JP2000309125A - 光プリント装置 - Google Patents

光プリント装置

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JP2000309125A
JP2000309125A JP12153399A JP12153399A JP2000309125A JP 2000309125 A JP2000309125 A JP 2000309125A JP 12153399 A JP12153399 A JP 12153399A JP 12153399 A JP12153399 A JP 12153399A JP 2000309125 A JP2000309125 A JP 2000309125A
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crystal shutter
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Keiki Yamada
敬喜 山田
Ichiro Furuki
一朗 古木
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源や液晶シャッター素子の応答速度、素子
の駆動状態の違いによる変動や露光条件などにより安定
した高画質の画像が形成できないという課題があった。 【解決手段】 画像データを入力する画像データ入力手
段1と、基準レベルを発生する基準レベル発生手段2
と、前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基
準レベルと比較して2値データに変換する比較手段3
と、前記比較手段の2値データ出力をヘッドデータとし
てプリントヘッド7に転送するデータ転送手段4と、前
記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ制御手段
5と、前記プリントヘッドの露光を可能にするストロー
ブ制御手段6とを備え、非記録画素に対応する前記液晶
シャッター素子に対しても開閉駆動する。 【効果】 駆動のインターバルの違いによる画質劣化や
色ずれを解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光性記録媒体
に露光を行い階調画像を形成するための光プリント装置
に関し、さらに詳しくはスイッチング素子(液晶シャッ
ター素子など)が1列あるいは複数列に配列され、各素
子を画像データに応じて独立に制御する光プリント装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光性記録媒体に露光を行い階調画像を
形成するための光プリント装置は、インスタントフィル
ムやサイカラー紙などを用いた装置として数多く開発さ
れ、また、製品化されている。
【0003】従来の光プリント装置について図面を参照
しながら説明する。図19は、例えば特開平7−256
928号公報に示された従来の光プリント装置を模式的
に示す斜視図である。
【0004】図19において、ハロゲンランプ点光源1
00からの白色光はカラー液晶シャッター101によ
り、赤、緑、青色の光に分離され、時間をずらして連続
的にアクリルロッド9の端面に照射される。ここでアク
リルロッド9は光の出射面を除いてアルミなどが蒸着さ
れた反射箔で覆われており、ロッド端面から入射した光
を効率的に線状光に変える働きを持っている。従って、
白黒シャッターアレイ10には赤、緑、青色の線状光が
時間をずらして連続的に照射される。
【0005】その際、白黒シャッターアレイ10内には
赤、緑、青色に対応した3列の画素列があるが、それぞ
れ指定されたカラー光のみ透過可能であるように駆動さ
れる。例えば、赤色の線状光が照射されるときには、赤
色に対応した1画素列のみ透過可能で、他の2列の画素
列は遮蔽状態に保たれる。
【0006】そして、白黒シャッターアレイ10で変調
された赤、緑、青の各線状光はセルフォックレンズアレ
イ12(集束性レンズアレイの商品名)によって、ポラ
ロイド社製のスペクトラインスタントフィルムなどの感
光紙上に結像される。この時、感光紙は白黒液晶シャッ
ターアレイ10に対する相対的な移動により、赤、緑、
青色の各線状光は感光紙上の同一の場所で順次露光さ
れ、2次元のプリント画像が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
光プリント装置では、光源や液晶シャッター素子(アレ
イ)の応答速度あるいは素子の駆動状態の違いによる変
動や露光条件などにより安定した高画質の画像が形成で
きないという問題点があった。
【0008】具体的には、液晶シャッター素子には、そ
の基本的な特性から駆動のインターバルの違い、例えば
非記録画素のあとの記録画素に対応した素子と記録画素
が連続した画素に対応した素子ではその履歴の違いによ
って透過率が変化したり、また、安価な構成にするた
め、液晶シャッターアレイを1列とし、赤、緑、青色の
光源を順次点燈する構成にした場合には、時間的なずれ
から色ずれが生じる、あるいは光源切り替え時に光漏れ
が生じ、正確な画像が形成できないという問題点があっ
た。
【0009】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、駆動のインターバルの違いによる
画質劣化や色ずれなどのない高画質記録ができる光プリ
ント装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る光プリント装置は、プリントヘッドが光源と複数の液
晶シャッター素子とを有し、感光性記録媒体に対して前
記プリントヘッドからの光を選択的に露光し階調画像を
形成する光プリント装置において、画像データを入力す
る画像データ入力手段と、基準レベルを発生する基準レ
ベル発生手段と、前記画像データ入力手段の多値データ
出力を前記基準レベルと比較して2値データに変換する
比較手段と、前記比較手段の2値データ出力をヘッドデ
ータとして前記プリントヘッドに転送するデータ転送手
段と、前記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ
制御手段と、前記プリントヘッドの露光を可能にするス
トローブ制御手段とを備え、前記データ転送手段、前記
ラッチ制御手段、及び前記ストローブ制御手段の出力結
果に応じて前記プリントヘッドを駆動して画像を形成す
るとともに、非記録画素に対応する前記液晶シャッター
素子に対しても開閉駆動するものである。
【0011】この発明の請求項2に係る光プリント装置
は、プリントヘッドが光源と複数の液晶シャッター素子
とを有し、感光性記録媒体に対して前記プリントヘッド
からの光を選択的に露光し階調画像を形成する光プリン
ト装置において、画像データを入力する画像データ入力
手段と、基準レベルを発生する基準レベル発生手段と、
前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基準レ
ベルと比較して2値データに変換する比較手段と、前記
比較手段から出力される2値データと2値データ‘1’
のいずれか一方を選択出力するセレクタと、前記セレク
タの2値データ出力をヘッドデータとして前記プリント
ヘッドに転送するデータ転送手段と、前記プリントヘッ
ドのデータをラッチするラッチ制御手段と、前記プリン
トヘッドの露光を可能にするストローブ制御手段とを備
え、前記データ転送手段、前記ラッチ制御手段、及び前
記ストローブ制御手段の出力結果に応じて前記プリント
ヘッドを駆動して画像を形成するとともに、画像データ
によらず任意の時間に前記液晶シャッター素子を開閉駆
動するものである。
【0012】この発明の請求項3に係る光プリント装置
は、プリントヘッドが光源と複数の液晶シャッター素子
とを有し、感光性記録媒体に対して前記プリントヘッド
からの光を選択的に露光し階調画像を形成する光プリン
ト装置において、画像データを入力する画像データ入力
手段と、基準レベルを発生する基準レベル発生手段と、
前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基準レ
ベルと比較して2値データに変換する比較手段と、前記
比較手段の2値データ出力をヘッドデータとして前記プ
リントヘッドに転送するデータ転送手段と、前記プリン
トヘッドのデータをラッチするラッチ制御手段と、前記
プリントヘッドの露光を可能にするストローブ制御手段
とを備え、前記光源を点燈後、一定時間経過してから前
記液晶シャッター素子を開閉駆動し、前記データ転送手
段、前記ラッチ制御手段、及び前記ストローブ制御手段
の出力結果に応じて前記プリントヘッドを駆動して画像
を形成するものである。
【0013】この発明の請求項4に係る光プリント装置
は、プリントヘッドが光源と複数の液晶シャッター素子
とを有し、感光性記録媒体に対して前記プリントヘッド
からの光を選択的に露光し階調画像を形成する光プリン
ト装置において、画像データを入力する画像データ入力
手段と、基準レベルを発生する基準レベル発生手段と、
前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基準レ
ベルと比較して2値データに変換する比較手段と、前記
比較手段の2値データ出力をヘッドデータとして前記プ
リントヘッドに転送するデータ転送手段と、前記プリン
トヘッドのデータをラッチするラッチ制御手段と、前記
プリントヘッドの露光を可能にするストローブ制御手段
とを備え、前記光源を点燈しないで前記液晶シャッター
素子を開閉駆動するものである。
【0014】この発明の請求項5に係る光プリント装置
は、プリントヘッドが複数の光源と複数の液晶シャッタ
ー素子とを有し、感光性記録媒体に対して前記プリント
ヘッドからの光を選択的に露光し階調画像を形成する光
プリント装置において、画像データを入力する画像デー
タ入力手段と、基準レベルを発生する基準レベル発生手
段と、前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記
基準レベルと比較して2値データに変換する比較手段
と、前記比較手段の2値データ出力をヘッドデータとし
て前記プリントヘッドに転送するデータ転送手段と、前
記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ制御手段
と、前記プリントヘッドの露光を可能にするストローブ
制御手段とを備え、前記複数の光源を1ライン内で光源
の数よりも多い回数だけ切り替えるものである。
【0015】この発明の請求項6に係る光プリント装置
は、前記液晶シャッター素子の形状を、主走査方向の長
さに対して副走査方向が短くしたものである。
【0016】この発明の請求項7に係る光プリント装置
は、前記光源の切り替え時に前記液晶シャッター素子を
遮蔽するものである。
【0017】この発明の請求項8に係る光プリント装置
は、前記複数の液晶シャッター素子を、ポジ型液晶素子
としたものである。
【0018】この発明の請求項9に係る光プリント装置
は、前記複数の液晶シャッター素子を、TN型液晶素子
としたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る光プリント装置について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る光
プリント装置の構成を示すブロック図である。なお、各
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。また、図1
に示す構成は、後述する実施の形態にも適用できるもの
である。
【0020】図1において、1は画像データを入力する
画像データ入力手段で、例えば、図示しない外部ホスト
コンピュータなどから画像データが階調データとして入
力される。前記階調データとしては、256階調データ
の時には0から255の値、64階調データの時には0
から63の値のように、n階調データ時には0からn−
1(nは2以上の整数)までが入力される。
【0021】ここで、物理的なインタフェースとしては
既存のセントロニクス社準拠のパラレルインタフェース
やRS232Cなどのシリアルインタフェース、あるい
はIEEE1394やUSB(Universal Serial Bus)
などの有線インタフェース、赤外線通信のような無線イ
ンタフェースなどが用いられる。なお、図示しない外部
ホストコンピュータなどと光プリント装置間の各種デー
タ(画素数や画像データなど)のやりとりは、図示しな
い制御手段で所望の手順で行われる。例えば画像データ
の受信は、図示しない制御手段でコマンドなどとともに
制御され、所定の単位、例えば1ライン単位あるいは1
画面単位で入力される。
【0022】また、図1において、2は基準レベルを発
生する基準レベル発生手段、3は画像データ入力手段1
の出力と基準レベル発生手段2の出力とを比較する比較
手段である。画像データ入力手段1の出力は多値データ
(階調データ)で与えられる。しかし、通常のプリント
ヘッド7で利用できるデータは‘1’(例えば記録)と
‘0’(例えば非記録)の2値データしか入力すること
ができない。従って、確実なn階調記録を行うために
は、1ラインでn−1回のデータ転送(n−1回転送モ
ードと称す)あるいはn回のデータ転送(n回転送モー
ド)が必要である。ここで、n回のデータ転送を行うの
は、画像データが‘0’に対応する非記録画素に対して
も露光を行うためである。
【0023】256値データ(画像データ入力手段1の
出力)を2値データに変換するには基準レベル発生手段
2と比較手段3を用いる。n−1回転送モード時には、
256値データは基準レベル発生手段2から出力される
基準レベルと比較手段3で比較され、例えば、基準レベ
ルが256値データより小さい間は2値データとして
‘1’を出し続け、基準レベルが256値データ以上に
なると‘0’を出し続けるようにする。即ち、画像デー
タ入力手段1の出力がnの場合、n個の‘1’と255
−n個の‘0’を出力させる。一方、n回転送モード時
には、例えば、基準レベルが256値データ以下は2値
データとして‘1’を出し続け、基準レベルが256値
データより大きくになると‘0’を出し続けるようにす
る。即ち、画像データ入力手段1の出力がnの場合、n
+1個の‘1’と255−n個の‘0’を出力させる。
なお、基準レベル発生手段2はカウンタなどから構成さ
れ、1ラインの先頭で‘0’にリセットされ、図示しな
い制御手段などから基準レベル発生手段2に入力される
クロックに同期してカウントアップされる。
【0024】また、図1において、4は比較手段3の出
力結果をヘッドデータとしてプリントヘッド7に転送す
るデータ転送手段、5はプリントヘッド7のデータをラ
ッチするラッチ制御手段、6はプリントヘッド7の露光
を可能にするストローブ制御手段、7はプリントヘッド
である。プリントヘッド7としては、光源の光を透過あ
るいは遮蔽できる光源制御型素子を用いることができ
る。光源制御型素子としては、例えば、ライン状に液晶
シャッター素子が640個(640画素分)設けられて
おり、光源からの光を選択的に開閉駆動しながら、その
透過時間を制御することにより画像が形成される。
【0025】ここで、液晶シャッター素子としては、例
えば、ガラス板にTN(ツイストネマチック)型の液晶
を封入、さらに両側に配置した2枚の偏光板をその吸収
軸が90度ずれるように配置した構成などがとられる。
この構成では、電圧が印加されていない時には透明状
態、電圧印加時には遮蔽状態となり、電圧無印加時間を
制御することにより露光時間が制御でき、その結果、階
調性のある画像を形成することができる。この構成をポ
ジ型の液晶シャッター素子構成と称す。
【0026】一方、ネガ型の液晶シャッター素子構成と
は、2枚の偏光板をその吸収軸が平行となるように配置
した構成を指し、電圧が印加されている時には透明状
態、電圧無印加時には遮蔽状態となり、電圧印加時間を
制御することにより階調画像が形成できるようなものを
指す。しかしながら、ネガ型はポジ型に比べて遮光時の
透過率が比較的大きいため、コントラストが小さく階調
性に乏しいため、プリントヘッド7としては、ポジ型の
方が好ましい。
【0027】また、液晶の種類としては、TN型、ST
N型などのネマチック液晶やコレステリック液晶、ある
いは強誘電性液晶に代表されるスクメチック液晶などが
ある。光プリント装置に搭載するプリントヘッド7の特
性としては、コントラスト比が高いこと、液晶シャッタ
ー素子の応答速度が速いこと、駆動電圧が低いこと、耐
ショック性に安定であることなどが望まれ、これらを総
合的に評価した結果、TN型液晶が好ましいという結論
を得た。例えば、コントラスト比ではTN型がSTN型
に比べ10倍以上良好であり、耐ショック性では、TN
型がスクメチック液晶に比較して安定であった。
【0028】プリントヘッド7の構成例を図2に示す。
同図において、(a)と(b)は、それぞれプリントヘ
ッド7の斜視図と正面図である。また、8は光源で、L
EDあるいはELなどの自発光型光源から構成され、カ
ラー記録の場合には赤、緑、青色の3つの光源、モノク
ロ記録の場合には白色あるいは単色のものが用いられ
る。この構成は従来のハロゲンランプ光源100とカラ
ー液晶シャッター101を用いた構成に比べ、コストや
装置サイズに優れるとともに光源8を切り替えて使用す
る時にも速度的に有効となる。
【0029】さらに、図2において、9は導光管で光源
8の光を後述する液晶シャッター基板10面に均一に照
射させるものであり、上述したアクリルロッドなどで構
成される。10は液晶シャッター基板であり、図示しな
い液晶シャッター素子が、例えば640個配置されたも
のであり、赤、緑、青色の3つの光源を切り替えて使用
する場合には1列の液晶シャッターアレイ、赤、緑、青
色の3つの光源にそれぞれ対応させる場合には3列の液
晶シャッターアレイで構成される。11は上述した導光
管9や液晶シャッター基板10及びセルフォックレンズ
アレイ12を保持するフォルダーであり、全体を遮蔽す
る図示しない筐体と共用してもよい。
【0030】また、液晶シャッター基板10に搭載され
る液晶シャッター素子を駆動する駆動用のICの構成例
を図3に示す。図3において、13はIC、14はデー
タ転送手段4の出力であるヘッドデータ信号(2値デー
タ)を図示しないクロック信号に同期して順次シフトす
るシフトレジスタ、15はシフトレジスタ14の出力を
ラッチ制御手段5の出力であるラッチ信号に同期して保
持するラッチ、16はラッチ15の出力とストローブ制
御手段6の出力であるストローブ信号により液晶シャッ
ター素子17を駆動する(電圧を印加する)ドライバー
である。
【0031】つぎに、この実施の形態1に係る光プリン
ト装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0032】図1と図3において、まず、画像データ入
力手段1に入力された画像データは、基準レベル発生手
段2の出力と比較手段3で比較され(プリントヘッド7
用のデータが生成され)、データ転送手段4、ラッチ制
御手段5及びストローブ制御手段6でプリントヘッド7
が開閉駆動される。
【0033】ここで、図示しない感光性記録媒体の記録
濃度特性は、通常、露光量(露光量は液晶シャッター素
子17を透過する光量とその時間の積)に対し、例えば
図4のような特性を有す。従って、階調毎に露光時間
(ストローブ信号の幅)を一定にすると階調毎の濃度が
一定にならずハイライト部やシャドウ部の再現性が得ら
れない。そこで、階調毎に露光時間を制御し、記録濃度
と階調特性がリニアになるように制御する。
【0034】図5は、具体的なプリントヘッド7のn回
転送モード時の駆動方法を示すタイミングチャートであ
る。図5において、図示しない制御手段から出力される
(a)に示すライン同期信号は各ラインの同期信号であ
り、ライン同期信号のパルス間隔が記録周期となってい
る。この周期は感光性記録媒体の感度に依存しており、
概略0.5msから3秒程度である。
【0035】動作としては、ライン同期信号の立下り信
号に同期して、まず、基準レベル発生手段2は図示しな
い制御手段によりリセットされ(‘0’が出力)、そし
て、画像データは比較手段3で比較される。例えば、画
像データが、‘0’、‘128’、‘255’、…
‘1’のようなデータ列であれば、0階調目のデータと
しては、オール‘1’の2値データに変換され、データ
転送手段4は図示しないヘッドクロック信号に同期した
前記2値データ(ヘッドデータ信号)をプリントヘッド
7に出力、より詳細には図3に示すシフトレジスタ14
に出力する。
【0036】そして、ラッチ制御手段5は、図示しない
制御手段からの指令(0階調目のデータが転送完了した
という指令)に基づきラッチ信号を出力する。そして、
このラッチ信号により、基準レベル発生手段2をインク
リメントするとともに、プリントヘッド7内では、この
ラッチ信号により、シフトレジスタ14のデータがラッ
チ15に保持されるとともに、1階調目のデータ列(画
像データが、‘0’、‘128’、‘255’、…
‘1’のようなデータ列であれば、‘0’、‘1’、
‘1’、…‘1’)の2値データに変換されシフトレジ
スタ14に入力される。
【0037】一方、ストローブ制御手段6では、前記ラ
ッチ信号により図示しない制御手段からの指令(0階調
目のラッチ信号が出力されたという指令)に基づき、ス
トローブ信号がイネーブルにされる。そして、プリント
ヘッド7内部では、ラッチ15に保持されたデータとス
トローブ制御手段6からのストローブ信号がドライバー
16に入力されると、所望の電圧(Vと0)で選択的に
液晶シャッター素子17が駆動され、0階調目に対する
記録が行われる。さらに、1ライン内で複数回同様の動
作が繰り返され、1ラインの画像形成される。また、同
様の動作をライン単位で繰り返し、1画面の画像形成を
完了する。
【0038】以上のように、本実施の形態においては、
(画像データ‘0’に相当する)非記録画素に対応する
液晶シャッター素子17に対しても開閉駆動を行うよう
にしたので、履歴の違い、あるいは駆動のインターバル
の違いによる濃度変動が緩和でき、その結果、高画質記
録が実現できる光プリント方法及び装置を得ることがで
きるという効果がある。
【0039】即ち、液晶シャッター素子17を画像デー
タにかかわらず駆動するようにしたので、履歴の違い、
あるいは駆動のインターバルの違いを少なくできるとも
に(特に、図4のような記録特性において露光量を増加
させても記録濃度が変化しない領域が露光量全体に占め
る割合が大きければ大きいほど効果がある)、極端な画
像を連続記録した場合等に発生する経年変化(記録画素
に相当する素子は非記録画素に相当する素子に比べて透
過率が低下する)の特性も緩和でき、安定した高画質記
録が可能になる。
【0040】なお、この実施の形態では本発明の主旨を
逸脱しない範囲で種々の変更や組み合わせが可能であ
る。例えば上記実施の形態では、図示しない外部ホスト
コンピュータから1ライン内で複数回(上記例では25
6回)のデータを受信するような構成にしているが、外
部ホストコンピュータとのデータ転送時間を短縮するた
めに、図6に示すような所定(1ライン分や1画面分な
ど)の画像データを一旦格納する画像データ記憶手段1
8を設けてもよい。この場合には、図示しない制御手段
によって、画像データ記憶手段18のアドレスが制御さ
れ、画像データが所望の順で格納されたり、所望の順で
比較手段3に出力されたりする。
【0041】さらに、上述した実施の形態では、データ
転送手段4の出力であるヘッドデータ信号を、階調毎に
プリントヘッド7の液晶シャッター素子17に相当する
数分だけ転送するようにしたが、プリントヘッド7への
データ転送速度を高速化するために(記録周期を短縮す
るために)、複数のデータ転送をパラレルに行うように
してもよい。この構成としては、例えば、画像データ記
憶手段18では、1ライン(例えばプリントヘッド7に
は640素子があり、1ラインの画像データを640画
素とした場合)の画像データを1番目から320番目ま
でと321番目から640番目までの2つのブロックに
わけて格納する。次に、所望のタイミングで1番目と3
21番目を概略同時に出力するとともに、比較手段3で
それぞれ比較して、データ転送手段4を通してプリント
ヘッド7に入力するようにしてもよい。この場合には、
ヘッドデータ信号を2本有することで転送時間を半分に
短縮することができる。なお、ヘッドデータ信号は3本
以上でも特に限定せず、また、ラッチ信号やストローブ
信号も複数有してもよい。さらに、複数のヘッドデータ
信号、ラッチ信号及びストローブ信号を有した場合に
は、時間的な位相差をもうけるようにしてもよい。
【0042】また、上記実施の形態では、基準レベル発
生手段2の出力を‘0’、‘1’…のようにインクリメ
ントしたが、‘255’、‘254’…のようにデクリ
メントしてもよく、また、基準レベル発生手段2の出力
を‘0’、‘0’、‘1’、‘2’…のようにして、画
像データの‘0’と‘1’に対応する素子を駆動したり
してもよい(0階調目だけではなく複数の階調データに
対して上述した開閉駆動をおこなってもよい)。また、
非記録画素に対応する画像データを‘0’ではなく
‘1’とし、n−1回転送モードを用いても同様の効果
が得られる。これらはプリントヘッド7の構成などによ
り適宜変更が可能である。加えて、カラー記録を行う場
合には、光源8を白色光源とし図示しないカラーフィル
タを通して各色光を照射できるような構成にしてもよ
く、また、液晶シャッター素子17は1列でも複数列で
も同様の効果を奏する。
【0043】さらに、上記実施の形態では「感光性記録
媒体の記録濃度特性は通常露光量(露光量は素子を透過
する光量とその時間の積)に対し図4のような特性を有
すため、階調毎に露光時間を制御し、記録濃度と階調特
性がリニアになるように制御する」としているが、明度
や輝度などと階調特性がリニアになるように露光時間を
制御してもよい。また、露光量の増加に応じて記録濃度
が増加するような感光性記録媒体を用いてもよく、特に
限定しない。
【0044】加えて、上記実施の形態では、光源8を側
面の片側から照射するようにしたが、両側あるいは上側
でもよく特に限定しない。また、プリントヘッド7の液
晶シャッター素子17の配置は直線状や千鳥状など特に
限定しない。
【0045】また、上記実施の形態では、液晶シャッタ
ー素子17を直流駆動するようにしたが、交流駆動して
もよく、また、液晶シャッター素子17を電圧の非印加
で透過状態としたが、電圧の印加時に透過状態とするよ
うに、プリントヘッド7を構成しても同様の効果を奏す
る。さらに、上記実施の形態では液晶シャッター素子1
7を一括駆動したが、ストローブ制御手段6を複数用意
して、分割駆動するような構成にしてもよい。この場合
には、消費電力の低減に効果を奏する。加えて、モノク
ロの画像形成だけではなく、複数の波長で露光すること
によりカラー画像を形成するような構成にしてもよい。
【0046】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
係る光プリント装置について図面を参照しながら説明す
る。図7は、この発明の実施の形態2に係る光プリント
装置の構成を示すブロック図である。
【0047】図7において、19はセレクタであり、比
較手段3の出力と2値データ‘1’のいずれか一方を選
択するものである。なお、同図における同一符号は、図
1とそれぞれ同一または相当部分を指している。
【0048】次に、動作について説明する。画像データ
入力手段1には、例えば、256値データが入力され、
また、比較手段3にて基準レベル発生手段2の出力と比
較される。そして、図示しない制御手段により、セレク
タ19では比較手段3の出力か2値データ‘1’をデー
タ転送手段4に出力し、ヘッドデータ信号としてプリン
トヘッド7に入力する。
【0049】図8は、具体的なプリントヘッド7の駆動
方法を示すタイミングチャートである。このモードはn
−1回転送モードの場合である。動作としては、(a)
に示すライン同期信号の立下り信号に同期して、まず、
基準レベル発生手段2が図示しない制御手段にてリセッ
ト(‘0’が出力)されるとともに、図示しない制御手
段はセレクタ19に対し、上側(2値データ‘1’)を
出力するように指示する。この状態では、画像データに
かかわらず‘1’が出力される。
【0050】次に、データ転送手段4では図示しないヘ
ッドクロック信号に同期した2値データがプリントヘッ
ド7に出力される。そして、ラッチ制御手段5では、図
示しない制御手段からの指令(1回目のデータが転送完
了したという指令)に基づきラッチ信号を出力する。図
示しない制御手段はセレクタ19に対し下側(比較手段
3の出力)を選択するように指示する。そして、プリン
トヘッド7内では、このラッチ信号により、シフトレジ
スタ14のデータがラッチ15に保持されるとともに、
1階調目に対応するデータ列がシフトレジスタ14に入
力される。
【0051】一方、ストローブ制御手段6では、前記ラ
ッチ信号により図示しない制御手段からの指令(1回目
のラッチ信号が出力されたという指令)に基づき、スト
ローブ信号がイネーブルされる。そして、プリントヘッ
ド7内部では、ラッチ15に保持されたデータとストロ
ーブ制御手段6からのストローブ信号がドライバー16
に入力されて所望の電圧で選択的に液晶シャッター素子
17が駆動され、その結果、1回目(オール‘1’のデ
ータ)に相当する記録が行われる。さらに、所望のタイ
ミングで基準レベル発生手段2がインクリメントされ、
そして、1ライン内で複数回同様の動作が繰り返され、
1ラインの画像形成が完了する。加えて、これらの同様
の動作を繰り返し、1画面の画像形成を完了する。
【0052】以上のように、本実施の形態においては、
画像データによらず一定間隔で液晶シャッター素子17
の駆動が行えるようにしたので、履歴の違い、あるいは
駆動のインターバルの違いによる濃度変動が緩和でき、
その結果、高画質記録が実現できる光プリント装置を得
ることができるという効果がある。
【0053】なお、この実施の形態においても種々の変
更が可能で、実施の形態1で述べたような変更と同様に
画像データ記憶手段18を設けて、図示しない外部ホス
トコンピュータなどとの転送時間を短縮したり、ヘッド
データ信号を複数設けて高速記録を実現するようにして
もよい。
【0054】また、上述した実施の形態では、基準レベ
ル発生手段2のインクリメントやストローブ信号のイネ
ーブルタイミングのトリガーをラッチ信号としたが、図
示しない制御手段からの情報に基づいて動作するように
してもよい。また、セレクタ19の出力をきりかえるタ
イミングに1回目のラッチ信号を用いてもよく、特に限
定しない。さらに、例えば、セレクタ19をデータ転送
手段4の後ろ側に配置したり、セレクタ19を論理回路
で構成したり適宜変更が可能である。
【0055】また、図9(f)及び(g)に示すよう
に、255回のデータ転送後に、セレクタ19の出力を
上側(2値データ‘1’)に切り替えオール‘1’のデ
ータで露光するようにしてもよく、また、1ラインの任
意の時間でセレクタ19の出力を切り替えてオール
‘1’のデータで露光するようにしても同様の効果を奏
する。
【0056】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
係る光プリント装置について図面を参照しながら説明す
る。本実施の形態3は、光源8と液晶シャッター素子1
7の駆動シーケンスを明確にし、光源8からの安定した
光を液晶シャッター素子17で選択駆動し、安定な高画
質記録を実現するものである。
【0057】次に、動作について図1、図2及び図10
を用いて説明する。図10は、例えば、図2(a)に示
すプリントヘッド7を用いて、画像を形成する時のシー
ケンスを示すフローチャートである。プリントヘッド7
としては、光源8が赤、緑、青色の3つでそれに対応す
る液晶シャッター素子17が3列ある場合について説明
する。この例では、赤、緑、青色の光が交じり合わない
ようにそれぞれの列が内部で区切られているような構成
となる。
【0058】動作としては、まず、ステップ20からス
タートし、次に、それぞれの光源8を図示しない制御手
段で点燈させる(ステップ21)。そして、光源8が安
定状態で発光可能かどうかを調べる(ステップ22)。
これは、光源8が安定する前に液晶シャッター素子17
を(画像形成のために)選択駆動すると透過率が低くく
て所望の画像が形成できなかったり、不安定な透過状態
であるため画質が劣化するという課題を解消するためで
ある。この課題を解消するためには、光源8が安定にな
るまで液晶シャッター素子17の画像形成のための駆動
をさせない、つまり遮蔽状態しておくことが有効であ
る。
【0059】安定化するまでの時間は光源8の種類によ
り異なるが、光源8が安定化するまで液晶シャッター素
子17を駆動(露光)をさせない方法としては、(1)
光源8の近傍あるいは液晶シャッター素子17の近傍に
図示しない光センサーなどを設けて実測し、所定光量に
達したときに露光を開始する、(2)予め光源8の安定
化特性を実験などで求めておき、光源8が安定するまで
の時間を図示しない制御手段などに記憶しておき、光源
8を点燈させてから前記所定時間分だけまち、所定時間
に達したときに露光を開始する、(3)予め光源8の安
定化特性を実験などで求めておき、光源8が安定するま
での時間以上の作業、例えば、図示しないホストコンピ
ュータなどから画像データを受信したり、プリントヘッ
ド7を移動させたりの作業を実施後、露光を開始する方
法などがある。ここで、光源8が安定するまでの時間と
は、光源8を点燈させてから液晶シャッター素子17の
画像形成のために駆動(露光)を開始させてもよい時間
のことを指し、(1)から(3)を適宜組み合わせても
よい。
【0060】次に、ステップ23では、上述したような
駆動方法で1ライン分を露光駆動し、そして図示しない
感光性記録媒体あるいはプリントヘッド7を相対的に移
動させながら、ステップ24の1画面終了までの動作を
繰り返す。そして、1画面の画像形成完了後、光源8を
消燈し(ステップ25)、一連のシーケンスを終了する
(ステップ26)。
【0061】以上のように、本実施の形態においては、
光源8を点燈させて安定化してから液晶シャッター素子
17を画像形成のために駆動(露光)するようにしたの
で、安定で高画質記録が可能になるという効果を奏す
る、さらには、光源8を点燈してから液晶シャッター素
子17を駆動するまでの時間が明確になっているため
(必要な時間のみ点燈できるようになるため)、低消費
電力化も図れるという効果もある。
【0062】なお、この実施の形態においても実施の形
態1や2で述べたような種々の変更や組み合わせが可能
である。例えば、液晶シャッター素子17を1列とし、
光源8を1ライン内あるいは1色毎に切り替えるように
してもよい。
【0063】また、図11に示すように、光源8が安定
する時間と温度の関係を図示しない制御手段に格納して
おき、木目細かくシーケンス制御するようにしてもよ
い。この場合の温度は、光源8近傍に配置した図示しな
い温度検出素子(サーミスタなど)で測温することがで
きる。加えて、前記温度検出素子を用いることによって
光源8の温度上昇による光量の変化をテーブル形式で露
光量補正することも可能である。
【0064】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
係る光プリント装置について図面を参照しながら説明す
る。本実施の形態4は、光源8を点燈させずに、液晶シ
ャッター素子17を開閉駆動し、過去の駆動状態によら
ず安定した画像形成を実現するものである。
【0065】具体的には、液晶シャッター素子17はそ
の基本的な特性から過去の駆動状態によって、透過率が
変化するという課題が生じていた。例えば、長時間未使
用の液晶シャッター素子17と常時使用している液晶シ
ャッター素子17ではその透過率が異なり、その結果画
質の劣化が生じていた。
【0066】本実施の形態は、光源8を点燈させずに液
晶シャッター素子17の開閉駆動を行い、過去の駆動状
態の違いを緩和させようとするものである。ここで、
「光源8を点燈させずに、液晶シャッター素子17を開
閉駆動する」という意味は、光源8を点燈させて、液晶
シャッター17を開閉駆動させても感光性記録媒体の画
像形成に影響を与えない程度の短時間の開閉駆動も含む
ものとする。なお、液晶シャッター素子17を開閉駆動
するタイミング及び回数は特に限定しないが、例えば、
光プリント装置の電源投入後や1ラインの画像形成中あ
るいは形成前後、1色の画像形成後あるいは数画面の画
像形成後など任意である。
【0067】次に、動作について図12を用いて説明す
る。図12は、例えば、図2(a)のプリントヘッド7
を用いて、本実施の形態4を実施させる時のシーケンス
である。プリントヘッド7としては、例えば赤、緑、青
色の光源8が3つ、かつ液晶シャッター素子17が1列
であり、1ライン内で3回切り替えて画像を形成するよ
うな構成の場合について説明する。
【0068】動作としては、まず、ステップ27からス
タートし、次に、赤、緑、青色の光源8を図示しない制
御手段で、光源8を消燈あるいは消燈状態であることを
確認する(ステップ28)。そして、液晶シャッター素
子17を1回開閉駆動させる(ステップ29)。さら
に、図示しない制御手段の格納している所定の繰り返し
回数に達するまで液晶シャッター素子17の開閉駆動を
繰り返し(ステップ30)、所定数に達した場合にはシ
ーケンスを終了する(ステップ31)。
【0069】なお、液晶シャッター素子17を1回開閉
駆動させる方法としては、図7に示すような構成を用い
てセレクタ19の上側を選択するようにしたり、図6に
示すような構成を用いて特定の液晶シャッター素子17
や全体の液晶シャッター素子17の開閉駆動を行うため
の画像データを生成して駆動させたり、図示しない制御
手段で開閉駆動用の画像データを生成させて上述したシ
ーケンスを実行させるようにしてもよい。
【0070】以上のように、本実施の形態においては、
光源8を点燈させずに液晶シャッター素子17を開閉駆
動するようにしたので、過去の開閉状態に依存せず、安
定で高画質記録が可能になるという効果を奏する。さら
には、液晶シャッター素子17の経年変化による素子毎
のばらつきも軽減できるという効果もある。
【0071】なお、この実施の形態4においても実施の
形態1〜3で述べたような種々の変更や組み合わせが可
能である。例えば、液晶シャッター素子17を3列ある
いは面状構成とし、光源8を複数有してもよく、また、
点状の光源ではなく線状あるいは面状の光源8にしても
同様の効果が得られる。
【0072】さらに、図1では、2値データをプリント
ヘッド7に入力するようにしたが、多値データが入力で
きるようなプリントヘッド7を用いてデータ転送回数を
減らすようにしてもよい。
【0073】また、光源8から出力される波長は、可視
光のみならず、赤外線や紫外線等でもよく、また、波長
域の狭いものや広いもの、あるいは光源8の個数など特
に限定しない。
【0074】加えて、図12のステップ29では、1回
の開閉駆動を行うようにしたが、複数の開閉駆動を行う
ようにしてもよく、この場合には、ステップ30を削減
することもできる。また、ステップ28では、消燈が確
実になるまで一定時間待機するような構成でもよく、特
に限定しない。
【0075】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
係る光プリント装置について図面を参照しながら説明す
る。本実施の形態5は、例えば赤、緑、青色の光源8が
3つで、かつ液晶シャッター素子17が1列であり、1
ライン内で3回切り替えて画像を形成するような構成の
場合に有効なものである。
【0076】図13は、1ライン内で光源8を3回切り
替えて画像を形成する様子を拡大したものである。1ラ
イン内で3回切り替えるには、(感光性記録媒体の感度
により多少異なるが)1ラインの記録周期を概略3等分
し、それぞれ赤色、緑色、青色の光を露光する。この
時、プリントヘッド7と感光性記録媒体は相対的に移動
させるため、それぞれの色で露光され、形成された画素
は同一位置に重なったものにはならず、色がずれたもの
となる。
【0077】本実施の形態5は、1ライン内で光源8の
光を複数回切り替えて、かつ、人間の目の積分能力を用
いて色ずれを緩和しようとするものである。図14は、
1ライン内で光源8を6回切り替えたもので、このよう
にすれば各色の色ずれは半分にすることが可能になる。
なお、図14において、記録画素は、説明の都合上、右
側にずらして示している。
【0078】本実施の形態5のポイントである光源8の
切り替え回数は、光源8の種類に依存するが、光源8の
個数または色数より大きければよく、また、切り替え順
序は特に限定しない。例えば、人間の目の積分能力や色
による感度特性を利用して、可視光を出力する3つの光
源8の場合には、切り替えを赤色、緑色、青色、緑色、
青色の5回にしたり、紫外線を出力するこ2つの光源8
の場合には紫外線1、紫外線2、紫外線1(紫外線1と
2は波長が異なるもの)としたりしてもよい。なお、図
14では各色の露光時間をほぼ一定としているが、一定
とせずそれぞれ異なる時間としてもよい。
【0079】次に、動作について図1、図15を用いて
説明する。図15は、本実施の形態5の駆動方法を示す
もので、図5や図8、図9などのライン同期信号の替わ
りに、各色の同期信号を用いて駆動するようにしたもの
である。
【0080】具体的には、図示しない制御手段からの出
力である図15(a)に示す赤色同期信号の立下り信号
に同期して、上述したように画像データに応じてヘッド
データ信号、ラッチ信号及びストローブ信号が出力され
て、1回目の赤色露光が終了する。そして、同図(b)
に示す緑色同期信号の立下りに同期して、同様に1回目
の緑色露光が終了し、同図(c)に示す青色同期信号に
よって1回目の青色露光が終了する。さらに、赤色同期
信号、緑色同期信号、青色同期信号によって、それぞれ
の色に対する2回目の露光が終了し、1ラインの画像形
成を完了する。さらに、これらの同様の動作を繰り返
し、1画面の画像形成を完了する。
【0081】以上のように、本実施の形態においては、
光源8を1ライン内で複数回切り替えるようにしたの
で、色ずれの少ない高画質記録が可能になる。
【0082】なお、この実施の形態5においても実施の
形態1〜4で述べたような種々の変更が可能である。ま
た、環境温度などの変化に対する濃度変動を解消するよ
うな構成を付加するようにしてもよい。この構成として
は、プリントヘッド7の近傍あるいは光プリント装置内
に図示しない温度検出手段(サーミスタなど)を設け
て、(環境温度やプリントヘッド7そのものの)温度を
検出後、その検出結果をストローブ制御手段6に入力
し、温度によってストローブ幅を補正するようにしても
よい。このようにすれば、温度に左右されない高画質の
記録装置も実現できる。また、露光色による特性の違い
や湿度などの影響も同様に補正してもよく、特に限定し
ない。
【0083】また、各色を複数回に分けて露光する場合
には、1回目に1から127階調目までのデータに対応
する露光を行い、2回目には残りのデータに対応する露
光を行うようにしたり、1回目には奇数階調に対応する
露光を行い、2回目には偶数階調に対応する露光を行う
ようにしてもよい。これらは、基準レベル発生手段2の
発生方法を変更するだけで対応できる。また、1回目と
2回目の露光時間に差をつけたり、あるいは実施の形態
1などの非記録画素への駆動を行うように組み合わせて
もよく、適宜変更可能である。
【0084】実施の形態6.この発明の実施の形態6に
係る光プリント装置について図面を参照しながら説明す
る。この実施の形態6は、実施の形態5に使用するプリ
ントヘッド7の液晶シャッター素子17の形状を改良し
たものである。図16に液晶シャッター素子17の形状
を示し、図17には前記液晶シャッター素子17を用い
た時の記録画素の状態を示す。
【0085】図16に示した液晶シャッター素子17で
は、副走査方向の長さを主走査方向に比べて短くなるよ
うに構成している。なお、鎖線は従来の素子構成であ
る。図17に示す前記素子を用いて駆動した様子を図1
4と比較してみてみると、kライン目の記録画素はk+
1ライン目への影響がすくない、即ち、解像性に優れて
いるということがわかる。なお、動作は上述した実施の
形態5と同様である。
【0086】以上のように、本実施の形態においては、
液晶シャッター素子17の形状を最適化したので、解像
性にも優れた色ずれの少ない高画質記録が可能になる。
【0087】実施の形態7.この発明の実施の形態7に
係る光プリント装置について図面を参照しながら説明す
る。この発明の実施の形態7は、実施の形態5や6にお
けるシーケンスを最適化し、光もれのない状態で所望の
画像を形成するようにしたものである。
【0088】本実施の形態では、光源8を切り替える時
に液晶シャッター素子17を遮蔽するようにしたもので
ある。ここで、「光源8を切り替える時に液晶シャッタ
ー素子17を遮蔽する」という意味は、光源8を点燈さ
せて、液晶シャッター17を透過させても感光性記録媒
体の画像形成に影響を与えない程度の短時間の透過状態
も含むものとする。なお、液晶シャッター素子17を遮
蔽する回数は特に限定しないが、液晶シャッター素子1
7の遮蔽をおこなってから、光源8を切り替えるという
手順を必ず実施するようにすればよい。
【0089】次に、動作について図18を用いて説明す
る。図18は、例えば、図2(a)のプリントヘッド7
を用いて、本実施の形態を実施させる時のシーケンスで
ある。プリントヘッド7としては、例えば赤、緑、青色
の光源8が3つ、かつ液晶シャッター素子17が1列で
あり、1ライン内で3回切り替えて画像を形成するよう
な構成の場合について説明する。
【0090】動作としては、まず、ステップ32からス
タートし、液晶シャッター素子17を遮蔽状態にする
(ステップ33)。液晶シャッター素子17を遮蔽状態
にするには、ヘッドデータ信号に‘0’を出力するよう
にすればよく、例えば制御手段で画像データを生成した
り、図7のセレクタ19を用いた時の‘1’のデータを
インバートして‘0’を生成したりすればよい。
【0091】次に、例えば赤色の光源8を図示しない制
御手段で点燈し(ステップ34)、そして、上述したよ
うな駆動方法で液晶シャッター素子17を選択的に駆動
する(ステップ35)。そして、ステップ36ではステ
ップ33のように液晶シャッター素子17を遮蔽してか
ら、ステップ37の光源8の消燈を実行する。次に、図
示しない制御手段内に格納している切り替え回数に満た
ないときには、ステップ34に分岐され、例えば、緑色
の光源8を点燈し、上述したシーケンスを実行させる。
一方、所定回数に達している場合にはステップ39をも
って終了となる。
【0092】以上のように、本実施の形態においては、
光源8を切り替えるときに液晶シャッター17を遮蔽状
態にしているため、光漏れのない高画質記録が可能にな
る。
【0093】なお、この実施の形態7においても実施の
形態1〜6で述べたような種々の変更や組み合わせが可
能である。例えば、光源8から出力される波長は、可視
光のみならず、赤外線や紫外線等でもよく、また、波長
域の狭いものや広いもの、あるいは光源8の個数など特
に限定しない。さらに、光源8の点燈と消燈を同じタイ
ミング、例えば、赤色の光源8の消燈と緑色の光源8の
点燈を同じタイミングで行うようにしてもよい。さら
に、光源8の点燈から、安定状態になるまでに一定時間
ウエイトをかけるようにしてもよく、適宜変更が可能で
ある。
【0094】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る光プリント装
置は、以上説明したとおり、プリントヘッドが光源と複
数の液晶シャッター素子とを有し、感光性記録媒体に対
して前記プリントヘッドからの光を選択的に露光し階調
画像を形成する光プリント装置において、画像データを
入力する画像データ入力手段と、基準レベルを発生する
基準レベル発生手段と、前記画像データ入力手段の多値
データ出力を前記基準レベルと比較して2値データに変
換する比較手段と、前記比較手段の2値データ出力をヘ
ッドデータとして前記プリントヘッドに転送するデータ
転送手段と、前記プリントヘッドのデータをラッチする
ラッチ制御手段と、前記プリントヘッドの露光を可能に
するストローブ制御手段とを備え、前記データ転送手
段、前記ラッチ制御手段、及び前記ストローブ制御手段
の出力結果に応じて前記プリントヘッドを駆動して画像
を形成するとともに、非記録画素に対応する前記液晶シ
ャッター素子に対しても開閉駆動するので、駆動のイン
ターバルの違いによる画質劣化や色ずれを解消すること
ができるという効果を奏する。
【0095】この発明の請求項2に係る光プリント装置
は、以上説明したとおり、プリントヘッドが光源と複数
の液晶シャッター素子とを有し、感光性記録媒体に対し
て前記プリントヘッドからの光を選択的に露光し階調画
像を形成する光プリント装置において、画像データを入
力する画像データ入力手段と、基準レベルを発生する基
準レベル発生手段と、前記画像データ入力手段の多値デ
ータ出力を前記基準レベルと比較して2値データに変換
する比較手段と、前記比較手段から出力される2値デー
タと2値データ‘1’のいずれか一方を選択出力するセ
レクタと、前記セレクタの2値データ出力をヘッドデー
タとして前記プリントヘッドに転送するデータ転送手段
と、前記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ制
御手段と、前記プリントヘッドの露光を可能にするスト
ローブ制御手段とを備え、前記データ転送手段、前記ラ
ッチ制御手段、及び前記ストローブ制御手段の出力結果
に応じて前記プリントヘッドを駆動して画像を形成する
とともに、画像データによらず任意の時間に前記液晶シ
ャッター素子を開閉駆動するので、駆動のインターバル
の違いによる画質劣化や色ずれを解消することができる
という効果を奏する。
【0096】この発明の請求項3に係る光プリント装置
は、以上説明したとおり、プリントヘッドが光源と複数
の液晶シャッター素子とを有し、感光性記録媒体に対し
て前記プリントヘッドからの光を選択的に露光し階調画
像を形成する光プリント装置において、画像データを入
力する画像データ入力手段と、基準レベルを発生する基
準レベル発生手段と、前記画像データ入力手段の多値デ
ータ出力を前記基準レベルと比較して2値データに変換
する比較手段と、前記比較手段の2値データ出力をヘッ
ドデータとして前記プリントヘッドに転送するデータ転
送手段と、前記プリントヘッドのデータをラッチするラ
ッチ制御手段と、前記プリントヘッドの露光を可能にす
るストローブ制御手段とを備え、前記光源を点燈後、一
定時間経過してから前記液晶シャッター素子を開閉駆動
し、前記データ転送手段、前記ラッチ制御手段、及び前
記ストローブ制御手段の出力結果に応じて前記プリント
ヘッドを駆動して画像を形成するので、駆動のインター
バルの違いによる画質劣化や色ずれを解消することがで
きるという効果を奏する。
【0097】この発明の請求項4に係る光プリント装置
は、以上説明したとおり、プリントヘッドが光源と複数
の液晶シャッター素子とを有し、感光性記録媒体に対し
て前記プリントヘッドからの光を選択的に露光し階調画
像を形成する光プリント装置において、画像データを入
力する画像データ入力手段と、基準レベルを発生する基
準レベル発生手段と、前記画像データ入力手段の多値デ
ータ出力を前記基準レベルと比較して2値データに変換
する比較手段と、前記比較手段の2値データ出力をヘッ
ドデータとして前記プリントヘッドに転送するデータ転
送手段と、前記プリントヘッドのデータをラッチするラ
ッチ制御手段と、前記プリントヘッドの露光を可能にす
るストローブ制御手段とを備え、前記光源を点燈しない
で前記液晶シャッター素子を開閉駆動するので、駆動の
インターバルの違いによる画質劣化や色ずれを解消する
ことができるという効果を奏する。
【0098】この発明の請求項5に係る光プリント装置
は、以上説明したとおり、プリントヘッドが複数の光源
と複数の液晶シャッター素子とを有し、感光性記録媒体
に対して前記プリントヘッドからの光を選択的に露光し
階調画像を形成する光プリント装置において、画像デー
タを入力する画像データ入力手段と、基準レベルを発生
する基準レベル発生手段と、前記画像データ入力手段の
多値データ出力を前記基準レベルと比較して2値データ
に変換する比較手段と、前記比較手段の2値データ出力
をヘッドデータとして前記プリントヘッドに転送するデ
ータ転送手段と、前記プリントヘッドのデータをラッチ
するラッチ制御手段と、前記プリントヘッドの露光を可
能にするストローブ制御手段とを備え、前記複数の光源
を1ライン内で光源の数よりも多い回数だけ切り替える
ので、駆動のインターバルの違いによる画質劣化や色ず
れを解消することができるという効果を奏する。
【0099】この発明の請求項6に係る光プリント装置
は、以上説明したとおり、前記液晶シャッター素子の形
状を、主走査方向の長さに対して副走査方向が短くした
ので、駆動のインターバルの違いによる画質劣化や色ず
れを解消することができるという効果を奏する。
【0100】この発明の請求項7に係る光プリント装置
は、以上説明したとおり、前記光源の切り替え時に前記
液晶シャッター素子を遮蔽するので、駆動のインターバ
ルの違いによる画質劣化や色ずれを解消することができ
るという効果を奏する。
【0101】この発明の請求項8に係る光プリント装置
は、以上説明したとおり、前記複数の液晶シャッター素
子を、ポジ型液晶素子としたので、駆動のインターバル
の違いによる画質劣化や色ずれを解消することができる
という効果を奏する。
【0102】この発明の請求項9に係る光プリント装置
は、以上説明したとおり、前記複数の液晶シャッター素
子を、TN型液晶素子としたので、駆動のインターバル
の違いによる画質劣化や色ずれを解消することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る光プリント装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る光プリント装
置のプリントヘッドの構造を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る光プリント装
置のプリントヘッドのICの構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る光プリント装
置の濃度特性を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る光プリント装
置の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る光プリント装
置の変形例の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る光プリント装
置の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に係る光プリント装
置の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態2に係る光プリント装
置の動作を示すタイミングチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態3に係る光プリント
装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態3に係る光プリント
装置の温度補正を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態4に係る光プリント
装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態5に係る光プリント
装置の動作を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態5に係る光プリント
装置の動作を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態5に係る光プリント
装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図16】 この発明の実施の形態6に係る光プリント
装置の動作を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態6に係る光プリント
装置の動作を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態7に係る光プリント
装置の動作を示すフローチャートである。
【図19】 従来の光プリント装置を示す図である。
【符号の説明】
1 画像データ入力手段、2 基準レベル発生手段、3
比較手段、4 データ転送手段、5 ラッチ制御手
段、6 ストローブ制御手段、7 プリントヘッド、8
光源、9 導光管、10 液晶シャッター基板、11
フォルダー、12 セルフォックレンズアレイ、18
画像データ記憶手段、19 セレクタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドが光源と複数の液晶シャ
    ッター素子とを有し、感光性記録媒体に対して前記プリ
    ントヘッドからの光を選択的に露光し階調画像を形成す
    る光プリント装置において、 画像データを入力する画像データ入力手段と、 基準レベルを発生する基準レベル発生手段と、 前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基準レ
    ベルと比較して2値データに変換する比較手段と、 前記比較手段の2値データ出力をヘッドデータとして前
    記プリントヘッドに転送するデータ転送手段と、 前記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ制御手
    段と、 前記プリントヘッドの露光を可能にするストローブ制御
    手段とを備え、 前記データ転送手段、前記ラッチ制御手段、及び前記ス
    トローブ制御手段の出力結果に応じて前記プリントヘッ
    ドを駆動して画像を形成するとともに、非記録画素に対
    応する前記液晶シャッター素子に対しても開閉駆動する
    ことを特徴とする光プリント装置。
  2. 【請求項2】 プリントヘッドが光源と複数の液晶シャ
    ッター素子とを有し、感光性記録媒体に対して前記プリ
    ントヘッドからの光を選択的に露光し階調画像を形成す
    る光プリント装置において、 画像データを入力する画像データ入力手段と、 基準レベルを発生する基準レベル発生手段と、 前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基準レ
    ベルと比較して2値データに変換する比較手段と、 前記比較手段から出力される2値データと2値データ
    ‘1’のいずれか一方を選択出力するセレクタと、 前記セレクタの2値データ出力をヘッドデータとして前
    記プリントヘッドに転送するデータ転送手段と、 前記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ制御手
    段と、 前記プリントヘッドの露光を可能にするストローブ制御
    手段とを備え、 前記データ転送手段、前記ラッチ制御手段、及び前記ス
    トローブ制御手段の出力結果に応じて前記プリントヘッ
    ドを駆動して画像を形成するとともに、画像データによ
    らず任意の時間に前記液晶シャッター素子を開閉駆動す
    ることを特徴とする光プリント装置。
  3. 【請求項3】 プリントヘッドが光源と複数の液晶シャ
    ッター素子とを有し、感光性記録媒体に対して前記プリ
    ントヘッドからの光を選択的に露光し階調画像を形成す
    る光プリント装置において、 画像データを入力する画像データ入力手段と、 基準レベルを発生する基準レベル発生手段と、 前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基準レ
    ベルと比較して2値データに変換する比較手段と、 前記比較手段の2値データ出力をヘッドデータとして前
    記プリントヘッドに転送するデータ転送手段と、 前記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ制御手
    段と、 前記プリントヘッドの露光を可能にするストローブ制御
    手段とを備え、 前記光源を点燈後、一定時間経過してから前記液晶シャ
    ッター素子を開閉駆動し、前記データ転送手段、前記ラ
    ッチ制御手段、及び前記ストローブ制御手段の出力結果
    に応じて前記プリントヘッドを駆動して画像を形成する
    ことを特徴とする光プリント装置。
  4. 【請求項4】 プリントヘッドが光源と複数の液晶シャ
    ッター素子とを有し、感光性記録媒体に対して前記プリ
    ントヘッドからの光を選択的に露光し階調画像を形成す
    る光プリント装置において、 画像データを入力する画像データ入力手段と、 基準レベルを発生する基準レベル発生手段と、 前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基準レ
    ベルと比較して2値データに変換する比較手段と、 前記比較手段の2値データ出力をヘッドデータとして前
    記プリントヘッドに転送するデータ転送手段と、 前記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ制御手
    段と、 前記プリントヘッドの露光を可能にするストローブ制御
    手段とを備え、 前記光源を点燈しないで前記液晶シャッター素子を開閉
    駆動することを特徴とする光プリント装置。
  5. 【請求項5】 プリントヘッドが複数の光源と複数の液
    晶シャッター素子とを有し、感光性記録媒体に対して前
    記プリントヘッドからの光を選択的に露光し階調画像を
    形成する光プリント装置において、 画像データを入力する画像データ入力手段と、 基準レベルを発生する基準レベル発生手段と、 前記画像データ入力手段の多値データ出力を前記基準レ
    ベルと比較して2値データに変換する比較手段と、 前記比較手段の2値データ出力をヘッドデータとして前
    記プリントヘッドに転送するデータ転送手段と、 前記プリントヘッドのデータをラッチするラッチ制御手
    段と、 前記プリントヘッドの露光を可能にするストローブ制御
    手段とを備え、 前記複数の光源を1ライン内で光源の数よりも多い回数
    だけ切り替えることを特徴とする光プリント装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶シャッター素子の形状は、主走
    査方向の長さに対して副走査方向が短いことを特徴とす
    る請求項5記載の光プリント装置。
  7. 【請求項7】 前記光源の切り替え時に前記液晶シャッ
    ター素子を遮蔽することを特徴とする請求項5記載の光
    プリント装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の液晶シャッター素子は、ポジ
    型液晶素子であることを特徴とする請求項1から請求項
    7までのいずれかに記載の光プリント装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の液晶シャッター素子は、TN
    型液晶素子であることを特徴とする請求項1から請求項
    8までのいずれかに記載の光プリント装置。
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