JP2009048693A - 半導体メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 冗長セルアレイを有する半導体メモリにおいてリーク電流を削減する。
【解決手段】 レギュラーセルアレイおよび冗長セルアレイは、第1または第2電源電圧と、第3電源電圧とを受けるレギュラーメモリセルおよび冗長メモリセルをそれぞれ有する。第2電源電圧と第3電源電圧の差は、第1電源電圧と第3電源電圧の差より小さい。電源制御回路は、メモリセルのアクセスを許可する通常動作モード中に、冗長セルアレイが使用されないときに、レギュラーセルアレイに第1電源電圧を供給し、冗長セルアレイに第2電源電圧を供給する。使用されない冗長セルアレイの冗長メモリセルに供給される2つの電源電圧の差を小さくできるため、使用されない冗長メモリセルのリーク電流(電源電流)を小さくできる。この結果、不良のメモリセルが存在しないときに、半導体メモリのスタンバイ電流を削減できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不良のセルアレイを救済する冗長セルアレイを有する半導体メモリに関する。
一般に、SRAM等の半導体メモリは、レギュラーメモリセルと冗長メモリセルとを有している。そして、レギュラーメモリセルが不良を有する場合に、不良のメモリセルの使用を禁止し、不良のメモリセルの代わりに冗長メモリセルを使用する。メモリセルの置き換えにより不良のメモリセルを救済することで、良品率である歩留は向上する。しかしながら、不良のメモリセルは、不良が救済された後にも物理的に存在するため、リーク電流が増加する原因になる。スタンバイ電流がリーク電流により規格値を超える場合、その半導体メモリは、不良品として取り除かれる。不良のメモリセルにリーク電流が流れることを防止するために、不良のメモリセルを含むメモリセル列に接続される電源線をフローティング状態に設定する手法が提案されている。あるいは、例えば、不良のメモリセルを含むメモリセル列に接続される電源線に接地電圧を供給する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−195893号公報
レギュラーメモリセルが不良を有していない場合、冗長メモリセルは使用されない。使用されない冗長メモリセルは、わずかなリーク電流を流す。特に、レギュラーメモリセルで構成されるセルアレイと、冗長メモリセルで構成されるセルアレイとを有する半導体メモリは、セルアレイ単位で不良が救済される。この場合、冗長メモリセルの数が多いため、スタンバイ電流中に占める冗長メモリセルのリーク電流の比率は大きくなる。しかしながら、使用されない冗長メモリセルのリーク電流を削減するための工夫は行われていない。
本発明の目的は、不良のセルアレイを救済する冗長セルアレイを有する半導体メモリにおいて、使用されないセルアレイのメモリセルのリーク電流を削減することである。特に、不良のメモリセルが存在しないときに、リーク電流を削減することである。
本発明の第1の形態では、レギュラーセルアレイは、第1または第2電源電圧と、第3電源電圧とを受けるレギュラーメモリセルを有する。冗長セルアレイは、第1または第2電源電圧と、第3電源電圧とを受ける冗長メモリセルを有する。第2電源電圧と第3電源電圧の差は、第1電源電圧と第3電源電圧の差より小さい。
電源制御回路は、メモリセルのアクセスを許可する通常動作モード中に、冗長セルアレイが使用されないときに、すなわち、不良のメモリセルが存在しないときに、レギュラーセルアレイに第1電源電圧を供給し、冗長セルアレイに第2電源電圧を供給する。使用されない冗長セルアレイの冗長メモリセルに供給される2つの電源電圧の差を小さくできるため、使用されない冗長メモリセルのリーク電流(電源電流)を小さくできる。この結果、不良のメモリセルが存在しないときに、半導体メモリのスタンバイ電流を削減できる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、電源制御回路は、冗長セルアレイが使用されるときに、不良のレギュラーセルアレイ(使用されないレギュラーセルアレイ)に第2電源電圧を供給し、冗長セルアレイに第1電源電圧を供給する。すなわち、電源制御回路は、使用されないレギュラーセルアレイまたは使用されない冗長セルアレイに第1電源電圧の代わりに第2電源電圧を供給する。これにより、使用されない冗長メモリセルまたはレギュラーメモリセルのリーク電流を小さくでき、半導体メモリのスタンバイ電流を削減できる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、電源制御回路は、レギュラーセルアレイおよび冗長セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有する。各サブ制御回路は、対応するレギュラーセルアレイまたは冗長セルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、第1電源電圧の供給を停止し、第2電源電圧を供給し、冗長信号を受けないときに、第1電源電圧を供給する。サブ制御回路の機能は、互いに同じであり、サブ制御回路は、冗長信号に応じて独立に動作する。これにより、サブ制御回路を共通の回路として設計できる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、レギュラーメモリセルは、第1または第2電源電圧が供給される第1端子と、第3電源電圧が供給される第2端子を有する。冗長メモリセルは、第1または第2電源電圧が供給される第3端子と、第3電源電圧が供給される第4端子を有する。各サブ制御回路は、第1および第2トランジスタで構成される。第1トランジスタは、ソースで第1電源電圧を受け、ドレインが第1および第3端子に接続され、ゲートで冗長信号を受ける。第2トランジスタは、ソースで第1電源電圧を受け、ドレインおよびゲートが第1および第3端子に接続されている。すなわち、第2トランジスタは、ダイオードとして機能する。第1トランジスタが冗長信号によりオンするとき、レギュラーメモリセルの第1端子または冗長メモリセルの第3端子は、第1電源電圧に設定される。第1トランジスタが冗長信号によりオフするとき、レギュラーメモリセルの第1端子または冗長メモリセルの第3端子は、第2トランジスタの閾値電圧だけ第3電源電圧に近い電圧(=第2電源電圧)に設定される。このように、レギュラーメモリセルまたは冗長メモリセルの電源端子に供給する第1および第2電源電圧を、第1電源電圧のみを用いて生成できる。第2電源電圧がサブ制御回路内で生成できるため、半導体メモリは、第2電源電圧を外部から受ける必要がない。この結果、半導体メモリが搭載されるシステムを簡易に設計できる。特に、システムの電源の設計を簡易にできる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、電源制御回路は、メモリセルのアクセスを禁止するスリープモード中に、レギュラーセルアレイおよび冗長セルアレイに第2電源電圧を供給する。これにより、スリープモード中に各セルアレイの消費電流を削減できる。また、冗長信号による第1電源電圧から第2電源電圧への切り替えと、スリープモード時の第1電源電圧から第2電源電圧への切り替えとを、共通の電源制御回路により制御できる。この結果、半導体メモリの回路規模を削減でき、半導体メモリのチップサイズを削減できる。
本発明の第2の形態では、レギュラーセルアレイは、第1電源電圧および第3電源電圧を受けるレギュラーメモリセルを有する。冗長セルアレイは、第1電源電圧および第3電源電圧を受ける冗長メモリセルを有する。
電源制御回路は、メモリセルのアクセスを許可する通常動作モード中に、冗長セルアレイが使用されないときに、すなわち、不良のメモリセルが存在しないときに、レギュラーセルアレイに第1電源電圧を供給し、冗長セルアレイへの第1電源電圧の供給を停止する。これにより、使用されないメモリセルのリーク電流(電源電流)をほぼゼロにできる。この結果、不良のメモリセルが存在しないときに、半導体メモリのスタンバイ電流を削減できる。
本発明の第2の形態における好ましい例では、また、電源制御回路は、冗長セルアレイが使用されるときに、不良のレギュラーセルアレイ(使用されないレギュラーセルアレイ)への第1電源電圧の供給を停止し、冗長セルアレイに第1電源電圧を供給する。すなわち、電源制御回路は、使用されないレギュラーセルアレイまたは使用されない冗長セルアレイへの第1電源電圧の供給を停止する。これにより、使用されない冗長メモリセルまたはレギュラーメモリセルのリーク電流を小さくでき、半導体メモリのスタンバイ電流を削減できる。
本発明の第2の形態における好ましい例では、電源制御回路は、レギュラーセルアレイおよび冗長セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有する。各サブ制御回路は、対応するレギュラーセルアレイまたは冗長セルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、第1電源電圧の供給を停止し、冗長信号を受けないときに、第1電源電圧を供給する。サブ制御回路の機能は、互いに同じであり、サブ制御回路は、冗長信号に応じて独立に動作する。これにより、サブ制御回路を共通の回路として設計できる。
本発明の第2の形態における好ましい例では、電源制御回路は、メモリセルのアクセスを禁止するスリープモード中に、冗長セルアレイが使用されないときに、レギュラーセルアレイに第2電源電圧を供給し、冗長セルアレイへの第1および第2電源電圧の供給を停止する。また電源制御回路は、冗長セルアレイが使用されるときに、不良のレギュラーセルアレイへの第1および第2電源電圧の供給を停止し、冗長セルアレイに第2電源電圧を供給する。第2電源電圧と第3電源電圧の差は、第1電源電圧と第3電源電圧の差より小さい。これにより、スリープモード中に冗長セルアレイまたはレギュラーセルアレイの消費電流を削減できる。また、冗長信号による第1電源電圧から第2電源電圧への切り替えと、スリープモード時の第1電源電圧から第2電源電圧への切り替えとを、共通の電源制御回路により制御できる。この結果、半導体メモリの回路規模を削減でき、半導体メモリのチップサイズを削減できる。
本発明の第1および第2の形態における好ましい例では、第1および第2トランジスタは、第1端子または第3端子に接続されたnMOSトランジスタである。レギュラーセルアレイおよび冗長セルアレイは、レギュラーメモリセルおよび冗長メモリセルに接続されたワード線およびビット線を有する。レギュラーメモリセルおよび冗長メモリセルの各々は、ラッチおよび一対のトランスファスイッチを有している。レギュラーメモリセルのラッチは、第1端子および第2端子に接続された一対の反転回路で構成されている。冗長メモリセルのラッチは、第3端子および第4端子に接続された一対の反転回路で構成されている。各トランスファスイッチは、ソースおよびドレインの一方および他方がラッチの相補の記憶ノードの一方およびビット線に接続され、ゲートがワード線に接続されたnMOSトランジスタで構成されている。ワード線の非選択レベルは、第1電源電圧に等しい。
第1トランジスタがオフするとき、レギュラーメモリセルおよび冗長メモリセルの低レベル電源線は、第1電源電圧に比べて高い第2電源電圧に設定される。これにより、相補の記憶ノードのいずれかの電圧は、第1トランジスタがオンするときに比べて高くなる。これにより、ワード線の非選択レベルは、記憶ノードのいずれかの電圧に対して負電圧になる。したがって、メモリセルがアクセスされないスタンバイ期間に、ビット線からトランスファスイッチおよび記憶ノードを介して第1電源電圧線に流れるリーク電流(電源電流)を削減できる。
本発明では、使用されない冗長セルアレイの冗長メモリセルのリーク電流を小さくできる。特に、不良のメモリセルが存在しないときに、半導体メモリのスタンバイ電流を削減できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中の二重丸は、外部端子を示している。図中、太線で示した信号線は、複数本で構成されている。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路で構成されている。外部端子を介して供給される信号には、端子名と同じ符号を使用する。また、信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。先頭に”/”が付く信号は負論理を示している。
図1は、本発明の第1の実施形態を示している。半導体メモリMEMは、複数のレギュラーメモリセルMCを有するレギュラーセルアレイARYと、複数の冗長メモリセルRMCを有し、不良のレギュラーセルアレイARYの代わりに使用される冗長セルアレイRARYと、レギュラーセルアレイARYと冗長セルアレイRARYに第1または第2電源電圧PS1、PS2を供給する電源制御回路PSCNTを有している。なお、半導体メモリMEMは、2以上のレギュラーセルアレイARYを有してもよい。
なお、本実施形態のレギュラーセルアレイARYは、以上に述べたレギュラーセルアレイARYに限定されない。レギュラーセルアレイARYは、1つのレギュラーメモリセルMCで構成されてもよく、あるいは1つのビット線に接続する複数のレギュラーメモリセルMCで構成されてもよい。これは、後述する実施形態でも同様である。
第1および第2電源電圧PS1、PS2は、高レベル電源電圧または低レベル電源電圧の一方である。第3電源電圧PS3は、高レベル電源電圧または低レベル電源電圧の他方である。第2電源電圧PS2は、第1電源電圧PS1と第3電源電圧PS3の間に設定される。レギュラーメモリセルMCは、第1または第2電源電圧PS1、PS2の一方と、第3電源電圧PS3とを、高レベル電源端子および低レベル電源端子の一方(第1端子)と、他方(第2端子)とで受けて動作する。冗長メモリセルRMCは、第1または第2電源電圧PS1、PS2の一方と、第3電源電圧PS3とを、高レベル電源端子および低レベル電源端子の一方(第3端子)と、他方(第4端子)とで受けて動作する。メモリセルMC、RMCの電源端子は、図中に黒い四角印で示している。
例えば、電源制御回路PSCNTは、セルアレイARY、RARYにそれぞれ対応するサブ制御回路SUBCNTを有している。レギュラーセルアレイARYに対応するサブ制御回路SUBCNTは、メモリセルMCのアクセスを許可する通常動作モード中に、対応するレギュラーセルアレイARYの使用の禁止を示す冗長信号REDaを受けたときに、第1電源電圧PS1のレギュラーセルアレイARYへの供給を停止し、第2電源電圧PS2をレギュラーセルアレイARYに供給する。レギュラーセルアレイARYに対応するサブ制御回路SUBCNTは、通常動作モード中に、冗長信号REDaを受けないときに、第1電源電圧PS1をレギュラーセルアレイARYに供給する。
同様に、冗長セルアレイRARYに対応するサブ制御回路SUBCNTは、メモリセルMCのアクセスを許可する通常動作モード中に、対応する冗長セルアレイRARYの使用の禁止を示す冗長信号REDbを受けたときに、第1電源電圧PS1の冗長セルアレイRARYへの供給を停止し、第2電源電圧PS2を冗長セルアレイRARYに供給する。冗長セルアレイRARYに対応するサブ制御回路SUBCNTは、通常動作モード中に、冗長信号REDbを受けないときに、第1電源電圧PS1をレギュラーセルアレイARYに供給する。
これにより、メモリセルMCのアクセスを許可する通常動作モードでは、冗長セルアレイRARYが使用されないとき(すなわち、不良のレギュラーセルアレイがないとき)、レギュラーセルアレイARYに第1電源電圧PS1が供給され、冗長セルアレイRARYに第2電源電圧PS2が供給される。第2電源電圧と第3電源電圧の差は、第1電源電圧と第3電源電圧の差より小さい。使用されない冗長メモリセルRMCに供給される高レベル電源電圧と低レベル電源電圧の差を小さくできるため、冗長メモリセルRMCのリーク電流(電源電流)を小さくできる。特に、不良の救済がセルアレイ単位で実施される場合、冗長セルアレイRARYは、多数の冗長メモリセルRMCにより構成される。したがって、使用されない冗長セルアレイRARYのリーク電流を削減でき、メモリMEMのスタンバイ電流を削減できる。
一方、通常動作モード中に、冗長セルアレイRARYが使用されるとき(すなわち、不良のレギュラーセルアレイがあるとき)、不良のレギュラーセルアレイARYに第2電源電圧PS2が供給され、冗長セルアレイRARYに第1電源電圧PS1が供給される。レギュラーセルアレイARYが不良のとき、レギュラーメモリセルMCは、リーク電流を増加させるリークパスを含んでいる場合がある。この場合に、使用しないレギュラーメモリセルMCに供給される高レベル電源電圧と低レベル電源電圧の差を小さくすることで、レギュラーメモリセルMCのリーク電流を小さくできる。したがって、使用されないレギュラーセルアレイARYのリーク電流を削減でき、メモリMEMのスタンバイ電流を削減できる。
サブ制御回路SUBCNTは、セルアレイARY、RARYに対応してそれぞれ設けられ、冗長信号REDa(またはREDb)に応じて独立に動作する。サブ制御回路SUBCNTの機能は、互いに同じである。これにより、サブ制御回路SUBCNTを共通の回路として設計できる。
なお、電源制御回路PSCNTは、通常動作モード中に、冗長セルアレイRARYが使用されないときに、レギュラーセルアレイARYに第1電源電圧PS1を供給し、冗長セルアレイRARYへの第1および第2電源電圧PS1、PS2の供給を停止してもよい。この場合、使用されない冗長セルアレイRARYのリーク電流をさらに削減でき、メモリMEMのスタンバイ電流を大幅に削減できる。
さらに、通常動作モード中に、冗長セルアレイRARYが使用されるときに、不良のレギュラーセルアレイARYへの第1および第2電源電圧PS1、PS2の供給を停止し、冗長セルアレイRARYに第1電源電圧PS1を供給してもよい。この場合、不良のレギュラーセルアレイARYのリーク電流を大幅に削減でき、メモリMEMのスタンバイ電流を大幅に削減できる。
以上、第1の実施形態では、使用されない冗長セルアレイRARYに第2電源電圧PS2が供給され、あるいは、使用されない冗長セルアレイRARYへの第1および第2電源電圧PS1、PS2の供給が停止される。これにより、冗長セルアレイRARYのリーク電流を削減でき、メモリMEMのスタンバイ電流を削減できる。また、不良のレギュラーセルアレイARYに第2電源電圧PS2が供給され、あるいは、不良のレギュラーセルアレイARYへの第1および第2電源電圧PS1、PS2の供給が停止される。これにより、不良のレギュラーセルアレイARYのリーク電流を削減でき、メモリMEMのスタンバイ電流を削減できる。
図2は、本発明の第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。セルアレイARY、RARYは、図1と同じ構成である。この実施形態では、各サブ制御回路SUBCNTは、冗長信号REDa(またはREDb)とともにスリープ信号SLPを受けて動作する。スリープ信号SLPは、メモリセルMCのアクセスを禁止するスリープモード中に生成される。なお、メモリMEMは、2以上のレギュラーセルアレイARYを有してよい。
第1および第2電源電圧PS1、PS2は、高レベル電源電圧または低レベル電源電圧の一方である。第3電源電圧PS3は、高レベル電源電圧または低レベル電源電圧の他方である。第2電源電圧PS2は、第1電源電圧PS1と第3電源電圧PS3の間に設定される。レギュラーメモリセルMCは、第1または第2電源電圧PS1、PS2の一方と、第3電源電圧PS3とを、高レベル電源端子および低レベル電源端子の一方(第1端子)と、他方(第2端子)とで受けて動作する。冗長メモリセルRMCは、第1または第2電源電圧PS1、PS2の一方と、第3電源電圧PS3とを、高レベル電源端子および低レベル電源端子の一方(第3端子)と、他方(第4端子)とで受けて動作する。メモリセルMC、RMCの電源端子は、図中に黒い四角印で示している。
各サブ制御回路SUBCNTは、スリープ信号SLPまたは対応する冗長信号REDa(またはREDb)を受けたときに、第1電源電圧PS1のセルアレイARY(またはRARY)への供給を停止し、第2電源電圧PS2をセルアレイARY(またはRARY)に供給する。各サブ制御回路SUBCNTは、スリープ信号SLPおよび冗長信号REDa(またはREDb)を受けないときに、第1電源電圧PS1をセルアレイARY(またはRARY)に供給する。
これにより、スリープモードでは、レギュラーセルアレイARYおよび冗長セルアレイRARYの両方に第2電源電圧PS2が供給される。第2電源電圧PS2の供給により、セルアレイARY、RARYのリーク電流を削減でき、メモリMEMのスリープモード中の消費電流(すなわち、スタンバイ電流)を削減できる。通常動作モード中の動作は、第1の実施形態と同じである。
使用しないセルアレイARY、RARYに供給する第1または第2電源電圧PS1、PS2の切り替え、および通常動作モードとスリープモードとの相互の切り替え時の第1または第2電源電圧PS1、PS2の切り替えは、共通の電源制御回路PSCNT(すなわち、サブ制御回路SUBCNT)により実施される。回路の共通化により、半導体メモリMEMの回路規模を削減できる。
なお、第1の実施形態と同様に、電源制御回路PSCNTは、通常動作モード中およびスリープモード中に、使用しない冗長セルアレイRARYまたはレギュラーセルアレイARYへの第1および第2電源電圧PS1、PS2の供給を停止してもよい。この場合、使用されないセルアレイARY、RARYのリーク電流をさらに削減でき、メモリMEMのスタンバイ電流を大幅に削減できる。
以上、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、スリープモードを有するメモリMEMにおいて、スタンバイ電流を削減できる。また、通常動作モードとスリープモードとで、共通のサブ制御回路SUBCNTを用いて、電源電圧PS1、PS2の供給を制御できる。この結果、回路の共通化により、メモリMEMの回路規模を削減できる。
図3は、本発明の第3の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。半導体メモリMEMは、例えば、スタティックRAM(以下、SRAMと称する)である。SRAMは、単独の半導体チップとして形成され、あるいは、CPU等のコントローラとともにシステムLSIに搭載されるSRAMマクロとして形成される。メモリMEMは、クロックに同期して動作してもよく、クロックに非同期で動作してもよい。メモリMEMは、アドレスデコーダADEC、コマンドデコーダCMDEC、プログラム回路PRG、ワードデコーダWDEC、プリチャージ回路PRE、レギュラーセルアレイARY0−2、冗長セルアレイRARY、電源制御回路PSCNT、コラムデコーダCDEC、コラムスイッチCSW、センスアンプSA、データ入出力制御回路I/OCおよび動作制御回路CNTLを有している。
アドレスデコーダADECは、アドレス端子を介して供給されるアドレス信号ADをデコードし、デコードにより生成されるアドレスデコード信号をワードデコーダWDECおよびコラムデコーダCDECにそれぞれ出力する。コマンドデコーダCMDECは、コマンド端子を介して供給されるコマンド信号CMDをデコードし、デコードにより生成される動作制御信号を動作制御回路CNTLに出力する。例えば、コマンド信号CMDは、チップセレクト信号、ライトイネーブル信号およびアウトプットイネーブル信号等のメモリMEMに書き込み動作および読み出し動作を実行させるための制御信号である。
プログラム回路PRGは、ヒューズ回路FUSEおよびヒューズデコーダFDECを有している。ヒューズ回路FUSEは、2つのヒューズを有しており、ヒューズのプログラム状態応じてヒューズ信号FS0−1を出力する。ヒューズ信号FS0−1の論理値は、不良のレギュラーセルアレイARY(ARY0−2のいずれか)を示し、または不良が存在しないことを示す。ヒューズデコーダFDECは、ヒューズ信号FS0−1に応じて冗長信号RED0−3のいずれかを活性化する。冗長信号RED0−3の末尾の数字は、セルアレイARY0−3の番号をそれぞれ示す。冗長信号RED0−3のいずれかの活性化により、対応するセルアレイARY0−2、RARYの使用が禁止される。プログラム回路PRGの動作(信号FS0−1、RED0−3の論理)は、図5で説明する。
ワードデコーダWDECは、読み出し動作時および書き込み動作時に、アドレスデコーダADECからのアドレスデコード信号(ロウアドレス)に応じてワード線WL(図4)のいずれかを低レベル電圧から高レベル電圧に活性化する。ワード線WLの低レベル電圧は、接地電圧VSS(0V;非選択レベル)であり、ワード線WLの高レベル電圧(選択レベル)は、電源電圧VDD(例えば、1.2V)である。接地電圧VSSおよび電源電圧VDDは、図示しない外部電源端子および外部接地端子を介してメモリMEMの外部から供給される。ワード線WLは、例えば、セルアレイARY0−2、RARYに共通に配線される。レギュラーセルアレイARY0−2および冗長セルアレイRARYは、互いに同じ回路構成である。各セルアレイARY0−2は、マトリックス状に配置された複数のレギュラーメモリセルMCを有している。各セルアレイARY0−2のメモリセルMCは、共通の仮想接地線VVSS(VVSS0−2のいずれか)に接続されている。冗長セルアレイRARYは、マトリックス状に配置された複数の冗長メモリセルRMCを有している。冗長メモリセルRMCは、共通の仮想接地線VVSS3に接続されている。
プリチャージ回路PREは、セルアレイARY0−2またはRARYが読み出し動作または書き込み動作を実行しないときに(すなわち、スタンバイ期間)、ビット線BL、/BLをプリチャージ電圧に設定する。プリチャージ電圧は、例えば、電源電圧VDDである。
電源制御回路PSCNTは、セルアレイARY0−2、RARYにそれぞれ対応するサブ制御回路SUBCNTを有している。各サブ制御回路SUBCNTは、仮想接地線VVSS0−3のいずれかと、接地線VSSに接続されている。サブ制御回路SUBCNTの詳細は、図4に示す。
コラムデコーダCDECは、読み出し動作時および書き込み動作時に、アドレスデコーダADECからのアドレスデコード信号(コラムアドレス)に応じてコラムスイッチCSWをオンするためのコラム選択信号を低論理レベルから高論理レベルに活性化する。コラム選択信号により、アドレス信号ADにより選択されるレギュラーセルアレイARY(ARY0−2のいずれか)内の所定数のビット線対BL、/BLに接続されたコラムスイッチCSWがオンし、メモリセルMCに対してデータが入力または出力される。なお、レギュラーセルアレイARY0−2のいずれかに不良が存在するとき、コラムデコーダCDECは、冗長信号RED0−3に応じて、不良のレギュラーセルアレイARYの代わりに冗長セルアレイRARYを選択する。
ビット線対BL、/BLの上記所定数は、例えば、データ端子I/Oの数に等しい。例えば、データ端子I/Oの数は、32個であり、各レギュラーセルアレイARY0−2および冗長セルアレイRARYは、32個のビット線対BL、/BLを有する8個のコラム領域(図示せず)で構成されている。読み出し動作または書き込み動作において、コラムデコーダCDECは、コラム領域のいずれかを選択するためのコラム選択信号を出力する。コラム選択信号に応じてビット線対BL、/BLに対応する64個のコラムスイッチCSWがオンする。そして、オンしたコラムスイッチCSWに接続された32個のレギュラーメモリセルMCまたは冗長メモリセルRMCからデータが読み出され、あるいは、これ等メモリセルMC、RMCにデータが書き込まれる。
コラムスイッチCSWは、ビット線BL、/BLにそれぞれ接続されている。コラムスイッチCSWは、コラム選択信号に応じてオンし、ビット線BL、/BLをセンスアンプSAに接続する。センスアンプSAは、コラムスイッチCSWを介してビット線BL、/BLから伝達される読み出しデータ信号の信号量を増幅する。センスアンプSAの数は、例えば、データ端子I/Oの数に等しい。
データ入出力制御回路I/OCは、読み出し動作時にビット線BL、/BLおよびコラムスイッチCSWを介してメモリセルMCまたはRMCから出力される読み出しデータ信号をデータ端子I/Oに出力する。また、データ入出力制御回路I/OCは、書き込み動作時にデータ端子I/Oで受ける書き込みデータ信号を、コラムスイッチCSWを介してメモリセルMCまたはRMCに出力する。動作制御回路CNTLは、コマンド信号CMDのデコードにより生成される動作制御信号に応じて、ワードデコーダWDEC、コラムデコーダCDEC、センスアンプSAおよびデータ入出力制御回路I/OCの動作を制御する制御信号(タイミング信号)を出力する。
図4は、図3に示したセルアレイARY0−2、RARYおよびサブ制御回路SUBCNTの詳細を示している。セルアレイARY0−2、RARYは、接続される仮想接地線VVSS0−3が異なることを除き、互いに同じ回路構成である。セルアレイARY0−2、RARYに接続されるサブ制御回路SUBCNTは、接続される仮想接地線VVSS0−3および受ける冗長信号RED0−3が異なることを除き、互いに同じ回路である。
セルアレイARY0(またはARY1−2、RARY)では、ワード線WLは、図の横方向に配列されるメモリセルMC(またはRMC)に接続され、ビット線対BL、/BLは、図の縦方向に配列されるメモリセルMC(またはRMC)に接続されている。なお、図では、縦方向に配列されるメモリセルMC、RMCの記載を省略している。各メモリセルMC、RMCは、一対のCMOSインバータ(反転回路)で構成され、相補の記憶ノードND1、ND2を有するラッチLTと、記憶ノードND1、ND2にソース・ドレインの一方が接続された一対のトランスファスイッチT1、T2(nMOSトランジスタ)とを有する。すなわち、レギュラーメモリセルMCと冗長メモリセルRMCの構造は、互いに同じである。
出力がノードND1に接続されたCMOSインバータは、負荷トランジスタL1(pMOSトランジスタ)および駆動トランジスタD1(nMOSトランジスタ)で構成される。出力がノードND2に接続されたCMOSインバータは、負荷トランジスタL2(pMOSトランジスタ)および駆動トランジスタD2(nMOSトランジスタ)で構成される。すなわち、メモリセルMC、RMCは、6トランジスタタイプのスタティックメモリセルである。レギュラーメモリセルMCの負荷トランジスタL1、L2のソース(電源端子)は、図中に黒い四角印で示した第2端子を介して電源線VDDに直接接続されている。レギュラーメモリセルMCの駆動トランジスタD1、D2のソース(接地端子)は、図中に黒い四角印で示した第1端子を介して仮想接地線VVSS0(またはVVSS−2;以下VVSSとも称する)に接続されている。同様に、冗長メモリセルRMCの負荷トランジスタL1、L2のソース(電源端子)は、図中に黒い四角印で示した第4端子を介して電源線VDDに直接接続されている。冗長メモリセルRMCの駆動トランジスタD1、D2のソース(接地端子)は、図中に黒い四角印で示した第3端子を介して仮想接地線VVSS3(以下VVSSとも称する)に接続されている。
サブ制御回路SUBCNTは、仮想接地線VVSS0(またはVVSS1−3)と接地線VSSの間に並列に配置されたnMOSトランジスタNM1、NM2と、nMOSトランジスタNM1のゲートに接続されたインバータINVとを有している。インバータINVは、冗長信号RED0(またはRED1−3;以下REDとも称する)の論理を反転して冗長信号/RED0(または/RED1−3;以下/REDとも称する)を出力する。nMOSトランジスタNM2は、ドレインとゲートが互いに接続されている。なお、実際の回路では、仮想接地線VVSSの電源抵抗を下げるために、多数のnMOSトランジスタNM1−2が、サブ制御回路SUBCNT内に配置される。
サブ制御回路SUBCNTは、低論理レベルの冗長信号REDを受けているときに、nMOSトランジスタNM1をオンし、仮想接地線VVSSを接地線VSSに接続する。サブ制御回路SUBCNTは、高論理レベルの冗長信号REDを受けているときに、nMOSトランジスタNM1をオフする。このとき、nMOSトランジスタNM2は、nMOSダイオードとして機能し、仮想接地線VVSSは、接地電圧VSSより所定値だけ高い電圧に設定される。ここで、所定値(図6に示すα)は、nMOSトランジスタNM2の閾値電圧に等しく、例えば、0.5Vである。
図5は、図2に示したプログラム回路PRGの動作を示している。図中の丸印は、ヒューズ回路FUSEのヒューズ(FS0、FS1)がプログラムされていないことを示す(未溶断)。図中のX印は、ヒューズ回路FUSEのヒューズがプログラムされていることを示す(溶断)。ヒューズ回路FUSEは、ヒューズがプログラムされていないときに高論理レベルHのヒューズ信号FS0(またはFS1)を出力し、ヒューズがプログラムされているときに低論理レベルLのヒューズ信号FS0(またはFS1)を出力する。
ヒューズ信号FS1−0の論理により示される2ビットの値は、不良のレギュラーセルアレイARY0−2を示している。但し、ヒューズ信号FS1−0の”3”(H、H)は、不良のセルアレイARY0−2が存在しないことを示す。このとき、冗長セルアレイRARYが擬似的に不良のセルアレイとして扱われる。
図3に示したヒューズデコーダFDECは、ヒューズ信号FS1−0に応じて冗長信号RED0−3のいずれかを高論理レベルHに設定し、残りの冗長信号REDを低論理レベルLに設定する。冗長信号RED0−3の末尾の数字は、不良のセルアレイARY0−2、RARYの番号を示している。例えば、冗長信号RED3が高論理レベルHのとき、冗長セルアレイRARYが、擬似的に不良のセルアレイBADARYとして扱われ、使用が禁止される。冗長信号RED2が高論理レベルHのとき、レギュラーセルアレイARY2が不良のセルアレイBADARYとして扱われ、使用が禁止される。
なお、冗長信号RED0−3は、不良のレギュラーセルアレイARYを冗長セルアレイRARYに置き換えるためにコラムデコーダCDECに供給される。例えば、コラムデコーダCDECは、高論理レベルHの冗長信号RED0を受けたとき、レギュラーセルアレイARY0に接続されたコラムスイッチCSWの使用を禁止し、冗長セルアレイRARYのコラムスイッチCSWを使用する。これにより、レギュラーセルアレイARY0の代わりに、冗長セルアレイRARYが動作する。すなわち、レギュラーセルアレイARY0は、冗長セルアレイRARYに置き換えられる。同様に、コラムデコーダCDECは、高論理レベルHの冗長信号RED1(またはRED2)を受けたときに、レギュラーセルアレイARY1(またはARY2)に接続されたコラムスイッチCSWの使用を禁止し、冗長セルアレイRARYのコラムスイッチCSWを使用する。さらに、コラムデコーダCDECは、高論理レベルHの冗長信号RED3を受けたとき、不良のレギュラーセルアレイARYが存在しないと判定し、冗長セルアレイRARYに接続されたコラムスイッチCSWの使用を禁止する。
図6は、第3の実施形態の動作を示している。図中の丸印は、セルアレイARYまたはRARYに不良が存在しないことを示す。図中の三角印は、冗長セルアレイRARYが擬似的に不良のセルアレイとして扱われることを示す。図中の×印は、不良のレギュラーセルアレイARYを示す。
レギュラーセルアレイARYに不良が存在しないとき(非冗長時)、冗長信号RED3が高論理レベルHに設定される。このとき、図4に示した電源制御回路PSCNTでは、レギュラーセルアレイARY0−2に対応するnMOSトランジスタNM1がオンし、冗長セルアレイRARYに対応するnMOSトランジスタNM1がオフする。これにより、仮想接地線VVSS0−2は、接地電圧VSS(第1電源電圧)に設定され、仮想接地線VVSS3は、電圧VSS+α(第2電源電圧)に設定される。ここで、αは、nMOSトランジスタNM2の閾値電圧を示す。
使用しない冗長セルアレイRARYに供給される接地電圧を高くすることで、冗長セルアレイRARYの冗長メモリセルRMCに供給される電源電圧VDD(第3電源電圧)と接地電圧の差は小さくなる。例えば、電源電圧VDDが1.2V、nMOSトランジスタNM2の閾値電圧が0.5Vのとき、上記差は、0.7Vになる。これにより、冗長メモリセルRMCの負荷トランジスタL1と駆動トランジスタD1を介して、電源線VDDから接地線VSSに流れるリーク電流(電源電流)を削減できる。
さらに、接地電圧を高くすることで、図4に示したメモリセルRMCの記憶ノードND1、ND2の電圧は、接地電圧VSS(0V)より高くなる。これにより、ワード線WLの非選択レベル(0V)の電圧は、記憶ノードND1−2の電圧に対して負の値になる。したがって、冗長メモリセルRMCがアクセスされないスタンバイ期間に、ビット線BL(または/BL)からトランスファスイッチT1(またはT2)およびノードND1(またはND2)を介して接地線VSSに流れるリーク電流(電源電流)を削減できる。
一方、例えば、レギュラーセルアレイARY1に不良が存在するとき(冗長時)、レギュラーセルアレイARY1の代わりに冗長セルアレイRARYを使用するために、冗長信号RED1が高論理レベルHに設定される。このとき、電源制御回路PSCNTでは、レギュラーセルアレイARY0、2および冗長セルアレイRARYに対応するnMOSトランジスタNM1がオンし、レギュラーセルアレイARY1に対応するnMOSトランジスタNM1がオフする。これにより、仮想接地線VVSS0、2、3は、接地電圧VSSに設定され、仮想接地線VVSS1は、電圧VSS+αに設定される。したがって、上述した非冗長時と同様に、不良のレギュラーセルアレイARY1のリーク電流(電源電流)を削減できる。この結果、メモリMEMの消費電流(特に、スタンバイ電流)を削減できる。
以上、第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、サブ制御回路SUBCNTをnMOSトランジスタNM1−2で構成することにより、仮想接地線VVSS0−3に供給する2種類の接地電圧を、接地電圧VSSのみを用いて生成できる。第2電源電圧(VSS+α)がサブ制御回路SUBCNT内で生成できるため、メモリMEMは、第2電源電圧を外部から受ける必要がない。この結果、メモリMEMが搭載されるシステムを簡易に設計できる。特に、システムの電源の設計を簡易にできる。
図7は、本発明の第4の実施形態を示している。第1および第3の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、電源制御回路PSCNTは、仮想電源線VVDD0−3に接続されている。すなわち、図8に示すように、各レギュラーメモリセルMCの電源端子(第1端子)は、仮想電源線VVDD0−2を介して電源線VDDに接続され、各レギュラーメモリセルMCの接地端子(第2端子)は、接地線VSSに直接接続されている。冗長メモリセルRMCの電源端子(第3端子)は、仮想電源線VVDD3を介して電源線VDDに接続され、冗長メモリセルRMCの接地端子(第4端子)は、接地線VSSに直接接続されている。その他の構成は、第3の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、スタティックRAM(以下、SRAMと称する)である。SRAMは、単独の半導体チップとして形成され、あるいは、CPU等のコントローラとともにシステムLSIに搭載されるSRAMマクロとして形成される。プログラム回路PRGの動作は、図5と同じである。
図8は、図7に示したセルアレイARY0−2、RARYおよびサブ制御回路SUBCNTの詳細を示している。第3の実施形態(図4)と同じ要素については、詳細な説明は省略する。セルアレイARY0−2、RARYは、接続される仮想電源線VVDD0−3が異なることを除き、互いに同じ回路構成である。すなわち、各メモリセルMC、RMCの電源端子(第1端子または第3端子)は、仮想電源線VVDD0(またはVVDD1−3)に接続され、各メモリセルMC、RMCの接地端子(第2端子または第4端子)は、接地線VSSに直接接続されている。また、この実施形態では、レギュラーセルアレイARY0−2、および冗長セルアレイRARYに接続されるサブ制御回路SUBCNTは、冗長信号RED0−3に応じて、電源線VDDと仮想電源線VVDD0−3の接続をそれぞれ制御する。サブ制御回路SUBCNTは、接続される仮想電源線VVDD0−3および受ける冗長信号RED0−3が異なることを除き、互いに同じ回路である。セルアレイARY0−2、RARYの構造およびメモリセルMC、RMCの構造は、第1の実施形態と同じである。
サブ制御回路SUBCNTは、仮想電源線VVDD0(またはVVDD1−3)と電源線VDDの間に並列に配置されたpMOSトランジスタPM1、PM2を有している。pMOSトランジスタPM1のゲートは、冗長信号RED0(またはRED1−3)を受けている。pMOSトランジスタPM2は、ドレインとゲートが互いに接続されている。なお、実際の回路では、仮想電源線VVDDの電源抵抗を下げるために、多数のpMOSトランジスタPM1−2が、サブ制御回路SUBCNT内に配置される。
サブ制御回路SUBCNTは、低論理レベルの冗長信号REDを受けているときに、pMOSトランジスタPM1をオンし、仮想電源線VVDDを電源線VDDに接続する。サブ制御回路SUBCNTは、高論理レベルの冗長信号REDを受けているときに、pMOSトランジスタPM1をオフする。このとき、pMOSトランジスタPM2は、pMOSダイオードとして機能し、仮想電源線VVDDは、電源線VDDより所定値だけ低い電圧に設定される。ここで、所定値(図9に示すα)は、pMOSトランジスタPM2の閾値電圧(例えば、−0.5V)の絶対値に等しく、例えば、0.5Vである。
図9は、第4の実施形態の動作を示している。図中の丸印等の記号の意味は、図6と同じである。図6と同じ動作については、詳細な説明は省略する。冗長信号RED0−3の論理は、第3の実施形態と同じである。
この実施形態では、レギュラーセルアレイARYに不良が存在しない非冗長時に、レギュラーセルアレイARY0−2に対応するpMOSトランジスタPM1がオンし、冗長セルアレイRARYに対応するpMOSトランジスタPM1がオフする。これにより、仮想電源線VVDD0−2は、電源電圧VDD(第1電源電圧)に設定され、仮想電源線VVDD3は、電圧VDD−α(第2電源電圧)に設定される。
使用しない冗長セルアレイRARYに供給される電源電圧を低くすることで、冗長セルアレイRARYの冗長メモリセルRMCに供給される電源電圧と接地電圧VSS(第3電源電圧)の差は小さくなる。例えば、電源電圧が1.2V、pMOSトランジスタPM2の閾値電圧が−0.5Vのとき、仮想電源線VVDD3は0.7Vになり、上記差は、0.7Vになる。これにより、第3の実施形態と同様に、冗長メモリセルRMCを介して、電源線VDDから接地線VSSに流れるリーク電流(電源電流)を削減できる。
一方、例えば、レギュラーセルアレイARY1に不良が存在するとき、冗長信号RED1が高論理レベルHに設定される。このとき、電源制御回路PSCNTでは、レギュラーセルアレイARY0、2および冗長セルアレイRARYに対応するpMOSトランジスタPM1がオンし、レギュラーセルアレイARY1に対応するpMOSトランジスタPM1がオフする。これにより、仮想電源線VVDD0、2、3は、電源電圧VDDに設定され、仮想電源線VVDD1は、電圧VDD−αに設定される。したがって、上述した非冗長時と同様に、不良のレギュラーセルアレイARY1のリーク電流(電源電流)を削減できる。この結果、メモリMEMの消費電流(特に、スタンバイ電流)を削減できる。
以上、第4の実施形態においても、第1および第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、サブ制御回路SUBCNTをpMOSトランジスタPM1−2で構成することにより、仮想電源線VVDD0−3に供給する2種類の電源電圧を、電源電圧VDDのみを用いて生成できる。したがって、簡易な回路で消費電流を削減できる。
図10は、本発明の第5の実施形態を示している。第1、第2および第3の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、電源制御回路PSCNTは、冗長信号RED0−3とともに、外部端子に供給されるスリープ信号SLPを受けて動作する。その他の構成は、第3の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、SRAMである。SRAMは、単独の半導体チップとして形成され、あるいは、CPU等のコントローラとともにシステムLSIに搭載されるSRAMマクロとして形成される。プログラム回路PRGの動作は、図5と同じである。スリープ信号SLPは、システムLSIに搭載される機能ブロックの消費電力を下げるために使用されてもよい。
メモリMEMをアクセスするコントローラは、セルアレイARYまたはRARYのアクセスが許可される通常動作モードNRML中に、スリープ信号SLPを低論理レベルに設定し、メセルアレイARYまたはRARYのアクセスが禁止されるスリープモードSLEEP(図12)中に、スリープ信号SLPを高論理レベルに設定する。メモリMEMは、高論理レベルのスリープ信号SLPを受けている間、消費電力が少ないスリープモードSLEEPにエントリする。スリープモードSLEEPは、スタンバイモードの一種である。
図11は、図10に示したセルアレイARY0−2、RARYおよびサブ制御回路SUBCNTの詳細を示している。第3の実施形態(図4)と同じ要素については、詳細な説明は省略する。セルアレイARY0−2、RARYの構造およびメモリセルMC、RMCの構造は、第1の実施形態と同じである。セルアレイARY0−2、RARYに接続されるサブ制御回路SUBCNTは、接続される仮想接地線VVSS0−3および受ける冗長信号RED0−3が異なることを除き、互いに同じ回路である。図中の黒い四角印は、メモリセルMC、RMCの電源端子を示している。
サブ制御回路SUBCNTは、第3の実施形態のサブ制御回路SUBCNTにNORゲートを追加して構成されている。NORゲートは、冗長信号RED0(またはRED1−3)とスリープ信号SLPのいずれかが高論理レベルのときに、制御信号NDA0(またはNDA1−3)を低論理レベルに設定する。すなわち、この実施形態では、対応するセルアレイARY0−2のいずれかが不良のセルアレイのとき、または対応する冗長セルアレイRARYが不良のセルアレイとして扱われるとき、またはスリープモードSLEEP中に、対応するnMOSトランジスタNM1はオフする。そして、仮想接地線VVSS0(またはVVSS1−3)は、電圧VSS+αに設定される。αは、nMOSトランジスタNM2の閾値電圧に等しく、例えば、0.5Vである。なお、実際の回路では、仮想接地線VVSSの電源抵抗を下げるために、多数のnMOSトランジスタNM1−2が、サブ制御回路SUBCNT内に配置される。
図12は、第5の実施形態の動作を示している。図中の丸印等の記号の意味は、図6と同じである。第3の実施形態(図6)と同じ動作については、詳細な説明は省略する。冗長信号RED0−3の論理は、第3の実施形態と同じである。
この実施形態では、第3の実施形態の動作(図6)にスリープモードSLEEPの動作が追加される。スリープ信号SLPが低論理レベルLの期間の動作(すなわち、通常動作モードNRMLの動作)は、図6の冗長信号/RED0−3が制御信号NDA0−3に置き換えられることを除き、第3の実施形態と同じである。すなわち、通常動作モードNRML中、アクセスされるセルアレイARYまたはRARYのメモリセルMCまたはRMCの電源端子(第2端子または第4端子)および接地端子(第1端子または第2端子)に、電源電圧VDD(第3電源電圧)および接地電圧VSS(第1電源電圧)がそれぞれ供給される。通常動作モードNRML中、制御信号NDA0−3の論理は、冗長信号/RED0−3の論理と同じである。
スリープモードSLEEP中(SLP=H)、全ての制御信号NDA0−3は、低論理レベルLに設定される。このため、冗長信号RED0−3の論理に関わりなく、全てのセルアレイARY0−2、RARYの仮想接地線VVSS0−3は、電圧VSS+α(第2電源電圧)に設定される。これにより、全てのセルアレイARY0−2、RARYのメモリセルMC、RMCの電源端子および接地端子にそれぞれ供給される電源電圧VDDと接地電圧の差は小さくなり、リーク電流(電源電流)は削減される。
以上、第5の実施形態においても、第1、第2および第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、スリープモードSLEEPを有するメモリMEMにおいて、スリープモードSLEEP中の消費電流(スタンバイ電流)を削減できる。さらに、冗長信号RED0−3による仮想接地線VVSS0−3の電源電圧の切り替えと、スリープ信号SLPによる仮想接地線VVSS0−3の電源電圧の切り替えとを、共通の電源制御回路PSCNTにより制御できる。この結果、メモリMEMの回路規模を削減でき、メモリMEMのチップサイズを削減できる。
図13は、本発明の第6の実施形態を示している。第1−第5の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、電源制御回路PSCNTは、冗長信号RED0−3とともに、外部端子に供給されるスリープ信号SLPを受けて動作する。その他の構成は、第4の実施形態と同じである。すなわち、電源制御回路PSCNTは、仮想電源線VVDD0−3に接続されている。また、半導体メモリMEMは、例えば、SRAMである。SRAMは、単独の半導体チップとして形成され、あるいは、CPU等のコントローラとともにシステムLSIに搭載されるSRAMマクロとして形成される。プログラム回路PRGの動作は、図5と同じである。スリープ信号SLPは、システムLSIに搭載される機能ブロックの消費電力を下げるために使用されてもよい。
メモリMEMをアクセスするコントローラは、セルアレイARYまたはRARYのアクセスが許可される通常動作モードNRML中に、スリープ信号SLPを低論理レベルに設定し、セルアレイARYまたはRARYのアクセスが禁止されるスリープモードSLEEP中に、スリープ信号SLPを高論理レベルに設定する。メモリMEMは、高論理レベルのスリープ信号SLPを受けている間、消費電力が少ないスリープモードSLEEPにエントリする。
図14は、図13に示したセルアレイARY0−2、RARYおよびサブ制御回路SUBCNTの詳細を示している。第3および第4の実施形態(図4および図8)と同じ要素については、詳細な説明は省略する。セルアレイARY0−2、RARYは、接続される仮想電源線VVDD0−3が異なることを除き、互いに同じ回路構成である。すなわち、各メモリセルMC、RMCの電源端子(第1端子、第3端子)は、仮想電源線VVDD0(またはVVDD1−3)に接続され、各メモリセルMC、RMCの接地端子(第2端子、第4端子)は、接地線VSSに直接接続されている。サブ制御回路SUBCNTは、接続される仮想電源線VVDD0−3および受ける冗長信号RED0−3が異なることを除き、互いに同じ回路である。セルアレイARY0−2、RARYの構造およびメモリセルMC、RMCの構造は、第1の実施形態と同じである。図中の黒い四角印は、メモリセルMC、RMCの電源端子を示している。
サブ制御回路SUBCNTは、第4の実施形態のサブ制御回路SUBCNTにOR回路を追加して構成されている。OR回路は、NANDゲートと、NANDゲートの入力にそれぞれ接続されるインバータINVにより構成される。
OR回路は、冗長信号RED0(またはRED1−3)とスリープ信号SLPのいずれかが高論理レベルのときに、制御信号NDA0(またはNDA1−3)を高論理レベルに設定する。すなわち、この実施形態では、対応するセルアレイARY0−2のいずれかが不良のセルアレイのとき、または対応する冗長セルアレイRARYが不良のセルアレイとして扱われるとき、またはスリープモードSLEEP中に、pMOSトランジスタPM1はオフする。そして、仮想電源線VVDD0(またはVVDD1−3)は、電圧VSS−αに設定される。αは、pMOSトランジスタPM2の閾値電圧の絶対値に等しく、例えば、0.5Vである。なお、実際の回路では、仮想接地線VVSSの電源抵抗を下げるために、多数のpMOSトランジスタPM1−2が、サブ制御回路SUBCNT内に配置される。
図15は、第6の実施形態の動作を示している。図中の丸印等の記号の意味は、図6と同じである。第4の実施形態(図9)と同じ動作については、詳細な説明は省略する。冗長信号RED0−3の論理は、第3の実施形態と同じである。
この実施形態では、第4の実施形態の動作(図9)にスリープモードSLEEPの動作が追加される。スリープ信号SLPが低論理レベルLの期間の動作(すなわち、通常動作モードNRMLの動作)は、第4の実施形態と同じである。すなわち、通常動作モードNRML中、アクセスされるセルアレイARYまたはRARYのメモリセルMCまたはRMCの電源端子(第2端子または第4端子)および接地端子(第1端子または第2端子)に、電源電圧VDD(第1電源電圧)および接地電圧VSS(第3電源電圧)がそれぞれ供給される。アクセスが禁止されるセルアレイARYまたはRARYのメモリセルMCまたはRMCの電源端子および接地端子に、電源電圧VDD−α(第2電源電圧)および接地電圧VSS(第3電源電圧)がそれぞれ供給される。通常動作モードNRML中、制御信号NDA0−3の論理は、冗長信号/RED0−3の反転論理である。
スリープモードSLEEP中(SLPP=H)、全ての制御信号NDA0−3は、高論理レベルHに設定される。このため、冗長信号RED0−3の論理に関わりなく、全てのセルアレイARY0−2、RARYの仮想電源線VVDD0−3は、電圧VDD−α(第2電源電圧)に設定される。これにより、全てのセルアレイARY0−2、RARYのメモリセルMC、RMCに供給される電源電圧と接地電圧の差は小さくなり、リーク電流(電源電流)は削減される。以上、第6の実施形態においても、第1−第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図16は、本発明の第7の実施形態におけるセルアレイARY0−2、RARYおよびサブ制御回路SUBCNTの詳細を示している。第1および第3の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、電源制御回路PSCNTのサブ制御回路SUBCNTが、第3の実施形態(図4)と相違している。その他の構成は、第3の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、SRAMである。SRAMは、単独の半導体チップとして形成され、あるいは、CPU等のコントローラとともにシステムLSIに搭載されるSRAMマクロとして形成される。プログラム回路PRGの動作は、図5と同じである。図中の黒い四角印は、メモリセルMC、RMCの電源端子を示している。
各メモリセルMC、RMCの電源端子(第2端子、第4端子)は、電源線VDDに直接接続され、各メモリセルMC、RMCの接地端子(第1端子、第3端子)は、仮想接地線VVSS0(またはVVSS1−3)に接続されている。サブ制御回路SUBCNTは、第3の実施形態のサブ制御回路SUBCNT(図4)からnMOSトランジスタNM2を削除して構成されている。この実施形態では、冗長信号RED0(またはRED1−3)が低論理レベルのとき、nMOSトランジスタNM1はオフする。これにより、仮想接地線VVSS0(またはVVSS1−3)はオープン状態(フローティング状態)になる。
図17は、第7の実施形態の動作を示している。図中の丸印等の記号の意味は、図6と同じである。第3の実施形態(図6)と同じ動作については、詳細な説明は省略する。冗長信号RED0−3の論理は、第3の実施形態と同じである。図17と図6の違いは、図6における仮想接地線VVSS3、VVSS1が、電圧VSS+αではなく、オープンOPENになる点である。その他の状態は、図6と同じである。この実施形態では、使用しないセルアレイARY(ARY0−2、RARYのいずれか)のメモリセルMCまたはRMCの接地端子をオープンにすることで、使用しないセルアレイARYまたはRARYのメモリセルMCまたはRMCに流れるリーク電流(電源電流)をほぼゼロにできる。以上、第7の実施形態においても、第1および第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、メモリMEMの消費電流(特に、スタンバイ電流)を大幅に削減できる。
図18は、本発明の第8の実施形態におけるセルアレイARY0−2、RARYおよびサブ制御回路SUBCNTの詳細を示している。第1、第3および第4の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、電源制御回路PSCNTのサブ制御回路SUBCNTが、第4の実施形態(図8)と相違している。その他の構成は、第4の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、SRAMである。SRAMは、単独の半導体チップとして形成され、あるいは、CPU等のコントローラとともにシステムLSIに搭載されるSRAMマクロとして形成される。プログラム回路PRGの動作は、図5と同じである。図中の黒い四角印は、メモリセルMC、RMCの電源端子を示している。
各メモリセルMC、RMCの電源端子(第1端子、第3端子)は、仮想電源線VVDD0(またはVVDD1−3)に接続され、各メモリセルMC、RMCの接地端子(第2端子、第4端子)は、接地線VSSに直接接続されている。サブ制御回路SUBCNTは、第4の実施形態のサブ制御回路SUBCNT(図8)からpMOSトランジスタPM2を削除して構成されている。この実施形態では、冗長信号RED0(またはRED1−3)が高論理レベルのとき、pMOSトランジスタPM1はオフする。これにより、仮想電源線VVDD0(またはVDD1−3)はオープン状態(フローティング状態)になる。
図19は、第8の実施形態の動作を示している。図中の丸印等の記号の意味は、図6と同じである。第4の実施形態(図9)と同じ動作については、詳細な説明は省略する。冗長信号RED0−3の論理は、第3の実施形態と同じである。図19と図9の違いは、図9における仮想電源線VVDD3、VVDD1が、電圧VDD−αではなく、オープンOPENになる点である。その他の状態は、図9と同じである。この実施形態では、使用しないセルアレイARY(ARY0−2、RARYのいずれか)のメモリセルMCまたはRMCの電源端子をオープンにすることで、使用しないセルアレイARYまたはRARYのメモリセルMCまたはRMCに流れるリーク電流(電源電流)をほぼゼロにできる。以上、第8の実施形態においても、第1、第3および第4の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、メモリMEMの消費電流(特に、スタンバイ電流)を大幅に削減できる。
図20は、本発明の第9の実施形態におけるセルアレイARY0−2、RARYおよびサブ制御回路SUBCNTの詳細を示している。第1、第2、第3、第5および第7の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、電源制御回路PSCNTのサブ制御回路SUBCNTが、第5の実施形態(図11)と相違している。その他の構成は、第5の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、SRAMである。SRAMは、単独の半導体チップとして形成され、あるいは、CPU等のコントローラとともにシステムLSIに搭載されるSRAMマクロとして形成される。プログラム回路PRGの動作は、図5と同じである。図中の黒い四角印は、メモリセルMC、RMCの電源端子を示している。
各メモリセルMC、RMCの電源端子(第2端子、第4端子)は、電源線VDDに直接接続され、各メモリセルMC、RMCの接地端子(第1端子、第3端子)は、仮想接地線VVSS0(またはVVSS1−3)に接続されている。サブ制御回路SUBCNTは、第5の実施形態のサブ制御回路SUBCNTにnMOSトランジスタNM3を追加して構成されている。nMOSトランジスタNM3は、nMOSトランジスタNM2のソースと接地線VSSの間に配置される。nMOSトランジスタNM3のゲートは、インバータINVを介して冗長信号RED0(またはRED1−3)の反転論理/RED0(または/RED1−3)を受けている。この実施形態では、冗長信号RED0(またはRED1−3)が高論理レベルのとき、nMOSトランジスタNM1、NM3はともにオフする。これにより、仮想接地線VVSS0(またはVVSS1−3)はオープン状態(フローティング状態)になる。
図21は、第9の実施形態の動作を示している。図中の丸印等の記号の意味は、図6と同じである。第5の実施形態(図12)と同じ動作については、詳細な説明は省略する。冗長信号RED0−3の論理は、第3の実施形態と同じである。図21と図12の違いは、図12における仮想接地線VVSS3、VVSS1が、電圧VSS+αではなく、オープンOPENになる点である。その他の状態は、図12と同じである。この実施形態では、使用しないセルアレイARY(ARY0−2、RARYのいずれか)のメモリセルMCまたはRMCの接地端子をオープンにすることで、使用しないセルアレイARYまたはRARYのメモリセルMCまたはRMCに流れるリーク電流(電源電流)をほぼゼロにできる。以上、第9の実施形態においても、第1、第2、第3、第5および第7の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、スリープモードSLEEPを有するメモリMEMにおいて、スリープモードSLEEP中の消費電流をさらに削減できる。
図22は、本発明の第10の実施形態におけるセルアレイARY0−2、RARYおよびサブ制御回路SUBCNTの詳細を示している。第1−第4、第6および第8の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、電源制御回路PSCNTのサブ制御回路SUBCNTが、第6の実施形態(図14)と相違している。その他の構成は、第6の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、SRAMである。SRAMは、単独の半導体チップとして形成され、あるいは、CPU等のコントローラとともにシステムLSIに搭載されるSRAMマクロとして形成される。プログラム回路PRGの動作は、図5と同じである。図中の黒い四角印は、メモリセルMC、RMCの電源端子を示している。
各メモリセルMC、RMCの電源端子(第1端子、第3端子)は、仮想電源線VVDD0(またはVVDD1−3)に接続され、各メモリセルMC、RMCの接地端子(第2端子、第4端子)は、接地線VSSに直接接続されている。サブ制御回路SUBCNTは、第6の実施形態のサブ制御回路SUBCNTにpMOSトランジスタPM3を追加して構成されている。pMOSトランジスタPM3は、pMOSトランジスタPM2のソースと電源線VDDの間に配置される。pMOSトランジスタPM3のゲートは、冗長信号RED0(またはRED1−3)を受けている。この実施形態では、冗長信号RED0(またはRED1−3)が高論理レベルのとき、pMOSトランジスタPM1、PM3はともにオフする。これにより、仮想電源線VVDD0(またはVDD1−3)はオープン状態(フローティング状態)になる。
図23は、第10の実施形態の動作を示している。図中の丸印等の記号の意味は、図6と同じである。第6の実施形態(図15)と同じ動作については、詳細な説明は省略する。冗長信号RED0−3の論理は、第3の実施形態と同じである。図19と図15の違いは、図15における仮想電源線VVDD3、VVDD1が、電圧VDD−αではなく、オープンOPENになる点である。その他の状態は、図15と同じである。この実施形態では、使用しないセルアレイARY(ARY0−2、RARYのいずれか)のメモリセルMCまたはRMCの電源端子をオープンにすることで、使用しないセルアレイARYまたはRARYのメモリセルMCまたはRMCに流れるリーク電流(電源電流)をほぼゼロにできる。以上、第10の実施形態においても、第1−第4、第6および第8の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、スリープモードSLEEPを有するメモリMEMにおいて、スリープモードSLEEP中の消費電流をさらに削減できる。
図24は、本発明の第11の実施形態を示している。第1−第3および第5の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、スリープ信号SLPは、外部端子を介して供給されるのではなく、コマンドデコーダCMDECから出力される。その他の構成は、第5の実施形態(図10、図11)と同じである。この実施形態の動作は、図12と同じである。
コマンドデコーダCMDECは、第3の実施形態の機能に加えて、コマンド端子に供給されるスリープエントリコマンドおよびスリープイクジットコマンドをデコードする機能を有している。CMDECは、スリープエントリコマンドを受けたときに、スリープ信号SLPを高論理レベルに設定し、スリープイクジットコマンドを受けたときに、スリープ信号SLPを低論理レベルに設定する。
メモリMEMをアクセスするコントローラは、セルアレイARYまたはRARYのアクセスが許可される通常動作モードNRML中に、スリープエントリコマンドをメモリMEMに供給し、メモリMEMを消費電力が少ないスリープモードにエントリする。また、コントローラは、メモリMEMのアクセスが禁止されるスリープモードSLEEP中に、スリープイクジットコマンドをメモリMEMに供給し、メモリMEMをスリープモードから通常動作モードNRMLに移行する。
以上、第11の実施形態においても、第1−第3および第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、コマンド信号CMDに応じてスリープモードSLEEPにエントリするメモリMEMにおいても、消費電流(スタンバイ電流)を削減できる。また、スリープ信号SLPを受ける外部端子が不要になるため、メモリMEMのチップサイズを小さくできる。
なお、上述した第2−第11の実施形態では、サブ制御回路SUBCNT内で第2電源電圧(電圧VSS+αまたは電圧VDD−α)を生成する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、第2電源電圧は、第1および第3電源電圧とともに、外部電源端子を介してメモリMEMの外部から供給されてもよい。
上述した実施形態では、本発明を6トランジスタタイプのメモリセルMC、RMCを有するSRAMに適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を、8トランジスタタイプのメモリセルを有する2ポートSRAMに適用してもよい。
上述した第11の実施形態におけるスリープ信号SLPをコマンド信号CMDに応じて生成する手法は、第5、第6、第9および第10の実施形態に適用可能である。この場合、スリープ信号SLPを受ける外部端子は不要になり、メモリMEMのチップサイズを小さくできる。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
第1または第2電源電圧と、第3電源電圧とが供給されるレギュラーメモリセルを有するレギュラセルアレイと、
前記第1または第2電源電圧と、前記第3電源電圧とが供給される冗長メモリセルを有する冗長セルアレイと、
前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイへの前記第1または第2電源電圧の供給を制御する電源制御回路とを備え、
前記第2電源電圧と前記第3電源電圧の差は、前記第1電源電圧と前記第3電源電圧の差より小さく、
前記電源制御回路は、前記メモリセルのアクセスを許可する通常動作モード中に、前記冗長セルアレイが使用されないときに、前記レギュラセルアレイに前記第1電源電圧を供給し、前記冗長セルアレイに前記第2電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)
付記1に記載の半導体メモリにおいて、
前記制御回路は、前記通常動作モード中に、前記冗長セルアレイが使用されるときに、不良のレギュラーセルアレイに前記第2電源電圧を供給し、前記冗長セルアレイに前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
(付記3)
付記2記載の半導体メモリにおいて、
前記電源制御回路は、前記セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有し、
前記各サブ制御回路は、対応するセルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、前記第1電源電圧の供給を停止し、前記第2電源電圧を供給し、前記冗長信号を受けないときに、前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
(付記4)
付記3記載の半導体メモリにおいて、
前記レギュラーメモリセルは、前記第1または第2電源電圧が供給される第1端子と、第3電源電圧が供給される第2端子を有し、
前記冗長メモリセルは、前記第1または第2電源電圧が供給される第3端子と、第3電源電圧が供給される第4端子を有し、
前記各サブ制御回路は、
ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインが前記第1端子および第3端子に接続され、ゲートで前記冗長信号を受ける第1トランジスタと、
ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインおよびゲートが、前記第1端子および第3端子に接続された第2トランジスタとを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記5)
付記2記載の半導体メモリにおいて、
前記電源制御回路は、前記メモリセルのアクセスを禁止するスリープモード中に、前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイに前記第2電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
(付記6)
付記5記載の半導体メモリにおいて、
前記電源制御回路は、前記セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有し、
前記各サブ制御回路は、前記スリープモードを示すスリープ信号または対応するセルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、前記第1電源電圧の供給を停止し、前記第2電源電圧を供給し、前記スリープ信号および前記冗長信号を受けないときに、前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
(付記7)
付記6記載の半導体メモリにおいて、
前記レギュラーメモリセルは、前記第1または第2電源電圧が供給される第1端子と、第3電源電圧が供給される第2端子とを有し、
前記冗長メモリセルは、前記第1または第2電源電圧が供給される第3端子と、第3電源電圧が供給される第4端子とを有し、
前記各サブ制御回路は、
ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインが前記第1端子および第3端子に接続され、ゲートで前記スリープ信号および前記冗長信号のオア論理を受ける第1トランジスタと、
ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインおよびゲートが、前記第1端子および第3端子に接続された第2トランジスタとを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記8)
第1電源電圧と第3電源電圧とが供給されるレギュラーメモリセルを有するレギュラセルアレイと、
前記第1電源電圧と前記第3電源電圧とが供給される冗長メモリセルを有する冗長セルアレイと、
前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイへの前記第1電源電圧の供給を制御する電源制御回路とを備え、
前記電源制御回路は、前記メモリセルのアクセスを許可する通常動作モード中に、前記冗長セルアレイが使用されないときに、前記レギュラセルアレイに前記第1電源電圧を供給し、前記冗長セルアレイへの前記第1電源電圧の供給を停止することを特徴とする半導体メモリ。
(付記9)
付記8に記載の半導体メモリにおいて、
前記電源制御回路は、前記冗長セルアレイが使用されるときに、不良のレギュラセルアレイへの前記第1電源電圧の供給を停止し、前記冗長セルアレイに前記第1電源電圧を供給する半導体メモリ。
(付記10)
付記9記載の半導体メモリにおいて、
前記電源制御回路は、前記セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有し、
前記各サブ制御回路は、対応するセルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、前記第1電源電圧の供給を停止し、前記冗長信号を受けないときに、前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
(付記11)
付記10記載の半導体メモリにおいて、
前記レギュラーメモリセルは、前記第1電源電圧が供給される第1端子と、第3電源電圧が供給される第2端子とを有し、
前記冗長メモリセルは、前記第1電源電圧が供給される第3端子と、第3電源電圧が供給される第4端子とを有し、
前記各サブ制御回路は、
ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインが前記第1端子および第3端子に接続され、ゲートで前記冗長信号を受ける第1トランジスタを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記12)
付記9記載の半導体メモリにおいて、
前記電源制御回路は、前記メモリセルのアクセスを禁止するスリープモード中に、前記冗長セルアレイが使用されないときに、前記レギュラセルアレイに第2電源電圧を供給し、前記冗長セルアレイへの前記第1および第2電源電圧の供給を停止し、前記冗長セルアレイが使用されるときに、前記不良のレギュラセルアレイへの前記第1および第2電源電圧の供給を停止し、前記冗長セルアレイに前記第2電源電圧を供給し、
前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイは、前記第1電源電圧または第2電源電圧を前記第1端子および第3端子で受け、
前記第2電源電圧と前記第3電源電圧の差は、前記第1電源電圧と前記第3電源電圧の差より小さいことを特徴とする半導体メモリ。
(付記13)
付記12記載の半導体メモリにおいて、
前記電源制御回路は、前記セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有し、
前記各サブ制御回路は、対応するセルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、前記第1および第2電源電圧の供給を停止し、前記スリープモードを示すスリープ信号のみを受けたときに前記第2電源電圧を供給し、前記スリープ信号および前記冗長信号を受けないときに、前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
(付記14)
付記13記載の半導体メモリにおいて、
前記レギュラーメモリセルは、前記第1電源電圧が供給される第1端子と、第3電源電圧が供給される第2端子とを有し、
前記冗長メモリセルは、前記第1電源電圧が供給される第3端子と、第3電源電圧が供給される第4端子とを有し、
前記各サブ制御回路は、
ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインが前記第1端子および第3端子に接続され、ゲートで前記スリープ信号および前記冗長信号のオア論理を受ける第1トランジスタと、
ドレインおよびゲートが前記第1端子および第3端子に接続された第2トランジスタと、
ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインが前記第2トランジスタのソースに接続され、ゲートで前記冗長信号を受ける第3トランジスタとを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記15)
付記4、付記7および付記14のいずれか1項記載の半導体メモリにおいて、
前記第1および第2トランジスタは、前記第1端子または前記第3端子に接続されたnMOSトランジスタであり、
前記第1電源電圧は、前記第3電源電圧より低く、
前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイは、前記レギュラーメモリセルおよび冗長メモリセルに接続されたワード線およびビット線を備え、
前記各レギュラーメモリセルおよび冗長メモリセルは、
前記第1および第2端子、または第3および第4端子に接続された一対の反転回路で構成されたラッチと、
ソースおよびドレインの一方および他方が前記ラッチの相補の記憶ノードの一方および前記ビット線に接続され、ゲートが前記ワード線に接続されたnMOSトランジスタで構成された一対のトランスファスイッチとを備え、
前記ワード線の非選択レベルは、前記第1電源電圧に等しいことを特徴とする半導体メモリ。
(付記16)
付記4、付記7および付記14のいずれか1項記載の半導体メモリにおいて、
前記第1および第2トランジスタは、前記第1端子または前記第3端子に接続されたpMOSトランジスタであることを特徴とする半導体メモリ。
(付記17)
付記3、付記6、付記10および付記13のいずれか1項記載の半導体メモリにおいて、
前記不良のレギュラセルアレイの有無に応じてプログラムされ、プログラム状態に応じて前記冗長信号を出力するプログラム回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、不良のセルアレイを救済するための冗長セルアレイを有する半導体メモリに適用可能である。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態を示すブロック図である。 図3に示したセルアレイおよびサブ制御回路の詳細を示す回路図である。 図2に示したプログラム回路の動作を示す説明図である。 第3の実施形態の動作を示す説明図である。 本発明の第4の実施形態を示すブロック図である。 図7に示したセルアレイおよびサブ制御回路の詳細を示す回路図である。 第4の実施形態の動作を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態を示すブロック図である。 図10に示したセルアレイおよびサブ制御回路の詳細を示す回路図である。 第5の実施形態の動作を示す説明図である。 本発明の第6の実施形態を示すブロック図である。 図13に示したセルアレイおよびサブ制御回路の詳細を示す回路図である。 第6の実施形態の動作を示す説明図である。 第7の実施形態のセルアレイおよびサブ制御回路の詳細を示す回路図である。 第7の実施形態の動作を示す説明図である。 第8の実施形態のセルアレイおよびサブ制御回路の詳細を示す回路図である。 第8の実施形態の動作を示す説明図である。 第9の実施形態のセルアレイおよびサブ制御回路の詳細を示す回路図である。 第9の実施形態の動作を示す説明図である。 第10の実施形態のセルアレイおよびサブ制御回路の詳細を示す回路図である。 第10の実施形態の動作を示す説明図である。 本発明の第11の実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
ADEC‥アドレスデコーダ;ARY、ARY0−2‥レギュラーセルアレイ;CDEC‥コラムデコーダ;CMDEC‥コマンドデコーダ;CNTL‥動作制御回路;CSW‥コラムスイッチ;I/OC‥データ入出力制御回路;MEM‥半導体メモリ;MC‥レギュラーメモリセル;PRE‥プリチャージ回路;PRG‥プログラム回路;PS1‥第1電源電圧;PS2‥第2電源電圧;PS3‥第3電源電圧;PSCNT‥電源制御回路;RARY‥冗長セルアレイ;RED0−3、REDa、REDb‥冗長信号;RMC‥冗長メモリセル;SA‥センスアンプ;SLP‥スリープ信号;SUBCNT‥サブ制御回路;WDEC‥ワードデコーダ

Claims (10)

  1. 第1または第2電源電圧と、第3電源電圧とが供給されるレギュラーメモリセルを有するレギュラセルアレイと、
    前記第1または第2電源電圧と、前記第3電源電圧とが供給される冗長メモリセルを有する冗長セルアレイと、
    前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイへの前記第1または第2電源電圧の供給を制御する電源制御回路とを備え、
    前記第2電源電圧と前記第3電源電圧の差は、前記第1電源電圧と前記第3電源電圧の差より小さく、
    前記電源制御回路は、前記メモリセルのアクセスを許可する通常動作モード中に、前記冗長セルアレイが使用されないときに、前記レギュラセルアレイに前記第1電源電圧を供給し、前記冗長セルアレイに前記第2電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
  2. 請求項1に記載の半導体メモリにおいて、
    前記制御回路は、前記通常動作モード中に、前記冗長セルアレイが使用されるときに、不良のレギュラーセルアレイに前記第2電源電圧を供給し、前記冗長セルアレイに前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
  3. 請求項2記載の半導体メモリにおいて、
    前記電源制御回路は、前記セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有し、
    前記各サブ制御回路は、対応するセルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、前記第1電源電圧の供給を停止し、前記第2電源電圧を供給し、前記冗長信号を受けないときに、前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
  4. 請求項3記載の半導体メモリにおいて、
    前記レギュラーメモリセルは、前記第1または第2電源電圧が供給される第1端子と、第3電源電圧が供給される第2端子を有し、
    前記冗長メモリセルは、前記第1または第2電源電圧が供給される第3端子と、第3電源電圧が供給される第4端子を有し、
    前記各サブ制御回路は、
    ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインが前記第1端子および第3端子に接続され、ゲートで前記冗長信号を受ける第1トランジスタと、
    ソースで前記第1電源電圧を受け、ドレインおよびゲートが、前記第1端子および第3端子に接続された第2トランジスタとを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項2記載の半導体メモリにおいて、
    前記電源制御回路は、前記メモリセルのアクセスを禁止するスリープモード中に、前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイに前記第2電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
  6. 第1電源電圧と第3電源電圧とが供給されるレギュラーメモリセルを有するレギュラセルアレイと、
    前記第1電源電圧と前記第3電源電圧とが供給される冗長メモリセルを有する冗長セルアレイと、
    前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイへの前記第1電源電圧の供給を制御する電源制御回路とを備え、
    前記電源制御回路は、前記メモリセルのアクセスを許可する通常動作モード中に、前記冗長セルアレイが使用されないときに、前記レギュラセルアレイに前記第1電源電圧を供給し、前記冗長セルアレイへの前記第1電源電圧の供給を停止することを特徴とする半導体メモリ。
  7. 請求項6に記載の半導体メモリにおいて、
    前記電源制御回路は、前記冗長セルアレイが使用されるときに、不良のレギュラセルアレイへの前記第1電源電圧の供給を停止し、前記冗長セルアレイに前記第1電源電圧を供給する半導体メモリ。
  8. 請求項7記載の半導体メモリにおいて、
    前記電源制御回路は、前記セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有し、
    前記各サブ制御回路は、対応するセルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、前記第1電源電圧の供給を停止し、前記冗長信号を受けないときに、前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
  9. 請求項7記載の半導体メモリにおいて、
    前記電源制御回路は、前記メモリセルのアクセスを禁止するスリープモード中に、前記冗長セルアレイが使用されないときに、前記レギュラセルアレイに第2電源電圧を供給し、前記冗長セルアレイへの前記第1および第2電源電圧の供給を停止し、前記冗長セルアレイが使用されるときに、前記不良のレギュラセルアレイへの前記第1および第2電源電圧の供給を停止し、前記冗長セルアレイに前記第2電源電圧を供給し、
    前記レギュラセルアレイおよび前記冗長セルアレイは、前記第1電源電圧または第2電源電圧を前記第1端子および第3端子で受け、
    前記第2電源電圧と前記第3電源電圧の差は、前記第1電源電圧と前記第3電源電圧の差より小さいことを特徴とする半導体メモリ。
  10. 請求項9記載の半導体メモリにおいて、
    前記電源制御回路は、前記セルアレイにそれぞれ対応するサブ制御回路を有し、
    前記各サブ制御回路は、対応するセルアレイの使用の禁止を示す冗長信号を受けたときに、前記第1および第2電源電圧の供給を停止し、前記スリープモードを示すスリープ信号のみを受けたときに前記第2電源電圧を供給し、前記スリープ信号および前記冗長信号を受けないときに、前記第1電源電圧を供給することを特徴とする半導体メモリ。
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