JP2009036712A - 地図表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地図情報を表示する際に、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすく表示する技術を提供すること。
【解決手段】制御装置が、当該ナビゲーション装置が搭載される車両の状況を判定し、判定された車両の状況に適した表示優先度表を選択し、選択された表示優先度表に定められた各名称データの種別ごとの優先度に従って、その種別の優先度が高い名称データを優先的に表示装置および後席用表示装置に表示させる。なお、名称データ同士が重なり合う場合には、重なり回避処理を実行してその重なり合いを解消する。このことにより、地図データを表示する際に、ユーザにとって有益な名称データを確認しやすく表示することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、地図情報を表示する際に、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすく表示する技術に関する。
従来のナビゲーション装置等における地図表示方法としては、地図ディスクなどの地図データ記憶媒体から地図データ(背景データ、道路データ、名称データ等)を読み込み、予め定められた描画順序に基づいて、例えば、まず背景データを用いて背景オブジェクトを描画し、続いて道路データを用いて道路オブジェクトを描画し、最後に名称データを用いて名称オブジェクトを描画して地図画像を形成し、その形成した地図画像を表示装置に表示させていた(例えば、特許文献1参照)。
このようなナビゲーション装置においては、地図表示を行う際に、一般的な観点から、重要度の高い施設の名称や公共性の高い施設の名称、利用者が多い施設の名称、道路に付随する場所の名称などが選択されて地図上に表示されている。つまり、カーナビゲーションシステムの本質的な役割は、運転を補助することであるにもかかわらず、そこで表示される情報の表示有無を判定する基準は、地理情報を得るという観点から名称を記されている一般的な“地図”とほぼ同様であった。
そこで、このような利用者が得たい情報と、実際に表示される情報との差を縮めるために、次のような様々な工夫がなされている。すなわち、特許文献2に記載の地図表示装置では、施設ごとに設定された優先度を一覧にした表示優先度表を記憶手段に予め記憶しておき、地図画像を生成する際に、その表示優先度表を参照して、優先度の高い施設の名称を地図画像中に描画し、その地図画像を表示する(例えば、特許文献2参照)。また、特許文献3に記載の案内装置では、主に車速に応じて地図に表示される建物の形状や道路の表示を制限している(例えば、特許文献3参照)。
特開平6−331371号公報 特開2006−23495号公報 特開2002−39780号公報
しかし、特許文献1に記載の地図表示方法においては、一般的な観点から選択された施設などの名称が、ユーザにとって有益な情報であるとは限らないという問題があった。
また、特許文献2に記載の地図表示装置においては、施設ごとに設定された優先度を一覧にした表示優先度表を記憶手段に予め記憶しているため、重なりの順序を地図製作者の意図通りにするものであり、このような一般的な観点から選択された施設などの名称が地図上に表示されても、ユーザにとって有益な情報であるとは限らない。
また、特許文献3に記載の案内装置では、主に車速に応じて地図に表示される建物の形状や道路の表示を制限しており、このような一般的な観点から選択された施設などの名称が地図上に表示されても、ユーザにとって有益な情報であるとは限らない。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、地図情報を表示する際に、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすく表示する技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る地図表示装置は、「車両状況が変化した場合に、名称情報の種別ごとに優先度が設定された複数の優先度表から車両状況に適したものを選択し、その選択した優先度表に基づき、種別の優先度が高い名称情報を優先的に表示させること」を特徴とする。
具体的には、上述の地図表示装置(100:この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄で用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)においては、地図情報取得手段(6)が、名称情報を含む地図情報を取得可能であり、表示手段(10a、10b)が、地図情報取得手段が取得した地図情報の一部を表示可能である。そして、表示制御手段(8)が、地図情報取得手段が取得した地図情報の一部を表示手段に表示させる。また、優先度表記憶手段(8)が優先度表を記憶する。なお、この優先度表は、表示手段が地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が地図上で重なり合うときに、優先的に表示させる名称情報をその種別ごとに特定のルールに従って順位付けした表である。さらに、車両状況判定手段(8)が、当該地図情報装置が搭載される車両の状況を判定し、選択手段(8)が、車両状況判定手段によって判定された車両の状況に適した優先度表を優先度表記憶手段が記憶する優先度表から選択する。さらに、表示制御手段が、選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、その種別の優先度が高い名称情報を優先的に表示させる。
このように構成された本発明の地図情報装置によれば、選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、その種別の優先度が高い名称情報を優先的に表示させる。このことにより、地図を表示する際に、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすく表示することができる。
なお、名称情報の具体例としては、地名や地形名、施設の名称などが挙げられる。また、上述の車両の状況の変化の具体例としては、経路が設定されたときや、高速道路や有料道路に入ったとき、連続運転時間が所定時間を越えたとき、観光地などの地点から所定距離内のエリアに入ったときなどが考えられる。
また、上述の優先度表としては、主婦やシニア、若者などの利用者による種別に応じて特徴付けた表をそれぞれ用意することが考えられる。また、休日利用時や通勤利用時などの利用者の運転目的による種別に応じて特徴付けた優先度表をそれぞれ用意してもよい。さらに、一般道路や細街路、高速道路、有料道路などの道路の種別に応じて特徴付けた優先度表をそれぞれ用意してもよい。
ところで、上述のように、表示手段が地図情報取得手段によって取得された地図情報の一部を表示する場合には、複数の名称情報同士が重なり合い、ユーザにとって名称情報が確認しづらいことがある。そこで、このように複数の名称情報同士が重なり合う場合にはその重なり合いを解消することが考えられる。具体的には、請求項2のように、表示手段が地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合うか否かを判断する判断手段(8)と、を備え、表示手段が地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合うと判断手段によって判断されたときには、表示制御手段が、選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、名称情報同士の重なり合いを解消することが考えられる。このようにすれば、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすくすることができる。
この場合、上述のように表示される複数の名称情報の重なり合いを解消する手法としては、以下のような様々な手法が考えられる。
(イ)まず、優先度が低い名称情報を非表示とすることが考えられる。具体的には、請求項3のように、表示手段が地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合って表示されると判断手段によって判断されたときには、表示制御手段が、選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、重なり合う複数の名称情報のうちその種別の優先度が他方に比べて低い名称情報を非表示とし、重なり合う複数の名称情報のうちその種別の優先度が他方に比べて高い名称情報をその位置に表示させることが考えられる。このようにすれば、ユーザにとって有益ではない名称情報を表示させないことで上述の重なり合いを解消することができ、したがって、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすくすることができる。
(ロ)また、優先度が低い名称情報を移動させることが考えられる。具体的には、請求項4のように、表示手段が地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合って表示されると判断手段によって判断されたときには、表示制御手段が、選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、重なり合う複数の名称情報のうちその種別の優先度が他方に比べて低い名称情報を他方と重ならない位置へ移動させ、重なり合う複数の名称情報のうちその種別の優先度が他方に比べて高い名称情報をその位置に表示させることが考えられる。このようにすれば、ユーザにとって有益ではない名称情報を移動させることで上述の重なり合いを解消することができ、したがって、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすくすることができる。
(ハ)また、上述のような重なり合いが発生している地図の部分について部分拡大図を生成して表示手段に表示させることが考えられる。具体的には、請求項5のように、表示手段が地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合って表示されると判断手段によって判断されたときには、表示制御手段が、選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、重なり合う複数の名称情報同士が重なり合わない程度に縮尺を小さくした拡大地図を別途生成して表示させることが考えられる。このようにすれば、上述のように重なり合う複数の名称情報を部分拡大図では重ならないように表示させることができ、したがって、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすくすることができる。
(ニ)また、上述のように重なり合う複数の名称情報を順に表示することが考えられる。具体的には、請求項6のように、表示手段が地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合って表示されると判断手段によって判断されたときには、表示制御手段が、選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、重なり合う複数の名称情報を順に表示させることが考えられる。このようにすれば、上述のように重なり合う複数の名称情報を重ならないように表示させることができ、したがって、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすくすることができる。
ところで、上述のように、選択手段が、車両状況判定手段によって判定された車両の状況に適した優先度表を優先度表記憶手段が記憶する優先度表から選択する際には、各優先度表に付された係数の値がより高い方を選択することが考えられる。具体的には、請求項7のように、選択手段が、車両状況判定手段によって判定された車両の状況に適した優先土俵を優先度表記憶手段が記憶する優先度表から選択する際には、上述の車両の状況に応じて優先度表ごとに算出された係数の値が最も高い優先度表を選択することが考えられる。このようにすれば、ユーザの嗜好にあった優先度表を選択することができ、したがって、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすくすることができる。
この場合、選択候補が複数存在する際には、それら優先度表を合成して新たな優先度表を生成して用いることが考えられる。具体的には、請求項8のように、車両の状況に応じて優先度表ごとに算出された係数の値が最も高い優先度表が複数存在する場合には、選択手段が、それら複数の優先度表を合成して新たな優先度表を生成して用いることが考えられる。このようにすれば、ユーザの嗜好により合った優先度表を新たに生成することができ、したがって、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすくすることができる。
ところで、地図上に存在する名称情報の数量が多くなると、上述のような重なり合いが発生しやすくなり、ユーザにとって有益な名称情報を確認しにくくなるという問題がある。そこで、優先度が所定の順位よりも低い名称情報を非表示とすることが考えられる。具体的には、請求項9のように、表示制御手段が、選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、その種別の優先度が所定の順位よりも低い名称情報を非表示とし、その種別の優先度が所定の順位以上である名称情報を表示させることが考えられる。このようにすれば、ユーザにとって有益ではない名称情報を表示させないようにすることができ、したがって、ユーザにとって有益な名称情報を確認しやすくすることができる。また、表示制御手段の処理負担を軽減することができるとともに、表示制御手段の処理時間を短縮することができ、したがって、ユーザが表示完了まで待つ時間が短縮され、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1は地図表示機能を有するナビゲーション装置100の概略構成図である。また、図2(a)はナビゲーション装置100の表示装置10aによる表示例を示す説明図(1)であり、図2(b)はナビゲーション装置100の表示装置10aによる表示例を示す説明図(2)である。また、図4(a)は非案内時の表示優先度表を示す説明図であり、図4(b)は非案内時の表示優先度表に従って作成した地図の表示例である。また、図5(a)は案内時の表示優先度表を示す説明図であり、図5(b)は案内時の表示優先度表に従って作成した地図の表示例である。
[ナビゲーション装置100の構成の説明]
ナビゲーション装置100は、位置検出器1、地図データ入力器6、外部記憶媒体7、表示装置10a、操作スイッチ群11、リモコンセンサ12およびこれらを統合的に制御する制御装置8を備えている。なお、必要に応じて後席用表示装置10bを備えることも可能である。
制御装置8は、現在位置検出手段8a、地図データ格納手段8b、マーク地点データ格納手段8c、およびデータ処理手段8dなどからなる。なお、制御装置8は通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどが備えられている。
また、制御装置8は、図4(a)や図5(a)に例示するような各種の表示優先度表を記憶する。この表示優先度表は、表示装置10aが地図情報の一部を表示する場合において複数の名称データ(名称情報)同士が地図上で重なり合うときに、優先的に表示させる名称データをその種別ごとに特定のルールに従って順位付けした表である。これら表示優先度表は、優先度と要素としての名称データの種別とを関連付けたレコードが登録されており、表示と非表示とを切り替えるための閾値Bが設定されている。なお、表示優先度表としては、ユーザの様々なニーズに沿うように、例えば、非案内時(図4(a)参照)や、案内時(図5(a)、図10(b)参照)、主婦やシニア(図10(a)参照)、若者などの利用者による種別に応じて特徴付けた表や、休日利用時や通勤利用時などの利用者の運転目的による種別に応じて特徴付けた表、一般道路や細街路、高速道路、有料道路などの道路の種別に応じて特徴付けた表などが挙げられる。また、図4(a)に例示する非案内時の表示優先度表に従って名称データを地図上に表示した場合には、図4(b)に示す表示例のようになる。また、図5(a)に例示する案内時の表示優先度表に従って名称データを地図上に表示した場合には、図5(b)に示す表示例のようになる。
なお、制御装置8は、表示制御手段、優先度表記憶手段、車両状況判定手段、選択手段、および判断手段に該当する。
位置検出器1は、いずれも周知のジャイロスコープ2、地磁気センサ3、車速センサ4、及び衛星の電波によって車両位置や現在日時を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。これらの出力を用いて、現在位置検出手段8dにて車両の現在位置や進行方向などの算出が可能である。これらのセンサ等2、3、4、5は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補間しながら使用するように構成されている。なお精度によっては上述した内の一部で構成してもよく、更にステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
地図データ入力器6は、地図データや、位置検出精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、経路案内用データ、マーク地点データなどを含む各種データを制御装置8に入力するための装置である。なお、地図データには、ノードデータ、リンクデータ、コストデータ、背景データ、道路データ、名称データ(名称情報)、マークデータ、交差点データ、施設のデータ等が含まれている。また、名称データの具体例としては、地名や地形名、施設の名称などが挙げられる。
また、この地図データ入力器6から制御装置8に入力された各種データは、地図データ格納手段8b、マーク地点データ格納手段8c、ガイドデータ格納手段8dなどに格納され、データ処理手段8eによって加工され利用される。但し、ここで前記8b、8c、8dの手段に保持されるデータは、制御装置8内のROMデータとして与えられてもよく、また必要に応じて地図データ入力器6から取得してもよい。なお、特に当該ナビゲーション装置100では、各マーク地点データは、ガイド実施の距離条件判定パラメータとして、ガイド対象半径距離Rを持つものとする。
なお、地図データ入力器6は地図情報取得手段に該当する。
また、この地図データ入力器6にて使用する外部記憶媒体7としては、ナビゲーションに使用するデータ量の多さから一般的にDVD−ROMやCD−ROMが用いられる。但し、前記以外にも、HDDなどの磁気記録装置やメモリカード等の媒体を用いてもよい。
表示装置10aおよび後席用表示装置10bはカラー表示装置であり、これら表示装置の画面には、地図データ入力器6より入力された地図データに加えて、位置検出器1から入力された車両現在位置を表示するマークや、ユーザによって選択され、各種施設や地点をマークとして表示するためのマークデータや、更に地図上に表示する誘導経路などの付加データ、名称データなどを重ねて表示することが出来る。
なお、表示装置10aおよび後席用表示装置10bは表示手段に該当する。
また、ナビゲーション装置100は、操作スイッチ群11から、あるいはリモートコントロール端末(以下リモコンと称する)13を介してリモコンセンサ12から、目的地の位置を入力すると、現在位置からその目的地までの最適な経路を自動的に選択して誘導経路を形成し、案内音声出力及び案内画像表示などによって車両を目的地まで誘導する、いわゆる経路案内機能を備えている。操作スイッチ群11は、例えば表示装置10と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、各種入力に使用される。
[地図表示処理の説明]
次に、ナビゲーション装置100の制御装置8が実行する地図表示処理について図3のフローチャートを参照して説明する。
この地図表示処理は、運転者によってイグニッションキーが操作されてアクセサリ給電(ACC)の状態になり、ナビゲーション装置100の電源状態がオンとなったときに、制御装置8にて実行される処理である。
まず、通常地図の描画を行う(S110、図2(a)参照)。具体的には、地図データ入力器6が入力した地図データの一部(例えば、車両の現在位置を中心とする領域)を表示装置10aおよび後席用表示装置10bに表示させる。
続いて、表示優先度表の変更を指示する旨の信号が存在するか否かを判断する(S120)。具体的には、制御装置8が、当該ナビゲーション装置100が搭載される車両の状況を判定し、車両の状況が変化したか否かを判断する。なお、車両の状況の変化の具体例としては、経路が設定されたときや、高速道路や有料道路に入ったとき、連続運転時間が所定時間を越えたとき、観光地などの地点から所定距離内のエリアに入ったときなどが考えられる。このとき、車両の状況が変化したと判断したときには、表示優先度表の変更を指示する旨の信号を出力する。
ここで、表示優先度表の変更を指示する旨の信号が存在しないと判断された場合には(S120:ない)、車両の状況が変化していないと考えられるため、S110に戻る。一方、表示優先度表の変更を指示する旨の信号が存在すると判断された場合には(S120:ある)、車両の状況が変化したと判断する。続いて、その表示優先度表の変更を指示する旨の信号に対応した表示優先度表へ変更する(S130)。具体的には、上述の信号に対応する表示優先度表を、制御装置8が記憶する表示優先度表から選択する。この際、各表示優先度表に付された係数の値がより高い方を選択する。
続いて、変更された表示優先度表に定められた各名称データの種別ごとの優先度に従って、その種別の優先度が高い名称データを優先的に表示させる。具体的には、まず、設定値Aの値を数値「1」とする(S140)。続いて、表示優先度表における種別の優先度が設定値Aと同一である名称データをVRAMに描画する(S150)。ここで、表示優先度表ごとに設定された、表示と非表示とを切り替えるための閾値Bと設定値Aとを比較する(S160)。設定値Aの値が閾値Bの値より小さい場合には(A<B)、設定値Aに数値「1」を加算し(S190)、S150に戻る。一方、設定値Aの値が閾値Bの値以上である場合には(A>=B)、重なり回避処理を実行する(S170)。なお、重なり回避処理については後述する。そして、重なり回避処理を実行した後のVRAMを実際に表示装置10aに表示させる(S180、図2(b)参照)。そして、S110に戻る。
[重なり回避処理(1)の説明]
次に、ナビゲーション装置100の制御装置8が実行する重なり回避処理(1)について図6のフローチャートを参照して説明する。
この重なり回避処理(1)は、上述の地図表示処理のサブルーチンであり、地図表示処理を実行中にS170に移行した際に制御装置8にて実行される処理である。
まず、表示優先度表における種別の優先度が数値「1」である名称データをVRAMに描画する(S205)。
続いて、優先度1と優先度2との重なり回避を行う。すなわち、表示優先度表における種別の優先度が数値「2」である名称データをVRAMに描画し(S210)、VRAM上で名称データ同士が重なり合うか否かを判断する(S215)。VRAM上で名称データ同士が重なり合っていないと判断された場合には(S215:なし)、後述するS220に移行する。一方、VRAM上で名称データ同士が重なり合っていると判断された場合には(S215:あり、図11(a)参照)、その重なり合っている名称データの優先度を比較する(S240)。基準となる優先度2の名称データが優先度1の名称データと重なり合う場合には(S240:優先度1と重なる)、優先度で劣る「優先度2の名称データ」を、優先度1の名称データから遠ざかるように、地図上のX軸方向およびY軸方向へ所定の距離(図7中の距離「1」が相当)分移動させ(S255、図7参照)、S215に戻る。一方、基準となる優先度2の名称データが他の優先度2の名称データと重なり合う場合には(S240:優先度2と重なる)、優先度が同等であるため、地図上における各名称データの位置と自車位置との距離を比較する(S245)。基準となる優先度2の名称データの方が他の優先度2の名称データよりも自車位置から遠い場合には(S245:遠い)、その基準となる優先度2の名称データを移動させ(S255)、S215に戻る。一方、基準となる優先度2の名称データの方が他の優先度2の名称データよりも自車位置から近い場合には(S245:近い)、S240に戻り、基準となる優先度2の名称データを変更する。なお、このような重なり回避処理を、名称データの重なり合いが解消されるまで繰り返し実行する。
続いて、優先度2と優先度3との重なり回避を行う。すなわち、表示優先度表における種別の優先度が数値「3」である名称データをVRAMに描画し(S220)、VRAM上で名称データ同士が重なり合うか否かを判断する(S225)。VRAM上で名称データ同士が重なり合っていないと判断された場合には(S225:なし)、後述するS230に移行する。一方、VRAM上で名称データ同士が重なり合っていると判断された場合には(S225:あり、図11(a)参照)、その重なり合っている名称データの優先度を比較する(S260)。基準となる優先度3の名称データが優先度2の名称データと重なり合う場合には(S260:優先度2と重なる)、優先度で劣る「優先度3の名称データ」を、優先度2の名称データから遠ざかるように、地図上のX軸方向およびY軸方向へ所定の距離(図7中の距離「1」が相当)分移動させ(S270)、S225に戻る。一方、基準となる優先度3の名称データが他の優先度3の名称データと重なり合う場合には(S260:優先度3と重なる)、優先度が同等であるため、地図上における各名称データの位置と自車位置との距離を比較する(S265)。基準となる優先度3の名称データの方が他の優先度3の名称データよりも自車位置から遠い場合には(S265:遠い)、その基準となる優先度3の名称データを移動させ(S270)、S225に戻る。一方、基準となる優先度3の名称データの方が他の優先度3の名称データよりも自車位置から近い場合には(S265:近い)、S260に戻り、基準となる優先度3の名称データを変更する。なお、このような重なり回避処理を、名称データの重なり合いが解消されるまで繰り返し実行する。
続いて、優先度3と優先度4との重なり回避を行う。すなわち、表示優先度表における種別の優先度が数値「4」である名称データをVRAMに描画し(S230)、VRAM上で名称データ同士が重なり合うか否かを判断する(S235)。VRAM上で名称データ同士が重なり合っていると判断された場合には(S235:あり、図11(a)参照)、その重なり合っている名称データの優先度を比較する(S275)。基準となる優先度4の名称データが優先度3の名称データと重なり合う場合には(S275:優先度3と重なる)、優先度で劣る「優先度4の名称データ」を非表示に設定し(S285)、S235に戻る。一方、基準となる優先度4の名称データが他の優先度4の名称データと重なり合う場合には(S275:優先度4と重なる)、優先度が同等であるため、地図上における各名称データの位置と自車位置との距離を比較する(S280)。基準となる優先度4の名称データの方が他の優先度4の名称データよりも自車位置から遠い場合には(S280:遠い)、その基準となる優先度4の名称データを移動させ(S270)、S235に戻る。一方、基準となる優先度4の名称データの方が他の優先度4の名称データよりも自車位置から近い場合には(S280:近い)、S275に戻り、基準となる優先度4の名称データを変更する。なお、このような重なり回避処理を、重なりが解消されるまで繰り返し実行し、VRAM上で名称データ同士が重なり合っていないと判断された場合には(S235:なし)、優先度4と優先度5との重なり回避を行うといった具合に、優先度の値が閾値と等しくなるまで繰り返し実行する。そして、優先度の値が閾値Bと等しくなったら本サブルーチンを終了する。
[重なり回避処理(2)の説明]
次に、ナビゲーション装置100の制御装置8が実行する重なり回避処理(2)について図8のフローチャートを参照して説明する。
この重なり回避処理(2)は、上述の地図表示処理のサブルーチンであり、地図表示処理を実行中にS170に移行した際に、制御装置8にて上述の重なり回避処理(1)と並行して実行される処理である。
まず、地図上の名称データが重なり合う箇所を中心とする領域について、2段階詳細な地図をVRAMに描画し(S310)、VRAM上で名称データ同士が重なり合うか否かを判断する(S320)。VRAM上で名称データ同士が重なり合っていると判断された場合には(S320:あり、図11(a)参照)、上述の地図上の名称データが重なり合う箇所を中心とする領域について、さらに1段階詳細な地図をVRAMに描画し(S340)、S320に戻る。一方、VRAM上で名称データ同士が重なり合わないと判断された場合には(S320:なし)、VRAM上に描画された画像から、重なり合いが解消された名称データが含まれる矩形領域の画像を切り取って表示装置10aおよび後席用表示装置10bに表示させる。なおこの場合、切り取った矩形領域の画像のみを表示装置10aおよび後席用表示装置10bに表示させてもよいし、先の110にて表示装置10aおよび後席用表示装置10bに表示させた地図データの一部(例えば、車両の現在位置を中心とする領域)と同時に、その切り取った矩形領域の画像を表示させてもよい(図12(b)参照)。
そして、本サブルーチンを終了する。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態のナビゲーション装置100によれば、上述の地図表示処理を実行することにより、制御装置8が、当該ナビゲーション装置100が搭載される車両の状況を判定し、判定された車両の状況に適した表示優先度表を選択し、選択された表示優先度表に定められた各名称データの種別ごとの優先度に従って、その種別の優先度が高い名称データを優先的に表示装置10aおよび後席用表示装置10bに表示させる。このことにより、地図データを表示する際に、ユーザにとって有益な名称データを確認しやすく表示することができる。
(2)また、第一実施形態のナビゲーション装置100によれば、地図上に存在する名称データ同士が重なり合う場合には、上述の地図表示処理のサブルーチンである重なり回避処理を実行することでその重なり合いを解消する。一例を挙げると、優先度が低い名称データを非表示とすることや、優先度が低い名称データを移動させること、優先度が等しい名称データ同士が重なり合う場合にはその重なり合いが発生している地図の部分について部分拡大図を生成することなどである。このことにより、ユーザにとって有益な名称データを確認しやすくすることができる。
(3)また、第一実施形態のナビゲーション装置100によれば、地図表示処理のS130において、表示優先度表の変更を指示する旨の信号に対応した表示優先度表へ変更する際に、各表示優先度表に付された係数の値がより高い方を選択する。このことにより、ユーザの嗜好にあった表示優先度表を選択することができ、したがって、ユーザにとって有益な名称データを確認しやすくすることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、優先度が等しい名称データ同士が重なり合う場合にはその重なり合いが発生している地図の部分について部分拡大図を生成することでその重なり合いを解消するが、これには限られず、後述する重なり回避処理(3)を実行することにより、それら重なり合う複数の名称データを順に表示することでその重なり合いを解消するようにしてもよい。
[重なり回避処理(3)の説明]
次に、ナビゲーション装置100の制御装置8が実行する重なり回避処理(3)について図8のフローチャートを参照して説明する。
この重なり回避処理(3)は、上述の地図表示処理のサブルーチンであり、地図表示処理を実行中にS170に移行した際に、制御装置8にて上述の重なり回避処理(2)の代わりに実行される処理である。
まず、表示優先度表における種別の優先度が数値「1」である名称データをVRAMに描画し(S410)、VRAM上で名称データ同士が重なり合うか否かを判断する(S420)。VRAM上で名称データ同士が重なり合うと判断された場合には(S420:あり)、それら重なり合う名称データを交互に表示させるように設定し(S440、図11(b)参照)、S420に戻る。一方、VRAM上で名称データ同士が重なり合わないと判断された場合には(S420:なし)、表示優先度表における種別の優先度が数値「1」である名称データを表示装置10aおよび後席用表示装置10bに表示させる(S430)。
そして、本サブルーチンを終了する。
このようにすれば、上述のように重なり合う複数の名称データを重ならないように表示させることができ、したがって、ユーザにとって有益な名称データを確認しやすくすることができる。
(2)上記実施形態では、優先度が等しい名称データ同士が重なり合う場合にはその重なり合いが発生している地図の部分について部分拡大図を生成することでその重なり合いを解消するが、これには限られず、図12(a)に例示するように、地図上の指示線や関連情報を示す図形を利用して、地点と名称データとを関連付け、名称データを移動させることでその重なり合いを解消するようにしてもよい。
(3)また、優先度が所定の順位よりも低い名称データを非表示とするようにしてもよい。一例を挙げると、優先度が第8位以上の名称データについては地図上に表示し、優先度が第9位以下の名称データについては非表示とするといった具合である。このようにすれば、ユーザにとって有益ではない名称データを表示させないようにすることができ、したがって、ユーザにとって有益な名称データを確認しやすくすることができる。また、制御装置8の処理負担を軽減することができるとともに、制御装置8の処理時間を短縮することができ、したがって、ユーザが表示完了まで待つ時間が短縮され、ユーザの利便性を向上させることができる。
(4)上記実施形態では、地図表示処理のS130において、表示優先度表の変更を指示する旨の信号に対応した表示優先度表へ変更する際に、各表示優先度表に付された係数の値がより高い方を選択するが、選択候補が複数存在する場合には、それら表示優先度表を合成して新たな表示優先度表を生成して用いるようにしてもよい。具体的には、図10に例示するように、各表示優先度表には、名称データの種別ごとにスコア値が設定されており、図10(a)に例示するシニア用の表示優先度表と、図10(b)に例示する案内時の表示優先度表とを合成する際には、同じ種別のスコア値の平均値を算出する(図10(c)参照)。なお、表示と非表示とを切り替えるための閾値Bについては、両者の平均値に設定する。このようにすれば、ユーザの嗜好により合った表示優先度表を新たに生成することができ、したがって、ユーザにとって有益な名称データを確認しやすくすることができる。
ナビゲーション装置100の概略構成図である。 (a)は表示装置10aおよび後席用表示装置10bによる表示例を示す説明図(1)であり、(b)は表示装置10aおよび後席用表示装置10bによる表示例を示す説明図(2)である。 ナビゲーション装置100の制御装置8が実行する地図表示処理を示すフローチャートである。 (a)は非案内時の表示優先度表を示す説明図であり、(b)は非案内時の表示優先度表に従って作成した地図の表示例である。 (a)は案内時の表示優先度表を示す説明図であり、(b)は案内時の表示優先度表に従って作成した地図の表示例である。 ナビゲーション装置100の制御装置8が実行する重なり回避処理(1)を示すフローチャートである。 (a)は重なり回避処理を説明する説明図(1)であり、(b)は重なり回避処理を説明する説明図(2)である。 ナビゲーション装置100の制御装置8が実行する重なり回避処理(2)を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置100の制御装置8が実行する重なり回避処理(3)を示すフローチャートである。 (a)はシニア用の表示優先度表を示す説明図であり、(b)は案内時の表示優先度表(2)を示す説明図であり、(c)は二つの表示優先度表を合成して新たに生成した表示優先度表を示す説明図である。 (a)は重なり回避処理を説明する説明図(3)であり、(b)は重なり回避処理を説明する説明図(4)である。 (a)は重なり回避処理を説明する説明図(5)であり、(b)は重なり回避処理を説明する説明図(6)である。
符号の説明
1…位置検出器、2…ジャイロスコープ、3…地磁気センサ、4…車速センサ、5…GPS受信機、6…地図データ入力器、7…外部記憶媒体、8…制御装置、8a…現在位置検出手段、8b…地図データ格納手段、8c…マーク地点データ格納手段、8d…ガイドデータ格納手段、8e…データ処理手段、9…スピーカ、10a…表示装置、10b…後席用表示装置、11…操作スイッチ群、12…リモコンセンサ、13…リモコン

Claims (9)

  1. 名称情報を含む地図情報を取得可能な地図情報取得手段と、
    前記地図情報取得手段が取得した地図情報の一部を表示可能な表示手段と、
    前記地図情報取得手段が取得した地図情報の一部を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段が前記地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合うときに、優先的に表示させる名称情報をその種別ごとに特定のルールに従って順位付けした優先度表を記憶する優先度表記憶手段と、
    当該地図表示装置が搭載される車両の状況を判定する車両状況判定手段と、
    前記車両状況判定手段によって判定された車両の状況に適した優先度表を前記優先度表記憶手段が記憶する優先度表から選択する選択手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、その種別の優先度が高い名称情報を優先的に表示させること
    を特徴とする地図表示装置。
  2. 請求項1に記載の地図表示装置において、
    前記表示手段が前記地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合うか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記表示手段が前記地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合うと前記判断手段によって判断されたときには、前記選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、複数の名称情報同士の重なり合いを解消すること
    を特徴とする地図表示装置。
  3. 請求項2に記載の地図表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示手段が前記地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合って表示されると前記判断手段によって判断されたときには、前記選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、重なり合う複数の名称情報のうちその種別の優先度が他方に比べて低い名称情報を非表示とし、重なり合う複数の名称情報のうちその種別の優先度が他方に比べて高い名称情報をその位置に表示させること
    を特徴とする地図表示装置。
  4. 請求項2に記載の地図表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示手段が前記地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合って表示されると前記判断手段によって判断されたときには、前記選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、重なり合う複数の名称情報のうちその種別の優先度が他方に比べて低い名称情報を他方と重ならない位置へ移動させ、重なり合う複数の名称情報のうちその種別の優先度が他方に比べて高い名称情報をその位置に表示させること
    を特徴とする地図表示装置。
  5. 請求項2に記載の地図表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示手段が前記地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合って表示されると前記判断手段によって判断されたときには、前記選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、重なり合う複数の名称情報同士が重なり合わない程度に縮尺を小さくした拡大地図を別途生成して表示させること
    を特徴とする地図表示装置。
  6. 請求項2に記載の地図表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示手段が前記地図情報の一部を表示する場合において複数の名称情報同士が重なり合って表示されると前記判断手段によって判断されたときには、前記選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、重なり合う複数の名称情報を順に表示させること
    を特徴とする地図表示装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載の地図表示装置において、
    前記選択手段は、前記車両状況判定手段によって判定された車両の状況に適した優先度表を前記優先度表記憶手段が記憶する優先度表から選択する際には、前記車両の状況に応じて優先度表ごとに算出された係数の値が最も高い優先度表を選択することを特徴とする地図表示装置。
  8. 請求項7に記載の地図表示装置において、
    前記選択手段は、前記車両の状況に応じて優先度表ごとに算出された係数の値が最も高い優先度表が複数存在する場合には、それら複数の優先度表を合成して新たな優先度表を生成して用いることを特徴とする地図表示装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れかに記載の地図表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択された優先度表に定められた各名称情報の種別ごとの優先度に従って、その種別の優先度が所定の順位よりも低い名称情報を非表示とし、その種別の優先度が所定の順位以上である名称情報を表示させること
    を特徴とする地図表示装置。
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