JP2009051418A - 空気入りタイヤ、及びその製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤ、及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁への応力集中を緩和し耐久性を向上するとともに、操縦安定性を高める
【解決手段】ビードコア5から半径方向外側に向かってのびる断面三角形状のビードエーペックスゴム8を具える。ビードエーペックスゴム8は、長尺帯状のゴムストリップ10を、タイヤ回転軸iの周りで螺旋状に重ねて巻き付けたストリップ巻付体11からなるとともに、ビードエーペックスゴム8の半径方向外端縁8eは、半径方向内外に山谷を繰り返して周方向にのびる波線12をなす。前記波線12の半径方向の振幅Wrをタイヤ断面高さHの0.05〜0.15倍、かつタイヤ一周における山12Uの数を8〜32の範囲とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁を、半径方向内外に山谷を繰り返して周方向にのびる波線とすることにより耐久性及び操縦安定性を向上させた空気入りタイヤ、及びその製造方法に関する。
空気入りタイヤのビード部aには、図14に示すように、硬質のゴムからなるビードエーペックスゴムbが設けられ、ビード部aを補強しかつ剛性を高めることにより耐久性や操縦安定性の確保が図られている。このビードエーペックスゴムbでは、タイヤのサイド剛性が滑らかに変化するように断面三角形状に形成されている。
しかしビードエーペックスゴムbは、従来、ゴム押出機による押出し成形体によって形成されているため、その断面形状はタイヤ周方向の各位置で一定であり、その半径方向外端縁b1はタイヤ周方向に一直線上に延在している。従って、タイヤ変形の際、ビードエーペックスゴムbの半径方向外端縁b1に応力が集中しやすく、この外端縁b1を起点として傷が発生したり、又この傷が周方向に容易に成長するなどタイヤの耐久性を低下させる原因の一つとなっていた。又この外端縁b1で剛性が変化するため、タイヤ変形時のサイドウォール部の屈曲が一部に集中する傾向となり、限界挙動が急激に変化するなど操縦安定性にも不利をもたらしていた。
他方、タイヤ業界では、タイヤ回転軸芯周りで、長尺帯状の生のゴムストリップをその側縁をずらせつつ巻き重ね、これによって所望の断面形状を有するタイヤ用ゴム部材を形成する技術が提案されている(下記特許文献1、2参照)。このようなゴム部材の製造方法は、一般にストリップワインド方式とも呼ばれ、大型のゴム押出機を使用する必要がないため工場設備を簡素化でき、またゴム押出機のダイ交換や調整作業等が不要になるので生産性が向上するという利点を有する。
特開2000−94542号公報 特開2000−202921号公報
本発明は、このストリップワインド方式に着目し、かつこの方式をさらに工夫することにより達成されたものであり、その第1の目的は、ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁を、半径方向内外に山谷を繰り返して周方向にのびる波線に形成することを基本として、この半径方向外端縁への応力集中を緩和でき耐久性を向上しうるとともに、タイヤ変形時の屈曲部に巾を持たせて限界挙動を改善し操縦安定性を向上しうる空気入りタイヤを提供することにある。
又本発明の第2の目的は、前記ストリップワインド方式をさらに工夫することを基本として、前述の半径方向外端縁を波線状としたビードエーペックスゴムの形成を可能とした空気入りタイヤの製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記ビードコアから半径方向外側に向かってのびる断面三角形状のビードエーペックスゴムとを具える空気入りタイヤであって、
前記ビードエーペックスゴムは、長尺帯状のゴムストリップを、タイヤ回転軸芯の周りでその側縁をずらせつつ巻き重ねたストリップ巻付体からなるとともに、
該ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁は、半径方向内外に山谷を繰り返して周方向にのびる波線をなし、しかも前記波線の半径方向の振幅Wrをタイヤ断面高さHの0.05〜0.15倍、かつタイヤ一周における山の数を8〜32の範囲としたことを特徴としている。
又請求項2〜4の発明では、前記波線は、正弦波状曲線、矩形波状曲線、ジグザグ波状曲線をなすことを特徴としている。
又請求項5、6の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記ビードコアから半径方向外側に向かってのびる断面三角形状のビードエーペックスゴムとを具え、かつ該ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁が、半径方向内外に山谷を繰り返して周方向にのびる波線をなす空気入りタイヤの製造方法であって、回転する被巻付け体の取付面に、長尺帯状の生のゴムストリップを供給して、タイヤ回転軸芯の周りでその側縁をずらせつつ巻き重ねることにより生のビードエーペックスゴムを形成するゴムストリップ巻付け工程を含む。
そして請求項5では、前記ゴムストリップ巻付け工程は、前記生のゴムストリップの巻き付け時、前記生のゴムストリップを半径方向の内外又は軸方向の内外に周期的に変位させることにより、前記ビードエーペックスゴムの外端縁を波線としたことを特徴とし、請求項6では、前記生のゴムストリップの巻き付け時、前記被巻付け体の回転速度と生のゴムストリップの供給速度との一方の速度を、他方の速度に対して変化させて前記生のゴムストリップの巾を周期的に変化させることにより、前記ビードエーペックスゴムの外端縁を波線としたことを特徴としている。
なお本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法等は、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規内圧状態において特定される値とする。なお前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE"を意味するが、乗用車用タイヤの場合には180kPaとする。
本発明は叙上の如く、ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁を波線に形成している。従って、この外端縁に作用する応力を、前記波線の振幅の巾に応じて広く分散させることができ、この外端縁を起点とした損傷の発生、及びこの損傷の成長を抑えることが可能となり、タイヤの耐久性を向上しうる。又タイヤ変形時の屈曲部が前記波線の振幅の巾だけ広範囲となるなどサイド剛性のつながりが良くなり、限界挙動がリニアとなって操縦安定性を向上することができる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の空気入りタイヤの断面図、図2はそのビード部を示す部分斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、前記ビードコア5から半径方向外側に向かってのびるビードエーペックスゴム8とを具える。
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば75゜〜90゜の角度で配列する少なくとも1枚、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間に跨るプライ本体部6aの両端に、前記ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを一連に具える。そして本例では、前記プライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間に、前記ビードコア5からタイヤ半径方向外側に向かって先細状にのびる断面三角形状のビードエーペックスゴム8が配される。このビードエーペックスゴム8は、ゴム硬度(デュローメタA硬さ)が例えば80〜100°の硬質のゴムからなり、前記プライ折返し部6bと協働してビード部4を補強し、かつタイヤのサイド剛性を高める。なお前記プライ本体部6aの半径方向内側には、例えばブチル系ゴム等の低空気透過性ゴムからなり、タイヤ内腔面TSを形成することにより充填空気を気密に保持するインナーライナゴム13が配される。
又前記カーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部には、ベルト層7が配される。このベルト層7は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜45゜の角度で配列する少なくとも2枚、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから形成される。このベルト層7は、各ベルトコードがプライ間相互で交差することにより、ベルト剛性を高め、トレッド部2の略全巾をタガ効果を有して強固に補強している。なおベルト層7の半径方向外側には、高速耐久性を高める目的で、バンドコードをタイヤ周方向に対して例えば5°以下の角度で螺旋巻きさしたバンド層9を設けることができる。このバンド層9として、前記ベルト層7のタイヤ軸方向外端部のみを被覆する左右一対のエッジバンドプライ、及びベルト層7の略全巾を覆うフルバンドプライが適宜使用でき、本例では1枚のフルバンドプライからなるものを例示している。なお前記カーカスコード、及びバンドコードとして、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミド等の有機繊維コードが好適に採用されるが、他にスチールコードなどの金属コードも必要に応じて用いうる。又前記ベルトコードとしてはスチールコードなどの金属コードが好適に採用されるが、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、芳香族ポリアミド等の高モジュラスの有機繊維コードも必要に応じて用いうる。
そして本発明では、前記ビードエーペックスゴム8は、タイヤ回転軸芯の周りで、長尺帯状のゴムストリップ10を、その側縁をずらせつつ巻き重ねたストリップ巻付体11により形成されるとともに、このビードエーペックスゴム8の半径方向外端縁8eは、図2、3に示すように、半径方向内外に山12U、谷12Lを交互に繰り返して周方向にのびる波線12として形成される。なお前記山12U、谷12Lは、波線12の半径方向の振幅Wrの中心線Coを基準として、この中心線Coよりも半径方向外側の部分を山12U、半径方向内側の部分を谷12Lとして定義される。
このように、ビードエーペックスゴム8の半径方向外端縁8eを、半径方向内外に変位する波線12としているため、タイヤ変形の応力は、前記波線12の振幅Wrの巾に応じた異なる高さ位置に広く分散されることとなる。従って、前記応力が外端縁8eに集中するのを緩和することができ、この外端縁8eを起点とした損傷の発生、及びこの損傷の周方向への成長を抑えうるなど耐久性を向上することが可能となる。又タイヤ変形時の屈曲部が前記振幅Wrの巾だけ広範囲となるためサイド剛性のつながりが良くなり、限界挙動がリニアとなって操縦安定性を向上することができる。
そのためには、前記振幅Wrを、タイヤ断面高さH(図1に示す)の0.05〜0.15倍の範囲、かつタイヤ一周における山12Uの数N(即ち波線12の波ピッチ数N)を8〜32の範囲とすることが必要である。
もし前記振幅Wrがタイヤ断面高さHの0.05倍を下回る、及び/又は波ピッチ数Nが8個を下回る場合、波線12が有効に機能せず、耐久性の向上効果、及び/又は操縦安定性の向上効果が充分に発揮されなくなる。逆に、前記振幅Wrがタイヤ断面高さHの0.15倍を上回る場合、及び/又は波ピッチ数Nが32個を上回る場合、ビードエーペックスゴム8の剛性変化が大及び/又は急激となるため、ビードエーペックスゴム8自体の形成が難しくなり、かつその形成精度の低下も招く。しかも前記波線12の振幅Wrのピーク点Qである山谷の各頂部において、応力が増加する傾向となり、耐久性及び/又は操縦安定性の向上効果を低下させる傾向を招く。このような観点から、前記振幅Wrの下限値は、タイヤ断面高さHの0.06倍以上、さらには0.07倍以上が好ましく、又その上限はタイヤ断面高さHの0.14倍以下、さらには0.13倍以下が好ましい。又前記波ピッチ数Nの下限値は15個以上、上限値は20個以下が好ましい。
ここで、前記波線12としては、本例の如く、その周方向の波ピッチ長さPが一定である等ピッチ波形のものがユニフォミティーの観点から好ましいが、波ピッチ長さPが不均一となる不等ピッチ波形のものも採用できる。斯かる不等ピッチ波形の場合、最大の波ピッチ長さPmax と最小の波ピッチ長さPmin との比Pmax/Pminを2.0以下とするのが望ましい。なお波ピッチ長さPは、前記振幅の中心線Co上で測定される。
又前記等ピッチ波形のものとして、本例では、正弦波状曲線12aのものを例示しているが、他に、例えば図4(A)に示すように、前記中心線Coよりも半径方向外側で周方向にのびる直線状の上の横辺12b1と、半径方向内側で周方向にのびる直線状の下の横辺12b2とを縦の継ぎ辺12b3を介して交互に継いだ矩形波状曲線12bのものも採用しうる。又前記振幅Wrのピーク点Q、Q間を、直線状の斜辺12c1、12c2で継ぐジグザグ波状曲線12cのものも採用しうる。前記ジグザグ波状曲線12cには、図4(C)に示すように、前記一方の斜辺12c1を急勾配とした略鋸歯状曲線のものも含まれる。
そして、このように外端縁8eが波線12をなすビードエーペックスゴム8は、長尺帯状のゴムストリップ10からなる前記ストリップ巻付体11を用いることによって形成することが可能となる。
次に、前記構造のビードエーペックスゴム8を有するタイヤの製造方法を説明する。本実施形態のタイヤ製造方法では、図6、7に示すように、回転する被巻付け体20の取付面20Sに、長尺帯状の生のゴムストリップ10Nを供給し、
タイヤ回転軸芯iの周りで、前記生のゴムストリップ10Nをその側縁をずらせつつ巻き重ねることにより、生のビードエーペックスゴム8Nを形成するゴムストリップ巻付け工程K1を含む。
具体的には、本例では、前記被巻付け体20として、軸心i回りで回転可能に支持される円盤状の回転基体21の一側面21sに、ビードコア5の半径方向内周面5siを同心に支持する受面22sを有するコア受け部22を軸方向外側に突出させた段付き円盤状の回転体23を採用した場合を例示している。そして、前記受面22sにビードコア5を装着した後、このビードコア5の半径方向外周面5soを起点とし、前記生のゴムストリップ10Nを、前記回転基体21の一側面21sである前記取付面20S上で、本例では順次渦巻き状に巻き重ねられる。
ここで、前記生のゴムストリップ10Nの巾Ws(図5に示す)は、前記ビードコア5の外周面5soの巾W1よりも大である。これにより、生のゴムストリップ10Nの少なくとも初回の一周部分は断面L字状に形成され、このL字状の一周部分が核となって、生のゴムストリップ10Nは、断面三角形状に容易にかつ安定して積層される。又前記巻き付けは、前記図6の如く 生のゴムストリップ10Nを前記被巻付け体20に供給するための搬送装置であるアプリケータ24を、前記被巻付け体20の半径方向に横移動させることにより行いうる。本例では、前記アプリケータ24として、ローラコンベヤ状のものを例示しているが、ベルトコンベヤ状であっても良く、前記生のゴムストリップ10Nを巾方向に拘束し、この生のゴムストリップ10Nを所定の半径方向の位置に導く。
そして前記ゴムストリップ巻付け工程K1では、例えば図8に略示すように、形成するビードエーペックスゴム8Nの外端縁8eを波線12とする波線形成ステップK1aを含む。該波線形成ステップK1aは、本例では、前記生のゴムストリップ10Nの巻き付け時、この生のゴムストリップ10Nを半径方向の内外に周期的に変位させることにより行われる。このとき前記周期的変位をコントロールすることにより、前記波線12を正弦波状曲線12a、矩形波状曲線12b、及び略鋸歯状曲線を含むジグザグ波状曲線12cなど種々な曲線に形成することができる。又前記周期的変位は、少なくとも最終の一周部分に対して行われるが、その内側の1以上の一周部分に対しても行うことが好ましい。このとき、内側の一周部分ほど、変位量を小さくするのが好ましい。この場合、前記振幅Wrは、生のゴムストリップ10Nの巾Wsの0.5〜2.0倍の範囲が好ましい。
又前記波線形成ステップK1aとして、例えば、生のゴムストリップ10Nの巻き付け時、被巻付け体20の回転速度V1と生のゴムストリップ10Nの供給速度V2との一方の速度を、他方の速度に対して周期的に変化させても良い。この場合、生のゴムストリップ10Nに強弱のテンション力が繰り返し作用するため、図9に誇張して示すように、生のゴムストリップ10Nの巾Wsが周期的に変化し、前記外端縁8eを波線12とすることができる。又図10に誇張して示すように、前記アプリケータ24に、一対の圧延ローラ24Aを介在せしめ、圧延ローラ24A、24A間のギャップを周期的に変化させる、即ち生のゴムストリップ10Nの厚さを変化させることにより、前記図9と同様に生のゴムストリップ10Nの巾Wsが周期的に変化し、前記外端縁8eを波線12とすることができる。
なお、他の手段としては、蛇行しながら長さ方向にのびる、或いは巾Wsが周期的に変化する変形ゴムストリップを予め準備し、少なくとも外端の一周部分に、この変形ゴムストリップを使用することで、前記外端縁8eを波線12とすることができる。
そしてこのように外端縁8eを波線12とした生のビードエーペックスゴム8Nを、生タイヤの成形工程に導入して、生タイヤを形成するとともに、この生タイヤを加硫金型内で加硫成形することで製品タイヤが得られる。このタイヤの製造に際し、前記ゴムストリップ巻付け工程K1であるビードエーペックスゴムの形成工程以外は、従来と同様の工程が採用できるため、本明細書ではその説明は省略する。
又図11、12に、前記ゴムストリップ巻付け工程K1の他の例を示す。図11、12では、前記被巻付け体20として、円筒状の回転基体21の端面に、ビードコア5を同心に支持する受面22sを有するコア受け部22を軸方向外側に突出させた段付き筒状の回転体23を採用した場合を例示している。この被巻付け体20では、装着したビードコア5の外周面5soと、前記回転基体21の外周面である取付面20Sとが面一状に整一している。そして、前記ビードコア5の外周面5soを起点とし、生のゴムストリップ10Nを、前記回転基体21の外周面である取付面20S上でタイヤ軸方向に横移動させることにより、順次螺旋状に巻き重ねられる。この場合、前記ビードコア5の外周面5soと前記取付面20Sとが面一状に整一することにより、前記生のゴムストリップ10Nを、断面三角形状に容易にかつ安定して積層することができる。そして斯かるゴムストリップ巻付け工程K1においても、前述した如き波線形成ステップK1aを行うことで、前記外端縁8eを波線12とすることができる。このビードエーペックスゴム8の場合、生タイヤ成形工程に導入する際に、いったん半径方向に立ち上げることで、従来と同様の生タイヤ成形工程が採用できるが、要求により、同図の如くタイヤ軸方向に倒れた状態にて生タイヤ成形工程に導入することもできる。
又図13に示すように、前記被巻付け体20として、生タイヤ形成フォーマFを使用することもできる。即ち、前記回転基体21の外周面(取付面20S)上で、生のインナーライナゴム13N、及び生のカーカスプライ6Nを順次巻き付けて円筒状に形成した後、生のカーカスプライ6Nの外端部に、ビードコア5を装着する。そして、装着されたビードコア5の外周面5soを起点として、生のカーカスプライ6N上で生のゴムストリップ10Nを螺旋状に巻き重ねることにより、生タイヤ成形工程途上で、ビードエーペックスゴム8を形成しうる。斯かる場合、カーカスプライ6Nがビードコア5よりもタイヤ軸方向外側にはみ出すはみ出し部分6N1を、ビードコア5の廻りで折り返す際、ビードエーペックスゴム8Nを横に倒す必要がなくなるため作業を効率化できる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1のタイヤ構造をなすタイヤサイズ195/65R15のタイヤを表1の仕様により試作するとともに、各試供タイヤの耐久性、ユニフォミティー、及び操縦安定性をテストし互いに比較した。表中のエーペックス高さhは、ビードコアの半径方向外周面からビードエーペックスゴムの半径方向外端縁までの半径方向高さであって、前記外端縁が波線の場合には、波線における谷の頂部Qまでの半径方向高さとする。又符号STWは、ストリップ巻回体を意味する。表1に記載以外は実質的に同仕様である。
(1)耐久性:
ドラム試験機を用い、試供タイヤをリム(15×6J)、内圧(150kPa)、荷重(6.0kN)にて速度(80km/h)で走行し、ビードエーペックスゴムに損傷が発生するまでの走行距離を比較例1を100とする指数で評価した。値の大きい方が良好である。
(2)ユニフォミティー:
JASO C607のユニフォミティ試験条件に準拠し、ラジアルフォースバリエーション(RFV)を20本のタイヤに対して測定し、その平均値(N)を記載した。
(3)操縦安定性:
試供タイヤをリム(15×6J)、内圧(200kPa)にて車両(2000cc、FF車)の4輪に装着し、ドライアスファルトのテストコースを走行し、ハンドル応答性、剛性感、グリップ等に関する特性を、ドライバーの官能評価により比較例1を6点とする10点法で評価した。値の大きい方が良好である。
Figure 2009051418
実施例のタイヤは、外端縁が周方向に直線状にのびる従来的な比較例1のタイヤに比して、耐久性、ユニフォミティー、操縦安定性において優れているのが確認できる。
本発明の空気入りタイヤを示す断面図である。 ビード部を示す部分斜視図である。 ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁の波線を示す側面図である。 (A)〜(C)は波線の他の例を示す側面図である。 生のゴムストリップを示す断面図である。 生のビードエーペックスゴムを形成するゴムストリップ巻付け工程を説明する斜視図である。 その部分拡大図である。 ゴムストリップ巻付け工程における波線形成ステップを説明する概念図である。 波線形成ステップの他の例を説明する生のゴムストリップの平面図である。 波線形成ステップのさらに他の例を説明する断面図である。 ゴムストリップ巻付け工程の他の例を示す斜視図である。 その部分拡大図である。 ゴムストリップ巻付け工程のさらに他の例を示す斜視図である。 従来のビードエーペックスゴムを示す部分斜視図である。
符号の説明
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
8 ビードエーペックスゴム
8e 半径方向外端縁
8N 生のビードエーペックスゴム
10 ゴムストリップ
10N 生のゴムストリップ
11 ストリップ巻付体
12 波線
12a 正弦波状曲線
12b 矩形波状曲線
12c ジグザグ波状曲線
20 被巻付け体
20S 取付面
i タイヤ回転軸芯
K1 ゴムストリップ巻付け工程

Claims (6)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記ビードコアから半径方向外側に向かってのびる断面三角形状のビードエーペックスゴムとを具える空気入りタイヤであって、
    前記ビードエーペックスゴムは、長尺帯状のゴムストリップを、タイヤ回転軸芯の周りでその側縁をずらせつつ巻き重ねたストリップ巻付体からなるとともに、

    該ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁は、半径方向内外に山谷を繰り返して周方向にのびる波線をなし、しかも前記波線の半径方向の振幅Wrをタイヤ断面高さHの0.05〜0.15倍、かつタイヤ一周における山の数を8〜32の範囲としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記波線は、正弦波状曲線をなすことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記波線は、矩形波状曲線をなすことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記波線は、ジグザグ波状曲線をなすことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  5. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記ビードコアから半径方向外側に向かってのびる断面三角形状のビードエーペックスゴムとを具え、かつ該ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁が、半径方向内外に山谷を繰り返して周方向にのびる波線をなす空気入りタイヤの製造方法であって、
    回転する被巻付け体の取付面に、長尺帯状の生のゴムストリップを供給して、
    タイヤ回転軸芯の周りでその側縁をずらせつつ巻き重ねることにより生のビードエーペックスゴムを形成するゴムストリップ巻付け工程を含むとともに、
    前記ゴムストリップ巻付け工程は、前記生のゴムストリップの巻き付け時、前記生のゴムストリップを半径方向の内外又は軸方向の内外に周期的に変位させることにより、前記ビードエーペックスゴムの外端縁を波線としたことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  6. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記ビードコアから半径方向外側に向かってのびる断面三角形状のビードエーペックスゴムとを具え、かつ該ビードエーペックスゴムの半径方向外端縁が、半径方向内外に山谷を繰り返して周方向にのびる波線をなす空気入りタイヤの製造方法であって、
    回転する被巻付け体の取付面に、長尺帯状の生のゴムストリップを供給して、
    タイヤ回転軸芯の周りでその側縁をずらせつつ巻き重ねることにより生のビードエーペックスゴムを形成するゴムストリップ巻付け工程を含むとともに、
    前記ゴムストリップ巻付け工程は、前記生のゴムストリップの巻き付け時、前記被巻付け体の回転速度と生のゴムストリップの供給速度との一方の速度を、他方の速度に対して変化させて前記生のゴムストリップの巾を周期的に変化させることにより、前記ビードエーペックスゴムの外端縁を波線としたことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
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