JP2009055204A - 相関演算器及び相関演算装置 - Google Patents

相関演算器及び相関演算装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009055204A
JP2009055204A JP2007218557A JP2007218557A JP2009055204A JP 2009055204 A JP2009055204 A JP 2009055204A JP 2007218557 A JP2007218557 A JP 2007218557A JP 2007218557 A JP2007218557 A JP 2007218557A JP 2009055204 A JP2009055204 A JP 2009055204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correlation
signal
circuit
delay
ofdm signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007218557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4359638B2 (ja
Inventor
Hirotsugu Akahori
博次 赤堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2007218557A priority Critical patent/JP4359638B2/ja
Priority to US12/134,500 priority patent/US8005157B2/en
Publication of JP2009055204A publication Critical patent/JP2009055204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4359638B2 publication Critical patent/JP4359638B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】雑音信号の影響を抑えてOFDM信号とOFDM信号を遅延した遅延信号との相関を求める回路規模の小さな相関演算器を提供する。
【解決手段】OFDM信号とOFDM信号を1サンプル期間長遅延すると共に所定位相変化量だけ位相を変化させた第1遅延信号との差分を演算する第1差分回路42、OFDM信号が有効シンボル期間長遅延された第2遅延信号と該第2遅延信号を更に1サンプル期間長遅延すると共に上記と同じ位相変化量だけ位相を変化させた第3遅延信号との差分を演算する第2差分回路46、及び第1差分回路42の演算結果と第2差分回路46の演算結果とを乗算する乗算回路48、を含む4つの複素演算回路26〜32であって、上記位相変化量を互いにπ/2ずつ異ならせた4つの複素演算回路26〜32を設け、該4つの複素演算回路26〜32の演算結果を極性情報に変換し、各々積分して加算した結果を相関信号として出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、有効シンボル期間と該有効シンボル信号の一部が複写されたガード期間とを有するOFDM信号と該OFDM信号を遅延した遅延信号との相関を求める相関演算器に関するものである。
近年、地上波デジタル放送等での変調方式として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)変調方式が用いられている。
OFDM方式では、中心周波数の異なる複数のサブキャリア(搬送波)を利用して、シンボルを送信する。ここで、シンボルとは1回の変調で送信される1まとまりのデータをいう。
1シンボル期間は、有効シンボル期間にガード期間が付加されて構成される。OFDM方式では図9に示すように、実際に復調の対象となる有効シンボル信号の一部を複写し、繰り返し波形として有効シンボル信号間に挿入することでマルチパス干渉の影響を抑制している。この複写波形の期間がガード期間である。
このOFDM信号を復調する場合には、受信したOFDM信号をA/Dコンバータによりデジタル変換し、ガード期間を除去して有効シンボル信号を取り出し、FFT(高速フーリエ変換器)で復調する。具体的には、図10に示すように、受信したOFDM信号と、該OFDM信号を有効シンボル期間長分遅延した信号との相関値を求める。そして、この相関値を積分した値の最大値を抽出し、該最大値となるタイミングを基準に、ガード期間を除去して有効シンボル期間を抽出し、FFTで復調する(例えば、特許文献1、2参照)。
しかしながら、受信電力が弱い場合や、フェージング及びマルチパスの影響が強い場合、及び受信帯域内に狭帯域の雑音信号が入った場合には、相関値が小さくなりタイミングがずれたり、タイミングが取れなくなったりして受信特性が劣化することがある。
なお、受信信号における実像成分及び虚像成分に極性情報を乗算して複素演算を行ない、相関値算出を行なう技術も知られている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、この技術では、極性反転した信号をそのまま用いて演算することで相関値を演算しているため、雑音成分もそのまま加算されてしまい、雑音の影響を抑えることができない。また、回路規模の縮小も図れない。
特開平11−163824号公報 特開2000−059332号公報 特開2000−295194号公報
本発明は、雑音信号の影響を抑えてOFDM信号とOFDM信号を有効シンボル期間長遅延した遅延信号との相関を求めることができ、回路規模も小型化できる相関演算器及び相関演算装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る相関演算器は、1シンボル期間が有効シンボル期間と該有効シンボル期間の信号の一部が複写されたガード期間とからなるOFDM(OrthogonalFrequencyDivisionMultiplexing)信号と該OFDM信号を予め定められた時間遅延すると共に予め定められた位相変化量だけ位相を変化させた第1遅延信号との差分を演算する第1差分演算手段、前記OFDM信号が前記有効シンボル期間長遅延された第2遅延信号と該第2遅延信号を更に前記予め定められた時間遅延すると共に前記予め定められた位相変化量だけ位相を変化させた第3遅延信号との差分を演算する第2差分演算手段、及び前記第1差分演算手段の演算結果と前記第2差分演算手段の演算結果とを乗算する乗算手段、を含む4つの演算手段であって、前記位相変化量を互いにπ/2ずつ異ならせた4つの演算手段と、前記4つの演算手段の各々に対応して設けられ、対応する前記演算手段の前記乗算手段の演算結果を該演算結果の極性を示す極性信号に変換する4つの極性変換手段と、前記4つの極性変換手段の各々に対応して設けられ、対応する極性変換手段で変換された極性信号を積分する4つの積分手段と、前記4つの積分手段の積分結果を加算し、該加算結果を、前記OFDM信号と前記第2遅延信号との相関を示す相関信号として出力する加算手段と、を含んで構成されている。
なお、遅延時間が同じであれば、位相変化量と周波数とは比例する。従って、4つの演算手段で、各々予め設定された量の位相回転を施した信号との差を取ることにより、4つの異なる通過周波数特性が得られることとなる。
すなわち、上記構成によれば、それぞれ異なる通過特性を有した4つの複素演算を行い、各複素演算結果を極性変換した値をそれぞれ積分して、これらを加算することで相関信号を生成することにより、狭帯域な雑音信号の影響が少ない相関を得ることが可能となる。複素演算後に極性変換を行なうことで、雑音の影響を抑えることができ、信頼性の非常に高い相関結果が得られる。更にまた、極性変換により演算ビット数の削減が可能となり、積分や加算を行なうための回路は従来のものに比べて小さくすることができ、回路規模の小型化を実現することもできる。
また、本発明の相関演算装置は、上記相関演算器を複数備えると共に、前記OFDM信号を前記複数の相関演算器間で互いに異なる時間遅延した遅延OFDM信号が前記複数の相関演算器の各々のOFDM信号として前記複数の相関演算器間の各々に入力されるように制御する制御手段と、前記複数の相関演算器の各々で演算され出力された相関信号を加算し、該加算結果を、前記OFDM信号と前記OFDM信号が前記有効シンボル期間長遅延された信号との相関を示す相関信号として出力する総加算手段と、を含んで構成されている。
このような構成によれば、上記相関演算器と同様に、雑音信号の影響を抑えて相関信号を求めることができ、回路規模も小型化できる。更に、このように複数の相関演算器を設けることにより、各相関演算器で時間位置をずらした相関信号を生成し、これを加算して1つの相関信号として出力できるため、マルチパスが発生しても、相関信号の最大値がふらつくことを抑えることができる。
本発明の相関演算装置の前記制御手段は、更に、前記複数の相関演算器毎の前記遅延OFDM信号の各々が更に前記有効シンボル期間長遅延された信号の各々を前記複数の相関演算器の各々の前記第2遅延信号として入力させるようにしてもよい。
このような構成によれば、遅延のための手段を共通化でき、装置の小型化が図れる。
更に前記制御手段は、複数の遅延回路により構成されていてもよい。
また、前記制御手段は、前記OFDM信号を格納する格納手段と、前記格納手段に格納された前記OFDM信号を読み出して前記複数の相関演算器に選択的に入力させる選択入力制御手段と、前記格納手段から前記OFDM信号を読み出すときの読み出し領域を変更することにより前記OFDM信号の遅延時間を調整する調整手段と、を含んで構成されていてもよい。
また、本発明の相関演算装置が、前記複数の相関演算器から出力された複数の相関信号に対して、各相関演算器毎に予め定められた重み付け係数を乗算する重み付け手段を更に備え、前記総加算手段は、前記重み付け係数を乗算した各相関信号を加算し、該加算結果を、前記OFDM信号と前記OFDM信号が前記有効シンボル期間長遅延された信号との相関を示す相関信号として出力するようにしてもよい。
このように複数の相関演算器から出力された相関信号に重み付け係数を乗算してから加算することにより、遅延波による影響を抑え、ふらつきの少ない相関信号を生成することができる。
以上説明したように本発明によれば、雑音信号の影響を抑えてOFDM信号とOFDM信号を有効シンボル期間長遅延した遅延信号との相関を求めることができ、回路規模も小型化できる、という効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)信号復調装置10の概略構成図である。このOFDM信号復調装置10は、OFDM信号を受信して、これを復調する装置である。OFDM信号は、図9に示すように、1シンボル期間が有効シンボル期間と該有効シンボル期間の信号の一部が複写されたガード期間からなる信号である。このOFDM信号から、ガード期間を除く有効シンボル期間の信号が抽出され、この有効シンボル期間の信号(有効シンボル信号)にフーリエ変換が施されて復調される。
図1に示すように、このOFDM信号復調装置10は、A/D変換器12、相関器14、タイミング検出器16、FFT(高速フーリエ変換器)18、及び復調器20を備えている。
A/D変換器12は、受信したアナログのODFM信号をサンプリングクロック信号に同期して所定周期でサンプリングしてデジタル信号に変換し、相関器14及びFFT18に出力する。
相関器14は、デジタル信号に変換されたOFDM信号と、該OFDM信号を1有効シンボル期間遅延した遅延信号との相関を求め、該相関を示す相関信号をタイミング検出器16に出力する。
タイミング検出器16は、相関器14から受け取った相関信号に基づいて、OFDM信号から有効シンボル信号を抽出するためのタイミング信号を出力する。具体的には、相関信号がピークとなるタイミングを検出し、このタイミングを基準としてタイミング信号を出力する。
FFT18は、タイミング検出器16から出力されたタイミング信号に基づいて、A/D変換器12でデジタル変換されたOFDM信号から、有効シンボル信号を抽出し、フーリエ変換を施す。
復調器20は、フーリエ変換処理後の信号に復調処理を施し、復調信号を得る。
図2は、相関器14の構成図である。相関器14は、遅延回路22と差分相関回路24とを備えている。
遅延回路22は、入力されたOFDM信号を1有効シンボル期間だけ遅延する。
差分相関回路24には、遅延前のOFDM信号と、遅延回路22で1有効シンボル期間遅延された遅延後のOFDM信号とが入力される。差分相関回路24は、該遅延前のOFDM信号と遅延後のOFDM信号との相関を求めて、該相関を示す相関信号を出力する。なお、本実施の形態では、遅延前のもとのOFDM信号を単に「OFDM信号」と呼称し、該もとのOFDM信号が1有効シンボル期間長遅延された遅延後のOFDM信号を「遅延信号」(本発明の「第2遅延信号」に相当)と呼称して区別して説明する。
差分相関回路24は、第1複素演算回路26、第2複素演算回路28、第3複素演算回路30、及び第4複素演算回路32を備えている。
第1複素演算回路26、第2複素演算回路28、第3複素演算回路30、及び第4複素演算回路32は、入力されたOFDM信号及び遅延信号を各々複素成分に分けて複素演算を行なう。なお、4つの複素演算回路の構成は同一であるため、代表して第1複素演算回路26の構成を説明する。
図3に、第1複素演算回路26の構成を示す。第1複素演算回路26は、遅延回路40、第1差分回路42、遅延回路44、第2差分回路46、及び乗算回路48を備えている。
遅延回路40には、OFDM信号が入力される。遅延回路40は、OFDM信号を1サンプル時間(前述のサンプリングクロック信号の1周期)だけ遅延すると共に、予め定められた位相変化量だけ位相を変化させ(位相回転を与え)て出力する。この位相変化量は、第1複素演算回路26、第2複素演算回路28、第3複素演算回路30、第4複素演算回路32でそれぞれ異なる。本実施の形態では、第1複素演算回路26の位相変化量は0(則ち、位相変化無し)、第2複素演算回路28の位相変化量は、−π/2(-jを乗算)、第3複素演算回路30の位相変化量はπ(-1を乗算)、第4複素演算回路32の位相変化量は、π/2(jを乗算)となるように、各遅延回路40が設定されている。
第1差分回路42は、遅延無しのOFDM信号と該OFDM信号が遅延回路40で1サンプル時間だけ遅延され位相回転が与えられた信号(本発明の「第1遅延信号」に相当)との差分を複素演算する。ここで得られた差分を差分Aと呼称する。
一方、遅延回路44には、1有効シンボル期間遅延されたOFDM信号(遅延信号)が入力される。遅延回路44は、該遅延信号を更に1サンプル時間だけ遅延すると共に、上記遅延回路40と同じ位相変化量だけ位相を変化させ(位相回転を与え)て出力する。
第2差分回路46は、遅延信号と該遅延信号が遅延回路44で更に1サンプル遅延され位相回転が与えられた信号(本発明の「第3遅延信号」に相当)との差分を複素演算する。ここで得られた差分を差分Bと呼称する。
乗算回路48は、第1差分回路42の演算結果(差分A)と第2差分回路46の演算結果(差分B)とを乗算して、後段の極性変換回路34に出力する。
すなわち、第1複素演算回路26、第2複素演算回路28、第3複素演算回路30、及び第4複素演算回路32によって、以下に示す複素演算出力が得られる。
第1複素演算回路26での複素演算出力corr1(t):
Figure 2009055204
第2複素演算回路28での複素演算出力corr2(t):
Figure 2009055204
第3複素演算回路30での複素演算出力corr3(t):
Figure 2009055204
第4複素演算回路32での複素演算出力corr4(t):
Figure 2009055204
ここで、
t : OFDM信号の離散時間
gi : 有効シンボル期間に相当する離散時間
rx_in(t) : OFDM信号
である。なお、Reは複素の実部、Imは複素の虚部を示す。
また、上記「離散時間」は、サンプリングクロック信号を基準とした時間を示す。従って、例えば、rx_in(t-1)は、1サンプル時間前の(すなわち、OFDM信号を1サンプル時間遅延した)OFDM信号を示している。
このように、第1複素演算回路26、第2複素演算回路28、第3複素演算回路30、第4複素演算回路32は、OFDM信号と該OFDM信号の1サンプル時間前の信号との差分Aと、有効シンボル期間長遅延した遅延信号と該遅延信号の1サンプル時間前の信号との差分Bと掛け合わせた結果が出力される。
また、1サンプル時間前の信号には、前述したように各複素演算回路毎に予め定められた量の位相回転が与えられている。周知の如く、遅延時間が同じであれば、位相の回転量と周波数とは比例する。従って、4つの複素演算回路で、各々予め設定された量の位相回転を施した1サンプル時間前の信号との差を取ることにより、図4に示すように4つの異なる通過周波数特性が得られることとなる。
第1複素演算回路26、第2複素演算回路28、第3複素演算回路30、第4複素演算回路32には、各々極性変換回路34が接続されている。4つの極性変換回路34は、各々同一構成であり、第1複素演算回路26、第2複素演算回路28、第3複素演算回路30、第4複素演算回路32の各複素演算結果を2値の極性情報に変換する。
第1複素演算回路26に接続された極性変換回路34は、以下に示す演算を行う。
Figure 2009055204
Figure 2009055204
t: OFDM信号の離散時間
corr1(t): 第1複素演算回路26の出力
pole_corr1(t): 極性変換回路34の出力(極性情報)
このように、第1複素演算回路26の出力の実部(Re)及び虚部(Im)について、それぞれ極性変換を行なう。
なお、第2複素演算回路28、第3複素演算回路30、第4複素演算回路32に接続された各極性変換回路34でも、上記と同様の処理が行なわれる。
4つの極性変換回路34には、それぞれ積分回路36が接続されている。4つの積分回路36は、各々同一構成であり、極性変換回路34で変換された極性情報を積分して出力する。
加算回路38は、4つの積分回路36の積分結果を加算して、該加算結果を該OFDM信号と遅延信号との相関を示す相関信号として後段のタイミング検出器16に出力する。
そして、タイミング検出器16では、該相関信号に基づいて前述したようにタイミング信号が生成される。
OFDM信号の伝送中、周辺から回り込む雑音の影響により、OFDM信号受信時にある特定のサブキャリアに正弦波や狭帯域の雑音信号が重畳する場合がある。従来の相関器では、この狭帯域信号の電力が大きいと相関器の出力が小さくなるという問題があった。しかしながら、上記説明したように、それぞれ異なる通過特性を有した複素演算を複数行い、各複素演算結果をそれぞれ極性変換した値をそれぞれ積分して、これらを加算することで相関信号を生成することにより、狭帯域な雑音信号の影響が少ない相関を得ることが可能となる。
特に、従来の相関器では、2値化せず複素演算したそのままの値を加算して相関を求めるため、該相関信号は雑音成分が重畳されたままの信号となってしまい、信頼性が低くなるが、本発明では、上記説明したように、複素演算後に極性変換(2値化)を行なうことで、雑音の影響を抑えることができるため、信頼性の非常に高い相関結果が得られる。
更にまた、極性変換により演算ビット数の削減が可能となり、積分回路、加算回路は従来のものに比べて小さくすることができ、回路規模の小型化を実現することもできる。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、差分相関回路24を複数設け、複数の差分相関回路24により相関信号を演算する例について説明する。
図5は、本実施の形態の相関器50の構成を示す図である。なお、OFDM信号復調装置10の構成は、相関器14を相関器50に代える以外は、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態の相関器50は、5つの遅延回路(第1遅延回路52a、第2遅延回路52b、第3遅延回路52c、第4遅延回路52d、第5遅延回路52e)と、3つの差分相関回路(第1差分相関回路24a、第2差分相関回路24b、第3差分相関回路24c)と、総加算回路54を備えている。なお、5つの遅延回路は同一構成であり、以下、各遅延回路を区別せずに説明する場合には、単に遅延回路52と呼称して末尾の符号を省略する。同様に、3つの差分相関回路は同一構成であり、各差分相関回路を区別せずに説明する場合には、差分相関回路24と呼称して末尾の符号を省略する。なお、差分相関回路24は、第1の実施の形態の差分相関回路24と同一構成であり、第1の実施の形態と同様に動作するため、ここでは詳しい説明を省略する。
5つの遅延回路52は、各々同一構成であり、直列に接続されている。また、5つの遅延回路52の遅延時間は各々等しい。ただし、3つの遅延回路52の遅延時間の合計が1有効シンボル期間となるように予め設計されている。すなわち、各遅延回路52の遅延時間は、1有効シンボル期間の1/3となっている。
各遅延回路52及び差分相関回路24は、各遅延回路52の出力が3つの差分相関回路24のいずれか1つ及び後段の遅延回路52に(ただし、第5遅延回路52eのように後段に遅延回路が接続されていない場合には、1つの差分相関回路24にのみ)に入力されるように接続されている。
より詳述すると、A/D変換器12から出力された遅延前のOFDM信号は、第1差分相関回路24に入力されると共に第1遅延回路52aに入力される。第1遅延回路52aの出力端は、第2遅延回路52b及び第2差分相関回路24bに接続されている。第2遅延回路52bの出力端は、第3遅延回路52c及び第3差分相関回路24cに接続されている。第3遅延回路52cの出力端は、第4遅延回路52d及び第1差分相関回路24aに接続されている。第4遅延回路52dの出力端は、第5遅延回路52e及び第2差分相関回路24bに接続されている。第5遅延回路52eの出力端は第3差分相関回路24cに接続されている。
すなわち、第1差分相関回路24aは、遅延前のもとのOFDM信号と、遅延前のもとのOFDM信号が第1〜第3遅延回路52a〜52cで遅延された遅延信号との相関信号を生成する。
第2差分相関回路24bは、遅延前のもとのOFDM信号が第1遅延回路52aで遅延された遅延信号と、遅延前のもとのOFDM信号が第1〜第4遅延回路52a〜52dで遅延された遅延信号との相関信号を生成する。
第3差分相関回路24cは、遅延前のもとのOFDM信号が第1、第2遅延回路52a、52bで遅延された遅延信号と、遅延前のもとのOFDM信号が第1〜第5遅延回路52a〜52eで遅延された遅延信号との相関信号を生成する。
前述したように、各遅延回路52の遅延時間は同じであり、3つの遅延回路52の遅延時間の合計が1有効シンボル期間となる。従って、各差分相関回路24は、1有効シンボル期間長の時間差がある信号同士の相関信号を生成することとなる。
総加算回路54には、第1差分相関回路24a、第2差分相関回路24b、及び第3差分相関回路24cの演算結果(相関信号)が入力される。総加算回路54は、入力された演算結果(相関信号)を加算し、この加算結果を、OFDM信号とOFDM信号を1有効シンボル期間長遅延した遅延信号との相関を示す相関信号として後段のタイミング検出器16に出力する。すなわち、本実施の形態では、時間位置を1/3有効シンボル期間長ずらして演算した3つの相関信号を加算することで、最終的な相関信号を求めている。
このような構成とすることにより、本実施の形態の相関器50は、第1の実施の形態の特徴に加えて、以下の特徴も有する。
従来の相関器は、OFDM信号と該OFDM信号を1有効シンボル期間遅延した信号との相関を取る(図10参照)。この相関器を用いて1シンボル周期の中で相関器出力の値が最も大きくなる時間位置を検出し、その時間位置を基準にFFT入力の窓位置(ガード期間除去位置)を決定する。しかしながら、従来の相関器の場合には、マルチパスが発生すると、相関信号の精度が低下して時間位置の検出がずれてしまうことがある。
マルチパスが発生して、直接的に到来する信号(主到来パス)だけでなく、反射等により主到来パスよりも遅れて到来する信号(長遅延パス)が受信側に到着する場合を考える。
従来の相関器では、主到来パスのみの1パス受信時において、図6(A)に示すような相関出力が得られる。また、図6(A)及び図6(B)に示すように、等電力の主到来パス及び長遅延パスの2パス受信時には、従来の相関器では、図6(C)に示すような相関出力が得られる。
すなわち、従来の相関出力は、1パスのみ受信時に主到来パスの時間位置に最も相関値が高くなるため良好にタイミングを検出することができるが、2パス受信時には主到来パスと長遅延パスのそれぞれの到来時間位置に強い相関が現れ、図6(C)で示すように2パス目の遅延時間分の間隔(以下、長遅延時間と呼称)だけ時間差のある2つの頂点を有する台形に似た相関出力信号となる。実通信ではOFDM信号の波形もしくは干渉電力成分の影響によりこの2つの頂点の高さがそれぞれ変化するため、従来の相関器を使って時間同期を取る場合には、最大相関の位置が長遅延時間分だけ離れた2つの時間位置を行き来するため、時間同期が安定せず、シンボル間干渉が生じ受信特性が劣化してしまう。
しかしながら、本実施の形態では、時間位置をずらした3つの相関出力を加算して1つの相関信号として出力するようにしたため、主到来波となるパスと同等の受信電力をもつ長遅延パスが存在する場合において、主到来パスと長遅延パスの中間位置に強い相関が現れる。従って、従来のように主到来パスと長遅延パスのそれぞれの到来時間位置に強い相関が現れること防ぎ、時間同期のふらつきを抑えることが可能となる。
図7に主到来パスのみ1パス受信時(図7(A))と、等電力の主到来パス及び長遅延パスの2パス受信時(図7(B))における、従来の相関信号と本実施例の相関信号の比較を示す。
本実施の形態の相関器50による相関出力は、従来同様に1パスのみ受信時に主到来パスの時間位置に最も強い相関が得られるため良好にタイミングを検出することが可能である。また、2パス受信時においても、主到来パスと長遅延パスの中間位置に長遅延時間より時間の短い台形上の頂点(上底)を有する相関信号が得られる
実通信では、従来同様OFDM信号の波形もしくは干渉電力成分の影響により頂点の高さがそれぞれ変化するが、頂点となる時間距離が従来方式の相関出力より短いことから、この相関出力を使って時間同期を取る場合、最大相関の位置のずれが従来方式を用いた場合より小さくなり、時間同期が安定し、シンボル間干渉による受信特性劣化が軽減される。
なお、本実施の形態では差分相関回路24が3つの場合を例に挙げたが、本発明は、3つに限定されず、それより多くてもよい。
[第3の実施の形態]
本実施の形態では、差分相関回路24を複数設けると共に、各差分相関回路24の出力に重み付け係数を乗じて相関信号を生成する例について説明する。
図8は、本実施の形態の相関器60の構成を示す図である。なお、OFDM信号復調装置10の構成は、相関器14を相関器60に代える以外は、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態の相関器60は、第2の実施の形態と同様に、3つの差分相関回路(第1差分相関回路24a、第2差分相関回路24b、第3差分相関回路24c)と、総加算回路54とを備えている。更に本実施の形態の相関器60は、メモリ回路62、アドレスデコーダ64、セレクタ66、第1乗算器68及び第2乗算器70を備えている。
メモリ回路62、アドレスデコーダ64、及びセレクタ66は、第2の実施の形態の5つの遅延回路(第1遅延回路52a、第2遅延回路52b、第3遅延回路52c、第4遅延回路52d、第5遅延回路52e)と同様の機能を実現する。
メモリ回路62は、記憶領域及び記憶領域に対する読み書き用のセレクタ(R/Wセレクタ)を備えている(図示省略)。記憶領域は、実際にデータを記憶する記憶領域であって、A/D変換器12から出力されたOFDM信号が記憶される。R/Wセレクタは、A/D変換器12から出力されたOFDM信号を記憶領域の所定アドレスから順に記憶すると共に、アドレスデコーダ64からアドレス情報を受信すると、アドレス情報が示すアドレスに記憶された信号を記憶領域から読み出して、セレクタ66に出力する。
アドレスデコーダ64は、メモリ回路62にアドレス情報を与える。アドレスデコーダ64は、メモリ回路62からOFDM信号を読み出すときのアドレスを、予め定められた遅延時間に応じて(ここでは1/3有効シンボル期間長ずつ)ずらしていくことによって、OFDM信号の遅延時間を調整する。
セレクタ66は、メモリ回路62から読み出されたOFDM信号を、3つの差分相関回路24に選択的に出力する。
このような構成により、第1差分相関回路24aには、遅延前のもとのOFDM信号と、該遅延前のもとのOFDM信号が1有効シンボル期間長だけ遅延された信号とが入力される。
また、第2差分相関回路24bには、遅延前のもとのOFDM信号が1/3有効シンボル期間長だけ遅延された信号と、該信号が更に1有効シンボル期間長だけ遅延された信号とが入力される。
また、第3差分相関回路24cには、遅延前のもとのOFDM信号が2/3有効シンボル期間長だけ遅延された信号と、該信号が更に1有効シンボル期間長だけ遅延された信号とが入力される。
これにより、第2の実施の形態と同様に、3つの差分相関回路24間で時間位置が1/3有効シンボル期間長ずれた相関信号が生成される。
本実施の形態では、更に、3つの差分相関回路24で生成された相関信号に重み付け係数を乗じて3つの相関出力に重み付けをする。
第1乗算器68は、第1差分相関回路24aで生成された相関信号に予め定められた重み付け係数を乗算する。第2乗算器70は、第3差分相関回路24cで生成された相関信号に予め定められた重み付け係数を乗算する。また、本実施の形態では、第2差分相関回路24bで生成された相関信号については、重み付け係数は乗算しない(すなわち重み付け係数を1とする)。すなわち、本実施の形態では、時間的中心にある第2差分相関回路24bの出力を基準として、重み付け係数を定めている。
また、第1差分相関回路24aの相関出力と第2差分相関回路24bとの相関出力の時間間隔と、第3差分相関回路24cの相関出力と第2差分相関回路24bとの相関出力の時間間隔とが同じであるため、第1乗算器68及び第2乗算器70の重み付け係数は、同じ値とすることが好ましい。
なお、この重み付け係数の大きさであるが、重み付け係数を変えながら予め試験的にOFDM信号復調装置10で復調処理を施し、最も良好に復調されたところの重み付け係数を第1乗算器68及び第2乗算器70に設定する。
総加算回路54は、第1乗算器68の演算結果と、第2乗算器70の演算結果と、第2差分相関回路24bで生成された相関信号とを加算し、該加算結果をタイミング検出器16に出力する。
このように、遅延した3つの相関出力に重み付けをすることにより、第2の実施の形態における効果に加えて、遅延波による最大相関時間位置のふらつき度合いを変え、ふらつきの少ない相関信号を生成することができる。
本発明の第1〜3の実施の形態に係るOFDM信号復調装置の概略構成図である。 第1の実施の形態の相関器の構成図である。 第1複素演算回路の構成図である。 第1〜第4複素演算回路の通過周波数特性を示す図である。 第2の実施の形態の相関器の構成を示す図である。 マルチパスが発生した場合に従来の相関器で得られる相関信号の一例を示す図である。 主到来パスのみ1パス受信時と、等電力の主到来パス及び長遅延パスの2パス受信時における、従来の相関信号と本実施例の相関信号の比較を示す図である。 第3の実施の形態の相関器の構成を示す図である。 OFDM信号のフォーマットを説明する図である。 受信したOFDM信号と、該OFDM信号を有効シンボル期間長遅延した信号との相関値を求めるときの従来の求め方を説明する説明図である。
符号の説明
10 OFDM信号復調装置
14、50、60 相関器
22 遅延回路
24 差分相関回路
24a 第1差分相関回路
24b 第2差分相関回路
24c 第3差分相関回路
26 第1複素演算回路
28 第2複素演算回路
30 第3複素演算回路
32 第4複素演算回路
34 極性変換回路
36 積分回路
38 加算回路
40 遅延回路
42 第1差分回路
44 遅延回路
46 第2差分回路
48 乗算回路
52a、52b、52c、52d、52e 遅延回路
54 総加算回路
62 メモリ回路
64 アドレスデコーダ
66 セレクタ
68 第1乗算器
70 第2乗算器

Claims (6)

  1. 1シンボル期間が有効シンボル期間と該有効シンボル期間の信号の一部が複写されたガード期間とからなるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号と該OFDM信号を予め定められた時間遅延すると共に予め定められた位相変化量だけ位相を変化させた第1遅延信号との差分を演算する第1差分演算手段、前記OFDM信号が前記有効シンボル期間長遅延された第2遅延信号と該第2遅延信号を更に前記予め定められた時間遅延すると共に前記予め定められた位相変化量だけ位相を変化させた第3遅延信号との差分を演算する第2差分演算手段、及び前記第1差分演算手段の演算結果と前記第2差分演算手段の演算結果とを乗算する乗算手段、を含む4つの演算手段であって、前記位相変化量を互いにπ/2ずつ異ならせた4つの演算手段と、
    前記4つの演算手段の各々に対応して設けられ、対応する前記演算手段の前記乗算手段の演算結果を該演算結果の極性を示す極性信号に変換する4つの極性変換手段と、
    前記4つの極性変換手段の各々に対応して設けられ、対応する極性変換手段で変換された極性信号を積分する4つの積分手段と、
    前記4つの積分手段の積分結果を加算し、該加算結果を、前記OFDM信号と前記第2遅延信号との相関を示す相関信号として出力する加算手段と、
    を含む相関演算器。
  2. 請求項1に記載の相関演算器を複数備えると共に、
    前記OFDM信号を前記複数の相関演算器間で互いに異なる時間遅延した遅延OFDM信号が前記複数の相関演算器の各々のOFDM信号として前記複数の相関演算器の各々に入力されるように制御する制御手段と、
    前記複数の相関演算器の各々で演算され出力された相関信号を加算し、該加算結果を、前記OFDM信号と前記OFDM信号が前記有効シンボル期間長遅延された信号との相関を示す相関信号として出力する総加算手段と、
    を含む相関演算装置。
  3. 前記制御手段は、更に、前記複数の相関演算器毎の前記遅延OFDM信号の各々が更に前記有効シンボル期間長遅延された信号の各々を前記複数の相関演算器の各々の前記第2遅延信号として入力させる
    請求項2記載の相関演算装置。
  4. 前記制御手段は、複数の遅延回路により構成された請求項2または3記載の相関演算装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記OFDM信号を格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納された前記OFDM信号を読み出して前記複数の相関演算器に選択的に入力させる選択入力制御手段と、
    前記格納手段から前記OFDM信号を読み出すときの読み出し領域を変更することにより前記OFDM信号の遅延時間を調整する調整手段と、
    を含んで構成された請求項2または3記載の相関演算装置。
  6. 前記複数の相関演算器から出力された複数の相関信号に対して、各相関演算器毎に予め定められた重み付け係数を乗算する重み付け手段を更に備え、
    前記総加算手段は、前記重み付け係数を乗算した各相関信号を加算し、該加算結果を、前記OFDM信号と前記OFDM信号が前記有効シンボル期間長遅延された信号との相関を示す相関信号として出力する請求項2〜5のいずれか1項に記載の相関演算装置。
JP2007218557A 2007-08-24 2007-08-24 相関演算器及び相関演算装置 Active JP4359638B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218557A JP4359638B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 相関演算器及び相関演算装置
US12/134,500 US8005157B2 (en) 2007-08-24 2008-06-06 Correlation calculation unit and correlation calculation apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218557A JP4359638B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 相関演算器及び相関演算装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009055204A true JP2009055204A (ja) 2009-03-12
JP4359638B2 JP4359638B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=40382122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007218557A Active JP4359638B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 相関演算器及び相関演算装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8005157B2 (ja)
JP (1) JP4359638B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8559538B2 (en) 2010-08-18 2013-10-15 Oki Semiconductor Co., Ltd. Correlator and demodulation device including the correlator

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012528520A (ja) * 2009-05-29 2012-11-12 トムソン ライセンシング 高速のサイクルスリップの検出及び訂正
JP4911220B2 (ja) 2009-11-30 2012-04-04 セイコーエプソン株式会社 衛星信号捕捉方法及び衛星信号受信装置
US20120170618A1 (en) * 2011-01-04 2012-07-05 ABG Tag & Traq, LLC Ultra wideband time-delayed correlator
JP6135075B2 (ja) * 2012-09-11 2017-05-31 セイコーエプソン株式会社 デコード方法及び受信装置
JP6259297B2 (ja) * 2014-01-29 2018-01-10 ルネサスエレクトロニクス株式会社 信号処理装置、信号処理方法およびプログラム
US20180224508A1 (en) * 2017-02-06 2018-08-09 Boston Scientific Scimed Inc. Electromagnetic navigation system having a demodulation unit

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5960028A (en) * 1995-08-11 1999-09-28 Sharp Kabushiki Kaisha Spread spectrum communication system
JP2871655B1 (ja) 1997-11-25 1999-03-17 株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所 シンボル同期回路
JP2000059332A (ja) 1998-08-11 2000-02-25 Nec Corp 遅延プロファイル検出回路及び検出方法
JP2000244441A (ja) * 1998-12-22 2000-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ofdm送受信装置
JP3082757B2 (ja) * 1999-01-04 2000-08-28 日本電気株式会社 ガードインターバル相関器及びその相関取得方法
JP3686546B2 (ja) 1999-04-05 2005-08-24 松下電器産業株式会社 受信装置
JP4356203B2 (ja) * 2000-07-11 2009-11-04 ソニー株式会社 復調装置及び復調方法
US7359314B2 (en) * 2001-12-26 2008-04-15 Hitachi, Ltd. Signal transmission system for transmitting a signal with a guard interval and a demodulation method thereof
JP3940414B2 (ja) * 2002-08-28 2007-07-04 富士通株式会社 受信装置及びそのフレームタイミング検出方法
JP2004214963A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Sony Corp Ofdm復調装置
JP4291674B2 (ja) * 2003-11-11 2009-07-08 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ Ofdm送信機及びofdm受信機
DE602004029754D1 (de) * 2003-12-08 2010-12-09 Panasonic Corp Demodulator und Demodulationsmethode und integrierter Schaltkreis des Demodulators
JP4443939B2 (ja) * 2004-01-13 2010-03-31 日本信号株式会社 受信時刻計測装置及びこれを用いた距離計測装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8559538B2 (en) 2010-08-18 2013-10-15 Oki Semiconductor Co., Ltd. Correlator and demodulation device including the correlator

Also Published As

Publication number Publication date
US20090052562A1 (en) 2009-02-26
US8005157B2 (en) 2011-08-23
JP4359638B2 (ja) 2009-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4359638B2 (ja) 相関演算器及び相関演算装置
JP4328812B2 (ja) スキャッタードパイロット配置検出器
US20080095280A1 (en) Correlation value calculation method and correlator using the same
JP4612511B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP2003273948A (ja) ディジタル信号受信装置
JP4173460B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP4403010B2 (ja) 信号分離装置
JP5649877B2 (ja) 相関器及びそれを含む復調装置
JP4130831B2 (ja) 動的dcオフセット除去装置及び動的dcオフセット除去方法
JP2007143106A (ja) 受信装置、受信回路、受信方法及び受信プログラム
EP2974051B1 (en) Device and method for computing a channel estimate
JP5701155B2 (ja) Ofdm波測定装置
JP2000059332A (ja) 遅延プロファイル検出回路及び検出方法
JP2007104574A (ja) マルチキャリア無線受信機及び受信方法
JP2006211211A (ja) データ受信装置
JP5274210B2 (ja) Ofdm復調装置
JP4791307B2 (ja) 受信装置、中継装置のサンプリングクロック制御方法
JP4546230B2 (ja) 復調装置
JP2006033074A (ja) Ofdm復調装置
JP2012044414A (ja) 相関器及びそれを含む復調装置
JP4365056B2 (ja) 伝送状態情報表示方法およびofdm受信機
JP4266200B2 (ja) Ofdm復調装置
JP5056342B2 (ja) Ofdm復調装置及びofdm復調方法
EP2930897A1 (en) Differential demodulator and differential demodulation method
JP2007110691A (ja) 相関復調器および相関復調方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081224

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090810

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4359638

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350