0015】
【実施例】
一例として、以下に記載は、空間光変調器(SLM)がディジタルマイクロミラーデバイス(DMD)であるプリンタシステムに関連するものである。しかし乍ら、同じ概念を、他のタイプのピクセルアレイイメージングデバイスを利用したプリンタシステムに適用できるものである。
DMDアレイの代りに、液晶素子のアレイを有するプリンタを利用することも可能である。一般に、DMDの場合には、このイメージ(像)がミラーエレメントによって発生されるが、ピクセルアレイデバイスでは“ピクセル”または“エレメント”の用語をしばしば利用することがある。通常、アレイのピクセルは、イメージのピクセルと一対一対応していると共に、以下の説明では、このことがこのようなケースとならない場合の説明である。
【0016】
図1は、DMD12およびメモリ13を有する、本発明によるプリンタ露光ユニット10を表わす。このDMD12の個々の反射エレメントを、“ミラー”または“ミラーエレメント”と称するものとする。
【0017】
DMD12に好適なこれらミラーの種々のタイプのものが、米国特許第4,662,746号“空間光変調器および方法”;米国特許第4,956,619号“空間光変調器”;米国特許第5,061,049号“空間光変調器および方法”;米国特許第5,038,857号“マルチレベル変形可能なミラーデバイス”;および米国特許出願第08/171,303号“マルチレベルディジタルマイクロミラーデバイス”に記載されている。これらの特許の各々は、TI社に譲渡されていると共に、本明細書に援用されている。
【0018】
図1の例では、DMD12のミラーエレメントは、垂直方向に整列されている。しかし乍ら、他の実施例では、このDMD12の各行を互い違いにすることが可能で、個々のミラーエレメントを、行毎にオフセット配置する。これら行をオフセットすることによって、クロスプロセス(cross−process)方向における空間変調に利益が得られる。この利益については、米国特許出願第08/100,892号“クロスプロセス方向における空間変調用装置および方法”に記載されており、同様にTI社へ譲渡されていると共に、本明細書に援用されている。
【0019】
簡単な例として、このDMD12は、ミラーエレメントを4行のみで、各行当り16個のミラーを有している。しかし乍ら、実際の応用例では、DMD12は、更に多くの行および列を有するものである。代表的なDMD12は、1000個またはそれ以上のミラーエレメントを各行毎に有している。光源14からの光を、各ミラーエレメントのONまたはOFF状態に従って、OPCドラム16上に反射させる。この状態は、露光データメモリ13から供給されたデータによって決定される。以下で説明するように、メモリ13は、1ライン期間中、アドレス処理すべき各ミラーに対して、1ビットのデータを送給する。
【0020】
イメージ(像)は、光学ユニット18によって反射されると共に焦点合せされる。図1で示すように、DMD12からの光が、OPCドラム16上に入射する。これに伴って、各ミラーによってこのイメージ上の1ピクセルに対して光が与えられる。これらピクセルの1ラインのみを説明のために図示しているが、多くのラインを、DMD12によって同時に照射することは明らかである。各ピクセルが露光されるか否かによって、トナーの吸引に対して、帯電(チャージ)されるか、または放電(ディスチャージ)されるようになる。これらピクセルの2つの代表的なサイズは、1/300インチ平方および1/600インチ平方となっており、勿論、他のサイズも本発明の技術的範囲である。次に、このドラム16が印刷すべき用紙上で回転すると共に、トナーがこのドラム16から用紙上に転写され且つ融着され、これらピクセルのラインによってこの用紙上に1ラインが印刷(プリント)されるようになる。
【0021】
ドラム16が回転しているので、DMD12上のミラーの異なった行からドラム16上のピクセルの1ラインに異なった時間に(at diffirent times)光が入るようになる。露光時間の所望の量は、光源14をパルス状に作動させるか、この光源14をON状態にして、ミラーを適当な時間(at the appropriate times)だけON/OFFスイッチング作動させることによって実現できるようになる。一例によれば、これらミラーのONまたはOFF状態、または光源14の振幅を、ドラムの動きの各ラインに対して、1回更新する(各ライン期間)。しかし乍ら、本発明の技術的思想を逸脱することなく、多くの他の更新スピードを利用できる。
【0022】
図1に示すように、ピクセル20を、ドラム16の回転中に、4つの異なる時間間隔で4つのミラー22〜28の列によって露光する。これら時間間隔の各々は、“ライン期間”である。同様に、ピクセル46をミラー38〜44で露光する。これらピクセルの第2行であるピクセル21を、ミラー22〜28で露光するが、ピクセル20より1ライン期間遅い。従って、ドラム16の各ピクセルを、4つの連続したライン期間中に、DMD12の同一行中の4つの異なったミラーに供給されるデータに従って露光する。
【0023】
本明細書で援用した米国特許出願第08/038,398号“ディジタルマイクロミラープリンタ用のプロセスおよびアーキテクチュア”には、グレースケールを発生する方法が開示されているが、本発明によるスライディングウィンドウを採用して実行していない。イメージ上の1ピクセルにグレーの特定のシェード(影)を発生する方法には以下のステップが包含されている。最初に、光が、このピクセル(これを、更に小さな“フェーズ(phases)”に分割することもできる)上に反射させると共に、時間的積分によって蓄積される。この光によって、このドラムのピクセルを放電(または帯電)させると共に、3次元電圧プロフィールを形成する。この光の露光とこの電圧との関係は、非線形であり、この非線形曲線を、“光誘導放電曲線(Photo−Induced Discharge Curve:“PIDC”)と呼んでいる。生成された電位を、このドラムに印加すると共に、トナー粒子が接触(付着)するようになる。このピクセルに付着されるトナーの量は、この電圧に対して非線形の関係となる。次に、このトナーに熱を加えて用紙に融着させる。融着されたトナーの量によってこのグレースケールを決定する。
【0024】
このドラム上の露光および最終グレースケールとの関係は、必ずしも線形ではなく、実験的またはモデリングによって決定することができる。この関係は、ルックアップテーブルとして表わすことができ、このテーブルによって、グレースケールを各フェーズで必要な光の露光に関連させている。以下の説明においては、用語“グレースケール”とは、ピクセル上の累積的な光の露光を意味する場合に用いられ、これは実際に知覚されたグレースケールに言及するものではない。前述した非線形関係のために、2つの異なった露光プロフィールによって、同じように知覚されたグレースケールが得られ、また、この代りに、同じ累積的な露光を有する2つの異なったプロフィールによって、異なった知覚のグレースケールが得られる。
【0025】
ここで、図1に示したミラーは、例示的なもので、他の形態のミラーを、同様に利用できることは明らかである。特に、図1に示したミラーは正方形であり、これらは、同型のDMD(isomorphic(イソモルフィック)DMDs)と称されている。また、歪像型DMD(anamorphic(アナモルフィック)DMDs)を利用することもできる。例えば、アレイ中に示したこれらミラーの半分の高さを有する矩形DMDを利用できる。更にまた、光学ユニット18を用いて、これら同型ミラーを効果的に歪像型ミラーにすることも、またこの逆も可能である。
【0026】
図2は、一組のグレースケール値を表わし、これらはプリントすべきイメージを表わしてる。Line0からLineL−1として指定された多数のラインをプリントする。これら値の各行は、1ラインに相当すると共に、このライン上の各ピクセルに対するグレースケールデータを含んでいる。図示した例では、各ラインにはn個のピクセルが包含されている。例えば、図2のアレイの第1行“Line0”には、ピクセルPO,OからPO,n−1に対するデータが包含されている。以下説明するように、これらのグレースケール値をメモリ13中にストアすると共に、DMD12へ供給するマイクロイメージデータ用の基礎(basis)として利用する。これらマイクロイメージを、時間的に積分して、所望のグレースケールイメージを得ている。
【0027】
単一光強度で行の積分
図3は、DMD12の同一列中のミラーエレメントからの光によってイメージの各ピクセルを順次露光する方法を表わす。例えば、最初に、これらピクセルの1ラインをミラーエレメントの第1行で露光し、次に第2行で露光し、更に、これらミラーエレメントの2つの連続した行から露光するようにする。このことによって、特定のピクセル上の露光を累積でき、この結果として、異なったグレースケールのプリント作業が実行できる。
【0028】
この説明の例によれば、各ピクセルは4つのミラーで露光される。特に、イメージLine0上の特定のピクセルが、最初に、ミラーM3によって露光され、次に、ミラーM2により露光され、更に、次にミラーM1およびM0と順次露光される。これら露光動作は、時間t=0からt=3の各々で実行される。実際には、これら露光は、同一場所で行われるが、図3の図で絵図的に表現するために、これら露光が水平方向に広がって行われる。ミラーM0〜M3を、例えば図1のミラー22,24,26,28のように、DMD12の4個のミラーのいずれかの列となる。
【0029】
各々の新しい露光期間の開始時において、このDMD12は、新しいデータの組でアドレッシング(選択的駆動)される。各ミラーに供給されたデータは、このデータがそれの露光期間中にONまたはOFFであるべきかを表わすようにバイナリ(二進数)表示となっている。選択駆動さるべきDMDのすべてのミラーに対するバイナリデータ(即ち、0または1値)を、以下“マイクロイメージ”データと称する。図3の例では、4つのマイクロイメージM0〜M3が重畳されて、最終イメージを表わしている。
【0030】
図3では、1つのピクセル(Line0)のみを完全に露光させるのを表わしているが、他のすべてのピクセルを同じ方法で露光させる。同じ列のピクセルを同じミラーエレメントで露光するが、それぞれ異なるマイクロイメージ値で露光する。また、異なった列のピクセルを、異なったミラーエレメントで露光する。
【0031】
これらマイクロイメージを、ドラム16上のピクセルによって表わされた“ページ”を下方向に移動させ乍ら可視できる。図示の例では、DMD12によって、ページを1ラインだけ1度に移動させる。それぞれの新しい位置において、DMD12は新しいデータを受信すると共に、新しいマイクロイメージを発生する。これら各新しい位置において、このイメージの予め露光されたラインのすべて、しかし、上部の1ラインは、新しいマイクロイメージの一部分である。また、このイメージの新しいラインは、新しいマイクロイメージの一部分でもある。
【0032】
本発明によれば、メモリ13からのデータの検索が行われ、これによって、マイクロイメージをDMD12に供給する。このメモリ13は、ポインタを利用して、スライディングウィンドウをシュミレートし、これには、任意の所定の時間において、グレースケールデータが包含されており、このデータから最新のマイクロイメージが取出される。これらポインタを再度指定することによって、このスライディングウィンドウによってページを摺動する。このスライディングウィンドウの各々の新しい位置において、各ピクセルのグレースケール値を更新する。
【0033】
図4は、行積分システム用のスライディングウィンドウアレイを表わす。このアレイをメモリ13中にストアする。図4に示すように、このスライディングウィンドウアレイには、ROWO〜ROWR−1で指定されたR個の行が設けられている。このアレイには、露光すべき各ピクセルに対する露光値が含まれている。このスライディングウィンドウの行の数は、DMD12によって発生したマイクロイメージの行の数に相当する。
【0034】
図5は、図4のスライディングウィンドウアレイ中の露光値を得るためのルックアップテーブル(参照用テーブル)を図示している。このルックアップテーブルによって、所望のグレースケールが、スライディングウィンドウアレイ中にストアされる露光値にマッピングされる。各露光値は、ピクセルが受ける露光の回数である。従って、スライディングウィンドウアレイの行の数は、このルックアップテーブルの露光の最大回数と同じだけ大きなものである必要がある。例えば、図5のルックアップテーブルは、この最大露光回数のように9であり、この結果として、少なくとも9個のスライディングウィンドウアレイの行が必要となる。
【0035】
動作において、このスライディングウィンドウアレイを、すべてゼロで初期化する。次に、イメージの最初のライン用の露光値を、アレイの最後の行としてアドレス設定する。この例では、このアレイの行がポインタで識別されるので、1つの場所から他の場所へのデータの実際のコピー動作は必要とならない。勿論、本発明は、データをメモリ中の適当な位置へ書込むようにコピー動作させて実行することもできる。
【0036】
図6は、図4の露光値から、マイクロイメージデータをどのように得るかを表わしている。第1のマイクロイメージに対して、DMD12のミラーのすべてのミラーの内、DMD12の最後の行の適当なミラーを除いて、すべてOFFとなる。この最後の行によって、第1露光期間中に、イメージの第1ラインを露光する。DMD ROWR−1のミラーは、スライディングウィンドウアレイのROWR−1における情報に依存して、ONまたはOFFとなる。図示のように、ミラーに対する露光値が≧1の場合には、このミラーはONとなる。また露光値が0の場合には、このミラーはOFFとなる。
【0037】
図7は、図4のスライディングウィンドウアレイの、第1回の露光後を表わす。ROWR−1の露光値はディクレメントされており、これによって、第1回の露光動作を反映している。このROWR−1を“ROWR−2”としてアドレスの再設定をする。更にまた、露光値の新しい行を、このイメージの第2ライン用にROWR−1としてアドレス設定する。これは図2のLine 1である。
【0038】
スライディングウィンドウ値からマイクロイメージを得るプロセスと、次に、このスライディングウィンドウの更新は、図2からすべての露光値を利用してマイクロイメージを発生するまで続行され、更に、プリントすべきページを発生する。
【0039】
スライディングウィンドウアレイに対する汎用のアプローチ
図8は、本発明による露光値のスライディングウィンドウアレイを用いるための一般的なプロセスを表わすフローチャートである。このプロセスには、前述した図3〜図7に関連した行の積分ならびに、後述するグレースケールプリント作業の他のタイプのものが記載されている。
【0040】
まず、ステップ80は、スライディングウィンドウアレイを0で初期化するものである。ステップ82では、このスライディングウィンドウアレイを第1マイクロイメージに対してアドレス設定する。換言すれば、第1露光期間中(これは、時間t=0で開始する)、行ROWR−1を露光値でロードする。このスライディングウィンドウアレイの他のすべての行は、ゼロで初期化したままである。
【0041】
ステップ84において、このスライディングウィンドウアレイ中の露光値に基いて、マイクロイメージを発生する。このマイクロイメージを発生した後(これには、マイクロイメージデータをDMD12にロードすることおよびドラム16をステップ86で露光することが包含されており)、このスライディングウィンドウアレイをディクレメントする。このディクレメント動作には、スライディングウィンドウアレイ中の各露光値から1単位減算することによって実現され、この露光値は、すでに露光したピクセルに相当する。
【0042】
このスライディングウィンドウアレイをディクレメントした後で、露光値をこのスライディングウィンドウにアドレス再設定をするので、その結果として、このスライディングウィンドウは、ドラム16の新しい位置に相当するようになる。この結果として、このプロセスはステップ82に戻ってくる。これら露光値の行は、アレイの先行する行に対するアドレスを受信するようになる。これは、各行が次の行から露光値を受信するように行われる。これは、式ROWK=ROWK+1として表わされる。現在、0にまでディクレメントされているべき露光値の頂部行がこのスライディングウィンドウから落下するようになる。プリントすべき次のラインに対する露光値の新しい行を、スライディングアレイの最後の行としてアドレスする。この結果、ROWR−1=Linetとなる。この処理は、イメージのすべてのラインが露光されてしまうまで、継続される。
【0043】
多輝度システム
図9は、グレースケールプリント作業への多輝度または多光強度(multiple intensity approach)アプローチを表わす。図3と同様に、図9は、OPCドラムの1列における数個のピクセルの露光を表わす。図面を理解しやすくするために、これら露光を水平方向に拡散させているが、実際には、重畳させている。図9に示したアプローチでは、図1の光源の輝度または光強度を、それぞれ異なった輝度値にして循環させている。特に、図9の表示には、4つの異なった強度I1,I2,I4,I8が図示されており、ここで、第2の輝度を第1の輝度の2倍第3の輝度を第2の輝度の2倍および第4の輝度を第3の輝度の2倍としている。ここで、特定の輝度は、例示の目的だけであり、他の輝度も同様に利用できる。これら4つの輝度レベルと共に、4つのミラーを用いて各ピクセルを露光して、16個のグレースケールレベル(0から15まで、ここで8+4+2+1=15)が利用可能となる。
【0044】
図10は、図9のマルチプル輝度アプローチ用のスライディングウィンドウアレイを表わす。このスライディングウィンドウアレイの各行には、この行上の各ピクセルに対する各輝度用の露光データが含まれている。従って、各行は、それ自身、p個の列を有する二次元アレイであり、ここで“p”は、行のピクセルの個数であり、また、i個の行を有し、ここで“i”は、このシステムで利用できる異なった輝度レベルの数である。
【0045】
各輝度に対する露光データは、各ピクセルが特定の輝度レベルで受信すべき露光の回数に相当する。この情報が、図11で表わされたようなルックアップテーブルから受信される。図11のルックアップテーブルによって、図2のデータから所望のグレースケールを、各輝度レベルにおいて必要となる露光の回数にマッピングされる。例えば、図10のスライディングウィンドウアレイは、グレースケールレベル2を有するROWR−1のピクセルP0と、グレースケールレベル31を有するピクセルP1と、グレースケールレベル63を有するピクセルPP−1とを表わしている。
【0046】
図8に関連して前述したように、各露光期間に対して、マイクロイメージが、図10のスライディングウィンドウアレイに基いて発生され、これに続いて、このスライディングウィンドウアレイをディクレメントすると共にスライディングする。この多輝度アプローチにおいて、このディクレメント動作は、ゼロより大きな値を有する各ピクセルの適切な輝度に対する露光値から1を差引くことによって実現できる。図10の例では、輝度I1における第1回目の露光の後で、ROWR−1のピクセルP0のI1データ値をディクレメントしない。その理由は、この値がゼロであるからである。同じ行のピクセルP1に対して、I1データ値を、3から2までディクレメントすると共に、ピクセルPP−1に対して、データ値I1を5から4までディクレメントする。
【0047】
パルスの位置決め
図12は、グレースケールプリント作業用のパルス位置決めアプローチ(pulse position approach)を表わす。図3および図9と同様に、図12は、ドラム16上の数本のラインのピクセルの列と、DMD12の列のミラーとの間の関連性を表わす。パルスの位置決めは、これらミラーの各々からの光がドラムの何処へ入射するかをコントロールするために利用される。
【0048】
図12の例において、他のマイクロイメージ毎の“ON”時間を、1/4ピクセル高さで遅延させるか、または進ませる。ラインLおよびラインL+1をオーバーラップするミラーを、ラインLに寄与するように計数する。従って、ライン0上のピクセルを、時間t=0に、位相P1で輝度I1でミラーM3によって露光し、時間t=1に、位相P2で輝度I2で露光する等を実行する。
【0049】
従って、特定のピクセルに2つの位相を有している。これら位相は、光をOPCドラム上に反射させる時を制御することによって形成できるようになる。このような制御は、光源を所望の時間にパルス的に作動させることによって実現するか、または、ミラーを利用して、適当な時間だけ光をドラムにスイッチングすることによって実現する。このドラムは、常時回転しているので、何時に光を反射させるかの制御によって、何処の位置に、この光を論理ピクセル上に入射させるかを制御する。従って、このような技術をパルスの位置決めと称する。
【0050】
必要なことではないが、このパルスの位置決めを光の輝度を変化と組合わせることもできる。この光の輝度を変化させることによって、より多くの異なった露光プロフィールが生成できる。従って、このことによってプリントすべきより多くグレースケールが得られるようになる。
【0051】
図13は、マルチフェイズ(位相)および輝度を利用したシステム用のスライディングウィンドウアレイを表わす。このスライディングウィンドウアレイの各行には、ピクセルの各フェイズ(位相)用の輝度データが含まれている。従って、2つの位相を有するピクセルに対して、および2つの輝度を利用したピクセルに対して、このアレイの各エレメントは、4つの露光値を有するようになる。これら4つの値は、第1および第2輝度レベルにおける所定のピクセルの第1位相に対して必要な露光回数であり、且つ、第1および第2輝度レベルにおけるこのピクセルの第2位相に必要な露光回数である。
【0052】
図14は、ルックアップテーブルを表わし、このテーブルを利用して、図2のグレースケールを図13のスライディングウィンドウアレイにマッピングする。図14に示したように、所望のグレースケールが、各々の輝度で各位相に対して多数の露光にマッピングされる。1ラインの高さとなる露光が得られるようなミラーと共に、DMD行の数がスライディングウィンドウアレイ行の数と等しくなる。この数は、ルックアップテーブル中の露光の最大数に輝度の数を掛算した数に等しくなる。
【0053】
図12,13,14に示した輝度レベルの数および位相の数は単に例示しただけであり、それ以上、またはそれ以下の輝度および位相を、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で利用できる。
【0054】
図15は、マルチ輝度およびマルチ位相の他の例である。図15で表わされるように、歪像型ミラー(または光学系)を利用して、光が正方形でない領域に露光される。図15の例では、これら領域は、矩形であり、4つの位相が、各ピクセルに相当している。図15に示すように、歪像型の光学系によって、2つの位相が、2つのミラーによって、同時に独立して露光される。従って、各マイクロミラーに対して、スライディングウィンドウアレイ中の2つの位相に対するデータがディクレメントされる。
【0055】
図15のグレースケール方法によって、図13に示したのと同様のスライディングウィンドウアレイを利用するが、各ピクセルが2つの位相および2つの輝度用のデータより、むしろ、4つの位相および2つの輝度用のデータを有することを例外としている。図16は、所望のグレースケールレベルを、図2のアレイからスライディングウィンドウアレイへマッピングするために利用できるルックアップテーブルを表わす。
【0056】
図15に示す例では、歪像型光学系、マルチ輝度およびオーバーラップ位相で行われる、他の多くの組合せも可能である。例えば、歪像型光学系を、オーバーラップ位相を用いず、代りに、マルチ輝度を用いて利用することも可能である。この歪像型光学系によって、ピクセル当り2つのミラーが得られると共に、2つの輝度を利用するような状況の下では、このスライディングウィンドウアレイは、図13に示したアレイと同一のように見える。
【0057】
パルス持続期間
他のグレースケールプリント方法としては、パルス(持続)期間変調(PDM)が既知である。このパルス期間変調によって、パルスの持続期間を、光またはミラーを、以下のようにスイッチングして制御する。即ち、露光レベルを、光がOPCドラムに入射する時間期間を制御することによって行なっている。
【0058】
図17は、パルス期間変調用のスライディングウィンドウアレイを表わす。図17の例は、3種類のパルス期間を有し、各期間は、それぞれ異なった遅れを有する。ミラーとページ上のラインとの関係をグラフィク表示したものは、図9に示したものと類似しており、単に、輝度変調がパルス幅変調に置換えられている。
【0059】
図18は、図2のアレイからのグレースケールデータを図17のスライディングウィンドウアレイにマッピングするために使用されるルックアップテーブルを表わす。図17に示すように、ROWR−1のピクセルP0は、15のグレースケールに相当し、ピクセルP1は30のグレースケールに相当し、ピクセルPp−1は、31のグレースケールに相当する同型システムに対しては、例示的な持続期間は、D1,D2,D3に対して、それぞれ2.5%、5%および10%である。これらパーセント接続期間は、ライン期間のパーセントで表わされるのに対して、ライン期間は、1行分だけ回転させるためのピクセルの1行に対する時間量である。
【0060】
パルス期間変調を用いて、短かい接続期間パルスを遅延させたり、露光の各領域の中心部を整列することが或る応用においては好ましい。このことは、ピクセルが露光中にドラム16が回転することから事実であり、従って、各露光領域の中心は、その持続時間に依存するようになる。
【0061】
パルス期間変調は、同型システムおよび歪像型システムに利用できる。図19は、図2のアレイからグレースケールデータを、パルス期間変調を利用した歪像型システム(即ち、図15に類似したもの)用のスライディングウィンドウアレイに利用されるルックアップテーブルを表わす。フェーズP1およびP3は、列の2つの隣接したミラーによって形成され、フェーズP2およびP4は、その列の他の2つの隣接したミラーによって形成される。適当な持続時間が図19に表わされており、フェーズP1とP3に対しては25%であり、P2とP4に対しては12.5%である。更にまたフェーズP2とP4は、6.25%だけ遅延されて、それらの露光中心がP1とP3の露光中心に整列される。
【0062】
他のルックアップテーブル
前述したように、種々のルックアップテーブルによって、図2のアレイからのコントーン(contone)(=グレースケール)データを適当なスライディングウィンドウアレイにマッピングする。このスライディングウィンドウアレイに導入されたデータは、特定の輝度における特定のピクセルまたはフェーズに対する露光回数に相当する。しかし、このタイプの“露光回数”データ以外のデータを、これらルックアップテーブルおよびスライディングウィンドウアレイにも包含することができる。
【0063】
図20は、露光情報が、すべてのフェーズに対し、各輝度レベルに対する別個の数として表わす代りに、単一の数として表わされたルックアップテーブルを表わす。この単一の数は、各フェーズに対する最低の輝度の単位で表わされた所望の露光を表わす。例えば、或る基準の輝度レベルに対して1,2,4および8倍の、4つの輝度レベルを利用したシステムにおいて、15の所望の輝度レベルを、輝度レベル8において1回の露光で表わすことができ、輝度レベル4において1回の露光、輝度レベル2において1回の露光、ならびに輝度レベル1において1回の露光が、図11のように表わすことができる。しかし乍ら、図20のルックアップテーブルでは、15の露光輝度を、15の単一のデータポイントとして導入する。このことによって、スライディングウィンドウアレイ用に必要なメモリの量を減らすことができる。その理由は、これらの単一のデータポイントのみをアレイ中の各エレメントに対して導入するからである。
【0064】
このようなルックアップテーブルを利用した、一つのディクレメント手法は以下の通りである。先ず第1に、繰返しサイクルにおける輝度の合計を演算する。1から2へ、4へ、および8への輝度サイクルの例では、合計は15である。スライディングウィンドウアレイからの最新の所望の露光がこの合計値より大きい場合には、対応のミラーを、この最新の輝度レベルに対してONにセットすると共に、次に、このピクセル用のスライディングウィンドウアレイ入力を、この最新の輝度によってディクレメントする。この動作は、特定のピクセルの所望の露光が、繰返しサイクル中の輝度の合計より少なくなるまで継続される。一旦、このことが起ると、所望の露光のバイナリ表示が、最新の輝度と論理積演算されるようになる。この演算結果が“1”であれば、対応するミラーをONに切換え、更に、スライディングウィンドウ中の適当な入力をディクレメントする。
【0065】
コントロールシステム
図21は、プリンタ10をコントロールする回路のブロックダイヤグラムを示す。図21に示すように、プロセッサ100は、プリントすべきイメージを表わすデータを、データソース102から、直接またはメモリ104を介して、受信する。このデータソース102としては、例えばパソコン等のプリントすべきデータを出力できるあらゆるデバイスが利用できる。メモリ13を用いて、プリントすべきデータをストアすると共に、例えば後でプリントするためのプログラムされたデータのような他のデータをストアする。プロセッサ100には、その動作をコントロールするためのインストラクション(命令)が保持されている。このプロセッサ100を、メモリ13、光源14、DMD12およびOPCドラム、ならびにモータ16に接続する。また、このプロセッサ100を、プリンタ用紙処理器、ユーザI/Oおよび診断ブロック106に接続する。
【0066】
動作において、このプロセッサ100は、光源14とアレイ12とをコントロールすることによって、プリントすべきデータを処理する。例えば、プロセッサ100によって、特定のピクセルに対して書込む必要のあるグレースケールを決定すると共に、アレイ12の特定のミラーおよび光源14をコントロールしてこのピクセルにおける輝度を決定する。
【0067】
メモリ13には、上述したようなスライディングウィンドウアレイが設けられる。従って、プロセッサ100は、このスライディングウィンドウアレイに従って、DMDアレイ12と光源14とをコントロールする。各露光動作の後で、このプロセッサ100は、上述したように、メモリ13中のスライディングウィンドウアレイをディクレメントする。このような方法によって、メモリの要求が大幅に減少できる。特に、グレースケール情報を、3個のメモリブロックだけで保持することができる。第1メモリブロックには、図2のアレイで表わされたような、ページ上にプリントすべきコントーンデータが含まれる。このデータは、図21のブロック102から受信できる。第2メモリブロックには、前述したようなルックアップテーブルが含まれている。第3メモリブロックには、スライディングウィンドウアレイが含まれている。プロセッサ100によって、種々のインストラクションを実行して、メモリ13からこれらメモリブロックにアクセスして、図8のフローダイアグラムを実行する。
【0068】
欠陥の補償
本発明によれば、DMD12における欠陥を補償するための簡単な方法が提供される。3つのタイプの欠陥があり、これらは、ブラック欠陥(あるミラーがOFF位置で固着してしまう)、ホワイト欠陥(あるミラーがON位置で固着してしまう)、および不均一性の欠陥(あるミラーの露光が他に比べて多くなる)が存在している。
【0069】
ブラック欠陥は、欠陥を有するミラーが発生する場合に、ピクセルの露光値を、単にディクレメントしないことによって処理できる。この欠陥ミラーに対するマイクロイメージ値をoffにセットする。
【0070】
ホワイト欠陥は、一定のバックグランドを形成して、このホワイト欠陥を除去することによって処理できる。第1に、最大の露光を決定する。この最大露光は、ホワイト欠陥の大部分の数を有し、列中のホワイト欠陥から得られる。次に、この露光レベルを、バックグランド露光レベルとして利用し、このレベルをイメージの各ピクセルまたは、ピクセルフェーズに対する露光値に加算する。プリント処理中に、このバックグランド露光は、適当に発生させたスレッシュホールド値を選択することによって除去できる。このバックグランドの加算によって、ホワイトディフエクトの効果を、露光中に、予備減算(pre−subtraction)またはディクレメント処理によって減少させることができる。この予備減算の例として、このバックグランドレベルが8で、ピクセルが、20の所望の露光にマッピングされるグレースケール値を有する場合に、この露光は、20+8=28までインクレメントされる。1つ、またはそれ以上のホワイトディフエクトによって、輝度4を有するこのピクセルに影響が与えられる場合には、4を、この所望の露光から減算して、28−4=24の正味の露光が得られる。この正味の露光は、スライディングウィンドウアレイ中にストアされた値である。次に、上述したスライディングウィンドウ方法を、以下のように利用する。即ち、スライディングウィンドウアレイ中のピクセルの露光値を、この欠陥を有するミラーが存在する場合に、ディクレメントしない。また、予備減算の代りに、このスライディングウィンドウアレイ中のピクセルの露光値を、この欠陥を有するミラーが存在する場合に、“強制的に”ディクレメントする。
【0071】
また、ホワイト欠陥補償の他のアプローチは、本例では、“ホワイトバランス”と称しており、ここでは、余分なホワイト欠陥をDMD12の独立した領域中にシュミレーションして、ホワイト欠陥の効果を等化する。各列にn(b)個またはこれより少ない個数のブラック欠陥に対して、余分なn(b)個の行を用いて、喪失した露光を補償する。また、各列におけるn(w)個、またはそれ以下のホワイト欠陥に対して、余分なn(w)個の行を加算して、喪失した露光を補償する。また、余分なn(w)個の行を、ホワイトバランスに対して利用して、ホワイト欠陥の効果を等化する。ホワイト欠陥が存在するSLM12の各行に対して、ホワイトバランス領域の対応の行における、同数のピクセルを“off”とする。SLM12の欠陥を有するピクセル発生用のエレメントに対する補償のための対応する列に、不十分なミラーが存在する場合に、この列のすべてのミラーを“off”とする。また、ホワイトバランス領域における他のすべてのミラーを“on”とする。このことによって、一定のバックグランドが得られ、これは、適当に発生させたスレッシュホールド値を選択することによって、プリントから除去できる。
【0072】
上述したスライディングウィンドウプロセスは、SLM12に不均一性を補正する手段を設けるように変形することができる。まず、2つのタイプの不均一性が存在する。即ち、一次元のもので、均一性がクロスプロセス方向におけるSLMを横切って変化するものである。また、二次元のもので、均一性がミラーからミラーまで変化する。通常、前者の不均一性は、照射光の外れ(falloff)から起るものであり、後者の不均一性は、この照射光の外れおよびミラー間の反射率の変動を組合わせたものから起る。
【0073】
不均一性の両者の場合に対して、同一のアプローチが利用できる。スライディングウィンドウアレイにおける露光値をディクレメントする場合は、有効な露光値だけ減少させる。この有効露光値は、ミラーにおける実際の反射率と、露光の強度との積である。一次元の場合には、これは、以下のように簡易的に処理できる。即ち、特定の列が、或る標準のものに比べて、僅か90%の効率である場合に、この列におけるあらゆるピクセルに対する所望の露光値を、それをスライディングウィンドウアレイ中にストアするに先立って、10/9を掛けるだけという簡単な処理である。また、この掛算係数を、あらゆるホワイト欠陥バックグランド露光レベルに供給することも可能で、このレベルを所望の露光値に加算する。これらの予じめ補正された露光レベルによって、上述したディクレメント手法は、最新の露光によるものとなる。このアプローチによる効果としては、すべての調整が、この所望露光値をスライディングウィンドウアレイ中にストアする前に、この露光に対して行われることである。このことによって、スライディングウィンドウプロセス中に、調整を実行する場合に比べて、少ない処理で実行できるようになる。
【0074】
他の実施例
以上の説明から明らかなように、種々の特別な例が開示されている。しかし乍ら、本発明は、これらの例に限定されることなく、他の例に適用でき、これら上述の例によって、発明をどのように実現するかを単に説明したにすぎない。従って、上述したものとは異なった情報およびルックアップテーブルを有する異なったサイズのスライディングウィンドウアレイは、本発明の技術思想の範囲内である。これらテーブルおよびアレイは、利用するコントロール技術によって変化でき、これらのコントロール技術は、上述した技術を組合せたり、変形させることによって実現できる。例えば、前述したように、互い違いに配列したアレイを有するシステムを利用できると共に、そのようなシステム用のスライディングウィンドウアレイに;論理ピクセルのフェーズ毎に露光情報を設けることもでき、また、ルックアップテーブルに、フェーズ毎の列を設けることもできる。
【0075】
以上、本発明を詳述したが、他に変形、変更、置換による方法も、本発明の請求の範囲によって規定された技術的思想を逸脱しない限り実現可能である。
【0076】
以上の説明に関して、更に以下の項を開示する。
【0077】
(1)光導電性ドラムのピクセルを露光して、グレースケールイメージをプリントする方法であって、
スライディングウィンドウメモリ中に露光データのアレイをストアするステップと、このスライディングウィンドウメモリは、予め決められた数のアドレス設定可能な行を有し、これら行の各々によって、前記露光データのアレイの行をストアし;
この露光データに従ってピクセルアレイイメージングデバイスのエレメントを選択的に駆動することによって、前記ドラム上にマイクロイメージを発生させるステップと;
この露光データをディクレメントするステップと;
この露光データのアレイの各行を前記スライディングウィンドウメモリの次の行にアドレスの再設定をするステップと;
この露光データの新しい行を、前記スライディングウィンドウメモリの最後の行としてアドレス設定するステップと;および
前記イメージの全体が露光されるまで、これら発生、ディクレメント、アドレスの再設定およびアドレス設定ステップを繰返し行なうステップとを具備したことを特徴とするグレースケールイメージプリント方法。
【0078】
(2)前記露光データには、複数個の露光データ値が設けられ、これらデータ値の各々は、前記イメージのピクセルを露光すべき回数を表わす、第1項記載の方法。
(3)前記ディクレメントステップは、ゼロ以外の値を有する前記露光値から1を差引くことによって実行する、第2項記載の方法。
(4)前記ディクレメントステップは、露光輝度の最新のレベルを表わす値を引算することによって実行する、第2項記載の方法。
【0079】
(5)前記露光データには、複数の露光データ値を有し、これら露光データ値の各々は、前記イメージのピクセルを、特定の光輝度で露光すべき回数を表わす、1項記載の方法。
(6)前記ディクレメントステップは、最新の輝度値に相当する前記露光値の各々から1を差引くことによって実行される、5項記載の方法。
【0080】
(7)前記ドラムは、論理的にフェイズ(位相)に分割された複数のピクセルを有すると共に、前記露光データは、複数個の露光データ値を有し、各データ値は、前記イメージのピクセルのフェイズを露光すべき回数を表わす、第1項記載の方法。
(8)前記露光データ値は、更に、このイメージのピクセルのフェイズを、所定の露光強度で露光すべき回数を表わす、第7項記載の方法。
【0081】
(9)前記露光データは、複数の露光データ値を有し、これらデータ値の各々は、前記イメージのピクセルが、特定の露光持続期間で露光すべき回数を表わす、第1項記載の方法。
(10)更に、前記ピクセルアレイイメージングデバイスの欠陥のあるエレメントに対する補償ステップを設け、これらエレメントは、“固着され”、これと組合わされた欠陥エレメントの場合に、前記露光データの値をディクレメントしないように前記ディクレメントステップを実行する、第1項記載の方法。
【0082】
(11)更に、前記ピクセルアレイイメージングデバイスのエレメント間の不均一性を補償するステップを設け、この補償ステップは、有効な露光値を決定し、この有効な露光値を引算することによって前記ディクレメントステップを実行することによって実行される、第1項記載の方法。
【0083】
(12)光導電性プリンタドラムを露光するために用いられるピクセルアレイイメージングデバイスの欠陥を有するエレメント、これらエレメントは“固着”されており、を補償するに方法であって:
欠陥のバックグランド値を決定するステップと;
この欠陥のバックグランド値を前記ピクセルの各々の露光値に加算して、このピクセルに対するバックグランド露光値を発生するステップと;
前記欠陥のエレメントによって影響されるピクセルの露光値から、欠陥の輝度値を差引くことによって、露光データのアレイが与えられるステップと;
スライディングウィンドウメモリ中に、前記露光データのアレイをストアするステップと;このスライディングウィンドウメモリは、予め決められた数のアドレス設定可能な行を有し、これら行の各々によって露光データのアレイの行をストアし;
この露光データに従って、ピクセルアレイイメージングデバイスのエレメントを選択的に駆動することによって、前記ドラム上にマイクロイメージを発生させるステップと;
前記露光データが欠陥を有するエレメントと組合わされている範囲を除いて、この露光データをディクレメントするステップと;
この露光データのアレイの各行を前記スライディングウィンドウメモリの次の行にアドレスの再設定をするステップと;
この露光データの新しい行を、前記スライディングウィンドウメモリの最後の行としてアドレス設定するステップと;
前記イメージ全体が露光されるまで、これら発生、ディクレメント、アドレスの再設定およびアドレス設定ステップを繰返すステップと;
前記プリントプロセスを調整することによって前記バックグランド露光レベルを除去するステップとを具備することを特徴とする補償方法。
【0084】
(13)光導電性プリンタドラムを露光するために用いられるピクセルアレイイメージングデバイスの欠陥を有するエレメント、これらエレメントは“固着”されており、を補償する方法であって:
欠陥のバックグランド値を決定するステップと;
この欠陥のバックグランド値を前記ピクセルの各々の露光値に加算して、このピクセルに対するバックグランド露光値を発生するステップと;
スライディングウィンドウメモリ中に、露光データのアレイをストアするステップと;このスライディングウィンドウメモリは、予め決められた数のアドレス設定可能な行を有し、これら行の各々によって露光データのアレイの行をストアし;
この露光データに従って、ピクセルアレイイメージングデバイスのエレメントを選択的に駆動することによって、前記ドラム上にマイクロイメージを発生させるステップと;
この露光データをディクレメントするステップと;
この露光データのアレイの各行を前記スライディングウィンドウメモリの次の行にアドレスの再設定をするステップと;
この露光データの新しい行を、前記スライディングウィンドウメモリの最後の行としてアドレス設定するステップと;
前記イメージ全体が露光されるまで、これら発生、ディクレメント、アドレスの再設定およびアドレス設定ステップを繰返すステップと;
前記プリントプロセスを調整することによって前記バックグランド露光レベルを除去するステップとを具備することを特徴とする補償方法。
【0085】
(14)光導電性ドラムを露光するために用いられる空間光変調器(SLM)の欠陥を有するエレメント、これらエレメントは、“固着”している、を補償する方法であって:
前記SLMの余分な行を与えるステップと、この余分な行には、ホワイトバランス領域が設けられ;
前記SLMの各列中の前記欠陥のピクセル発生エレメントの数を決定するステップと;
このSLMの列中の前記欠陥エレメントの各々に対して、エレメントを、前記ホワイトバランス領域の対応の列を“off”としてアドレス処理するステップと;
前記ホワイトバランス領域中の他のすべてのエレメントを“on”とアドレス処理するステップとを具備したことを特徴とする補償方法。
【0086】
(15)光導電性ドラムを露光して、グレースケールイメージを発生するために用いられる空間光変調器(SLM)のエレメントによって不均一な照射を補償する方法であって:
このSLMの各列に対する効果率を決定するステップと;
このSLMの一列中の前記ピクセル発生エレメントに対する露光値に、この列に対する前記効率を掛算するステップとを具備し、ここで、前記露光値が、前記イメージの各ピクセルを露光すべき回数を表わしたことを特徴とする補償方法。
【0087】
(16)グレースケールイメージをプリントする方法。スライディングウィンドウメモリは、露光データのアレイをストアする。このメモリは、ゼロの値によって初期化される80、次に、このメモリをアドレス設定して82、このアレイの最後の行を露光データで満たす。次に、この露光データに基いて、マイクロイメージを発生させる84、その後、このアレイ中のデータをディクレメントする86。プリントすべきページが完了していない場合には、アレイのアドレスを回転させ82、第1行用のデータを欠落させ、他の行用のデータを、次の行として再度アドレス設定させ、更に、新しいデータをこの最後の行にストアする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 OPCドラムとDMDアレイとの関係を表わす線図。
【図2】 ページにプリントすべきコントールデータのアレイを表わす線図。
【図3】 OPCドラム上のラインと、DMDアレイとの間の時間的関係を表わすグラフ。
【図4】 本発明の思想による行積分スライディングウィンドウアレイを示す図。
【図5】 同じく行積分グレースケールルックアップテーブルを示す図。
【図6】 同じく、マイクロイメージアレイを示す図。
【図7】 同じく、ディクレメントおよびスライディング処理後の行積分スライディングウィンドウアレイを示す図。
【図8】 同じくスライディングウィンドウアプローチ用のフローダイヤグラム。
【図9】 OPCドラム上のラインと、DMDアレイとの間の時間的関係を表わすグラフ。
【図10】 同じくマルチ輝度スライディングウィンドウアレイを示す図。
【図11】 同じく、4つの輝度を有するグレースケール用のルックアップテーブルを示す図。
【図12】 同じくOPCドラム上のラインと、DMDアレイとの間の時間的関係を表わすグラフ。
【図13】 同じく、マルチフェイズ/輝度スライディングウィンドウアレイを示す図。
【図14】 同じく、2つのフェイズおよび2つの輝度を有するグレースケールルックアップテーブルを示す図。
【図15】 OPCドラム上のラインと、DMDアレイとの間の時間的関係を表わすグラフ。
【図16】 同じく、2つの輝度と4つのフェイズとを有するシステム用のグレースケールルックアップテーブルを示す図。
【図17】 同じく、パルス期間スライディングウィンドウアレイを示す図。
【図18】 同じく、3フェイズパルス期間変調システム用のグレースケールルックアップテーブルを示す図。
【図19】 同じく、異形、2期間パルス期間変調システム用のグレースケールルックアップテーブルを示す図。
【図20】 同じく、2輝度/4フェイズシステム用の、他のグレースケールルックアップテーブルを示す図。
【図21】 本発明の技術思想によるプリンタのブロックダイヤグラム。
【符号の説明】
10 プリンタ露光ユニット
12 DMD(ディジタルマイクロミラーデバイス)
13 メモリ
14 光源
16 OPCドラム
20〜46 ピクセル(ミラー)
100 プロセッサ
Claims (1)
- 光導電性ドラムのピクセルを露光して、グレースケールイメージをプリントする方法であって、
スライディングウィンドウメモリ中に露光データのアレイをストアするステップと、このスライディングウィンドウメモリは、予め決められた数のアドレス設定可能な行を有し、これら行の各々によって、前記露光データのアレイの行をストアし;
この露光データに従ってピクセルアレイイメージングデバイスのエレメントを選択的に駆動することによって、前記ドラム上にマイクロイメージを発生させるステップと;
この露光データの内の少なくとも幾つかを前記ドラム上に発生したマイクロイメージに基づいてディクレメントするステップと;
前記スライディングウィンドウメモリ中のこの露光データのアレイの各行を前記スライディングウィンドウメモリの次の行にアドレスの再設定をするステップと;
この露光データの新しい行を、前記スライディングウィンドウメモリの最後の行としてアドレス設定するステップと;および
前記イメージの全体が露光されるまで、これら発生、ディクレメント、アドレスの再設定およびアドレス設定の各ステップを繰返し行なうステップと、を具備したことを特徴とするグレースケールイメージプリント方法。
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