JPH10200503A - スペクトル拡散通信用適応等化回路 - Google Patents

スペクトル拡散通信用適応等化回路

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JPH10200503A
JPH10200503A JP9002057A JP205797A JPH10200503A JP H10200503 A JPH10200503 A JP H10200503A JP 9002057 A JP9002057 A JP 9002057A JP 205797 A JP205797 A JP 205797A JP H10200503 A JPH10200503 A JP H10200503A
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JP
Japan
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sequence
synchronization
unit
output
reception
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JP9002057A
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Isao Matsugaki
勲 松垣
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信信号の適応等化を簡単な回路構成で実現
できるスペクトル拡散通信用適応等化回路を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 受信信号6は、A/D変換器7により一
定のサンプリング周期にて1ビット以上のデータとして
受信信号系列に変換され、シフトレジスタ8を介して同
期系列相関部9に入力される。同期系列レジスタ12は
シフトレジスタ8からNs個からなる受信同期系列を取
り込む。伝送路特性抽出部13は同期確立がなされた場
合、同期系列レジスタ12の受信同期系列と希望同期系
列生成部15の希望同期系列26の相互相関を算出す
る。同期系列フィルタ部14は希望同期系列26とフィ
ルタ係数を入力とし、希望同期系列26とフィルタ係数
の畳込み演算により参照用同期系列25を算出し出力す
る。同期系列相関部9は受信信号系列および参照用同期
系列25の相関値を算出し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトル拡散通
信の受信系における、同期追従性能およびデータ復調性
能を向上させるスペクトル拡散通信用適応等化回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信システム、特に移動体通
信システムにおいては、通信伝送路特性は時間と共に大
きく変化し、伝送路特性により影響を受けた通信信号を
補償するため入力信号に対して伝送路特性の逆特性を有
するフィルタ処理を実施する適応等化器が一般的に用い
られている。
【0003】図6は、従来の適応等化回路の構成図であ
る。受信信号系列1は整合フィルタ2により近似された
伝送路特性の逆特性が与えられ、この整合フィルタ2の
出力と内部で生成された希望信号系列4との残差が最小
となるように整合フィルタ2の係数を係数推定部3にて
更新することによって適応等化後の等化後系列5を得て
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、位相直線性および安定性を考えトランス
バーサル形式の整合フィルタが用いられているため、整
合フィルタの出力と理想信号間の予測残差を最小とする
には逆行列計算等の非常にコストを要する計算を必要と
し、そのため等化器全体の回路規模が大きくまた複雑な
ソフト処理を必要としていた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めのもので、スペクトル拡散通信システムにおける通信
信号の適応等化を簡単な回路構成で実現できるスペクト
ル拡散通信用適応等化回路を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のス
ペクトル拡散通信用適応等化回路は、特定の希望同期系
列を発生する希望同期系列生成部と、受信信号系列と参
照用同期系列の相関を出力する同期系列相関部と、この
同期系列相関部の出力にしきい値処理およびピーク検出
をすることによって同期検出を行う同期検出部と、受信
信号系列を入力とし、前記同期検出の出力をもとに受信
同期系列を取り込み、1組以上の受信同期系列を保存す
る同期系列レジスタと、前記1組以上の受信同期系列、
前記希望同期系列、前記同期検出部の出力を入力とし、
伝送路特性を所定の時間毎に抽出し、伝送路特性と同様
の特性を持つフィルタのフィルタ係数を所定の時間毎に
出力する伝送路特性抽出部と、この伝送路特性抽出部の
出力により前記希望同期系列の特性が前記受信信号系列
中の前記受信同期系列の特性に近づくように前記希望同
期系列にフィルタ処理を行い参照用同期系列を出力する
同期系列フィルタ部とを備えた。
【0007】請求項2記載の発明のスペクトル拡散通信
用適応等化回路は、特定の希望同期系列を発生する希望
同期系列生成部と、受信信号系列から希望同期系列をも
とに同期検出を行う同期検出部と、受信信号系列を入力
とし、前記同期検出の出力をもとに受信同期系列を取り
込み、1組以上の受信同期系列を保存する同期系列レジ
スタと、前記1組以上の受信同期系列、前記希望同期系
列、前記同期検出部の出力を入力とし、伝送路特性を所
定の時間毎に抽出し、伝送路特性と同様の特性を持つフ
ィルタのフィルタ係数を所定の時間毎に出力する伝送路
特性抽出部と、特定の希望拡散系列を発生する希望拡散
系列発生部と、前記伝送路特性抽出部の出力により前記
希望拡散系列の特性が前記受信信号系列中の前記受信同
期系列の特性に近づくように前記希望拡散系列にフィル
タ処理を行い参照用拡散系列を出力する拡散系列フィル
タ部と、前記受信信号系列と前記参照用拡散系列の相関
値を出力する逆拡散部と、前記逆拡散部の出力にしきい
値処理をすることによってデータ復調を行うデータ復調
部とを備えた。
【0008】請求項3記載の発明のスペクトル拡散通信
用適応等化回路は、前記同期検出手段によってリセット
され、前記データ復調部の出力をもとに受信したシンボ
ル数をカウントするシンボルカウンタと、このシンボル
カウンタの値により制御され、前記希望同期系列または
時間的に先立つ復調されたシンボルを前記希望拡散系列
によって拡散した系列とを選択するセレクタと、このセ
レクタにて選択された系列および前記希望拡散系列にフ
ィルタ処理を行い参照用拡散系列を出力する拡散系列フ
ィルタ部とを備えた。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1の発明は、逆行列計算等
の複雑な処理を必要せず、少ない回路およびソフト処理
により同期検出性能を向上させるスペクトル拡散通信用
適応等化回路が得られる。
【0010】請求項2の発明は、逆行列計算等の複雑な
処理を必要せず、少ない回路およびソフト処理によりデ
ータ復調性能を向上させるスペクトル拡散通信用適応等
化回路が得られる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の発明の構成
にわずかな回路およびソフト処理の追加により、さらに
データ復調性能を向上させるスペクトル拡散通信用適応
等化回路が得られる。
【0012】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1のスペクトル拡散通信用適応等化回路の構成図、
図2は同伝送路特性抽出プロフィール図、図3は同伝送
路特性抽出部の出力フィルタ係数図である。図1におい
て、6は受信信号、7は受信信号6をあるサンプリング
周期で1ビット以上に量子化するA/D変換器、8はシ
フトレジスタ、9は2つの同期系列の相互相関値を算出
する同期系列相関部、10は同期判定部、11は同期検
出出力、12はNs長のデータを複数組格納する同期系
列レジスタ、13は伝送路特性抽出部、14は同期系列
フィルタ部、15は送信側と同一の特定の希望同期系列
を生成する希望同期系列生成部、25は参照用同期系
列、26は希望同期系列である。
【0013】次に以上のように構成されたスペクトル拡
散通信用適応等化回路の動作を説明する。受信信号6
は、A/D変換器7により、ある一定のサンプリング周
期にて1ビット以上のデータとして量子化され受信信号
系列に変換され、同期系列長をNsとするとそれと同程
度の長さを持つシフトレジスタ8を介して同期系列相関
部9に入力される。
【0014】同期系列レジスタ12は、長さNsの複数
のレジスタからなり、同期検出出力11を入力とし、同
期確立がなされた場合、シフトレジスタ8からNs個か
らなる受信同期系列を取り込み格納する。この時もっと
も古いレジスタ内の受信同期系列は破棄される。伝送路
特性抽出部13では、同期検出出力11を入力とし、同
期確立がなされた場合、同期系列レジスタ12の内容で
ある受信同期系列および希望同期系列生成部15の出力
である希望同期系列26の相互相関を算出する。
【0015】同期系列がある程度のランダム性を有する
場合、この相互相関系列は伝送路特性のインパルス応答
系列に比例し、これは、伝送路特性をトランスバーサル
フィルタで近似した場合のフィルタ係数となる。たとえ
ばマルチパス伝送路では、伝送路特性抽出プロフィール
は通常図2のように希望波および遅延による幾つかのピ
ークを含む波形となる。ここで図2の結果に対してある
設定した値を上回るピークのみを検出し図3のような系
列をフィルタ係数として出力すれば、フィルタ処理が簡
単化でき、計算量を減らすことも可能である。
【0016】同期確立がなされていない場合は希望同期
系列26が参照用同期系列25と一致するようなフィル
タ係数、つまり1個のインパルスを出力する。同期系列
フィルタ部14では、希望同期系列26および前述のフ
ィルタ係数を入力とし、希望同期系列26とフィルタ係
数の畳込み演算により、参照用同期系列25を算出し出
力する。同期系列相関部9では受信信号系列および参照
用同期系列25の相関値を算出し出力する。同期検出部
ではこの相関値に対してしきい値処理およびピーク検出
を行うことにより同期検出を行い同期の有無およびタイ
ミングを同期検出出力11として出力する。
【0017】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2のスペクトル拡散通信用適応等化回路の構成図で
ある。図4において、6は受信信号、7は受信信号6を
あるサンプリング周期で1ビット以上に量子化するA/
D変換器、8はシフトレジスタ、11は同期検出出力、
12はNs長のデータを複数組格納する同期系列レジス
タ、13は伝送路特性抽出部、15は送信側と同一の特
定の希望同期系列を生成する希望同期系列生成部、16
は同期検出部、17は拡散系列フィルタ部、18は逆拡
散部、19は逆拡散出力をもとにデータを復調するデー
タ復調部、20はデータ復調出力、21は送信側と同一
の特定の希望拡散系列を生成する希望拡散系列生成部、
26は希望同期系列、27は参照用拡散系列、28は希
望拡散系列である。
【0018】以上のように構成された本実施の形態2の
スペクトル拡散通信適応等化回路は、受信信号中で同期
系列に続いて伝送されるデータ系列の等化に関するもの
であり、次にその動作を説明する。
【0019】受信信号6は、A/D変換器7により、あ
る一定のサンプリング周期にて、1ビット以上のデータ
として量子化され受信信号系列に変換され、同期系列長
をNsとするとそれと同程度の長さを持つシフトレジス
タ8を介して同期系列レジスタ12に入力される。同期
系列レジスタ12は、長さNsの複数のレジスタからな
り、同期検出出力11を入力とし、同期確立がなされた
場合、シフトレジスタ8からNs個からなる受信同期系
列を取り込み格納する、この時もっとも古いレジスタ内
の受信同期系列は破棄される。
【0020】伝送路特性抽出部13では、同期検出出力
11を入力とし、同期確立がなされた場合、同期系列レ
ジスタ12の内容である受信同期系列および希望同期系
列生成部15の出力である希望同期系列26の相互相関
を算出する。同期系列がある程度のランダム性を有する
場合、この相互相関系列は伝送路特性のインパルス応答
系列に比例し、これは、伝送路特性をトランスバーサル
フィルタで近似した場合のフィルタ係数となる。たとえ
ばマルチパス伝送路では、伝送路特性抽出プロフィール
は通常図2のように希望波および遅延による幾つかのピ
ークを含む波形となる。ここで図2の結果に対してある
設定した値を上回るピークのみを検出し図3のような系
列をフィルタ係数として出力すれば、フィルタ処理が簡
単化でき、計算量を減らすことも可能である。
【0021】同期確立がなされていない場合は希望同期
系列26が参照用同期系列25と一致するようなフィル
タ係数、つまり1個のインパルスを出力する。拡散系列
フィルタ部17では、希望拡散系列28および前述のフ
ィルタ係数を入力とし、希望拡散系列28とフィルタ係
数の畳込み演算により、参照用拡散系列27を算出し出
力する。逆拡散部18では受信信号系列および参照用拡
散系列27の相関値を算出し出力する。データ復調部1
9ではこの相関値に対してしきい値処理によりデータ復
調を行い復調シンボルを出力する。
【0022】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3のスペクトル拡散通信用適応等化回路の構成図で
ある。図5において、6は受信信号、7は受信信号をあ
るサンプリング周期で1ビット以上に量子化するA/D
変換器、8はシフトレジスタ、11は同期検出出力、1
2はNs長のデータを複数組格納する同期系列レジス
タ、13は伝送路特性抽出部、15は送信側と同一の特
定の希望同期系列26を生成する希望同期系列生成部、
16は同期検出部、17は拡散系列フィルタ部、18は
逆拡散部、19は逆拡散出力をもとにデータを復調する
データ復調部、20はデータ復調出力、21は送信側と
同一の特定の希望拡散系列を生成する希望拡散系列生成
部、22はセレクタ、23は復調されたシンボルを希望
拡散系列で拡散する拡散部、24は復調されたシンボル
をカウントするシンボルカウンタ、26は希望同期系
列、27は参照用拡散系列、28は希望拡散系列、29
は復調チップ系列である。
【0023】以上のように構成されたスペクトル拡散通
信用適応等化回路は、受信信号中で同期系列に続いて伝
送されるデータ系列の等化に関するものであり、次に図
5を参照して、以下その動作を説明する。
【0024】実施の形態2では、参照用拡散系列27の
生成に際して、希望拡散系列28をフィルタリングする
ことによって参照用拡散系列27を生成していたが、受
信信号6は通常時間的に先立つチップ系列の影響を受け
ている。よって、参照用拡散系列生成の際、それら時間
的に先立つチップ系列を考慮するため、新たにシンボル
カウンタ24、拡散部23、セレクタ22を付加してい
る。
【0025】シンボルカウンタ24はデータ復調出力2
0を入力とし出力されるシンボル数をカウントし、また
同期検出部16の出力により同期確立毎にリセットされ
る。またデータ復調部19にて得られる復調シンボルは
拡散部23に入力され、希望拡散系列28にて拡散され
た復調チップ系列29を出力する。セレクタ部22は希
望同期系列26および復調チップ系列29を入力とし、
参照用拡散系列27として、シンボルカウンタ24の値
が0であれば、希望同期系列を出力し、それ以外では、
復調チップ系列29を出力する。
【0026】以上のように本発明によれば、受信信号中
の既知の同期系列より伝送路特性を抽出し、同様の特性
を持つフィルタ処理を希望同期系列26および希望拡散
系列28に対して行うことにより、逆行列処理等の複雑
な処理を必要としない簡単な回路構成およびソフト処理
にてスペクトル拡散信号の適応等化を行うことができ
る。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、従来のような
複雑な処理を必要としない簡単な回路構成およびソフト
処理にて、同期追従性能を向上させるスペクトル拡散信
号の適応等化回路を実現することができる。また請求項
2の発明によれば、従来のような複雑な処理を必要とし
ない簡単な回路構成およびソフト処理にて、データ復調
性能を向上させるスペクトル拡散信号の適応等化回路を
実現することができる。さらに、請求項3の発明によれ
ば、請求項2の構成にわずかな回路およびソフト処理を
追加することにより、さらにデータ復調性能を向上させ
るスペクトル拡散信号用適応等化回路を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のスペクトル拡散通信用
適応等化回路の構成図
【図2】本発明の実施の形態1のスペクトル拡散通信用
適応等化回路の伝送路特性抽出プロフィール図
【図3】本発明の実施の形態1のスペクトル拡散通信用
適応等化回路の伝送路特性抽出部の出力フィルタ係数図
【図4】本発明の実施の形態2のスペクトル拡散通信用
適応等化回路の構成図
【図5】本発明の実施の形態3のスペクトル拡散通信用
適応等化回路の構成図
【図6】従来の適応等化回路の構成図
【符号の説明】
7 A/D変換器 8 シフトレジスタ 9 同期系列相関部 10 同期判定部 11 同期検出出力 12 同期系列レジスタ 13 伝送路特性抽出部 14 同期系列フィルタ部 15 希望同期系列生成部 16 同期検出部 17 拡散系列フィルタ部 18 逆拡散部 19 データ復調部 20 データ復調出力 21 希望拡散系列生成部 22 セレクタ 23 拡散部 24 シンボルカウンタ 25 参照用同期系列 26 希望同期系列 27 参照用拡散系列 28 希望拡散系列 29 復調チップ系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の希望同期系列を発生する希望同期系
    列生成部と、受信信号系列と参照用同期系列の相関を出
    力する同期系列相関部と、この同期系列相関部の出力に
    しきい値処理およびピーク検出をすることによって同期
    検出を行う同期検出部と、受信信号系列を入力とし、前
    記同期検出の出力をもとに受信同期系列を取り込み、1
    組以上の受信同期系列を保存する同期系列レジスタと、
    前記1組以上の受信同期系列、前記希望同期系列、前記
    同期検出部の出力を入力とし、伝送路特性を所定の時間
    毎に抽出し、伝送路特性と同様の特性を持つフィルタの
    フィルタ係数を所定の時間毎に出力する伝送路特性抽出
    部と、この伝送路特性抽出部の出力により前記希望同期
    系列の特性が前記受信信号系列中の前記受信同期系列の
    特性に近づくように前記希望同期系列にフィルタ処理を
    行い参照用同期系列を出力する同期系列フィルタ部とを
    備えたことを特徴とするスペクトル拡散通信用適応等化
    回路。
  2. 【請求項2】特定の希望同期系列を発生する希望同期系
    列生成部と、受信信号系列から希望同期系列をもとに同
    期検出を行う同期検出部と、受信信号系列を入力とし、
    前記同期検出の出力をもとに受信同期系列を取り込み、
    1組以上の受信同期系列を保存する同期系列レジスタ
    と、前記1組以上の受信同期系列、前記希望同期系列、
    前記同期検出部の出力を入力とし、伝送路特性を所定の
    時間毎に抽出し、伝送路特性と同様の特性を持つフィル
    タのフィルタ係数を所定の時間毎に出力する伝送路特性
    抽出部と、特定の希望拡散系列を発生する希望拡散系列
    発生部と、前記伝送路特性抽出部の出力により前記希望
    拡散系列の特性が前記受信信号系列中の前記受信同期系
    列の特性に近づくように前記希望拡散系列にフィルタ処
    理を行い参照用拡散系列を出力する拡散系列フィルタ部
    と、前記受信信号系列と前記参照用拡散系列の相関値を
    出力する逆拡散部と、前記逆拡散部の出力にしきい値処
    理をすることによってデータ復調を行うデータ復調部と
    を備えたことを特徴とするスペクトル拡散通信用適応等
    化回路。
  3. 【請求項3】前記同期検出手段によってリセットされ、
    前記データ復調部の出力をもとに受信したシンボル数を
    カウントするシンボルカウンタと、このシンボルカウン
    タの値により制御され、前記希望同期系列または時間的
    に先立つ復調されたシンボルを前記希望拡散系列によっ
    て拡散した系列とを選択するセレクタと、このセレクタ
    にて選択された系列および前記希望拡散系列にフィルタ
    処理を行い参照用拡散系列を出力する拡散系列フィルタ
    部とを備えたことを特徴とする請求項2記載のスペクト
    ル拡散通信用適応等化回路。
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