JP2007295544A - 信号生成方法、プリアンブル信号、送信機、受信機及び同期方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な相関法を実現する信号生成方法、プリアンブル信号、送信機、受信機及び同期方法を提供する。
【解決手段】短PNシーケンス(29、30、31、32)は、その自己相関及び/又は相互相関プロパティに基づいて選択される。粗タイミング短PNシーケンス(PN1)と呼ばれる短PNシーケンス(29、30、31、32)の少なくとも1つは、粗いタイミング同期を実行するために用いられ、抽出手段は、長PNシーケンス(33)から粗タイミング短PNシーケンス(PN1)を抽出し、第1の自己相関手段は、粗タイミング短PNシーケンス(PN1)を用いて粗いタイミング同期を実行し、第2の自己相関手段は、長PNシーケンス(33)を用いて、細かいタイミング同期を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信に関し、特に、無線通信システムにおいてプリアンブル信号を生成する信号生成方法、無線通信システムにおける受信機の同期方法及びこれらを適用した送信機及び受信機に関する。
無線通信システムの分野では、データフィールドに先行するプリアンブルを含むフレーム構造を用いる技術が知られている。データフィールドは、有用なデータを含み、プリアンブルは、正確なフレームタイミングを得るために使用されている。プリアンブルは、通常、+1又は−1の値のバイナリ要素を含む擬似雑音(pseudo-noise:PN)シーケンスからなる。受信機側では、同期又は入力信号を予め保存されているPNシーケンスと相関させる相関法によってフレームタイミングを調整する。
相関法及び対応する相関器は、例えば、「Shriram Kulkarni, Pinaki Mazumder and George l. Haddad , IEEE, Ninth International Conference on VLSI design, 1995」に掲載されている論文「スペクトル拡散通信のための高速32ビットパラレル相関器:A high-speed 32-bit parallel correlator for spread spectrum communication」に開示されている。ここに提案されている相関器は、特に、デジタル変調として二位相偏移変調を用いるダイレクトシーケンススペクトル拡散方式に適している。受信機が受信するビットストリームは、各クロックサイクルによってシフトされ、固定されたPNシーケンスと、受信したビットストリームの、PNシーケンスの長さに応じて保存された複数のビットとの間で相関が実行される。受信したビットストリームとPNシーケンスの間の相関値は、各クロックサイクルについて生成される。
この既知のパラレル相関器は、相関器のパラレル処理を実現するように設計されたパイプライン構造を有する。しかしながら、この回路は、パイプライン構造のために複雑になる。したがって、動作の最大周波数は、複数段の処理によって制限され、このため、最大周波数は、高いデータレート、特に1Gbps以上の処理では、十分な速さを有さないことがある。
そこで、本発明の目的は、簡単な相関法を実現する信号生成方法、プリアンブル信号、送信機、受信機及び同期方法を提供することである。
本発明では、複数の短いPNシーケンス(本明細書では、短PNシーケンスと呼ぶ。)の組合せである新たなPNシーケンスを生成し、通信フレームのプリアンブルに新たなPNシーケンスを含ませることができる。受信機は、短PNシーケンスの少なくとも1つを用いて、第1の粗いタイミング同期を実行し、新たなPNシーケンス、すなわち複数の短PNシーケンスを用いて、第2の細かいタイミング同期を実行する。
本発明により、特に1Gbps付近及び1Gbps以上の高いデータレートの無線通信システムは、パラレル処理を実行し、正確なフレームタイミングを獲得でき、及びプリアンブルの相関ピークを検出することができる。パラレル処理により、ベースバンドのシステムクロックを低減でき、回路の電力消費量を低減し、高速半導体チップ開発及びプリント回路板における配線を容易にすることができる。
更に、本発明に基づく受信機は、低いレート及び低い周波数の短PNシーケンスを処理すればよいので、構造を単純化でき、これにより、より高いデータレートの無線通信を処理できる。本発明の新たなプリアンブル又はマルチレイヤプリアンブルを用いた場合、パラレル相関器又はパラレルマッチドフィルタによって受信機のアーキテクチャを単純化でき、例えば、1Gbpsを超える通信システムにおいて、信頼できる正確なフレームタイミングを実現できる。
本発明は、新たなプリアンブル又はマルチレイヤプリアンブルの導入によって、以下のような利益を提供する。
・1Gbpsを超える高レート無線通信システムにおいて、信頼できるタイミングを実現する。
・パラレル相関器又はマッチドフィルタを備える受信機を実現する。
・受信機のパラレル回路の構造を単純化できる。
・受信機の処理速度を改善できる。
・無線通信のデータレートを向上させる。
本発明の第1の側面である受信機は、複数の短PNシーケンスの組合せである長PNシーケンスを含むプリアンブル信号を受信する受信手段を備え、短PNシーケンスの少なくとも1つは、粗タイミング短PNシーケンスと呼ばれ、粗いタイミング同期を実行するために用いられる。抽出手段は、長PNシーケンスから粗タイミング短PNシーケンスを抽出するために用いられ、また、このために最適化されている。受信機は、更に、粗タイミング短PNシーケンスを用いて粗いタイミング同期を実行する第1の自己相関手段と、長PNシーケンスを用いて細かいタイミング同期を実行する第2の自己相関手段とを備える。
抽出手段は、長PNシーケンスから短PNシーケンスを抽出し、第2の自己相関手段は、短PNシーケンスを用いて細かいタイミング同期を実行する。
抽出手段は、シリアル/パラレル検出器であってもよい。
特に、長PNシーケンスは、M及びNを2以上の整数として、長さNのM個の異なる短PNシーケンスの組合せであってもよい。
長PNシーケンスは、M及びNを2以上の整数として、バイナリシーケンスSlong={c,c…cM*N−1,cM*N}を有し、抽出手段は、長PNシーケンスから以下のバイナリシーケンスを有する長さNのM個の短PNシーケンスを抽出する。
Figure 2007295544
バイナリシーケンスSshort,1は、粗タイミング短PNシーケンスとして用いることができる。
抽出手段は、粗タイミング短PNシーケンスの自己相関のために複数の第1の自己相関手段の1つに接続された複数のパラレル出力を備えていてもよい。第1の自己相関手段は、ピーク検出及び粗いフレームタイミングのために複数のピーク検出器の1つに接続されていてもよい。
抽出手段は、複数のパラレル出力を含み、パラレル出力は、多重化された信号を生成するためにマルチプレクサに接続してもよい。第1の自己相関手段は、粗タイミング短PNシーケンスの自己相関のために多重化された信号を用いてもよい。更に、受信機は、ピーク検出及び粗いフレームタイミングを実行するピーク検出器を備えていてもよい。
第2の自己相関手段は、各短PNシーケンスをパラレルに自己相関してもよい。更に、受信機は、第2の自己相関手段の自己相関結果を加算し、細かいフレームタイミングを判定する加算器を備えていてもよい。
受信機は、第1の自己相関手段及び第2の自己相関手段の前に配設された少なくとも1つのアナログ/デジタル変換器を更に備えていてもよい。
本発明の更なる側面として、本発明は、上述した受信機を備える無線通信システムのモバイル端末装置を提供する。
更に、本発明は、更なる側面として、無線通信システムにおける受信機の同期方法を提供する。同期方法は、複数の短PNシーケンスの組合せである長PNシーケンスを含むプリアンブル信号を受信するステップと、粗いタイミング同期のために長PNシーケンスから短PNシーケンスの少なくとも1つを抽出するステップと、抽出された短PNシーケンスを用いて粗いタイミング同期を実行するステップと、長PNシーケンスを用いて、細かいタイミング同期を実行するステップとを有する。
更に、本発明は、更なる側面として、無線通信システムにおいて、プリアンブル信号を生成する信号生成方法を提供する。プリアンブル信号は、複数の短PNシーケンスを結合することによって生成された長PNシーケンスを含み、複数の短PNシーケンスの少なくとも1つは、粗いタイミング同期に用いられ、長PNシーケンスは、細かいタイミング同期に用いられる。
更に、本発明は、更なる側面として、上述した信号生成方法を実現するように設計された手段を備える無線通信システムの送信機を提供する。
更に、本発明は、更なる側面として、無線通信システムにおけるタイミング同期のためのプリアンブル信号を提供する。プリアンブルは、複数の短PNシーケンスの組合せである長PNシーケンスを含む。複数の短PNシーケンスの少なくとも1つは、粗いタイミング同期に用いられ、長PNシーケンスは、細かいタイミング同期に用いられる。
なお、「手段」とも呼ばれる本発明の様々な要素及び対応する機能は、如何なる種類のデバイス、検出器、ソフトウェア要素、ハードウェア要素、及びこれらの一部、並びにここに明示的には示していない適切が他の如何なる手法によって実現してもよい。
本発明の特徴、目的及び利点は、図面を参照する以下の詳細な説明によって、より明瞭となる。なお、添付の図面においては、同様の要素には同様の符号を付している。
以下、図1を参照して、本発明に基づく無線通信システムの受信機について説明する。受信機1は、無線通信システムの送信機によって無線で送信された、データを含む信号をアンテナ2を介して受信する。アンテナ2は、異なる周波数及び異なる周波数領域の信号を受信できる。アンテナ2が受信する信号は、好ましくは、高周波信号であり、最も好ましくは、1GHz以上の信号である。本発明の特定の実施の形態では、アンテナ2は、54GHzから64GHzの範囲の無線信号を受信する。
アンテナ2によって受信された入力信号は、帯域外信号エネルギを除去し、及びイメージバンド信号を部分的に除去するフロンエンドバンドパスフィルタ3によってフィルタリングされる。このフィルタリングの後に、受信信号は、低雑音増幅器(LNA)4によって増幅される。LNA4の出力信号は、通過帯域信号であり、周波数は、ベースバンドにダウンコンバートされ、同相/直交フィルタ(IQ)ミキサ5及び第1の局部発振器6によって復調される。LNA4の出力信号は、まず、IQミキサ5によって、第1の局部発振器6の出力信号と乗算又は混合され、ベースバンド信号が生成される。そして、ベースバンド信号が復調され、これにより、IQミキサ5の2つの出力は、信号の同相成分及び直交成分に対応する。
同相成分及び直交成分は、それぞれ、第1のローパスフィルタ7、8、第1の増幅器9、10、第2の可変利得増幅器11、12、第2のローパスフィルタ13、14及びアナログ/デジタル(A/D)変換器15、16に供給される。A/D変換器15、16は、アナログ信号の同相成分及び直交成分を対応する同相デジタルデータストリーム15’及び直交デジタルデータストリーム16’に変換する。デジタルデータストリーム15’、16’のサンプリングレートは、A/D変換器15、16にサンプリング周波数のクロック信号を供給する第2の局部発振器17によって定義される。
デジタルデータストリーム15’、16’は、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor:DSP)検出器117に供給され、処理される。DSP検出器117は、2つのデジタルデータストリーム15’、16’及びDSP検出器117のシステムクロック信号18のための3つの入力端子を有する。デジタルデータストリーム15’、16’は、DSP検出器117のデマルチプレクサ19、20に供給され、ここで、デジタルデータストリーム15’、16’は、複数の下位のデータレートストリーム又はデマルチプレックスされたストリーム19’、20’に分割される。各デマルチプレクサ19、20は、それぞれ、19’〜19’及び20’〜20’と記される。M個の異なるパラレルなデマルチプレックスされたストリーム19’、20’を生成する。
DSP検出器117は、更に、本発明に基づくフレームタイミング検出器21と、クロック再生器22と、搬送波及び位相再生器23と、QPSK復調器24とを備える。フレームタイミング検出器21は、デマルチプレックスされたストリーム19’、20’を用いて、デマルチプレックスされたストリーム19’、20’のタイミング同期のための制御信号21’を生成する。制御信号21’は、同期及びデジタルデータストリーム15’、16’のクロックの正確な再生のためにクロック再生器22に供給される。同期が達成されると、搬送波及び位相再生器23によって、搬送波及びデジタルデータストリーム15’、16’の位相を再生することができる。そして、QPSK復調器24は、例えば、QPSK復調等の復調を行う。
更に、無線通信システムは、受信機1に信号を無線で送信する送信機(図示せず)を備える。送信機は、送信する複数のデジタルデータストリームをよりデータレートが高いデジタルデータストリームに多重化又は結合するマルチプレクサと、デジタルデータストリームの変調又はシンボルマッピングのための変調器と、変調されたデータを含む信号を送信するアンテナとを備える。
図2は、送信機によって無線で送信され、受信機1によって無線で受信される信号のフレーム構造を示している。信号は、データ又は有用なデータ27を含む、連続するフレーム25から構成されている。また、フレーム25は、データ27に加えて、受信機1によって用いられる同期情報を提供するプリアンブル26を含む。実際の動作では、受信機1は、フレーム25を受信し、フレーム25に含まれる時間領域プリアンブル26に基づいて、フレーム同期及び周波数同期を行う。プリアンブル26は、1又は複数の擬似雑音(pseudo-noise:PN)シーケンスを含む。PNシーケンスは、+1又は−1の値を取るバイナリ要素又は所謂チップからなる周知のシーケンスである。PNシーケンスは、搬送波によって変調されると雑音と同様の信号を生成するチップの決定論的シーケンス(deterministic sequence)を含む。
また、フレーム25は、好ましくは、プリアンブル26及びデータ27に続く巡回冗長検査(cyclic redundancy check:CRC)フィールド28を含む。CRCフィールド28は、検出のためのチェックサムを生成するために用いることができ及び/又は伝送チャンネル内の雑音によって生じたエラーを訂正するために用いることができる。CRCは、送信機において、送信の前に算出され、フレームに添付され、後に、データ27が伝送の間に変更又は劣化されていないことを確認するために、受信機1によって検証される。
以下、図3〜図6を参照して、デマルチプレックスされたストリーム19’、20’のパラレル処理のための本発明に基づくプリアンブル26の構造を説明する。プリアンブル26を構成するアルゴリズムは、送信機内でプリアンブル26を生成し、受信機1でプリアンブル26のローカル参照値を生成し、受信データストリームと、ローカル参照値との相関が調べられる。
図3に示すように、本発明に基づくプリアンブル26は、M個の第2の又は短PNシーケンス29、30、31、32の組合せである第1又は長PNシーケンス33を含む。各短PNシーケンス29〜32は、好ましくは、長さNを有し、したがって、長PNシーケンス33は、M*N個のチップを有する。プリアンブル26の生成は、長PNシーケンス33の生成及び短PNシーケンス29〜32の生成を含む。
このような生成の手順を図5に示す。第1のステップ(S1)では、参照符号34によって示される長さNのシーケンスの第1の又は基本セットを生成する。例えば、シーケンス34の基本セットは、最大長シーケンス又は又は最大長符号とも呼ばれる長さN*MシーケンスのGoldシーケンス又はKasamiシーケンスのM個のシーケンスのセットであり、Goldシーケンス及びKasamiシーケンスは、最先端のPNシーケンスの分野で周知である。この最先端のPNシーケンスについては、ウェブサイト「http://en.wikipedia.org」又はウェブアドレス「http://www.cs.tut.fi/kurssit/TLT-5606/lect2.pdf」によって閲覧可能な、タパニ・リスタニエミ(Tapani Ristaniemi)教授のスペクトル拡散法に関する講義ノートに説明されている。
第2のステップ(S2)では、上述したシーケンス34の基本セットから、M個の異なる短PNシーケンス29〜32を選択する。シーケンス34の基本セットから選択される短PNシーケンス29〜32は、以下の要求を満たさなければならない。
・選択された短PNシーケンス29〜32の自己相関値は、選択されていない短PNシーケンスに比べて高い必要がある。好ましくは、選択された短PNシーケンス29〜32の自己相関は、選択されていない短PNシーケンスの自己相関より高い。更に、これに加えて、選択された短PNシーケンス29〜32のオフピーク値のサイズは、好ましくは、所定の閾値を下回る。
・選択された短PNシーケンス29〜32の相互相関値は、低レベルに最適化される。第1の選択された短PNシーケンスと、第2の選択された短PNシーケンスとの相互相関は、第1の選択された短PNシーケンスと、選択されていない短PNシーケンスとの相互相関より小さいことが好ましい。この要求を満たすために、シーケンス34の基本セット内でコンピュータ探索を実行し、最良の、すなわち、相互相関値が最小の短PNシーケンスを発見する。
代替となる第2のステップでは、選択された短PNシーケンス29〜32は、長さNのシーケンスの基本セットに含まれる長さNの異なるPNシーケンスである。このシーケンスの基本セットは、例えば、M個のシーケンスのセットである長さNのGoldシーケンス又はKasamiシーケンスを含んでもよい。
第3のステップでは、選択されたM個の短PNシーケンス29〜32を長さM*Nの長PNシーケンス33に連結又は多重化し(S3)、これにより、図3に示すような長PNシーケンス33を生成する。図3に示す実施の形態では、上述した第1及び第2のステップに基づいて、長さ31の4つの短PNシーケンス29〜32が選択されている。この結果、第1の短PNシーケンス29は、a、a、…、a31の符号が付された31個のチップを含む。第2の短PNシーケンス、第3の短PNシーケンス及び第4の短PNシーケンス30、31、32は、それぞれb〜b31、c〜c31及びd〜d31の符号が付された31個のチップを含む。
図3の実施の形態では、短PNシーケンス29〜32のそれぞれの1つのチップを連続して結合することによって長PNシーケンス33が生成される。長PNシーケンス33のチップ構造は、a、b、c、d、a、b、c、d、a、b、c、d…aN−1、bN−1、cN−1、dN−1、b、c、dとなる。
長PNシーケンス33は、短PNシーケンス29〜32を多重化又はインタリーブすることによって生成される。これは、受信機1のデマルチプレクサ19、20に対して相補的な関係を有する演算器、マルチプレクサ又はインタリーバによって実行される。送信機は、好ましくは、送信される信号フレーム25のプリアンブル26を生成するために、このような相補的なマルチプレクサを備える。
図6は、短PNシーケンス及び長PNシーケンス29〜33を生成する手法の変形例を示している。図6に示す手法では、長さNのPNシーケンスの基本セット34が生成され(S1)、M個の異なるPNシーケンス29〜32は、図5の手法と同様に選択される(S2)。
次のステップでは、M個の異なるPNシーケンス29〜32を多重化することによって第1の長PNシーケンス35を生成する(S4)。これと平行して、短PNシーケンス29、32の少なくとも1つを逆にし(S5)、すなわち、短PNシーケンス29、32の少なくとも1つの全てのチップの符号を変更して、M個の短PNシーケンス29’〜32’の新たなセットを生成する。そして、第1の長PNシーケンス35を生成する場合と同様の多重化スキームに基づいて、少なくとも1つの逆の短PNシーケンス29’〜32’と、逆にされていない残りの短PNシーケンス29〜32を多重化することによって、第2の長PNシーケンス36を生成する(S6)。
そして、第1の長PNシーケンス35と、少なくとも1つの第2の長PNシーケンス36から、良好な及び好ましくは最良の自己相関値及び/又は相互相関値を有するシーケンスを選択し(S7)、プリアンブル26の長PNシーケンス33を生成する。これは、全てのオフピーク値の最大値が最小化されることを意味する。
更なる長PNシーケンスが必要である場合、最後のステップ(S7)を再度実行し、良好な又は好ましくは最良の自己相関値及び/又は相互相関値を有する更なる長PNシーケンスを選択してもよい。
図4は、Goldシーケンスを用いて異なる短PNシーケンス29、32を生成する手法を示している。本発明では、受信機1の同期は、粗い短PNシーケンス又は主な短PNシーケンスPN1と呼ばれる短PNシーケンス29〜32の1つの相関に基づく粗いタイミング同期と、全体の長PNシーケンス33、すなわち全ての短PNシーケンス29〜32の相関に基づく細かいタイミング同期との2つのステップを含む。粗いタイミング同期に用いられる主な短PNシーケンスPN1は、受信機1によって、最良の自己相関及び相互相関プロパティを有するシーケンスとして、短PNシーケンス29〜32から選択される。
図4を用いて、主な短PNシーケンスPN1を選択する手法を説明する。第1のシーケンス発生器37は、第1のMシーケンス37’を生成し、第2のシーケンス発生器38は、第2のMシーケンス38’を生成する。一例として、第1のMシーケンス37’の生成多項式は、以下の通りである。
(p)=p+p+1
第2のMシーケンス38’の生成多項式は、例えば、以下の通りである。
(p)=p+p+p+p+1
このように、第1のMシーケンス37’の生成多項式と、第2のMシーケンス38’の生成多項式は、異なる。この具体例では、第1のMシーケンス37’及び第2のMシーケンス38’の両方は、チップ31個の長さを有する。
第1のシーケンス発生器37及び第2のシーケンス発生器38は、排他的論理和検出器39に接続されている。第1のMシーケンス37’及び第2のMシーケンス38’は、排他的論理和検出器39の入力に供給され、排他的論理和検出器39は、2つのM個のシーケンス37’、38’の31個の相対位相に関連する31個の異なるGoldシーケンス39’を生成する。
第1のMシーケンス37’は、好ましくは、粗いタイミング同期を実行するための主な短PNシーケンスPN1として選択される。粗いタイミング同期に使用されるPN2、PN3及びPN4と呼ばれる残りの短PNシーケンスは、排他的論理和検出器39によって生成されるシーケンス39’のセットから選択される。本発明の一実施の形態では、4つの短PNシーケンス29、32が使用され、主な短PNシーケンスPN1は、排他的論理和検出器39の入力の1つに対応し、他の3つの短PNシーケンスPN2、PN3、PN4は、排他的論理和検出器39の出力から選択される。この結果、主な短PNシーケンスPN1の相関がピークに達する場合、PN1とPN2、PN1とPN3、及びPN1とPN4の間の相互相関は無視できる。
以下、図10を用いて、長PNシーケンス33をセグメント化又はデマルチプレックスして、短PNシーケンス29〜32を生成する処理について説明する。デマルチプレックス法は、特に、受信機1がフレーム25の受信に応じて実行する。受信機1は、所定のレートで、長PNシーケンス33を含むフレーム25を受信し、デマルチプレクサ19、20は、パラレルな同期処理のために、所定のレートより低いレートで、長PNシーケンス33をM個のパラレルな短PNシーケンス29〜32に分割する。
図10に示す実施の形態では、長さM*Nの長PNシーケンス33は、a、a、a、…、aM*N−1、aM*Nと表されるチップ構造を有する。各M番目のチップは、デマルチプレクサ19、20によって、他のパラレルなラインに割り当てられる。デマルチプレックスされた信号が長PNシーケンス33であり、M=4とすると、4つの短PNシーケンス29〜32は、以下のように生成される。
PN1=a,a,a,…,aM*N−3
PN2=a,a,a10,…,aM*N−2
PN3=a,a,a11,…,aM*N−1
PN4=a,a,a12,…,aM*N
以下、図7〜9に示す構成を参照して、受信機1による本発明に基づく粗いタイミング同期及び細かいタイミング同期を説明する。上述のように、短PNシーケンス29〜32は、粗いタイミング同期のための主な短PNシーケンスPN1を含む。一方、細かいタイミング同期は、全ての短PNシーケンス29〜32を相関させることによって実行される。
図7に示すように、受信機1が受信した信号は、A/D変換器40によってサンプリングされる。そして、サンプル信号は、例えば、デマルチプレクサ又はデインタリーバであるシリアル/パラレル変換器41に供給され、シリアル/パラレル変換器41は、複数のパラレルなデマルチプレックスされた信号42’、43’、44’、45’を生成する。図7に示す特定の実施の形態では、シリアル/パラレル変換器41は、4つのデマルチプレックスされた信号42’〜45’を生成する。各デマルチプレックスされた信号42’〜45’は、マッチドフィルタ又は相関器42、43、44、45に供給され、マッチドフィルタ又は相関器42、43、44、45は、供給されたデマルチプレックスされた信号42’〜45’を粗いタイミング同期のために選択された主な短PNシーケンスPN1と相関させる。各マッチドフィルタ42〜45は、デマルチプレックスされた信号42’〜45’の1つと、主な短PNシーケンスPN1との相互相関信号を生成する。
複数のピーク検出器46、47、48、49は、マッチドフィルタ42〜45による相関結果に基づき、ピーク結果を最大ピーク生成器50に供給する。ここで、主な短PNシーケンスPN1に揃う又は対応する信号が供給されたマッチドフィルタ42〜45のみが、主な短PNシーケンスPN1の自己相関関数のピークのために、鋭いピークを出力する。一方、他のマッチドフィルタ42〜45は、小さい値又はピークを出力する。最大ピーク生成器50は、所定の閾値レベルを超える信号がピーク検出器46〜49から供給されると、ピークタイミング信号50’を生成する。このように、ピークタイミング信号50’は、主な短PNシーケンスPN1がデマルチプレックスされた信号42’〜45’に含まれている場合にのみ生成されるため、受信機1は、ピークタイミング信号50’を用いて、粗いタイミング同期を実現することができる。
図8は、粗いタイミング同期を行うための代替の回路を示している。A/D変換器40が受信信号をサンプリングし、シリアル/パラレル変換器41がパラレル信号42’〜45’をデマルチプレックスした後、デマルチプレックスされた信号は、マルチプレクサ51によって多重化される。マルチプレクサ51からの信号は、マッチドフィルタ又は相関器53に供給され、マッチドフィルタ又は相関器53は、主な短PNシーケンスPN1との相関を実行する。そして、ピーク検出器54は、相関信号において検出されたピークに基づいてピークタイミング信号50’を生成する。図8の実施の形態では、マルチプレクサ51は、異なるパラレル信号42’〜45’を選択するために、0〜3の値を取る選択信号52によって制御される4:1マルチプレクサである。
図9は、細かいタイミング同期のための回路を示しており、この回路は、受信機1の一部であってもよい。粗いタイミング同期の後に、時刻位置が記録され、まず、パラレルなデマルチプレックスされた信号42’〜45’を生成することによって、細かいタイミング同期が実行される。算出されたデマルチプレックスされた信号42’〜45’は、マッチドフィルタ又は相関器62、63、64、65に供給され、ここで、パラレル信号42’〜45’は、異なる短PNシーケンス29〜32と相関される。
粗いタイミング同期ステップにおいてピークが検出された1つのデマルチプレックスされた信号44’は、主な短PNシーケンスPN1と相関され、残りのデマルチプレックスされた信号42’、43’、45’は、残りの短PNシーケンスPN2、PN3、PN4と相関される。シリアル/パラレル変換器41の異なる出力42’〜45’の間でタイミングを揃えるために、幾つかの相関器62〜65の後に、1シンボル又は1チップ遅延を実現する遅延器66、67を配置してもよい。
最終的に遅延された異なる相関器62〜65の出力62’、63’、64’、65’は、加算器68によって加算され、ピーク検出器69に供給され、ピーク検出器69は、ピークが実際に検出されたときに、タイミング信号69’を生成する。このタイミング信号69’は、異なる相関器62〜65の最終的に遅延された出力62’〜65’からデータ70’を生成するマルチプレクサ70を制御する。
以下、本発明に基づくタイミング同期のために受信機1が実行する自己相関について説明する。
フレーム構造25に基づき、送信機によってフォーマットされた受信データストリームは、受信機1において、プリアンブル26から抽出された短PNシーケンス29〜32の少なくとも1つについて、自己相関を実行することによって、同期される。実際の動作では、受信機1は、長PNシーケンス33を含むプリアンブル26を受信すると、長PNシーケンス33をデマルチプレクサ19、20に供給し、デマルチプレクサ19、20は、複数の短PNシーケンス29〜32を生成する。
受信機1によって実行される自己相関処理では、相関器回路を使用し、受信され、デマルチプレックスされた信号42’〜45’を、短PNシーケンス29〜32のローカル参照値チップシーケンスと相関する自己相関を行う。このローカル参照値チップシーケンスは、図3〜図6及び図10を参照して説明した短PNシーケンスを生成する処理に基づいて生成することができる。詳しくは、供給されたバイナリ値又はチップは、シフトレジスタに入力され、このシフトレジスタは、各チップ期間について、入力されたチップを1つシフトする。そして、各チップ期間において、ローカル参照値シーケンスと、シフトレジスタに入力されたチップとの間の一致の数が導出される。
無雑音のシステムでは、自己相関及びこの結果の同期は、シフトレジスタに入力されたチップと、参照シーケンスとの間の一致の総数によって示される。現実のシステムでは、雑音により、全てのチップを正しく入力することができず、したがって、同期は、一致の数が所定の閾値を上回るか否かの判定に基づいて実行される。これに代えて、上側の閾値の代わりにピーク検出を用いてもよい。ピーク検出を使用する場合、判定は、シフトレジスタの受信信号と、短PNシーケンス29〜32のローカル参照値の間の最大の一致に依存するので、非常に正確な同期を実現できる。
本発明に基づく無線通信システムの受信機のブロック図である。 本発明に基づく無線通信のためのフレーム構造を示す図である。 本発明に基づく擬似雑音シーケンスの構造を示す図である。 本発明に基づく擬似雑音シーケンスを生成するための回路のブロック図である。 擬似雑音シーケンス及び本発明に基づくプリアンブルを生成するための処理を示す図である。 擬似雑音シーケンス及び本発明に基づくプリアンブルを生成するための処理の変形例を示す図である。 本発明に基づく粗いタイミング同期のためのパラレル処理をサポートするフレームタイミング検出回路のブロック図である。 本発明に基づく粗いタイミング同期のためのシリアル処理をサポートするフレームタイミング検出回路のブロック図である。 本発明に基づく細かいタイミング同期のためのパラレル処理をサポートするフレームタイミング検出回路のブロック図である。 本発明に基づく擬似雑音シーケンスのセグメント化を説明する図である。

Claims (27)

  1. 無線通信システムにおいて、プリアンブル信号を生成する信号生成方法において、
    上記プリアンブル信号は、複数の短PNシーケンス(29、30、31、32)を結合することによって生成された長PNシーケンス(33)を含み、該複数の短PNシーケンス(29、30、31、32)の少なくとも1つは、粗いタイミング同期に用いられ、該長PNシーケンス(33)は、細かいタイミング同期に用いられる信号生成方法。
  2. 長さNを有するM個の異なる短PNシーケンス(29、30、31、32)を選択するステップと、
    上記M個の異なる短PNシーケンス(29、30、31、32)又はその逆を結合し、長さM*Nを有する上記長PNシーケンス(33)を生成するステップとを更に有する請求項1記載の信号生成方法。
  3. iを1〜Mとして、それぞれのバイナリシーケンスS’short,i={bi,1,bi,2…bi,N}を有するM個の異なる短PNシーケンス(29、30、31、32)が選択され、
    上記長PNシーケンス(33)のバイナリシーケンスSlongは、以下のように構成されることを特徴とする請求項1記載の信号生成方法。
    Figure 2007295544
  4. 少なくとも1つの短PNシーケンスの符号を変更することによって少なくとも1つの更なる長PNシーケンスS’long,addを生成するステップと、
    上記生成された長PNシーケンスS’long及びS’long,addのうち、最良の自己相関プロパティを有する1つを選択し、該選択した長PNシーケンスを上記プリアンブル信号に含ませるステップとを更に有する請求項3記載の信号生成方法。
  5. 上記バイナリシーケンスS’short,1={b1,1,b1,2…b1,N}は、粗いタイミング同期に適合する短PNシーケンスに割り当てられることを特徴とする請求項3記載の信号生成方法。
  6. 上記短PNシーケンス(29、30、31、32)は、長さNのmシーケンス、Goldシーケンス又はKasamiシーケンスから選択されることを特徴とする請求項1記載の信号生成方法。
  7. 上記短PNシーケンス(29、30、31、32)は、その自己相関及び/又は相互相関プロパティに基づいて選択されることを特徴とする請求項1記載の信号生成方法。
  8. 上記粗いタイミング同期に適合した短PNシーケンスは、上記長PNシーケンス(33)を構成する複数の短PNシーケンス(29、30、31、32)のうちで、最良の自己相関及び相互相関プロパティを有するシーケンスであることを特徴とする請求項1記載の信号生成方法。
  9. 請求項1記載の信号生成方法を実現するように設計された手段を備える無線通信システムの送信機。
  10. 無線通信システムにおけるタイミング同期のためのプリアンブル信号において、
    複数の短PNシーケンス(29、30、31、32)の組合せである長PNシーケンス(33)を備え、
    上記複数の短PNシーケンス(29、30、31、32)の少なくとも1つは、粗いタイミング同期に用いられ、上記長PNシーケンス(33)は、細かいタイミング同期に用いられるプリアンブル信号。
  11. 粗タイミング短PNシーケンス(PN1)と呼ばれる少なくとも1つが、粗いタイミング同期を実行するために用いられる複数の短PNシーケンス(29、30、31、32)の組合せである長PNシーケンス(33)を含むプリアンブル信号(26)を受信する受信手段と、
    上記長PNシーケンス(33)から上記粗タイミング短PNシーケンス(PN1)を抽出する抽出手段(41)と、
    上記粗タイミング短PNシーケンス(PN1)を用いて粗いタイミング同期を実行する第1の自己相関手段(42、43、44、45)と、
    上記長PNシーケンス(33)を用いて細かいタイミング同期を実行する第2の自己相関手段(62、63、64、65)とを備える受信機。
  12. 上記抽出手段(41)は、上記長PNシーケンス(33)から上記短PNシーケンス(29、30、31、32)を抽出し、
    上記第2の自己相関手段は、上記短PNシーケンス(29、30、31、32)を用いて細かいタイミング同期を実行することを特徴とする請求項11記載の受信機。
  13. 上記抽出手段(41)は、シリアル/パラレル検出器であることを特徴とする請求項11記載の受信機。
  14. 上記長PNシーケンス(33)は、M及びNを2以上の整数として、長さNのM個の異なる短PNシーケンス(29、30、31、32)の組合せであることを特徴とする請求項11記載の受信機。
  15. 上記長PNシーケンス(33)は、M及びNを2以上の整数として、バイナリシーケンスSlong={c,c…cM*N−1,cM*N}を有し、
    上記抽出手段(41)は、上記長PNシーケンス(33)から以下のバイナリシーケンスを有する長さNのM個の短PNシーケンス(29、30、31、32)を抽出することを特徴とする請求項11記載の受信機。
    Figure 2007295544
  16. 上記バイナリシーケンスSshort,1は、粗タイミング短PNシーケンス(PN1)として用いられることを特徴とする請求項15記載の受信機。
  17. 上記抽出手段(41)は、複数のパラレル出力(42’、43’、44’、45’)を含み、
    上記パラレル出力(42’、43’、44’、45’)のそれぞれは、上記粗タイミング短PNシーケンス(PN1)の自己相関のために複数の上記第1の自己相関手段(42、43、44、45)の1つに接続され、
    上記第1の自己相関手段(42、43、44、45)は、ピーク検出及び粗いフレームタイミングのために複数のピーク検出器(46、47、48、49)の1つに接続されることを特徴とする請求項11記載の受信機。
  18. 上記抽出手段(41)は、複数のパラレル出力(42’、43’、44’、45’)を含み、
    上記パラレル出力(42’、43’、44’、45’)は、多重化された信号を生成するためにマルチプレクサ(51)に接続され、
    上記第1の自己相関手段(53)は、上記粗タイミング短PNシーケンス(PN1)の自己相関のために上記多重化された信号を用い、
    ピーク検出及び粗いフレームタイミングを実行するピーク検出器(54)を備えることを特徴とする請求項11記載の受信機。
  19. 上記第2の自己相関手段(62、63、64、65)は、各短PNシーケンス(29、30、31、32)をパラレルに自己相関し、
    上記第2の自己相関手段(62、63、64、65)の自己相関結果を加算し、細かいフレームタイミングを判定する加算器(58)を備えることを特徴とする請求項11記載の受信機。
  20. 上記第1の自己相関手段(42、43、44、45)及び上記第2の自己相関手段(62、63、64、65)の前に配設された少なくとも1つのアナログ/デジタル変換器(15、16)を更に備える請求項11記載の受信機。
  21. 請求項11記載の受信機を備える無線通信システムのモバイル端末装置。
  22. 無線通信システムにおける受信機の同期方法において、
    複数の短PNシーケンス(29、30、31、32)の組合せである長PNシーケンス(33)を含むプリアンブル信号(26)を受信するステップと、
    粗いタイミング同期のために上記長PNシーケンス(33)から上記短PNシーケンス(29、30、31、32)の少なくとも1つを抽出するステップと、
    上記抽出された短PNシーケンス(PN1)を用いて粗いタイミング同期を実行するステップと、
    上記長PNシーケンス(33)を用いて、細かいタイミング同期を実行するステップとを有する同期方法。
  23. M及びNを2以上の整数として、バイナリシーケンスSlong={c,c…cM*N−1,cM*N}を有する長PNシーケンス(33)を受信するステップと、
    上記長PNシーケンス(33)から、以下に示す長さNのM個の短PNシーケンス(29、30、31、32)を抽出するステップとを更に有する請求項22記載の同期方法。
    Figure 2007295544
  24. 上記短PNシーケンスSshort,1は、粗いタイミング同期のために用いられることを特徴とする請求項23記載の同期方法。
  25. バイナリデータストリームを受信するステップと、
    上記バイナリデータストリームをM個のパラレルバイナリデータストリームにデマルチプレックスするステップ(41)と、
    粗いタイミング同期のために、上記短PNシーケンスを、各パラレルバイナリデータストリームにパラレルに相関させるステップ(42、43、44、45)と、
    上記相関の相関結果を所定の閾値と比較し、粗いフレームタイミングを判定するステップとを更に有する請求項22記載の同期方法。
  26. バイナリデータストリームを受信するステップと、
    上記バイナリデータストリームをM個のパラレルバイナリデータストリームにデマルチプレックスするステップ(41)と、
    長さNの短PNシーケンスに基づいて、上記パラレルバイナリデータストリームを多重化するステップ(51)と、
    粗いタイミング同期のために、上記短PNシーケンスを上記多重化されたパラレルバイナリデータストリームと相関させるステップ(53)と、
    上記相関の相関結果を、所定の閾値と比較し、粗いフレームタイミングを判定するステップとを更に有する請求項22記載の同期方法。
  27. バイナリデータストリームを受信するステップと、
    上記バイナリデータストリームをM個のパラレルバイナリデータストリームにデマルチプレックスするステップ(41)と、
    各短PNシーケンスを、異なるパラレルバイナリデータストリームとパラレルに相関させるステップ(62、63、64、65)と、
    M個の相関値を加算して細かいフレームタイミングを判定するステップ(58)とを更に有する請求項22記載の同期方法。
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