JPH10141710A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JPH10141710A
JPH10141710A JP29378496A JP29378496A JPH10141710A JP H10141710 A JPH10141710 A JP H10141710A JP 29378496 A JP29378496 A JP 29378496A JP 29378496 A JP29378496 A JP 29378496A JP H10141710 A JPH10141710 A JP H10141710A
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blower
flow path
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孝春 青木
Yoichi Takatsuka
洋一 高塚
Kazunobu Okazaki
一展 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく保護枠を容易に且つ確実に
固定でき、運転時の圧縮機やファンなどの振動を吸収
し、さらに強度にも十分耐える保護枠固定構造の空気調
和機の室外ユニットを得ることを目的とする。 【解決手段】 内部に熱交換器4、圧縮機8及び送風機
6を収納した室外ユニット本体1と、送風機6に対向し
て設けられたベルマウス13と、このベルマウス13の
外側に取り付けられ、帯状部材を用いた保護枠14と、
ベルマウス13に設けられ、弾性を有する凸部と、保護
枠14の帯状部材の端部に設けられ、凸部と係合するス
トッパ部とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の室
外ユニットに係り、グリル部材の固定に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.図10は、例えば特開平4−131632号
公報に示された従来の空気調和機の室外ユニットの要部
断面図である。図において、101はファンガードであ
り、放射状の線材101aにうず巻状の線材101bを
溶接して構成されている。放射状の線材101aの端部
は、外周方向にL字状折り曲げられ、先端101aをベ
ルマウス102の内面に設けられた取付穴103にはま
り込むことによって固定される。また、ベルマウス10
2は、空気調和機の室外ユニット104の正面に設け放
射状の線材101aに対応する内壁102b位置に、線
材の直径より深い内壁凹部102a又は、線材が、ベル
マウス102の内面とほぼ面一になる内壁凹部102a
が設けられており、ファンガード101を取り付けた状
態で、ベルマウス102の内壁102bに、線材が突出
しない形状となっている。
【0003】次に動作を説明する。このように構成され
た空気調和機において、運転時の、風の流れは、ベルマ
ウス102の内壁102bに沿って回転しながら吹き出
されるため、円形の内壁102bに対して内壁凹部10
2aを利用して、ファンガード101の線材101aが
突出しないことによって、気流の乱れ、部分的なうずの
発生を、なくすことができる。
【0004】従来例2.図11は、例えば実開平2−3
8025号公報に示された他の従来の空気調和機の室外
ユニットの要部斜視図である。図に示すように、合成樹
脂製の天板にファンを取り囲む筒状壁209を連設し、
該筒状壁209の上端に開口された排風口3にこれを覆
う安全金網を取り付ける空調室外機の安全金網取付構造
であって、上記安全金網が排風口の中心から放射状に配
置された心棒205を備え、この心棒205の外周端部
205aを筒状壁209の軸心方向内側に折り曲げると
ともにその先端部205bを更に周方向あるいは径方向
に折り曲げる一方、筒状壁209に心棒205の先端部
205bを筒状壁209の軸心方向に挿通できる挿通孔
210を有する係合部211を設け、少なくとも1個の
係合部211の挿通孔210とこれに挿通された心棒2
05の外周端部205aとの間に形成される空隙に挿入
され、心棒205、外周端部205aを係合部11に抜
け止め状に係合させる固定部材12を設けたものであ
る。
【0005】従来例3.さらに他の従来例として、帯状
部材を用いた縦桟と横桟とからなる格子状保護枠を使用
した空気調和機の室外ユニットが知られている。この場
合の保護枠の取り付け方は、両端においては従来例1ま
たは従来例2と同様であり、上はベルマウスと天板にネ
ジで共締し、下はベルマウスと底板にネジで共締めして
固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
(1)従来例1 従来の空気調和機の室外ユニットの保護枠取付部は(特
開平04−131632号)、以上のように構成されて
いるので、運転時の圧縮機やファンなどの振動によって
保護枠とベルマウスの接触部からビビリ音が発生する等
の問題点があった。
【0007】(2)従来例2 また、他の従来の空気調和機の室外ユニットの保護枠取
付部は(実開平2−38025号)、以上のように構成
されているので、取付作業が難しく又取り付け部品点数
も多い等の問題点があった。
【0008】(3)従来例3 また、さらに他の従来の空気調和機の室外ユニットの保
護枠取付は、上はベルマウスと天板にネジで共締し、下
はベルマウスと底板にネジで共締めして固定しているの
で、運転時の圧縮機やファンなどの振動が天板に伝わる
おそれがあり、かつネジを使用しているため作業性が悪
いという問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、部品点数が少なく保護枠を容
易に且つ確実に固定でき、運転時の圧縮機やファンなど
の振動を吸収し、さらに強度にも十分耐える保護枠固定
構造の空気調和機の室外ユニットを得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る空
気調和機の室外ユニットは、内部に圧縮機及び送風機を
収納した室外ユニット本体と、送風機の後流側に設けら
れ、送風機により発生した気流の流路を形成する流路形
成部材と、この流路形成部材に対向するように本体の外
側に設けられ、気流を外部に流出させる開口部を有する
保護枠と、流路形成部材に設けられ、本体内部から発生
する圧縮機及び送風機等から伝達された振動が保護枠に
伝達されるのを抑制する第1の係合部と、保護枠に設け
られ、第1の係合部と係合する第2の係合部とを備えた
ことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明に係る空気調和機の室外ユ
ニットは、請求項1記載の空気調和機の室外ユニットに
おいて、保護枠は、帯状部材で構成されたことを特徴と
する。
【0012】請求項3の発明に係る空気調和機の室外ユ
ニットは、請求項1記載の空気調和機の室外ユニットに
おいて、第1の係合部は、突出部で構成されたことを特
徴とする。
【0013】請求項4の発明に係る空気調和機の室外ユ
ニットは、請求項1記載の空気調和機の室外ユニットに
おいて、第1の係合部は、近傍に振動吸収部を有する凹
部で構成されたことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明に係る空気調和機の室外ユ
ニットは、内部に圧縮機及び送風機を収納した室外ユニ
ット本体と、送風機の後流側の本体の前面に設けられ、
送風機により発生した気流の流路を形成する流路形成部
材と、この流路形成部材に対向するように本体の前面外
側に設けられ、気流を外部に流出させる開口部を有する
保護枠と、流路形成部材の上部に設けられた第3の係合
部と、保護枠の上部に設けられ、第3の係合部と係合す
る第4の係合部と、本体の上面を形成し、流路形成部材
の上端部と係合する天板とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による
空気調和機の室外ユニットの分解斜視図、図2は、この
発明の実施の形態1による空気調和機の室外ユニットの
保護枠の固定装置を示す要部分解斜視図、図3は、この
発明の実施の形態1による空気調和機の室外ユニットの
側面断面図である。
【0016】図において、1は室外ユニット、2は室外
ユニット1の外郭ケース天面部を構成する天板、3は室
外ユニット1の底面部を構成する底板、4は背面から側
部に沿って立設されたL字状の熱交換器、5はファン6
aとファンモータ6bを具備した送風機6をネジで固定
する固定金具、9はファン室と圧縮機8を設けた圧縮機
室とを区切る仕切り板9である。10は左側面部を構成
した熱交換吸入空気口を設けた側板、11は室外ユニッ
ト1の外郭右後方部を構成する右後方部板、12は室外
ユニット1の外郭右前面部と右側面部を構成しサービス
時の点検口をかねる右前面部板、13は中央部に円筒形
の曲面形状をした通風口17を有する流路形成部材であ
るところのベルマウスで、側板10と仕切り板9にネジ
などで固定されている。
【0017】14は帯状部材(線材)を用いた縦桟と横
桟14aとからなる人の手より小さい開口部を有する格
子状の保護枠で、図2に示すようにその横桟14aの一
本の左右端部をベルマウス13側に折れ曲げ、且つ帯状
部材の断面を変形させた第1の係合部であるところのス
トッパ部15を備えている。前記ベルマウス13には前
記保護枠14のストッパ部15と対応する位置に固定及
び勘合する穴を有した第2の係合部であるところの凸部
(突出部)16を設けてある。
【0018】保護枠14の上下の固定は、従来と同様上
部はベルマウス13と天板2にネジで共締し、下部はベ
ルマウス13と底板3にネジで共締めして固定してい
る。
【0019】次に動作を説明する。図3に示すように室
外ユニット1は、異物侵入防止等のために保護枠14を
前に置き、その後の熱交換後の排出空気の出口ある通風
口17を備えたベルマウス13を配置し、その後方に軸
流方式の送風機6を配置し、更にその後方に熱交換器4
が配置されているのでファンモータ6bが通電により駆
動されると軸先端に固定されているファン6aが回転
し、この回転に伴って外部から空気が熱交換器4を通っ
て流入し熱交換器4と熱交換を行い、通風口17から室
外ユニット1の外へ向かって流れる。又、このとき圧縮
機8は始動し運転している。従って、送風機6、圧縮機
8などの振動が室外ユニット1に伝達する。
【0020】上記構成による室外ユニット1の保護枠1
4の固定において、保護枠14の横桟14aの端部をベ
ルマウス13側に折れ曲げ、且つ帯状部材の断面を変形
させたストッパ部15をベルマウス13の保護枠14の
ストッパ部15と対応する位置及び勘合する穴を有した
凸部16に保護枠のストッパ部15を挿入し固定するの
で、固定作業が容易にでき量産性が向上すると共に保護
枠14とベルマウス13との接触面積が少ないためと、
固定部が凸形状になっているために弾性があり室外ユニ
ット運転時に送風機6、圧縮機8などの振動による保護
枠14のビビリ音、共振音が減少、吸収する。
【0021】上述の実施の形態では、保護枠14として
帯状部材を用いた縦桟と横桟とからなる格子状のものを
示したが、もちろん格子状のものに限られたものではな
く、例えばうず巻き状等のその他の形状のものでもよ
い。また、帯状部材でなく、例えば板に開口部を多数あ
けたものでもよい。
【0022】上述の実施の形態では、保護枠14として
帯状部材を用いた縦桟と横桟とからなる格子状のもので
上下部はネジで固定したものを示したが、例えばうず巻
き状のものであれば線材に上述の実施の形態の横桟14
aの固定方法を適用して保護枠全体の固定に適用でき
る。その場合は、ネジ等の固定部品は全く不要となる。
【0023】実施の形態2.上述の実施の形態1では、
横桟14aの端部をベルマウス13側に折れ曲げ、且つ
帯状部材の断面を変形させたストッパ部15を備えてい
るものを示したが、他の変形例を図について説明する。
図4は、この発明の実施の形態2による空気調和機の室
外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部分解斜視図で
ある。
【0024】図において、14は帯状部材を用いた縦桟
と横桟14aとからなる格子状保護枠で、その横桟14
aの端部をベルマウス13側に折れ曲げ、且つ先端部に
第1の係合部であるところの丸形状部18を形成したも
のである。他の構成は実施の形態1と同じであり、その
説明は省略する。
【0025】上記構成による室外ユニット1の保護枠1
4の固定において、保護枠14の周縁部のベルマウス1
3側に折れ曲がり且つ先端部を丸形に成形した丸形状部
18をベルマウス13の保護枠14の丸形状部18と対
応する位置及び勘合する凸部16に保護枠14の丸形状
部18を挿入し固定するので、固定作業が容易にでき量
産性が向上すると共に保護枠14とベルマウス13との
接触面積が少ないためと固定部が凸形状になっているた
めに弾性があり室外ユニット運転時に送風機6、圧縮機
8などの振動による保護枠14のビビリ音、共振音が減
少、吸収される。
【0026】上述の実施の形態2は、保護枠14として
帯状部材を用いた縦桟と横桟とからなる格子状のものを
示したが、もちろん格子状のものに限られたものではな
く、実施の形態1と同様その他の形状のものでもよく、
また保護枠14のベルマウス13への固定はネジを使用
しない横桟14aの固定方法を全体に適用してもよい。
【0027】実施の形態3.上述の実施の形態1、2で
は、ベルマウス13の保護枠14のストッパ部15と対
応する位置に固定及び勘合する穴を有した凸部16を設
けたものを示したが、他の変形例を図について説明す
る。図5は、この発明の実施の形態3による空気調和機
の室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部分解斜視
図である。
【0028】図において、14は帯状部材を用いた縦桟
と横桟14aとからなる格子状保護枠で、その横桟14
aの端部をベルマウス13側に折れ曲げ、且つさらに先
端部に第2の係合部であるところのL字部19を形成し
たものである。又ベルマウス13には保護枠14のL字
部19と対応する位置に上下に弾性を持たせるための振
動吸収部であるところの折り曲げ部30を有する第1の
係合部であるところの凹部20を設けたものである。他
の構成は実施の形態1と同じであり、その説明を省略す
る。
【0029】上記構成による室外ユニット1の保護枠1
4の固定において、保護枠14の端部をベルマウス13
側に折れ曲げ、且つさらに先端部に形成したL字部19
をベルマウス13の保護枠14のL字部19と対応する
位置の凹部20に保護枠14のL字部19を挿入し固定
するので、固定作業が容易にでき量産性が向上すると共
に保護枠14とベルマウス13との接触面積が少ないた
めと固定部が上下に弾性を持たせるための折り曲げ部3
0を有する凹形状になっているため、室外ユニット運転
時に送風機6、圧縮機8などの振動による保護枠14の
ビビリ音、共振音が減少、吸収される。
【0030】実施の形態4.実施の形態4は保護枠上部
の固定方法に関するもので、実施の形態4は保護枠を下
方から天板方向へ差込み保護枠を所定位置に配置できる
ように構成したものであり、上述の実施の形態1〜3と
それぞれ組み合わせて使用することができる。
【0031】図6は、この発明の実施の形態4による空
気調和機の室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部
分解斜視図、図7は、この発明の実施の形態4による空
気調和機の室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部
断面図である。図において、21は格子上蓋、14は帯
状部材を用いた縦桟と横桟とからなる格子状保護枠であ
る。格子上蓋21はいわゆるキャップ形状をしていて、
このキャップ形状の内側に格子部がスポット溶接で固定
されている。格子上蓋21上部にはベルマウス13の上
側端部と固定される第3の係合部であるところの固定部
22が形成され、ベルマウス13には上蓋21の固定部
22が挿入されるスリット及び段差のついた第4の係合
部であるところの取付部23があり、その段差は上蓋2
1の固定部22の板厚と固定ネジの厚み分が収まる寸法
となっている。
【0032】次に固定方法について説明する。まず、保
護枠14の上蓋固定部22をベルマウス13のスリット
及び段差のついた取付部23に下方より挿入しネジで固
定する。これに天板2を上方より覆いかぶせる。
【0033】上述の実施の形態4は、保護枠格子上蓋2
1の固定部22をベルマウス13のスリットと段差のつ
いた取付部23に挿入してネジ固定し、天板2により保
護枠14の固定箇所を覆う構成としたので、保護枠14
の固定ネジが隠れるため意匠性に優れた空気調和機の室
外ユニットを提供できる。また、保護枠14の上部はベ
ルマウス13に固定され、天板2を上方より覆いかぶせ
るので、室外ユニット運転時に送風機6、圧縮機8など
の振動が天板2に伝わりにくい。
【0034】実施の形態5.実施の形態5も保護枠上部
の固定方法に関するもので、実施の形態4は保護枠を下
方から天板方向へ差込み保護枠を所定位置に配置できる
ように構成したが、実施の形態5は保護枠を天板方向か
ら落とし込み、保護枠を所定の位置に配置できるように
構成したもので、実施の形態1〜3とそれぞれ組み合わ
せて使用することができる。
【0035】図8は、この発明の実施の形態5による空
気調和機の室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部
分解斜視図、図9は、この発明の実施の形態5による空
気調和機の室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部
断面図である。
【0036】図において、21は格子上蓋、14は帯状
部材を用いた縦桟と横桟とからなる格子状保護枠であ
る。格子上蓋21はいわゆるキャップ形状をしていて、
このキャップ形状の内側に格子部がスポット溶接で固定
されている。格子上蓋21の格子部スポット面と反対面
の一部はベルマウスに仮固定される第4の係合部である
ところの仮固定部24で、ベルマウス板厚分の段差のジ
ョックル部25があり、ベルマウス13には上蓋21の
仮固定部24が挿入する第3の係合部であるところの仮
取付穴26がある。又上蓋21の仮固定部24と同一面
状の端側面部にベルマウス13にネジ固定用のフランジ
27及び固定ネジ穴28があり、ベルマウス13には上
蓋21の固定ネジ穴28と対応する面にネジ下穴29が
設けられている。
【0037】次に固定方法について説明する。まず、保
護枠14の上蓋固定部22をベルマウス13の仮取付穴
26に挿入し下方向へスライドさせジョックル部25の
根元まで挿入する。そして同一軸線上に設けられている
上蓋21の端側面部の固定ネジ穴28とベルマウス13
の固定ネジ下穴29とをネジで固定する。
【0038】上述の実施の形態5は、保護枠の固定組立
作業が向上すると共に、室外ユニット運転時に送風機
6、圧縮機8などの振動が天板2に伝わりにくい。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明に係る空気調和機の室外
ユニットは、内部に圧縮機及び送風機を収納した室外ユ
ニット本体と、送風機の後流側に設けられ、送風機によ
り発生した気流の流路を形成する流路形成部材と、この
流路形成部材に対向するように本体の外側に設けられ、
気流を外部に流出させる開口部を有する保護枠と、流路
形成部材に設けられ、本体内部から発生する圧縮機及び
送風機等から伝達された振動が保護枠に伝達されるのを
抑制する第1の係合部と、保護枠に設けられ、第1の係
合部と係合する第2の係合部とを備えた構成にしたの
で、固定作業が容易にでき量産性が向上すると共に、室
外ユニット運転時に圧縮機、送風機等の振動による保護
枠のビビリ音、共振音が減少、吸収される。
【0040】請求項2の発明に係る空気調和機の室外ユ
ニットは、請求項1記載の空気調和機の室外ユニットに
おいて、保護枠は、帯状部材で構成されているので、そ
の帯状部材で第2の係合部を形成することができる。
【0041】請求項3の発明に係る空気調和機の室外ユ
ニットは、請求項1記載の空気調和機の室外ユニットに
おいて、第1の係合部が突出部で構成されているので、
突出部が本体内部から発生する圧縮機及び送風機等から
伝達された振動が保護枠に伝達されるのを抑制するの
で、室外ユニット運転時に圧縮機、送風機等の振動によ
る保護枠のビビリ音、共振音が減少、吸収される。
【0042】請求項4の発明に係る空気調和機の室外ユ
ニットは、請求項1記載の空気調和機の室外ユニットに
おいて、第1の係合部が近傍に振動吸収部を有するの
で、室外ユニット運転時に圧縮機、送風機等の振動によ
る保護枠のビビリ音、共振音が減少、吸収される。
【0043】請求項5の発明に係る空気調和機の室外ユ
ニットは、内部に圧縮機及び送風機を収納した室外ユニ
ット本体と、送風機の後流側の本体の前面に設けられ、
送風機により発生した気流の流路を形成する流路形成部
材と、この流路形成部材に対向するように本体の前面外
側に設けられ、気流を外部に流出させる開口部を有する
保護枠と、流路形成部材の上部に設けられた第3の係合
部と、保護枠の上部に設けられ、第3の係合部と係合す
る第4の係合部と、本体の上面を形成し、流路形成部材
の上端部に係合する天板とを備えた構成にしたので、保
護枠の上部は流路形成部材に固定されるので、天板には
室外ユニット運転時に圧縮機、送風機などの振動が伝わ
りにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
室外ユニットの分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部分解斜視図
である。
【図3】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
室外ユニットの側面断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による空気調和機の
室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部分解斜視図
である。
【図5】 この発明の実施の形態3による空気調和機の
室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部分解斜視図
である。
【図6】 この発明の実施の形態4による空気調和機の
室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部分解斜視図
である。
【図7】 この発明の実施の形態4による空気調和機の
室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部断面図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態5による空気調和機の
室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部分解斜視図
である。
【図9】 この発明の実施の形態5による空気調和機の
室外ユニットの保護枠の固定装置を示す要部断面図であ
る。
【図10】 従来の空気調和機の室外ユニットの要部斜
視図である。
【図11】 他の従来の空気調和機の室外ユニットの要
部斜視図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット本体、2 天板、4 熱交換器、6
送風機、8 圧縮機、13 ベルマウス、14 保護
枠、14a 横桟、15 ストッパ部、16 凸部、1
8 丸形状部、19 L字部、20 凹部、22 固定
部、23 取り付け部、24 仮固定部、26 仮取付
穴、30 折り曲げ部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に圧縮機及び送風機を収納した室外
    ユニット本体と、 前記送風機の後流側に設けられ、前記送風機により発生
    した気流の流路を形成する流路形成部材と、 この流路形成部材に対向するように前記本体の外側に設
    けられ、前記気流を外部に流出させる開口部を有する保
    護枠と、 前記流路形成部材に設けられ、前記本体内部から発生す
    る前記圧縮機及び送風機等から伝達された振動が前記保
    護枠に伝達されるのを抑制する第1の係合部と、 前記保護枠に設けられ、前記第1の係合部と係合する第
    2の係合部と、を備えたことを特徴とする空気調和機の
    室外ユニット。
  2. 【請求項2】 前記保護枠は、帯状部材で構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記第1の係合部は、突出部で構成され
    たことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外ユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 前記第1の係合部は、近傍に振動吸収部
    を有する凹部で構成されたことを特徴とする請求項1記
    載の空気調和機の室外ユニット。
  5. 【請求項5】 内部に圧縮機及び送風機を収納した室外
    ユニット本体と、 前記送風機の後流側の前記本体の前面に設けられ、前記
    送風機により発生した気流の流路を形成する流路形成部
    材と、 この流路形成部材に対向するように前記本体の前面外側
    に設けられ、前記気流を外部に流出させる開口部を有す
    る保護枠と、 前記流路形成部材の上部に設けられた第3の係合部と、 前記保護枠の上部に設けられ、前記第3の係合部と係合
    する第4の係合部と、 前記本体の上面を形成し、前記流路形成部材の上端部と
    係合する天板と、を備えたことを特徴とする空気調和機
    の室外ユニット。
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