JP5701155B2 - Ofdm波測定装置 - Google Patents
Ofdm波測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5701155B2 JP5701155B2 JP2011124361A JP2011124361A JP5701155B2 JP 5701155 B2 JP5701155 B2 JP 5701155B2 JP 2011124361 A JP2011124361 A JP 2011124361A JP 2011124361 A JP2011124361 A JP 2011124361A JP 5701155 B2 JP5701155 B2 JP 5701155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- symbol
- unit
- signal
- symbols
- error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
実施例1によるOFDM波測定装置の構成について説明する。図1は、実施例1によるOFDM波測定装置の構成を示すブロック図である。図1において、太線の矢印はデータ信号の流れを示しており、細線の矢印は制御信号の流れを示している(図2〜図4も同様)。このOFDM波測定装置1は、周波数変換部11、A/D(Analog/Digital)変換部12、直交復調部13、誤差検出部14、周波数誤差補正部15−1,15−2、シンボル切出部16−1,16−2,16−3、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部17−1,17−2,17−3、シンボル加算部18−1,18−2,18−3、SPパターン検出部(パターン検出部)19、SP抽出部(パイロット抽出部)20−1,20−2、周波数誤差推定部21−1,21−2、クロック誤差補正部22、受信電力算出部23、スペクトル算出部24及び遅延プロファイル算出部25を備えている。
次に、図1に示した誤差検出部14について詳細に説明する。前述のとおり、誤差検出部14は、IQのベースバンド信号に対し、時間軸上の所定のデータ先頭位置を基準にして、4シンボル単位に加算を順次行い、加算結果にガード相間を施してガード相関値を算出し、ガード相関値に基づいてシンボル先頭位置a0、クロック誤差a1及び周波数誤差を検出する。
次に、図1に示したシンボル加算部18−1について詳細に説明する。前述のとおり、シンボル加算部18−1は、FFT出力信号である4グループのキャリアシンボル(シンボル番号が4n番目のキャリアシンボル、シンボル番号が4n+1番目のキャリアシンボル、シンボル番号が4n+2番目のキャリアシンボル及びシンボル番号が4n+3番目のキャリアシンボル)を入力し、グループ毎にキャリアシンボルの同期加算を、ループフィルタまたは移動平均の処理により行う。
次に、図1に示したSPパターン検出部19について詳細に説明する。前述のとおり、SPパターン検出部19は、シンボル番号が4n番目〜4n+3番目のキャリアシンボルの同期加算結果と、予め設定された4つのSPパターンとの間の相関値をそれぞれ算出し、4つの相関値に基づいて、SPの抽出が可能か否かを判定し、SP抽出可またはSP抽出不可の信号を生成し、SP抽出可のときの最大相関値を有するSPパターンを検出する。尚、予め設定された4つのSPパターンを用いてSPパターンを検出する手法については既知であり、詳細については、例えば、前述した特許文献1の段落0084〜0087を参照されたい。
次に、図1に示した周波数誤差推定部21−1について詳細に説明する。前述のとおり、周波数誤差推定部21−1は、SP信号及び計算シンボル数を入力し、時系列のSP信号(計算シンボル数に対するSP信号)について、その電力がピークとなる計算シンボル数を特定し、予め設定されたテーブルまたは計算式に従って、計算シンボル数に対応する周波数誤差を求める。
〔数式1〕
y=91.996×x-0.963 ・・・(1)
すなわち、周波数誤差Δfの推定式(近似式)は、以下のとおりとなる。
〔数式2〕
Δf=(ピーク位置の計算シンボル数/4)/91.996^(1/−0.963)
・・・(2)
次に、図1に示したクロック誤差補正部22について詳細に説明する。前述のとおり、クロック誤差補正部22は、FFT出力信号である4グループのキャリアシンボル、及びクロック誤差a1を入力し、キャリアシンボルのうちのSP信号について、クロック誤差a1に基づいて、現在のシンボル位置と理想的なシンボル位置との間の時間差に対応するクロック数を示す差分τを算出し、SP信号の位相を2πfkτ逆回転させることで、クロック誤差を補正する。
〔数式3〕
τ=a1×クロック数から算出した経過時間/fN ・・・(3)
ここで、NはFFTサイズに相当し、例えば8192である。
実施例2によるOFDM波測定装置の構成について説明する。図2は、実施例2によるOFDM波測定装置の構成を示すブロック図である。このOFDM波測定装置2は、周波数変換部11、A/D変換部12、直交復調部13、誤差検出部14−1,14−2、周波数誤差補正部15−1,15−2、シンボル切出部16−1,16−2,16−3、FFT部17−1,17−2,17−3、シンボル加算部18−1,18−2,18−3、SPパターン検出部19、SP抽出部20−1,20−2、周波数誤差推定部21−1,21−2、クロック誤差補正部22、受信電力算出部23、スペクトル算出部24及び遅延プロファイル算出部25を備えている。
実施例3によるOFDM波測定装置の構成について説明する。図3は、実施例3によるOFDM波測定装置の構成を示すブロック図である。このOFDM波測定装置3は、周波数変換部11、A/D変換部12、直交復調部13、誤差検出部14、周波数誤差補正部15、シンボル切出部16−1,16−2、FFT部17−1,17−2、シンボル加算部18−1,18−2、SPパターン検出部19、SP抽出部20、周波数誤差推定部21、クロック誤差補正部22、スペクトル算出部24、遅延プロファイル算出部25、レベル補正部26及び受信電力算出部27を備えている。
次に、図3に示したレベル補正部26について詳細に説明する。図20は、レベル補正部26の処理を示すフローチャートである。まず、レベル補正部26は、周波数誤差推定部21から周波数誤差を入力する(ステップS2001)。そして、レベル補正部26は、予め設定されたテーブルまたは計算式に従って、周波数誤差から電力レベル差を求め(ステップS2002)、電力レベル差をレベル補正部26に出力する(ステップS2003)。ここで、予め設定されたテーブルとは、図15に示したSP信号の電力レベル差と計算シンボル数との関係を、周波数誤差ΔfとSP信号の電力レベル差との関係に変換したテーブルを示し、予め設定された計算式とは、周波数誤差ΔfとSP信号の電力レベル差との関係を示すテーブルから得られた、周波数誤差ΔfとSP信号の電力レベル差との間の関係式である。
実施例4によるOFDM波測定装置の構成について説明する。図4は、実施例4によるOFDM波測定装置の構成を示すブロック図である。このOFDM波測定装置4は、周波数変換部11、A/D変換部12、直交復調部13、誤差検出部14、周波数誤差補正部15、シンボル切出部16、FFT部17、シンボル加算部18、SPパターン検出部19、SP抽出部20、周波数誤差推定部21、クロック誤差補正部22、スペクトル算出部24、遅延プロファイル算出部25、レベル補正部26及び受信電力算出部27を備えている。
11 周波数変換部
12 A/D変換部
13 直交復調部
14 誤差検出部
15 周波数誤差補正部
16 シンボル切出部
17 FFT部
18 シンボル加算部
19 SPパターン検出部
20 SP抽出部
21 周波数誤差推定部
22 クロック誤差補正部
23,27 受信電力算出部
24 スペクトル算出部
25 遅延プロファイル算出部
26 レベル補正部
141 4シンボル単位加算部
142 ガード相関部
143 シンボル先頭位置等検出部
144,147,181 加算部
145,146,182 遅延部
148 除算部
221 位相差算出部
222 乗算部
Claims (7)
- パイロット信号を含むOFDM波を受信し、前記パイロット信号を抽出してOFDM信号を測定するOFDM波測定装置において、
前記受信したOFDM波の信号を直交復調し、ベースバンド信号を生成する直交復調部と、
前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、時間軸上にて所定数のシンボル単位でループフィルタまたは移動平均により加算を行い、ガード相関によりシンボル先頭位置を検出する第1の誤差検出部と、
前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、前記第1の誤差検出部により検出されたシンボル先頭位置に基づいて、GIを除去し有効シンボルを切り出すシンボル切出部と、
前記シンボル切出部により切り出された有効シンボルをFFTし、キャリアシンボルを生成するFFT部と、
前記FFT部により生成されたキャリアシンボルを、所定番目のシンボル毎に同期加算し、同期加算結果を生成する第1のシンボル加算部と、
前記第1のシンボル加算部により生成された同期加算結果と、予め設定された複数のパターンとの間の相関値を算出し、前記相関値が最大のパターンを検出するパターン検出部と、
前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出する第1のパイロット抽出部と、を備え、
さらに、クロック誤差補正部及び第2のシンボル加算部を備え、
前記第1の誤差検出部は、前記所定数のシンボル単位の加算に伴い、加算したシンボルの数と前記ガード相関の移動平均値が最大となる位置に対応するクロック数との関係を1次関数にて近似し、前記近似した1次関数に基づいて、シンボル先頭位置及びクロック誤差を検出し、
前記クロック誤差補正部は、前記キャリアシンボルのうちのパイロット信号について、前記第1の誤差検出部により検出されたクロック誤差に基づいて、現在のシンボル位置と理想的なシンボル位置との間の時間差に対応するクロック数を示す差分を算出し、前記パイロット信号の位相を前記差分に基づいて逆回転させることで、クロック誤差を補正し、
前記第2のシンボル加算部は、前記クロック誤差補正部によりクロック誤差が補正されたキャリアシンボルを、所定番目のシンボル毎に同期加算し、同期加算結果を生成し、
前記第1のパイロット抽出部は、前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記第2のシンボル加算部により生成された同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出する、ことを特徴とするOFDM波測定装置。 - 請求項1に記載のOFDM波測定装置において、
さらに、第2のパイロット抽出部、周波数誤差推定部及び周波数誤差補正部を備え、
前記第2のパイロット抽出部は、前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記第1のシンボル加算部により生成された同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出し、
前記周波数誤差推定部は、前記第2のパイロット抽出部により抽出されたパイロット信号と、前記第1のシンボル加算部において同期加算を行った計算シンボル数とを用いて、前記計算シンボル数に対するパイロット信号の電力がピークとなる位置を特定し、前記特定した位置の計算シンボル数に対応する周波数誤差を、予め設定されたテーブルまたは計算式から推定し、
前記周波数誤差補正部は、前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、前記周波数誤差推定部により推定された周波数誤差を補正し、
前記第1のパイロット抽出部は、前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記周波数誤差が補正されたベースバンド信号から有効シンボルが切り出されFFTされた同期加算結果について、前記同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出する、ことを特徴とするOFDM波測定装置。 - パイロット信号を含むOFDM波を受信し、前記パイロット信号を抽出してOFDM信号を測定するOFDM波測定装置において、
前記受信したOFDM波の信号を直交復調し、ベースバンド信号を生成する直交復調部と、
前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、時間軸上にて所定数のシンボル単位でループフィルタまたは移動平均により加算を行い、ガード相関によりシンボル先頭位置を検出する第1の誤差検出部と、
前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、前記第1の誤差検出部により検出されたシンボル先頭位置に基づいて、GIを除去し有効シンボルを切り出すシンボル切出部と、
前記シンボル切出部により切り出された有効シンボルをFFTし、キャリアシンボルを生成するFFT部と、
前記FFT部により生成されたキャリアシンボルを、所定番目のシンボル毎に同期加算し、同期加算結果を生成する第1のシンボル加算部と、
前記第1のシンボル加算部により生成された同期加算結果と、予め設定された複数のパターンとの間の相関値を算出し、前記相関値が最大のパターンを検出するパターン検出部と、
前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出する第1のパイロット抽出部と、を備え、
さらに、第2のパイロット抽出部、周波数誤差推定部及び周波数誤差補正部を備え、
前記第2のパイロット抽出部は、前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出し、
前記周波数誤差推定部は、前記第2のパイロット抽出部により抽出されたパイロット信号と、前記第1のシンボル加算部において同期加算を行った計算シンボル数とを用いて、前記計算シンボル数に対するパイロット信号の電力がピークとなる位置を特定し、前記特定した位置の計算シンボル数に対応する周波数誤差を、予め設定されたテーブルまたは計算式から推定し、
前記周波数誤差補正部は、前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、前記周波数誤差推定部により推定された周波数誤差を補正し、
さらに、第2の誤差検出部、クロック誤差補正部及び第2のシンボル加算部を備え、
前記第2の誤差検出部は、前記周波数誤差補正部により周波数誤差が補正されたベースバンド信号について、時間軸上にて所定数のシンボル単位でループフィルタまたは移動平均により加算を行い、ガード相間を求め、前記所定数のシンボル単位の加算に伴い、加算したシンボルの数と前記ガード相関の移動平均値が最大となる位置に対応するクロック数との関係を1次関数にて近似し、前記近似した1次関数に基づいて、クロック誤差を検出し、
前記クロック誤差補正部は、前記周波数誤差補正部により周波数誤差が補正されたベースバンド信号から有効シンボルが切り出されFFTされたキャリアシンボルのうちのパイロット信号について、前記第2の誤差検出部により検出されたクロック誤差に基づいて、現在のシンボル位置と理想的なシンボル位置との間の時間差に対応するクロック数を示す差分を算出し、前記パイロット信号の位相を前記差分に基づいて逆回転させることで、クロック誤差を補正し、
前記第2のシンボル加算部は、前記クロック誤差補正部によりクロック誤差が補正されたキャリアシンボルを、所定番目のシンボル毎に同期加算し、同期加算結果を生成し、
前記第1のパイロット抽出部は、前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記第2のシンボル加算部により生成された同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出する、ことを特徴とするOFDM波測定装置。 - パイロット信号を含むOFDM波を受信し、前記パイロット信号を抽出してOFDM信号を測定するOFDM波測定装置において、
前記受信したOFDM波の信号を直交復調し、ベースバンド信号を生成する直交復調部と、
前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、時間軸上にて所定数のシンボル単位でループフィルタまたは移動平均により加算を行い、ガード相関を求め、前記所定数のシンボル単位の加算に伴い、加算したシンボルの数と前記ガード相関の移動平均値が最大となる位置に対応するクロック数との関係を1次関数にて近似し、前記近似した1次関数に基づいて、シンボル先頭位置及びクロック誤差を検出する誤差検出部と、
前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、前記誤差検出部により検出されたシンボル先頭位置に基づいて、GIを除去し有効シンボルを切り出すシンボル切出部と、
前記シンボル切出部により切り出された有効シンボルをFFTし、キャリアシンボルを生成するFFT部と、
前記FFT部により生成されたキャリアシンボルを、所定番目のシンボル毎に同期加算し、同期加算結果を生成する第1のシンボル加算部と、
前記第1のシンボル加算部により生成された同期加算結果と、予め設定された複数のパターンとの間の相関値を算出し、前記相関値が最大のパターンを検出するパターン検出部と、
前記キャリアシンボルのうちのパイロット信号について、前記誤差検出部により検出されたクロック誤差に基づいて、現在のシンボル位置と理想的なシンボル位置との間の時間差に対応するクロック数を示す差分を算出し、前記パイロット信号の位相を前記差分に基づいて逆回転させることで、クロック誤差を補正するクロック誤差補正部と、
前記クロック誤差補正部によりクロック誤差が補正されたキャリアシンボルを、所定番目のシンボル毎に同期加算し、同期加算結果を生成する第2のシンボル加算部と、
前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記第2のシンボル加算部により生成された同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出するパイロット抽出部と、
前記パイロット抽出部により抽出されたパイロット信号と、前記第2のシンボル加算部において同期加算を行った計算シンボル数とを用いて、前記計算シンボル数に対するパイロット信号の電力がピークとなる位置を特定し、前記特定した位置の計算シンボル数に対応する周波数誤差を、予め設定されたテーブルまたは計算式から推定する周波数誤差推定部と、
前記周波数誤差推定部により推定された周波数誤差に基づいて、電力レベル差を求めるレベル補正部と、
前記パイロット抽出部により抽出されたパイロット信号に基づいて、受信電力を算出し、前記レベル補正部により求められた電力レベル差を用いて、前記受信電力を補正する受信電力算出部と、
を備えたことを特徴とするOFDM波測定装置。 - パイロット信号を含むOFDM波を受信し、前記パイロット信号を抽出してOFDM信号を測定するOFDM波測定装置において、
前記受信したOFDM波の信号を直交復調し、ベースバンド信号を生成する直交復調部と、
前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、時間軸上にて所定数のシンボル単位でループフィルタまたは移動平均により加算を行い、ガード相関を求め、前記所定数のシンボル単位の加算に伴い、加算したシンボルの数と前記ガード相関の移動平均値が最大となる位置に対応するクロック数との関係を1次関数にて近似し、前記近似した1次関数に基づいて、シンボル先頭位置及びクロック誤差を検出する誤差検出部と、
前記直交復調部により生成されたベースバンド信号に対し、前記誤差検出部により検出されたシンボル先頭位置に基づいて、GIを除去し有効シンボルを切り出すシンボル切出部と、
前記シンボル切出部により切り出された有効シンボルをFFTし、キャリアシンボルを生成するFFT部と、
前記FFT部により生成されたキャリアシンボルのうちのパイロット信号について、前記誤差検出部により検出されたクロック誤差に基づいて、現在のシンボル位置と理想的なシンボル位置との間の時間差に対応するクロック数を示す差分を算出し、前記パイロット信号の位相を前記差分に基づいて逆回転させることで、クロック誤差を補正するクロック誤差補正部と、
前記クロック誤差補正部によりクロック誤差が補正されたキャリアシンボルを、所定番目のシンボル毎に同期加算し、同期加算結果を生成するシンボル加算部と、
前記シンボル加算部により生成された同期加算結果と、予め設定された複数のパターンとの間の相関値を算出し、前記相関値が最大のパターンを検出するパターン検出部と、
前記パターン検出部により検出されたパターンに基づいて、前記シンボル加算部により生成された同期加算結果のキャリアシンボルからパイロット信号を抽出するパイロット抽出部と、
前記パイロット抽出部により抽出されたパイロット信号と、前記シンボル加算部において同期加算を行った計算シンボル数とを用いて、前記計算シンボル数に対するパイロット信号の電力がピークとなる位置を特定し、前記特定した位置の計算シンボル数に対応する周波数誤差を、予め設定されたテーブルまたは計算式から推定する周波数誤差推定部と、
前記周波数誤差推定部により推定された周波数誤差に基づいて、電力レベル差を求めるレベル補正部と、
前記パイロット抽出部により抽出されたパイロット信号に基づいて、受信電力を算出し、前記レベル補正部により求められた電力レベル差を用いて、前記受信電力を補正する受信電力算出部と、
を備えたことを特徴とするOFDM波測定装置。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載のOFDM波測定装置において、
前記パイロット信号をSP信号とし、
前記誤差検出部における所定数のシンボル単位を、4シンボル単位とし、
前記シンボル加算部における所定番目のシンボル毎を、4n〜4n+3番目のシンボル毎(nは0以上の整数)とする、ことを特徴とするOFDM波測定装置。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載のOFDM波測定装置において、
前記パイロット信号をTMCC信号またはAC信号とし、
前記誤差検出部における所定数のシンボル単位を、204シンボル単位とし、
前記シンボル加算部における所定番目のシンボル毎を、204n〜204n+203番目のシンボル毎(nは0以上の整数)とする、ことを特徴とするOFDM波測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011124361A JP5701155B2 (ja) | 2011-06-02 | 2011-06-02 | Ofdm波測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011124361A JP5701155B2 (ja) | 2011-06-02 | 2011-06-02 | Ofdm波測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012253553A JP2012253553A (ja) | 2012-12-20 |
JP5701155B2 true JP5701155B2 (ja) | 2015-04-15 |
Family
ID=47525952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011124361A Active JP5701155B2 (ja) | 2011-06-02 | 2011-06-02 | Ofdm波測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5701155B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6163052B2 (ja) * | 2013-02-20 | 2017-07-12 | 日本放送協会 | Ofdm波測定装置及びプログラム |
JP6150685B2 (ja) * | 2013-09-03 | 2017-06-21 | 日本放送協会 | Ofdm波測定装置及びプログラム |
US20230222298A1 (en) * | 2020-06-02 | 2023-07-13 | Konica Minolta, Inc. | Reader, rfid system, and state detection system |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3970092B2 (ja) * | 2002-05-16 | 2007-09-05 | ソフトバンクテレコム株式会社 | シンボルタイミング同期装置およびシンボルタイミング同期方法 |
JP2004214960A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Sony Corp | Ofdm復調装置 |
WO2010099808A1 (en) * | 2009-03-06 | 2010-09-10 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | A method of and equipment for compensating carrier frequency offset in an orthogonal frequency division multiplexing wireless radio transmission system |
JP2011024007A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Clarion Co Ltd | 遅延プロファイル測定装置およびデジタル放送受信機 |
-
2011
- 2011-06-02 JP JP2011124361A patent/JP5701155B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012253553A (ja) | 2012-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6628606B1 (en) | Coarse frequency offset estimator in orthogonal frequency division multiplexing receiver and method thereof | |
KR100865938B1 (ko) | 무선 통신 시스템의 수신기에서 캐리어 주파수 옵셋 추정및 보상을 위한 장치 및 데이터 수신 방법 | |
KR101092557B1 (ko) | 동기신호 검출장치 및 이를 이용한 vsb 수신기 그리고그 방법 | |
JP4584756B2 (ja) | パイロット信号検出装置及び方法 | |
JP4263119B2 (ja) | Ofdmシステムでの初期周波数の同期方法および装置 | |
US8149962B2 (en) | Estimating frequency shift | |
JP2774961B2 (ja) | Ofdm復調装置 | |
GB2313022A (en) | Digital broadcasting receiver | |
JP5701155B2 (ja) | Ofdm波測定装置 | |
JP4359638B2 (ja) | 相関演算器及び相関演算装置 | |
CN106534022B (zh) | 接收器控制器 | |
CN117060985B (zh) | 一种船载双天线pcma系统信号重捕方法及装置 | |
JP3073919B2 (ja) | 同期装置 | |
JP4700518B2 (ja) | 同期タイミング検出装置および受信機 | |
US7583770B2 (en) | Multiplex signal error correction method and device | |
WO2009109942A2 (en) | Integer carrier frequency offset estimation scheme for orthogonal frequency division multiplexing | |
JPH08265291A (ja) | Ofdm伝送方式とofdm送受信装置 | |
JP2007281991A (ja) | 電波伝搬解析装置 | |
JP3950242B2 (ja) | オフセットqpsk変調解析方式 | |
JP5411659B2 (ja) | Ofdm信号受信におけるマルチパス歪み等化装置および受信装置 | |
JP3945623B2 (ja) | 周波数同期方法及びこれを用いたofdm受信装置 | |
JP2000059332A (ja) | 遅延プロファイル検出回路及び検出方法 | |
JP5495976B2 (ja) | Ofdm信号受信装置 | |
JP5658637B2 (ja) | 周波数誤差検出装置及びプログラム | |
JP6163052B2 (ja) | Ofdm波測定装置及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141028 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150123 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5701155 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |