JP5035728B2 - ワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明はワイヤレス通信システムに関し、特にワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための単純化された方法および装置に関する。
CDMAシステムの直接拡散方式[Direst Sequence Spread Spectrum]では、擬似ランダム・ノイズ特性を備えた高速の拡散スペクトル・シーケンスは通常より低速のベースバンド信号の周波数を拡散するために採用され、それによって信号の送信品質を向上させるためのチャネルの拡散スペクトル利得を得る。レシーバでは、受信された信号上で反対の処理すなわち逆拡散処理を実行してオリジナルのデータ情報を復元するために、同じ拡散スペクトル・シーケンスが使用される。ここでの重要な要素は、トランスミッタとレシーバとの間の同期化である。一般にDS−CDMA(直接拡散符号分割多重アクセス)システムでは、通常SC(すなわち同期化符号)と呼ばれる事前に定義されたシーケンスがフレーム同期化のために各々のサブ・フレームの中に挿入され、事前に定義された既知のシーケンス(トレーニング・シーケンス)もまた、時間スロット同期化のために各時間スロットの中に挿入され、受信を行う端末は、まさに事前に定義された既知のシーケンス上で整合フィルタリング(コリレーション)を実行することを通して、トランスミッタとレシーバとの間の信号の同期化を達成することができる。
従来のCDMAシステムのレシーバは一般に、大量の電子部品を含む整合フィルタを使用することによって同期化を実現するように設計されており、ここで整合フィルタは大きな領域を占有しており、整合フィルタの実装は、より費用がかかる。特に、CDMAレシーバは、符号シーケンスを整合してコリレーション・ピークを検出するために、整合フィルタを使用する。整合フィルタは一般に、遅延レジスタ、マルチプライヤおよびアダーを含む。整合フィルタは大量の電子部品を含むことを必要とすることから、システムの設計には費用がかかり、システムは大きな領域を占有する。
ここで図1を参照すると、この図はCDMAレシーバの中で達成される整合フィルタの機能を示す。レシーバが入力信号を受信する場合、整合フィルタは、符号シーケンスを整合するために調整される。TD−SCDMA(時間分割−同期符号分割多重アクセス)システムなどのQPSK変調を使用するシステムでは、符号シーケンスはレシーバによって受信される信号(すなわちデジタル・サンプル)の中に挿入される。符号シーケンスを提供することの目的は、通信システムの動作を向上させることである。特にCDMAワイヤレス通信システムでは、拡散スペクトル技術は、ひどい干渉を伴うワイヤレス環境で安定したデータ伝送を提供するために非常に適している。
一方CDMAシステムでは、複数のユーザは同じ時間の中で同じスペクトラムの通信チャネルを共有している。1つの伝送を他のものから区別するために各UE(ユーザ機器)は固有の同期化符号シーケンスを有している。同期化シーケンスは通常、優れた自動コリレーション能力を有しているので、タイミング基準についてのいかなる事前の知識も伴わずに、UEが同期化符号を迅速かつ正確に識別することを助け、また基地局が異なるUEによって使用される異なる符号を区別することも助ける。実施する中で、整合フィルタは通常、DS−CDMAシステムの中で異なるUEの同期化と区別のために使用される。ちょうど図1に示されているように、整合フィルタ1は整合フィルタ・ユニット2と検出ユニット3とを含み、整合フィルタ・ユニット2は入力データ・ストリームの中の符号シーケンスで整合フィルタリングを実行するために使用され、検出ユニット3は整合フィルタ・ユニット2からの整合フィルタ出力を検出するために使用されており、整合フィルタ・ユニット2のより高い出力値は、予想される符号シーケンスとのよりよく調整された整合を示す。この処理はコリレーション処理とも呼ばれる。したがって高い出力値は、対象の符号シーケンスとの入力の良好なコリレーションを表す。さらに、フラット・フェーディング・チャネルでは、サブ・フレーム/時間スロット内のピークの出力値は、このサブ・フレーム/時間スロットのためのチャネル推定値として使用されることが可能である。
図2を参照すると、この図は、先行技術において整合フィルタを実施するための有限インパルス応答(FIR)フィルタを示す概要図である。ちょうど図2に示されているように、符号シーケンスを長さLと整合させるためには、Lの遅延レジスタ、LのマルチプライヤおよびLのアダーが必要とされる。すなわち先行技術では、整合フィルタを実現するために、より多くのハードウェア部品が必要とされる。また、マルチプライヤのハードウェア実装は、より複雑なものであることが一般に知られている。
上記の理由を考慮して、より少ない電子部品と比較的より簡単なハードウェア構造体とを使用することによって、所望の整合フィルタの機能を実現するために、整合フィルタの新たなハードウェア実装を提供することが必要とされる。
本発明の目的は、特にQPSK変調を使用するシステムの整合フィルタのために、CDMAシステムの中の整合フィルタのハードウェア構造体を単純化するための新しい改良された方法および関数処理を提供することであり、パイロット・シーケンス(またはトレーニング・シーケンス)の特性は整合フィルタを実施するために、先行技術のマルチプライヤを(マルチプレクサによって実現されることが可能な)セレクタに置き換えるために使用される。
本発明の第1態様によって、複数のサンプリング・シーケンスの中の各々のサンプル点の同相成分(I成分)と直角位相成分(Q成分)とを得るために、事前に処理された受信信号をオーバサンプリングし、抽出するステップと、複数の対応する整合フィルタをかけられた結果を得るために、事前に定義された選択信号によって、それぞれのサンプリング・シーケンスのために、同一のサンプリング・シーケンスの中のそれぞれのサンプル点のI成分とQ成分とを変換し、結合するステップとを含む、ワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための方法が提供される。
好ましくは、事前に定義された選択信号は既知のトレーニング・シーケンスに基づく選択信号であり、各サンプリング・シーケンスの長さは既知のトレーニング・シーケンスの長さに等しい。
本発明の第2態様によって、複数のサンプリング・シーケンスの中の各々のサンプル点のI成分とQ成分とを得るために、事前に処理された受信信号をオーバサンプリングし、抽出するためのオーバサンプリングおよび抽出手段と、複数の対応する整合フィルタをかけられた結果を得るために、事前に定義された選択信号によって、それぞれのサンプリング・シーケンスのために、同一のサンプリング・シーケンスの中のそれぞれのサンプル点のI成分とQ成分とを変換し、結合するための変換処理手段とを含む、ワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための装置が提供される。
好ましくは、整合フィルタは、既知のトレーニング・シーケンスの選択信号に基づき事前に定義された選択信号を設定するための事前定義手段をさらに含み、それぞれのサンプリング・シーケンスは既知のトレーニング・シーケンスの長さと同じ長さである。
従来の方法と比較すると、本発明によるワイヤレス通信システムのレシーバで整合フィルタを実施するための装置および方法は、整合フィルタのハードウェア実装の複雑さと、回路の領域とを効果的に減少させることができる。
以下の添付の図面の説明と付属の特許請求の範囲を通じて、本発明のその他の目的および成果は明らかとなり、より完全な理解が得られることができる。
以下で、本発明の好ましい実施形態は図面を参照して説明される。
すべての添付の図面の中で、同じ参照符号は類似または同一の特徴および機能を表す。
図3は、本発明の第1実施形態による整合フィルタのブロック図を示す。ワイヤレス通信システムのレシーバでは、受信された入力信号は最初に事前に処理され、その後整合フィルタに送信される。図3に示されているように、整合フィルタ1は、複数のサンプリング・シーケンスの中の各サンプル点のI成分とQ成分とを得るために事前に処理された受信信号をオーバサンプリングし、抽出するためのオーバサンプリングおよび抽出手段20と、複数の対応する整合フィルタをかけられた結果を得るために、事前に定義された選択信号によって、それぞれのサンプリング・シーケンスのために同じサンプリング・シーケンスの中のそれぞれのサンプル点のI成分とQ成分とを変換し、結合するための変換処理手段30とを含み、事前に定義された選択信号は既知のトレーニング・シーケンスの選択信号に基づく事前定義手段10によって生成されることができる。好ましくは、サンプリング・シーケンスの各々の長さは、既知のトレーニング・シーケンスの長さと等しい。
実施の間、オーバサンプリングおよび抽出手段20は、最初に複数のサンプリング・シーケンスを得るために受信信号をオーバサンプリングし、次いで各サンプル点のI成分とQ成分とを抽出するために、複数のサンプリング・シーケンスの各サンプル点を処理することができる。代替として、オーバサンプリングおよび抽出手段20は、最初に受信信号のI成分とQ成分とを抽出し、次いで同じタイミング基準に基づいてI成分とQ成分とをそれぞれオーバサンプリングすることができ、このようにしてもまた、複数のサンプリング・シーケンスの中の各サンプル点のI成分とQ成分とは得られることができる。
さらに、整合フィルタ1は好ましくは、複数の整合フィルタをかけられた結果をバッファリングするためのバッファ手段40と、最適に整合されたサンプリング・シーケンスを判定するために、バッファされた複数の整合フィルタをかけられた結果を比較するための比較手段50とを含んでもよく、最適に整合されたサンプリング・シーケンスに対応する整合フィルタをかけられた結果の値は最大の値である。
図4は、図3に示されている整合フィルタの中の変換処理手段の構成概要図である。変換処理手段30は取り消し手段301と信号結合手段302と累算手段303とを含み、取り消し手段301は取り消されたI成分と取り消されたQ成分とを得るために、それぞれのサンプル点のI成分とQ成分との取り消し動作を実行するために使用され、一方で信号結合手段302はそれぞれのサンプル点の対応する出力結果を得るために、それぞれのサンプル点のI成分、取り消されたI成分、Q成分および取り消されたQ成分の事前に定義された結合動作を実行するために使用され、一方で累算手段はサンプリング・シーケンスに対応する整合フィルタをかけられた結果を得るために、サンプリング・シーケンスのために、同じサンプリング・シーケンスの中のそれぞれのサンプル点が対応する出力結果について累算動作を実行するために使用される。
図5は、本発明の実施形態によるワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための方法の流れ図である。ワイヤレス通信システムのレシーバでは、受信された入力信号は最初に事前に処理され、次いで整合フィルタ処理を経る。ステップS1で、事前に処理された受信信号は受信され、次いでステップS2に進む。ステップS2で、同じサンプリング・シーケンスのためのそれぞれのサンプル点のI成分とQ成分とは、複数の対応する整合フィルタをかけられた結果を得るために変換され、結合され、その後ステップS3に入り、同じサンプリング・シーケンスのためのそれぞれのサンプル点のI成分とQ成分とは、複数のサンプリング・シーケンスに対応する複数の整合フィルタをかけられた結果を得るために変換され、結合され、事前に定義された選択信号は、既知のトレーニング・シーケンスの選択信号に基づき生成される。さらに、それぞれのサンプリング・シーケンスは、好ましくは既知のトレーニング・シーケンスの長さと同じ長さのものである。
実施の間、ステップS2では、受信された信号は最初に複数のサンプリング・シーケンスを得るためにオーバサンプリングされることができ、次いで複数のサンプリング・シーケンスの各サンプル点は各サンプル点のI成分とQ成分とを抽出するために処理される。代替として、ステップS2では、受信された信号のI成分とQ成分とは最初に抽出され、次いで同じタイミング基準に基づいてそれぞれオーバサンプリングされることができ、このようにしてもまた、複数のサンプリング・シーケンスの中の各サンプル点のI成分とQ成分とは得られることができる。
さらに図5に示されているように、ワイヤレス通信システムのレシーバの中で受信される信号について整合フィルタリングを実施する方法は、好ましくはステップS3に続くさらなるステップ4を含む。ステップS4では、複数のサンプリング・シーケンスに対応する複数の整合フィルタをかけられた結果は、最適に整合されたサンプリング・シーケンスを判定するためにバッファされ、比較され、最適に整合されたサンプリング・シーケンスに対応する整合フィルタをかけられた結果の値は最大の値である。
特に、図5に示されている整合フィルタ方法のステップS3は、
取り消されたI成分と取り消されたQ成分とを得るために、それぞれのサンプル点のI成分とQ成分とについて取り消し動作を実行するサブステップと、
それぞれのサンプル点の対応する出力結果を得るために、それぞれのサンプル点のI成分、取り消されたI成分、Q成分および取り消されたQ成分の事前に定義された結合動作を実行するサブステップと、
サンプリング・シーケンスに対応する整合フィルタをかけられた結果を得るために、サンプリング・シーケンスのために、同じサンプリング・シーケンスの中のそれぞれのサンプル点が対応する出力結果について累算動作を実行するサブステップとを含んでもよい。
第1実施形態
QPSK変調を用いるモバイル通信システムでは、同期化符号(SC)シーケンス(すなわち事前に定義されたトレーニング・シーケンス)の各SCが複素シンボルに写像される場合、複素数の振幅は常に1であり、複素シンボルの位相は90°の差を有する。したがって、複素シンボルへの写像の後、各SC(すなわち同期化符号)は、振幅1の複素集合から選択された4つの値のうちの1つのみであることが可能である。信号の位相角が(0°,180°,90°,270°)である場合、この値の典型的な集合は、(1,−1,j,−j)によって表され、信号の位相角が(45°,315°,135°,225°)である場合、値の別の集合は、(1+j,1−j,−1+j,−1−j)である。
特にTD−SCDMAシステムでは、SCシーケンスの各ユニットの数値は集合{1,−1,j,−j}のうちの1つである。レシーバの中の整合フィルタの入力をxと仮定すると、オーバサンプリングされた後の入力サンプルはx(n)=I(n)+jQ(n)となり、この式でのI(n)は同相成分(I成分)であり、Q(n)は直角位相成分(Q成分)であって、それらの両方は抽出処理を使用することによって得られることができ、ss(i)は事前に定義されたSCシーケンスのi番目の符号チップである。したがって以下の式は、ss*(i)がss(i)の共役値(conjugate value)であって、入力サンプルの結果のI成分とQ成分、および事前に定義されたSCシーケンスの中の対応する符号チップを表すために使用されることができる。
Figure 0005035728
y(n)=Re[y(n)]+jIm[y(n)]であるので、複数のサンプリング・シーケンスの各サンプル点のために得られる整合フィルタをかけられた結果は、IがI成分、QがQ成分、−Iが取り消されたI成分、−Qが取り消されたQ成分である集合{I+jQ,−I−jQ,−Q+jI,Q−jI}のうちの1つであることが演繹されることができる。
しかしながらWCDMAシステムでは、SCシーケンスの各ユニットの数値は集合{1+j,1−j,−1+j,−1−j}のうちの1つである。同様に、レシーバの中の整合フィルタの入力をxと仮定すると、オーバサンプリングされた後の入力サンプルはx(n)=I(n)+jQ(n)となり、この式でのI(n)はI成分であり、Q(n)はQ成分であって、それらの両方は抽出処理を使用することによって得られることができ、ss(i)は事前に定義されたSCシーケンスのi番目の符号チップである。したがって以下の式は、入力サンプルの結果のI成分とQ成分、および事前に定義されたSCシーケンスの中の対応する符号チップを表すために使用されることができる。
Figure 0005035728
y(n)=Re[y(n)]+jIm[y(n)]であることから、複数のサンプリング・シーケンスの各サンプル点のために得られる整合フィルタを通過した結果は、IがI成分、QがQ成分、−Iが取り消されたI成分、−Qが取り消されたQ成分である集合{(I−Q)+j(I+Q),(I+Q)+j(−I+Q),(−I−Q)+j(I−Q),(−I+Q)+j(−I−Q)}のうちの1つであることが演繹されることができる。
図6は、図3および図4に示されている変換処理手段30の各回路要素の特定の回路実施方法の概要図である。ワイヤレス通信システムのレシーバの中の事前に定義されたトレーニング・シーケンスの長さがLであるとすると、変換処理手段30は、各々が(マルチプレクサによって実現されることができる)コンバイナ3021とアダー3022と遅延手段3023とを含むLの同一の動作ユニットを含み、遅延手段3023の遅延時間は、複数の遅延レジスタによって実現されることができる各サンプリング・シーケンスの中の隣接する2つのサンプル点の時間間隔である。コンバイナ3021は事前に定義された選択関数の集合に基づいて、入力サンプルのI成分、Q成分、I成分の取り消しおよびQ成分の取り消しの様々な結合動作を実行し、その結果は事前に定義された結果の集合のうちの1つである。TD−SCDMAシステムについては、特に上の式(1)で示されているように、予想される結果の集合は、IがI成分、QがQ成分、−Iが取り消されたI成分、−Qが取り消されたQ成分である集合{I+jQ,−I−jQ,−Q+jQ、Q−jI}のうちの1つである。WCDMAシステムについては、予想される結果の集合は、IがI成分、QがQ成分、−Iが取り消されたI成分、−Qが取り消されたQ成分である集合{(I−Q)+j(I+Q),(I+Q)+j(−I+Q),(−I−Q)+j(I−Q),(−I+Q)+j(−I−Q)}である。
上の式(1)および(2)に示されているように、変換プロセッサ30の出力結果yのI成分とQ成分とは別々に計算されることができる。ベースバンドのハードウェア実装では、変換処理手段30は、整合フィルタをかけられた結果のI成分(すなわちI成分)を作り出すための1つの回路部分と、整合フィルタをかけられた結果のQ成分(すなわちQ成分)を作り出すための別の回路部分との2つの部分に都合よく分割されてもよく、両方の回路部分は図5に示されているような特定の回路構造体によって実現されることができ、それらの間の差だけが図6に示されているコンバイナの結合関数の差の中に存在するだけである。
上述のようにWCDMAシステムについては、上の式(2)によって、各サンプル点x(n)のためのI成分Re[y(n)]とQ成分Im[y(n)]とは、SCシーケンス(すなわち事前に定義されたトレーニング・シーケンス)の中の対応する符号ss*(i)(すなわちss(i)の共役値)の値に応じて{(I−Q),(I+Q),(−I−Q),(−I+Q)}と{(I+Q),(−I+Q),(I−Q),(−I−Q)}である。したがって、出力結果のI成分とQ成分との2つの回路部分に関しては、それぞれ上の式(2)の2つの式で示されているように、差はコンバイナの異なる結合関数の中に存在する。TD−SCDMAシステムについては、上の式(1)によって、各サンプル点x(n)のための整合フィルタをかけられた結果の同相成分Re[y(n)]と直角位相Im[y(n)]とは、SCシーケンス(すなわち事前に定義されたトレーニング・シーケンス)の中の対応する符号ss*(i)(すなわちss(i)の共役値)の値に応じて{I,−I,−Q,Q}と{Q、−Q,I,−I}である。したがって、出力結果のI成分とQ成分との2つの回路部分に関しては、セレクタはコンバイナ3021を実現するために使用されることができ、ちょうど、それぞれ上の式(1)の2つの式の中で示されているように、差はセレクタの異なる選択関数の中に存在しており、この回路はより単純なものである。
TD−SCDMAシステムでは、サブ・フレームのための同期化シーケンスはDwPTSであり、時間スロットのための同期化シーケンスはトレーニング・シーケンスである。DwPTSとトレーニング・シーケンスとの両方は、交互に起こる実数と虚数である。DwPTSとトレーニング・シーケンスとの奇数符号は常に虚数である一方で、DwPTSとトレーニング・シーケンスとの偶数符号は常に実数である。出力結果のI成分Re[y]を算出するために、入力サンプルのQ成分だけが、変換処理手段30で出力結果のI成分を出力するための回路部分の奇数動作ユニットの入力とみなされ、入力サンプルのI成分は、変換処理手段30で出力結果のI成分を出力するための回路部分の偶数動作ユニットの入力とみなされる。出力結果のQ成分Im[y]を算出するために、入力サンプルのI成分だけが、変換処理手段30で出力結果のQ成分を出力するための回路部分の奇数動作ユニットの入力とみなされ、入力サンプルのQ成分は、変換処理手段30で出力結果のQ成分を出力するための回路部分の偶数動作ユニットの入力とみなされる。
したがって、TD−SCDMAワイヤレス通信システムについては、整合フィルタの変換処理手段30の出力結果のI成分とQ成分とを出力するための2つの回路部分は、図7Aおよび7Bに示されているように、それぞれ4種類のセレクタを使用することができる。出力結果のI成分は図7Aに示されている。変換処理手段30の出力結果のI成分を算出するための奇数動作ユニットのためには、第1の種類のセレクタ1 3021’が採用され、
Figure 0005035728
として定義される。変換処理手段30の出力結果のI成分を算出するための偶数動作ユニットのためには、第2の種類のセレクタ(セレクタ2)3021’’が使用され、
Figure 0005035728
として定義される。
簡潔であることを目的として、Lは偶数であると仮定する。したがって図7Aに示されている回路では、Lセレクタは第2の種類の選択3021’’である、
出力結果のI成分は図7Bに示されており、変換処理手段30の出力結果のQ成分を算出するための奇数動作ユニットのためには、第3の種類のセレクタ(セレクタ3)3021’’’が使用され、
Figure 0005035728
として定義される。
変換処理手段30の出力結果のQ成分を算出するための偶数動作ユニットのためには、第4の種類のセレクタ(セレクタ4)3021’’’’が使用され、
Figure 0005035728
として定義される。
同様に簡潔であることを目的として、Lは偶数であると仮定し、Lセレクタは図7Bの回路の中の第4の種類のセレクタ3021’’’’である。
図8に示されているように、WCDMAシステムでセレクタ3021’’’’はまた図6に示されているコンバイナ3021を実現するために使用されることもできるが、それぞれのセレクタの入力の前に変換回路304を付け加える必要があり、変換回路304は入力サンプルのI成分、Q成分、取り消されたI成分および取り消されたQ成分を、論理動作(例えば4つのアダー)によって選択されるべき4つの入力信号I+Q、I−Q、−I+Qおよび−I−Qに変換するために使用され、それによって再び回路構成を簡単にして、特定の回路構造体は図8に示されている。好ましくは、図8に示されているネゲータ[negators―否定回路―]8は、変換回路304にも含まれる。出力結果のI成分とQ成分とのためのセレクタは、それぞれ2種類のセレクタ(セレクタ5およびセレクタ6)を採用してもよく、それらの選択関数は上記の式の中で示されているものである。
本発明は現時点で好ましい実施形態に関して説明されてきたが、そのような開示が制限として解釈されるわけではないということが理解されるべきである。上述の開示を読んだ後、様々な改造および変更形態が、当業者には間違いなく明らかとなろう。したがって添付の特許請求の範囲は、本発明の真の精神および範囲に入るすべての改造および変更形態を含有するものとして解釈されることが意図されている。
ワイヤレス通信システムのレシーバの中の整合フィルタの機能ブロック図。 先行技術における整合フィルタのハードウェア実装の機能ブロック図。 本発明の実施形態による整合フィルタのブロック図。 本発明の実施形態による整合フィルタの中の変換処理手段の構成概要図。 本発明の実施形態によるワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための方法の流れ図。 図3および図4に示される変換処理手段の回路実施方法の概要図。 TD−SCDMAシステムにおける、変換処理手段の出力結果のI成分とQ成分のために使用される各回路部分の特定の回路実施方法を示す概略図。 TD−SCDMAシステムにおける、変換処理手段の出力結果のI成分とQ成分のために使用される各回路部分の特定の回路実施方法を示す概略図。 WCDMAシステムにおける、変換処理手段のI成分とQ成分の出力結果のために使用される各回路部分の特定の回路実施方法を示す概要図。

Claims (6)

  1. ワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための方法であって、
    a)入力QPSK信号xから信号成分I(n),−I(n),Q(n)および−Q(n)を取得するステップであって、I(n)はxのn番目のサンプルx(n)の同相成分であり、Q(n)は前記サンプルx(n)の直角位相成分であるステップと、
    b)y(n)=x(n)*ss (i)を決定するステップであって、ss(i)は予め定めたシーケンスssのi番目のサンプルであり、ss (i)はss(i)の複素共役を示し、
    b1)ss(i)に応じてI(n),−I(n),Q(n)および−Q(n)のうちのある1つを選択するサブステップと、
    b2)前記選択されたI(n),−I(n),Q(n)および−Q(n)のうちの1つから、y(n)の実数成分および虚数成分を決定するサブステップと、を有するステップと、
    c)y(n)を用いてxおよびssの相関を決定するステップと、を備える方法。
  2. 各サンプルss(i)は集合{1,−1,j,−j}のうちの1つであり、
    前記y(n)の実数成分を
    ss (i)=1の場合は、I(n)、
    ss (i)=−1の場合は、−I(n)、
    ss (i)=jの場合は、−Q(n)、
    ss (i)=−jの場合は、Q(n)
    として決定するとともに、
    前記y(n)の虚数成分を
    ss (i)=1の場合は、Q(n)、
    ss (i)=−1の場合は、−Q(n)、
    ss (i)=jの場合は、I(n)、
    ss (i)=−jの場合は、−I(n)
    として決定するステップを備える請求項1に記載の方法。
  3. 各サンプルss(i)は集合{1+j,1−j,−1+j,−1−j}のうちの1つであり、
    前記y(n)の実数成分を
    ss (i)=1+jの場合は、I(n)−Q(n)、
    ss (i)=1−jの場合は、I(n)+Q(n)、
    ss (i)=−1+jの場合は、−I(n)−Q(n)、
    ss (i)=−1−jの場合は、−I(n)+Q(n)
    として決定するとともに、
    前記y(n)の虚数成分を
    ss (i)=1+jの場合は、I(n)+Q(n)、
    ss (i)=1−jの場合は、−I(n)+Q(n)、
    ss (i)=−1+jの場合は、I(n)−Q(n)、
    ss (i)=−1−jの場合は、−I(n)−Q(n)
    として決定するステップを備える請求項1に記載の方法。
  4. ワイヤレス通信システムで整合フィルタを実施するための装置であって、
    a)入力QPSK信号xから信号成分I(n),−I(n),Q(n)および−Q(n)を取得する手段であって、I(n)はxのn番目のサンプルx(n)の同相成分であり、Q(n)は前記サンプルx(n)の直角位相成分である手段と、
    b)y(n)=x(n)*ss (i)を決定する手段であって、ss(i)は予め定めたシーケンスssのi番目のサンプルであり、ss (i)はss(i)の複素共役を示し、ss(i)に応じてI(n),−I(n),Q(n)および−Q(n)のうちのある1つを選択する手段を有する手段と、
    c)y(n)を用いてxおよびssの相関を決定する手段と、を備え、
    前記y(n)を決定する手段は、前記選択されたI(n),−I(n),Q(n)および−Q(n)のうちの1つから、y(n)の実数成分および虚数成分を決定するように構成される装置。
  5. 各サンプルss(i)は集合{1,−1,j,−j}のうちの1つであり、
    前記y(n)を決定する手段は、前記y(n)の実数成分を
    ss (i)=1の場合は、I(n)、
    ss (i)=−1の場合は、−I(n)、
    ss (i)=jの場合は、−Q(n)、
    ss (i)=−jの場合は、Q(n)
    として決定するように構成されるとともに、
    前記y(n)の虚数成分を
    ss (i)=1の場合は、Q(n)、
    ss (i)=−1の場合は、−Q(n)、
    ss (i)=jの場合は、I(n)、
    ss (i)=−jの場合は、−I(n)
    として決定するように構成される請求項4に記載の装置。
  6. 各サンプルss(i)は集合{1+j,1−j,−1+j,−1−j}のうちの1つであり、
    前記y(n)を決定する手段は、前記y(n)の実数成分を
    ss (i)=1+jの場合は、I(n)−Q(n)、
    ss (i)=1−jの場合は、I(n)+Q(n)、
    ss (i)=−1+jの場合は、−I(n)−Q(n)、
    ss (i)=−1−jの場合は、−I(n)+Q(n)
    として決定するように構成されるとともに、
    前記y(n)の虚数成分を
    ss (i)=1+jの場合は、I(n)+Q(n)、
    ss (i)=1−jの場合は、−I(n)+Q(n)、
    ss (i)=−1+jの場合は、I(n)−Q(n)、
    ss (i)=−1−jの場合は、−I(n)−Q(n)
    として決定するように構成される請求項4に記載の装置。
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