JP4546230B2 - 復調装置 - Google Patents

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本発明は、国内地上デジタル放送などで用いられるOFDM(直交周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式の復調装置に関し、特に、伝送モードの自動判定技術に関する。
現在、例えば、国内地上デジタル放送の伝送方式(ISDB−T:Integrated Services Digital Broadcasting―Terrestrial transmission、非特許文献1参照)や、欧州地上デジタル放送の伝送方式(DVB−T:Digital Video Broadcasting−Terrestrial transmission)として、デジタル変調方式の1つであるOFDM方式が採用されている。この方式は、周波数利用効率がよく、高速データ通信に適した伝送方式である。
また、OFDM方式では、ガードインターバル信号という冗長な信号を付加して、実際の通信システムにおいて発生するマルチパス等の障害を防いでいる。
OFDM信号の伝送シンボルは、有効シンボルとガードインターバルにより構成されており、国内地上デジタル放送の伝送方式においては、このガードインターバルには、有効シンボルの後半部分が複写され、有効シンボルの前に配置される。
このデータ構造により、反射波の遅延時間がガードインターバルの範囲内であれば、所定の処理により有効シンボルを完全に復調することが出来るようになる。
しかし、ガードインターバル信号部分は、送信したい信号の重複部分であるため、信号の送信電力の効率は低下する。
そのため、想定される伝送路でのマルチパス遅延量、送信電力効率等を考慮し、予め決められているガードインターバルの長さと有効シンボルの長さとの組合せ(以下、「伝送モード」という。)の中から、最適な組合せが決められ、決められた伝送モードで信号が送信される。
複数の伝送モードのうちのいずれかで信号が送られてくることから、受信側であるOFDM復調装置は、有効シンボルを正しく復調する為に、どの伝送モードで信号が送られているのかを知る必要がある。
伝送モードを知る為には、予め決めておく方法などが考えられるが、利便性を考えれば、地域毎や時間別に異なる伝送モードを許容する復調装置が望まれる。
このような復調装置には、送信されてきた信号の伝送モードを自動的に、且つ、高速に判定できる機能が必要とされる。
ここで、従来、伝送モードの自動判定の技術として、次の2通りが提案されている。
それぞれ判定の方式は異なるが、1つは、受信可能な全ての伝送モードを、順次判定していくシリアルタイプのもので、もう1つは、伝送モードに対応させた判定回路を並列に設けたパラレルタイプのもの(特許文献1参照)である。
特許第2863747号公報 標準規格「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式」ARIB STD−B31
しかし、シリアルタイプのものは、回路規模は小さくなるという利点があるが、判定時間が長くなるという欠点があり、パラレルタイプのものは、回路規模は大きくなるという欠点があるものの、判定時間が短くなるという利点がある。
そこで、本発明は、パラレルタイプのものの判定時間を保ちつつ、シリアルタイプのものに近い回路規模を実現したOFDM復調装置の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の復調装置は、有効シンボルとガードインターバルとで構成され、ガードインターバルの長さは有効シンボルの長さに対する比で定まるOFDMシンボル複数からなる信号を復調する復調装置であって、有効シンボルの長さが、K種類の長さのいずれかであって、カードインターバルの長さを定める比が、L種類の比のいずれかであるところのOFDMシンボルからなる受信信号を入力する手段と、前記K種類の長さに基づいて、前記受信信号から1つの第1相関信号を生成する第1相関手段と、K種類の有効シンボルの長さとL種類の比との組み合わせに基づいて、前記第1相関信号からK×L種類の第2相関信号を生成する第2相関手段と、前記K×L種類の第2相関信号のうち、相関の度合いが最も大きいものを求めることにより、前記受信信号の有効シンボルの長さとカードインターバルの長さとを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果に応じて前記受信信号を復調する手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の復調装置は、有効シンボルとガードインターバルとで構成され、ガードインターバルの長さは有効シンボルの長さに対する比で定まるOFDMシンボル複数からなる信号を復調する復調装置であって、有効シンボルの長さが、K種類の長さのいずれかであって、カードインターバルの長さを定める比が、L種類の比のいずれかであるところのOFDMシンボルからなる受信信号を入力する手段と、前記K種類の長さに基づいて、前記受信信号から1つの第1相関信号を生成する第1相関手段と、前記第1相関信号を所定の長さ分、K種類の有効シンボルの長さとL種類の比とで定まるガードインターバルの長さのうち最も小さい長さで区間積分を行い1つの区間積分信号を生成する手段と、前記区間積分信号が、所定の閾値を越えた時から、次に前記所定の閾値を超えた時までの時間を測定する手段と、前記測定した時間に応じて、前記受信信号の有効シンボルの長さとカードインターバルの長さとを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果に応じて前記受信信号を復調する手段とを備えることを特徴とする。
また、前記第1相関手段は、前記受信信号をK種類の有効シンボルの長さ分遅延させたK種類の遅延信号を生成し、前記K種類の遅延信号のすべてを加算して加算信号を生成し、前記加算信号と前記受信信号との相関を表す第1相関信号を生成することとしてもよい。
更に、前記第1相関手段は、前記受信信号をK種類の有効シンボルの長さ分遅延させたK種類の遅延信号を生成し、前記K種類の遅延信号それぞれと前記受信信号との相関を表すK種類の相関信号を生成し、前記K種類の相関信号のすべてを加算して第1相関信号を生成することとしてもよい。
本発明に係る復調装置は、上述の構成を備えることにより、遅延信号の全てを加算した1つの信号とするので、相関信号を作成する回路を1つにすることができるようになる。
従って、復調装置の回路規模を縮小することができるようになる。
また、前記第2相関手段は、前記第1相関信号を所定の長さ分、K種類の有効シンボルの長さとL種類の比とで定まるガードインターバルの長さのうち最も小さい長さで区間積分を行い1つの区間積分信号を生成し、生成した前記区間積分信号を前記OFDMシンボルの長さ分遅延させたK×L種類の遅延信号を生成し、前記K×L種類の遅延信号それぞれと、前記受信信号との相関を算出しK×L種類の第2相関信号を生成することとしてもよい。
これにより復調装置は、第1相関信号を区間積分するので、区間積分する回路を1つにすることができるようになる。
すなわち、従来のように、複数の遅延積演算部や伝送モードと同数の区間積分部が不要となり、大幅な回路規模削減を実現することができるようになる。
また、前記判定手段は、前記K×L種類の第2相関信号それぞれの電力を求める手段と、前記求めたK×L種類の電力に重み付けを行う重み付け手段とを含み、前記重み付けをしたK×L種類の電力の値が最大であるものを、相関の度合いが最も大きいものとすることとしてもよい。
更に、前記重み付け手段において、前記求めたK×L種類の電力をINkl(但し、k=1,…,K、l=1,…,L)とし、前記重み付けをした結果であるK×L種類の電力をOUTkl(但し、k=1,…,K、l=1,…,L)とするとき、(式1)を満たす
Figure 0004546230
(式1)

こととしてもよい。
これにより復調装置は、従来のように、伝送モードと同数の区間積分部、スペクトル強調フィルタが不要となり、大幅な回路規模削減を実現することができるようになる。
すなわち、従来の構成では、選択できる有効シンボル長の数と同数の遅延積演算部、全ての伝送モードの数と同数の区間積分部、電力演算部、スペクトル強調フィルタ及び最大値検出部が必要となり、回路規模が増大するという課題を有していた。特に、遅延積演算部、区間積分部及びスペクトル強調フィルタは、一般にメモリを用いて構成されており、これらの回路が回路規模増大の大きな原因となっていた。
本発明の復調装置では、従来技術で必要で複数の遅延積演算部や伝送モードと同数の区間積分部、スペクトル強調フィルタが不要となり、従来構成と比較して大幅な回路規模削減を実現することができるようになる。
<概要>
本発明に係る復調装置は、回路の構成要素の中で、回路規模増大の原因となっていたメモリを用いる構成要素の数を少なくすることで、回路規模を縮小しようとするものである。
そのために、本発明では、ガードインターバルの長さと有効シンボルの長さの合計であるOFDMシンボルの長さが、各伝送モードで異なることに着目し、伝送モードの判定を行う。
以下、本発明に係る復調装置の実施形態について説明する。
本実施形態では、OFDM信号は、ISDB−T方式で送信されてくるものとし、本実施形態の復調装置は、テレビ受像機に搭載されているものとする。
<構成>
図1は、本発明に係る復調装置の構成を示す機能ブロック図である。
復調装置360は、A/D(アナログ/デジタル)変換部310、直交復調部320、伝送モード判定部330、OFDM復調部340及び誤り訂正部350で構成される。
また、テレビ受像機内には、復調装置360の外に、受信装置305、デコーダ370、表示装置380及び音声出力装置390が搭載されている。
受信装置305は、地上デジタル放送の信号を受信し、所定の必要な処理を行い、OFDM信号を復調装置360に出力する。
受信装置305からOFDM信号を入力した復調装置360では、まず、復調装置360内のA/D変換部310が入力した信号をデジタル信号に変換し、直交復調部320に出力する。
直交復調部320は、デジタル信号を入力し、入力信号を直交復調して各ベースバンド信号に戻し、伝送モード判定部330とOFDM復調部340とに出力する。
伝送モード判定部330は、直交復調部320から入力したベースバンド信号を基に、受信しているOFDM信号がどの伝送モードで送られてきているかを判定する。
伝送モード判定部330は、判定結果である伝送モードを、OFDM復調部340と誤り訂正部350とに渡す。
伝送モード判定部330から伝送モードを受け取ったOFDM復調部340は、伝送モードに応じて、直交復調部320から入力するベースバンド信号の復調を行い、誤り訂正部350に出力する。
誤り訂正部350は、伝送モード判定部330から受け取った伝送モードに応じて、OFDM復調部340から入力したベースバンド信号の誤りの訂正を行い、MPEG−TS(Moving Picture Experts Group−Transport Stream)信号として出力する。
誤り訂正部350から、すなわち、復調装置360から出力されたMPEG―TS信号を、デコーダ370が入力し、復号して、映像信号及び音声信号を生成し、表示装置380及び音声出力装置390に渡し、表示装置380及び音声出力装置390が映像・音声として再生する。
本発明に係る復調装置は、伝送モード判定部330に特徴があるため、以下、伝送モード判定部330について詳細に説明する。
まず、OFDM信号の伝送シンボルについて説明してから、伝送モード判定の基本原理を従来のパラレルタイプの伝送モード判定部を用いて説明する。本発明の伝送モード判定の基本的な原理は、従来の伝送モード判定部と共通するからである。
その後に、本発明の伝送モード判定装置の説明を行い、従来の伝送モード判定部と本発明の伝送モード判定部との対比を行う。
<1.OFDM信号の伝送シンボル>
まず、ISDB−T方式を例としてOFDM信号の伝送シンボルについて、図2と図3(a)を用いて説明する。
伝送シンボルは、図3の(a)に示すように有効シンボルとガードインターバルとにより構成される。
ガードインターバルは、有効シンボルの前に配置され、有効シンボルの一部(ISDB−T方式では、後部)が複写される。
尚、ISDB−T方式においては、この有効シンボル長とガードインターバル長は、図21に示す組み合わせから任意に選択可能である。
ISDB−T方式においては、例えば、有効シンボル長が「Tm0=2048」で、ガードインターバル長が「Tm01=128」の伝送モードは、「Mode1 1/16」と表記する。
図21に伝送モードと有効シンボル長、ガードインターバル長の対応を示す。ガードインターバル長は、有効シンボル長に対する比でされる。この例では、1/32、1/16、1/8、1/4の4種類である。
単位は1サンプル時間であり、ISDB−T方式では、1サンプル時間は約0.123μsである。
伝送モードは、送信側で任意に設定可能である。受信側であるOFDM復調装置においては、OFDM復調部340で行う復調処理、及び誤り訂正部350で行う誤り訂正処理が伝送モードに対応して行われるために、送信側で設定された伝送モードが既知である必要がある。すなわち、あらかじめ外部から設定するか、受信信号から伝送モードを自動的に判定する必要がある。
伝送モードをあらかじめ設定する場合においては、送信局と伝送モードの関係を記憶しておく手段が必要であり、また、伝送モードは変更される可能性があるために、随時、更新する必要がある。受信信号から自動的に判定する方法においては、これらの処理が不要であり、常に最適な伝送モードによる受信が可能となるため、OFDM復調装置の利便性向上に必須の技術と考えられる。
<2.伝送モード判定の基本原理>
図2は、ISDB−T方式における従来の伝送モード判定部200の構成を示す機能ブロック図である。図2において(Tm0)等は有効シンボル長を、(Tg0)等はガードインターバル長を表す(図21参照)。
図3は、伝送モード自動判定の概略を示し、図3(a)〜(e)は、順に所定の処理を施した信号を表している。
まず、伝送モード自動判定の概略を簡単にまとめると、次のようになる。
OFDMの伝送シンボルは、有効シンボルと有効シンボルの一部をコピーしたガードインターバルにより構成されている。よって、この信号を有効シンボル長だけ遅延した信号と元の信号は、ガードインターバル区間において同一の信号となり、強い相関が現れる。
そこで、まず入力信号と入力信号を有効シンボル長遅延した信号との相関を演算する(図3(b)及び図3(c)参照)。
この相関演算結果は、前述のようにガードインターバル区間で高い相関が観測される。
次に、前記相関演算結果を一定区間で積分する。積分区間が送信側で設定されたガードインターバル長と同一であった場合、そのガードインターバル区間とちょうど重なった区間において積分された値をピークとして、三角状の波形が周期的に観測される(図3(d)参照)。
この波形をさらに強調するために、伝送シンボル長(有効シンボル長+ガードインターバル長)間隔での積算を行う(図3(e)参照)。この処理をスペクトル強調フィルタもしくはシンボルフィルタと呼ぶ。
以上より、有効シンボル遅延量と積分区間及びシンボルフィルタの積算間隔が送信側で設定された伝送モードによるものと同一であった場合にのみ、シンボルフィルタの出力は周期的に高い値を示すこととなる。
従って、その出力が最大を示すものの伝送モードを送信されてきた信号の伝送モードと判定する。
以下、従来の伝送モード判定部200を説明する。
伝送モード判定部200は、入力端子210、出力端子215、遅延積計算部220〜222、相関波形演算部240〜242及び比較判定部290で構成される。
入力端子210からは、A/D変換され、直交復調されたOFDM信号が入力される。入力されたOFDM信号(図3(a))、すなわち入力信号は、3つに分岐しそれぞれ遅延積計算部220〜222に入る。
遅延積計算部220〜222では、入力信号をそれぞれの有効シンボル長(Tm0、Tm1、Tm2)で遅延し、遅延信号(図3(b))と入力信号の相関を演算し、相関信号(図3(c))を出力する。
例えば、遅延積計算部220では、入力信号を有効シンボル長「Tm0=2048」遅延させた遅延信号を生成し、この遅延信号と入力信号の相関を演算して相関信号を生成する。
相関波形演算部240は、有効シンボル長Tm0に関する遅延積演算結果である相関信号を入力とし、有効シンボル長Tm0に対するガードインターバル長(Tg0〜Tg3)それぞれに対して相関波形を算出し、その最大値を求める。
相関波形演算部240は、区間積分部250〜253、電力演算部260〜263、スペクトル強調フィルタ270〜273及び最大値検出部280〜283で構成される。
区間積分部250〜253は、それぞれのガードインターバル長(Tg0〜Tg3)に応じた区間積分を行い区間積分信号(図3(d))を出力する。
電力演算部260〜263は、区間積分部の出力信号の電力を演算し、電力信号を出力する。電力信号は、絶対値和信号である。
次に、スペクトル強調フィルタ270〜273では、電力信号を入力し、伝送シンボル長(Tm0+Tm0Tg0、Tm0+Tm01、Tm0+Tm02、Tm0+Tm03)に応じたスペクトル強調を行う。スペクトル強調された信号(図3(e))が出力される。
このフィルタの通過・強調帯域は、それぞれ、
スペクトル強調フィルタ270=1/(Tm0+Tm00)T、
スペクトル強調フィルタ271=1/(Tm0+Tm01)T、
スペクトル強調フィルタ272=1/(Tm0+Tm02)T、
スペクトル強調フィルタ273=1/(Tm0+Tm03)T、
及びそれぞれの高調波成分となる。
尚、スペクトル強調フィルタ270〜273は、設定された観測区間に応じて、随時リセットされる。
スペクトル強調された信号(図3(e))を入力した最大値検出部280〜283は、設定された観測区間におけるスペクトル強調フィルタ出力のうち最大のものを検出、保持する。
また、相関波形演算部241は、有効シンボル長「Tm1=4096」に対するガードインターバル長(Tm10〜Tm13)それぞれに対して相関波形を算出し、その最大値を求める。内部構成は、前述の相関波形演算部240と同様である。
さらに、相関波形演算部242は、有効シンボル長「Tm2=8192」に対するガードインターバル長(Tm20〜Tm23)それぞれに対して相関波形を算出し、その最大値を求める。内部構成は、前述の相関波形演算部240と同様である。
次に、比較判定部290は、相関波形演算部240〜242から出力される伝送モード12種類毎の相関波形の最大値のうち、最大の電力を持つもの検出し、その最大値を示す伝送モードを受信信号の伝送モードとして出力端子215から出力する。
<3.本発明の伝送モード判定部>
図4は、本発明の実施の形態における復調装置360の伝送モード判定部330の構成を示す機能ブロック図である。
伝送モード判定部330は、入力端子110、出力端子120、第1遅延処理部130、第1相関演算部140、加算部150及び周期判定部160で構成される。
本発明におけるOFDMの復調装置360は、(K×L)種類(K、Lは任意の自然数)から任意の一つの伝送モードSij(0≦i<K、0≦j<L)が選択され送信されたOFDM信号が入力されるものとする。
具体的には、「K」は、有効シンボル長の種類であり「3」、「L」は、ガードインターバル長の種類であり「4」として説明する(図21参照)。
入力端子110からは、復調装置360に入力されたOFDM信号を、A/D変換部310がA/D変換し、直交復調部320が直交復調した信号が入力される(図1参照)。入力された信号は、第1遅延処理部130と第1相関演算部140とに分岐され入力される。
第1遅延処理部130は、入力信号を1つ入力し、K個の信号を出力する。出力されるK個の信号は、K種類の長さ分それぞれ遅延した信号である。すなわち、第1遅延処理部130は、K個の出力をもち、それぞれ入力信号を(Tm0、Tm1、…、Tm[K-1])遅延した信号を出力する。
具体的には、遅延するK種類の長さは、「Tm0=2048」、「Tm1=4096」、「Tm2=8192」である。
次に、加算部150は、第1遅延処理部130から出力された信号全ての総和を計算する。したがって、K個の遅延信号を入力した加算部150からは、1つの信号を、第1相関演算部140に出力することになる。
第1相関演算部140は、入力端子110から入力された信号と加算部150から入力した信号との相関を演算する。入力信号が複素信号である場合、例えば、入力信号と加算部150の出力信号の複素共役の乗算により相関を演算することができる。
この第1相関演算部140は、相関を演算した結果を、周期判定部160に出力する。
周期判定部160は、第1相関演算部140から入力した信号の、高い相関を示す周期を観測し、その周期により伝送モードを判定し、出力端子120に出力する。
以下、具体的に、入力端子110から入力したOFDM信号が、どのような信号となって第1相関演算部140から出力されるのかを、図5を用いて、以下に説明する。
また、第1相関演算部140から出力された信号が、周期判定部160でどのように相関の周期を観測し、伝送モードを判定するのかは、<3−2.周期判定部160の動作>で図6〜図15を用いて説明する。
<3−1.第1相関演算部140の出力信号>
図5は、第1相関演算部140の出力信号の生成について説明した図である。
図5(a)は、入力信号であるOFDM信号の構成を示している。この信号が入力端子110から入力される。例では、入力信号の有効シンボル長はTm0、ガードインターバル長はTm01であるとする。
前述の<1.OFDM信号の伝送シンボル>で説明した様に、伝送シンボルは、有効シンボル及びガードインターバルにより構成され、ガードインターバルには有効シンボルの一部(図5においては、後部)が複写されている。
図5においては、ガードインターバルと複写元の有効シンボルの一部は、ハッチングされており、その内容が同じものは同じ番号が振られている。
図5(b)は、第1遅延処理部130の出力信号を表している。
例では、「Tm0=2048」、「Tm1=4096」、「Tm2=8192」の3種類の遅延を行っている。
加算部150は、これら3つの遅延信号を加算し、1つの信号を生成し出力する。
図5(c)は、第1相関演算部140の出力信号を表している。
第1相関演算部140は、入力信号と加算部150が加算して生成した信号との相関を取る。
入力信号の有効シンボル長はTm0であるので、第1遅延処理部130の出力のうちTm0遅延された信号が入力信号とガードインターバル区間で相関を持つ。また、これらの遅延部出力の総和をとった加算部150の出力も同様にガードインターバル区間で入力信号と相関を持つ。
従って、ガードインターバルの区間において高い相関が観測され、その周期は伝送シンボル長(Tm0+Tm01)となる。
この例に示した伝送モード以外の、他の伝送モードを受信した場合についても、図5(b)に示す3つ遅延処理部出力のうち一つは、ガードインターバル区間において入力信号と相関がある。
例えば、有効シンボル長が「Tm1」のMode2のうち、ガードインターバル長が「Tm11」の信号を受信した場合についても、3つ遅延処理部出力のうち一つは、ガードインターバル区間において入力信号と相関がある。
よって、加算部150の出力と入力信号との相関は、一定周期で高い相関を示すことになる。そして、その周期は、受信信号の伝送シンボル長と等しい。
この特徴を利用し、相関出力の周期を観測することにより、入力信号の伝送モードを一意に判定することが可能となる。
以上のように、本発明の実施の形態における伝送モード判定部330は、従来例の伝送モード判定部200のように(図2参照)、伝送モードの有効シンボルそれぞれに対して、遅延積計算部220〜222、区間積分部250〜253等を持つことなく、伝送モード判定を実現することが可能となる。
すなわち、伝送モードの周期を表す信号を作成するのに、従来例では、遅延積計算部が3個、区間積分部が12個必要となるが、本発明では、遅延処理部1個、加算部1個、相関部が1個でよいこととなる。
このことにより、従来の構成に比べ回路規模削減を実現することができる。
ただし、本発明における第1相関演算部140の出力信号と、従来例の区間積分部250等の出力信号とは、当然ながら、その波形を異にする。本発明では、次に説明する周期判定の方法により、伝送モードを判定する。
<3−2.周期判定部160の動作>
図6は、本発明の実施の形態における伝送モード判定部330のうち周期判定部160の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施の形態の説明においては、図21に示すISDB−T方式を前提に説明を行うが、もちろん、図21に示す以外の組み合わせにおいても同様の構成で、伝送モード自動判定部を構成することができる。
以下、図6の周期判定部160の構成について説明する。
周期判定部160は、区間積分部410、第2相関演算部610、第2遅延処理部420、積算部440、相関判定部450、入力切替部620及び出力切替部630で構成される。積算部440は、K×L個の積算器を有している。
区間積分部410は、第1相関演算部140からの入力信号を、あらかじめ定められた区間にわたって積分を行う。
図5(c)のように、相関演算部140の出力は伝送シンボル長(Tm0+Tm01)の周期で高い相関を示す。しかしながら、加算部150の出力との相関であるために、Tm0以外の有効シンボル長遅延の信号が妨害となり、このため、ガードインターバル区間において観測される相関は、非常に微弱となる。
そのため、区間積分部410を具備することで、この相関波形の強調を行う。
区間積分部410の積分区間は、任意に設定可能であるが、この区間が長すぎると、ガードインターバル区間外の信号が妨害となり、相関波形の強調が十分に行われない。そこで、この区間は判定する伝送モードのうち、最も短いガードインターバル長(例においては、Tm00)に設定されることが望ましい。
区間積分された信号は、第2遅延処理部420と第2相関演算部610とに分岐し出力される。
第2遅延処理部420は、区間積分された信号を入力し、K×L個の信号を出力する。出力されるK×L個の信号は、伝送シンボル長の種類の長さ分それぞれ遅延した信号である。
ここで、伝送シンボルの長さは、有効シンボルの長さとガードインターバルの長さを足した長さであることから、伝送シンボルの種類は、有効シンボルの種類数「K」とガードインターバルの種類数「L」を掛け合わせたK×L個となる。
第2遅延処理部420は、K×L個の出力をもち、それぞれ、入力信号を(Tm0+Tm00、Tm0+Tm01、…、TmK+TmKL)遅延した信号を出力する。
具体的には、遅延するK×L種類の長さは、「Tm0+Tm00=2048+64」、「Tm0+Tm01=2048+128」〜「Tm2+Tm23=8192+2048」の12種類である(図21参照)。
入力切替部620は、順次、第2遅延処理部420の出力を切り替え、第2相関演算部610に入力する。
出力切替部630は、第2相関演算部610からの出力を、順次、積算部440の対応する積算器へ出力する。
相関演算部610は、入力切替部620からK×L個の信号を順次入力し、第2遅延処理部420の出力それぞれに対して、区間積分部410の出力との相関を演算する。相関演算は、例えば、区間積分出力と遅延出力の複素共役との乗算により算出される。
積算部440は、相関演算部610のそれぞれの出力を出力切替部630を介して入力し、あらかじめ定められた期間にわたって、各積算器で積算する。
この積算処理により、受信信号の伝送モードに対応した積算出力が極大化する。
ここで、積算器で積算する期間は、相関判定部450が伝送モードの判定を行うに十分な程度に、積算出力の極大化がなされる期間であればよい。すなわち、伝送モードのうち最長の伝送シンボルの時間を、十分な回数分かけた時間である。
例えば、十分な回数を32回とする。すなわち、32シンボル時間であるとすると、積算時間は、約40msとなる。1シンボル時間は、伝送モードのうち最長のシンボル時間となるので、ISDB−Tにおいては、「Mode3 1/4」が最長の伝送シンボルとなることから、1シンボル時間は、(8192+2048)×0.123μs=約1.26msとなる。したがって、1.26ms×32=40.32msとなる。
積算部440の出力は、相関判定部450に入力される。
この相関判定部450については、図8等を用いて後で説明する。
ここでは、相関判定部450に入力されるK×L個の信号の生成について、図7を用いて説明する。
図7は、第2相関演算部610の出力信号の生成について説明した図である。
図7(a)は、第1相関演算部140の出力信号であり、周期判定部160に入力される信号を表している(図5(c)参照)。
ここでは、伝送モードMode1 1/16を受信した場合の周期判定部160に入力される相関波形を示すものとする。
図7(b)は、図7(a)で示された信号を、区間積分部410が、Tm00区間で区間積分した結果の信号波形である。この処理により、相関波形の強調が可能となる。
図7(c)は、第2遅延処理部420からの出力信号を表す。この例では、便宜上、伝送モードがMode1の、4種類の伝送シンボル長の遅延信号のみを示している。実際には、他の伝送モードでも同様の処理が行われる。
図7(d)は、第2相関演算部610からの出力信号を表す。
遅延処理部420は、各伝送モードの伝送シンボル長の遅延を行う。区間積分部410が出力する区間積分出力は、受信信号の伝送モードの伝送シンボル長周期で、高い相関が観測される。そこで、区間積分出力と第2遅延処理部420の出力の相関を演算すれば、受信信号の伝送シンボル長と同じ長さの遅延出力との相関演算出力は、一定周期で高い相関を示すが(図7(d)(Mode1 1/16)参照)、その他の相関演算出力(図7(d)(Mode1 1/32)等参照)は微弱な信号となる。
次に、相関判定部450につい、図8〜図15を用いて説明する。
図8は、相関判定部450の構成を示すブロック図である。
相関判定部450は、電力演算部530、重み付け演算部540及び最大値検出部550で構成される。電力演算部530は、K×L個の電力演算器を有している。
電力演算部530は、積算部440のそれぞれの出力の電力を演算する。電力演算は、例えば、絶対値もしくは、絶対値のn乗として演算することができる。
重み付け演算部540は、電力演算部530の出力に対してあらかじめ定められた一定の重み付けを行う。
最大値検出部550は、重み付け演算部540の出力のうち、最大のものを検出し、最大値を持つ伝送モードを受信信号の伝送モードとして決定、出力する。
ここで、重み付け演算部540により重み付けを行うのは、次の理由による。
積算部440が、第2相関演算部610の出力を、あらかじめ定められた期間、積算を行うことにより、受信信号の伝送モードに対応した積算出力は極大化する。
しかし、例えばMode2 1/16は、Mode1 1/16のちょうど倍の周期となるため、受信信号の伝送モードがMode1 1/16であった場合、Mode2 1/16に対応する積算出力も極大化することになる。Mode3 1/16に対応する積算出力についても同様である。
従って、単純に、積算部440の積算器それぞれの出力結果を比較しても、受信信号の伝送モードを決定することは出来ない。
重み付けの方法については、図9〜図15を用いて説明する。
図9は、重み付け演算部540の構成を示すブロック図である。
重み付け演算部540においては、入力信号を、In00、In10、…、In(K-1)(L-1)とし、出力信号をOut00、Out01、…、Out(K-1)(L-1)としたとき、αiを任意の定数として、前記出力信号が、(式1)で定義される。
Figure 0004546230
(式1)

α0、α1、α2は、(式2)を満たすものとする。
Figure 0004546230
(式2)
例えば、α0=1、α1=1.25、α2=1.5が(式2)を満たす。

演算部540は、K=3、L=4における構成である。
加算部710は、電力演算部530の出力のうち、ガードインターバル長が1/32にあたる全ての出力、「Mode1 1/32」と「Mode2 1/32」と「Mode3 1/32」の出力を加算する。
加算部711は、電力演算部530の出力のうち、ガードインターバル長が1/16にあたる全ての出力、「Mode1 1/16」と「Mode2 1/16」と「Mode3 1/16」の出力を加算する。
加算部712は、電力演算部530の出力のうち、ガードインターバル長が1/8にあたる全ての出力、「Mode1 1/8」と「Mode2 1/8」と「Mode3 1/8」の出力を加算する。
加算部713は、電力演算部530の出力のうち、ガードインターバル長が1/4にあたる全ての出力、「Mode1 1/4」と「Mode2 1/4」と「Mode3 1/4」の出力を加算する。
加算部714は、電力演算部530の出力のうち、伝送モードが、「Mode2 1/32」及び「Mode3 1/32」にあたる出力を加算する。
加算部715は、電力演算部530の出力のうち、伝送モードが、「Mode2 1/16」及び「Mode3 1/16」にあたる出力を加算する。
加算部716は、電力演算部530の出力のうち、伝送モードが、「Mode2 1/8」及び「Mode3 1/8」にあたる出力を加算する。
加算部717は、電力演算部530の出力のうち、伝送モードが、「Mode2 1/4」及び「Mode3 1/4」にあたる出力を加算する。
乗算部7200〜7203は、加算部710〜713の出力を、定められた一定の値α0で乗算する。
乗算部7204〜7207は、加算部714〜717の出力を、定められた一定の値α1で乗算する。
乗算部7208〜7211は、電力演算部530の出力を、定められた一定の値α2で乗算する。
図10〜図12は、重み付け演算部540への、入力信号の電力演算結果を表し、図13〜図15は、重み付け演算部540からの出力結果を表す。
図10は、受信信号の伝送モードがMode1の場合であり、図10(a)は、Mode1 1/32、図10(b)は、Mode1 1/16、図10(c)は、Mode1 1/16、図10(d)は、Mode1 1/4であった場合の各伝送モードに応じた電力演算部530の出力を示している。
この電力演算部530の出力は、積算部440において十分な期間積算された信号を入力としたものである。
Mode1の信号を受信した場合の特徴は、Mode2、Mode3の同じガードインターバルを持つ伝送モードの出力も極大化することである。
同様に、図11は、受信信号の伝送モードがMode2の場合であり、(a)Mode2 1/32、(b)Mode2 1/16、(c)Mode2 1/16、(d)Mode2 1/4であった場合の各伝送モードに応じた電力演算部530の出力を示している。
Mode2の信号を受信した場合の特徴は、Mode3の同じガードインターバルを持つ伝送モードの出力も極大化することである。
同様に図12は、受信信号の伝送モードがMode3の場合であり、(a)Mode3 1/32、(b)Mode3 1/16、(c)Mode3 1/16、(d)Mode3 1/4であった場合の各伝送モードに応じた電力演算部530の出力を示している。
Mode3の信号を受信した場合の特徴は、Mode3の出力のみが極大化することである。
以上に示すように、受信信号の伝送モードによって、電力演算部530の出力がそれぞれ一意な特徴を示すことがわかる。
そこで、電力演算部530の出力から簡単に伝送モードを判定するために、図9で説明したような重み付け処理を行う。
Mode1に対応する重み付け演算については、同一のガードインターバルを持つ他の伝送モードとの加算を行い(加算部710〜713)、あらかじめ定められた値α0で乗算を行う(乗算部7200〜7203)。
例えば、Mode1 1/32に対応する重み付け演算結果として、Mode1 1/32とMode2 1/32とMode3 1/32に対応する電力演算結果を加算し(加算部710)、定められた値α0で乗算する(乗算部7200)。
Mode2に対応する重み付け演算については、同一のガードインターバルを持つMode3の電力演算結果と加算し(加算部714〜717)、定められた値α1で乗算する(乗算部7204〜7207)。
Mode3の重み付け演算については、Mode3に対応する電力演算結果をあらかじめ定められた値α2で乗算する。
図13、図14及び図15は、以上の処理により求められた重み付け演算結果を示す。
各図に示すように重み付け演算処理により、受信信号の伝送モードに対応した重み付け演算結果が最も高い値を示すようになる。
例えば、「Mode1 1/32」の信号を受信した場合は、その値が最も高くなっている(図13(a)参照)。
最大値検出部550は、重み付け演算出力中、最大値を持つものを検出し、その対応する伝送モードを受信信号の伝送モードとして判定し、出力する。
以上のように、本発明の実施の形態2における周期判定160は、比較的簡単かつ正確に相関出力の周期を特定し、伝送モードの判定を行うことができる。
<4.従来の伝送モード判定部と本発明の伝送モード判定部との対比>
従来の伝送モード判定方式は、<2.伝送モード判定の基本原理>で説明したようなOFDM信号の特徴を用いて、全ての伝送モードについて、有効シンボル遅延部、相関演算部(有効シンボル遅延部と相関演算部をまとめて遅延積演算部と呼ぶ)、区間積分部、スペクトル強調部を具備し、最も高い相関を示す伝送モードを送信側で設定された伝送モードとして判定するものである。
一方、本発明に係る伝送モード判定方法は、全ての伝送モードについて、遅延処理部1個、加算部1個、相関部、区間積分部が1個でよく、また、スペクトル強調部を使用しないで周期の判定を行っている。
このことにより、従来の構成に比べ回路規模の大幅削減を実現することができる。
またさらに、本発明の構成では、従来のシリアルタイプのような、一つ一つの伝送モードを順次切り替えながら判定する方法に比べ、一度に全ての伝送モードを網羅することが可能であり、効率的な判定を行うことが可能である。
<変形例1>
図16は、伝送モード判定部330の変形例である(図4参照)。
図4の伝送モード判定部330との違いは、第1遅延処理部130と第1相関演算部140とを入れ替えた点である。
図16に示すように、第1遅延処理部130からのそれぞれの出力と入力信号との相関を演算する第1相関演算部141と、第1相関演算部の全ての出力の総和を演算する加算部150による構成でも、同様の効果を得ることができる。
また、例えばガードインターバルの信号が、有効シンボルの一部の複写ではなく、既知の信号であった場合についても、図19、図20に示すように既知パターンを生成するパターン生成部170を遅延処理部130の代わりに配置することにより、同様の効果を得ることができる。
<変形例2>
図17は、周期判定部160の変形例の構成を示すブロック図である(図6参照)。
第1遅延処理部130、加算部150及び相関演算部140は、図4に示す本発明の実施形態と同一のものであるとする。
図6の周期判定部160との違いは、第2相関演算部610は、相関演算器が1つであるのに対し、本変形例の第2相関演算部430は、相関演算器を伝送モード数有していることである。
周期判定部161の第2相関演算部430は、K×L個の相関演算器をもち、第2遅延処理部420の出力それぞれに対して、区間積分部410の出力との相関を演算する。
この構成により、回路規模は若干大きくなるものの、積算部440への入力は、図6に示す実施形態に比べてその頻度が上がる。従って、例えば、積算部440の積算期間を短くしたとしても、図6の実施形態と同じ効果を得ることができる。
<変形例3>
図18は、周期判定部160の変形例の構成を示すブロック図である(図6参照)。
本変形例の周期判定部162は、区間積分部410、閾値判定部820、カウンタ830及び伝送モード検出部840とで構成される。
図7(b)に示すように、区間積分部410の出力は、伝送モードに応じて、その伝送シンボル長周期で、高い相関を示す。
そこで、区間積分部410の出力を、あらかじめ定められた値を超えたかどうか判定する閾値判定部820を設け、カウンタ830を閾値判定部の出力に応じてリセットするものとする。
以上の処理により、カウンタの最大値は、伝送シンボルに応じた値となる。
そこで、このカウンタの最大値に応じて受信信号の伝送モードを判定することが可能となる。
例えば、閾値未満の状態から、閾値を超えた状態に遷移した際に、カウンタをリセットする。ここでいうカウンタは、1サンプルごとにカウントするものとする。とすると、カウンタの最大値は、ある伝送シンボルの長さとなる。
すなわち、カウンタの最大値が「2112」である場合は、伝送モードは「Mode1 1/32」と判定できる。伝送モードが「Mode1 1/32」の場合は、1シンボル長が「(Tm0+Tm00=2048+64=)2112」であるからである(図21参照)。
同様に、カウンタの最大値が「10240」である場合は、伝送モードは「Mode3 1/4」と判定できる。伝送モードが「Mode3 1/4」の場合は、1シンボル長が「(Tm2+Tm23=8192+2048=)10240」であるからである
以上のように、本変形例の周期判定部162は、対応する伝送モードそれぞれに対して遅延積演算部、区間積分部、シンボルフィルタを持つことなく、伝送モードの自動判定を実現することが可能である。このことにより、従来の構成に比べ回路規模削減を実現することができる。
<補足>
以上、本発明に係る復調装置について実施形態に基づいて説明したが、この復調装置を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。
(1)実施形態及び変形例では、一部で、説明の容易化のため、K=3、L=4となるISDB−T方式について主に説明を行ったが、もちろん、他の(K、L)の組み合わせについても同様の構成にて実現可能である。
(2)OFDM復調装置におけるA/D(アナログ/デジタル)変換部310、直交復調部320、伝送モード判定部330、OFDM復調部340及び誤り訂正部350の各機能ブロックは典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサー を利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
OFDM方式を採用する通信における、伝送モードの自動判定を行うすべての復調装置に関して、その小型化に特に有用である。
本発明に係る復調装置の構成を示す機能ブロック図である。 ISDB−T方式における従来の伝送モード判定部200の構成を示す機能ブロック図である。 従来の伝送モード判定における信号の変化を表し、図3(a)〜(e)は、順に所定の処理を施した信号を表している。 本発明の実施の形態における復調装置360の伝送モード判定部330の構成を示す機能ブロック図である。 第1相関演算部140の出力信号の生成について説明した図である。
図5(a)は、入力信号であるODFM信号の構成を表し、図5(b)は、第1遅延処理部130の出力信号を表し、図5(c)は、第1相関演算部140の出力信号を表す
本発明の実施の形態における伝送モード判定部330のうち周期判定部160の構成を示す機能ブロック図である。 第2相関演算部610の出力信号の生成について説明した図である。
図7(a)は、第1相関演算部140の出力信号を表し、図7(b)は、図7(a)で示された信号を、区間積分部410が、Tm00区間で区間積分した結果の信号波形を表し、図7(c)は、第2遅延処理部420からの出力信号を表し、図7(d)は、第2相関演算部610からの出力信号を表す。
相関判定部450の構成を示すブロック図である。 重み付け演算部540の構成を示すブロック図である。 Mode1の信号を受信した時の電力演算部出力の概略図である。 Mode2の信号を受信した時の電力演算部出力の概略図である。 Mode3の信号を受信した時の電力演算部出力の概略図である。 Mode1の信号を受信した時の重み付け演算部出力の概略図である。 Mode2の信号を受信した時の重み付け演算部出力の概略図である。 Mode3の信号を受信した時の重み付け演算部出力の概略図である。 伝送モード判定部330の変形例の構成を示すブロック図である。 周期判定部160の変形例の構成を示すブロック図である。 周期判定部160の変形例の構成を示すブロック図である。 伝送モード判定部の変形例の構成を示すブロック図である。 伝送モード判定部の変形例の構成を示すブロック図である。 ISDB−T方式の、伝送モードと有効シンボル長、ガードインターバル長の対応を示す図である。
符号の説明
110 210 入力端子
120 215 出力端子
130 遅延処理部
140 141 430 450 610 相関演算部
150 加算部
160 161 162 周期判定部
170 パターン生成部
200 伝送モード判定部
220〜222 遅延積計算部
240〜242 相関波形演算部
250〜253 410 区間積分部
260〜263 530 電力演算部
270〜273 スペクトル強調フィルタ
280〜283 550 最大値検出部
290 比較判定部
305 受信装置
310 A/D変換部
320 直交復調部
330 伝送モード判定部
340 OFDM復調部
350 誤り訂正部
360 復調装置
370 デコーダ
380 表示装置
390 音声出力装置
420 遅延処理部
440 積算部
540 重み付け演算部
620 入力切替部
630 出力切替部
710〜717 加算部
820 閾値判定部
830 カウンタ
840 伝送モード検出部

Claims (11)

  1. 有効シンボルとガードインターバルとで構成され、ガードインターバルの長さは有効シンボルの長さに対する比で定まるOFDMシンボル複数からなる信号を復調する復調装置であって、
    有効シンボルの長さが、K種類の長さのいずれかであって、カードインターバルの長さを定める比が、L種類の比のいずれかであるところのOFDMシンボルからなる受信信号を入力する手段と、
    前記K種類の長さに基づいて、前記受信信号から1つの第1相関信号を生成する第1相関手段と、
    K種類の有効シンボルの長さとL種類の比との組み合わせに基づいて、前記第1相関信号からK×L種類の第2相関信号を生成する第2相関手段と、
    前記K×L種類の第2相関信号のうち、相関の度合いが最も大きいものを求めることにより、前記受信信号の有効シンボルの長さとカードインターバルの長さとを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果に応じて前記受信信号を復調する手段と
    を備えることを特徴とする復調装置。
  2. 有効シンボルとガードインターバルとで構成され、ガードインターバルの長さは有効シンボルの長さに対する比で定まるOFDMシンボル複数からなる信号を復調する復調装置であって、
    有効シンボルの長さが、K種類の長さのいずれかであって、カードインターバルの長さを定める比が、L種類の比のいずれかであるところのOFDMシンボルからなる受信信号を入力する手段と、
    前記K種類の長さに基づいて、前記受信信号から1つの第1相関信号を生成する第1相関手段と、
    前記第1相関信号を所定の長さ分、K種類の有効シンボルの長さとL種類の比とで定まるガードインターバルの長さのうち最も小さい長さで区間積分を行い1つの区間積分信号を生成する手段と、
    前記区間積分信号が、所定の閾値を越えた時から、次に前記所定の閾値を超えた時までの時間を測定する手段と、
    前記測定した時間に応じて、前記受信信号の有効シンボルの長さとカードインターバルの長さとを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果に応じて前記受信信号を復調する手段と
    を備えることを特徴とする復調装置。
  3. 前記第1相関手段は、前記受信信号をK種類の有効シンボルの長さ分遅延させたK種類の遅延信号を生成し、前記K種類の遅延信号のすべてを加算して加算信号を生成し、前記加算信号と前記受信信号との相関を表す第1相関信号を生成すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の復調装置。
  4. 前記第1相関手段は、前記受信信号をK種類の有効シンボルの長さ分遅延させたK種類の遅延信号を生成し、前記K種類の遅延信号それぞれと前記受信信号との相関を表すK種類の相関信号を生成し、前記K種類の相関信号のすべてを加算して第1相関信号を生成すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の復調装置。
  5. 前記第2相関手段は、前記第1相関信号を所定の長さ分、K種類の有効シンボルの長さとL種類の比とで定まるガードインターバルの長さのうち最も小さい長さで区間積分を行い1つの区間積分信号を生成し、生成した前記区間積分信号を前記OFDMシンボルの長さ分遅延させたK×L種類の遅延信号を生成し、前記K×L種類の遅延信号それぞれと、前記区間積分信号との相関を算出しK×L種類の第2相関信号を生成すること
    を特徴とする請求項1記載の復調装置。
  6. 前記判定手段は、
    前記K×L種類の第2相関信号それぞれの電力を求める手段と、
    前記求めたK×L種類の電力に重み付けを行う重み付け手段とを含み、
    前記重み付けをしたK×L種類の電力の値が最大であるものを、相関の度合いが最も大きいものとする
    ことを特徴とする請求項1記載の復調装置。
  7. 前記重み付け手段において、
    前記求めたK×L種類の電力をINkl(但し、k=1,…,K、l=1,…,L)とし、前記重み付けをした結果であるK×L種類の電力をOUTkl(但し、k=1,…,K、l=1,…,L)とするとき、(式1)を満たす

    Figure 0004546230
    (式1)

    ことを特徴とする請求項6記載の復調装置。
  8. 有効シンボルとガードインターバルとで構成され、ガードインターバルの長さは有効シンボルの長さに対する比で定まるOFDMシンボル複数からなる信号を復調する復調装置において用いられる復調方法であって、
    有効シンボルの長さが、K種類の長さのいずれかであって、カードインターバルの長さを定める比が、L種類の比のいずれかであるところのOFDMシンボルからなる受信信号を入力するステップと、
    前記K種類の長さに基づいて、前記受信信号から1つの第1相関信号を生成する第1相関ステップと、
    K種類の有効シンボルの長さとL種類の比との組み合わせに基づいて、前記第1相関信号からK×L種類の第2相関信号を生成する第2相関ステップと、
    前記K×L種類の第2相関信号のうち、相関の度合いが最も大きいものを求めることにより、前記受信信号の有効シンボルの長さとカードインターバルの長さとを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定の結果に応じて前記受信信号を復調するステップと
    を備えることを特徴とする復調方法。
  9. 有効シンボルとガードインターバルとで構成され、ガードインターバルの長さは有効シンボルの長さに対する比で定まるOFDMシンボル複数からなる信号を復調する復調装置の集積回路であって、
    有効シンボルの長さが、K種類の長さのいずれかであって、カードインターバルの長さを定める比が、L種類の比のいずれかであるところのOFDMシンボルからなる受信信号を入力する手段と、
    前記K種類の長さに基づいて、前記受信信号から1つの第1相関信号を生成する第1相関手段と、
    K種類の有効シンボルの長さとL種類の比との組み合わせに基づいて、前記第1相関信号からK×L種類の第2相関信号を生成する第2相関手段と、
    前記K×L種類の第2相関信号のうち、相関の度合いが最も大きいものを求めることにより、前記受信信号の有効シンボルの長さとカードインターバルの長さとを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果に応じて前記受信信号を復調する手段と
    を備えることを特徴とする集積回路。
  10. 有効シンボルとガードインターバルとで構成され、ガードインターバルの長さは有効シンボルの長さに対する比で定まるOFDMシンボル複数からなる信号を復調する復調装置において用いられる復調方法であって、
    有効シンボルの長さが、K種類の長さのいずれかであって、カードインターバルの長さを定める比が、L種類の比のいずれかであるところのOFDMシンボルからなる受信信号を入力するステップと、
    前記K種類の長さに基づいて、前記受信信号から1つの第1相関信号を生成する第1相関ステップと、
    前記第1相関信号を所定の長さ分、K種類の有効シンボルの長さとL種類の比とで定まるガードインターバルの長さのうち最も小さい長さで区間積分を行い1つの区間積分信号を生成するステップと、
    前記区間積分信号が、所定の閾値を越えた時から、次に前記所定の閾値を超えた時までの時間を測定するステップと、
    前記測定した時間に応じて、前記受信信号の有効シンボルの長さとカードインターバルの長さとを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定の結果に応じて前記受信信号を復調するステップと
    を備えることを特徴とする復調方法。
  11. 有効シンボルとガードインターバルとで構成され、ガードインターバルの長さは有効シンボルの長さに対する比で定まるOFDMシンボル複数からなる信号を復調する復調装置の集積回路であって、
    有効シンボルの長さが、K種類の長さのいずれかであって、カードインターバルの長さを定める比が、L種類の比のいずれかであるところのOFDMシンボルからなる受信信号を入力する手段と、
    前記K種類の長さに基づいて、前記受信信号から1つの第1相関信号を生成する第1相関手段と、
    前記第1相関信号を所定の長さ分、K種類の有効シンボルの長さとL種類の比とで定まるガードインターバルの長さのうち最も小さい長さで区間積分を行い1つの区間積分信号を生成する手段と、
    前記区間積分信号が、所定の閾値を越えた時から、次に前記所定の閾値を超えた時までの時間を測定する手段と、
    前記測定した時間に応じて、前記受信信号の有効シンボルの長さとカードインターバルの長さとを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果に応じて前記受信信号を復調する手段と
    を備えることを特徴とする集積回路。
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