JP2009030895A - 室外ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】室外ユニットの熱交換器を保護するガード部材を備える室外ユニットにおいて、熱交換器へのガード部材の取り付けを容易にする。
【解決手段】熱交換器50の露出面に被さるフィンガード54を備えた空気調和装置の室外ユニットにおいて、フィンガード54は、規則的に並ぶ複数の開口を有し、熱交換器50の一端部には、熱交換器50の露出面側において突出する突起52cが形成され、フィンガード54は、その一端に位置する開口が突起52cに引っ掛けられて支持される構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和装置の室外ユニットに関する。
従来、空気調和装置の室外ユニットが備える熱交換器には、熱交換器のフィンに人体等が接触するのを防止すること、および、接触等による熱交換器のフィンの変形を防止することを目的として、熱交換器を覆うガード部材が取り付けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−136003公報
上記従来の構成では、熱交換器へのガード部材の取り付けは、例えば、結束バンドで熱交換器とガード部材とを締め付けるようにして行われており、取り付け作業に手間がかかるという問題があった。
そこで本発明は、室外ユニットの熱交換器を保護するガード部材を備える空気調和装置の室外ユニットにおいて、熱交換器へのガード部材の取り付けを容易にすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、室外熱交換器の露出面に被さるガード部材を備えた空気調和装置の室外ユニットにおいて、前記ガード部材は、規則的に並ぶ複数の開口を有し、前記室外熱交換器の一端部には、前記室外熱交換器の前記露出面側において突出する突起が形成され、前記ガード部材は、その一端に位置する前記開口が前記突起に引っ掛けられて支持されることを特徴とする室外ユニットを提供する。
この構成によれば、空気調和装置の室外ユニットにおいて、ガード部材が開口を有し、熱交換器の一端部には、熱交換器の前記露出面側において突出する突起が形成され、ガード部材は、ガード部材の開口に突起を引っ掛けられて支持されるため、取り付け時には引っ掛けるだけで済むので、熱交換器へのガード部材の取り付けが容易になる。
上記構成において、前記室外熱交換器は、冷媒が流れるチューブに、複数の板状のフィンを並べて取り付けた構成を有し、前記室外熱交換器の一方の端に位置する前記フィンの外側には、前記フィンと平行に板状のエンドプレートが配設され、このエンドプレートの前記露出面側の側縁部が折り曲げられてリブが形成され、このリブの一部が延設されて前記突起が形成された構成としても良い。
この場合、リブの一部が延設されて突起が形成されるため、板状のエンドプレートにリブを形成する工程で、同時に突起を成形できるため、製造に手間がかからないという利点がある。
上記構成において、前記突起の先端は、前記室外熱交換器の露出面とは反対側に折り曲げられてフック形状に構成されても良い。
この場合、突起の先端のフック形状にガード部材が引っ掛かるため、ガード部材の取り付け作業時に仮止めしたガード部材が外れにくくなり、ガード部材の取り付けが容易になる。また、ガード部材の取り付け後においても、突起からのガード部材の脱落を防止できる。
上記構成において、前記ガード部材は、その先端が前記突起に引っ掛けられ、前記露出面に沿って敷設されて、その末端が前記熱交換器の他端部に固定されるものであり、前記ガード部材が有する前記開口部は、前記ガード部材の敷設方向と平行でない辺からなる枠で囲まれた形状としても良い。
ここで、辺とは、枠を構成する直線又は曲線の縁のうち、面取りにより生じた直線を除くものを指す。
この場合、ガード部材は、ガード部材の敷設方向に歪み易く、この歪みによって伸縮可能であるため、ガード部材が適度な引張りの復元力を持つ状態で熱交換器に取り付けられる。このため、ガード部材が脱落しにくく、容易に確実な取り付けができる。
上記構成において、前記ガード部材の枠を構成する辺のうち先端側の辺が、前記突起の幅よりも長い直線で構成されたものとしても良い。
この場合、ガード部材の先端側の辺が直線で、かつ、突起の幅よりも長いため、ガード部材の先端側の辺に突起が確実に入り込み、この辺と突起とが直線同士で接するため、ガード部材を安定した状態で固定できる。
上記構成において、前記突起は、前記室外熱交換器の一端部に複数並べて設けられ、前記突起間のピッチは、前記ガード部材の前記開口部が並ぶピッチの整数倍となっているものとしても良い。
この場合、1箇所の突起とガード部材の開口の所定の部分とを一致させると、他の箇所の突起とガード部材の開口の位置とが一致するため、取り付けが容易になる。
本発明によれば、室外ユニットの熱交換器を覆うガード部材を備える空気調和装置の室外ユニットにおいて、熱交換器へのガード部材の取り付けが容易になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
本実施形態に係る空気調和装置は、室内ユニット(図示略)と室外ユニット10とが冷媒配管で接続されてなる冷媒回路を構成し、この冷媒回路に冷媒を流して冷房運転及び暖房運転を行う。室外ユニット10は、冷媒と室外空気との間で熱交換し、冷房運転時には冷媒を凝縮させて外気に熱を放出し、暖房運転時には冷媒を蒸発させて外気から熱を取り込むものである。なお、以下に述べる上下、左右、側面および背面といった方向は、室外ユニット10を設置した状態でその正面側から見た場合の方向を示している。
図1は、室外ユニット10の正面図であり、図2は室外ユニット10を上方から見た平面図である。図3は、背面側から見た室外ユニット10の斜視図である。図1の例では、天板17、前面パネル13a、前面パネル13b及び外板14を取り外した状態を示している。図2では、天板17を外した状態を示す。図3では、フィンガード54の一部を省略して示す。
室外ユニット10は、略直方体箱形状のユニットケース11を備え、ユニットケース11は、底板12、天板17、前面パネル13a、前面パネル13b及び外板14を有し、ユニットケース11の内部は、鉛直に延びる仕切り板15によって、熱交換室R1と機械室R2とに仕切られている。さらに、仕切り板15は、上下に分割された上部仕切り板15aと下部仕切り板15bとから構成されている。
図2に示した室外ユニット10の前面パネルは、仕切り板15を境に左右に二分割された前面パネル13aと前面パネル13bとで構成され、これらは各々独立して着脱自在である。前面パネル13aと前面パネル13bとを取り外して、作業者が前面側から熱交換室R1および機械室R2内の部品の脱着作業等のメンテナンス作業を行うことが可能である。
熱交換室R1には、熱交換器50と共に送風機22とが収容される。
送風機22は、熱交換室R1内の左右一対の支柱24L、24Rに台座25を介して固定されたファンモータ26と、このファンモータ26の軸に取り付けられたプロペラファン27とから構成され、このプロペラファン27が熱交換室R1の前面側に配置される。また、このプロペラファン27の周囲には、円筒状の風洞ケース28が配置され、この風洞ケース28の開口部が、通風路を確保しつつプロペラファン27への人体等の接触を防止可能なファンガード29で覆われる。
熱交換器50は、室外ユニット10の左側面及び背面に沿うように略L字形状に成形され、室外ユニット10の左側面及び背面の壁面部の一部を構成するように配置されている。外側に露出している熱交換器50の露出面には、ガード部材としてのフィンガード54が取り付けられている。
ファンモータ26によりプロペラファン27が回転駆動されると、室外ユニット10の周囲、より具体的には、熱交換器50の背面側及び左側面側から外気が熱交換室R1内に吸い込まれ、熱交換器50を通過した後に、熱交換室R1の前面の風洞ケース28を通って外に排出される。このように、室外ユニット10は、背面から空気を吸い込み、熱交換した空気を前面から吹き出すように構成されている。
機械室R2の略下部の空間には、冷媒回路の一部を構成する圧縮機31、アキュムレータ32および切替弁や凝縮弁といった弁体などが配管接続されて収容される。この機械室R2内の配管の一端側は、熱交換器50を介して室内ユニットと配管接続され、配管の他端側は室内ユニットに配管接続され、これにより、冷媒を循環する冷媒回路が構成される。
機械室R2の上部の空間には、空気調和装置を制御する制御基板などの各種電装品42が配設された電装ボックス40が配置される。この電装ボックス40は、電装品支持板41を有し、前面パネル13bと略平行に配置される電装品支持板41は、上部仕切り板15aに取り付けられている。また、電装品支持板41と上部仕切り板15aとは一体のユニットとして着脱可能である。
熱交換器50は、冷媒が流れるチューブ51の周りに放熱用のフィン53が配置されて構成されるフィン・アンド・チューブ型の熱交換器であり、これを二重に重ねて構成されている。チューブ51は多段に折り返して曲げられ、フィン53は板材を波状にして形成されており、効率が高められている。フィン53は外部に露出しているため、フィン53には人体等が接触する可能性があり、フィン53と人体等との直接の接触を防止する目的で、フィンガード54が、熱交換器50のほぼ全面、すなわち、熱交換器50が外部に露出する部分のほぼ全体に被せられるように取り付けられている。
熱交換器50は、略L字形状の熱交換器50の長手方向の両端においてフィン53及びチューブ51を保持する板状のエンドプレートを備えている。エンドプレートは、熱交換器50の長手方向に複数並んだフィン53と略平行に配設されている。一方のエンドプレートは、室外ユニット10の前面側に位置する前面側エンドプレート50aであり、他方は、室外ユニット10の背面側に位置する背面側エンドプレート50bである。
前面側エンドプレート50a、及び、背面側エンドプレート50bには、それぞれリブ52a、及び、リブ52bが形成されている。リブ52aとリブ52bとは、それぞれ前面側エンドプレート50a、及び、背面側エンドプレート50bの縁のうち、熱交換器50の露出面側の縁を折り曲げて形成され、それぞれL字の両端を延長する方向に立設されている。
フィンガード54は、通風のための略菱形の開口が規則的に配列された網目状のガード部材である。図4に示すように、配列の基本パターンは、一列目は略菱形の開口が縦方向にピッチYで連続して開口され、二列目は一列目の形状がY/2のピッチだけずらされた位置から開口が一列目と同様に配列され、網目の枠の幅を一定にしつつ開口の面積の密度が最も大きくなるように配列されたものである。このパターンの開口が横方向、すなわちフィンガード54の敷設方向に繰り返されて網目状部材が形成され、この部材からフィン53のほぼ全面を保護できる大きさの部材が切り出されて、フィンガード54が提供される。
フィンガード54の開口は、熱交換器50の長手方向と平行でない辺からなる略菱形の枠となっている。この枠は、熱交換器50の長手方向、すなわち、フィンガード54の敷設方向である略菱形の対角線の方向と略平行な力がかかると歪み易い。このため、フィンガード54を熱交換器50の長手方向に引っ張った場合、枠全体が歪み、フィンガード54は弾性を生じる。この弾性は、フィンガード54の材料自体の弾性が乏しくても十分に発揮される。このため、フィンガード54の材料としては、最小限の弾性を有する種々の樹脂や金属等を用いることができる。
フィンガード54の略菱形の開口において、熱交換器50の長手方向に略平行な方向を向く2つの端部には、上下方向に伸びる直線部が形成されている。この直線部のうち、フィンガード54の先端側に位置し、前面側エンドプレート50aの近傍に位置するものは、フィンガード54を引っ掛けるための突起52cを引っ掛ける引っ掛け部54aとして使用される。なお、フィンガード54の開口の上下の頂点は面取りされている。
フィンガード54は、熱交換器50に沿って略L字形状に熱交換器50の外側の露出面に取り付けられている。フィンガード54の一端は、前面側エンドプレート50aに連結され、他端は、背面側エンドプレート50bに連結され、それぞれの側で異なる取り付け方法によって3箇所ずつ連結されて、フィンガード54は熱交換器50に取り付けられる。
図4は、図3中に符号Aで示す部分を拡大して示す斜視図である。
前面側エンドプレート50aを折り曲げて形成されたリブ52aには、フィンガード54を引っ掛けるための突起52cが設けられている。突起52cは、フィンガード54の略菱形の開口が並ぶ縦方向のピッチYの整数倍に設定された所定のピッチで、前面側エンドプレート50aの略上段、略中段、略下段の3箇所にそれぞれ配設される。また、突起52cは、リブ52aと同時に成形できるため、製造に手間がかからない。
突起52cは、フィン53の露出面と略平行に、室外ユニット10の前面に向かって延びている。突起52cの長さは、フィンガード54が外れないように、少なくともフィンガード54の網目の枠の幅より長くされる。また、突起52cの幅は、引っ掛け部54aの長さより小さくされ、換言すると、引っ掛け部54aの長さは、突起52cの幅より大きい。また、突起52cの先端は、熱交換器50の露出面と反対側に折り曲げられてフック形状が形成されており、フィンガード54が外れにくくなっている。
フィンガード54を前面側エンドプレート50aに位置決めするには、フィンガード54の上端および下端がユニットケース11からはみ出さない位置で、突起52cにフィンガード54を引っ掛けるだけで良く、取り付けが非常に容易である。
図5は、図3中に符号Bで示す部分を拡大して示す斜視図である。
背面側エンドプレート50bに形成されたリブ52bの一部が幅広に形成され、この幅広部分には、貫通穴55が穿設されている。貫通穴55は、フィンガード54と熱交換器50とを連結する結束バンド56が挿通される穴であり、この貫通穴55とフィンガード54の開口とに結束バンド56を通して締め付けることで、フィンガード54が背面側エンドプレート50bに連結される。結束バンド56は、締め付け時の長さが調節できるものが用いられている。
貫通穴55が穿設される場所は、前面側エンドプレート50aに配設された突起52cと対称で、かつ、熱交換器50の長手方向において、引っ掛け部54aと貫通穴55との距離が近いことが好ましい。しかし、結束バンド56は、背面側エンドプレート50bの近傍であれば、フィンガード54のどの開口に挿通されても良く、図5のように両者の位置が離れている場合でも、結束バンド56は、長さを調節でき取り付け方向も自由であることから、連結が可能である。
ここで、図3を参照して、フィンガード54を熱交換器50に取り付ける手順を説明する。
まず、フィンガード54の縦方向の位置を決めるため、フィンガード54の上端および下端がユニットケース11からはみ出さない位置を探し、その縦方向の位置を保ちつつ、フィンガード54の一端を前面側エンドプレート50aに配設された3個の突起52cの下に潜り込ませるように引っ掛ける。
そして、熱交換器50の形状に沿わせてフィンガード54を図3中に矢印で示す方向に軽く引っ張りながら、背面側エンドプレート50bの方へフィンガード54の他端を持っていく。続いて、背面側エンドプレート50bに穿設された貫通穴55と、フィンガード54の他端の開口とに結束バンド56を通し、結束バンド56を締め付ける。
このとき、結束バンド56の締め付け力により、締め付け具合の調整をすることができる。フィンガード54は若干の伸縮性を有しており、フィンガード54が適度な引張りの復元力を持つ状態に締め付け具合を調節することで、突起52cからのフィンガード54の脱落を防止できる。また、突起52cの先端がフック形状であるため、取り付け後にフィンガード54が突起52cから外れにくい。
フィンガード54の一端を前面側エンドプレート50aに取り付ける際、例えば結束バンド56と貫通穴55を用いる方式を採った場合、作業者は片手でフィンガード54を適正位置に押さえながら、結束バンド56を貫通穴55に通して結束するため、作業に手間がかかる。
しかし、本実施の形態の方法では、フィンガード54の一端を突起52cに引っ掛けるだけで前面側エンドプレート50aに連結できるので、フィンガード54の取り付けが容易になる。また、突起52cの先端がフック形状であるため、取り付け作業時に、前面側エンドプレート50aに仮止めされたフィンガード54が外れにくく、背面側エンドプレート50bへの取り付けが容易になる。
以上説明したように、この構成によれば、フィンガード54が、熱交換器50の露出面側の一端部に配設された突起52cに、フィンガード54の開口を引っ掛けられて取り付けられるため、取り付け時には引っ掛けるだけで済むので、熱交換器50へのフィンガード54の取り付けが容易になる。
また、リブ52aの一部が延設されて突起52cが形成されるため、前面側エンドプレート50aにリブ52aを形成する工程で、同時に突起52cを成形できるため、製造に手間がかからないという利点がある。
また、突起52cの先端のフック形状にフィンガード54が引っ掛かるため、フィンガード54の取り付け作業時に仮止めしたフィンガード54が外れにくくなり、フィンガード54の取り付けが容易になる。また、フィンガード54の取り付け後においても、突起52cからのフィンガード54の脱落を防止できる。
また、フィンガード54の開口は、フィンガード54の敷設方向と平行でない辺からなる枠で囲まれた形状であるため、フィンガード54の敷設方向に歪み易く、この歪みによって伸縮可能であるため、フィンガード54が適度な引張りの復元力を持つ状態で熱交換器50に取り付けられる。このため、フィンガード54が脱落しにくく、容易に確実な取り付けができる。
また、引っ掛け部54aであるフィンガード54の先端側の辺が直線で、かつ、突起52cの幅よりも長いため、フィンガード54の先端側の辺に突起52cが確実に入り込み、この辺と突起52cとが直線同士で接するため、フィンガード54を安定した状態で固定できる。
また、突起52c間のピッチは、フィンガード54の開口部が並ぶピッチの整数倍となっているため、1箇所の突起52cとフィンガード54の開口の所定の部分とを一致させると、他の箇所の突起52cとフィンガード54の開口の位置とが一致するため、取り付けが容易になる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様であり、本発明は上記実施の形態に限定されないのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、略L字形状の熱交換器50を備える空気調和装置を例に挙げて説明したが、熱交換器50の形状は特に限定されるものではなく、平板形状等であっても良い。
また、フィンガード54の開口の形状は略菱形としているが、突起52cを引っ掛けることができれば、円形や多角形等の形状であっても良い。
また、フィンガード54は、フィン53に被さる構成としているが、フィン53に被さる構成に限らず、例えば、フィンガード54の長さを延長して、チューブ51にも被さるようにし、チューブ51のガードとしても機能する構成としても良い。
また、突起52cの先端部を、球状や曲面にしてエッジを取り除いた形状とすることで、突起52cに接触した人体等やフィンガード54が傷つくことを防止できる。
また、突起52cは、前面側エンドプレート50aに配設される構成としているが、突起52cを背面側エンドプレート50bにも配置し、同時に、より伸縮性の高いフィンガード54を使用することで、フィンガード54の取り付けを容易にすることができ、その他の細部構成についても任意に変更可能であることは勿論である。
本発明を適用した実施の形態に係る空気調和装置の室外ユニットの正面図である。 室外ユニットの天板等を外した状態の平面図である。 室外ユニットを背面側から見た斜視図である。 図3中に符号Aで示す部分を拡大して示す斜視図である。 図3中に符号Bで示す部分を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
R1 熱交換室
R2 機械室
10 室外ユニット
11 ユニットケース
26 ファンモータ
27 プロペラファン
28 風洞ケース
29 ファンガード
50 熱交換器
50a 前面側エンドプレート
50b 背面側エンドプレート
51 チューブ
52a リブ
52b リブ
52c 突起
53 フィン
54 フィンガード
54a 引っ掛け部
55 貫通穴
56 結束バンド

Claims (6)

  1. 室外熱交換器の露出面に被さるガード部材を備えた空気調和装置の室外ユニットにおいて、
    前記ガード部材は、規則的に並ぶ複数の開口を有し、
    前記室外熱交換器の一端部には、前記室外熱交換器の前記露出面側において突出する突起が形成され、
    前記ガード部材は、その一端に位置する前記開口が前記突起に引っ掛けられて支持されること、
    を特徴とする室外ユニット。
  2. 請求項1記載の室外ユニットにおいて、
    前記室外熱交換器は、冷媒が流れるチューブに、複数の板状のフィンを並べて取り付けた構成を有し、
    前記室外熱交換器の一方の端に位置する前記フィンの外側には、前記フィンと平行に板状のエンドプレートが配設され、このエンドプレートの前記露出面側の側縁部が折り曲げられてリブが形成され、このリブの一部が延設されて前記突起が形成されたことを特徴とする室外ユニット。
  3. 請求項1または2記載の室外ユニットにおいて、
    前記突起の先端は、前記室外熱交換器の前記露出面とは反対側に折り曲げられてフック形状に構成されたことを特徴とする室外ユニット。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の室外ユニットにおいて、
    前記ガード部材は、その先端が前記突起に引っ掛けられ、前記露出面に沿って敷設されて、その末端が前記熱交換器の他端部に固定されるものであり、
    前記ガード部材が有する前記開口部は、前記ガード部材の敷設方向と平行でない辺からなる枠で囲まれた形状であることを特徴とする室外ユニット。
  5. 請求項4記載の室外ユニットにおいて、
    前記ガード部材の枠を構成する辺のうち先端側の辺が、前記突起の幅よりも長い直線で構成されたことを特徴とする室外ユニット。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の室外ユニットにおいて、
    前記突起は、前記室外熱交換器の一端部に複数並べて設けられ、
    前記突起間のピッチは、前記ガード部材の前記開口部が並ぶピッチの整数倍となっていることを特徴とする室外ユニット。
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