JP5056342B2 - Ofdm復調装置及びofdm復調方法 - Google Patents

Ofdm復調装置及びofdm復調方法 Download PDF

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本発明は、OFDM信号を復調するOFDM復調装置及びOFDM復調方法に係り、特に、FFT窓の位置決定に関する。
デジタル信号を送信する方式として、直交周波数分割多重方式(OFDM方式;Orthogonal Frequency Division Multiplexing)と呼ばれる変調方式が、広く用いられている。OFDM方式によるOFDM信号の伝送は、伝送シンボルを単位として行われる。この伝送シンボルは、有効シンボルとガードインターバル(GI)とからなる。有効シンボルは、送信データに対応する信号が伝送される期間(区間)である。ガードインターバルは、有効シンボルの信号波形の一部をコピーした信号が伝送される期間である。
OFDM信号を復調する場合、伝送シンボルの境界位置を検出し、検出した境界位置から有効シンボルと同一の長さの演算範囲(FFT窓)を定める。このFFT窓により定められた部分のデータを伝送シンボルから特定して高速フーリエ変換(FFT;Fast Fourier Transform)を行うことによりOFDM信号を復調する。伝送シンボルの境界位置を正しく検出するために、ガードインターバルを利用する。ガードインターバルとそのコピー元の有効シンボルとの信号の相関性を利用し、受信したOFDM信号の自己相関値が最も高いピーク部分が伝送シンボルの境界位置であると判断する。
しかし、OFDM信号を受信する場合、受信位置の周囲の地形や建物等の周辺環境によってマルチパスが発生すると、直接波と反射波(遅延波)とを合成した合成波を受信することになる。このような合成波に対して、上述した受信信号の自己相関を求めると、その波形は、複数のピークが存在する波形となる。FFT窓の開始位置は波形のピーク位置になるよう制御するため、複数のピークが存在するとFFT窓の開始位置が変動することとなる。その結果、FFT処理を行う伝送シンボルの位置が変化するため、OFDM復調時にデータ誤りの原因となる。
複数のピークが存在する場合でもFFT窓の位置を正確に決定するために、自己相関値をガードインターバル期間や所定の期間で積分することにより得られた積分相関値(積分相関量)のピークに基づいてFFT窓の位置を判定するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−69119号公報
特許文献1に開示されている構成では、積分期間を超える範囲に反射波が存在する場合には積分相関値のピークが複数存在することとなるため、FFT窓の位置を決定することができなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、反射波の影響が小さい最適なFFT窓の位置を容易に決定できるOFDM復調装置及びOFDM復調方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るOFDM復調装置は、
有効シンボルと該有効シンボルの一部の信号波形により生成されたガードインターバルとで構成された伝送シンボルを伝送単位とするOFDM信号を復調するOFDM復調装置であって、
前記OFDM信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたOFDM信号の自己相関値を算出する自己相関値算出手段と、
前記自己相関値算出手段により算出された自己相関値の複数の頂点の位置と該自己相関値とに基づいて、前記受信手段により受信されたOFDM信号が示す積算値を算出する積算値算出手段と、
前記積算値算出手段により算出された積算値を前記有効シンボルの長さに相当する区間で積分する積分手段と、
前記積分手段により積分された値が最大となる位置を判定する位置判定手段と、
前記位置判定手段が判定した位置に基づいて、前記受信手段により受信されるOFDM信号の高速フーリエ変換を施す区間を示すFFT窓を生成する窓生成手段と、
前記窓生成手段により生成されたFFT窓に基づいて、前記受信手段により受信されるOFDM信号を高速フーリエ変換するフーリエ変換手段と、
を備えることを特徴とする。
前記積算値算出手段は、
前記自己相関値算出手段により算出された自己相関値の頂点の位置から、前記OFDM信号の伝送シンボルに相当する区間の矩形波を発生する矩形波発生手段と、
前記自己相関値算出手段により算出された自己相関値の頂点に対応するOFDM信号の電力値を前記自己相関値に基づいて発生する電力値発生手段と、
前記矩形波発生手段により発生された矩形波と前記電力値発生手段により発生された電力値とを乗算して乗算値を算出する乗算手段と、を複数組備えていてもよく、この場合、
前記自己相関値算出手段により算出された自己相関値の複数の頂点について前記乗算手段によりそれぞれ算出された乗算値を加算して積算値を算出する加算手段と、を更に備えていてもよい。
前記積分手段は、
前記加算手段により算出された積算値を前記有効シンボルの長さに相当する区間で積分してもよい。
上記の目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るOFDM復調方法は、
有効シンボルと該有効シンボルの一部の信号波形により生成されたガードインターバルとで構成された伝送シンボルを伝送単位とするOFDM信号を復調するOFDM復調方法であって、
前記OFDM信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信されたOFDM信号の自己相関値を算出する自己相関値算出ステップと、
前記自己相関値算出ステップにより算出された自己相関値の複数の頂点の位置と該自己相関値とに基づいて、前記受信ステップにより受信されたOFDM信号が示す積算値を算出する積算値算出ステップと、
前記積算値算出ステップにより算出された積算値を前記有効シンボルの長さに相当する区間で積分する積分ステップと、
前記積分ステップにより積分された値が最大となる位置を判定する位置判定ステップと、
前記位置判定ステップが判定した位置に基づいて、前記受信ステップにより受信されるOFDM信号の高速フーリエ変換を施す区間を示すFFT窓を生成する窓生成ステップと、
前記窓生成ステップにより生成されたFFT窓に基づいて、前記受信ステップにより受信されるOFDM信号を高速フーリエ変換するフーリエ変換ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、反射波の影響が小さい最適な位置にFFT窓を制御できるため、OFDM信号を安定に復調することができる。
以下に、図面を参照して、実施の形態に係るOFDM復調装置100について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係るOFDM復調装置100は、図1に示すように、アンテナ101と、チューナ部102と、A/D変換部103と、自己相関算出部104と、集計部105と、積分部106と、位置判定部107と、FFT窓生成部108と、FFT処理部109と、復調部110と、を備える。
チューナ部102は、アンテナ101で受信したOFDM信号と局部発信部(図示せず)で発信された所定の信号とを乗算することにより周波数の変換を行う。チューナ部102は、周波数変換した信号をBPF(Band Pass Filter)に通し、このBPFによって帯域制限された受信信号をA/D変換部103に供給する。
A/D変換部103は、クロック発生部(図示せず)から供給された所定のクロックに同期してチューナ部102から供給された受信信号をサンプリングし、このサンプリングした信号をデジタル化する。A/D変換部103は、自己相関算出部104及びFFT処理部109にデジタル化した受信信号を供給する。
自己相関算出部104は、図3に示すように、A/D変換部103から供給された受信信号と、受信信号を有効シンボル長の期間だけ遅延させた遅延信号との自己相関値を算出する。受信信号によって搬送された伝送シンボルは、ガードインターバル(GI)と有効シンボルとから構成され、ガードインターバル(GI)は、有効シンボルの後ろの部分と同じ信号をコピーすることにより生成される。図3(a)に示す受信信号の有効シンボルと図3(b)に示す遅延信号のガードインターバルとの信号形状から図3(c)に示す自己相関値を求めることにより、伝送シンボルの境界位置が判別される。
マルチパスが発生する環境では、例えば、図5(a)から(c)に示すように、直接波と反射波とのような異なる電力をもった信号を受信するため、自己相関算出部104は、受信信号の電力に比例した複数のパルス信号を発生する。つまり、自己相関算出部104は、図5(d)に示すように、相対電力及び相対位置に基づいて各受信信号の自己相関値を算出する。自己相関値は伝送シンボル(ガードインターバル)の境界位置でピーク(頂点)となる。ここで、受信した直接波と反射波のうち、最も大きい自己相関値を示す受信信号を主波という。
また、自己相関算出部104は、図4に示すように、自己相関算出部104で算出された自己相関値の複数のパルス信号を電力の大きい順に登録し、電力の一番大きいパルス信号(主波)に対して各パルス信号の相対電力T3及び相対位置T5を求める。例えば、順位T1が1位のパルス信号(信号1)の相対電力T3[dB]及び相対位置T5[μs]が示す値を0(ゼロ)とする。また、順位T1が1位以外のパルス信号(信号2及び信号3)の相対電力T3及び相対位置T5について、順位T1が1位であるパルス信号との相対値を求める。さらに、各パルス信号の電力比T4について、パルス信号の電力を合計することにより各値を求める。自己相関算出部104は、算出した境界位置の情報を集計部105に供給する。
集計部105は、自己相関算出部104からの境界位置の情報により、自己相関を算出した位置と信号電力とに対応する信号成分を生成し、積分部106に供給する。図2は、集計部105の構成例を示すブロック部である。図示するように、集計部105は、例えば、矩形波生成部201、電力部202、乗算部203、加算部204などから構成される。
矩形波生成部201は、自己相関算出部104が算出した境界位置に同期して、伝送シンボル長に相当する区間の矩形波を生成する。自己相関値のピーク位置から伝送シンボル長に相当する区間の場合では、矩形波の振幅を「1」とし、それ以外の位置(区間)の場合では「−1」又は「0」とする。矩形波生成部201は、生成したパルスを乗算部203に供給する。
電力部202は、自己相関値の複数のパルス信号に対応する電力比T4を保持し、乗算部203に供給する。
乗算部203は、矩形波生成部201からの信号と電力部202からの信号とを乗算することにより、合成した信号を加算部204に供給する。乗算部203は、図5(e)から(g)に示すように、自己相関値のピーク位置から伝送シンボル長の区間の場合では、1×電力比、と計算処理し、それ以外の位置(区間)の場合では、−1×電力比又は0、と計算処理することにより、自己相関値から乗算値を算出する。乗算部203は、例えば公知の乗算回路などより構成される。ここで、矩形波生成部201、電力部202および乗算部203は、それぞれ同一の構成であり、信号を受信する精度に応じて矩形波生成部201、電力部202および乗算部203の個数は任意に設定される。
加算部204は、それぞれの乗算部203からの信号を加算することにより、図5(h)に示すような積算値を算出する。加算部204は算出した積算値を積分部106に供給する。
このように構成された集計部105は、図5(h)に示すように、自己相関値の境界位置と電力比とに基づいて算出された各乗算値を合算(加算)することにより、積算値を算出する。
積分部106は、集計部105で算出された積算値に基づき積分値を算出する。積分部106は、例えば、集計部105で算出された積算値を所定の周波数でサンプリングすることによって得られたサンプリング値を有効シンボル長の区間で合計するように構成される。積分部106は、図5(i)に示すように、集計部105で算出された積算値に対し各地点より有効シンボル長の区間で積分を行うことにより、積分値(以下、FFT積分値とする)を算出する。
位置判定部107は、図5(i)に示すFFT積分値のピーク(最大値)の位置を判定する。位置判定部107によって判定されたFFT積分値のピーク位置が、FFT処理(高速フーリエ変換処理)を開始するタイミングとなる。
FFT窓生成部108は、位置判定部107が判定したピーク位置からFFT処理を行う区間(期間)であるFFT窓を生成する。このFFT窓の区間は、図6から図8に示すように、ガードインターバルを含めた伝送シンボル又は有効シンボルにおいて、ピーク位置から有効シンボル長の区間となる。FFT窓生成部108は、ピーク位置に基づき前記の適切なFFT窓の区間を設定する。
FFT処理部109は、FFT窓生成部108が生成したFFT窓に基づき、受信信号を高速フーリエ変換する。FFT処理部109は、FFT処理によって得られたデータを復調部110に入力する。
復調部110は、FFT処理部109において処理された信号を復調する。
次に、FFT窓の開始位置を決定する方法について図6から図9を参照して説明する。OFDM信号である信号1(主波)、信号2、信号3について、図9(a)から(c)に示す相対位置及び電力比に基づき、図6から図8に示す各信号の乗算値が算出される。各信号の乗算値を合算(加算)することにより積算値が算出される。積算値を有効シンボル長の区間で積分することによりFFT積分値が算出される。図6から図8に示すように、FFT積分値のピーク位置を判別することにより、FFT窓の開始位置を決定することができる。
次に、FFT窓の区間を決定する方法について図6から図8を参照して説明する。FFT積分値のピーク位置を判別し、この判別されたピーク位置をFFT窓の開始位置とし、この開始位置から有効シンボル長に相当する区間をFFT窓の区間とする。
例えば、図6に示すように、信号1(主波)のGIの区間に信号2および信号3が存在する場合には、FFT積分値のピーク位置は、信号3の先頭の位置から、信号1(主波)の有効シンボルの先頭の位置までの区間となる。位置判定部107は、この信号3の先頭の位置から、信号1(主波)の有効シンボルの先頭の位置までの区間をピーク位置として判定する。次に、FFT窓生成部108は、位置判定部107が判定したピーク位置をFFT窓の開始位置とし、このFFT窓の開始位置から有効シンボル長の区間をFFT処理を行うFFT窓の区間として設定する。このように、FFT窓の先頭が信号1(主波)のGIの区間に位置する場合には、FFT窓の区間は、信号1(主波)のGIの区間に位置するFFT窓の先頭から、有効シンボル長に相当する区間となる。
また、図7に示すように、信号1(主波)のGIの区間に信号2が存在し、信号1(主波)のGIの区間より後方に信号3が存在する場合には、FFT積分値のピーク位置は、信号1(主波)の有効シンボルの先頭の位置となる。位置判定部107は、信号1(主波)の有効シンボルの先頭の位置をピーク位置として判定する。次に、FFT窓生成部108は、位置判定部107が判定したピーク位置をFFT窓の開始位置とし、このFFT窓の開始位置から有効シンボル長の区間をFFT処理を行うFFT窓の区間として設定する。このように、FFT窓の先頭が信号1(主波)の有効シンボルの先頭に位置する場合には、FFT窓の区間は、信号1(主波)の有効シンボルに相当する区間となる。
また、図8に示すように、信号1(主波)のGIの区間に信号3が存在し、GI長に相当する区間より信号1(主波)の前方に信号2が存在する場合には、FFT積分値のピーク位置は、信号1(主波)の先頭の位置となる。位置判定部107は、信号1(主波)の先頭の位置をピーク位置として判定する。次に、FFT窓生成部108は、位置判定部107が判定したピーク位置をFFT窓の開始位置とし、このFFT窓の開始位置から有効シンボル長の区間をFFT処理を行うFFT窓の区間として設定する。このように、FFT窓の先頭が伝送シンボルの先頭に位置する場合には、FFT窓の区間は、伝送シンボルの先頭の位置から有効シンボル長に相当する区間となる。
以上説明したように、第1の実施の形態にかかるOFDM復調装置100によれば、各受信信号の自己相関値を算出し、自己相関値に基づきFFT積分値を求めることができる。FFT積分値のピークを検出することにより、FFT処理を行うFFT窓の位置及び区間を決定することができる。これにより、マルチパスが発生する環境下において、直接波および反射波からなる複数のOFDM信号から最も大きい電力をもった受信信号のガードインターバル区間内に他の受信信号の先頭があるか否かにかかわらず、反射波の影響が小さい最適な位置にFFT窓の位置を制御することができ、OFDM信号を安定に復調することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態に係るOFDM復調装置100について説明する。第2の実施の形態では、所定の部分についてDSP(Digital Signal Processor)回路とする。
第2の実施の形態に係るOFDM復調装置100は、図10に示すように、アンテナ101と、チューナ部102と、A/D変換部103と、FFT窓生成部108と、FFT処理部109と、復調部110と、自己相関算出部301と、タイミング情報部302と、電力情報部303と、演算部304と、位置判定部305と、を備える。アンテナ101から復調部110は、第1の実施の形態と同一の構成である。自己相関算出部301から位置判定部305は、DSPで構成される。
自己相関算出部301は、自己相関算出部104が行う処理と同等の処理をする。タイミング情報部302は、矩形波生成部201が行う処理と同等の処理をする。電力情報部303は、電力部202が行う処理と同等の処理をする。演算部304は、乗算部203、加算部204および積分部106が行う処理と同等の処理をする。位置判定部305は、位置判定部107が行う処理と同等の処理をする。
以上説明したように、所定の部分をDSPに置き換えることにより、それぞれの演算処理を高速に行うことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
また、主波(信号1)を含む直接波、反射波の信号の数は、図6から図8に示すように3つに限定されず任意である。
また、有効シンボル長は、図9(d)に示すように、説明の便宜上100[μs]としているが、252[μs]、504[μs]、1008[μs]等、任意である。
また、ガードインターバル長は、図9(d)に示すように、有効シンボル長の1/4に相当する長さとしているが、1/8、1/16等、任意である。
本発明の第1の実施形態に係るOFDM復調装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す集計部の構成を示すブロック図である。 OFDM信号の伝送シンボルを示す図である。 OFDM信号の相対位置と電力比の例を示す図である。 FFT窓の位置を決定する方法を説明する図である。 信号1(主波)のGIの区間に信号2および信号3が存在している場合のFFT窓の位置を示す図である。 信号1(主波)のGIの区間に信号2が存在し、信号1(主波)のGIの区間より後方に信号3が存在している場合のFFT窓の位置を示す図である。 信号1(主波)のGIの区間に信号3が存在し、GI長に相当する区間より信号1(主波)の前方に信号2が存在している場合のFFT窓の位置を示す図である。 (a)から(c)はそれぞれ図6から図8に示す各信号の相対位置と電力比の例を示す図であり、(d)はOFDM信号のパラメータの区間長の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るOFDM復調装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100…OFDM復調装置、101…アンテナ、102…チューナ部、103…A/D変換部、104…自己相関算出部、105…集計部、106…積分部、107…位置判定部、108…FFT窓生成部、109…FFT処理部、110…復調部、201…矩形波生成部、202…電力部、203…乗算部、204…加算部、301…自己相関算出部、302…タイミング情報部、303…電力情報部、304…演算部、305…位置判定部

Claims (4)

  1. 有効シンボルと該有効シンボルの一部の信号波形により生成されたガードインターバルとで構成された伝送シンボルを伝送単位とするOFDM信号を復調するOFDM復調装置であって、
    前記OFDM信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたOFDM信号の自己相関値を算出する自己相関値算出手段と、
    前記自己相関値算出手段により算出された自己相関値の複数の頂点の位置と該自己相関値とに基づいて、前記受信手段により受信されたOFDM信号が示す積算値を算出する積算値算出手段と、
    前記積算値算出手段により算出された積算値を前記有効シンボルの長さに相当する区間で積分する積分手段と、
    前記積分手段により積分された値が最大となる位置を判定する位置判定手段と、
    前記位置判定手段が判定した位置に基づいて、前記受信手段により受信されるOFDM信号の高速フーリエ変換を施す区間を示すFFT窓を生成する窓生成手段と、
    前記窓生成手段により生成されたFFT窓に基づいて、前記受信手段により受信されるOFDM信号を高速フーリエ変換するフーリエ変換手段と、
    を備えることを特徴とするOFDM復調装置。
  2. 前記積算値算出手段は、
    前記自己相関値算出手段により算出された自己相関値の頂点の位置から、前記OFDM信号の伝送シンボルに相当する区間の矩形波を発生する矩形波発生手段と、
    前記自己相関値算出手段により算出された自己相関値の頂点に対応するOFDM信号の電力値を前記自己相関値に基づいて発生する電力値発生手段と、
    前記矩形波発生手段により発生された矩形波と前記電力値発生手段により発生された電力値とを乗算して乗算値を算出する乗算手段と、を複数組備え、
    前記自己相関値算出手段により算出された自己相関値の複数の頂点について前記乗算手段によりそれぞれ算出された乗算値を加算して積算値を算出する加算手段と、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のOFDM復調装置。
  3. 前記積分手段は、
    前記加算手段により算出された積算値を前記有効シンボルの長さに相当する区間で積分することを特徴とする請求項2に記載のOFDM復調装置。
  4. 有効シンボルと該有効シンボルの一部の信号波形により生成されたガードインターバルとで構成された伝送シンボルを伝送単位とするOFDM信号を復調するOFDM復調方法であって、
    前記OFDM信号を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信されたOFDM信号の自己相関値を算出する自己相関値算出ステップと、
    前記自己相関値算出ステップにより算出された自己相関値の複数の頂点の位置と該自己相関値とに基づいて、前記受信ステップにより受信されたOFDM信号が示す積算値を算出する積算値算出ステップと、
    前記積算値算出ステップにより算出された積算値を前記有効シンボルの長さに相当する区間で積分する積分ステップと、
    前記積分ステップにより積分された値が最大となる位置を判定する位置判定ステップと、
    前記位置判定ステップが判定した位置に基づいて、前記受信ステップにより受信されるOFDM信号の高速フーリエ変換を施す区間を示すFFT窓を生成する窓生成ステップと、
    前記窓生成ステップにより生成されたFFT窓に基づいて、前記受信ステップにより受信されるOFDM信号を高速フーリエ変換するフーリエ変換ステップと、
    を備えることを特徴とするOFDM復調方法。
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