JP4263119B2 - Ofdmシステムでの初期周波数の同期方法および装置 - Google Patents

Ofdmシステムでの初期周波数の同期方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は直交周波数分割多重化(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)基盤の初期周波数(coarse frequency)同期化方法および装置に係り、さらに詳細には直交周波数分割多重化受信機での初期周波数の同期装置およびその方法に関する。
図1は従来の直交周波数分割多重化受信機の構造を示すブロック図である。図1を参照すれば、従来のOFDM受信機はOFDM復調部10と周波数同期部12とを備える。OFDM復調部10はRF受信部101と、A/D(analog-to-digital)変換部102と、I/Q分離部103と、周波数補正部104と、FFT(Fast Fourier Transform)部105と、ビタビ(Viterbi)デコーダ部106とを備える。周波数同期部12はバッファ121と、複素データ乗算部122と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部123と、最大値検出部124と、カウンタ125と、基準シンボル発生部126とを備える。
図1に示した従来の受信機の動作を説明すれば、まずRF受信部101はRF信号を受信する。A/D変換部102は受信されたRF信号を量子化する。I/Q分離部103は量子化された信号からI/Q成分信号を分離し、周波数補正部104は周波数誤差を補正する。FFT部105は周波数補正された信号を入力してフーリエ変換することによって復調を行い、ビタビデコーダ部106は復調された信号をデコーディングする。
一方、FFT部105で復調された信号は、周波数同期部12のバッファ121に保存され、受信信号xとして出力される。基準シンボル発生部126から出力される位相基準シンボルをZで示す。受信信号がωのフレーム同期誤差を有するものとし、XとZのk番目信号をそれぞれXkとZkとすれば、
Figure 0004263119
となる。複素データ乗算部122はXkとZkとの共役値(complex conjugate)をそれぞれかけ合わせ、その結果を信号hnとして出力する。かけ合わされた信号hnは、IFFT部123によって次の数式1のように逆フーリエ変換されて出力される。
Figure 0004263119
この時、送信信号に対して周波数誤差の整数倍Δfiを含んだ受信信号Xk
Figure 0004263119
になる。従って、数式1は次の数式2のように書き換えられる。
Figure 0004263119
数式2の結果は時間領域で2信号のコンボリューションを求める過程と同一であり、その結果値hnはチャンネルインパルス応答(以下、CIRと称する)である。このように、周波数領域基準信号を認識するOFDMシステムでは、伝送される基準シンボルを利用してCIRを求めることができる。ここで、もし送信側から所定の信号Zkがkに対して相関関係がないように、すなわちPN信号列(Pseudo Noise Sequence)として与えられるならば、数式2の結果、周波数誤差Δfiが0である場合にだけ最大のピーク値が存在することになり、そうでない場合には値が非常に低い雑音性値の羅列が発生するであろうということがわかる。
このような関係を利用して、受信信号XkをΔfiに対して繰り返し循環回転させ、最大値検出器124で数式2を適用して最大のピーク値を検出し、カウンタ125でそのような最大のピーク値が発生する回転量Δfiを求める。回転量Δfiは検出しようとする周波数誤差の整数倍に該当する誤差値FOになる。この関係を整理すれば次の数式3のようになる。
Figure 0004263119
ここで、Zは位相基準シンボルであり、XRは周波数領域で受信シンボルXの個別値XkをΔfiだけ循環回転させた
Figure 0004263119
より構成される受信シンボルである。
前述のような従来のOFDM受信機で初期周波数の同期方法によれば、理論的にもそして実際的にも、チャンネルの環境やフレーム同期誤差と関係なく、全ての場合にほとんど正確な周波数誤差を推定できる。しかし、前述の方法は計算量が多すぎる短所がある。すなわち、正確な周波数誤差を推定するために非常に複雑なIFFTモジュールを利用しなければならず、応答時間が長くなって過度の時間遅延が発生するという問題がある。
本発明が解決しようとする技術的課題は、少ない計算量で安定した周波数同期を行えるOFDM受信機の初期周波数の同期装置を提供することである。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、前記初期周波数の同期装置で具現される、少ない計算量で安定した周波数同期を行えるOFDM受信機の初期周波数の同期方法を提供することである。
本発明が解決しようとするさらに他の技術的課題は、少ない計算量で安定した周波数同期を行えるOFDM受信機を提供することである。
前述の技術的課題を解決するための、本発明のOFDM受信機の周波数同期部内に備えられて初期周波数同期を行う初期周波数の同期装置は、復調されたシンボルX(k)を受信して所定のシフト量dで循環シフトさせ、シフトされたシンボルX(k+d)を出力するバッファと、位相相関帯域幅による積分区間および積分区間による分割帯域の個数Kを決定し、分割帯域の個数によりシンボル時間オフセットを生成して調節する制御部と、シンボル時間オフセットに相当する量だけ位相が歪曲された基準シンボルZ(k)を生成する基準シンボル先歪曲部と、シフト量dをカウントするカウンタと、シフトされたシンボルX(k+d)と基準シンボルZ(k)とを受信してK個の分割帯域に対する部分相関値を計算する部分相関部と、部分相関値が最大になるシフト量dを求めて推定された初期周波数の同期誤差として出力する最大値検出部とを含むことを特徴とする。
一方、前述の技術的課題を解決するための、OFDM復調と周波数同期とを行うOFDMの受信処理時に初期周波数同期を行う方法は、(a)復調されたシンボルX(k)を受信して所定のシフト量dで循環シフトさせ、シフトされたシンボルX(k+d)を出力する段階と、(b)位相相関帯域幅による積分区間および積分区間による分割帯域の個数Kを決定し、分割帯域の個数により所定のシンボル時間オフセットを生成する段階と、(c)シンボル時間オフセットに相当する量だけ位相が歪曲された基準シンボルZ(k)を生成する段階と、(d)シフト量dをカウントするカウンタと、(e)K個の分割帯域に対し、シフトされたシンボルX(k+d)と基準シンボルZ(k)の部分相関値を計算する段階と、(f)部分相関値が最大になるシフト量dを求めて推定された初期周波数の同期誤差として出力する段階とを含むことを特徴とする。
一方、本発明によるOFDM受信機は、復調されたシンボルX(k)を受信して所定のシフト量dで循環シフトさせ、シフトされたシンボルX(k+d)を出力するバッファと、位相相関帯域幅による積分区間および積分区間による分割帯域の個数Kを決定し、分割帯域の個数によりシンボル時間オフセット量を生成して調節する制御部と、シンボル時間オフセットに相当する量だけ位相が歪曲された基準シンボルZ(k)を生成する基準シンボル先歪曲部と、シフト量dをカウントするカウンタと、シフトされたシンボルX(k+d)と基準シンボルZ(k)とを受信してK個の分割帯域に対する部分相関値を計算する部分相関部と、部分相関値が最大になるシフト量dを求めて推定された初期周波数の同期誤差として出力する最大値検出部とを含む初期周波数の同期装置を備えることを特徴とする。
本発明の初期周波数の同期方法および装置は、受信されたシンボルと基準シンボル間の相関値を計算するための積分区間を地域相関帯域幅により決定される所定数の積分区間に分割することにより、従来技術のシンボルタイミング誤差が±1(±1/2)以上である時に性能の劣化が深刻化する短所を克服した。
特に、本発明は受信されたシンボルとの相関値計算に利用される基準シンボルを事前に歪曲させることにより、チャンネル環境が非常に劣悪であってシンボルタイミング誤差が±5サンプル以上である場合にも正確な初期周波数同期を行えるという顕著な効果がある。
以下、添付された図面を参照して本発明によるOFDM受信機の初期周波数の同期装置および方法の望ましい実施の形態を詳細に説明する。
本発明による初期周波数の同期装置および方法に関わる理解の一助とするために、本発明に適用される相関値と位相相関帯域幅とについて詳細に記述する。
まず、受信信号の搬送波周波数誤差の影響を特定するために、副搬送波の周波数をfkとし、周波数誤差をfoffとしたときの受信信号のk回目の副搬送波受信周波数がfk+foffになるものと仮定する。一方、周波数誤差の単位は副搬送波の周波数間隔の倍数を使用して測定される。一般に、副搬送波間隔の整数倍数および素数倍数の誤差は別処理とする。従って、fk+foffの各項は次の数式4のように定義される。
Figure 0004263119
ここで、Δfは副搬送波の周波数誤差を副搬送波間隔の倍数で表現した数であり、Δfはさらに整数であるΔfiと−1/2<Δff<1/2の条件を満足する素数との和で表わされる。この条件で、n回目のシンボルの受信信号は次の数式5のように定義される。ただし、数式展開の便宜のため、雑音はないものと仮定する。
Figure 0004263119
ここで、Cn,kは周波数領域でn回目のシンボルのk番目伝送信号を示し、NはOFDM副搬送波個数を示す。
一方、周波数誤差のうち整数倍の誤差がない場合、すなわちΔfi=0のときの復調信号
Figure 0004263119
は次の通りである。
Figure 0004263119
数式6で、復調信号
Figure 0004263119
はKが整数値でだけ計算されるので、周波数誤差Δffが0ならば、k=pである周波数でだけ出力が発生し、残りの周波数では出力が0になって周波数間の直交性が保持される。しかし、周波数誤差Δffが0でなければ、k=pである周波数でも大きさが小さくなるだけではなく、他の周波数でも0ではない出力が発生するようになる。この値が副搬送波間の干渉を起こし、チャンネル間干渉(Inter Channel Interference:ICI)要素となる。さて、数式5の受信信号から復調信号
Figure 0004263119
を求めると、次の数式7のようになる。
Figure 0004263119
この結果は、周波数誤差の整数倍に該当する周波数誤差による影響は、本来復調されねばならない信号がΔfiを整数とする時、−Δffだけシフトされて復調されることを意味する。特に、数式7は離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)の過程を含んでいるので、式でのシフト現象は循環シフト(桁送り)となる。
従って、本発明による初期周波数の同期方法は既知の位相基準シンボルと受信信号とをシンボル区間分順次に回転させつつ相関値を求め、相関値が最大になる回転量を周波数誤差の整数倍に該当する量と定める。この関係式は次の通りである。
Figure 0004263119
ここで((k+d))NはNを法とする(modulo-N)加法演算を表示する記号であり、X(k)は離散フーリエ変換後のK番目の受信信号を、Z(k)はk番目の位相基準信号を示す。またX(k)およびZ(k)はいずれも周波数領域での信号である。しかし、このような方法はフレーム同期が合う場合には周波数誤差を補正できるが、フレーム同期が合わない場合には周波数誤差を補正できない問題点がある。この問題点は受信信号と位相基準信号との位相相関帯域幅を分析して解決する。
以下、OFDMを使用するDAB(Digital Audio Broadcasting)システムを一例として受信信号と位相基準信号との位相相関帯域幅について記述する。一般に、チャンネルの相関帯域幅とはあるチャンネルが「平坦な(flat)」、すなわち、全てのスペクトル要素に対して近似的に同じ利得と線形位相とを有するようにパスさせるチャンネルであると見なせる統計的に測定された周波数帯域をいう。すなわち、その帯域内で任意の2つの相異なる周波数成分が互いに強い相関関係を有する周波数帯域をチャンネルの相関帯域という。この時、チャンネルの相関帯域をBcとすれば、Bcより周波数間隔が遠く離れた2つの正弦波はチャンネルで相異なる影響を受ける。従って、このような2つの受信信号はその相互相関関係が保証されないことを意味する。
時間領域で遅延関係がある同一信号の離散フーリエ変換された2信号に対して周波数領域で相互相関値を求めるときの、2信号の相互相関関係が保持される周波数区間を位相相関帯域幅と定義する。この関係を前述のチャンネルの相関帯域と同じ考え方でアプローチすれば、その周波数帯域内で2信号が常に互いに強い相関関係を有する帯域を意味することになる。
OFDMシステムで、時間領域信号をz(t)、また、z(t)のToffのフレーム同期誤差を有する遅延到着された信号をz(t+Toff)とし、信号z(t)を離散フーリエ変換した周波数領域の信号をZ(k)とすれば、信号z(t+Toff)をDFTした周波数領域の信号は次のような数式9で表される。
Figure 0004263119
ここで、数式展開の便宜のため、雑音および周波数誤差はないと仮定する。また、Nは副搬送波の個数である。
一方、位相相関帯域幅は、前述のとおり、その周波数帯域内で2信号が常に互いに強い相関関係を有する帯域と定義する。すなわち、任意の周波数帯域Bに対してその帯域内で2信号Z(k)と
Figure 0004263119
との相互相関値が常に臨界値以上である最大の帯域大きさBを求めるとき、その帯域が位相相関帯域幅になる。このような関係は、次の数式10のように表現される。
Figure 0004263119
ここで、TCは臨界値であり、Nは副搬送波個数である。もし、OFDM信号で|Z(k)|=1を満足するならば、数式10の左辺は次の数式11のように書き換えられる。
Figure 0004263119
この条件はDAB(Digital Audio Broadcasting)システムに適用可能である。上記の数式には積分区間の開始位置mが変数として含まれているため、フレーム同期誤差Toffと積分区間Kとの関係が明らかではない。従って、数式11が積分区間の開始位置mに関係ない式で整理が可能であり、次の数式12のようになる。
Figure 0004263119
また、数式12を数式10に適用すれば、フレーム同期誤差の変化による位相相関帯域幅を次の数式13により求めることができる。
Figure 0004263119
数式13の左辺は時間領域信号z(t)とToffだけのフレーム同期誤差を有する遅延到着された信号z(t+Toff)を積分区間Kに対する周波数領域での相互相関関数である。すなわち、位相相関帯域幅は上の式のようにフレーム同期誤差Toffを有する2信号の相互相関関数が常に臨界値TCより大きい値を有する帯域Bを意味する。
図2には、数式13の関係をコンピュータシミュレーションにより求めた結果をグラフに示した。このグラフは、時間同期誤差を有する信号と原信号間の時間同期誤差量による位相相関帯域幅の関係が示されている。図2に示すように、帯域幅は副搬送波間隔の倍数で表現し、チャンネルの全体帯域は1024とした。また、相関帯域幅臨界値(TC:Coherence bandwidth threshold)をそれぞれ0.2、0.5、0.9、0.99と設定して、時間同期誤差のない場合から時間同期誤差のある場合の位相相関帯域幅を0から100.0サンプルまでについて求めた。グラフからわかるように、相関帯域幅の閾値を上げるほど位相相関帯域幅は狭くなることが分かる。
また、図2では、時間遅延要素が相関帯域幅と逆数関係にあることを参考にするために、時間遅延要素である時間同期誤差Toffと相関帯域幅との関係を示した。上記関係はグラフでBW/2Toffと表記される。 BW/2Toffにより表された関係では、時間同期誤差による帯域幅変化は相関帯域幅の閾値TCを0.5とした時の帯域幅変化と類似する。従って、本発明では位相相関帯域幅を
Figure 0004263119
と近似化して使用する。
ここで、数式8における位相基準信号Z(k)の逆フーリエ変換された信号z(t)を基準信号とし、数式8における信号X(k)の逆フーリエ変換された信号x(t)を受信信号と仮定する。そして、受信信号x(t)がΔtの時間遅延、すなわちフレーム同期誤差を有すると仮定する。このような仮定の下では、前述の関係によってフレーム同期誤差Δtと周波数軸の位相相関帯域幅との間に逆数の関係が成立する。このような関係の成立は、フレーム同期誤差が大きいほど周波数軸の位相相関帯域幅は狭くなるということを意味している。
本発明による初期周波数の同期方法は、基本的に、基準信号間の相関値を利用した初期周波数同期に基づくものである。図5を参照して説明すれば、本発明は相互相関値を求める時、積分区間BWLenは時間同期誤差を有する受信シンボルと基準シンボルとによって求められる位相相関帯域幅より小さく設定する。すなわち、シフトされた受信シンボルと基準シンボルとに対する相互相関値を求める時、積分区間を2信号の位相相関帯域幅以内に減らし、いくつかの小ブロックに分けた積分区間それぞれに対して部分相関値を求めた後、求めたそれぞれの積分区間の部分相関値の平均または和を取って相関値が最大になるシフト量を決定する。
それにより、受信シンボルと基準シンボル間でフレーム同期が正確に合わずに発生する無相関帯域が排除されることにより相互相関関数値が常に意味を有するようになる。従って、フレーム同期で保証できる時間同期誤差範囲内では初期周波数同期が比較的正確に行われる。このような原理が本発明による初期周波数の同期装置および方法に適用される。
また、本発明は事前に歪曲された位相基準信号を生成して初期周波数オフセットを推定する。まず図6を参照し、時間同期誤差による影響について説明する。OFDMにおける時間同期の誤差は、図6に示すように、副搬送波順序に比例して位相遷移を発生させる。数式展開の便宜のため、全体の信号のうち1つのシンボル区間についてだけ説明するものとするとともに、伝送チャンネルはAWGN(Additive White Gaussian Noise)環境であり、受信信号での周波数は正確に同期するものと仮定する。OFDMシステムで時間が同期しない場合に、n番目シンボルの受信信号rn(t)は次の数式14のように表現される。
Figure 0004263119
ここで、Nは副チャンネルの個数であり、Cn,kはn番目シンボルのk番目副チャンネルに伝送された信号であり、Ψn,k’はk番目の副搬送波信号であり、n(t)は分散がσn 2であるAWGNである。
上記数式14をさらに整理すれば次の数式15のように表現される。
Figure 0004263119
数式15で、fkは副搬送波搬送周波数であってfk=k/TSである。
ここで、受信信号に対する時間同期の影響について述べるために、受信信号のサンプリング周期を
Figure 0004263119
でサンプリングすると仮定する。この時、TSはOFDMシンボルの周期であり、mはシンボル区間でのサンプリング順序であり、τはサンプリング誤差であって時間同期誤差に該当する。
前述の条件で数式15をサンプリングした離散信号は、次の数式16のように表現される。
Figure 0004263119
数式16の受信信号から次の数式17に示す復調信号
Figure 0004263119
が得られる。
Figure 0004263119
ここで、
Figure 0004263119
は次の数式18のように表現される。
Figure 0004263119
ここで、数式17におけるaの値は次の通り定義される。
Figure 0004263119
すなわち、数式19でK、p、Nが全て整数なので、a=1を満足するためには、k−pがNの整数倍であることが必要であり、それ以外である場合はa≠1のいかなるa値に対してもaN=1になる。従って、数式17の
Figure 0004263119
は次の数式20のように書き換えられる。
Figure 0004263119
また、α=0である場合だけ、数式20の条件を数式17に適用することができるので、数式20を数式17に適用して書き換えると次の通りである。
Figure 0004263119
また、数式17で雑音による項Pn(p)は雑音n(m)を周波数領域に変換した値であり、本来n(m)がAWGNであるので、Pn(p)もやはり同じ分散を有するAWGNになる。従って、雑音の影響はOFDM信号の時間同期に直接的な関連がない。
結論的に、時間同期が合わずに発生する時間同期誤差の影響は数式21から受信信号
Figure 0004263119
が本来復調されねばならない送信信号Cn,pの位相が回転された状態で復調されることが分かる。この時、位相の回転量は時間同期誤差τ副チャンネルの位置pの積に比例する量として決定される。
すなわち、数式21で受信された信号は時間誤差によって位相が遷移される現象が発生するが、副搬送波の順序pに比例してτ*pだけ位相が遷移される。従って、本発明はこのような位相遷移を補償するために、事前に位相が歪曲された基準シンボルを生成して初期周波数の同期検出に利用することにより、さらに正確な周波数同期検出を行うことができる。ここで、τは後述するシンボル時間オフセットΔtiに相当する。
以下、図3Aおよび図4を参照し、本発明の望ましい実施形態を説明する。図3Aは本発明の望ましい実施形態による初期周波数の同期装置を備えたOFDM受信機の構造の一例を図示したブロック図である。図3Aに図示するOFDM受信機は、OFDM復調部30と周波数同期部32とを備える。OFDM復調部30はRF受信部301と、A/D変換部302と、I/Q分離部303と、周波数補正部304と、FFT部305と、ビタビデコーダ部306とを備える。周波数同期部32はレジスタ321と、部分相関部322と、最大値検出部323と、カウンタ324と、基準シンボル先歪曲部325と、制御部326とを備える。
OFDM復調部30の動作は図1に示す従来のOFDM復調部10の機能と同一なのでその説明は省略し、本発明の望ましい実施形態によるOFDM受信機の初期周波数の同期方法を説明するフローチャートである図4を参照して本発明の周波数同期部32の動作を説明する。
OFDM復調部30から入力された受信シンボルX(k)はレジスタ321に入力され、レジスタ321は受信シンボルを所定のシフト量dで循環シフトさせ、シフトされたシンボルX(k+d)を部分相関部322に出力する(S410)。
制御部326は前述の位相相関帯域幅による積分区間の長さを求め、上記積分区間長さによる分割帯域の個数Kを決定し、上記分割帯域の個数により所定のシンボル時間オフセットを生成し、シンボル時間オフセットを基準シンボル先歪曲部325に出力する(S420)。
基準シンボル先歪曲部325は入力されたシンボル時間オフセットだけ位相が歪曲された基準シンボルZ(k)を生成して部分相関部322に出力する(S430)。基準シンボル先歪曲部325の構成および動作について図3Bを参照して以下に述べる。
部分相関部322は、Nを副搬送波の個数、所定のシフト量dを−2/Nまたは2/Nに該当するものとして、K個の分割帯域それぞれに対してシフト量dをカウントしつつ、レジスタ321から入力された所定のシフト量dでシフトされた受信シンボルX(k+d)と基準シンボル先歪曲部325から入力された先歪曲(先行歪曲)された基準シンボルZ(k)の部分相関値およびこの部分相関値の全体和
Figure 0004263119
を計算する(S440)。
その後、最大値検出部323は部分相関部322から入力された上記和が最大になるシフト量dを決定し、決定されたシフト量dを初期周波数の同期誤差値として出力する(S450)。
結論として、本発明は、次の数式22で表現されるアルゴリズムを上記制御部326で決定する所定回数の間反復して初期周波数の同期誤差値を求める。
Figure 0004263119
数式22で、Nは副搬送波の個数を示し、Kは相互相関関数積分区間を割った個数を示し、N/Kは1つの部分的分区間BWLen(図5)を示す。従って、分割された個別帯域を分割帯域BWSとすれば、K個に分割された1つの分割帯域の大きさはBWS=BW/Kとなる(BWはチャンネルの全体帯域を示す)。
以下、図3Bを参照して、本発明の基準シンボル先歪曲部325の構成および動作を説明する。基準シンボル先歪曲部325は、送信機で伝送された基準シンボルと同じ基準シンボルを生成する基準シンボル生成部3251と、制御部326から入力されたシンボル時間オフセットにより位相基準シンボルの位相を遷移させ、位相が歪曲された基準シンボルを生成する位相遷移部3253と、位相遷移に利用される位相値によるsin値およびcos値を位相遷移部3252に提供するsin/cosテーブル3235とを含む。
以下、基準シンボルを先行歪曲する過程を説明する。まず制御部326は前述の位相相関帯域幅による部分積分区間BWLenを決定し、全体積分区間を部分積分区間で割って分割帯域の個数Kを決定する。その後、制御部326は分割帯域の個数により許容されるシンボル時間誤差を求め、求めたシンボル時間誤差を利用してΔtiを決定する。ここで、時間誤差は+時間誤差と−時間誤差とが発生しうるので、実際は±Δtiを作りだすものとする。制御部326は生成されたΔtiを位相遷移部3253に出力する。
位相遷移部3253は基準シンボル生成部3251から入力された位相基準シンボルをΔtiだけ位相遷移させることにより、位相が歪曲された基準シンボルを生成して部分相関部322に出力する。具体的には、位相遷移部3253は、入力されたΔtiを利用してそれぞれの副搬送波の位相を逆に遷移させる。前述の数式
Figure 0004263119
で示したように、位相基準シンボル(PRS:Phase Reference Symbol)の位相は
Figure 0004263119
のように遷移させられる。この時、Cn,pは位相基準シンボルであり、
Figure 0004263119

Figure 0004263119
だけ位相が遷移された先行歪曲された位相基準シンボルであると定義できる。
位相遷移部3253は前述のような数式で位相が歪曲された基準信号を生成するが、実際の実施の形態では基準シンボルは副搬送波の順序によって生成され、位相遷移部3253ではそれぞれの副搬送波順序に該当する
Figure 0004263119
だけ位相遷移がされる複素数値を発生する。そして、この2値をかけることにより先歪曲された位相基準シンボルを生成するようになるが、複素数値
Figure 0004263119
は実質的な実施の形態では使用するのに適切ではないので、cosθ+jsinθの形式で表現して複素数乗法を行う。この時、それぞれのcosθおよびsinθ値は、sin/cosテーブル3255を参照してθのsin値とcos値とを生成する。
以上、本発明の望ましい実施の形態による初期周波数の同期装置および方法に関して説明した。
図7Aおよび図7Bはシンボル時間誤差による基準信号と受信信号間の相関性を図示する。図7Aおよび図7Bに示すように、シンボル時間誤差により相互相関帯域幅の領域が変わることがわかる。従って、前述の通り初期周波数同期を行う時、適切な相互相関帯域幅を設定して初期周波数同期アルゴリズムを行うようにすれば、効果的に初期周波数誤差を推定できることがわかる。
本発明による方法および装置によって初期周波数の同期誤差検出が正しく行われているか否かを確認するためにシミュレーションを行った。図8Aおよび図8Bにはそのシミュレーション結果をグラフに表し、比較のために図9Aおよび図9Bには従来の初期周波数の同期誤差の検出方法によるシミュレーション結果を示した。シミュレーション実験条件は信号対雑音比(SNR)が5dBであるガウスチャンネル、副搬送波個数は1024、周波数誤差は副搬送波個数の−62.4倍とした。図8Aと図9Aとはシンボル時間誤差が0.0である場合に該当するシミュレーション結果を示し、図8Bおよび図9Bはシンボル時間誤差が10.0である場合に該当するシミュレーション結果を示す。比較例としての従来の初期周波数の同期方法による初期周波数の同期誤差検出シミュレーションは、ガウスチャンネルで全体帯域に対する相関関数を適用した。また、本発明による初期周波数の同期方法に対する初期周波数の同期誤差検出シミュレーションでは、分割帯域の個数を32として、分割帯域に対する相関値の和を求めた。図面で、横軸は周波数、縦軸は相関値をそれぞれ示す。この時、所定の周波数同期誤差が−62.4なので横軸−62の位置で最大ピークが発生する場合、初期周波数の誤差検出が正確に行われたことを意味する。
図8Aおよび図8Bを参照すれば、本発明による初期周波数の同期方法に関わるシミュレーション結果は、図8Aの時間同期誤差のない場合、すなわち時間同期誤差が0.0である場合だけではなく、図8Bの時間同期誤差のある場合、すなわち時間同期誤差が10.0である場合にも所定の周波数同期誤差に該当する横軸−62の位置で最大値が発生するので、初期周波数の同期誤差検出が比較的正確に行われることを確認できる。
一方、図9Aおよび図9Bを参照すれば、従来の初期周波数の同期誤差の検出方法によれば、シンボル時間誤差のない場合、すなわちシンボル時間誤差が0.0である場合には、図9Aに示すように正確に初期周波数誤差を検出することが可能であるが、時間同期誤差のある場合には、すなわち時間同期誤差が10.0である場合には、図9Bに示すように所定の周波数同期誤差に該当する横軸−62の位置でいかなるピークも示されず、従って初期周波数の誤差検出が不可能であることが分かる。
また、本発明による初期周波数の同期方法の誤差検出の正確度を説明するために、図10Aないし図10Dに、フレーム同期誤差範囲による理論的正確度およびシミュレーションによる正確度をグラフで比較図示した。シミュレーション条件とし、チャンネルはSNRが5dBであるガウスチャンネルに該当し、−50〜+50サンプルの時間同期誤差サンプル区間を適用した。また、周波数誤差は−510〜510の任意の値に該当する。
図面では本発明の初期周波数の同期方法によって周波数同期誤差を正確に検出できる理論的な区間とシミュレーションを介して求めた区間とを比較図示した。理論的区間は太い実線で表示し、シミュレーションを介して求めた区間は細い実線で表示した。また、シミュレーションでは副搬送波の個数をそれぞれ1024および2048について適用した。また、保護区間の大きさは128サンプルである。シミュレーションでは、いかなる1つの時間同期誤差に対しても任意の周波数誤差を毎回100回ずつ適用して周波数誤差を正確に獲得する確率を求めた。
図10Aないし図10Dを参照すれば、本発明による方法が理論的に提示したK個の分割された1つの分割帯域の大きさBWS=1/K×BWを相関関数の積分区間に使用する場合、副搬送波の倍数で示した時間同期誤差が±K/2以上であれば、常に初期周波数の誤差検出が可能であることを示す。図10Aは分割帯域BWS=1/8×BWである場合で、図10Bは分割帯域BWS=1/16×BWである場合、図10Cは分割帯域BWS=1/32×BWである場合、図10Dは分割帯域BWS=1/64×BWである場合を示す。従って、本発明による方法の性能を評価するためのシミュレーション実験結果から、積分区間を分割して相関値を求める本発明の方法が積分区間を分割しない場合に比べ、フレーム同期で保証できる時間同期誤差に対しては初期周波数の同期誤差を正確に検出できることがわかる。
上記のような本発明による方法によれば、N個の副搬送波を使用するOFDMシステムで複素乗算の計算量を基準とする時、本発明による方法での計算量はN2に比例する。しかし、チャンネルの単位応答を利用した従来の方法は
Figure 0004263119
に比例する計算量が必要である。よって、本発明による方法は初期フレーム同期アルゴリズムの誤差範囲以内で従来の方法と同様に安定的に動作しつつ
Figure 0004263119
の追加的な計算量を減少させられる。この減少された計算量は従来方法の計算量と比較して1024個の副搬送波を使用する場合に1/6倍、そして2048個の副搬送波を使用する場合に1/11倍の計算量だけを必要とする。また、減少された計算量は副搬送波の個数に該当するN回のIFFT過程を除去した結果と同一である。
以上、本発明についてその望ましい実施の形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者は本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態に具現できることを理解するであろう。従って、開示された実施の形態は本発明を限定するものではなく単に説明するものと理解されねばならない。本発明の範囲は前述した説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての相違は本発明に含まれるものと解釈されるものである。
本発明のOFDMシステムでの初期周波数の同期方法および装置は、例えば無線LAN高速化に効果的に適用可能である。
従来のOFDM受信機に関わる構造の一例を示すブロック図である。 本発明による初期周波数の同期装置および方法を説明するためにフレーム同期誤差がある原信号の遅延信号と原信号とのフレーム同期誤差に対する位相相関帯域幅の関係を示したグラフである。 本発明の望ましい実施の形態による初期周波数の同期装置を備えたOFDM受信機の構造を示すブロック図である。 図Aに示す基準シンボル先歪曲部の構成を図示する詳細ブロック図である。 本発明の実施の形態による初期周波数の同期方法を説明するフローチャートである。 本発明により受信された基準シンボルと先歪曲された基準シンボル間の相関関係を求める過程を図式的に説明する図面である。 時間同期誤差によるシンボル歪曲の影響を説明する図面である。 シンボル時間誤差による基準シンボルと受信シンボル間の相関性を図示する図面である。 シンボル時間誤差による基準シンボルと受信シンボル間の相関性を図示する図面である。 本発明による初期周波数の同期誤差の検出方法によるシミュレーション結果(シンボル時間誤差=0.0の場合)を示すグラフである。 本発明による初期周波数の同期誤差の検出方法によるシミュレーション結果(シンボル時間誤差=10.0の場合)を示すグラフである。 従来の初期周波数の同期誤差の検出方法によるシミュレーション結果(シンボル時間誤差=0.0の場合)を示すグラフである。 従来の初期周波数の同期誤差の検出方法によるシミュレーション結果(シンボル時間誤差=10.0の場合)を示すグラフである。 AないしDは本発明による初期周波数の同期方法の誤差検出の正確度を説明するためにフレーム同期誤差範囲による理論的な区間およびシミュレーション結果(分割帯域BWS=1/8×BWの場合)を示すグラフである。 AないしDは本発明による初期周波数の同期方法の誤差検出の正確度を説明するためにフレーム同期誤差範囲による理論的な区間およびシミュレーション結果(分割帯域BWS=1/16×BWの場合)を示すグラフである。 AないしDは本発明による初期周波数の同期方法の誤差検出の正確度を説明するためにフレーム同期誤差範囲による理論的な区間およびシミュレーション結果(分割帯域BWS=1/32×BWの場合)を示すグラフである。 AないしDは本発明による初期周波数の同期方法の誤差検出の正確度を説明するためにフレーム同期誤差範囲による理論的な区間およびシミュレーション結果(分割帯域BWS=1/64×BWの場合)を示すグラフである。
符号の説明
12,32 周波数同期部
30 OFDM復調器
301 RF受信器
302 A/D変換部
303 I/Q分離部
304 周波数補正部
305 FFT部
306 デコーダ部
321 レジスタ
322 部分相関部
323 最大値検出部
324 カウンタ
325 基準シンボル先歪曲部
326 制御部

Claims (15)

  1. OFDM受信機の周波数同期部内に備えられ初期周波数同期を行う初期周波数の同期装置であり、
    復調されたシンボルを受信して所定のシフト量で循環シフトさせ、シフトされたシンボルを出力するバッファと、
    位相相関帯域幅による積分区間および上記積分区間による分割帯域の個数を決定し、上記分割帯域の個数によりシンボル時間オフセットを生成して調節する制御部と、
    上記シンボル時間オフセットに相当する量だけ位相が歪曲された基準シンボルを生成する基準シンボル先歪曲部と、
    上記シフト量をカウントするカウンタと、
    上記シフトされたシンボルと上記基準シンボルとを受信してK個の分割帯域に対する部分相関値を計算する部分相関部と、
    上記部分相関値の和が最大になるシフト量を求めて推定された初期周波数の同期誤差として出力する最大値検出部とを含むことを特徴とする直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期装置。
  2. 上記部分相関部は、
    Nが副搬送波の個数であり、所定のシフト量dは−2/Nと2/Nとの間の値であり、X(k+d)はシフトされたシンボルであってZ(k)は基準シンボルであり、Kが分割帯域の個数であるとする時、
    Figure 0004263119
    によって各分割帯域の部分相関値を計算することを特徴とする請求項1に記載の直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期装置。
  3. 上記基準シンボル先歪曲部は、
    位相基準シンボルを生成する基準シンボル生成部と、
    上記シンボル時間オフセット量により上記位相基準シンボルの位相を遷移させ、位相が歪曲された基準シンボルを出力する位相遷移部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期装置。
  4. 上記位相遷移部は、
    それぞれの副搬送波に対応する位相遷移された複素数値を生成し、上記生成された複素数値を上記位相基準シンボルにかけ合わせて位相が歪曲された基準シンボルを生成することを特徴とする請求項3に記載の直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期装置。
  5. 上記分割帯域の個数Kはフレーム同期を保証できる時間同期誤差をToffとする時、2×Toff以内に設定されることを特徴とする請求項1に記載の直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期装置。
  6. 直交周波数分割多重化復調と周波数同期とを行う直交周波数分割多重化の受信処理時に初期周波数同期を行う方法であって、
    (a)復調されたシンボルを受信して所定のシフト量で循環シフトさせ、シフトされたシンボルを出力する段階と、
    (b)位相相関帯域幅による積分区間および上記積分区間による分割帯域の個数を決定し、上記分割帯域の個数により所定のシンボル時間オフセットを生成する段階と、
    (c)上記シンボル時間オフセットに相当する量だけ位相が歪曲された基準シンボルを生成する段階と、
    (d)シフト量をカウントするカウンタと、
    (e)それぞれの分割帯域に対し、上記シフトされたシンボルと上記基準シンボルの部分相関値を計算する段階と、
    (f)上記部分相関値が最大になるシフト量を求めて推定された初期周波数の同期誤差として出力する段階とを含むことを特徴とする直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期方法。
  7. 上記(e)段階は、
    Nが副搬送波の個数であり、所定のシフト量dは−2/Nと2/Nとの間の値であり、X(k+d)はシフトされたシンボルであってZ(k)は基準シンボルであり、Kが分割帯域の個数であるとする時、
    Figure 0004263119
    によって各分割帯域の部分相関値を計算することを特徴とする請求項6に記載の直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期方法。
  8. 上記(c)段階は、
    (c1)位相基準シンボルを生成する段階と、
    (c2)上記シンボル時間オフセット量により上記位相基準シンボルの位相を遷移させ、位相が歪曲された基準シンボルを出力する段階とを含むことを特徴とする請求項6に記載の直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期方法。
  9. 上記(c2)段階は、
    それぞれの副搬送波に対応する位相遷移された複素数値を生成し、上記生成された複素数値を上記位相基準シンボルにかけ合わせて位相が歪曲された基準シンボルを生成することを特徴とする請求項8に記載の直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期方法。
  10. 上記分割帯域の個数Kはフレーム同期を保証できる時間同期誤差をToffとする時、2×Toff以内に設定されることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の直交周波数分割多重化受信機の初期周波数の同期方法。
  11. 復調されたシンボルを受信して所定のシフト量で循環シフトさせ、シフトされたシンボルを出力するバッファと、
    位相相関帯域幅による積分区間および上記積分区間による分割帯域の個数を決定し、上記分割帯域の個数によりシンボル時間オフセット量を生成して調節する制御部と、
    上記シンボル時間オフセットに相当する量だけ位相が歪曲された基準シンボルを生成する基準シンボル先歪曲部と、
    上記シフト量をカウントするカウンタと、
    上記シフトされたシンボルと上記基準シンボルとを受信してK個の分割帯域に対する部分相関値を計算する部分相関部と、
    上記部分相関値が最大になるシフト量を求めて推定された初期周波数の同期誤差として出力する最大値検出部とを含む初期周波数の同期装置を備えることを特徴とする直交周波数分割多重化受信機。
  12. 上記部分相関部は、
    Nが副搬送波の個数であり、所定のシフト量dは−2/Nと2/Nとの間の値であり、X(k+d)はシフトされたシンボルであってZ(k)は基準シンボルであり、Kが分割帯域の個数であるとする時、
    Figure 0004263119
    によって各分割帯域の部分相関値を計算することを特徴とする請求項11に記載の直交周波数分割多重化受信機。
  13. 上記基準シンボル先歪曲部は、
    位相基準シンボルを生成する基準シンボル生成部と、
    上記シンボル時間オフセット量により上記位相基準シンボルの位相を遷移させ、位相が歪曲された基準シンボルを出力する位相遷移部とを含むことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の直交周波数分割多重化受信機。
  14. 上記位相遷移部は、
    それぞれの副搬送波に対応する位相遷移された複素数値を生成し、上記生成された複素数値を上記位相基準シンボルにかけ合わせて位相が歪曲された基準シンボルを生成することを特徴とする請求項13に記載の直交周波数分割多重化受信機。
  15. 上記分割帯域の個数Kはフレーム同期を保証できる時間同期誤差をToffとする時、2×Toff以内に設定されることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか一項に記載の直交周波数分割多重化受信機。
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